「あー?弾幕に頭脳?馬鹿じゃないのか?弾幕はパワーだよ。」
「動くと撃つ!間違えた。撃つと動くだ。今すぐ動く。」
概要
種族 | 人間 |
---|---|
二つ名 | 魔法と紅夢からなる存在(夢、幻)・魔法使いさん(夢、怪)・魔法使い(怪)、Sorceress(怪)・紅夢の魔法使い(秋)、東洋の西洋魔術師(紅)・奇妙な魔法使い(紅)・普通の黒魔術少女(妖、永)、普通の黒魔術師(妖、永、儚)・普通の黒魔法少女(永)・霧雨の魔法使い(緋)、普通の魔法使い(妖、萃、永、花、求、風、緋、地、星、輝、紺、虹)、通りすがりの魔法使い(大)・普通の魔法使いさん(DS)・大胆小心な人間(茨)、強欲の魔法使い(神)・極めて普通のマジシャン(鈴)・人間代表の魔法使い(心)、恐怖! 学校の魔法使い(深)・極寒に震える魔法使い(天)、高火力で星好きな魔法使い(憑)・至極普通の魔法使い(鬼)、森の魔法探偵(智)・魔法の森の密造酒(酔)・湿地の魔法使い(剛) |
職業 | 魔法使い |
能力 | 魔法を使う程度の能力 |
住んでいる所 | 魔法の森(霧雨魔法店) |
登場作品 | ほぼ全て。下記参照 |
テーマ曲 | 恋色マジック(封、萃、非)・Dim. Dream(夢)・Selene's light(幻)、星の器 ~ Casket of Star(幻、緋)・魔女達の舞踏会 ~ Magus(秋、萃)、恋色マスタースパーク(永、深)・オリエンタルダークフライト(花)、メイガスナイト(大、心) |
霧雨魔理沙とは、博麗霊夢と並ぶ、『東方Project』のもう一人の主人公である。
Windows版では、霊夢と同じく、『東方文花帖』『ダブルスポイラー』『妖精大戦争』『弾幕アマノジャク』といった作品を除いた全ての作品でプレイヤーキャラとなっている。この4作の中でも、ダブルスポイラーと妖精大戦争と弾幕アマノジャクではボスとして登場する。
自機としてほぼ皆勤なのは、霊夢のキャラが主人公としてはミステリアス過ぎるため、プレイヤー目線に近く、わかりやすいキャラが必要、という事情がある。 そのためか関連作品でも常識人枠やツッコミ枠を割り振られる事が多い。
PC-98版(旧作)から登場しているが、設定は異なる。
本記事においては、PC-98版の設定とWindows版の設定は別々に解説する。
容姿
ただし、一部作品ではおさげがなかったり、髪の長さがセミショートからロングであるなど、描き手の好みに委ねられる。
リボンのついたつばの広い黒い三角帽、黒系の服に白いエプロン、下着は長めのドロワーズというキマりまくっt……可愛らしい魔法使い然とした身なりをしている。
この衣装は、魔理沙が「いかにも魔法使い」な格好を意識的に選んで着ているらしい。
また帽子やスカートの中に様々な小物を隠し持っている。
近年、大・東方project展により、実は三角帽の下からはみ出たフリルは、マエリベリー・ハーンが被っているようなナイトキャップを三角帽の下に被っていることが紅魔郷頒布から約20年の時が経って判明した。
昔は三角帽の中に縫ってある、といった言及もあったが、東方は最新の設定が正しい、という発言に基づくとこちらが最新の設定になるのだろう。
服装は基本的に全作品共通であるが、細部やデザインが作品によって毎度異なっており、かなりバリエーション豊富。
pixivでは、香霖堂仕様と鈴奈庵衣装で描かれることが多い。
実年齢は不明だが、人間なので恐らく外見どおりの年齢であると思われる。
身長は「やや低い」のグループに属し、霊夢やアリスと比べて低めで、妖夢やパチュリーよりは高いようである。
人物
普段は人間だけでなく妖怪すらも近寄らない「魔法の森」で 何でも屋「霧雨魔法店」を経営する傍ら、日々魔法の研究にいそしんでいる。 時々、妖怪退治に喜び勇んで出かける。(無論霊夢の依頼をかっさらうのは当たり前。)
魔法使いの宿命として、人々の生活から離れて暮らしている。
魔法の森に籠もる理由の一つは、人が寄りつかないため。研究中に邪魔が入って欲しくないし、人に会いたいときは自分から出掛ければいい、とのこと。
