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ミュートスレプリロイドの編集履歴

2024-07-02 21:03:28 バージョン

ミュートスレプリロイド

みゅーとすれぷりろいど

ネオ・アルカディアに所属する、レプリロイドの一種。こちらの記事にはその一覧を記載。

概要

ロックマンゼロシリーズに登場する、ネオ・アルカディアの中でも特に地位の高いレプリロイドの総称。

その立ち位置上、Xシリーズにおけるイレギュラーハンターとほぼ同意義の存在だが、ゼロシリーズにおける「イレギュラー」の立ち位置はレジスタンス(シエル)及びそれに加担するゼロの方である為、四天王や一部の大型メカニロイドと並んで、所謂同作の「ボスキャラクター」に相当する存在にあたる。

故に、いくつかの個体はゼロによって倒されている他、ドクターバイルに改造されて「(Xシリーズの)本来の意味に近いイレギュラー」に成り果ててしまった者もいる。


基本的にはロックマンゼロ1ゼロ2に登場する四天王配下のレプリロイド達を指すが、ゼロ3及びゼロ4に登場するバイル八審官アインヘルヤル八闘士等の無所属の者も含まれる。

また、バイル八審官は司法関係者という役職上、下記の動植物型の「戦闘形態」とは別に「人間形態」が備わっている。

ちなみに、四天王の名称も神話の登場人物や神話の登場人物の名前にちなむものであり、コピーエックスにも天使や神の意匠が含まれているが、彼らはエックスを元にした存在でクローンある為、ミュートスレプリロイドとは別に扱われている。

更に言うと、中ボスや大ボスのメカニロイドのモチーフにも伝承上の生物が関わっていることもある。


デザイン

デザインは「ミュートス(神話)」の名前を取っているように、その個体のほとんどは今までのレプリロイドに多かった動植物モデルに加え、神話などの登場人物(英雄)、伝説上の幻獣神獣(架空生物)などのモチーフを混ざたデザインになっている。

なお、元々の架空生物が現実世界の動植物モチーフであれば、動植物の方のモデルもそのままな場合も多い(+ガネーシャ+ペガサスなど)。

これらのデザインの特徴はメタ的には「今までのシリーズボスとの差別化」の部分があるのだが、設定的には「人々が新たなる信仰を求めた結果」というような理由もある。


必ず四肢が存在していたXシリーズのレプリロイド(8ボス)とは異なり、モデルの生き物に忠実な造形になっているのが特徴(ただ、基本的に二足歩行可能なら形状にされているのは変わらず)。

それ故、見た目はエックスゼロ達と同様に、Xシリーズから大きく様変わりしているように見えるが、前者の二人については「世界観の変更に伴うもので設定的に見た目は変わっていない」と公式で明言されている。

したがって、ミュートスレプリロイド達も本来はXシリーズのようなフォルムなのかもしれない。


ちなみに、シリーズが一新して時代的にもかなり離れた世界観になっている為か、ブリザード・ヴォルファングフェンリー・ルナエッジボルト・クラーケンテック・クラーケンなど、Xシリーズとモチーフが同じ(近い)ボスもいる。


ネーミング

個体毎の命名規則は「〇〇・〇〇」とXシリーズの8ボスと同様だが、Xシリーズとは逆に「(モチーフを捩った生物または架空生物の名前)+(能力名)」という順に名付けられることが多い。


また、「アステファルコン」や「ハヌマシーン」などのように上記の規則に囚われず、かつ名称に中点()が入っていなかったり、正式名称にまで漢字が含まれている「アヌビステップ・ネクロマンセスⅢ世」のような、Xシリーズではあまり見られなかった型破りなネーミングの者達もいる。


ボス一覧

※ネオ・アルカディア全体を含めた所属の一覧は「ネオ・アルカディア」の記事に存在する為、こちらは登場作品毎の所属順に記載し、その他のボスは一部省いての記載。太字の物は最終ミッションのボスラッシュ時に再戦するボス。


ロックマンゼロ1

名称異名属性モチーフ備考
裂空軍団
アステファルコン稲光る極鳥電気+グリフォンOPステージ2のボスの為再戦しないが、次回作で姿だけ再登場。
ヘラクリウス・アンカトゥスライトニングビートル電気ヘラクレスオオカブト+ヘラクレス最初に戦うのは終盤なのだが、ボスラッシュで再戦。
塵炎軍団
アヌビステップ・ネクロマンセスⅢ世冥界の聖掃王 ※1ジャッカル+アヌビス一時的な加入であり、本来は無所属。
冥海軍団
マハ・ガネシャリフ剛球大魔神 ※1+ガネーシャ
ブリザック・スタグロフ絶対零度鹿王ヘラジカ+不明 ※2
斬影軍団
ハヌマシーン知恵の超猿+ハヌマーン

