天ノ川きらら

あまのがわきらら

『Go!プリンセスプリキュア』の登場人物。キュアトゥインクルに変身する。

CV：山村響

概要

ノーブル学園に通う中1。キュアトゥインクルに変身する。

メンバー唯一の一人っ子キュア。

中1にして人気モデルであり、夢は自身の母・ステラを超えるトップモデルとなること。主人公・春野はるかとはクラスが隣同士。

誕生日は9月12日（宇宙の日）（『プリキュア新聞』2015年春号より）。

意外にも初期3名の中では生年月日的には1番年下であり、物語の半分以上は12歳ということとなる。

通算 4人目となる中1プリキュアで、同チームに複数在籍するのはシリーズ初のパターンとなる。

また、川キュアとしては初の暖色系イメージカラー・中1キャラである。

容姿

中1にしては背が高め。同い年のはるかと並ぶと良く分かる。

黄キュア…というより暖色系キャラには珍しいツリ目が特徴的（ただし、『Go!プリンセスプリキュア』SD・田中裕太氏は「猫目」と回答している）。

制服はリボンを替える等、若干アレンジを加えている。

何気にシリーズでは初めてとなる制服+ニーソックスの組合わせでもある。

私服も独特なデザインがされたオシャレ重視のもの。中1とはとても思えないセンスである。更に、星形のピアスもさりげなくコーディネートしている。

春服

夏服&水着

秋服

性格

超マイペースかつフランクな性格で、一部では「小悪魔系」と称されるような掴み所がない自由奔放な女の子。

一方、芸能界を渡り歩いているせいか時折クールでドライな一面も見せ、普段のフランクさとは打って変わって現実的で大人びたところもある。

夢である仕事を最優先しているためクラスメイトとの人付き合いを重視しておらず、クラスではやや浮いた存在になっている模様。

気も強く、相手が生徒会長だろうと、ディスダーク三銃士だろうと、ゼツボーグだろうと決して物怖じせず、気に入らぬものや納得いかぬことはハッキリと口にする。

一見取っ付き辛く、サバサバした様に見えるが、1度「友達」と認めた相手のためであれば手を尽くそうとする思いは非常に強い（その性格故に、第42・43話で自分の夢を棒に振りかけた反面、彼女自身も救われた）。

本作でははるか・みなみ・トワも大切な仲間達に対してこそ相手の自立性を尊重して過剰な干渉はしない性格であるが、きららはマイペースであるからこそ深く考えずにお節介を焼いてしまう。

6話ではドレス作りで無理をするはるかに対し過剰なまでに心配し、本人の意思を無視してでも世話を焼こうとする過保護な姿を見せたこともある。

この点はみなみから少し注意されたものの、きららのことを「（自分よりも）優しい人」と正当評価している。

24話ではノーブル学園生活に馴染めないトワに対し、はるかやみなみは「ゆっくり慣れて行けば良い」と捉えていたのに対し、きららだけは半ば呆れた表情をしながらも積極的に世話を焼き、トワの1番の親友となった。

これらのことから、自分が大切にしようと決めたものに対してはトコトン入れ込む性格であることが窺える。

ただ、きららははるかと出会う以前は自分の夢だけに時間を全て費やしたいがために「友達」を作ることを敢えて避けていたので、自分自身がこんなにお節介で世話焼きな性格であることを自分でも気づいていなかった。「マイペースな小悪魔系少女」を自認、売りとしているきららにとっては自分が本当は人懐っこい部分があることをちょっと気恥ずかしく感じている。

なので、「きららは本当は情が深い」と他人から看破された場合、顔を赤くしながら否定しがちである。

好物はドーナツ。

スペック

球技大会ではバスケで大活躍していた。

また、モデルとして体作りのため、スポーツジムに通っている。

モデル活動のために日焼けを避ける様にしているが、スポーツ自体は得意で、運動神経は良い方のようである。

学力については不明であるが、勉学に苦戦している様な描写は見られなかったため、ハイレベルな学園の授業に付いていけている程度の学力はあると思われる。

華やかな世界に生きる両親を持ったきららは子供の頃から様々なハイソな文化に触れてきている。

トワやみなみ程ではないものの、きららもまた「プリンセスらしい優雅な振舞い」を既に身に付けている少女である。

バイオリンやテニス等、プリンセスレッスンで話題になる分野に関してもはるかと比較すると卒なくこなしている。

そのため、良く出来るみなみ・そこそこ出来るきらら・上手く出来ないはるかという3段オチが初期から見事に成立している。

家族構成

父：高天原健

母：天ノ川ステラ

父は有名な映画俳優で、現在はブラジルで映画の撮影中。母はトップモデルであり、きららが憧れ、目標としている人物。ノーブル学園出身者でもある。

実家は夢ヶ浜にある高層マンション。本作プリキュアメンバーの中では学園に最も近い立地条件にあり、夏休み中は帰省して学園寮では生活してないが、寮に残っているトワとしょっちゅう落ち合ったりしている様である。

人間関係

春野はるか

当初は「はるはる」と突如渾名を付けつつも余り気に掛けていない様子であったが、ファッションショーでの一連の出来事から仲が少し進展。

その後、自分のスケジュールをはるかに体験させた際、はるかの言葉が打開策となったことや彼女の底抜けに前向きな性格を目の当たりとして、他人に関心が薄かった彼女の考えを改めるキッカケとなる。

はるかのプリンセスレッスンには大変協力的である。また、みなみに叱られて落ち込むはるかに気分転換を遠回しに進めて慰めるなど、不器用ながらも深い優しさを見せる。

海藤みなみ

最初はしばしばコンタクトを取ろうとすると「しつこいんですね」とストレートな感想を口にする他、先輩且つ生徒会長という立場のみなみに対して敬語を使わず、砕けた言葉で会話をしている。友人の1人であり、きららも親しげに「みなみん」と呼んでいるが、はるかと比べると一歩退いた関係であるといえる。

はるかに敢えて冷たい態度を取るみなみに対して不満を述べるなどしているが、その後はるかとみなみが自分の理解が及ばない以上の信頼を抱いていることを目の当たりとしてショックを受けたりしている。なお、みなみからは特に避けられたりしていることはなく、寧ろきららの「表面上の態度とは裏腹に実際はとても優しい」という内面を良く理解されている。

紅城トワ

ひょんなことから突如ルームメイト兼クラスメイトとなる。つけた渾名は「トワっち」。

当初は互いの性格の違いやトワの世間知らず振りから反りが合わないかに思われたが、寮の洗濯当番を共同で行ったことをキッカケに互いに心を開くようになった。

天ノ川ステラ

母・ステラへの憧れは非常に強く、モデルの先輩としても目標としている。ステラが非常に多忙であり、外国に出張することも多いため、親娘が触れ合える時間は少なく、学校行事にも出席して貰えないこともある。きららは娘として寂しさを感じていない訳ではないが、「ママの夢を応援したい」という気持ちがそれ以上に強いため、ステラが仕事を優先することも納得して受入れている。

彼女もディスダークの犠牲者で、ゼツボーグの素体とされるも、彼女の夢が「娘と同じステージに立つこと」と明かされ、それを知り奮闘。同時に彼女の体内からミラクルドレスアップキーが出現、正に「勝利の鍵」となった。