蒐集癖があり、自身の蒐集癖を「集める事に意味がある」と思っている。物が捨てられない性格なため、魔法の森にある彼女の自宅(霧雨魔法店)では、整理されていないマジックアイテム等がちょっとした森の様になっている。
魔法使いである為に魔法を使う妖怪と相性が良い。が、好かれてはいない。アリス・マーガトロイドとは犬猿の仲(その割に異変でよく組んだりしているが)。
人間の里に大手古道具屋を営む実家があるが、父親とはほぼ絶縁状態。
これは魔法の道具を扱っていないことと関係があるらしい。
また、魔理沙が生まれる前からその古道具屋で修行していた森近霖之助とは物心がつく前からの付き合い。そのせいか収集癖、星の魔法など彼から影響を受けた物が多い。
霖之助のことは彼の店の屋号から香霖(こうりん)と呼び、香霖堂を幼い頃から心地良く思っているらしく、これほど気楽なところもない、と発言している。
意外なことに料理は結構得意でレパートリーが豊富。
博麗神社では平時でもたまに食事当番にされている。また、東方酔蝶華では咲夜と料理の腕を比較されるような話の流れになったことで、次は自分が料理を披露すると豪語したあたり、同作中で咲夜には及ばない描写がされるものの、自分の料理の腕にそれなりに自信とプライドがあることが窺える。洋風な見た目に反し和食派(紅魔郷までに食ったパンの枚数は13枚。)。
霊夢とは友人であり、各作品のエンディング等では博麗神社へ遊びに来る事も多い。
神社で宴会をする際には幹事役を担ったりもするらしい。 他には紅魔館や永遠亭、地底の旧都へ遊びに行く事もあり、異変が終わる度に行動範囲を広げている節がある。
盗癖
よく人のものを奪っていくことで有名。こちらが本業じゃないかとまで言われていた。
口調も盗んだ疑惑がある。
これは相手は大抵人外なので自分が死ぬまで借りるだけ、自分が死んだら返しに来ればいいとのこと。
例として、彼女の代表技であるマスタースパークは旧作の幽香や幻月が似たような技を使用しており、公式で明言されてないが二次ではパクり扱いされる事が多い。
また恋符「ノンディレクショナルレーザー」はパチュリーの通常弾幕、
なお、パクる際はただパクるだけではなく、同じ弾幕でも魔法を用いて独自に再現する手法をとっているため、完全にコピーしているわけではないようである。
人間の里では、鈴奈庵で小鈴から借りた本のレンタル料を払う、など普通に買い物をしたりするので、いたずらに一般人相手には盗みを働いたりはしないのではと思われる。
もしくは、稗田家に盗みに入ろうと考えていたら実家と付き合いがあると知って悔しがりながら断念していたので、 里でやると実家と関わる事態になる可能性があるのを厭ってるのかもしれない。
ただし、妖怪の被害にあった家に出向き、妖怪避けの効果があると商品を押し売りする等の描写はある。たまたまか知っててか、ちゃんと効果はあった記述があるため、結果的には問題にならなかった。
憑依華では、華扇の魔理沙勝利時セリフに「最近は泥棒稼業が大人しい」といった旨の台詞があるため、華扇一人の見解ではあるものの今はあまり盗みをしていない可能性がある(実際、近年は泥棒描写がめっきり減っている。)
ちなみに明確な描写がある中で最初に盗んだ物は
「アリス・マーガトロイドの持っていたグリモワール(東方怪綺談)」である。
性格
非常にサバサバとした性格。息を吐くように嘘をつくが、他のキャラと比べて良識こそ無いものの比較的常識人な部分があり、雑学にも詳しい。
基本ジャイアニズムの塊(これには盗む相手との寿命の違いも絡んでいる)。
ただし、魔理沙本人は東方求聞口授を筆頭に書籍でたびたび「人里の人間は妖怪と比べると不公平、人間は常に被害者側」だと語っている。
人間に対し被害の及ぶ異変を起こしたり、人間に危害を与える類の妖怪に当たりが強いのは、ある種で当然という見方もある。
負けず嫌いでひねくれ者であり、何処へ行っても迷惑がられ、実際に迷惑な行動を起こすことも多い。
しかしながら、このように性格が悪いのは事実だが、根は誰よりもまっすぐ。