※1…いずれも弱点属性から推測した属性であり、基本的には無属性の攻撃しかしないことから、弱点があるのは救済処置と思われる。現に、本来は無属性と思われるラスボスも第二形態にのみ弱点属性が設定されている。

※2…明確なモチーフが明かされていない為、ウェンディゴトラゲノフイホウンデーなど他にもいくつかの候補が推測されている。


ロックマンゼロ2

名称異名属性モチーフ備考
裂空軍団
パンター・フラクロス雷霆の黒豹電気クロヒョウ+フラウロス前半ボス。
クワガスト・アンカトゥス挟撃の風神電気クワガタムシ+風神 ※1中間ミッションのボス。再戦時は……。
塵炎軍団
フェニック・マグマニオン幻惑の炎帝+フェニックス前半ボス。斬影軍団から移籍。
冥海軍団
ポーラー・カムベアス氷刃の熊将シロクマ+不明 ※2前半ボス。
斬影軍団
ヒューレッグ・ウロボックル幽林の忍蛇+ウロボロス前半ボス。
バーブル・ヘケロット樹陰の門番+ヘケト後半ボス。

※1…異名は電気使いの兄の存在からの推測。

※2…ナヌーク或いはカムイと推測される。


ロックマンゼロ3

バイル八審官を参照。

復活ボス

名称異名属性モチーフ備考
ハヌマシーンR知恵の超猿猿+ハヌマーン
ブリザック・スタグロフR絶対零度鹿王ヘラジカ+不明
アヌビステップ・ネクロマンセスV世冥界の聖掃王電気ジャッカル+アヌビス復活にあたり名称と属性が変更された。

いずれも四天王失脚により、バイルの配下となっている。


ロックマンゼロ4

アインヘルヤル八闘士を参照。なお、テック・クラーケンは元々斬影軍団所属である。


ミュートスレプリロイド以外のボス

※体力ゲージが表記される物のみ記載。異名が存在する者もいる。


余談

なお、一覧を見れば薄々分かるかもしれないが、差別化を図りたかったのかゼロシリーズは従来のシリーズと比べると「8ボス」の概念が薄く、今までのロックマンシリーズと比べると例外が多い(特にゼロ1とゼロ2が顕著)。


ゼロ1

  • ロックマンシリーズ恒例の選択方式のミッションがそもそも9つあり、登場するボス系統に統一性が無い。
    • 上記の通り、一部のミュートスレプリロイドが選択方式以外のミッションにも登場する。
  • ミッションクリア後の獲得報酬もまばらで、武器・エレメントチップ・サイバーエルフのいずれかもしくはそれら複数を入手する。
    • 最初に手に入るエレメントチップの「サンダーチップ」もOPステージ2のアステファルコンから確定で入手する。なお、開発も「らしくない」と思ったのか後の作品ではボスからEXスキルが獲得出来るようになった。
  • これまたシリーズ恒例のラストステージの再戦ボスラッシュも特殊で、「アステファルコンを除いた4体のミュートスレプリロイド」+「四天王」という形式。

ゼロ2

ゼロ3

  • 選択ミッションが合計12個。
    • なお、構成は「バイル八審官+上記再生ボス4体(コピーエックスは実質一択だが)」な他、かつ全てのボスからエレメントチップ含めたチップとEXスキルを1つずつ入手できる仕様で、再戦ボスも八審官だけである為、前二作より違和感はかなり軽減されている。

なお、こうした傾向はシリーズが進む毎に落ち着いて行き、最終作のゼロ4ではほぼ完全に初代やX時代の「8ボス」らしく、最初から8体のボスから選んで戦える/再戦できる方式となっている。


また、後のシリーズであるロックマンゼクスアドベント前作と同じような探索形式と選択方式が混ざった形にはなっているが、能力を獲得出来るボスが(8ボスという概念自体はしっかりあるが)13体とかなり多くなった為か攻略順がある程度固定されている上、同時に選べるボスの傾向も属性や系統がバラバラになっている為ゼロ1に近い形となっている(OPステージ2で戦う8ボスが炎属性持ちで、後半ボスの属性が電気とまばらになるのも特徴的)。


関連タグ

ロックマンゼロ レプリロイド

ネオ・アルカディア ネオ・アルカディア四天王 コピーエックス ドクターバイル

バイル八審官 アインヘルヤル八闘士

神話 伝説 架空生物


プロメテ/パンドラ/ヘリオス/テティス/アトラス/テティス後続作品に登場するロックマン達。彼等の名前も神話が由来であり、四天王と似たような立ち位置にいる。


歴代8ボス

イレギュラー/新世代型レプリロイド → ミュートスレプリロイドフォルスロイド

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