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一話怪獣(ウルトラシリーズ)の編集履歴

2020-06-20 12:31:23 バージョン

一話怪獣(ウルトラシリーズ)

いちわかいじゅう

ウルトラシリーズにおいて物語が動き始めるキーマンである。

概要

ウルトラシリーズで放送される最初の怪獣たちのことを指す。

要は「始まりの敵」である。

怪獣以外にも宇宙人なども含まれているが、ウルトラ怪獣ウルトラマンと敵対する宇宙人ロボットなども総称として「ウルトラ怪獣」と呼ばれる事が多いので、本来の意味では怪獣に含まれないようなモノでも一話怪獣に含まれる。


デザインとしては、(一部例外はあるものの)恐竜のような姿をした、我々が“怪獣”と聞いて真っ先に思い浮かべるようなオーソドックスなデザインの者(所謂ゴジラの怪獣)が多い傾向にある。

物語の幕開けを担う大事な存在である以上、デザインもある程度は正統派なものに寄せているということなのだろう。


なお、一話怪獣だからと言って必ずしも劇中で初めて現れた怪獣という訳ではない。ほとんどの作品で既に怪獣が現れた後、知れ渡った後であり(その為既に防衛隊が存在している)、物語の中で一話怪獣が始まりの怪獣として注目されることはほぼない。

そもそも、その時の新しいウルトラ戦士の力を視聴者に見せるための「噛ませ犬」のような扱いの奴もいたり、後続の怪獣に人気を取られてその存在を忘れられ、酷い時にはそれらが一話怪獣として当時見た人の認識を上書きされていることがある。

ただし、平成期の中には中盤辺りでなんらかの形で強化されて再登場を果たすというケースがいくつか存在している。別作品で再登場した際に新しい能力や戦法を付与されて後半で立ちはだかることもある。

また、大抵は1エピソードで倒されるのがほとんどだが、弱いのかというとそうではなく、戦い慣れていないウルトラ戦士を苦戦させることもあるほか、ペドレオンスカルゴモラのように、第2話以降も連続して登場する場合もある。


基本的に一話怪獣は作品に一体だが、例外もあり一度に2、3体現れることもウルトラマンと戦闘しなかったザザーンタッコングなども歴記とした一話怪獣である。ただこれは画面にチョットだけ映った「ウルトラマンX」に登場するデマーガ以外の怪獣など含めていいのかなど問題はあるが、基本的にはサブタイトルの時表示される怪獣のクレジットが一話怪獣である(例外もあるが)。


当たり前だがこの呼称は劇中で使われることはない。前述した通り劇中では既に怪獣が現れており初めての怪獣ではないという事と、メタ的に言えば劇中の人々はこの世界がテレビ番組になっているということを知らないので一話など関係ないからである。そもそも放送順が一番最初だからといって制作順が一番先とは必ずしも限らない。


一覧

ウルトラマンシリーズの場合、実際にウルトラ戦士と戦った怪獣のみ記載。劇場版・単発作品に登場したものは含まない。

複数作品が存在する平成ウルトラセブンとウルトラギャラクシー大怪獣バトルについては、シリーズ全体における最初の怪獣を記載。


昭和シリーズ


海外シリーズ


オリジナルビデオシリーズ


平成シリーズ


新世代ヒーローズ


令和シリーズ


余談

記念すべき一話怪獣として二度も登場しているのは(亜種も含めてだが)ネオダランビアのみである。しかし実はゴルザも『ウルトラマンX』第1話でファイヤーゴルザとして登場する予定だったが、「せっかくなので新怪獣を出そう」という監督の意向によりデマーガに変更された。


ちなみに新世代ヒーローズでは、『ギンガ』では主人公の礼堂ヒカルがウルトライブしたブラックキングが、『ギンガS』ではシェパードンが、『オーブ』では冒頭の回想においてマガゼットンがそれぞれ登場している。


平成シリーズの頃までは「第一話は一本角」の怪獣が多いと言われていた。


関連項目

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣

ラスボス(ウルトラシリーズ)-対となる存在

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