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Warning!編集

この項目は『THE鬼タイジ』の後半からのネタバレを多大に含みます。

























概要編集

TBSの不定期企画『THE鬼タイジ』の最後にして最強の敵。

読んで字の如く鬼たちを指揮するラスボスで桁違いに強力な攻撃を誇る。これをタイジ(撃破)すればプレイヤー側の勝利となり、鬼に支配された舞台は解放され、生還者は賞金を獲得できる。

第4回からは言葉を話すように。声には強いエコーがかけられている(特に男性)が、よく聞くと微妙に声の高さなどが違ったりする(録音してエコーを取れば、すぐ通常の声になる)。


第1回は盾を持った金鬼が、第2回~第4回は金・ドローン鬼がラスボスを務めていたが第5回以降はシターラによって誰かが鬼化されてこれに変貌。それに伴い、拠点で正体を思わせるリアクションを見せることもある。

第5回から第7回までは戦国武将のような出立ちで顔にはメイクが施され、男性の場合は口元にマスクが装着、女性はなし。第8回についてはネタバレ覚悟の上で閲覧されたし。

第9回では回自体がこれのパロディだったので、これ以降はそれに出てくる「鬼」に似た面(顔の上半分を隠すもの)をつけるようになると同時に、依代をモチーフにした出立ちをするように。


第1回〜第4回ラスボス鬼編集

第1回ラスボス鬼(盾を持つ鬼)編集

ナレーター「中には捕らわれたマドンナが!そして…」

ジェシー「盾持ってるやん。」

田中樹「なるほど、めっちゃ強そうやん…。」

ジェシー「でけぇ。」

ナレーター「ここにはさらに二体、特殊な能力を持つ強力な鬼が。」

ナレーター「強敵を倒し…学園のマドンナを救えるのか!?」

ジェシー「頑張ります。」

田中樹「よし…やろう!」

とある学園(旧出丸小学校の廃校)を鬼化したラスボス鬼。

生徒達を鬼化して学園を占拠し、さらには学園のマドンナを人質として体育館に捕らえている。体育館に侵入してきたSixTONESジェシー田中樹の前に自らマドンナを救わせんと挑戦状をたたき込む。

前哨戦として手下のローラーブレード鬼とアクロバット鬼(番組内では「宙に舞う鬼」と表記)がタイジされた後は、自ら出陣。

上記同様、透明な盾を所持しており、プレイヤーが放つ銃弾を意図も容易く弾き返しながら襲って来る。倒すには盾で守られていない僅かな隙を狙わなければならない。

最終的には攻撃態勢に入り盾がずれてたところをジェシーによりタイジされ、人間に戻った(ちなみにタイジしたジェシーの銃弾はこの時点で無くなったらしい。)。さらに初回にして初の、プレイヤーを全く脱落させられなかったラスボス鬼となった。

ちなみにリーダーである片岡愛之助小島よしおも生き残っていたが、何も出来ず。

片岡愛之助「向こう俺ら寂しいけど、寂しいけどさぁ。」

その後捕らわれていた学園のマドンナも彼らによって無事救出されたが…

学園のマドンナ「悪いね助かったわ。流石にこのために5時間待ったんで」

ジェシー「後ろね、見るとなんか…可愛らしい綺麗な子だなと思ったら…。」

学園のマドンナ「ほぼファーストサマーウイカだろ」

尚、第1回完全制覇者である小島よしおは第3回ではすぐ脱落し、第10回でも銃没収ミッションにて鬼の手先にされた経験持ち。

尚、学園のマドンナの正体という設定は後に有名人やアスリートが正体の鬼や第5回以降のラスボス鬼にも反映されている。

こうして鬼に支配された学園はプレイヤー達に手によって平和が戻り、鬼化された生徒達も無事に元の学校生活に戻っていった。

片岡「マドンナ救出成功!」


だが、鬼との戦いはまだ序章に過ぎなかった…。


第2~4回ラスボス鬼(金鬼・最強ドローン鬼)編集

「はっはっはっはっは!今回は遊園地にいた57人の人間を鬼化した。」

「平和を取り戻したければ、全ての鬼をタイジしてみろ!」


遊園地である「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」と「よみうりランド」を鬼化したラスボス鬼たち。第2、4回では巨大フードコート、第3回では全長100mの屋外エリアに潜んでいる。

この鬼自身は動かないため攻撃はしてこないが、ドローンを武器として操縦しており、プレイヤーを発見次第追跡する。ドローンがプレイヤーに当たれば、即脱落。なお、鬼本体は柱の陰や階段などの障害物の奥に潜んでいる為、必然的に接近して倒す必要がある。

このラスボス鬼のみ回によって形態が異なる。


第2回は三体おり、倒す毎に時速50km、時速80km、時速100kmと早くなっていき、一度に三体全てタイジしなければ何度でも復活する。SixTONESのジェシーと田中、さらにはリーダーである加藤浩次板倉俊之を討ち取るが、最終的に馬淵優佳吉田沙保里の女子アスリートチームによってまとめてタイジされた(それでも4人もプレイヤーを脱落させる健闘を見せている。)。

第3回は一体目は時速40km、二体目は時速80kmで2人1組で一体ずつ挑み、二体とも倒せば完全制覇。一体目は前回の制覇者である馬淵と藤光謙司、二体目はフワちゃんによってタイジされた(ちなみにフワちゃんと同行していた春日俊彰は脱落した模様。)。

第4回は一体のみで時速80kmだが、前哨戦として手下の野球鬼二体とメジャーリーガー鬼一体を倒さないとラスボス鬼には挑めない。プレイヤーを1人も倒すことが出来ず最終的にはウエンツ瑛士が囮になっている隙をつかれ、与田祐希にタイジされた。(これにより、プレイヤーを全く脱落させられなかった二体目のラスボス鬼となってしまった。)

尚、第3回完全制覇者である藤光謙司は第7回と第8回の連続で青鬼にされた。前者ではカモフラージュ鬼の罠にかかったフワちゃんを討ち取るが、春日によってタイジされる。後者では「俊足ハンター鬼」として登場、足の速さも通常のハンター鬼より速いが、最終的に松井大輔によって背後をとられあっさりタイジされた。


だが、黒幕は『とある人間を鬼化させる』という方法でラスボス鬼を生み出すという路線変更を行い、鬼との戦いは更なる激しさを増す…。


第5回(大晦日決戦in鬼ヶ島)ラスボス鬼編集

「さぁ…戦いの始まりよ…。」


とある村を鬼化し、『鬼村』へと変貌させた、鬼ヶ島に潜むラスボス鬼。シリーズ史上初の女性のラスボスでもある。

元の人間である彼女が出演しているCMに因み鬼と刻印されたランチパック以外にも、大量のトマトを食べていた。

この時はシターラはまだ未登場なので竹原芳子と鳥居みゆきがラスボス鬼直属の手先として登場していた。

コミカルなリアクション(一応鬼の手先のテーマを口ずさみはしたが)が一切ない上、自身が「ちょっとしたゲーム」として提案した敗者復活ステージでは確実にプレイヤーを脱落させるよう誘導する(曰わく「地獄のDEATH GAME」)など、歴代のラスボス鬼の中でもかなり悪役寄りである。

猿ヶ京温泉を鬼化させ、『鬼村』として鬼の領地としたが、プレイヤー達に取り返され、最終決戦の地である鬼ヶ島の地図と称した果たし状を送る。

(ラスボス鬼が台バンする)

ラスボス鬼直属の手先2人「ひぃぃ…!」

「生き残った人間の皆さんに鬼ヶ島の地図を送っておきなさい。」

ラスボス鬼直属の手先2人「はっ、はい…。」

「 き を つ け て 」


(着信音)

間宮「今…」

高橋「とかいないでしょう。」

東「ちょっと待ってください。赤いマークに今、新しいの出てますね…。」

ナレーター「すると、鬼レーダーに新たな地図が…」

東「鬼ヶ島ってのが追加されてます、最後頑張りますか!」

高橋&間宮「「頑張りましょう。」」

東「お願いしゃす!」

髙藤「鬼ヶ島!?そんな島あった?」

ウルフ「助けに行かないと…」

髙藤「助けに行かないといけないな、そうだよな俺らやっぱ金メダリストだしさ…。」

ウルフ「使命ですかそれが俺達の…」

髙藤「そうだよな。」

ナレーター「村での決戦を生き残ったこの6名(高橋光臣東啓介間宮祥太朗ウルフ・アロン髙藤直寿、フワちゃん)がラスボス鬼の待つ鬼ヶ島へ…!」


「ここからは本当の地獄よ…。アハハハハハハハ!」

ナレーター「いよいよ、鬼との最終決戦が始まる!」


余談だが、鬼村~鬼ヶ島突入前のナレーションは服部潤だが、鬼ヶ島ステージからは中井和哉に代わる(この時の某海賊漫画の舞台が鬼ヶ島だったからだろうか?)。


上記の手先2人を使い、1人ずつしか入れない上に銃の弾数を10発までに制限させられる上級鬼ステージ(サッカー鬼三体、俊足鬼二体)で髙藤、東、ウルフの3人を脱落させたが残る3人に突破され、自らが出陣する。