大・東方project展のキャラクター紹介で根は真面目な性格と紹介されている。異変の調査は魔理沙から霊夢に話をふる流れが定番だが、異変に対し面白半分なようで実は真面目な性格ゆえかもしれない。
求聞史紀では『一緒にいると面白い』とあるため、要は迷惑だけど“しょうがない奴”くらいで済ませてもらえるふしぎな魅力を持っている、ということだろうか。
また変な奴に好かれやすいとのこと。
実際に、聖白蓮、摩多羅隠岐奈、ヘカーティア・ラピスラズリといった大物からも気に入られ、一目置かれている模様。
力に執着し、力を誇示する自信家。しかしその力は誰にも見せない「努力」を積み重ねて得たものである。
友人の博麗霊夢は、努力が報われる事を信じておらず、修行や一生懸命に努力する事が好きではないなど、対照的。修行もせずそこそこ強い霊夢に、努力で追いついているようなものらしい。
(しかし、ただの人間であの霊夢と並び、独学(?)で魔法を習得し自在に操るレベルに達している事実が並みの人間ではないことを表している。凡庸なるものの頂点、努力型の天才なのかもしれない)
書籍では比較的冷静で、頭脳を用いることが多い。また秘密主義が徹底しているのも特徴。
地道な調査や裏工作などの搦め手で状況を打破する展開が多く、どちらかというと力技による解決が多い霊夢とは対照的。
力で解決しようとする霊夢を止めて、状況が悪化しないようブレーキ役を担うことも多く、霊夢を止めることのできる人物のひとりと思われる。
例として、
儚月抄では力の差が圧倒的過ぎて勝てないと悟り、綿月依姫に弾幕勝負を提案し承諾させる。
鈴奈庵では台風で行方不明となった本居小鈴を誘拐されたと判断し霊夢と捜索。
神降ろしを使う霊夢をよそに、頭脳を用いて証拠(天狗の下駄跡、黒い羽)を見つけ犯人を割り出し、
ちょうど一触即発だった文と霊夢の間に割って入り、文の考えを見切った上でそれに乗り、霊夢を納得させる。
同じく鈴奈庵にて、小鈴の靴が紛失した際、前もって呼んだ本の情報を役立てて霊夢たちに気付かれないように静かに解決した。
口調
一人称は「私」。語尾に「~ぜ」「~だ」「~よ」「~か?」等をつけるが、たまに丁寧な女口調になることもある。
能力
曰く「派手でなければ魔法じゃない」「弾幕は火力」。
これは彼女の代名詞的スペルカード「マスタースパーク」にも端的に表れており、パワーに偏った魔法を得意とする。
弾幕ごっこをこよなく愛しており、他の人妖が扱うスペルカードを纏め、自分なりに考察するなど、研究や勉強にも熱心。ついに自分の本まで書いてしまった。
ちなみに派手な魔法を使うに至るまでの道程は、
魔法の森からキノコを採取→家に持って帰って実験
→使えそうなら自分の魔法に生かし、使えなくてもその反応等を細かくメモし、後の実験に生かす
→魔法の森からキノコを(以下ループ)
という、非常に地味な作業の繰り返し。見えないところで努力を積み重ねている、これが魔理沙が努力家と言われる由縁である。
また、『香霖堂』では、彼女が星の魔法を使うようになったのは、現在から4〜5年前に霖之助・霊夢と三人で「流星祈願会」(香霖堂で流星雨の観賞とその流れ星に願い事をする会)を毎年行うようになってからとされている。
霧「雨」という名前に反して派手で火力重視な弾幕を好む。
が、五行の属性では「水」らしい。布都にも「おぬしは水属性」と断言された。
つまり現在の魔理沙は自分とは違う属性に突っ走っている状態である。
それであの火力と強さなのだから恐ろしい。よほど努力したのだろう。もしこれで水属性技を合わせて使ったらどうなることやら。
…そして近年、『剛欲異聞』にて「こう見えても水の扱いには慣れているんだ」と発言し、攻撃で水を用いた魔法も扱っている(システムの仕様等と言ってはいけない)。
彼女が好む火力重視の弾幕を自分に合った水属性で放っているのだから、かなりの威力になることは想像に容易い。
事実、ヤマメから「水の扱い方中々やるじゃん」、水蜜には「意外と水の扱いに慣れているね」と言われる。水を扱う種族(舟幽霊)の水蜜にその腕を認められたのだから、やはりとんでもない火力だったらしい。
