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シンカリオンの編集履歴

2019-04-01 12:31:25 バージョン

シンカリオン

しんかりおん

シンカリオンとは、タカラトミーより発売される日本の夢と技術が詰まった乗り物「新幹線」から変形する巨大ロボットの総称ならびに玩具シリーズの略称(正式なタイトルは『新幹線変形ロボ シンカリオン』)。この項目ではPVとコミカライズを含んだ簡易説明をする。

※基本概要及びオリジン版設定とTVシリーズに関しては別項目を参照。


概要

 とある場所の地下深くにある「新幹線超進化研究所」が未知の存在に対抗するため、新幹線をベースに次世代テクノロジーを結集させて開発した特殊車両ロボットの総称。


 通常は新幹線形態である『シンカンセンモード』(アニメ版では「モードシンカンセン」)で現場に赴き、「超進化速度」と呼称する時速1225km/h前後まで到達することで戦闘形態『シンカリオンモード』(アニメ版では「モードシンカリオン」)へと変形が可能。基本的な構造は略同一だが、特性の仕様変更によって内細部は異なっている(変形するE5のボルトの本数や連結部をじっくり観察したければPV主題歌で詳細可能)。

東日本北海道の車両とN700A、新800系は先頭車両2両が先頭部を向い合せに連結し、500系以外の西日本の車両は1両で変形する。


 2両連結変形型の場合は先頭車両は同じ車両でなければいけないということはなく、状況により上半身と下半身や付属品を交換するリンク合体で特性を変えることができる。 二の腕や大腿部、脚部の後ろ側を見るとちゃんと車輪が存在する。

 500系とN700Aアドバンスドモード、923型ドクターイエロー以外の中間車は変形に関係しないが、シンカリオンが使用する武器庫になっている。THE ANIMATIONでは掌から光子を発生させ取り出す仕組みである。


 メディアミックスの共通のお約束として『シンカリオンが建物を壊す』事がNGとなっている。これは監修側のJRが出したルールで新幹線モチーフのロボットが建物に被害を出してしまうと新幹線のイメージダウンにつながるからである。そのためPVアニメでは市街戦を避け、極力壊さないように演出、TVアニメ版は後述する『捕縛フィールド』で戦う場所を確保するという配慮されている。(ただし、敵がフィールドを破ったり、別世界に来てしまうと言ったやむ得ない場合がごくまれに存在する。)


機種別

E5(イーファイブ)はやぶさ

全長:40m(アニメ版:26.5m)

重量:100t

ベース車両:E5系

武器:カイサツソード・超カイサツソード(ウイングとカイサツソードの合体形態)

特殊装備:ウイング・脚部スラスター・脚部爪・グランクロス

必殺技:グランクロス


最初に開発されたシンカリオン。

正規パイロットは速杉ハヤト

頭部モチーフはと思われる。

脚部のスラスターを利用した大ジャンプと空中での高速移動が可能で、ウイングを背中に装備すれば更にその性能を強化できる。

必殺技は連結器カバーを開き、そこから緑のビームを放つ「グランクロス」。

アニメ版ではエネルギー体の自動改札を作り出して敵を固定し、その上からカイサツソードで切り裂くという攻撃も披露した。


H5(エイチファイブ)はやぶさ

全長:40m(アニメ版:26.5m)

重量:100t

ベース車両:H5系

武器:カイサツソード・超カイサツソード(ウイングとカイサツソードの合体形態)

特殊装備:ウイング・脚部スラスター・脚部爪・YHS・グランクロス(アニメ版では非搭載)

必殺技:グランクロス(アニメ版では使用不可)


北海道に配属されたシンカリオン。

THE ANIMATION版の運転手は発音ミク

E5はやぶさとほぼ同型だが、塗装の他、ヘッドモチーフもH5系の車両マーク(北海道とシロハヤブサを表現したもの)に変更されている。

性能についてもE5はやぶさとほぼ同じだが、寒冷地での活動も可能とするためボディとカイサツソードに「YHS(ユーバリ・ヒート・システム)」を内蔵

YHSのエネルギーラインは北海道の著名なフルーツを思わせるオレンジ系のラインとなっておりカイサツソードもそのエネルギーでオレンジに輝いている。


E6(イーシックス)こまち

全長:38.5m(アニメ版:25m)