「いよいよ私の出番ですか…。」


3人は鬼ヶ島の奥深くまで進み、その先で見つけた扉を開けた途端…。

フワちゃん「え!?見て!前を見てー!」

間宮「え、何あれ!?」

高橋「うわ、何かいる!」

フワちゃん「お前がラスボス鬼かぁ!!」

高橋「何かいるよ!」

フワちゃん「ラスボス鬼じゃない?」


そびえ立つ櫓の上から姿を現すラスボス鬼、そして…


フワちゃん「ねぇラスボス鬼は誰なの一体?」

高橋「誰?」

「よくここまで来れましたね。ただ、私と戦うにはまだ早いわ…」

フワちゃん「えっ、何!?」

「かかれー!!」

まずはラスボス鬼の前哨戦として三体のハンドボール鬼をタイジしなければならないが、銃の弾数の制限がなくなる。

間宮が脱落しつつも全員タイジした後は…


「さあ、ここからは私が相手だ。」

遂にラスボス鬼との決戦及び、2021年における人間VS鬼の最終決戦に突入。

ラスボス鬼は、高い櫓から時速100kmの大砲で砲撃し、正面からは壁が高く攻撃が届かない為、両サイドの高台に立たなければ攻撃することはできない。

フワちゃんにより、弱点である胸を攻撃され、人間に戻る…




はずだったが…。




「まだ私はやられてはいない…。」

フワちゃん「当たったじゃねえか!何を言ってるんだよ!」

「さあ知るがいい。」





(ラスボス鬼が超高速バズーカ砲を武装。)

「私は胸を撃たれても死なない。」

フワちゃん「えぇっ?じゃあどこ撃てばいいの!?」


まさかの二の目へと突入


実はラスボス鬼の弱点は胸ではなく、別のところに真の弱点が存在。しかも時速120kmの超高速バズーカ砲を新たに使い、生存者の殲滅を図る。

しかし最後はフワちゃんに背中が真の弱点であると見抜かれ、フワちゃんが注意を引いた隙に高橋にタイジされ、今度こそ元の人間の姿に戻った(プレイヤーを全く脱落させられなかった2021年最後のラスボス鬼でもある。)。


フワちゃん&高橋「鬼タイジ大成功!皆さん、良いお年を〜!!」


こうして2021年最後の鬼タイジは人間達の勝利で幕を閉じ、人間は無事に2022年を迎えるのであった。



だが…



その様子を見ていた鬼の黒幕が遂に動き出す…


第6回(呪われた房総半島編)ラスボス鬼編集

「おいシターラ、人間達を倒す準備は出来ているんだろうな…。」

シターラ「勿論ですラスボス様、手始めにこんな所を鬼化しました。」

「スゴいじゃん、これ超有名温泉ホテルじゃん。名付けて鬼日月(おにかづき)(←三日月と間違えて言っている)。」

シターラ「ん?なっなんですか?鬼…おにかづき?」

「………」

「さあ行けー!」

(↓7時台からスタートのオープニング時の台詞)

「さあ戦え、鬼達よ!」


鬼牙城に潜む、房総半島を鬼化したラスボス鬼。シターラ初登場回の最初のラスボス鬼でもある。舞台版ハリー・ポッターシリーズの宣伝を担当していたためBGMはハリポタ調が多い。シターラの中の人及びそのコンビ故、舐められた対応をされるなど、ラスボス鬼にしてはぞんざいな扱いをされる(そのため、気まぐれで敗者復活チャレンジをシターラに伝えなかった原因だとされる)。食べていたのはフライドチキン。


ホテル三日月、渓谷、廃墟の3エリアの鬼が全滅し、敗者復活無しで切り抜けたプレイヤーが6人いると知ると、自ら挑戦状を叩き込み、鬼牙城の地図を送るようにシターラに伝える。

シターラ「申し訳ございません。」

「ここからが本番だ。生き残った者に鬼牙城の地図を送っておけ!」

シターラ「かしこまりました。」


尾形「ちょっと何これ?鬼牙城って出たよ!」

中澤「鬼牙城!?」

ナレーター「そう、鬼牙城で待つ最強の鬼を倒さねば…」

ジェシー「ラスボスということですね?なるほど…。」

ナレーター「房総半島に真の平和は訪れない…!」

子栗「心強い!」(ラミレスの発言に対して。ラミレスの台詞はナレーターとダブったため視聴者にはわからなくなっている。)

ナレーター「生き残った精鋭6人(アレックス・ラミレス小栗有以尾形貴弘中澤有以、フワちゃん、ジェシー)が鬼牙城での最終決戦に挑む!」


「ようやく会えるな…グハッハッハッハッハ…!」


鬼牙城の関門であるデスロッカー鬼戦で中澤、上級鬼戦であるスパイク鬼3人衆戦で小栗とラミレスを脱落させたが、残る3人に突破されたため自ら出陣。

ジェシー「とにかく、3人で1つになりますよ!」

尾形「おし!」

「いよいよ俺の出番か!」


迷宮のような鬼牙城を進み、不気味にそびえ立つ鬼牙城を背に、いくつかの壁や城門がそびえ立つ「決戦場」へ。そして…

尾形「うわー、いた!いた!いた!いた!いた!いた!」

「おぉーい!」

ジェシー「え、何!?」

「よくここまで来たな!」

「いいかここからは俺が相手だぁ!」

尾形「めっちゃ怖いよ、あの人!!」

(↓前半の手裏剣鬼二体出現時)

「よ~し!鬼達よ~かかれ~!!」

(↓前半の手裏剣鬼二体タイジ後)

「よ~しお前らなかなかやるじゃねぇか!」

「いいか!鬼が2体しかいないと思うなよ!」


今回のエリアは「鬼」という漢字をイメージして造られたフィールド(番組内では『鬼の難しさ』と表記されている。)で、武器は時速100kmの高速バズーカ砲を使用。まずは前哨戦として手裏剣鬼計四体と共に遠くから攻撃し、フワちゃんの犠牲を引き換えに手裏剣鬼全てをタイジした後はラスボス戦に突入する。

尾形「よーし、倒した!」

ジェシー「よし倒しましたねここ。」

尾形「もう野郎2人なんだからやっつけるしかないんだよ!」

「しょうがない…ここからは俺が相手だ!かかってこい!いくぞー!」

尾形「なんだよ!?」

ジェシー「来いよ!」

「はっはっはっはっはっはっはっは」

(エンジン音)

尾形「えっ、何?どうなってんだ…」

門が開いた途端、シターラと共に戦闘車に乗ったラスボス鬼が登場。

「いくぞー!」

尾形「えぇ!なんだこれ!?」

シターラ「ラスボス様のお通りだー!」

尾形「やばいちょっと!」


ラスボス戦ではラスボス鬼はシターラが操縦する戦闘車で戦うことになる。

第5回に出てきた二の目は存在しないが、前回同様背中が弱点。また、バズーカは6発撃ち尽くすと弾切れになり補充時に大きな隙が出来る。しかし、姿を顕にするのはほんの一瞬しかない球切れの瞬間だけなので、かなり厄介。

残り2人の中ジェシーを脱落させ、最後の一人となった尾形の殲滅&プレイヤーの敗北に取りかかる。


「よーしあと1人だ!」

尾形「うわー怖い!」

ラスボス鬼&シターラ「はははははははは!」

房総半島、そしてプレイヤー達の最後の希望として残った尾形はたった1人で戦い続けるが流石はラスボス、1人ではなかなか弱点の背中を狙えず不利な状況に陥る…が、しばらくして

「今、弾がない。今、全然弾入ってない。」

ラスボス鬼の弾が切れ、尾形は必死に突撃するが惜しくも逃げられたため、弾切れのチャンスを活かせず攻撃を仕掛けられ、形勢逆転。ついに体力の限界か尾形はついに満身創痍になる。

尾形「うわ~キツい!」

しかし今まで散っていった他の仲間達15人のため、房総半島の平和のため、そして初の最終決戦進出にして初のラスボス鬼タイジに挑むこともあってか、すぐさま立ち上がる。

尾形「おっしゃー!」

「尾形、オラ撃ってこ~い!オラ今撃ってこいオラー!尾形ー!」


ナレーター「もう一度、ラスボス鬼が弾切れするのを待つのか…。それとも、一か八かで仕掛けるのか…。尾形の決断は!?」


ラスボス鬼の弾切れを待たずに一か八か勝負に出た尾形。そして…

「やばい!×6 やば…」(ラスボス鬼の発言が一部聞き取りづらくなっている。)

(ラスボス鬼の弱点に命中)

「ああああああああああ!ああああああああああ!」

尾形「よーし!×2」

最終的に背後をとらえられ、尾形に弱点を突かれ、全滅まであと一歩のところでタイジされた。

シターラ「えっ?」

「なんだと!?」

シターラ「倒れた!?撃たれた?」

「うわ~撃たれた!」

尾形「よし!やったぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

「あ~やられたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

上記の断末魔と共にラスボス鬼は消滅し、元の人間に戻った。


シターラ「あ~、やられちゃった…。」

シターラ「チキショー!覚えてろよ!」

尾形「おい!おい!待て!おい!おおい!逃げやがった!」


こうして尾形は初登場の第1回から6回目にして念願のラスボス鬼タイジそして、尾形たったひとりでラスボス鬼との最終決戦を勝ち抜いた栄光を手に入れた。

尾形「鬼タイジ大成功ぉぉぉぉぉぉぉぉ!やったぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!やったー!」