他に関連することとして、『地霊殿』以降は温泉脈を呼べる能力を身につけており、その能力を活かして水道工事の依頼(主に相手はアリス)を請け負ったり、自分の家の地下に温泉脈を呼び寄せ床暖房を引くなどしている。
余談だが、木属性の霊夢と戦闘では相性が悪く、通常生活では相性が良いとの事。
道具
魔法の箒
空を飛ぶ際に乗っている箒。別に無くても飛べる。『求聞史紀』によると竹箒。
これ自体はただの箒のはずだったが、魔理沙が長いこと魔法の媒体に使っている影響で、成長したり葉が生えるようになった。
魔力を燃料とする小さな火炉。魔理沙の宝物。普段はスカートの中や帽子の中などに隠し持っている。
これを使えば、一晩煮込むようなトロ火から山一つ焼き払う程の異常な火力の炎まで出せる。
また、夏には炉の一角から風を吹かせて涼むことも出来るほか、魔除け、開運、空気清浄機能など、様々な能力が付与されている。
これは魔理沙が実家を勘当され魔法の森で一人暮らしを始めたとき、心配した霖之助が作成して与えたマジックアイテム。後に霖之助自身の手によって、錆びない上にあらゆる環境においても材質がほとんど変化しないという「緋々色金」製に作り変えられた。
マスタースパークもこのミニ八卦炉に呪文をかけて使用しており、彼女自身の手から出ているわけではない。このことは、『萃夢想』や『緋想天』のドット絵をよく見るとわかる。ちなみに『風神録』以降の魔理沙のオプションにはこれが使われている。
ゲーム中の性能
ゲーム中では攻撃範囲が狭く移動速度が速い(=微調整がききにくい)ため、同じく全作品でプレイヤーキャラである霊夢よりも上級者向けの性能となっている。
敵ボスとして登場する場合は、星(ペンタグラム型)を模した弾やレーザー等で弾幕を形成する。
スペルカード
ほとんどのスペルカードが星弾幕系かレーザー攻撃系のどちらかに分類される。これに該当しないのは、現在のところ『魔廃「ディープエコロジカルボム」』(爆弾のような瓶を放り投げるもので、星弾幕でもレーザーでもない)と『妖精大戦争』の一部のスペルカードくらい。レーザー系は代表的な「マスタースパーク」およびその派生系が多くを占める。また、星弾幕系は宇宙に関する用語が使われている事が多い。
- 紅魔郷
- 妖々夢
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 魔符「ミルキーウェイ」
- 恋符「マスタースパーク」
- 恋符「ノンディレクショナルレーザー」
- 萃夢想
- 恋符「マスタースパーク」
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 儀符「オーレリーズサン」
- 魔砲「ファイナルスパーク」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 天儀「オーレリーズソーラーシステム」
- 符の壱「スターダストレヴァリエ」
- 符の弐「アステロイドベルト」
- 符の参「マスタースパーク」
- 星符「ドラゴンメテオ」
- 永夜抄
- 魔符「ミルキーウェイ」
- 魔空「アステロイドベルト」
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 黒魔「イベントホライズン」
- 恋符「ノンディレクショナルレーザー」
- 恋風「スターライトタイフーン」
- 恋符「マスタースパーク」
- 恋心「ダブルスパーク」
- 光符「アースライトレイ」
- 光撃「シュート・ザ・ムーン」
- 魔砲「ファイナルスパーク」
- 魔砲「ファイナルマスタースパーク」
- 「ブレイジングスター」
- 花映塚
- 魔符「スターダスト」
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 魔符「イリュージョンスター」
- 緋想天
- 恋符「マスタースパーク」
- 魔砲「ファイナルスパーク」
- 星符「ドラゴンメテオ」
