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マッギョの編集履歴2024/09/27 22:52:34 版
編集者:Miki Senbokuya
編集内容:アニポケ加筆

マッギョ

まっぎょ

マッギョとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0618
イッシュ図鑑No.231
マウンテンカロス図鑑No.039
ガラル図鑑No.226
ローマ字表記Maggyo
ぶんるいトラップポケモン
タイプじめん / でんき
たかさ0.7m
おもさ11.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
とくせいせいでんき / じゅうなん / すながくれ(隠れ特性)
タマゴグループすいちゅう1/ふていけい

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語マッギョmud(英語で泥)+魚(ギョ)
英語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語Stunfisk
ドイツ語Flunschlik
フランス語Limonde
韓国語메더
中国語泥巴鱼

リージョンフォーム

タイプじめん / はがね
たかさ0.7m
おもさ20.5kg
とくせいぎたい

ポケモン剣盾』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたマッギョのガラルのすがた

ガラルマッギョ

概要

とても平べったい身体を持つ底生魚のポケモンで、見る角度によってはすごい絵面になったりする。

ちびまる子ちゃんに出てくる藤木くんと永沢くんを融合したようなシュールな顔立ちが特徴的。卑怯だね。

その分類名の通り、自身を電気トラップに見立てた狩りを行うポケモンで、背中に放電器官でもある"踏んじゃいけないトラップ"の様な!マークが存在する。

主に干潟などの湿地帯に棲んでおり、の中にその平たい体を潜めて過ごす。そして獲物が自身に接触した瞬間に放電し、痺れさせ捕らえている。

それだけならまだしも、普通はぬぼーっとした無表情だが、時折ニヤニヤ笑い、身体から放電する時は必ずニヤけた顔つきになる

これはマッギョ特有の電気を出すコツのようだが、言いようのない殺意が沸いた人も多く、ポケモン界でも屈指の顔芸ポケモンと言えるだろう。

ポケモンカードゲームではメロメロを放つ姿が描かれており、どうやらウインクもできるらしい。

図鑑には「皮膚が硬いのでハリテヤマに踏まれても平気」という記述があり、時には踏まれる事も前提とした生態ゆえ、外部からの圧力にとても強い身体である事が窺える。色々シュールに見えて、実は結構理に適った形状なのである。

そして相手が痺れてくれないときは「予想外の素早さで体を飛び跳ねさせて逃げる」と説明にはあるが、アニメでは羽のようなヒレを必死に動かし空を飛べる事が判明した。やっぱり何なんだこいつ。

マッギョの生息域には、顔芸に関していい勝負のガマガルチョボマキも住んでおり、ゲテモノの名産地と化している。

名前の由来も恐らく「Mud(英語で泥の意味)+魚(ギョ)」から。

昔はただの泥魚だったらしいが、同じ泥に棲む細菌の働きによって電気を作る器官が発達し、今の生態と能力を見につけた様だ。

マッギャー

マッギョに魅せられ、心を奪われ虜になってしまった熱狂的マッギョファンのことをマッギャー(orマギョラー)と呼ぶ。また、「マッギョマギョ」にする(される)という言葉も存在する。

ネット上でも彼らを愛する者は多く、ニコニコ大百科に記事がある他、『マッギョを愛するマッギャー(マギョラー)達のwiki』なるファンサイトもあるほど。

ポケモン立体図鑑BWでは、視点がデフォルトの状態だと完全にペラッペラな姿を見せてくれる。

しかもおまけとして、上から覗き込んだときはどの角度でも目が常時こちらを見ているという素敵仕様。

…ホント何なんだこいつ。

モーション機能があるバージョンの図鑑なら、思う存分ニヤついた表情を堪能することができる。

ポケモンBW2ではホテルの客室にマッギョがいる部屋がいくつもあったり、夜のサンヨウシティで大量のマッギョが跳ねている(マッギョナイト)など、ほかのポケモンとは比べ物にならないくらい優遇されている。

ORASでは模様替えグッズの「ひらたいマット」として登場し、ミナモデパートで購入出来る。

敷き詰めれば、ひみつきちをマッギョマギョに出来るのだ。

2012年2月より、全国のポケモンセンター各店でマッギョグッズが販売された。

マッギョファンの皆様、ぜひ手に入れてはいかがだろうか?