その後、鬼に支配されかけた房総半島に平和が戻る。そして意識を取り戻した後はちゃっかり舞台版ハリー・ポッターシリーズの宣伝を行った。

「あ~そうか俺、ハリー・ポッターの応援大使やってたんだ。」


そしてエンディングに「このあと…鬼タイジに新展開!」のテロップが表示され、もしや!と気づいた人もいるだろうが、この回のラストシーンにてまたも衝撃的な展開が…

シターラ「はぁ~…今回もイマイチだったな~。」

シターラ「次のラスボス…誰にしようかな?」

なんと、ラスボス鬼の側近として登場したシターラが次のラスボス鬼候補を探す場面が。


そう、シターラこそが黒幕の正体だったのだ…。

これにより、鬼との戦いそして物語は大きく進展する…。


第7回(箱根 夏の陣)ラスボス鬼編集

「鬼たちよ さぁ 戦うのだ!」


鬼牙岳に陣取る、箱根を鬼化させたラスボス鬼にして歴代最凶候補筆頭格。姿は第6回ラスボス鬼とは似ているものの、鬼の顔のシルエットが貼られたメガホンを持っており、箱根で有名な某大学陸上競技部に因んで緑色が中心(メタ視点で見れば、十中八九第6回のものの改造)。待機中は和室らしい場所でフライドチキンを貪っていた。

今回のステージである箱根地の利がある(シターラ曰く箱根を知り尽くした鬼)ため、それを最大限活かした作戦を立ててプレイヤーに何度も地獄を見せる、猛々しい見かけに反しての頭脳派(その証拠に敗者復活までになんとプレイヤーの半数以上が犠牲に。敗者復活チャレンジで4チーム全てが成功してからもそれを上回る5人が脱落している。更に、後述のデスロッカー鬼やフィールドを予め設定していた張本人とも考えられる。どこが箱根に関係あるのかというツッコミはなしで。)。宿主らしく「いい湯だな大作戦」などネーミングセンスが独特で、取り巻きのハンドボール鬼に的確な指示を出すスポーツマンかつ凄腕の司令塔でもある。

また特定のプレイヤーや特定の青鬼登場時にはその人物に関するコミカルなリアクションも取った。

(プレイヤー登場時↓)

「ノリノリ ノリノリ ノリノリよ」

「ノリノリ ノリノリ ノリノリまさのり」

シターラ「ラスボス様…鳥ちょっと1本…いいですか?」

「ノリノリ ノリノリ ノリノリまさのり」

シターラ「いや…ラスボス様…鳥を1本」

「ノリノリ ノリノリ ノリノリまさのり」

シターラ「大丈夫です…鳥は…」

(↓青鬼登場時)

シターラ「ラスボス様。ここにはちょっと変わった鬼を配置しました。」

「ほぅこいつか…40歳越えてもなお、親から仕送りをもらっているとかいないとか…。」

シターラ「その通りの激ヤバ野郎です。必ずや人間を苦しめるでしょう…。」

「絶対に人間を倒すだシン!ワワワッワ~!」

シターラ「………。」


ユネッサン(屋外と屋内)、芦ノ湖、旅館街の3エリアの鬼が全滅した後は鬼牙岳の地図を生き残ったプレイヤー達に送るようにシターラに伝える。

シターラ「申し訳ございません。」

「まぁ、ここまではお遊びだ。生き残った者に鬼牙岳の地図を送っておけ!」

シターラ「かしこまりました。ラスボス様、この人間達意外とやりますね。」

「大丈夫だシターラ君。私は箱根の厳しさを誰よりも知り尽くしている。」

シターラ「失礼いたしました。」


(着信音)

長谷川「あ、鬼メール来た…。」

長谷川「あっ、ラスボス鬼のアジトだ!」

春日「鬼牙岳…。」

ナレーター「諸悪の根源、ラスボス鬼の居場所を知らされた6人の精鋭達(春日俊彰、尾形貴弘、髙木菜那福島千里目黒連長谷川雅紀)…。」

長谷川「怖そうな名前…。」

ナレーター「箱根の平和は彼らに掛かる!」

高木「戦いに行きましょう。」

尾形「よっしゃ、俺達行こうや!」

福島「はい!」

春日「倒しにいこう…ラスボス鬼を!」

ナレーター「いよいよ、人間対鬼との最終決戦!」


鬼牙岳では残っているプレイヤー6人で挑むことになるが…

シターラ「えっと、123456、あれ?6人?」

シターラ「ちょっと予定だとここ5がいいんだよね。」

長谷川「1人ここで(脱落)?ウソ!?」

春日「いや~尾形さん立候補してよ!立候補!」

尾形「おかしいでしょ!なんで俺が立候補して『死にます!』って言うんすか!」

シターラ「ちょっと!じゃ行きますよ!着いてきてください。」


なんと、「予定だと5人がいい」ため、1人が最初の試練で必ず脱落する事態になる。その結果、福島がデスロッカー鬼の餌食となった。

シターラ「あぁ、福島さんが死んじゃったぁ~。」

春日「流石の福島さん逃げらんなかったんだよ。」

高木「鬼強し…。」

シターラ「と言うことでロッカー開けてない残りの方(尾形、高木、長谷川)もセーフですね。」

(デスロッカー鬼戦クリア後↓)

「目黒、春日、長谷川、尾形、高木…手強い奴らが残ったな。ここからが本当の地獄だぞ!」


そして彼らは鬼牙岳中腹で上級鬼に挑むことになるが、たどり着いた上級鬼ステージではその先が長い道だけである。

これでは道だけでは全然分からないと残るプレイヤー達は愚痴り始めるが…

シターラ「まぁまぁ皆さんヤーヤー言わなさんな!用意しているから。さぁ!DeathサイドカーCome on!」

シターラの掛け声と共に突如サイドカーが出現し、プレイヤー達は過去のゴーカートステージのような乗り物システムを使用した上級鬼戦に挑むことになる。

シターラ「Deathサイドカー、Go to Hell!(地獄へ行け!)」

尾形を脱落させたが、2人目の挑戦者である長谷川にあっさり突破された後は自ら出陣。

春日「これちょっと、シターラさんかなり有利なんじゃないですか我々。」

シターラ「いや~でもラスボス様強ぇからな~。」

(↓様子を見ていたラスボス鬼)

「さぁ、ようやく私の出番か。箱根の厳しさを教えてやる。」

「マイクチェック×2、あーあーあーあーあーあ、覚悟しておけ!」



ついにラスボス鬼がいる鬼牙岳の頂にたどり着いた4人。

しかし、そこにはラスボス鬼の姿はなく、目の前には不気味に立っている鬼達がいるのみ…。


春日「ラスボスはよ?」

長谷川「見当たらないすもんねラスボス…。」

春日「あれは鬼だよ。」

(突如ラスボス鬼が登場。)

「「「「あ~!」」」」

春日「出た!」

「ほう、よくここまで来たな!」

春日「なんだ、ラスボス鬼か?」

「私がラスボス鬼だ。これからお前らにはその十字のフィールドで戦ってもらう!」

高木「この十字。」

長谷川「どういうことだ!」

エリアは十字型のフィールドなので非常に狭く、フィールドから落ちたら強制脱落になる(なお、フィールドに置いてあるオブジェ(箱)は移動可能)。


高木「もう鬼が怖いよ…。」

長谷川「怖い。」

春日「気をつけてよちょっと目黒君。」

目黒「はい。」

「まずは私の可愛い鬼達が相手だ!」

長谷川「怖いぞ!」

高木「どういうこと?どういうこと?」

目黒「どこから来る?」

長谷川「どっから出てるんだ!」

「相手をしてやれ!」

前哨戦に三体のハンドボール鬼を倒せばいいが、ラスボス鬼の指示によるパス回しや連携が上手いため非常に倒しづらい。

「素早く!素早く!素早く!相手をかき乱せ!」

「よくやった!」(長谷川撃破時)

「1人の失敗は皆で取り返す!」(ハンドボール鬼キャッチミス時)

「さぁ仲間はまだいる!鬼達!ハーモニーで頑張れ!」(ハンドボール鬼一体タイジ時)


そして年齢がついに祟ったのか、ハンドボール鬼戦開始後僅か30秒で長谷川が敗退。その犠牲を引き換えにハンドボール鬼全てをタイジした後はラスボス戦に突入する。

春日「いや(ハンドボール鬼)手強かったな。」

高木「もういい鬼…。」

「ここからは私が相手だ!」

春日「うわ!」

目黒「え?」

高木「来るの?」

春日「何で行く?」

門が開き、シターラが運転する戦闘車に乗ったラスボス鬼が登場。

春日「うわ、えっ!?シターラもだ。」

ナレーター「これがラスボス鬼の戦闘形態…!」

シターラ「はっはっはっは!ラスボス様のお通りだー!」


ラスボス戦では前回同様ラスボス鬼はシターラが運転する戦闘車に乗って戦い、その戦闘車パートのルール及び武器が時速100kmの高速バズーカ砲、弱点が背中なのは前回と完全に同じだが…