夢

きららのマイペースさは自分の夢であるファッションモデルの仕事を最優先している所から来ている。

元々トップモデルとして活躍する母に憧れて事務所に応募し、小学生の時からモデルとして活動している。現在では人気も出て、かなり多忙なスケジュールをこなしている。

しかし、夢を追うのに熱心な余り、それ以外の事柄には興味をほとんど示さず、学校でも夢・仕事の事で頭が一杯であり、他者を近寄らせない雰囲気を醸し出している。

もっとも、はるか達と友達となってからは視野も広がり、少しずつではあるがクラスメイトとも打ち解ける様になって来た様である。19話はそんなきららの変化が良く見えるエピソードとなっていた。

史上初プリキュア辞退

だが、登場初期のきららの他人への無関心っぷりは割りと凄まじく、プリキュアへの変身を遂げた直後に「仕事で忙しい」といってアイテムを返還、プリキュアとして戦うことを1度断ることもあった。

今まで当初はプロデューサーとしての予定であったり、土下座されてまでの要請を断るなど、プリキュアにスムーズになれなかった例は過去にもあり、なった後でもパートナーの死により変身出来なくなったり、自信をなくして任務放棄したり、それまでの行為での後ろめたさを感じたりすることはあっても、1度なってしまえば戦うことを割と受入れるキャラが多かった。

しかし、プリキュア資格ありと見なされ、戦闘も十分こなし、1度変身したにもかかわらず、プリキュアを辞退・返上した例は彼女が初。

しかし、最終的にきららは「はるかやみなみと一緒にいたい」という気持ちが生まれたことでプリキュアとなる決意をすることとなり、ディスダークと戦うことを受入れた。

他人への興味が薄かったきららもプリキュア活動を通じて変化して行き、それはモデルとしての幅を広げることにも繋がっている。彼女にとっては夢を叶えるためにもプリキュアとなったのは正解であったのかもしれない。

トリビア

上北ふたご版漫画の特徴

アニメ本編と比べ、小悪魔的なキャラ付けがより強調されている。
モデルの仕事に全力であたっているのは本編同様であるが、仕事の中でも彼女らしさを曲げない信念を出している。

声優について

山村響氏はプリキュアシリーズ初出演。

ニチアサ枠では昨年のトライブクルクルに続く出演である。

山村女史はキャスト発表当時「上手く行かない自分自身に腹が立って情けなくなって、きっとそんな嫌な自分であるから結果も付いて来ないであろうと自棄ろなって、どんどん前に進んで良く周囲が羨ましくて。後にも先にも進めなくなってしまっていたそんな時、プリキュアオーディションの話が舞い込んで来ました。オーディションを受けられることはとても嬉しかったけれど、その時の私は良い結果が出せるのか、ちゃんと上手くキャラになり切れるのであろうか、そんなことばかりに考えがいっていたような気がします。だけど、現在放送中の『ハピネスチャージプリキュア!』を観て、そんなことは全く関係ないことであると感じさせられました」と思いを綴った（ブログ記事より）。

まんたんウェブでのインタビューでは「オーディションを受けた時は不安でした。今回のプリキュアのデザインを見て、きららが1番可愛い!と思っていたけれど、自分には合っていない……と思ったんです。そういうこともあって決定時は嬉しかったですね」と今作のオーディションでの心境を語り、これまでのアフレコ収録を振返った時は「1年間の放送ということもあって、キャラとゆっくりと付き合って行けると思っていたけれど、あっという間ですね。きららとの距離が縮んでいき、心が1つになって来た」と語り、そして「（きららのモチーフの）星や（イメージカラーの）黄色の服が好きになるなど自分の中でも変化があります」とプライベートもきららに影響されたものに変化して行ったと語っている。

また、前々作『ドキドキ!プリキュア』で四葉ありす/キュアロゼッタを演じた渕上舞女史から先輩のプリキュア声優として色々心得を聞いたという（上記は該当記事より）。

各話ネタ

テレビ本編

■第1話

みなみとすれ違う際、「はいは~い!ごきげんよう~!」とマイペースな挨拶。

■第2話

クレジットこそされてはいたが、入学式の場面で「フッ」と笑う顔が一瞬映ったのみで、実質出番なし。

■第3話

部屋の中から窓の外を見て「あ、流れ星。良いことあるかな?」と呟いた。

■第4話

きららが表紙のファッション雑誌に見とれるはるか。しかし、その写真のきららが持っていたのは、前回散々探して見付からなかったプリンセスパフュームであったた。本人曰く、「楽屋に置いてあったため、ファンからの贈り物と思った」と供述したが……。
早速きららの教室を訪れるはるか・みなみであったが、マイペースな彼女は「忙しいから」と取り付く島もない。学園のプリンセス・みなみに話し掛けられても「しつこいんですね」と軽くあしらうきららに周囲の女子生徒は顔面蒼白。
この際はるかのことを「”はる”が2回も入っているから」という理由で「はるはる」と渾名を付ける。
きららが放課後、良く夢ヶ浜に出掛けているらしいと噂を聞き、はるか・みなみもそこに赴く。そこでグラビア撮影中のきららを発見するもクローズ&ゼツボーグが襲撃。はるかとみなみはプリキュアに変身して撃退、パフュームについて説明するが、きららは話を最後まで聞かず、「それ持っているとさっきみたいな奴がまた来るんでしょ?相手している暇ないから」とあっさり返却。フローラ・マーメイド・パフ・アロマは「え～っ!?」と絶叫。
それでもきららに何かを感じ諦め切れないはるかは、みなみと一緒にファッションショーに行く。ステージで輝く姿と、「今日よりも明日、明日より明後日、まだまだ大きくなる」というきららの夢にはるかも感銘を受ける。

楽屋でメイク中、きららは自分の小物入れの中からドレスアップキーを発見。プリンセスパフュームも「楽屋で見付けた」と供述しており、楽屋に出入り出来る誰かがきららに両アイテムを密かに与えた様であるが……
しかし、ファッションショーにクローズ&ゼツボーグが再度乱入。ショーを台無しにされて激怒したきららはクレーン車を操縦してゼツボーグに立ち向かう無鉄砲振りを発揮。そして夢を熱く語るきららの心にドレスアップキーが応え、彼女はキュアトゥインクルに変身を遂げた。

1度見ただけのプリキュアの戦い方を覚えており、クレーンを利用した流星の様なキックや某巨大ヒーローを思わせる必殺技を駆使して、全く戸惑うことなくゼツボーグを一蹴、デビュー戦を飾るトゥインクル。ところが「これからも一緒に頑張ろう」というはるかに対して、あっさりと「え?頑張らないよ?」と一言。「今回はステージを壊したアイツに一泡吹かせたかっただけ。忙しくてプリキュアをやる暇なんかないから」と、再度パフュームを返却して去って行くきららにはるか・みなみ・1匹・1羽も再度「え～っ!?」と絶叫するしかなかった。

■第5話

まだ諦めないはるかのプリキュアへの勧誘も「忙しいから無理」と改めてお断り。しかし、どうせ素直に引き下がらないと思ってか、自分がいかに多忙か体験させてあげることに。
学園をダッシュで飛び出し、急いでバスに乗車。レッスン・撮影・インタビュー・オーディションという超過密スケジュール。それを物ともせず、スーパーモデルである母の様になりたいと熱く夢を語るきららにはるかは圧倒されつつ憧れる。
世界的デザイナー・ボアンヌ氏オーディションでは、最初は芳しい反応が得られなかったが、はるかのアドバイスによる、衣装に星をあしらうスタイルで好感触を掴んだ。