ゲームにおける特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
1096684819932471

じめんとでんきの複合という珍しいタイプを持ち、この組み合わせはマッギョの他にはスナノケガワしか存在しない(向こうは厳密にはでんき・じめんだが)。

上述した生態から地雷「地」面+「雷」)ともかけているのだろう。

なのにみずタイプを持ち合わせておらず、むしろ魚なのにみずタイプが弱点。一応同世代に水タイプこそ持たないが、魚類がモチーフの仲間が登場している。

でも水棲生物なのでみずタイプの技をそれなりに覚えるという矛盾した存在である。

何かとネタポケ扱いされがちだが、ちょっと待っていただきたい

高めの耐久(高HP)とそこそこの攻撃性能を誇り、「あくび」、「じわれ」、「いたみわけ」など厄介な技を覚える地味に優秀なポケモンなのだ。

素早さは極めて低いが、逆手にとって「トリックルーム」を使えばマッギョさんの方が先に動ける!

メインウエポンは「10まんボルト」、「ほうでん」、「かみなり」、「だいちのちから」。

更にサブウエポンは「なみのり」、「だくりゅう」、「ねっとう」、「ヘドロばくだん」、「ヘドロウェーブ」、「ストーンエッジ」、「いわなだれ」といった強力なものを覚えられる。

高いHPのおかげで地味に電気タイプでもトップクラスの耐久力を持つなど、馬鹿にしてると痛い目を見る存在となっている。

特防特化してたべのこしを持たせた場合、スカーフエアスラトゲキッスでの突破は絶望的になる。

余談だが、にやけ面になるのは電気技を使った時だけではない。あろうことか、じわれを使った時にもにやけ面になるのだ。マッギョさんがニヤニヤしながら相手を奈落の底に落とす姿はシュールではあるが、やられた方にとっては悪夢以外の何物でもないだろう……

ふうせんを付けたマッギョは一見ほのぼのしているが、その雰囲気に惑わされると大変な事になることであろう。

なおリバティチケットを取り損ねたり、ビクティニを捕獲してしまったプレイヤー(要するにビクティニ道場に通えない者)からは、HP努力値稼ぎのためによく狩られていた。

ただ、半減または無効にできる耐性の乏しさと、弱点にメジャー所が多いという、受けには不向きなタイプ複合なネックとなっており、種族値上恵まれた耐久力を満足に活かせずマイナーに甘んじているのが現状である。

通常特性のじゅうなんはまひ状態にならない効果があるが、元々マッギョは素早さが低くあまり痛手にならない上を、まひ状態にするわざの多くがでんきタイプで、じめんタイプの相性で無効に出来るために効果が限定的であった。

更に第6世代ではでんきタイプ自体がまひにならなくなった事で、完全に意味の無い死に特性になってしまった。

魚なので「ちょすい」、一応飛べるので「ふゆう」(過去にはでんじふゆうを覚えられた)にでも変わってくれれば、弱点が減り使い勝手が一気に上昇するのだが……。

使用トレーナー

ゲーム版

アニメ版

漫画版

番外作品

ポケモンGO

  • 2020年4月1日のエイプリールフールイベントで実装。技構成は通常技に「でんきショック」「マッドショット」、ゲージ(チャージ)技に「どろばくだん」、「ほうでん」、「だくりゅう」を揃える。
  • 耐久が自慢がゆえ低CPのマッギョはジム・レイドバトルでは凡庸だが、トレーナーバトルでは実装や否やスーパーリーグで使用率上位を争うエース級ポケモンとして爆誕。ロックオンに次いで最速な通常技と必要量が少ないチャージ技のコンビはとても相性が良く、弱点相手これでもかというほどチャージ技をバンバン連発可能。
  • タイプ不一致のだくりゅうも、相手の攻撃を下げられるので見過ごせられはしない。本編は地味でもポケモンGOでは輝くとかホントになんなのコイツは……