重量:95t

ベース車両:E6系

武器:フミキリガン

特殊装備:脚部ホイール

必殺技:フミキリキャノン


E5はやぶさの次に起動した第2のシンカリオン。

作中設定での正規パイロットは優あきた。(アニメ版は男鹿アキタ)

頭部モチーフはなまはげ

脚部のホイールで地上を高速移動し、障害物が多い場所や狭い場所でもスピードを落とさず移動できる。

武器の「フミキリガン」は2丁拳銃で、高速移動しながらでも正確に敵を攻撃可能。

フミキリガンは変形させると「ライフルモード」にもなり、頭部の「ナマハゲゴーグル」を装着すれば長距離の敵も狙い撃てる。

更に両肩に装備すれば「キャノンモード」になり最大火力が出せる。


E7(イーセブン)かがやき

全長:40m(アニメ版:26m)

重量:110t

ベース車両:E7系

武器:シャリンドリル

特殊装備:脚部クローラー・腕部ナックルガード


開発が遅れていたシンカリオン。

作中設定での正規パイロットは前田つらぬき。(アニメ版は大門山ツラヌキ)

シンカリオンの中でも抜群のパワーを持っており、自分より巨大な敵にも真っ向から立ち向かう。

脚部のクローラーでどんな荒地でも最大のパワーが発揮可能。

スピードは劣るものの装甲が他二台よりも厚く、敵の攻撃をものともしない防御力を持つ。

特に拳は強力で、パワーとクローラーの安定性を合わさって豪快な格闘戦を展開する。

E7系の台車をベースに開発された「シャリンドリル」は、どんな相手も貫いてしまう威力を持つ反面、非常に重量があり急勾配を駆けるE7かがやきのパワーでないと扱うのは難しい。

アニメ版では強化型必殺技としてドリル部分が大型化する「パワードモード」も披露した。


E3(イースリー)つばさ アイアンウイング/フレアウイング

全長:38.5m(アニメ版:25m)

重量:95t

ベース車両:E3系1000番台

武器:フミキリシュリケン・シュリケンソレイユ(アニメ版では使用不可)

THE ANIMATION版のフレアウイングの運転手は月山シノブ

アイアンウイングが銀色の車両から、フレアウイングが紫色の車両から変形する兄弟機で、タッグでの攻撃は誰にも止められない。

フミキリシュリケン」は遠近両用で、2機のそれを合体させた「シュリケン ソレイユ」はどのような敵でも切り裂いてしまう。

THE_ANIMATIONでは装備を組み替えることにより近接戦向きのクナイモードを披露したほか、分身も行った。


アニメ版には11月現在のところ銀のアイアンウイングは登場せず、フレアウイングのみが「E3つばさ」名義(シンカリオンアプリ内「おしえて!シャショット」では「フレアウイング」と呼称している。)で出演していたが、

てれびくん2018年12月号にて従来と同じ「アイアンウイング」の名で銀の翼が満を持して復活することが発表。

戦闘で大破し復帰に時間がかかるフレアウイングの代理として登場した。

また、武器の形状はオリジン版時代と同一ながらも、「形状をノコギリ状に変更して切れ味を強化した『真フミキリシュリケン』」という設定が新たに追加された。


玩具版のShincaはフレアウイングとアイアンウイングで共通のため、シンカギアでオリジン時代に例に出されていたE3同士のリンク合体を行うとエラー音声が発生してしまう。


700のぞみ

全長:30m(アニメ版:19.0m)

重量:45t

ベース車両:700系3000番台B5編成

武器:シンカブレード


車両の総合性能を活かしてどんな場面でも活躍できるバランスタイプのシンカリオン。

これまでとは違い、先頭車両1両のみから変形する

シンカンセンモードでは7000番台と同じく2号車にパンタ車が連結されている。

シンカブレード」はシンカリオン運転に必要なICカード「Shinca」をモチーフとした剣で、

E5はやぶさをベースに開発しているのか、武器がホームに入る際に使用するものをベースとした剣と非常によく似通っている。

またE5の「超カイサツソード」へ合体することで「シンカイサツソード」へと強化が可能。


700ひかりレールスター

全長:30m(アニメ版:19.0m)