手助けしてくれたのは嬉しいが、やっぱりプリキュアにはなれないと断るきららに気を悪くするどころか、寧ろ「貴女の夢を応援する」と笑顔で答えるはるか。これで良かった…はずなのだが、きららの心には変化が生じていた。
はるか・みなみが仲良くしていると心がざわつき、今まで何ともなかった1人きりの時間が物足りなく感じるきらら。いつの間にかはるかはきららの心の中で大きな場所を占める存在になっていたのであった。
他人と距離を取る自分にはそれ以上近付いて来なかったクラスメイトとは異なり、プリキュアになるのを拒否しても笑顔で応援するはるかにきららは戸惑う。それを打明けられたみなみも「あの子は変わっているわね」と微笑む。
その頃、街ではクローズのガリ勉型ゼツボーグが暴れ出し、はるか・みなみは退治に向かう。それを見送ったきららの所にボアンヌ氏から電話が掛かって来た。オーディションに合格したのである。その電話が終わる否や、きららははるか・みなみの元に走り出す。はるかのアドバイスがなければオーディションは合格出来なかった、今度は自分がはるか達を助ける番であると。そして、ゼツボーグに大苦戦するフローラ&マーメイドの元に駆け付けた。
前回の1件をまだ気にしていたアロマから「君は何しに来たロマ!?」「プリキュアにはならないっていっていたロマ!」と困惑気味に辛辣な言葉を投げ掛けられても怯むことなく「あたしはトップモデルになる、その夢は変わらない。変わらないけど、同じくらい大切なものができたの!だからあたしはプリキュアになる!」と言い放ち、彼からキー・パフュームを託され、トゥインクルに変身した。
ゼツボーグを撃退し、オーディションに合格したことを知らせるきらら。そして「あたしの100%を200%にすれば良いだけ」とプリキュアとなることを承諾する。親しげに「はるはる」「みなみん」と呼ぶ彼女に触発され、こちらも「みなみさん」「はるか」と名前で呼び合う2人。こうしてプリンセスプリキュアが全員揃うと同時に3人は本当の友達となったのであった。

■第6話

生徒達からみなみ&きららが「大輪の花」、はるかが「蕾の子」として扱われる。
プリンセスプリキュア3人が揃ったので活動拠点として普段は使われていない第2生徒会室を活動拠点にする。
パフ&アロマ兄妹は「グランプリンセス」を目指すための特訓を始めると言い出し、アイテムの「プリンセスレッスンパッド」を取出し、指導する講師「ミス・シャムール」を呼出す。
シャムールは手始めに紅茶の淹れ方からレクチャーを始める。みなみ・きららはそつなくこなすが、はるかはドジを踏んでしまう。
そんな折、立体映像でカナタ王子が現れ、3人にホープキングダムの争いに巻き込んだことの謝罪と残り9本のドレスアップキー回収を依頼される。
そこに新幹部・ロックが現れ、ゼツボーグを誕生させる。
ホープキングダムの現状を知った3人はこれからの使命を確認、戦闘に赴く。
フローラを馬鹿にされたトゥインクルは「うちのフローラを甘く見ないでね!」と言い放つ。

■第7話

校内球技大会では「日焼けする訳には行かない」という理由で屋内で行うバスケに参加。
ミス・シャムールによるはるかのテニス特訓にみなみと共にテニスウェアで参戦する。

当日、バスケットボールに興じるきららに男子生徒から声援が飛ぶ。
ゼツボーグが現れ、フローラが戦っている所に行こうとするが、ザマス先生に制止されて加勢が送れた
フローラピンチ時にみなみと駆け付けて変身。絶妙な連係プレーでゼツボーグの動きを止める。ゼツボーグはフローラによって浄化され、はるかのテニスを応援する。
球技大会が再開。みなみと共にはるかのテニスの試合を応援する。

■第8話

ノーブルパーティに自作のドレスで参加しようとするはるかにあれこれアドバイス。
しかし、パーティ前日にパフが誤って完成寸前のドレスを汚してしまう。2人でやれば何とか間に合うと手を貸そうとするが、はるかは「自分の夢であるから、自分1人で叶えたい」ときららの申し出を断った。
その頑固振りに呆れ、みなみに愚痴を零すが、彼女までもが「はるかならきっとやり遂げると信じている」と肩を持つ始末。
そこにロックのゼツボーグが出現。はるかに負担を掛けまいと、2人のみで出撃したトゥインクルとマーメイドであったが、何と本人が駆け付けてフローラに変身、戦い始める。
「それどころではないはずなのに、何故来たのか?」と尋ねるトゥインクルにフローラは「夢のために、ドレス作りも勉強もプリキュアも全力でやる」と回答。先刻のみなみの言葉もそれを信じていたからこそのものと気付き、自分が2人のことを何も分かっていなかったとトゥインクルはショックを受ける。
しかし「私のことを心配してくれたトゥインクルのためにも頑張る」というフローラの言葉で立ち直り、彼女をサポートしてゼツボーグを浄化。
そしてパーティ当日の夕方、ドレスは見事完成。嬉しさで抱きついたきららにはるかは「私をすごく心配して、応援して、こんなに喜んでくれた」と礼を言う。さらにみなみの「きららはとても優しいわ」という言葉に照れて真っ赤となるきらら。こうして3人の絆は一層強くなったのであった。

■第9話

ノーブルパーティに母・ステラのお下がりのドレスをアレンジして参加。はしゃぐはるかとは対照的に手慣れたもので、はるかの手を引っ張ってあれこれ楽しむ。

停電の原因を調べに行ったまま戻ってこないみなみを心配し、はるかと一緒に倉庫を見に行くと、ゼツボーグと遭遇。ゼツボーグが作り出したお化けの幻影に怯えるマーメイドを見て「あんなのが怖いなんて…可愛い」とニッコリ。勿論以前の様なトゲがある言い方ではなく、友達を気遣う温かい声音であった。

怖くて立ち上がれないマーメイドの対応をフローラに任せ、1人でゼツボーグに立ち向かうも、メガホンの中に閉じ込められてしまう。しかしそ、の間に立ち直ったマーメイドは、見事ゼツボーグを浄化。

パーティ再開後は「踊りましょう、ナイトさん」とはるかを誘うみなみを笑顔で見守る。

■第10話

カナタ王子から連絡が入り、ドレスアップキーの行方が判明したと報告を受ける。談話室でキーの在り処が示されたのはノーブル学園で。
談話室で話していたはるか・きらら・みなみは寮母・白金さんから部屋に戻るよう諭される。捜索に当たるも手掛かりすら見付からず、白金さんなら何か知ってそうだと言う結論に達する。
白金さんを追い掛けて行き止まりに差し掛かり、はるかが転げ落ちた隠し扉から中に入る。
建物内の壁のタイルには寄せ書きが書かれており、その中に書いてあった名前に母・ステラの名を発見（結婚前から天ノ川姓なのはどういうことなのであろうか?）。
ドレスアップキーが自動的に外に出たので自分達も外に出ることに。すると、現れたクローズにより。建物がゼツボーグに変えられてしまう。
こっそり後を付いて来たゆいは足を挫き、動けなくなっていたので目の前で変身することとなってしまう。
フローラと先制攻撃を仕掛けるも、反撃を受けてしまう。この時、トゥインクルは初ダメージを負った。