「私を倒さねれば…私の可愛い鬼部隊が一斉に襲いかかってくるからな!制限時間10分だ!」

春日「そう言うことかよ!」

「覚悟しておけ!」

春日「(立っている鬼が)動くのそれ?」


なんと今回は新たなルールとして10分間の制限時間がつけられており、タイムオーバーになると立っていた十六体の鬼(おそらく無敵がラスボス鬼の魔力により、覚醒し起動。全プレイヤーに襲い掛かり、事実上の強制敗北となる。生き残ったプレイヤーである目黒、春日、高木の3人が全員一斉に挑むが、太刀打ちできず全員討ち取られ、シリーズ初にして現状唯一のプレイヤー全滅による完全敗北となった(余談にはなるがこの回の視聴者はラスボス鬼戦のルール、特に十字型のフィールドについて無理ゲーとしてネットニュースに取り上げられるほど批判が集まった。)。

「箱根を制する者にお前らが勝てるわけないだろ!!100年早いわい!!」

シターラ「勝った勝った~!!やったやったやった~!!」

(↓ラスボス鬼の部屋に戻ってきた時のシターラの台詞)

シターラ「へはははははは!今回のラスボスは使えたなぁ。」

シターラ「やっぱり箱根を知り尽くしているだけのことはあるな。」

その後、初の勝利に満足したのかシターラによって元の人間に戻されるが、その時の記憶は全部失っていた。そして箱根駅伝の練習を思いだし、自分の大学陸上競技部員達のもとへ急ぐのだった(実は劇中でのシターラとの会話で「足の速い鬼が好き」「もう55歳」というヒントが与えられていた。)。

「え?なんだ。」

「あれ?おれ何してた?そうだ!駅伝の練習だった!」

「今年も勝つぞー!」


何はともあれ、箱根は一応平和が戻った。そして箱根駅伝も鬼達が来ることなく、無事に開催された。

そして、初勝利で大喜びのシターラは嬉しそうに次のラスボス鬼候補を探すのだった…。

シターラ「ははははは!さ~て、次はどうしようかな~?」


シターラの真の目的は果たして…。


氷の女王/第8回(大晦日決戦〜鬼と氷の女王〜)ラスボス鬼編集

「大晦日決戦、開幕よ…。」


氷の鬼ヶ城で待ち構える、日光を鬼化したラスボス鬼。シリーズ史上2人目となる女性のラスボス及び現状唯一かつ初の異名のあるラスボス鬼でもある。

通常のラスボス鬼(女性版)の衣装やBGMに加えて、氷に因んだあのキャラクターを思わせる装飾やそのキャラが出てくる映画のBGMが特徴。冷徹な性格で、鬼の手先(いつもここから山本高広トム・ブラウン)がプレイヤーを全くまたは殆ど脱落させられなかった場合、彼らに芸をやらせてから氷漬けにしており、シターラでさえ戦々恐々している。

一方で第7回同様、特定のプレイヤー登場時にはその人物に関するリアクションをとるだけでなく、ゲームを盛り上げるべくプレイヤーに金ベストや金の連射銃を渡したり、プレイヤーが減ってつまらないという理由から敗者復活チャレンジを伝えたり、さらには鬼タイジ専用銃を没収したりなど、コミカルで気まぐれな所も見せている。

(↓松田宣浩登場時)

「熱男~!」

シターラ「あんまり詳しくないですね…。」

(↓錦鯉登場時)

「こ~んにちわ~!」

シターラ「うるせえよ。」

「………。」

シターラ「ラスボス様、お座りください。」

さらに観察中は大晦日放送に因み年越し蕎麦を何杯も食べていた。


日光の鬼が全滅した後は彼女のいる氷の鬼ヶ城の地図を、日光の激戦を勝ち残ったプレイヤー達に送るようにシターラに伝える。

シターラ「誠に申し訳ございません…。」

「まぁ、ここまではお遊びよ。生き残った者に氷の鬼ヶ城の地図を送っておきなさい。」

シターラ「かしこまりました。」


本田「氷の鬼ヶ城、氷…。」

ナレーター「ついに、諸悪の根源、ラスボス鬼の居場所を知らされた6人の精鋭達(松田宣浩、尾形貴弘、高梨雄平松井大輔宮下兼史鷹草薙航基の代役)、本田望結)…。」

ナレーター「人間VS鬼、最終決戦の幕が開く…。」

ナレーター「最後まで生き残れるのは誰なのか!?」


「人間の皆さん、ここからが本当の地獄よ。」


そして、氷の女王に対抗すべく、宇佐美貴史、高橋光臣、高木菜那の3人の助っ人が駆けつける。

高橋「これだけのメンバーが集まってんだから…鬼、片っ端からぶっ潰そうぜぇ!」

全員「よっしゃー!」

高橋「よし行くぞ-!」


まずはシターラ直属の手先・コンーノが車掌を努める鬼列車戦に挑むことに。

シターラ直属の手先・マツマールが進行する、試練の一つ「知力の試練ー謎解き鬼電車」で本田と宮下が脱落。尾形、高橋、高木、宇佐美、松田がクリアし、残るは高梨と松井だけだが、

コンーノ「あ~まもなく次の駅に着きますので…知力の試練は終了。」

尾形「ちょっと待って!松井さんと高梨君…(まだ鬼謎解き)やってないよ!」

松井「やります!×2」

未挑戦の2人は鬼謎解きに挑戦できないことに残ったプレイヤー達は愚痴を言うが、続いては「体力の試練ー鬼ラックアウト」に挑むことに。

ここは謎解き未挑戦の高梨と松井がクリアし1人も脱落することなく鬼列車戦を見事クリア。

コンーノ「さぁ、ラスボス様のところへ向かいましょう。」

尾形「おっしゃ、やったるわ!負ける気しねぇわ!もうチームになってるんだからうちらはもう。」

コンーノ「あんまり減らなかったな…。」


その後は同じくシターラ直属の手先・どんぐーりが進行を務める最後の試練・鬼自転車戦に挑む。

「このトンネルを抜ければ、いよいよ私の所に人間共が来るのね。」

シターラ「はい。」

高梨&宇佐美ペアが競輪鬼に追いつかれ脱落するが、尾形&松田ペア、高橋&高木ペア、松井単独がクリアし、氷の女王が待つ氷の鬼ヶ城へ移動。

どんぐーり「5人の精鋭達が残りましたね、おめでとう。」

どんぐーり「この先にはラスボス様がいらっしゃる。」

どんぐーり「心して行ってきなさぁい!」

(↓状況を見ていた氷の女王とシターラ)

「私の出番ですか…。」

シターラ「いよいよ来ましたね、氷の上で人間達が戦えるか楽しみです。」

「カウントダウンまでに決着をつけましょう。いくわよシターラ。」

シターラ「はい。」


「氷の鬼ヶ城」の前にあるロッカーを開けると鬼じゃなくドッキリでシターラが現れ、そのまま上級鬼戦を挟まずに最終決戦の地「氷の鬼ヶ城」へ移動。そして…。

シターラ「ラスボス様、準備が整いました。」

その合図と共に突如氷の鬼ヶ城の櫓が上がり、最上段の頂上から氷の女王が出現する。

松井「誰だ!?」

尾形「女性!?」

ナレーター「ついにラスボス・氷の女王が降臨!!」

「よくここまで来られましたね。」

尾形「えっ!?」

「皆さんいかがお過ごしですか?」

「さ~て…まずは、小手調べと行きましょうか…。可愛い鬼、行きなさい。」

(↓一体目のフィギュア鬼タイジ時)

「今のはほんのお遊びよ~。次はこいつらが相手だ。」

スケートリンク状のステージで決戦を挑み、最初に直属の配下であるフィギュア鬼三体とアイスホッケー鬼二体を嗾け、これらがタイジされた後に彼女との対決…そう、2022年、人間VS鬼の最後の決戦となる(なお松井は一体目のフィギュア鬼で脱落。)。


「仕方がない…これからは私が相手よ…。」

武器はいつもの通りの時速100kmの高速バズーカ砲を使うが、攻撃が当たらない高い櫓で陣取っているため、弱点が見えない。但し、先程のボタンを押せば櫓を下げることが可能で3つ全て押せば胸の弱点が見えるようになる。そのため今回シターラはボタンを動かす(最後のフィギュア鬼戦)、炭ガスで視界を封じる(青)、放水をばら撒いて滑らせる(黄)、最後のボタン1個をラジコンに乗せてそれを操縦する(赤)など、あの手この手で妨害を行う。その代わり第7回にあった戦闘車と制限時間ルールは廃止されており、比較的攻撃を避けやすく、さらに氷の女王の攻撃を回避しながら作戦を練って、そこからボタンを狙うのも手である。

放水をモロに喰らった尾形とラジコンのボタンを取ろうしていた高橋を討ち取り、残り2人に追い込む。

ナレーター「プレイヤーは残り2人、果たして鬼タイジなるか!?」

「やっと2人ね、これなら楽勝よ!」

松田「2人でやらんとダメだね!」

高木「ダメですね、この…このボタンを挟むしかないですね、横と横で。」

松田「そう、俺ら真ん中で挟もう!」

櫓の奥にいる高木と中央の松田の間にボタンが来た直後に一気に駆け上がる2人。

松田「いや~無理だ!」

松田は惜しくも届かず櫓の奥へ、しかし!