重量:45t

ベース車両:700系7000番台ひかりレールスター

武器:カンカンガン


700のぞみと同じ先頭車両1両での変形をするシンカリオン。

踏切をモチーフとした銃「カンカンガン」で遠距離から正確無比な狙撃を行い、仲間をサポートする。

この銃は通常時カンカンと大きな警報音を響かせているが、音を発さない「サイレントモード」にすることも可能。

尚、当たり前だがレールスターの走る山陽新幹線をはじめ、フル規格新幹線本線には踏切は一切存在しない為、こちらもE6こまちをベースに開発されたと推測できる。

さらにE6の「フミキリガン」との合体で「トリプルフミキリガン」へと強化できる


N700みずほ

全長:30m(アニメ版:19.0m)

重量:45t

ベース車両:N700系みずほ・さくら

武器:ドウリンハンマー


700のぞみ・ひかりレールスターと同じ変形構造のシンカリオン。

パワータイプの機体で動輪を模した「ドウリンハンマー」を武器とする。

同じく足回りを模した建設系の武器を使うパワータイプであることから、E7かがやきを参考に開発されたとも考えられる。

またE7の「シャリンドリル」と合体することで「ダイシャリンドリル」へと強化する。


シンカリオン トリニティー

全長:m(アニメ版:28m)

重量:140t(アニメ版にて公開)

ベース車両:シンカリオン700/N700シリーズ

武器:トリニティーハルバード(アニメ版)

特殊装備:3体合体

必殺技:トリニティーストライク(アニメ版にて呼称)


700のぞみ、700ひかりレールスター、N700みずほが3体合体して誕生するシンカリオン。

700のぞみが中心となる「トリニティーN(ネオ)」、

700ひかりレールスターが中心となる「トリニティーH(ハイパー)」、

N700みずほが中心となる「トリニティーM(メガ)」

の3種類に合体可能

必殺技はグランクロスのように全車両の連結器カバーを展開して放つビーム砲。


他にも、このトリニティーを構成するメンバーは、下半身と武器台座が「ギガブースター」として2両連結型の背中に合体することが可能。


500こだま

全長:m(アニメ版:27.0m)

重量:120t(アニメ版にて公開)

ベース車両:500系V編成

武器:シンゴウスピア

特殊装備:ミサイルシールド



東日本型と違い京都鉄道博物館から出撃するシンカリオン。

THE ANIMATIONの運転手は速杉ホクト

2号車・7号車の中間車2両も巻き込んだ全く新しい4両合体変形で、最大・最強のシンカリオン

武器は後尾車両が変形したミサイルシールドと、

ライフルモード・スピアモード・メイスモードへと変形できる「シンゴウスピア」。


クロス合体」呼称する2両変形型の先頭車を中心とした5両合体をすることも可能。

PVやアニメではE5はやぶさとのクロス合体「E5×500」を披露しており、超カイサツソードとシンゴウスピアを接続した「カイサツトライデント」を振るい戦っていた。

他にも説明書にはE6×500がライフルモードへフミキリガンを合体させた武器を装備する写真や、シャリンドリルとシンゴウスピアを合体させた武器をE7×500が持つ写真が掲載されている


500_TYPE_EVA

全長:m(アニメ版第2形態:28.5m)

重量:123t(アニメ版第2形態にて公開)

ベース車両:500系V2編成500_TYPE_EVA

武器:シンゴウスピア

特殊装備:ミサイルシールド・ATフィールド・裏コード「the・EVA」

必殺技:

エヴァンゲリオンとコラボした500系から変形するシンカリオン。(但し肩に変形する7号車が6号車に準じた塗装になっている)

突如出現した「A.T.フィールド」を使う謎の生命体「使徒型バチガミ」に対抗すべく、「特務機関 NERV」と共に緊急極秘開発した機体。

対使徒型バチガミ用の性能が強化され、ミサイルシールドから「A.T.フィールド」発生させることが可能。

また、裏コードを発動させることで、頭部に特殊な装甲を形成しリミッターを解除した「闘争に特化した形態」となる。


シンカリオン500こだまのリデコ商品で、頭部の一部と単体時・合体時用ヘッドパーツ計2種がエヴァンゲリオン初号機をモチーフにした新規造形に変わっている

その「第2形態用ヘッドパーツ」を装着させることで「シンカリオン500TYPE EVA 第2形態」になる

また、シンゴウスピアもロンギヌスの槍風カラーとされるクリヤーレッドとなっている。

この商品では、先着でプラレールのイメージキャラクターでおなじみのプラキッズのてっちゃんがプラグスーツを着た、「てっちゃんTYPE EVA」がプレゼントされるキャンペーンが行われ、公開された動画でも彼がパイロットを務めている。