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 星符「エスケープベロシティ」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 星符「メテオニックシャワー」
- 光符「ルミネスストライク」
- 儀符「オーレリーズサン」
- 邪恋「実りやすいマスタースパーク」
- 星符「ポラリスユニーク」
- 天儀「オーレリーズユニバース」
- 星蓮船
- 恋符「マスタースパーク」
- 魔符「アルティメットショートウェーブ」
- 非想天則
- 恋符「マスタースパーク」
- 魔符「スターダストレヴァリエ」
- 恋符「ノンディレクショナルレーザー」
- 魔砲「ファイナルスパーク」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 儀符「オーレリーズサン」
- 星符「ドラゴンメテオ」
- 光符「アースライトレイ」
- 星符「メテオニックシャワー」
- 星符「エスケープベロシティ」
- 光符「ルミネスストライク」
- 邪恋「実りやすいマスタースパーク」
- 星符「グラビティビート」
- 魔廃「ディープエコロジカルボム」
- 星符「エキセントリックアステロイド」
- 流光「シューティングエコー」
- 魔符「マジカルR360」
- ダブルスポイラー
- 星符「オールトクラウド」
- 天儀「オーレリーズソーラーシステム」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 妖精大戦争
- 光符「ミステリアスビーム」
- 光撃「シュート・ザ・リトルムーン」
- 魔弾「テストスレイブ」
- 閉符「ビッグクランチ」
- 恋符「マスタースパークのような懐中電灯」
- 魔開「オープンユニバース」
- 魔十字「グランドクロス」
- 流星「スーパーペルセイド」
- 「ブレイジングスターのような鬼ごっこ」
- 「妖精尽滅光」
- 神霊廟
- 恋符「マスタースパーク」
- 心綺楼
- 恋符「マスタースパーク」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 星符「サテライトイリュージョン」
- 「サングレイザー」
- 星符「ミリ秒パルサー」
- 魔符「ブレイズアウェイ」
- 輝針城
- 妖器「ダークスパーク」
- マジックアブソーバー
- 弾幕アマノジャク
- 恋符「ワイドマスター」
- 恋符「マシンガンスパーク」
- 深秘録
- 恋符「マスタースパーク」
- 彗星「ブレイジングスター」
- 星符「サテライトイリュージョン」
- *ステキ!厠の花子さん!*
- 星符「オカルテイション」
- *呪われた歴代校長の肖像*
- *夜の学校怪談行脚*
- 紺珠伝
- 恋符「マスタースパーク」
- 天空璋
- 恋符「マスタースパークフローズン」
- 剛欲異聞
- 森符「バイオレントトリコローマ」
PC-98版の魔理沙
東方ProjectでもPC-98版、いわゆる旧作に登場した魔理沙のこと。
旧作魔理沙及び誤字である魔梨沙(『封魔録』4面では「魔梨沙」と表記されているが、BADEND、MUSIC MODE、付属テキスト、体験版では全て「魔理沙」になっている為、誤植の可能性が高い)と呼ばれることがある。
秋霜玉でも登場。
『西方Project』の設定であり、東方でもそうであるか分からないが「力に執着し、力を誇示する自信家で、いつも闘う相手を探しては、難癖を付けて遊んでいる」「才能だけで強い霊夢に妬みを持つこともあり、いつもいじめたりする。その実、魔理沙は霊夢がいないとつまんなくて死んでしまう位、仲がよい」「(霊夢のテキスト)いつも何か変な事に巻き込まれてしまうが、その半分は陰で魔理沙が引き起こしているらしい」そうである。口調は「~だぜ」という語尾はないが、全体的にWindows版に近い口調になっている。
人物
初登場は『封魔録』の4面ボスで、魅魔が完全復活するまでの足止めとして現れる。
次作の『夢時空』では自機キャラクターの一人になり、その次作の『幻想郷』からはもう一人の主人公という位置付けとなった。