シターラ「あ~押したかな?ボタン押されちゃったかな?」

高木「押した!押した!押したよ!ちゃんと押した!」

なんと場所が入れ替わる形で高木に最後のボタンを押され、櫓が最下段まで下がったことにより、ついに胸の弱点が露出状態に。

そして、松田も高木に気を取られてる隙に中央へ戻り、形勢逆転させられる。

ナレーター「後は狙いを定め弱点を撃ち抜くだけ!」

松田「もう一回行ったら行きましょうね!」

高木「はい、あの…囮になります!」

弾の発射直後に高木が飛び出す、そして…


高木「こっち!×4」

(松田が氷の女王の弱点めがけて撃ちまくる。)

松田「どうだ!どうだ!どうだ!どうだ!」

(氷の女王の弱点に命中。)

松田「よーし!」

「あぁっ……う゛っ……!」

(氷の女王が倒れる。)

最終的に高木の援護を受けた、敗者復活から最後まで生き残った松田によってタイジされ、人間に戻った。

松田「やったー!」

高木「やった!」

松田「やったー!」

高木「イエーイ!やった!」


シターラ「チキショー、ラスボス様やられちまったな!あ~あ!覚えてろよ!チキショ〜!」

シターラ「あ~やられたやられた、あ~やられちゃったぁ!」

(↓氷の女王の正体が判明した時)

高木「ずっとエルサ(松たか子?)だと思ってた。」


こうして2022年最後の鬼タイジは人間の勝利で終結。2023年が早くも鬼に染められることも阻止され、日光の人々は気持ちよく新年を迎えるのであった。

高木「鬼タイジ成功~!」

松田&高木「「熱男~!良いお年を~!」」


シターラ「いや~氷の女王期待してたんだけどなぁ。結局ダメだったか…。」

シターラ「戦う前に(蕎麦)食い過ぎなんだよなぁ。」

シターラ「ふ~うっと、来年は誰にしようかな~。」

シターラ「おーいたいた。こいついいな。はははははははは…!」

そして、シターラも2023年最初のラスボス鬼候補を探しながら、2022年を終えるのだった…。


2023年もシターラの陰謀は続く…。


第9回(鬼病院 占拠)ラスボス鬼編集

シターラ「たった今、この病院を占拠しました。これから皆さんはラスボス様の言うことを聞いてもらいます。」

シターラ「やっぱりラスボス様を怒らせると恐ろしい。」

「行きますよシターラさん。」

シターラ「承知いたしました。」

「どの人間がこの病院まで辿り着けるのか楽しみですねぇ…。ハッハッハッハッハッハッハッハ…!」


大病院を占拠し鬼病院へと変貌させた挙げ句、町工場、採石場、白鴎大学、源流林、桐生川ダム湖などを鬼化したラスボス鬼。

白い面と白を基調とした衣がトレードマーク。意外と古いもの好きで(鬼が付くドラマの出演作に因み)中華そばを前回の氷の女王のように何杯も食べていたり、色鬼四天王がアスリートであることにちなみ、その話題を出された時なぜか近鉄時代からずっと応援している「吉井投手コーチ」という古い人の名前を言っていた。また、作中(提供前のテロップ)ではベテラン感の漂う30代俳優紅白出場経験があると視聴者にヒントを与えていた。また、「しょうがないですよ」をよく言っている(実は鬼の手先が番組前半でこれのモノマネをしており、この時点で正体を突き止めた視聴者もいたことだろう)。

前回に比べると優しい性格で、プレイヤーをほとんど倒せなかった鬼の手先を、芸をやらせた後でラガー鬼力士鬼お尻を叩かせた上で力士鬼に担がせて退場させたが、誰に対しても丁寧な口調で話し、前半戦で銃を使用不能にしたりもせず、プレイヤーが自身の元に辿り着いた際には彼等を褒めている。


色鬼四天王が全滅し、各エリアを人間達に奪還された後はいつものように鬼病院の地図を送るようシターラに伝える。

シターラ「誠に申し訳ございませんでした。」

「そんなこと言ったってしょうがないですよ。生き残った者達にこの病院の地図を送っておいてください。」

シターラ「かしこまりました。」


(着信音)

春日「お、何か来ましたよ、何だ?」

春日「『皆さんここまでよく頑張りました。今からラスボス様のアジトを送ります。』」

糸井「ラスボスの。」

松村「え!鬼病院?えっ~鬼のいる病院…。」

菅田「え~どんな特殊な鬼がいるんだろう?」

安嶋「ラスボスでしょ?だって」

尾形「『アジトには特殊能力を持った強い鬼が待っています』!今回はマジでほんとにボス倒しますよ!」

ナレーター「ついに、諸悪の根源、ラスボス鬼の居場所を知らされた6人の精鋭達(安嶋秀生菅田琳寧糸井嘉男、春日俊彰、尾形貴弘、松村沙友理)…。」

ナレーター「人間VS鬼、最終決戦の幕が開く…。」

ナレーター「最後まで生き残れるのは誰なのか!?」


「ようやく私の出番ですか。ここからが本当の戦いです。」


「知力の試練・謎解き鬼病棟」で脱落した安嶋と松村以外のメンバーがシターラの案内でラスボスが待つ「決戦場」へ移動。そして…


シターラ「ラスボス様~、連れて参りましたよ~。」

(上からラスボス鬼が出現)

菅田「あ、上。」

尾形「いた!」

「ハッハッハッハッハ…よくここまで来られましたね~。」

春日「あっ!いるぞ上に!」

春日「なんだ誰だ、あれ?」

菅田「誰だ?」

ナレーター「ついに現れた…ラスボス鬼ぃ!」


シターラ「今から皆さんバトルスーツに着替えてもらいましょう。」

春日&糸井「「バトルスーツ?」」

まずはシターラから渡されたバトルスーツを着用し、ラスボス鬼直属のラガー鬼と力士鬼こと怪力鬼と戦わなければならない。さらにエリアは正方形の青いリングしかなくそこから足を踏み外せば強制脱落となる。

シターラ「あと穴空いてるでしょう。そこから銃で狙ってください。」

春日「あっ、撃っていいんすか?」

シターラ「この青いリングから落とされちゃったらもうそこで負けですから。その人死んじゃいま~す。」

尾形「嘘!?」


「まずはこの怪力鬼が相手だ!」

「かかれ〜!」

そしてラスボス鬼直属の怪力鬼(赤鬼)ことラガー鬼との対決開始。

弱点は閉じており、赤と青のボタンを押さないと出現しない。

ラガー鬼のタックルによりリングに落ちた糸井が脱落し、菅田が倒れながらも無事タイジした。

(↓ラガー鬼正体発覚時)

尾形「えぇ!?何やってんすか!」


「皆様なかなかやりますな~。」

「しかし次はさらに力の強い怪力鬼を用意しております。いきなさい!」

「かかれ〜!」

しかしこれだけで終わるわけがなく、今度は二体目のラスボス鬼直属の怪力鬼(青鬼)こと力士鬼との対決に移る。

弱点の出現方法はラガー鬼と同じだが、そのパワーは先ほどのラガー鬼とはケタ違い(前述の通り鬼の手先を軽々担ぎ上げるほど)の上、出現した弱点は背中側にあるため、後ろに回り込まなければ狙えない。

その強烈な張り手によって尾形が場外に落ち脱落するが、菅田を押し出そうとした隙を春日が背後から狙い見事タイジした。

(↓力士鬼正体発覚時)

春日「いや、そりゃ強いわ…」


こうして直属のラガー鬼と力士鬼がタイジされた事で自ら出陣。

シターラ「いよいよラスボス様の出番ですね。」

「私がお相手をしましょう。」

例によって武器は今まで通り時速100km・6球装填の高速バズーカ砲だが、第6回ラスボスのようにリロード時間が長い。直属の怪力鬼同様こちらも弱点は閉じており、

春日「え?」

菅田「シターラが何か持ってます!」

春日「あ、何か持ってる!」

(シターラがボタンが吊されている釣り竿を持ってくる)

春日「何だあれ!?」

シターラ「このボタン押さないと開かないんだよねボスの。」

ボタンを押せば弱点が出てくるがシターラが持つ釣り竿の先にぶら下げらけており、それを取って押さなければラスボス鬼の弱点は開かない。さらに…

シターラ「あのここからはね、制限時間10分です。」

春日&菅田「「10分!?」」

シターラ「10分来ちゃうと周りの鬼達が一斉に襲い掛かるんでね。」

第7回にあった制限時間ルールも復活しており時間切れになれば周囲の鬼十四体が覚醒し起動、全プレイヤーに襲い掛かり強制敗北となる。また、

シターラ「これずっとやってると疲れちゃうから…」

シターラ「織田さ~ん、アレ持ってきて~!」

春日「アレ?何?」

菅田「危ねぇ!」(直後に攻撃をかわす)