建物ゼツボーグは手強く、フローラの決め技も効かず3人ともピンチになってしまう。クローズに夢を否定され怒りが爆発したフローラに感化され、ドレスアップキーが覚醒。力が湧いて来てゼツボーグの拘束を断ち切り、3人同時の決め技で浄化する。
白金さん介抱後、トゥインクルはルナキーを入手する。

■第11話

前回に引続き、クローズとの戦闘の場に現れたディスダークの首領・ディスピア。トゥインクルは「あの人を倒したらみんなハッピとになるんだよね」と言い決め技の「プリキュア・トゥインクル・ハミング」をディスピアに放つが、幻である。

フローラ・クローズが決着を付けようと戦っている場所に参戦する。
もう後がないクローズはディスピアに懇願。その影響で3人はバラバラに飛ばされてしまう。飛ばされた先で黄色いゼツボーグと戦闘となる。フローラ・マーメイドと共に前回入手した新キーを使おうとするが、あろうことか作動せず。
進退窮まるクローズは自身の体を怪鳥の姿に変貌させる。そこにカナタ王子から新アイテムを託されたゆいが駆け付ける。夢を否定され、自分達の夢を増幅させた3人に応える様にアイテムが反応する。
新しいキーは新アイテム「クリスタルプリンセスロッド」用のもので、ロッドにキーを差し込み、3人の合同技「プリキュア・トリニティ・リュミエール」によってクローズは浄化消滅。

■第12話

冒頭でゆいが協力者となったことを受け、「ゆいゆい」と恒例の渾名を付ける。
TV出演のオファーに対し、モデル畑のきららは興味がないと断ろうとするが、舘社長の「マーブルドーナツの新作が食べられるかも」という口車に乗せられ、まんまと引受ける。

共演予定の一条らんこに学園内で怪しい視線を向けられる。その気配は察知したが「気のせい」で済ませる。
撮影当日、らんこと一緒にマーブルドーナツレポーターをするがらんこには対抗意識を燃やされ、色々と突っ掛かられる。そしてマーブルドーナツ新作試食を掛けて3本勝負をすることに。

イラスト対決ではドーナツプリンセスを考案するも、らんこの根性ドーナツくんに敗北。グルメリポート対決ではらんこが暴走気味となったので勝利、1勝1敗の状況で最後のコスプレレース対決に持ち越された。この時、ドーナツプリンセス・ドーナツくんの衣装が既に用意されたことに驚いた。
レース対決は見た目のシュールさとは裏腹に一進一退の熱い対決となるが、らんこがドーナツくんの重さでこけてしまったため、きららが勝利。
しかし、それでもなお立ち上がって完走をするらんこの夢・根性には心を打たれた。らんこがゼツボーグ化後はらんこの夢を取り戻すべく奮闘した。
対決に勝利したことでマーブルドーナツ新作を試食し、ご満悦。初TV出演は満足が行く結果となった。この結果を舘響子は見越していたようであった。後日、らんことノーブル学園で再開、「いつでも相手になる」とライバル認定された。

■第13話

ミス・シャムールによるバイオリンのレッスンでそれを演奏。「ちょっとやっていたことがある」といい、基礎は押さえている様子。

はるかがバイオリンを始めるキッカケとなった仮面の少女の印象を「何か引っ掛かる」と怪しむ。
後にその少女がディスダークの幹部で大魔女・ディスピアの娘・トワイライトと判明。

■第14話

ファミリーデーのイベントではるかの妹・ももかがノーブル学園に来訪。何故かご機嫌斜めのももかにフランクに挨拶するきららであったが、らんこパイセンの影響でも受けたのか余りの営業スマイル過ぎて、彼女にジト目で見られる。

家族から離れながらも充実した学園生活を送る姉を目の当たりにしたももかは今の彼女を肯定することは家族の絆を否定する様な不安に囚われていた。きららはそんなももかの気持ちを汲み取って慰める。
- 母・ステラは自分の夢を追って世界中を飛び回っているため、滅多に会うことは出来ない。母の夢を応援したいから邪魔すべきでないと心から思っているが、今日のファミリーデーで来てないのを寂しいと思っているのも本音。でも、夢を追う側の人間だって、それがどんなに楽しくても、家族に会えなくて寂しいという2つの本音を同時に持っている。家族抜きで楽しそうにしてる様に見えたとしても「寂しい気持ちは一緒であるから繋がっている」ときららは持論を語った。

■第15話

ミス・シャムールの発言でアロマが執事見習いと知り、アロマに「自分も見習いの癖にあんな上から目線発言していた訳?」とつっこむ。
翌日、人間の姿となったパフが白金さんに見付かった際に「メイド見習いの役をやる知り合いの子役」とごまかし、みなみにも同意を求めた。
孤軍奮闘するフローラのピンチをアロマから聞き、マーメイドと共に救援に駆け付けた。

■第16話

みなみからはるかと共に海藤リゾートに招待される。リゾートの規模に驚いているはるかに「海藤グループはあらゆる分野でトップクラス」と説明する。その後登場したみなみの兄・わたるの人当たりの良さにはるかと抱き合って頬を赤らめた。後に語ったきららのわたる評は「ありゃモテるわ」。
海でのダイビングでは、怖がるはるかと対照的にすんなりと海に入った。
戦闘では陸に現れたタコ型ゼツボーグに対処するが、今回は苦戦を強いられた。

■第17話

ボロロ・ボアンヌ主催ファッションショー「ボアンヌ・コレクション」に母娘揃って出演することとなり、はるか達を連れて会場下見に訪れるとそこで同様に下見にやって来た母・ステラとばったり再会。彼女にはるか達を紹介する。
準備中の会場で普段着にもかかわらず、ランウェイを歩いただけで場の空気を一変させてしまう母の凄さと自分が参加する舞台の大きさを改めて肌で実感。緊張からランウェイで思わず転倒しそうになる。
ステラの提案ではるか達を家に泊めることとなり、皆で夕飯買い出しに。途中、プリクラを撮るのであるが、自分の笑顔がぎこちないと感じていると背後から母に左右の頬を引っ張られ、変顔を盗撮されてしまう。
家に着いても母が片付けが苦手な所を見られたり、普段以上に構って来たりですっかりペースを乱され、苛立ちから母を部屋から追出し、はるか・みなみに母のデリカシーのなさについて愚痴を零す。それによるときららは昔、自分が一生懸命考えたコーディネートを母にハッキリと「ダサい」と駄目出しされたり、小学校時代に学芸会で母に恥をかかされたりしたらしい。

翌日、母のせいで集中なかったため、開き直るきららであるが、ボアンヌからは逆に「良い笑顔となった」と褒められる。ここでようやくきららは母の真意に気付き始める。
しかし、ショーが始まる直前、現れたトワイライト&シャットによってステラが強化型ゼツボーグの素体にされ（しかも2体誕生した）、プリキュアに変身して戦い始める。
Wゼツボーグのうち1体に踏み潰されそうになるが、母の夢が自分と同じ「母娘で一緒にステージに立つこと」と知り、自分達の夢を叶えるために己を奮い立たせ、ゼツボーグを跳ね除ける。
その時、ステラの体が強く光り輝き、新たなドレスアップキーが出現。新技「プリキュア・ミーティアハミング」を披露。無数の流星でゼツボーグを攻撃する。

