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バカヤロー!!の編集履歴

2023-05-23 22:00:23 バージョン

バカヤロー!!

なんてへたくそなたたかいかただ

バカヤロー!!とは『ウルトラマンメビウス』におけるリュウさんの名?台詞である。

曖昧さ回避

映画の作品は→バカヤロー!私、怒ってます

ドラゴンボールで孫悟空(ドラゴンボール)が放った台詞は→怒りのかめはめ波

バカヤロー!!なんてヘタクソな概要だ!!

この台詞が飛び出したのは『ウルトラマンメビウス』第1話。

この時点でメビウスウルトラ戦士としてはまだ未熟で、戦闘開始早々ディノゾールの放つ『断層スクープテイザー』をビルを盾にして防ぐなど周囲への被害を拡大させる戦い方をしたため、勝利したものの市街地に甚大な被害が出てしまった。

これに「ビルを盾にしやがった!」と憤慨していたリュウさんことCREW GUYSの隊員アイハラ・リュウは伝説のお説教を吐き出し、その後泣き崩れる。


「バカヤロー!!なんてヘタクソな戦い方だ!!

周りを見てみやがれ!!それでもウルトラマンかよ!!なんも守れてねえじゃねえか!!

俺だってそうだ・・・・・・なんも守れなかった・・・・・・」


補足を見てみやがれ!!

このシーンはメビウスの初陣での落ち度を示すものであり、後の『新ウルトラマン列伝』でもゾフィーがこの点について指摘している。

しかしこの台詞を放ったリュウに対して、放映当初の視聴者からは否定的な意見が少なくなかった。以下にその理由とリュウへの弁護を記す。


①「あの巨体で戦ってる以上街に被害が出るのは仕方ない」

これはメビウスに限らず、他のウルトラマンや戦隊ロボにも言える事である。ネクサスの様に誰もがメタフィールドを張れるわけでもない。「歴代ウルトラマンもやってたのに今更?」と感じた視聴者がいるのも仕方がないところである。

しかし、歴代のウルトラマンがビル等を壊してしまう時は怪獣の攻撃で吹き飛ばされる等の不測の事態が多いのに対し、この時のメビウスは意図的にビルを盾にしていた上に、その後も次々と飛び道具を撃たれてまともな反撃どころか間合いを詰めることすらできずひたすら回避に専念、隙を見つけてメビュームシュートを撃てたから何とか勝てたという有様で、明らかに街の被害状況へ意識を向ける余裕がなかったことが窺える(これについては一部後述)。


②「怪獣を倒してくれたヒーローに向かってその言い方はどうなのか」

実際にこの戦いを見ていたリュウ以外の人々は、久方ぶりに来訪したウルトラマンという点もあり彼の様に非難するどころかむしろ歓喜しており、被害を気にするそぶりも全くなかった。

ただ、市民を守る立場であるリュウからすれば怪獣を倒すために街を滅茶苦茶にした(建物を盾にしたせいで人が死んだ可能性だってある)というのは本末転倒であり、そんな人物に対し感謝することは出来ないというのも全くおかしくないだろう。


③「あっさり全滅したGUYSが非難出来るのか」

最大の理由がこれである。そもそもメタ視点と結果論で言えばウルトラシリーズにおける防衛チームの役割は「裏方」「前座」にも近いものであり、「自分達だけで倒してから言え」とも言いたくはなるだろう。

しかし、惨敗したとは言ってもリュウ達もメビウスと同じように確かな信念を持って必死に地球を守ろうとしたのもまた事実である。後半を見るとわかるように、このセリフは単なるウルトラマンへの怒りではなく、リュウ自身の、ディノゾールの地球侵入を許してしまったことへの責任感、何もできないまま独り生き残ってしまったことへの後悔、そして『地球を人類の手だけで守ってみせる』という自分の信念を実現する事ができなかった悔しさ等、数々の熱い思いが込められている。自分を残して全滅してしまった仲間達と、被害を及ぼしながらも怪獣を撃破し歓声を浴びるメビウス。彼の口からこの言葉が放たれたのはそんな状況だった。