(門が開き、鬼の手先が現れる)

鬼の手先「よいしょ~!お前らもこれで終わりだ!」

春日「織田さんだ!」

菅田「どういうこと?」

織田に似た鬼の手先がローションを撒いて足を滑らしてくる妨害も行われる。

鬼の手先「ハッハッハッハ!アッハッハッハッハッ八ッハ!」

春日「うわ、なんだなんだ!」

菅田「うわぁヌルヌルだ。最悪…。」

春日「なんか撒いた!」

「織田さんありがとう!」

柱に身を潜めている菅田にローションをぶっかけ、攻撃の隙を突くファインプレイやシターラの竿操り(シターラ曰わく「ボタンが活きが良い」)が凄まじいため、敗北まで残り1分へと追い込む。しかし…


菅田「行きます!」

(シターラがよそ見をしている隙にボタンを奪う)

春日「よ~し!よしよしよしよしいいぞ!」

シターラ「あ~取られた!」

シターラがよそ見をしていた一瞬のスキを突かれてしまい、残り37秒で菅田にボタンを奪われてしまい胸の弱点が出現、総攻撃の結果残り7秒で菅田によってタイジされた。

これにより第5回以来の、プレイヤーを全く脱落させられなかったラスボス鬼となってしまった。


シターラ「チキショウ、覚えとけよお前ら!」

シターラ「あ~やられた。やられちゃった!覚えとけよ!」

春日「ベタな捨て台詞だな」


こうして大病院は鬼の占拠から救われ、鬼化された人々は元の生活に戻っていった。

春日「鬼タイジ成功!」

菅田「よっしゃ〜!」


そして元に戻った後は、鬼にされていた時の記憶は全て失っていたが、なぜかナレーターが驚き、自身が出演するドラマの番宣をちゃっかり行った。(UnextかTverで見られる完全版では著作権の都合上、宣伝はカット。)

ナレーター「嘘…だろ!?」

「あれ?なんでここにいるんだ?あっ、そうだお知らせがあったんだ!」


そして、またもや負けてしまったシターラは少しカリカリしつつ次のラスボス鬼候補を探すのであった…。

シターラ「結局ダメか…。」

シターラ「何かな、見た目の割には中身がおっさん過ぎたんだよな。」

シターラ「何か活きのいい子はいないかな次な!え~!?」

シターラ「お?おおいいね。ああ、次コイツ行ってみようか!」




第10回(フジ鬼ロックフェス2023)ラスボス鬼編集

「さぁ戦え 鬼たちよ」

「私もガチでカリカリしてしまいました。ギターでも弾いて心を落ち着けましょう。」

「その鳥人間をガチで倒すために(チキンレッグを)たくさん食べてパワーを付けてるんです。」


フジロックフェスを乗っ取って鬼ロックフェスに変貌させ、更に富士山周辺を鬼化したラスボス鬼。

金髪と黒色の鬼の面、金色の鎧が特徴の若干チャラ男な性格で「ガチ」「マジ」が口癖のミュージシャン。妻が有名人親族がすごい人モノマネが少し上手いギターが得意と話したり、後述の「鬼の日の2023」を披露したりすることで視聴者にヒントを与えていた(後者は挑戦者にも披露)。ミュージシャン故部屋には加湿器があった他、放送日に別局で放送されていた某裏番組の影響を受けてか上記3段目の台詞のように「その裏番組をガチで倒す(喰う)」と思いチキンレッグを食べている。

「銃を一旦ガチで没収させる」理由が「調子に乗っているプレイヤーに少し意地悪するため」で、さらにその対象者はチーム尾形とチーム錦鯉&日向坂だけにするなど実は意外と優しめ。また、プレイヤーに敗者復活チャンスを与える際には、シターラから「夏の曲と言えば何か」と質問された時は、「ウルトラソウル!Hey」と名曲のサビ部分を歌い、敗者復活の内容が夏歌カラオケという伏線をつけてくれた。


富士山周辺が鬼化から解放されたことで自ら挑戦状を送りつけ、今回の最終決戦地『鬼ロックフェス会場』へとプレイヤー達を導く。

シターラ「誠に申し訳ありません。」

「マジ オコの5秒前でしたよ。」

シターラ「失礼いたしました。」

「まぁいいです。生き残った者たちに、フジ鬼ロックフェス会場の地図を送っておいて下さい。」

シターラ「かしこまりました。」


(着信音)

フワちゃん「あ、メール!」

フワちゃん「『皆さんここまでよく頑張りました。今からラスボス様のアジトを送ります。』」

長谷川「『会場には最強の鬼達が待っています。心しておいでください。』」

尾形「何これ?鬼ロックフェス会場。」

高木「ロックフェス会場…。」

ナレーター「ついに、諸悪の根源、ラスボス鬼の居場所を知らされた6人の精鋭達(長谷川雅紀、尾形貴弘、高木菜那、フワちゃん、あばれる君、槙野智章)…。」

あばれる君「鬼さん一緒に踊ろうぜぇ!!」

長谷川「待ってろ鬼共!!」

ナレーター「人間VS鬼、最終決戦の幕が開く…。」

ナレーター「最後まで生き残れるのは誰なのか!?」


歌唱聞き分けステージで脱落した長谷川以外のメンバー5人が到着した時にスタンバイ。

シターラ「ラスボス様。このフェス会場には最強の鬼たちをたくさん配置しておりますので。」

「あ、あ、マイクテストワンス、チェックワンス…では、人間達とのセッションを沢山楽しみましょうか。」

シターラ「盛り上がっていこうぜ~!」

「エクセレーン(Excelent)!」


まずはシターラによって「オーニーを探せ」が行われる。

ここは1人も脱落することなく全員タイジした後、鬼ロックフェスのステージへ移動。そして…


「ようやく 私の出番ですか。」

「パンサー尾形、高木菜那、フワちゃん、あばれる君、槙野…」

「ここからが マジ ガチな戦いですからね」


シターラ「さぁさぁみんな、そろそろラスボス様が出る頃でございます。」

ミュージックステーションのテーマ曲こと「#1090 〜Million Dreams〜」をBGMに、鬼の手先にされた観客と共に鬼ロックフェスにオンステージ。

「お前らよく来たな。ようこそ、鬼ロックフェスへ!」

「最高の夏にしようぜ!右アリーナー!左アリーナー!センターー!(プレイヤーに向かって)」

「まずは鬼黒摩季(2024年2月に放送されたハードモード版では魕田りら(ONIASOBI)も参戦)…頼んだぞ!」

まずは、前哨戦として大黒摩季ならぬ鬼黒摩季(ハードモード版では追加で「鬼に駆ける」も)に歌を歌わせ、どさくさに紛れて鬼に襲撃させ、あばれる君を脱落させる(この時プレイヤーはレッドカーペットの上しか動けない。)。

鬼黒摩季のライブ後に照明が突然暗転。

尾形「え~!?」

フワちゃん「なに!?×3」

槙野「やばいやばいやばい!」

フワちゃん「やばいやばい、怖~い!」

突然の暗転に慌てふためくプレイヤー。するとどこかで聞いたことがある曲のイントロが流れ…

高木「えっ?」

槙野「待ってまだあるの?」

尾形「嘘、class?」

槙野「えっ…class!?」

尾形「classじゃないこれ?1993?」

槙野「嘘でしょう!?」

尾形「うわ~classじゃん!」

フワちゃん「えっすご~い!」

尾形「1993だよ!」


再度プレイヤー達の前に降臨し、退場した青鬼達と彼等のその後がテーマの「鬼の日の2023」(元ネタはclassの「夏の日の1993」)という、やけにメタい歌を歌うことで、これまでを振り返ると同時にプレイヤーの健闘を称える(フワちゃん曰く「今日の歌」。この時だけエコーがなくなる)。

(以下、その歌詞)

「♪ガチで別人のプロポーション Ah 鬼になったpeople

弓矢の達人 あっさり負けてすぐ 酒あおる鬼奴

ガチな健介 不様にやられ Ah マジギレの北斗

ハンバーグ叫ぶヤンキー番長 すぐ飲みにいった

巨大ボールで Say ダイブ

野球ボールで So ファイト

あんなに素振りもしたのに

2023 タイジした oh 鬼に夢中

普通の人間と思っていたけど

ワオ! やるじゃない ノー! S・K・R槙野「S・K・R?」

(S)最後の最後に

(K)勝てるかな

(R)ラスボスの俺に」


そして、歌い終わった後に再び照明が暗転したその時!