（※ここまで大規模な攻撃ではありません）

「トリニティリュミエール」でゼツボーグを浄化後、ショーが再開され、大成功に終わる。終了後、控室で母の新たな夢が自分と2人でトップモデルとなることと聞かされ、きららは「待ってて!直ぐに叶えてあげる!」と笑顔で宣言するのであった。

■第18話

トワイライトと初戦闘。天才肌である生まれ持った素質については認められるが、自慢のスピードも通用せず投げ飛ばされ、敗北する。

■第19話

せいらが企画した宝探しで「夏に勧められる食べ物」というなぞなぞに対し、「ドーナツ（どう?夏）」であると答えを出した。

その際、一緒にチームを組んでいたひとみやようこから「雰囲気が変わり、接しやすくなった」と評された。

■第20話

ドレスアップキーによってホープキングダムの世界に強制転送されたため、アロマと一緒に探索。先代星のプリンセスプリキュアから事情を聞くが、この時に独特のリアクションをしていた。

ホープキングダムに向かう道中でロックと交戦。互いに「倒されるのはそっち」「生意気」等、挑発し合って開戦したが、パフューム保護を優先するきららはロックが怯んだ隙に離脱、城に向かう。

■第21話

ブラックプリンセスとなり、対峙するトワイライトがカナタの妹・トワであったという展開について「兄妹の再開はもっと感動的じゃないと」といい、トワイライトを正気に戻す戦いとなる。
フローラをロックの攻撃から庇い、3人での必殺技を繰り出してトワイライト浄化に成功。

■第22話

正気に戻ったトワイライト、もといトワを連れ、ノーブル学園に帰還する。まだ気絶状態のトワを自室のベッドに寝かせる。
トワが寮を抜け出し、散策しているとバイオリンを奏でるはるかと出会う。そこにディスピアが現れトワを再度洗脳しようとする。トワはディスピアに植物の檻に閉じ込められ、そこに駆け付けたきららみなみは変身して立ち向かうが…
必殺技もディスピアには通じず、フローラがバイオリンの音色でトワの心を取り戻す決心をしたため、トィンクル・マーメイドはそれをサポートする。
「フルムーンハミング」を気円斬の様に使ったり、「ミーティアハミング」を攪乱に使ったりする。ディスピアに追詰められ、「フルムーンハミング」でガード。
フローラの説得が通じ、トワは正気を取り戻す。背後から攻撃を受け、檻から崩れ落ちるトワ。その時奇跡が起き、彼女は何と「キュアスカーレット」に変身、ディスピアを撃退する。

■第23話

目を覚まして以来、ずっと笑顔を見せていないトワを案じた一行は気分転換をさせようと夢ヶ浜の町にトワを連れ出す。きららは「いつまでもトワイライトのドレスじゃ何かと不便」と自分がコーディネートした私服をトワにプレゼントする。
しかし、マーブルドーナツの店で談話中、自責の念に囚われていたトワは「ホープキングダムを救うまでは楽しい思いをしてはいけない」と店を飛び出してしまう。想像以上に思いつめていることを知り、どう接するか一行が悩む中、きららは「1回放っておけば?あの子の気が済むまでさ」とややドライな意見を述べる。無論、きららなりにトワを案じての意見であり本気で突き放そうとしていたわけではなく、「放っておくなんてできない」と飛び出して行ったはるかに「ま、そうなるよね」と賛同してトワを探しに向かった。
トワを探していると町の空き地にゼツボーグが居るのを一番に発見。トワが巻き込まれていると判断した一行は即座にゼツボーグの元に向かい、ロックの言葉に動揺して苦戦していたスカーレットを助け出す。
フローラの励ましと、その前に言われた望月先生の言葉で立ち直ったスカーレットは、改めてこれまでのことを謝った上で「ゼツボーグに囚われている望月先生を、そしてホープキングダムを救うために力を貸してほしい」と願い出る。3人はそれを快諾し、本編初となるプリンセスプリキュア4人での決めポーズを決め、フローラ、マーメイドと共にゼツボーグを足止めしてスカーレットの浄化技をアシストした。
後日、一行は学園長に呼出され、そこで学園長が望月先生であったことを知り、驚愕する。そして彼女の提案でトワはノーブル学園に編入することとなり、一行はトワをプリキュアの仲間のみならず、学園同級生としても迎え入れることとなった。

■第24話

トワがノーブル学園女子寮のきららの部屋に匿われていた経歴からそのままトワとルームメイトとなる。トワに着替えを急かすが、トワはパフを当てとしていて自分1人では身支度も出来なかった。「自分のことは自分でやるのが寮のルール」と説明するが…
トワの自己紹介の際に自分がホープキングダムの王女であることを明かした上、王女らしいお辞儀をしたから、窓の外から様子を窺っていたロイヤルフェアリーやきららはヒヤヒヤしてしまい、ナイスジョークと誤魔化す。
ファッション誌女性編集員から声を掛けられその仕事を受ける。他にも仕事を掛け持ちして次第に疲れが溜まっていく。そんな時授業中に眠気が襲いトワが執事を呼ぶ様に手を叩いて茶の用意をパフに命じるが、クラスメイトが不審に思ったので冗談とごまかす。
雑誌撮影中、溜まっていた疲れとトワによる心労が重なって転倒。衣装の一部を破いてしまう。
翌日はきらら・トワが洗濯当番の日で、何1つ自分で出来ないトワにきつく当たる。そして大方の予想通り、シーツの干し方すら出来ていなかった。洗濯ばさみでシーツを留めていなかったため風でシーツが飛ばされる。
飛ばされたシーツを探しに森の方に行くとそこにはきららも知らなかった湧水が出る泉があった。暫く話をするうちに、トワは「自然な笑顔を作る方法が分からなくなってしまった」ときららに打明ける。無論、こういう時に精神論を持って来るのはきららの流儀ではない。きららはすかさずトワをシーツで包んでくすぐり、強制的に笑わせる。
そして「笑顔をつくるのに難しく考える必要はない」とトワに教える。同時に、自分もまた仕事詰めだったせいで自然な笑顔を忘れていたことに気付き、そのきっかけをくれたトワにお礼を述べる。
そこにアロマがゼツボーグが現れたと報告に来て現場に駆けつける。素体になった人は仕事をくれた編集者の人だった。付箋をバリアにして攻撃を受け止めるゼツボーグに対し、トゥインクルとスカーレットが連携技で付箋バリアを無効化し、スカーレットの浄化技で浄化。ちなみに、この回は記念すべき初の4人揃っての変身であったが（23話は決め台詞のみ）、実際に戦ったのはほぼトゥインクル&スカーレットのみであった。
トワが自分1人で身支度が出来るようになり先に部屋を出ようとしたので追い掛ける。

■25話

はるかの実家へみんなでお泊りに行くことに。「夏休みだからといって浮かれては駄目よ」といいつつ、凄まじい量の荷物を用意して張り切っているみなみに「みなみんが1番浮かれている」とツッコミ。