ポケモン不思議のダンジョン

超ポケダン』に登場。イッシュ地方のポケモンが多数登場した『マグナゲート』には未登場。

時折罠のように地面に潜んでいることがあり、出現と同時に「せいでんき」の効果で踏んだポケモンに麻痺を掛ける、まさにトラップポケモンの名に恥じない活躍を見せる。

マッギョ自身もじわれ」を習得していることがあるため、踏んでしまった場合は一気に距離を取るかこちらもマッギョの動きを封じる方がいいだろう。最悪どちらもできない場合は1歩離れると「みずでっぽう」をしてくれることがあるため、「じわれ」を受ける確率を減らすことが可能。

アニメ版

アニポケ第1-7シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉

〈ゲストなど〉

  • BW編EDポケモン言えるかな?BW
    • トリを飾るポケモン。同曲の放映時には毎週、該当のシーンになるたびにリアルタイム実況するtwitter民が一斉に「マッギョ」と呟くため、その時間だけ「マッギョ」がHOTワードの1位になるという奇妙な現象が発生していた。もう何なんだアンタ。
  • 新無印40話
    • ロケット・ガチャットから排出されたポケモンでコジロウのポケモンで登場。使用技はみずでっぽう……なのだが、サンダーには全く届いておらず、この状態になっていた。因みにその時ムサシが出したポケモンがサイドンだったのもあり、2人からはかなり不安がられていた。(実際は上記の通り、サイドンと同等以上の強さを持ったポケモンである)

その他

BW134話(雑誌)
XY22話・62話

アニポケ・第8シリーズ

テラスタルデビュー

  • 67話:モブで登場

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • ホワイトのどろしー
    • 性別:♀️・特性:じゅうなん・性格:のうてんき
    • バトルサブウェイに挑戦している途中、セッカ付近で捕獲。まさかの図鑑所有者の手持ち入り。
    • バルチャイの襲撃からメロエッタを守った。
〈ホワイトの手持ち〉
あまんだ (ツタージャジャノビージャローダ♀️)
じぇしか (シキジカ♀️)
なんしー (ママンボウ♀️)
どろしー (マッギョ♀️)
ゆにぼう (ユニランダブラン♂️)
ばーばら (バルチャイ♀️)

余談

モチーフになった魚はヌマガレイ(淡水に生息するカレイヒラメの仲間)であると思われる。電気を持つひらべったい魚という点で『シビレエイ』、誤って踏んづけてしまう(いわば生きたトラップ)という点では『オニダルマオコゼ』や『ノーザンスターゲイザー』(ニューヨーク近海に住む魚で顔が天を見るような位置に付いている。発電器官をもつ)などがモチーフであると思われる。

また、ヒラメやカレイ用の漁法として電気で釣り上げる『電気釣り』があり、でんきタイプはこれに由来するとの説も。

ヒラメなどの魚をモチーフにした事を表すように図鑑では「海辺の泥に潜んでいる」と記載されているが、実はこれまでの作品で海辺に出現した事は滅多になく、湿原…要は淡水で出る事がほとんどである。数少ない例としてインターネット連動企画のPDWにてかがやく海で出現したのみ。

そしてNewポケモンスナップにて、ニジイロビーチの浜辺や水中に出現したことでようやく海水に潜むマッギョが見られるようになった。

マッギョの編集履歴2024/09/27 22:52:34 版
編集者:Miki Senbokuya
編集内容:アニポケ加筆
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