槙野「油断しちゃダメよ!」

フワちゃん「えっ、なんか来た!」

(突然スポットライトが向かれた門が開き、中からラスボス鬼戦闘車両に乗ったシターラが現れる。)

尾形「うわ!うわ~!」

フワちゃん「なにやってんの!?」

槙野「シターラだ!」

フワちゃん「シターラ!」

槙野「えっ?」

尾形「派手なバイク…。」

ナレーター「厳ついバギー(戦闘車両)で登場のシターラ…。最終決戦はどんな戦いになるのか?」

シターラ「みんなはねぇ、その乗り物に乗ってしか移動できないから。」

フワちゃん「えぇ!?これ赤ちゃん用の三輪車じゃん!」

槙野「キッツ!」

尾形「小っちゃすぎますってこれ!」

プレイヤーはシターラから渡された子供用三輪車に乗り、ラスボス鬼と戦わなければならない。対するラスボス鬼はというと勿論…

シターラ「ラスボス様、お乗りください!」

尾形「誰だこれ、ラスボスって!」

フワちゃん「ラスボス様!」

槙野「誰!?」

尾形「ぜってぇ負けねぇぞ!」


シターラの指示によりラスボス鬼は戦闘車両に乗り込み、遂にラスボス戦に突入。

今回のルールは、ラスボス鬼がシターラが操縦する戦闘車両に搭乗する(第6、7回)、制限時間なし(第7、9回以外)、防御解除に手間取る(第8回以降)、シターラ以外にも鬼の手先が妨害に参加(第9回)と、これまでのラスボス鬼戦を統合したようなものになっているが、戦闘フィールドは「×」印状になっており、しかもプレイヤーは上記のように子供用の三輪車でしか移動出来ない。武器は例によってリロードに時間がかかる6球装填の高速バズーカ砲だが、ミュージシャンらしく鬼の面のベースギターのデザインになっている。しかし補充スペースが1箇所に固定されているため、弾切れを起こすと補充スペースまで戻らなければならない大きな弱点が追加されている。

今回の弱点は位置こそ胸であるものの蓋で隠されており、弱点を開けるためには第8、9回のようにボタンを押さないといけないが…


シターラ「さぁ、ラスボス様の弱点は『4つのボタン』を押さないと開かないから。」

シターラ「よ~し、じゃあ…ヤスムラ、頼んだ!」

フワちゃん「えっ!?」

尾形「ヤスさん?」

ヤスムラ「あ~はっは!ボタン置きますよ~!」

尾形「ヤスさん!とにかく!」

ヤスムラ「最初はどこかな~?ボタン(赤)は~ここだ~!(「×」印状フィールド右下の先端に赤ボタンを設置)」

シターラ「それじゃあ、ラストバトル…スタートだ!」

弱点解放のために必要なボタンはシターラの言うとおり4つあり、しかもボタンは1個押される毎に鬼の手先であるヤスムラが違う場所に配置させてくる(1つ目(赤)は通常だが、2つ目(緑)は道中の置き石、3つ目(黄)は通常と見せかけてヤスムラによる放水妨害、最後の4つ目(青)は坂道で取りづらい。流石に設置中ラスボス鬼は攻撃しない)。


槙野、フワちゃんを討ち取るが、最終的に尾形が自ら犠牲になり高木の後ろを押し弱点の露出に成功。いよいよ最終決戦も大詰めになり、最後の1人となった高木はラスボス鬼のタイジ、ラスボス鬼はプレイヤーの全滅へと急ぐ。

シターラ「開いてるからなこりゃ、気をつけないと。やばい撃たれてる!」

激しい戦いの中、どちらも譲らぬ攻防でなかなか勝負が付かない中…

「やばい弾が、弾がなくなった!」

シターラ「弾がない!弾がない!」

「やばい!」

シターラ「弾がない!」

「弾がない!」

シターラ「ちょっとここやばい!ここやばいよ!」

ついに、バズーカの弾だけでなく補充スペースも弾切れとなり焦りはじめる。そして…


高木「当たった!」

「あ~!!」

シターラ「えぇ!?やられた!?」

「うわぁぁぁっ。」

シターラ「うわ~ラスボス様!」

高木「えっ、勝った!?」

その千載一遇のチャンスを逃さなかった高木にタイジされる(それでも前述の大きな弱点があったにもかかわらず、自己犠牲も含めて単独で3人(槙野、フワちゃん、尾形)もプレイヤーを脱落させる大健闘を見せている。)。

シターラ「あれ、撃たれた!?うわぁーラスボス様ー!」

(ラスボス鬼が消滅する。)

高木「やったー!ラスボス倒したぞー!」

シターラ「チキショウ、覚えてろよ〜!」


こうして、鬼ロックフェスは終焉。フジロックフェスは無事公演を再開し、富士山も笑顔で見守ってくれるだろう。

高木「鬼タイジ、大成功〜!イェーイ!!」


そして解放された後、それまでの記憶を失っていたことを略称で披露して、娘を迎えに行ったようだ。

「あぁ…ONI…(O)俺は(N)なぜここに(I)いるんだ…?」

「あっ、やばい!?娘のお迎えに行かなきゃ!!」


そして、またしても人間に敗れてしまったシターラはまたいつものようにラスボス鬼候補を探すのだった…。

シターラ「あ~結局ダメだったか!」

シターラ「何かちょっと頼りなかっただよな!『ガチ』とか『マジ』とかなんかちょっとウザかったしな~。」

シターラ「今度は誰にしようかな~?」

シターラ「根性ありそうでず~っといい奴がい…おぉ!」

シターラ「コイツいいな元気ありそうだな…。」

シターラ「へへへへ!コイツにするか!」


第11回(節分決戦inハワイアンズ)ラスボス鬼編集

「さぁ戦え、鬼たちよぉ!」

「私なら瞬殺ですがね…」


福島県いわき市の天国とも言える、「日本のハワイ」の二つ名を持つ大型レジャー施設スパリゾートハワイアンズの全施設(プール・ホテル・露天風呂・宴会場)を占拠して、鬼の蔓延る地獄に変えたラスボス鬼。その施設の一部である「鬼ウォーターパーク」をアジトとして陣取っている。

節分(今回の開催時期)に因み節分用豆を齧る(鬼がそれを齧ってていいのかというツッコミはなし)、筋肉隆々の元格闘家。武技だけではなく歌にも優れており、「過去に大阪ドームを満員にした経験があるカリスマ」かつ、「妻が女優で3人も子供がいるハワイ好きのイクメン」でもある。それを反映したのか角が大きく鋭い黒鬼の面をつけているが、片方の角が折れている。また、歴代のように鎧は(肩部以外)付けていないため、非常に軽装。

作戦が完全に破綻した鬼の手先(野崎守チンギス)に前述の豆をぶつけて上記2段目の台詞を言いながら指の骨を鳴らしたり、プレイヤーをよく挑発したりするなど荒っぽく好戦的な性格が目立つが、手先2人の咄嗟のモノマネネタを見て笑い、失敗を水に流すなど優しい所もある(単に笑いが浅いだけかもしれないが)。また大砲攻撃時にプレイヤーを狙うことに集中し過ぎて、その前にいるシターラに被弾させかけるドジな面も(その時には素直に「シターラ、すまん」と謝った)。

鬼と鬼の手先に対しては比較的度量が広いが、プレイヤーに対しては初めから敗者復活のチャンスを与えないなど容赦ゼロ。さらに見かけによらず頭の回転が早く(シターラもディスり気味に称賛した)、「鬼かくれんぼ」の際にプレイヤーを丸腰にさせたり、青鬼捜査一課の数を増やしたり、自分が出陣した際にとある予防線を張っておくなどしてプレイヤーを何度も苦しめる第5回ラスボス鬼ばりの本格派第7回ラスボス鬼にも匹敵する歴代最凶クラスの猛者でもあるが、あちらが司令塔ならこちらは猛将または絶対君主といったところか。


前述の「鬼かくれんぼ」と「オーニーを探せ」を敗者復活無しで切り抜けたプレイヤーが7人(フワちゃん、松田宣浩、久間田琳加、高橋光臣、佐野岳、あばれる君、シュウペイ)もいることを知ると彼らに挑戦状と今回の最終決戦地「鬼ウォーターパーク」の地図を送りつけ、その入り口を開放させる。


シターラ「誠に申し訳ありません。」

「お遊びはここまでです。」

「生き残った者たちに、このアジトの地図を送っておいて下さい。」

シターラ「かしこまりました。」


ナレーター「ラスボスが待つのはハワイアンズが誇る巨大な屋内プール…。」

ナレーター「これまで閉ざされていたその扉が遂に開いた…!」

高橋「『最強の鬼が待っています。心しておいでください。』」

「おぉー!」

久間田「最強の鬼!」

フワちゃん「最強鬼だって!」

佐野「やってろうぜ。」

ナレーター「ハワイアンズを占拠したラスボス鬼との最終決戦が幕を開ける…!」


「ここからが本当の戦いです。」

「それでは人間達との最終ラウンドを楽しむとしますか…。」


歌唱聞き分けステージで脱落したシュウペイと佐野以外のプレイヤー5人は次の試練及び前哨戦である「一夜限りの鬼ライブステージ」に挑む。


ここではオーニーに囲まれながら湘南乃風ならぬ湘南乃鬼の名曲である「純恋歌」と「睡蓮花」を聞き、そのどさくさに紛れた鬼に襲撃されるが、今回は1人も脱落することなく全員タイジした(この時プレイヤーはプールの中にあるレッドカーペットの上しか動けない)。