■第26話

仕事終わりにトワと合流して彼女を自宅に泊める予定であったが、アロマからトワが発熱して倒れたことを聞き、舘社長の車でノーブル学園に急行する。
学園に到着し、はるか達と合流。アロマとパフが変身する際に発した光で体力が回復し、自分達もプリキュアに変身してシャットが生み出したセミ型ゼツボーグと戦う。浄化後、「セミもゼツボーグになるんだ」と視聴者の声を代弁する様なことをいっていた。

■第27話

夢ヶ浜の町で祭りが開催。会場の一角で何故かトワと一緒に撮影を受けていた。

ゆうきの取り巻き女子3人がゼツボーグにされてしまったので変身して立ち向かう。
今回はゼツボーグが3体だったのでスカーレットのフェニックスブレイズと3人のトリニティエクスプロジオンで浄化する。

■第28話（水着回）

南の島の海岸ではしゃぐはるかに「こんな光景夢ヶ浜でも見慣れてるでしょ?」と冷静なツッコミを入れる。
海に入り、はるかに水を浴びせるがお返しされる。そこにゆいトワも「3人じゃずるい」と参戦。
別荘で爆発がありゼツボーグが現れたと察知するがそこにロックが現れる。ロックに一人で戦う気?と挑発するがロックは3人に。
スカーレットがゼツボーグと戦闘中、プリキュア3人はロックと1対1の戦闘に。ロックは何かを企んでいるようであっさり倒されるがロックの影がドレスアップキーを奪う。
戦闘後スカーレット用の新しいドレスアップキー誕生を喜ぶが、はるかがドレスアップキーがなくなったことに気付き、自分もポケットを漁るが消えていた。ロックがドレスアップキーを奪ったことに驚き、焦る。

■第29話

前回ロックに奪われたドレスアップキーのことではるか・みなみと共に落ち込んでいた。その様子を見たゆいトワが3人を励ます。
パフが謎のドレスアップキーの匂いを嗅ぎ付け、奪われたキーかもしれないと探し始める。ゆい・トワ・パフ・アロマは先に海岸に出てしまい、はるか・みなみ・きららの3人はゆい達とはぐれてしまう。謎の霧に包まれ、見たことがない場所に到達する。そこにはアフタヌーンティーのセットが用意されており、2人からスコーンを勧められたきららは「マーブルドーナツぐらい美味しい」と感想を述べる。
そこに見知らぬ女の子が3人現れる。さらにディスピアと巨大なゼツボーグが現れそこにいた面々を攻撃してくる。攻撃を避けようとそれぞ女の子の手を引いて逃げるが逃げ場を失う。
見知らぬ女の子3人ははるか、みなみ、きららに目指す夢を聞く。それを聞いて安心したのかなんとドレスアップキーを貸してくれる。変身しゼツボーグを退けた後見知らぬ女の子3人が自分の正体を明かし3人が先代のプリンセスプリキュアだったことが明らかに。
先代3人からはるかはサクラキー、みなみはサンゴキー、きららはギンガキーを受け継ぐ。
そしてロックによりゼツボーグ化された城が次元の壁を突き破りこの世界に現れる。

■第30話

ドレスアップキーに導かれる形で城型ゼツボーグ内に突入、ロックの攻撃を生身で切り抜ける。
キー奪還後にトゥインクルに変身。真の力を開放したロックとの戦闘で「トリニティ・エクスプロジオン」が破られるが、12個のドレスアップキーが反応してプリンセスパレスが誕生。合体技「プリキュア・エクラエスポワール」でロックを倒した。

■第31話

プリンセスレッスンでフラワーアレンジメントを習い、こういうのはセンスが大切とはるかにアドバイスをする。
復活したクローズとの戦闘ではトゥインクルハミングを放つが掻き消され、逆に蹴りを受けてぶっ飛ばされる。
戦闘後、クローズが復活したことに不安を感じていた。

■第32話

みなみの許嫁を自称する伊集院キミマロが登場。キザでナルシストでいちいち言動がオーバーな彼を「ちょっと面白いんですけど」と野次馬根性全開で見物。

ゼツボーグが出現して戦闘突入。だが、キミマロ・はるか・みなみ間で一悶着が起きていたことを知る由もないトゥインクルはいつもと異なる焦りが見える独走をするフローラに怪訝顔。しかし、「何の話か知らないけどさ、フローラはフローラで良いじゃん」と、彼女らしいエールを送る。
その後、ゼツボーグそっちのけで愛の語らいを始めたマーメイドとフローラの心情を察したらしく、突進して来たゼツボーグの前に隕石を落下させて足止めし、「邪魔すんな!」*と手厳しい一言。哀れ、人の恋路を邪魔したゼツボーグは馬に蹴られ……ではなく「プリキュア・エクラエスポワール」によって浄化されてしまったのであった。

■第33話

ミス・シャムールのプリンセスレッスンで見事なメイクを披露。モデルという仕事柄、メイクには慣れているという。
シャムールがレッスンパッドから自由に抜け出して街に繰出していることに嘆息する。シャムールは呼出しがない限りパッドから出られないものという先入観があったようである。
成り行きで街の野良猫のファッションをコーディネートすることになり、黒猫の親分を昔のギャングのドン風に飾り付けた。
ティータイム時、シャムールお手製のドーナツがマーブルドーナツソックリの美味しさであることにビックリ。自分で食べ歩いて研究したというシャムールの言葉に「天っ……才!」と目を輝かせる。

■第34話

はるかが「チョコレートプリンセスコンテスト」に出場することとなり、日頃応援して貰っている恩返しとして、ステージの歩き方やメイクのコーチ役を買って出る。相変わらず多忙なモデルの合間を縫って、親身になって指導を行うきららの前向きさや機転にはるかは勇気づけられる。

はるかと親しげに話し、以前はしようともしなかったファンへのサインも行うきららの姿に笑みを浮かべる舘社長。「あんた、友達が出来てから何だか可愛くなったわ」という彼女の言葉にきららも「何、それ…」と頬を染めるが、満更悪い気分ではなかった。
しかし、コンテスト当日、仕事が終わったらはるかの会場に駆け付けてメイクをしてあげる約束だったのに雨で撮影が待機となり、計算が狂い始める。何とか終わった所で急ぎコンテスト会場に向かおうとするも、今度はゼツボーグが出現、当然放って行く訳にも行かないため、トゥインクルに変身して戦闘開始。
マーメイド・スカーレットが応援に来るが、焦るばかりで中々ゼツボーグを倒せない。そうする内にはるかの方が出番を終えて駆け付け、フローラに変身して戦い始める。約束を破る形となってしまい、落ち込むトゥインクルにフローラは「私、トゥインクルの言葉のお陰で頑張れたの、有難う!」と礼を述べる。はるかは数々のアクシデントに見舞われながらもきららに教わったアドバイスを思い出し、見事にステージをこなしたのであった。トゥインクルも笑顔となり、見事ゼツボーグを浄化。
流石に上位入賞は無理であったが、はるかは観客達が選出する特別賞を受賞した。きららは「今までも凄いなって思ったことはあったけど、はるはるはあたしが思ってたよりも、もっと、ずっとすごかったのかもね…」と感じたのであった。