この車両は版権の都合上TBSアニメ版では参加が難しいと思われるのだが、アニメスタッフがエヴァンゲリオンサイドに申し込み、アニメ参戦が決定。5月5日放送の17話に新大阪駅に入線する一般新幹線として登場しており、BGMもテレビ放送版限定でエヴァOP「残酷な天使のテーゼ」が使用されたが、Buru-reiBOXでは此方が採用。。

(ニコニコ生放送などWEB公開版ではオリジナルBGMに差し替えられている)

THE ANIMATION版では31話「発進!500TYPE EVA」にて熱中症で倒れたハヤトの夢という形で登場、終始第2形態の姿で活動した。

(変形中の頭部展開直後の第2形態用ヘッドパーツ展開中のみ本来の顔が現れる。)

今回はコラボ先の主人公にてモチーフ機体のパイロットである碇シンジが運転していた。

この時は製品と異なり実車に合わせた塗装に直されている。(この仕様で商品化されるかは不明)

コラボ先の監督がアニメに対しての激励のコメントを残している。


800つばめ

全長:(アニメ版:26.5m)

重量:95t(アニメ版にて公開)

ベース車両:新800系

武器:パンタグラフアロー

特殊装備:ダブルウイングシステム

必殺技:


九州専用機のシンカリオン。

THE ANIMATIONの運転手は大空レイ

変形はEシリーズとほぼ同じだが、シンカンセンパネルが背面へと移動し展開した「スワローウイング」と、姿勢制御を担う燕尾のような脚部のサブウイングが大きな特徴にして相違点。

このダブルウイングシステムによりシンカリオントップの滞空時間を誇る。

武器は燕の形のエネルギーを放つ「パンタグラフアロー


N700Aのぞみ

全長:通常時:40m アドバンスドモード時:45m

 (アニメ版:通常時26.5m アドバンスドモード時27.5m)

重量:通常時:100t アドバンスドモード時:140t

ベース車両:N700AN700系1000番台・4000番台)

武器:アドバンスドモード時:アドバンスドアーム・クルマドメシールド

特殊装備:デュエルモード(アニメ版)アドバンスドモード

必殺技:通常時:エアロダブルスマッシュ(アニメ版)

    アドバンスドモード時:ドラゴンナックル


ドクターイエロー登場まで唯一無二だったリニア・鉄道館の地下から発進する東海型シンカリオン。

THE ANIMATIONの運転手は清洲リュウジ。後に弟の清洲タツミに受け継がれる。

こちらも、700と同じようにシンカンセンモードでは2号車がパンタ車になっている。

基本的にはEシリーズなどと同一の変形だが、

中間車が変形する「クルマドメシールド」「アドバンスドアーム」(それに加え台枠部分が背中に変形合体する)を装備、

ブースターを内蔵した肩の「アドバンスドショルダー」及び機動力を強化する脚部の「アドバンスドレッグ」、頭部のヘルメットを展開することで、「アドバンスドモード」へ二段変形することが可能。

これによりパワー・スピード共に大幅に強化され、格闘性能を極限まで引き出すことができる。

アドバンスドモードではロケットパンチタイプの必殺技「ドラゴンナックル」を放つ、

玩具でも実際にシンカリオン唯一のスプリングによる発射ギミックが搭載されている。


THE_ANIMATIONでは近接戦特化型の特徴を最大限に生かすべく敵と自分をバリアで小範囲に封じ込める「デュエルモード」や

ノーマルモードの必殺技として、両腕からフレアウイングのフミキリシュリケンに類似した形状の青白い光の刃を発生させ突き刺す「エアロダブルスマッシュ」を披露した。


ブラックシンカリオン

全長:通常時26.5m ドラグーンモード時:19.5m バーサーカーモード時:34m

重量:通常時100t ドラグーンモード時:150t  バーサーカーモード時:120t

ベース車両:漆黒の新幹線

武器:ダークカイサツソード・ダークフミキリガン・ダークシャリンドリル・ダークフミキリシュリケン・ダークドラゴンナックル・ダークスワローウイング・ダークミサイルポッド