その後「(ウルトラマンが来たんだから)もうGUYSなんてな、必要ないんだよ!」と投げ遣りになっていたことからもリュウの複雑な心情が窺える。


④「リュウに人の事が言えるのか」

あまり指摘されることはないが、後に11話でディノゾールが再登場した際、リュウはそれまでの出来事もあって憎しみに囚われるあまりかつてのメビウスと同様に、討伐のためにダムの被害を厭わない趣旨の発言をしている。その結果、今度は逆にミライ(メビウス)から非難される羽目になった。

とはいえ、あくまで感情が高まった上での失言であり、実際に行動に移していない点は考慮すべきかもしれない(リュウ自身もこの件を自覚したのか、後に作戦前に、自分の過ちに気付かせてくれたミライに対し、感謝の意を述べている)。


リュウ自身もトゲのある発言や熱さゆえの問題行動がみられるキャラクターであることからこのセリフが槍玉に挙げられることも少なくないが、この発言そのものが間違っているとは言えないのも事実である

2話では被害を抑えようとメビウスはグドンを空き地に投げ飛ばしており、メビウス自身もこの出来事を反省していることが分かる。

このような点から、放送開始前から「ルーキー」である事が強調されていた『メビウス』ならではの展開であったと言える。


……ただ、それらを差し引いてもウルトラマンという『善意で人間を守るヒーロー』に第1話から(若干不良っぽい)お説教をかますと言うのは中々のインパクトとシュールさがあり、こうして項目になるような、今に語り継がれる迷……名台詞となった。


それでもネタかよ!

上述のように歴代のウルトラマンの戦闘においても相手を挑発してから体当たりをかわして発電所に突っ込ませたり石油タンクを被せたり、小枝一本折らないと誓ったのに木を引っこ抜く煙突を引っこ抜いてヌンチャクにする等、割と自分から被害を作ってるような行動が散見され、ファンの間ではそういった行動がとられると「バカヤロー!!」と罵声を浴びせるネタが存在する。


ニコニコ動画等を中心に(ゲーム作品を含む)ウルトラマンの戦闘によって町に被害が出るたびにこのセリフを言う人も少なくないが、このセリフが放たれた経緯は上記の通り、明らかにウルトラマン側が故意に行った行動による被害(俗に言うウルトラ広場があるのにわざわざビル群の方に怪獣を蹴り飛ばす行為や、『THE_FIRST_CONTACT』でのコスモスの戦闘等)や過失だとしても恐らく避けられたであろう被害ならともかく、単にウルトラマンが攻撃を避けたり、怪獣等に吹き飛ばされてビル群にぶつかった為に町に被害が出たのであれば「あの巨体で戦ってる以上街に被害が出るのは仕方ない」為、このセリフを使うのは正しくないといえる。


逆に大した被害が出てなくても光線の撃ち方忘れて「命!」ポーズを決めたり最速アクションし過ぎて体力使い果たしナレーションにも突っ込まれた人の場合は使っていいかも知れない防衛チームもおバカ化してたって?知らんな


ただし、これの弊害として大抵は「バカヤロー!!」、精々「バカヤロー!!なんてヘタクソな戦い方だ!!」とまでしか使用しないために、メビウスを未見の人からはリュウがただの嫌な人(上記の通り確かにやや賛否両論なキャラではあるのだが……)扱いされたりもするという問題がある。

一応、真面目なセリフとしては「俺だってそうだ」辺りまでがセットである。


後輩も守れてねえじゃねえか!