■第35話

記憶喪失状態に陥ったカナタ王子にホープキングムのことを思い出して貰おうとみんなで奮闘する話。アロマ&パフ兄妹は「プリンセスパレス」を見せ、「ここがカナタが生まれ育った家」と説明をするが、きららは「余計混乱するって」と視聴者の代弁の様なツッコミをする。

■第37話

演劇会ではトワがシンデレラ、きららは魔法使い役を演じる。

■第38話

ロボット型ゼツボーグを撃退したのもつかの間、相変わらず多忙なきららはその場で変身を解除して仕事に向かう。
そんなある日、撮影のため、南の島に行くこととなる。同じく家のパーティのため、外出するみなみと共にはるか達に見送られながら出掛けることとなった。

■第39話

撮影旅行も終わり、みなみと共に寮に帰る道すがらはるかが通り過ぎる。いつもとは異なりはるかの様子を見て疑問に思うが、トワとゆいから事情を聞き、はるかを残していたことを悔やむ。
どうにもはるかの様子が気になるので探しに出掛けるが、そこには仲間達も。考えることは一緒であったようである。
その時パフとアロマが異変を告げに来る。絶望の種が育ち森に包まれる夢ヶ浜の街。クローズやゼツボーグの大群と戦うことになる。
クローズの猛攻に劣勢に立たされるが、夢と希望を取り戻したはるかは再度フローラへと変身する。
フローラに対し、1人にしたことを謝罪するが、フローラはいつもの笑顔で「私を信じてくれたからですよね?」と意に介さない答え。それを聞いて安堵する。
そして新たな力を得て夢ヶ浜を浄化、一時の平穏が訪れることとなる。

■第40話

記憶を取り戻したカナタと念願の再会を果たし、お兄ちゃん子振りを発揮するトワを皆が暖かく見守る中、「トワっちかーわいー」とからかう。それを受けてトワは「何ですのぉ~!」と顔を振って反応し、皆は大爆笑。

■第42話

興奮した面持ちの舘社長がノーブル学園にやって来て、ニューヨークで開催される世界的ファッションショー「ジャパンコレクション」にきららが起用されることとなったと告げる。海外進出の足掛かりとなるビッグチャンスにきららも力が入る。そのショーまでの間のアシスタントとして、明星かりんという新人モデルの少女がきららの身の回りの世話をするという。早速「りんりん」と恒例の渾名をつけるきらら。
テレビや雑誌の仕事も増え、プリキュアの戦いもこなす超多忙生活の中、きららはかりんへの気遣いも忘れない。かりんもそれに応えて甲斐甲斐しく働き、大きなドーナツを作る等してきららを喜ばせる。

そんなかりんは、とある雑誌のモデルを見て大きな憧れを抱いこと事で、自分も同様に輝きたいとモデルの道を志していた。ただモデルになれたからOKではなく、もっと本当の夢があるようであるが、かりんは恥ずかしがってそれ以上は教えようとしなかった。
ニューヨークへの出発の朝、緊張した面持ちのきららの髪をトワがとかして気分を和らげる。「今日のあたしは今までで1番輝いている!!世界が、夢が、あたしを待っている!!」と気合が入るきららであったが……
飛行場に向かうきららに付き添っていたかりんがクローズの部下・ストップ&フリーズにロックオンされ、絶望の檻に閉じ込められてしまう。そこで判明した彼女の本当の夢は「きららの様に見る人に夢を与えられるモデルになりたい」というものであった。かりんがいっていた「とある雑誌のモデル」とはきららであったのである。

ニューヨーク行きの飛行機の出発時間は刻一刻と迫っている。はるか達はきららに早く空港に向かうよう促し、3人で戦うことを選択。後ろ髪を引かれつつも走り出すきららであったが、その足は途中で止まり、戦いの場にと引き返す。
かりんはきららに憧れて夢を持つことが出来、夢を持ったが故にゼツボーグの素体として囚われた。全ての原点はきららにある。そんなかりんを見捨てて旅立つことなどきららにはできなかった。キュアトゥインクルに変身したきららは、ゼツボーグに立ち向かう。「りんりんを……りんりんの夢を…返せーっ!」
ゼツボーグを退け、かりんを救い出す。かりんは意識を取り戻す直前「きららさん……頑張って下さい…」と譫言を呟く。「有難うね、りんりん」と誰に聞かせるまでもなく呟くトゥインクルの頭上を、ニューヨーク行飛行機が飛び去って行った。
舘社長は関係者への謝罪に追われながらも「あなたのことだから、何か事情があったんでしょう」と、きららが飛行機時間に遅れたことの理由を敢えて追求はしなかった。しかし、いうまでもなく、きららの選択の代償は余りにも大きかった。「ジャパンコレクション」を理由なくドタキャンしたという扱いのきららは業界信用を失い、海外進出どころか、今まで通りの仕事が来るかどうかさえ危うい状況になってしまったのである。
きららを気遣う仲間達に、「りんりんを助けたことを後悔していない。もし、また同じことがあっても100回でも1,000回でもあの子を助ける」と気丈に答える。きららは自らの選択を間違っていないと信じていた。そんなきららにはるか達は掛ける言葉すらない。
そのきららの苦境を象徴するが如く、ホープキングダムで星の城に巻き付かれた絶望のイバラは微動だにせず、まだ禍々しく縛り続けている。そして、1人夜空を眺めて溜息を付くきららは、ある重大な決意を固めていた。

■第43話

前回のことで落ち込んでいるのかと思いきや、満面の笑みでドーナツを頬張り、クラスメイトとバスケットボールを楽しむなど、いつもと変わらないどころか、普段以上に明るく振る舞うきらら。ゼツボーグが出現するや否や真っ先に飛び出して撃退する等、プリキュアの活動にも偉く熱が入っていた。
きららのことを心配したはるかから仕事について尋ねられ、はるかの鼻をつまみながら「今までが忙し過ぎた」と返すきらら。そこに舘社長・かりんが現れ、はるか達は彼女がモデルの仕事を休業することを知る。
かりん達と共にきららを訪ねて来たボアンヌから新しい仕事の話を持ち掛けられるが、きららは即答でこれを拒否。納得が行かない様子のかりんには謝罪の言葉を掛け、トワにはモデルとプリキュアを両立出来ると思っていたが駄目であったことや半端な気持ちで続けて周りに迷惑を掛けるくらいなら夢を犠牲にしてでもプリキュアの活動に専念することを告げた。
ある日の夕方、机上にある自分が表紙を飾っている雑誌に手をやると、そこには1通の招待状が。招待状に従い、きららが講堂に足を運ぶとはるか達が主催する「ドリームファッションショー」が開幕。はるかは花のプリンセス、ゆいは絵本作家等、それぞれが自分の思い描く夢を披露して行く。
最初はゆいを巻き込んで盛大に転倒したはるかやみなみから奪取したマイクで歌おうとして摘み出されたらんこを見て呆れていたきららであったが、ショーが進むに連れて真剣な面持ちとなって行く。そして、スペシャルゲストとして登場したかりんから向けられた笑顔を見たその時、幼き日に自分のコーディネートを母ステラが褒めてくれた時のことがきららの脳裏を過ぎる。
真っ直ぐに夢を追続ける自分の姿を尊敬し、応援してくれているはるかに背中を押され、吹っ切れたきららはショーへの出演を決意。トワ達が調達してくれた衣装に身を包み、颯爽とランウェイを歩いていく。
出番を終えたきららは、先日断ったボアンヌからのオファーを受けることを決意する。だが、その場に居合わせたゆいは困惑していた。
自分の夢を追い続けることを決めたきららに呼応するかの様にホープキングダムの星の城が輝きを取り戻す。それを察知したディスピアが放ったドラゴン型メツボーグとノーブル学園の近くで対決し、3人と力を合わせて撃退する。
メツボーグ撃退後、突如輝き始めたロイヤルキーをパフュームにセットすると一同はホープキングダムの星の城前に強制転送。カナタの指示でトゥインクルが城を目覚めさせたことで、ホープキングダムに星空が戻った。
ホープキングダムの星空を取り戻した後、きららはボアンヌから新たに立ち上げるブランドの専属モデル候補としてパリで修行を積むことを誘われたとはるか達に明かす。そして、自分の夢のためにこのチャンスを生かしたいのだと言う。
きららは春には学園を去り、仲間達と別れるつもりなのだ。これは、プリキュアの使命よりも自分の夢を優先したということでもある。ショックを受ける仲間達に対し、寂しげな笑顔できららは呟く。「もう、決めたから」
だが、はるかはその選択を祝福、パリに旅立つ来春までにグランプリンセスとなってホープキングダムを救えば問題ないといってくれた。きららは自分の選択が間違いではなかったと自信を新たにする。
春までにすべてを終わらせるなんて無茶だというアロマにドヤ顏で宣言。「あたしを誰だと思っているの?あたしは、天ノ川きららだよ!」