特殊装備:ドラグーンモード・バーサーカーモード

必殺技:通常時:デスグランクロス

    ドラグーンモード時:ドラゴンレールアタック

    バーサーカーモード時:へルグランクロス


THE_ANIMATIONのみに登場するオリジナル機体。

さながら「300系ではなくファステックと融合したブラックエクスプレス」といった、刺々しいアローラインの先頭部とヘッドライトを持つ謎の車両「漆黒の新幹線」から変形する

(後尾車は形状が全く異なり、運転台は無い)。

山形新幹線区間に入線していたため、車体はミニ新幹線寸法の可能性も高い。

正体不明の「黒い粒子」を振りまき、通った周囲の何かを「巨大怪物体」に変えシンカリオンへ戦いを挑んでいたが、18話にてエージェントの一人セイリュウが乗り込みついに変形。

圧倒的なパワーと各シンカリオンのものを凶悪にした武器と、より強力な「デスグランクロス」を駆使する。

それですらまだ全ての力を見せたわけではなく、全武器と3号車が合体した龍型サポートメカをパンタ部を介し下半身に合体させ、分離した後尾車をその後ろに連結した竜騎士のような「ドラグーンモード」

全武器を全身に装着した金に輝く最強の姿「バーサーカーモード」へとモードチェンジする。

必殺技はドラグーンモードが発生させた線路を縦横無尽に駆け巡り攻撃する「ドラゴンレールアタック」

バーサーカーモードでは各武器を分離し遠隔攻撃することが可能な他、より凶悪になった「ヘルグランクロス」を繰り出す。

またダークカイサツソードを使いE5/H5の光の自動改札に相手を封じ込める技もコピーしていた

全体的な形状はE5に類似し、玩具版でも多くの部品をE5と共用するが、変形パターンはファーストバージョンではなくDXSを基準としたものに変わっている。


変形パターン等や音声などに差異はあるものの、操縦はTHE ANIMATIONと完全同一かつ適合率が足りないと乗車さえ拒まれるなど非常に謎の多い機体でもある。

トラメが存在を知らなかったため、彼らが旅立った後に導入された模様。

ブラックシンカリオン紅

全長:26.5m

重量:100t

ベース車両:漆黒の新幹線 紅

武器:ダークカイサツソード 紅

特殊装備:デスグランクロス

必殺技:超ダークカイサツソード


適合率が上昇しブラックシンカリオンに秘められた本来の性能が覚醒された姿

その剣技はバーサーカーモードすら凌駕するとされる。

THE ANIMATION版のみに登場するE5専用車掌ロボット(AIユニット)のシャショットが共に搭乗した際、超進化速度突入時に漆黒の新幹線と融合しそれがトリガーとなり発動

その後運転手のセイリュウ単独でも発動が可能となった。

それと同時にスーツも胸部の形状が漆黒の新幹線のキャノピーを模したものになり、マスクが割れるという変化が起こった。

(その後通常のブラックシンカリオン状態でもその形状のスーツのままになっている)


玩具にはダークカイサツソード紅とヘッドギア以外の装備は付属しないが、先に発売されたE3つばさアイアンウイングの時と2回に分けて「紅武器セット」として全ての装備が手に入るキャンペーンが開催

その両方を手に入れることで、ブラックシンカリオンに限らずDXS2両変形型を紅バーサーカーモードへとモードチェンジさせることが可能となる。

但し劇中でもこの形態を披露するかどうかは不明。


ドクターイエロー

全長:35m

重量:225t

ベース車両:923型0番台T4編成

武器:レーザーウェポン

特殊装備:レーザースキャナー・ケンソクレーザーシールド

必殺技:


THE_ANIMATIONのみに登場する東海支部が所有する新機体。

運転手は清洲リュウジ

1・2・4・6・7号車の5両全てが機体本体へと変形し、サイズは単体でトリニティーや500すら凌駕する。

装備は2丁のレーザーブラスターとそれを変形させたレーザーソード。そしてさらに検測用カメラ窓を中心に展開するN700Aのデュエルモードを応用したバリア・ケンソクレーザーシールド。