メビウスが初めて地球に降り立って10年と少し、そのウルトラマンは我々の前に現れた。

リュウもビルを盾にするのではなく、ビルに怪獣を叩きつけたり、壊れたビルを引っこ抜いて投擲武器として使用する、挙句、中にがいるにもかかわらず、正義を執行しようとするロボットに執拗なまでに攻撃を加え、更に取り込まれた人間の無事を厭わずに光線を放ち爆破させた(その結果、中に取り込まれた彼女は大怪我を負った)ウルトラマンが、10周年のこの年に現れる等、この時は思いはしなかっただろう。

そう、ウルトラマンオーブ・サンダーブレスターだ。

詳しい説明は項目を見ていただくとして、サンダーブレスターの登場によりこのセリフが再び脚光を浴びたのは特筆すべきであろう。


更に『ウルトラマンZ』において、ウルトラマンというわけではなくその変身者が乗った特空機1号セブンガーが、3話で新兵器である硬芯鉄拳弾怪獣に対して使用して倒す……までは良かったがその着弾点が観測所であったために怪獣諸共観測所を破壊してしまった。

これに対してはヘビクラ隊長も呆れ、クリヤマ長官もカンカンに怒り、正にこのバカヤロー案件でニコニコ動画の該当話でも、バカヤロー弾幕が吹き荒れることとなった。


ウルトラマントリガー』においては第17話で「バカヤロー!!」発言がまさかの再来。

発言者はGUTS-SELECTサクマ・テッシン隊員。この時GUTS-SELECTは、あらゆるエネルギーを吸収して撃ち返す強豪怪獣に対抗するため、弱点を分析した上で旧式兵器を導入した総力戦に当たったのだが、その作戦中に突如トリガーダークが乱入。弱点も把握せずに闇雲に怪獣を攻撃し続けた結果、カウンターによる範囲攻撃で周囲が大爆発する惨事に。作戦の要であったガッツファルコンも巻き添えで墜落してしまい、もはや絶望的という状況下で放たれたのが、

「トリガーダークのバカヤロー!!」

という叫びであった。

ちなみにこの時のセリフは字幕では「バカ野郎」と表記されていた。あくまで影のトリガーの失態であり、本命のトリガーには何の罪もないので勘違いしないように(寧ろ本命の方が被害者である)。


余談だってそうだ…

2018年5月20日放送の『日曜もアメトーーク! ウルトラマン芸人』では田村亮がこの回を取り上げ、ウルトラマンへのタブーとも言える(下手くそな戦いによる)町の被害へのリュウのツッコミと、それを受けたメビウスの何とも言えない表情(この能面演技は出演者からも「表情が変わってないのに悲しんでいるのがわかる」と高評価だった)が『ウルトラマンメビウス』にのめり込んだキッカケと語っていた。


ちなみにこの時、メビウスの表情の方を優先して取り上げられていたため、「なんも守れてねえじゃねえか!!」はかろうじて聞こえるが、その後の「俺だってそうだ……なんも守れなかった」は取り上げられていない。一応、「メビウスは頑張って戦ってはいたが戦い方がヘタクソだった」との説明はあるので、少なくとも上記で懸念されたようなリュウさんの発言の意図を勘違いされるほどではないとは思われるが、逆にメビウスがやたら弱かったかのような印象を受け、別の意味で可哀想だったという見方も……。


敵の戦力込みでの考察

ディノゾールの持つ『断層スクープテイザー』は旧GUYSをこれ一つで壊滅にまで追い込んでいる武器である上、『ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマ』にてエタルガーとも互角に渡り合えるリブットが(背後にポッコラがいた事もあって)防戦一方になるほどの代物だった事が判明する。


つまり、当時ルーキーだったメビウスが街の被害状況へ意識を向けながら戦えるようなレベルではない能力であり、これを動作だけ見て気付いて回避し、隙を見つけて勝利を掴んだだけでもまだ善戦した方だった。

よって、むしろこれだけの被害で済んだだけマシという解釈もでき、当時のメビウスの実力を再評価する声も上がっている(被害が出ないように戦っていたリブットと比較できるものではないが)。


総括すると、第1話のメビウスの戦いは「自分のできる範囲の行動で勝利を掴んだ戦い方」としては評価できるが、「周囲の被害を考えつつ戦うウルトラ戦士のお手本」とはいえない、といった所であろうか。


関連タグのバカヤロー!!