テキストによれば強力な魔力の持ち主で非常に頭が良く、強い力に執着している。魅魔のことを「魅魔様」と敬称で呼んで慕っている。靈夢と歳は同じくらいで、靈夢とは異なった行動原理をもっているらしい。
口調
『幻想郷』のエンディングではWindows版と同じような口調だが、それ以外は女口調で喋っている。『封魔録』の4面では一人称が「あたい」で「きゃはは」と笑い、『封魔録』の体験版・『夢時空』・『幻想郷』では「うふふ」と笑っている。
容姿・服装
『封魔録』では耳が尖っており、赤毛で、ジャケット絵では三つ編みだが、ゲーム内では縛ってないように見える。
『夢時空』からは現在と同じように金髪となった。ただし三つ編みはない。
Windows版の白黒の服装と異なり、全体的に紫色の装飾がされた服(『怪綺談』は黒一色)。
『封魔録』と『夢時空』では長袖で『幻想郷』と『怪綺談』では半袖。『封魔録』と『夢時空』では頭の帽子に三日月の形をしたペンダントを付け、『封魔録』のエンディングではマントを身に着けている。
道具
ビット
『封魔録』と『幻想郷』で敵として出てきた時に使った赤・青・緑・紫の4つの球体。
『封魔録』では魅魔も使っている。書かれている模様はそれぞれ別の宗教のマークになっている。
蔓状の植物
『封魔録』と『幻想郷』で敵として出てきた時に魔理沙が乗っているもの。
Windows版でも何度か描かれており、現在でも魔理沙の家にあるらしい。
『夢時空』で岡崎夢美に勝利後に貰ったもの。
元ネタは永野のりこの漫画「みすて♡ないでデイジー」に登場するICBM。
こちらは現在どうなっているか不明。
ゲーム中の性能
魔理沙をプレイヤーキャラとして使うことが出来るのは『夢時空』・『幻想郷』・『怪綺談』の3作。
全体的に攻撃範囲が狭くて攻撃力が高い。テキストには「でたらめな威力(夢時空)」・「ボスもあっさり倒せる(幻想郷レーザー装備)」「最高の攻撃力を誇る(怪綺談)」と書かれている。
速度が高めだが魅魔の方が速いためスピードキャラという印象はあまり強くない。
その他の作品の魔理沙
2015年4月30日、コナミの音楽ゲーム「BEMANIシリーズ」に東方アレンジ曲が一斉収録された際、『pop'n music ラピストリア』において博麗霊夢共々追加キャラとして登場。担当曲(以下2曲のどちらでも可)をクリアする事で使用可能になり、キャラデコにも対応している。担当曲は「Struggle」、但しジャケットには西行寺幽々子が描かれている。5月14日追加された曲「千年ノ理」も担当。ジャケットには八意永琳が描かれている。
FEVER WINアニメではパチュリー・ノーレッジ、チルノ、フランドール・スカーレットが登場する。なお本来ポップンの登場キャラには誕生日もしくはお祝い日が設定されているのだが、霊夢と魔理沙の誕生日欄は「-」と伏せられており、お祝い日は設定されていない模様。
当初は隠しキャラだったが、次回作『pop'n music éclale』では条件を満たさなくても最初から無条件で使用できるようになった。
- ポップンでの対戦台詞
攻撃 | 弾幕はパワー | ダメージ | いって~! |
---|---|---|---|
GOODプレー | いい感じだぜ | BADプレー | ふん |
WIN | 勝ったぜ! | LOSE | くっそ~ |
二次創作
東方キャラにありがちな事だが書き手によって性格が異なる。
特に魔理沙は主役のため書かれることも多く、受けだったり攻めだったりと性格面も多種多様な姿が見られる。
ギャグ、日常ではトラブルメーカーでありツッコミ役でもあると言う結構おいしいポジション。
やたら乙女らしさを強調されたりもする。
カップリングは、友人の霊夢や、同じ魔法使いのパチュリーにアリス、付き合いの長い霖之助など。
他に、咲夜、フラン、にとり、魅魔、ヘカーティア、摩多羅隠岐奈etc……と、主人公ゆえの行動範囲の広さからか霊夢と並んで二次創作内最多のバリエーションを持つ。作品毎に増えている。
(公式で親しい設定のある白蓮や三妖精等とは何故かあまり絡まない)。
