概要
ウルトラマンメビウスの時代より数十年前の怪獣の出現や宇宙人の侵略が多発した時代「怪獣頻出期」(ウルトラQからウルトラマン80までの間)のデータが記録されているアーカイブ。
司令室のPCや、GUYS隊員が携帯するメモリーディスプレイなどで、そのデータを閲覧できる
今作に登場する過去作の怪獣はすべてここにデータが残されており、出現するとコノミ隊員が「ドキュメント〇〇に同種の存在を確認」と言い、続けてテッペイ隊員が「〇〇怪獣〇〇だ!」というのがお約束。
GUYS総本部のデータベースで管理されており、それぞれの怪獣や宇宙人に関する事件を担当した歴代の防衛隊の名前がつけられたドキュメントに情報が記録されている。(科学特捜隊ならば「ドキュメントSSSP」)一方で『ウルトラQ』のように防衛チームが発足していなかった時代や『ウルトラマンレオ』終盤のように防衛チーム自体が壊滅してしまった場合はアウトオブドキュメントと呼称されている。
また小説版では人類側に過失がある事例はドキュメントフォビドゥンと呼ばれる。しかし、「受け手によってはデリケートな反応を示す事もある」との事から隊長以上の権限が必要な最重要機密事項となっているので事実上の隠蔽と言っても過言ではない。(事実小説本編ではジャミラに関する記録が大量に削除されており、ジャーナリストとなった科特隊パリ本部のアラン・ビロッツが『故郷は地球』というジャミラ事件を告発する書籍を出すも、某国からの起訴や冤罪などの妨害を受けて絶版になりアラン本人も禁固処分になったことが語られている。)
一方でエースキラーのように視聴者目線では既存の怪獣でも作中人類に目撃されていない場合は新怪獣として認識される。さらに本来ならば同一個体のはずのエレキングと再生エレキングが別個体と記録されていたり、別種へと進化したゴモラⅡがゴモラと一括りにされているようにデータ自体も完全ではない。(前者は月の光の力でよみがえったなんて突飛な話を信じられないからだろうか?)
一覧
アウトオブドキュメント
Q怪獣や円盤生物が記録。ノーバが該当のほか、ナメゴンの存在が言及されている。
ドキュメントSSSP(スリーエスピー)
初代マン怪獣が記録。ザラブ星人、レッドキング、ゴモラ、メフィラス星人、ゼットンが該当。
ドキュメントUG
セブン怪獣が記録。ウインダム、ミクラス、ガッツ星人が該当。小説版ではアギラの存在が言及されているほか、シャプレー星人とアルビノ・ギラドラスが登場。
ドキュメントMAT
帰マン怪獣が記録。グドン、ツインテール、サドラ、コダイゴン、アーストロン、ゾアムルチ、メイツ星人ビオ、フェミゴンフレイム、ナックル星人が該当。
ドキュメントTAC
超獣が記録。ベロクロン、ドラゴリー、バキシム、ルナチクス、巨大ヤプールが該当。
ドキュメントZAT(ズィーエーティー)
タロウ怪獣が記録。バードン、ムカデンダー、バルキー星人、テンペラー星人が該当。
ドキュメントMAC
レオ怪獣が記録。マグマ星人、ババルウ星人が該当。途中からアウトオブドキュメントへ。
ドキュメントUGM
ドキュメントフォビドゥン
上記の通り、地球人側に過失があった場合の記録。メイツ星人の事件が該当。(テレビ版ではドキュメントMATに記録)おそらくだがギエロン星獣やノンマルトの件もここに記録されている。