ウルトラマンメビウス アイハラ・リュウ

帰ってくれウルトラマン


バカモーン‼︎:台詞は似てるが、こちらはあの某有名警察漫画主人公の上司である巡査部長のお説教でよく言う台詞。


ゾフィーウルトラマンタロウ:本編時空においてはそれぞれメビウスの上司と教官をやっている二人だが、マンガ作品「ウルトラマンSTORY0」の世界において怪獣を倒すことを優先して光線を全力で放った結果、周囲の自然環境や住んでいた生命体を巻き添えに爆殺してしまうという正しく「バカヤロー!」案件を引き起こした。両者共に経験の足りないルーキー時代の出来事であるという点もメビウスと共通している。


ウルトラマンオーブ:メビウスの後輩ウルトラマン。毎回被害の様子が意味あり気に映される。また、上記の件以前にも怪獣との戦いの中で周りに甚大な被害を及ぼしてしまった苦い経験がある。


ウルトラマンロッソウルトラマンブル:同じくメビウスの後輩ウルトラマン達。彼らの初戦は(メビウスとは違い、それまで戦いともかけ離れた生活を送ってきたであろう一般人だった上、ウルトラマンとして初めての戦いだった為、致し方なかったとはいえ)、跳び蹴りを空振りしたり、威力弱めだがアクアジェットブラストで公園の木々を破壊する被害を出したり、相方は公園の木を引っこ抜いて敵の怪獣に殴るが無駄に終わるなど、違う意味で「バカヤロー!!」と叫びたくなる様なグダグダな戦いぶりだった。ただし、メビウスと違って自分の住んでいる町を守る為に戦っているのでビルを盾にする様な真似は決してしなかった。ところが、次の回では怪獣も宇宙人も出現していないにもかかわらずウルトラマンに変身して、ウルトラマンの力を試す為に山を光線で吹っ飛ばし、挙げ句の果てに空を飛び回っているうちに時間切れになって変身が解けると言うしょーも無い事をやらかしてしまった。しかもその回での怪獣との戦闘では、炎系の光線同士のぶつかり合いによってその一部一部が周りに飛び散って街に被害が起き、相方によって再度使うのを止められている。ちなみに、彼らの妹が変身するウルトラウーマンも、怪獣も宇宙人も出現していない中、闘いの訓練で山を吹っ飛ばしている。共にさほど問題にはなっていないようだが……。


ニセウルトラマンベリアルメビウスの弟弟子と戦った怪獣。こちらはビルを引き抜き盾としながら接近するというメビウスの戦法の高等版を行った。なお、怪獣なので「バカヤロー!!」案件ではない。


ザ・ボーイズ:これをいわれても反省しない連中に対抗する民間人のお話。


孤門一輝:メビウス=ミライの先輩主人公。恋人を殺された憎しみに囚われたあまり、怪獣に取り込まれた少女を怪獣ごと攻撃してしまい、その兄からリュウと同様の怒りをぶつけられてしまった。

なお、この時の孤門の失態は恋人を死に追いやった仇の精神攻撃及び、血も涙もない副隊長から「憎しみで乗り越えろ」という間違った教えを受けた故の過ちであり、しかもこの一件で孤門は怪獣をまともに撃てなくなるという事態に発展。更に追い打ちをかけるかの様に後者の副隊長から叱責されてしまった。自分のエゴを孤門に押し付けておきながら…


パルキア本作の一年後に公開された映画で、縄張り争いに端を発する戦いに人間の住む町やポケモンを巻き込んで消滅させたため、主人公から同じく「バカヤロー!」と罵倒された(ただし、こちらはメビウスとは違い、ちゃんと町を元に戻している)。

町の被害を考えれば当然の事ではあるが、実際のところ戦いが起きたそもそもの原因はコイツではない上、さらに共犯であるコイツパルキア以上に暴れ待っておきながら全ての責任をパルキアに押し付けて自分だけさっさと帰るという無責任ぶりである(その後バチが当たったのか、コイツは次作において、この戦いによって自分の住処を汚された第三者から粛清された)。


徳間ガメラ超古代人の過ちによって生み出された怪獣を倒すために人間を顧みない戦いをした怪獣(ただしあくまで守ろうとしているのは地球の生態系であり、元より人間の味方をしているわけではないため本記事でいう「バカヤロー!」案件には該当しない)。