霊夢にはない旺盛な好奇心で幻想郷中を駆け回っている。
幻想郷きってのプレイボーイ(女だが)
中性的な口調、飄々とした態度、知的で洒落た台詞の数々。そして魔法の箒の二人乗り。とっても格好いい。特に「永夜抄」発売後=2005年ごろまでの二次創作はこの傾向のものが多かった。
男勝り
語尾が「だぜ」なせいか、男らしい描写が多い。近年は少なくなってきたようにも感じられる。
恐らく可愛らしい方面で注目されているからだろう。公式でも周りが周りなので一番常識人寄りに描かれやすい。
勘違いが多発するが口調が男勝りなのであって一人称は「俺」ではない。不快に思う人もいるため誤用に注意。
乙女
プレイボーイに描かれたり語尾が「だぜ」だったりするが、内面は乙女という描写も多い。
書籍で意外と霊夢や霖之助に料理を振舞っている家庭的な一面、ロリータ系の衣装を着ていることなどからの解釈、と考えられる。
人里の大手道具屋の娘であるという設定や節々に出る育ちの良さから、実はお嬢様だったのではないか?と解釈されることも。
乙女の恥らいや思春期的思考、時折見せるしおらしい姿などは普段の強気な態度とのギャップやその愛らしい容姿と相まって威力絶大。堕ちる者が後を絶たない。
カップリングの大半が語呂の良さから「◯◯マリ」と後に配置されることや「魔理沙総受け」タグはあっても「魔理沙総攻め」タグがないのも影響しているのだろうか。
人間代表、一般人代表
星光の魔法を使える魔理沙だが、ものすごく強い巫女さん、時間を止められるメイド長、半分幽霊の庭師兼剣士、奇跡を起こせる現人神、元脱走兵の見習い薬師など他の自機キャラに比べると常人寄り。
人間の里出身であることもあり、常識人役、幻想郷の一般人の代表、よって相対的に弱者として描かれることが多い。
そこから努力や工夫の物語、嫉妬や葛藤など、描き手によってさまざまなドラマが生まれている。
実家から勘当されているという明確な家族描写がある上に設定が空白なこともあり、家族との関係に焦点が当てられやすいキャラでもある。
金髪の子かわいそう
略して金かわ。上記の「どちらかと言えばか弱い存在」をもっと強調した結果、極端に貧弱なキャラにされたり、理不尽に可哀想な目に合ったりする二次創作のこと。
深秘録では茨木華扇に訳も分からず外に飛ばされたりと驚きの表情が絶えず、その反動か紺珠伝では全てを悟ったような表情となり、その顔は紺魔理と呼ばれ、ネタにされるようになったのが原因かもしれない。ただしエスカレートしすぎると不快に思う人もいるため注意。
その他
魔理沙は寒がりなのだがこの設定がない二次創作もある。
関連イラスト
関連タグ
公式系
東方Project 東方旧作 西方Project グリモワールオブマリサ バレットフィリア達の闇市場
上白沢慧音→博麗霊夢/霧雨魔理沙→鈴仙・優曇華院・イナバ
黄昏フロンティア系
megamari スーパーマリサランド 魔理沙と6つのキノコ 八頭身魔理沙
イラスト・二次創作系
おっぱまりさ(ちっぱまりさ) 短髪魔理沙 ツインテ魔理沙 ポ理沙 メガマリ 乙女魔理沙 素敵な魔理沙 魔梨沙 旧作魔理沙 羽魔理沙 にゃりさ 魔狸沙 ろりさ 魔理沙ード 超魔理沙
ジェレミー・クラークソン(TopGear) - TohoGearにおいて、「パワー厨」と言う共通点から魔理沙が彼のポジションに当てられている。
カップリング系
魔理霖 レイマリ マリマリ マリアリ 咲マリ にとまり フラマリ 幽マリ パチュマリ ルーマリ チルマリ サナマリ こいマリ マリかせ まりなる(成マリ) みまりさ
自機組 人間組 チーム怪綺談 チーム妖々夢 / チーム輝針城 禁呪の詠唱チーム(詠唱組) チーム地霊殿 地霊殿魔理沙組 チーム星蓮船 チーム神霊廟
レイマリサナ(レイサナマリ / サナレイマリ) レイマリパチュアリ レイマリサナカセ 仲良し人間組 魔理沙大集合 マリマリは俺のダブルマスタースパーク
東方三魔女 東方四魔女 東方五魔女 魔理沙総受け 魔理沙を愛でる会
他の記事言語
4面ボスの系譜
プリズムリバー三姉妹→博麗霊夢or霧雨魔理沙→射命丸文