その様子を見ていたラスボス鬼はここまで練ってきた作戦を破られたことに激昂し、怒りながら豆を思いっきり投げており、自ら出陣することに。


「ようやく私の出番ですね…オラオラオラオラ!」

「覚悟しておいてください…!!」


その後5人はシターラの案内でラスボス鬼が待つ大プールへ移動。そして…

シターラ「ラスボス様、ラスボス様~!」

(上から姿を現すラスボス鬼)

久間田「あっ、いた!」

フワちゃん「あっ!」

高橋「え、え、ケンシロウみたい…。」

「お前ら、よくここまで来れたな!!」

フワちゃん「誰だ(ラスボス鬼の正体は)?」


ラスボス鬼の胸の弱点はいつも通り閉ざされており、

シターラ「あそこにボタンがあるんで、これからボタン押さないとラスボス様の弱点の蓋が開かないんでねみんな」

フワちゃん「厄介だな…。」

プレイヤーは20m離れた位置にある青いボタンを押して弱点を開放しにかかる。なお…


「ここからはそのタライに乗って戦ってもらう。」

久間田「(ラスボス戦では)これに乗ってやるんだ。」

シターラ「タライから落ちたら、アウトです。」

久間田「落ちたらアウト!?」

ナレーター「タライは3つ…つまり、一度に挑戦できるのは3人まで。」

高橋「なるほどね。」


水上が舞台となる今回のラスボス戦では、戦闘フィールドは勿論水面。ここからはプレイヤーはラスボス鬼及びシターラから渡されたタライに乗り、ラスボス鬼と戦わなければならない。さらに今回は攻撃が当たっても脱落にならないが、落水すると目覚めた鬼(恐らく無敵。というか落水してから立て直すことは不可能。)に攻撃され強制脱落になる(そのため今回のラスボス鬼とシターラ(+鬼の手先)はあくまで直接攻撃を行わず相手を戦場から引きずり下ろさせてくる役目で、落水時にだけ目覚める鬼が攻撃役を担当する。)。


まずは高橋、あばれる君、フワちゃんがタライに乗り、いよいよ最終決戦開幕。

シターラ「よーいスタート!」

松田「いけ、ガンバって-!」

久間田「頑張れ!」

ラスボス鬼は高所から、第5回ラスボス鬼が使っていたのと同じ大砲でプレイヤーを狙撃し、更に…

「シターラー!攻撃だー!」

シターラ「はーい、ラスボス様ー!」

フワちゃん「待って設楽さんも!?ちょっともぅ…シターラ!」

タライに水を入れて転覆させるシターラによる放水の妨害付きでプレイヤーを翻弄。

プレイヤー達が先程の放水の妨害で思うように進めない中、放水と大砲のダブルパンチを喰らわせてフワちゃんを沈没。その後、代わりに出陣した久間田も放水で集中攻撃させて冠水させる。残った松田が自慢のパワーで一気に接近してボタンを押すことに成功。しかし…


シターラ「さぁ!最後のボタン、黄色いボタンここにあるから!」

シターラ「これ押すと、ラスボス様の急所ね扉開くから!」

高橋「おい!おい、おい、おい、おい、おい!おい、おい、おい、おい、おい!!」

シターラ「あ~言い忘れてたけど、このボタン動くから。」

高橋「どうやって押すのよこれ!」

弱点開放のもう一つのボタンである黄色いボタンはビート板に乗っており、それにラジコンを結びつけたものをシターラが操縦してプレイヤーを混乱させる(高橋が上記のように過剰なまでの反応を見せたのは、第8回でラジコンボタンのせいで脱落したことを思い出したからだろうか?)。

しかしそれに伴い放水は撤廃。さらに無人島サバイバル経験でよく食料の確保の経験のあるあばれる君が「魚と一緒」「角に追い込む」とアドバイスしたことで比較的簡単に対処された上、高橋を攻撃した砲弾がシターラをかすめたことにより操縦が疎かに。その隙をついた高橋がボタンを押して弱点の露出に成功し、あばれる君にタイジされ、元の人間に戻る…

はずだった。

「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ…!」

あばれる君「えっ!?」

高橋「何?何?何?何?何?」








「こんなんじゃ俺はやられねぇぞ!」

高橋「ちょっと待ってマジか…」

そう、今回のラスボス鬼には二の目があったのである(いつもラスボス鬼が使っているバズーカをまだ使ってなかったことから、勘づいた視聴者もいただろう。砲台攻撃が第5回以降、ラスボス鬼戦で全く採用されていないことや放送尺がまだ残っていたこともヒントだった)。


シターラが操縦する大型カヌーに搭乗、直接対決に移る。武器もいつもの6連高速バズーカ砲に移行、当たっても脱落にはならないので先程のように転落を狙ってくる。更に放水の妨害が復活、先程のシターラはカヌーの操縦を行うため、代わりに鬼の手先が新たに放水を行う。

正面から攻撃しても効き目がないことから…


あばれる君「(弱点は)背中だ!背中!背中にある!!」

シターラ「ヤバいバレた!」

真の弱点が第7回以来の背中であることが判明。

弾切れになると補充しに行くのもこれまでと一緒だが、前回を反省したのか補充スペースが二ヶ所に増えている。だが、今回はカヌーのためかシターラが補充スペースに行くまでかなりの時間がかかるという最大の弱点も。

それでもその弱点をカバーするほどの火力を誇り、それを至近距離から3発連続で喰らわせて松田を撃沈。あばれる君には弾補充中に集中攻撃されたが、補充直後に顔面に弾を直撃させて水没、高橋を孤立無援に追い込む。

あばれる君「あと一歩だったのに…'ま'つおみさん…頼みます…」

高橋「『みつおみ』ですけど~!あばれる君~!」


シターラ「いや~残り1人ですよラスボス様!」

「さっさと片付けてしまおうぜ!!」

高橋「一騎討ちだ一騎討ち!来い来い!!」

最後の一人となった高橋の殲滅&プレイヤーの敗北に取りかかり、高い攻撃力に加えて放水の援護、更にはカヌーに乗っているため持久戦でも圧倒的に有利に立つ。だが…


「シターラ、シターラぁ!弾切れじゃぁ!!」

シターラ「何でそんな早く!?弾切れが早い…ラスボス様もっと大事に撃って下さい!!」

なんとここに来て勝ちを確信したためか、前述の荒っぽい面が勝負を急いでしまうという最悪の形で裏目に出る。それに加えて補充した弾もすぐに使い果たすため、何度も弾切れを起こして補充スペースに向かう羽目になり、カヌーを動かすシターラも体力を消耗。さらには支援の放水が届く限界も高橋に見切られたらしく、放水を避けて行動される。そして通算4度目の弾切れの隙をつき、高橋が捨て身の超接近戦を仕掛け…


「シターラ、弾がない!まずいシターラ…まずい、やばい…あ、ぐわ〜!!」

高橋「行くしかない!行け行け行け、撃って、後ちょっと…オッケー!オッケーーッ!!」

番組紹介の際に「史上最強!?」と銘打たれていたのは伊達ではないと言わせしめるほどの実力を見せつけ、(変則ルールかつ放水もあったとはいえ)独力で4人もプレイヤー(フワちゃん、久間田、松田、あばれる君)を脱落させる(「鬼かくれんぼ」の残り5分で青鬼捜査一課の増員の提案をしたことで、ハシヤスメ・アツコと角中勝也も脱落したことも踏まえると、実質6人とも言える。)猛威を振るったこの鬼も、高橋のほぼ零距離射撃を背後に喰らってついにタイジされた


「シターラぁ…」

シターラ「あっ、ラスボス様!?うわラスボス様やられちゃった!」

(ラスボス鬼が消滅。)

高橋「やったぞ~!!」

シターラ「なんてこった~…覚えてろよ~!」


こうして2024年初の鬼タイジは完遂。節分が鬼に乗っ取られることも阻止された。

同時に高橋は男性初の2回生還者になると同時に、完全制覇かつラスボス鬼タイジで勝利を2回も決めるという前代未聞の快挙を成し遂げたのである。

高橋「鬼タイジ成功ー!気持ちいい〜!フゥー!やったぜ〜!!」


そしてハワイアンズは鬼から解放され平和が戻り、鬼化された彼も今度こそ元の人間に戻り、子供を迎えに行った。

「あっ、やべっ!?子供迎えに行く途中だった!」


そしてまたしても負けてしまったシターラは新たなるラスボス鬼の依代を探すことに…

シターラ「あ〜ぁ負けちゃったよもぅ…」

シターラ「何がカリスマだよ!弱っちいじゃねえかよ!」

シターラ「次のラスボスは…誰にしようかな…」

シターラ「おぅおぅおぅ、コイツいいな…ヘッヘッヘッヘッ…!」


第12回ラスボス鬼編集

次回放送予定の第12回の舞台となる場所を鬼化した第12回のラスボス鬼。

姿と正体は現時点では未だに不明で、その詳細は後日放送予定の第12回の放送で明らかになる。

第12回ラスボス鬼の正体は一体誰なのか!?

次回の放送を見た人は追記お願いします。


関連タグ編集

THE鬼タイジ

ラスボス 

鬼の王:恐らく第5回以降からのモチーフ。元が人間だった者元凶によって変貌させられた点が共通。但しこちらは自力で帰還している。

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THE鬼タイジ ざおにたいじ

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