そもそもこの世界の人類は自分達の過ちの尻ぬぐいをさせる為にガメラを生み出しておきながら、あろうことかそのガメラに敵意を向け、逆にその宿敵を保護しようとするという愚行を行ったせいで被害を拡大させてしまった(これにより更なるを呼び寄せる一因にもなっている)。

身勝手な人間達に振り回される損な役回りを担わされた怪獣である。


GODZILLA1998:20世紀末のニューヨークに現れた怪獣と人類の戦いを描いた怪獣映画。

こちらの作品に登場する自衛隊は、敵怪獣の動きがあまりにも速すぎたあまり、攻撃が中々命中しなかった為に、皮肉にも怪獣が暴れる以上の被害を出してしまい、更にはこれに怒った市長から「町を壊しているのは怪獣ではなく君たちだ。軍人として恥を知れ!」と大目玉を喰らってしまった。

最もこの失態は、怪獣と戦う防衛隊なら必ずしも犯さないとは限らないうえ、こちらの世界ではウルトラマンは愚か、メテオールの様な高性能の兵器すら存在しないため、その両方を有するリュウ達GUYSから見れば、他人事ではいられないだろう。


シン・アスカ:ライバルとの戦闘中、仲間に銃口を向けて殺しかけたことで「バカ野郎!」呼ばわりされたガンダム主人公。この後、シンはそのライバルに敗北し、主人公でありながら最終話で生き恥を晒すという惨めな思いをすることになった。しかしそのライバルは、彼の上官にもかかわらずまともな指示ができないばかりか、最終的に身勝手な理由で裏切る(しかも仲間の妹を巻き込んで)などしてシンを精神的に追い込んでおり、シンだけに落ち度があるとは言い切れない。


ゼハート・ガレット:同じく、ライバルとの一騎打ちで「バカ野郎」呼ばわり(OVA版のみ)されて敗北したガンダムキャラ。こちらは死亡してしまったが、最後の最後で友情を改めて分かち合うなど、シンよりはまだマシかもしれない。


イオク・クジャン:ガンダムシリーズ屈指のトラブルメーカー

主人公達とある恐るべきモビルアーマーを食い止めようと奮闘中に、あろうことか軽率な攻撃を何度も行った事で、事を更に悪化させるという大失態を犯した(このせいで主人公は右半身不随の障害を負ってしまった)他、彼らの大切な人達を死に追いやるなどの悪行を犯し、当然ながら主人公達(及び視聴者)は大激怒

最期はモビルスーツごとぺちゃんこに潰されるという因果応報の末路を辿った。



乾巧:死んだ仲間を助けようとしてとある先輩ライダーに叱責された仮面ライダー。しかし、この時の彼はその仲間から「死んでくれ」と脅迫された故の過ちであり、ただの問題行動ではない。


深海マコト:こちらはを危険に晒した事で生みの親から叱責された仮面ライダー。しかしその父親は後にその妹のみならず、自分の目的の為に大勢の人々を犠牲にしようと目論んだとんでもない毒親だった。更にあろうことかマコトはそんな父親を信じてしまった為に、親友と対立し、挙句に彼を誤って手に掛けるなど、総計7つもの大罪を背負う事になってしまった。


タローマン:岡本太郎の理念、思想に沿ってでたらめに生きる事を最優先にしている為、その過程で街を破壊する事は勿論、邪魔になる一般人を粛清したり、マンネリから抜け出す為にわざと敵に負けようとしたり、挙げ句の果てにとんでもない暴挙を仕出かしている等、「バカヤロー!!」では済まされない振る舞いをしている。


シン・ジバニャンシン・コマさん:どちらもとある映画において、メビウス以上に無茶苦茶な戦い方(ビルを引っこ抜いて投げつけるなど)をした巨大妖怪。こちらは黒幕によって操られたとはいえ、それぞれの好物が食べられなくなったという何ともしょうもない理由で暴れまわっており、リュウでなくとも「バカヤロー!」と言いたくはなる(逆に主人公は言わなかったが)。

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