また頭部のヘッドギアからゴーグルが顔全面を覆いスキャンモードにもなる。

DXSの2両合体型と下半身も巻き込んだ7両クロス合体も可能(但し変形に膝関節の可動及びジョイントが必要な為オリジン版とは合体不可能)で、

レーザーブラスターが背部に装着されレーザーブースターとして機能する。

ヘッドギアは共通のためクロス合体時にも使用可能。


玩具版はトリニティと同じ「サウンドコントロール700系新幹線」タイプの造形がベース。

また唯一製品化されていなかった4号車も採用されている為

プラレール博で貰えた5号車最近単品発売された3号車、の二つをさらに連結すればフル編成が再現できる

(但しセットのものは他のDXSと同じ尺のため、3・5号車のみ短く・もしくは4号車のみ長くなってしまう)。



シンカリオンE2

全長:

重量:

ベース車両:E2系0番台J編成(はやてピンク帯車)


THE ANIMATION版にて、10年前より超進化速度の基礎研究のために作られた車両。「シンカリオン確認試験車」とも呼称される。

8年前の光のレールを含む超進化速度突入実験時に周囲も巻き込む事故が起き、その影響かオリジナルの機体は既に失われている。

この時は最初の開発責任者である八代イサブロウが運転していた。

これらを含む様々な状況から、ブラックの正体は彼なのでは?とも噂されているが、モードシンカリオンも披露しておらず詳細は一切不明。

その後2019年にも同型の車両(はやてピンクの帯を巻いたJ編成)が超進化研究所に置かれていたが、変形機能を装備しているシンカリオンなのか、普通の新幹線電車を置いているだけなのかは不明

是非アニメでの活躍も披露していただきたいものである。


超進化電動貨物

全長:

重量:

ベース車両:

特殊装備:双頭連結器

必殺技:


シンカリオンではないが、超進化研究所が保有する支援車両のためここに記載する。

略称は超電動貨物又はウェポントレイン。

THE ANIMATIONにて超進化研究所が保有する標準軌を走行可能な6軸電気機関車

かつて存在した新幹線用保線車両911型ディーゼル機関車と似た流線形の先頭形状と、新幹線のものに対応した双頭連結器、EF510に酷似した屋根上機器を持つ。

性能面では多数のコンテナ貨車を牽引したまま、捕縛フィールドへ突入する際に必要な200km/hオーバーの速度を出すことが可能。武装は皆無。

牽引するコンテナには戦闘で消耗したシンカリオンへ給電が可能なコードを射出できる機能があるほか、「ウエポンコンテナ」と呼称される白兵戦用に開発された追加武装「超進化タイタンパー」へと変形するもの、レールが付いたPCまくらぎ2つを繋いだような形状の武器「マクラギヌンチャク」を搭載したものもある。


玩具版はアニメに先駆け3月29日に、超進化タイタンパーとそれを積載する台車(DXS中間台車と同型)のセットで発売、

N700A以外のDXS版の中間車ボディと換装可能な動力ユニットを持ち、シンカリオンの推進運転・電動走行が可能

キトラルザス側も同型の「黒い貨物列車」を複数編成所有しており、クレアツルスの運搬に使われる。


THE_ANIMATIONでの差違

 基本的な経緯は上記と同様だが、開発当初は超進化速度の到達を目的に失敗続きながらも緩やか且つ順調に進められて行ったが、劇中八年前に起こった上記の事故により黎明期の開発チーム数名を失いながらも後継機開発は続行、全国に配備された。


 戦闘時には日本の衛星軌道上にある新幹線型人工衛星から発射される「捕縛フィールド」と呼ばれる制限時間のあるバリアを発射して巨大怪物体を覆い、本線から分岐した超硬質金属製の『光のレール』を発生させ時速1100km/h以上の超進化速度で走行し、その内部に侵入して戦う(モードシンカリオン状態での突入は不可能)。フィールド内部は円形の舞台と高低差が激しい外周レールが敷設され、光学迷彩機能や熱源調整、空気圧確保、監視カメラ、煙幕散布、絶縁体も備えられてもおり、外部からの情報も極力与えない。レールを実態武器で切断、破壊も可能だが、一度破られたフィールドを再展開するにはフルチャージの時間を要する(各支部へ指揮系統を移譲してのフィールド展開、力を減衰させて周囲を縮小して各方面への分散と各個展開は可能)。

 しかし、エージェント達の視覚は鉱物に反応しやすい構造からそれらは全く通用せず、ルクスヴェテを劣化させた黒い粒子を使用しての撤退も思うがままでフィールド外から戦闘を常に観察。彼らが怪物体化すると、その衝撃が見えない外側からでも漏れ出す程である。制限時間数分前にはレッドシグナルが点滅し、天井にあるミラーボール状の球体はバラバラに分割して外部の状況をシンカリオンへ伝えるモニターへと変化する。水上、海上ではフィールド下方部が水に浸かる場合もある。


 シンカリオンの動作はマスコン・ブレーキやShincaのタッチのみで行っていたオリジナルと異なり、運転士が身に纏う戦闘服と連動しているが、現実のマスタースレイブ方式と同一で、外部で損傷、圧力が掛かれば負傷し、火傷や痛みも伴う(ゲーム感覚ではなく、本当に戦う事を認識させる意味合いもある)。運転士が気を失えばシンカリオンも機能停止する。スーツも同一機体に乗車しても体格に合わせて装飾装備が変更追加される。


 武器を取り出す、必殺技を繰り出す時にはガントレットに変形した超進化マスコン シンカギアを左腕に装着して操作する(E5はインターフェイスであるシャショットとイメージを共有させる)。但し、武器を取り出し、技を繰り出すには其なりの気力と体力、高い適合率が必要である。


 強力な突進力の怪物体との長期戦では少なく見積もっても予備電源を使えば稼働限界は2時間(ヒーターの熱電源では気温によって12時間)、補給、再起動にも種別によって最低20時間は掛かる。機能が停止した場合は瞬間的にその場から指定範囲内での電送撤退(上部からの侵入往来も)可能で、現地の研究所整備班が速やかに分離、変形を行い最寄りの車両基地や牽引車両で戻されるが、(各研究所支部や在来線車両基地、緊急事態に捕縛フィールド内へ運ぶ場合は自動運転ではなくテスト運転士が乗車する)。シンカリオン運転士は専用列車で支部へ帰還。これには各地の在来線指令室との連携で特別ダイヤの発注も必須。緊急の場合は電動貨物のウエポンコンテナに搭載された専用ケーブルをリアアーマーに接続して電力を供給する。


 元々が新幹線をベースにしている為に1回の戦闘で内部のコンデンサーが焼き切れたり、金属疲労や磨耗でサスペンションや駆動部に使われるギアが削れ毎回の整備で大量のジャンクパーツが溢れてしまう。モードシンカリオンで戦いに赴いていても、表面は頑丈に見えて実際は変形部分や間接の駆動部分が繊細な構造によりダメージが蓄積され、やはり交換は必要不可欠である。遠方地での戦闘で現地回収されても他支部に専用の予備パーツが無く修復が受けられない状況もある。


 開発者である八代イサブロウは急遽武装をある程度施したロボットへと方向転換させたが、彼が敵側であるキトラルザスのひとりイザである事が判明、ブラックシンカリオンをエージェント側にも与えるが、真の目的は運転士の適合率が100%を超えると、異なる種族が乗り込む同じ性能を持ったシンカリオンと共鳴しあい、対話を行う為の空間を発生させる触媒である。


超シンカバトル

 2018年3月20日より稼働開始したアーケードゲーム

 

 戦闘に使用する機体を読み込む「シンカリオンカード」と、戦闘力を増強し特殊効果で補助を行う「サポートカード」という2種のカードを読み込みボタン操作で敵を倒し、成功するととルーレット式のゲームが楽しめる。これには新旧在来線や寝台特急も含み、既存作品の筐体と同様にハヤトがプレイヤーに対して色々な応援や賞賛を送る。

 カードはゲーム前に1枚ランダムで排出される他、DXS版及び関連品(シンカギア、やシャショット、ダイジェスト本等)に付属するShincaも「シンカリオンカード」として使用可能。同じものでも通常版とラメ使用では読み込み用のQRコードが異なる為にダブる事は一部を除いて無い。

 筐体にはE5系はやぶさのプラレールの先頭動力車が入っており、背景の液晶や照明が変わり走行する演出がなされる他、補助演出で他のプラレールが走行する映像も流れる。

 また、シンカギアとも連動しており、そちらのスイッチをONにしておくとシンカリオンカードの読み込み時などにそちらからも音声が流れる。

 映像にシャショットが居る、シンカギアが描かれている、カードにアニメの映像が使われている、データはアニメ版基準等「THE ANIMATION」がベースのようでもあるが、PVの映像が使用されていたり、敵が「巨大怪物体」や「漆黒の新幹線」ではなく全て「バチガミ」(しかもボスとしてビームタイプなどの複数の種類が登場している)である等、オリジナル版の要素も多く引き継いだものとなっている。

 第二弾からはTHE_ANIMATION第1クール分に登場した怪物体や巨大ゲンブが参戦。一定値になると強力なアイガーモードとなって攻撃力が増していく。それだけでなく、サポートカードの1枚に劇場版ドライブヘッドとのコラボでサイクロンインターセプターが支援に現れる。第三弾ではブラックシンカリオンがボスとして立ちはだかり、当然HPは跳ね上がっている。


外部リンク

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タカラトミー プラレール 新幹線 変形

同じプラレールから派生したまさに兄弟と言うべき鉄道変形ヒーローシリーズ、

スタイルは大きく異なるものの「スプリングによる瞬間変形」「武器庫となる変形に関与しない客車」「アニメ版の敵が巨大な存在を操る『ブラック』と名乗る新幹線」など、コンセプトや特徴を多く受け継いでおり正当な後継と考えて間違いないだろう。

また「高い飛行能力と強力なビームが武器の東北のエース」「足にタイヤを装備した秋田新幹線」「忍者のように素早い山形新幹線」「熱血漢の格闘家な東海道イエロー」「普段の淡い水色の姿では重量級ハンマーを駆使し特殊任務時にクローラーとドリルを装備するパワー戦士」「刺々しい二刀流を基本としつつ、敵の武器・技をコピーして使え、味方にも黒いオーラを纏った敵にもなった動物型の相棒と合体する紅の戦士」等、各機体の設計にも多くの特徴を強く引き継いでいる。

因みにこちらの劇中でもシンカリオン本来の劇中設定年である2015年に大きな動きがある設定だった。

TBS・タカラトミークロスオーバーアニメの先輩。

ドライブヘッドは大本が姉妹品であることもあり映画版にE5がゲスト出演している。

タカラトミーがシンカリオン・ドライブヘッドと並行して展開している変形ロボットシリーズ、

度々ドライブヘッドも含めたコラボキャンペーンを行っている他、開発者が玩具開発の協力をしている。

また「弓とパンタグラフに変形する相棒と、背面の巨大なウイングを持つ800系」「刺々しい大きな二刀流を武器とし、合体用装備を装着することでドラゴンへと変形する赤い架空のアローライン車」と、こちらも機体のモチーフになったと考えられるキャラクターが居る。

本作の宣伝を行っていた。その縁でテーマソング及びTHE ANIMATION版の総司令長のCVに初代MCの山寺宏一が起用された。

いずれも鉄道車輛を巨大ロボット化したアニメの大先輩的存在。

本来はテレビ朝日名古屋テレビ)の番組だがTBS系列局の一部でも放送されたことがある(しかもテレビ朝日系列局がありながら放送したTBS系列局もあった)。

こちらは前述のトランスフォーマーから派生したタカラの流れをくんだ物であり、トミー系列のプラレールとの直接の関連は無いが、

一部は「デザインの際にヒカリアンの玩具を『新幹線の模型』として参考にした」という話や、現在TFに携わっている当時の開発者がトリニティなどの玩具開発に協力したとの情報もある。

  • projectE5

ジェイアール東日本企画が東京おもちゃショー2014にて発表したE5系新幹線変形ロボット、姿は全く異なるもののシンカリオンの源流であると発言されている他、「THE ANIMATION」劇中に登場した適合率を測定するゲーム筐体の名称として使用されていた。当時PVと立像が作成されている。

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