■第44話

冬となり、流石に肩出しでは寒くなったのか、外出時はジャケットを羽織るように。
海外に行くため、英語・フランス語の勉強を始める。そのため、図書館に行き、語学参考書を探していると物憂げな表情である本を手に取っているみなみの姿。生来の悪戯っ子気質から「わっ!!」と声を掛けて驚かす。

みなみは驚きつつもそそくさとその場を去ってしまう。みなみが読んでいた本を見てみると、以前海藤家のパーティに行った際に出会った北風あすかの著書だった。
生徒会会合中に「緊急事態」といってみなみを連れ出すきらら。海岸までやってき手寒いからとお茶を振る舞おうとする。「緊急事態なのは嘘なのね?」とみなみは怒るが「みなみんが悩んでいるなんて緊急事態でしょ?」と返し、先程の本を渡そうとする。流石にみなみが収まる訳もなく、言い合いに。
しかし、きららは強引に連れ出したことを認めると共に「いつも応援されているから、今度は自分が力となりたかった」と真意を明かす。冷静さを取り戻したみなみも自身の悩みをち明ける。

ゼツボーグとの戦闘で、夢に迷い悩んでいることで力が発揮出来ないマーメイド。しかし、トゥインクルは「誰だってあるよ、迷ったり悩んだりすることくらい。マーメイドだけじゃないよ」と激励。さらに、視聴者達を見事撃沈させたフローラのお叱りの後にも「大事なのはどうしたら良いかじゃなくて、マーメイドがどうしたいか、じゃない?」と後押し。マーメイドはようやく迷いを振り切った。

■第45話

仲間達と共に限定ユニット「ザ・プリンセス」としてサンタコスで歌を披露。この時の衣装が肩出しのセクシーな物で視聴者からも好評な模様。

■第46話

寮の大掃除をしつつ年末の過ごし方について語らう。
翌日外は雪が積もっていた。校庭に繰り出し雪遊び。ゆいと共にアロマ&パフ兄妹の雪像を制作。
そんな中トワが雪の城を作ろうとしたので協力する……が、段々生徒達が集まり始め、大掛かりなこととなって良く。
その時やってきたのは一条らんこ。「雪の城なんでキャッチーなものでアピールしようだなんて」と対抗心を燃やしながら参加させろといわれ、きららは「勝手にどうぞ」と呆れ顔に。
立派な城も出来たが、そこに現れたのは絶望し切ったシャット。彼は城を見るなり突如逆上、自らの絶望で自分自身を強化して行くが、「美しい」という言葉を使う彼に対し、「美しい?冗談!」「あんたがしていること八つ当たりじゃん」とばっさり。しかし、この言葉が彼に火を一層付けてしまう。
フローラが最終形態となった彼を助けることとしたため、「グランプランタン」で浄化して元の姿に戻すが、彼はスカーレットが差し伸べた手を払い、そそくさと去ってしまう。
年末、撮影から戻って来た父を含め、親子3人ですき焼きを囲みながら水入らずの生活を過ごしていた。

■第47話

カナタの要請を受け、ホープキングダムに赴き、はるかが花の城に閉じ込められている間にメツボーグと交戦。

■第48話

ノーブル学園を乗っ取ったディスピアを追って人間界に戻り戦おうとするが、ノーブル学園の関係者が周囲におりディスピアの元へ向かうのを制止される状況になった。
- はるかやみなみ、トワらは「危ないから逃げろ」という形で止められて対応に困っていたが、きららはこの状況を何かの撮影と勘違いしたらんこから「何の撮影か教えろ」とすごい剣幕で問い詰められる羽目に。

■第49話

春野はるか各話ネタ第49話参照

■第50話（最終話）

ラスボスとしてクローズとの一騎打ちにはるかが勝ったことにより、グランプリンセスの力で絶望の扉を開けることに成功。しかし使命を終えたドレスアップキーが眠りにつき、人間界とホープキングダムを繋ぐ扉も消えることを聞かされる。つまり、トワ達ホープキングダムの住人との別れの時が近づいていたのだった
ノーブル学園修了式で仲間達と最後のお茶会を開き、マーブルドーナツを堪能。この茶会を終えるときららもパリ行飛行機に搭乗予定であり、きららもはるか達と別れることとなっていた。
仲間達と「プリンセスプリキュアとしての絆」を再確認後、きららはパリに渡航。ボアンヌの元でモデル活動を行っていた。

■エピローグ

10年後、大人となったきららが後ろ姿のみで登場。エッフェル塔を眺めており、その手には新たなドレスアップキーが握られていた。

そのキーが生成された理由については不明であるが、彼女はフランスで仲間達との絆を胸に世界一のモデルという夢に向かって走り続けていたのであった。

特別出演

■HUGっと!プリキュア第36・37話

36話ではドクター・トラウムによって時間が止められ仲間と共に行動不能となっていた。
37話では『はぐプリ』メンバー達の復活と共にキュアトゥインクル状態で登場。ただし、声はなし。仲間達と共に彼女らに協力した。

映画

■『春のカーニバル♪』

ある休日にはるか達と出掛けようとした際、空から手紙が降って来たが、その手紙が妖精の国ハルモニアで開催される春のカーニバルの招待状と知る。カーニバルに参加する意思を示すとその手紙が馬車に変化、プリキュア3人とアロマとパフは乗込んでハルモニアに向かう。
到着直前で『ハピネスチャージプリキュア』の4人と出会う。『ハピプリ』設定反映か自分たち以外にもプリキュアがいたことを知って驚くことはなかった。
到着後、改めてハピネスチャージプリキュア4人と顔合わせ。めぐみから「わたし達はハピネスチャージプリキュア!」と名乗られて、幻影帝国を倒した英雄と顔合わせしている現状に驚く…と思われたがそんなことはなかった。…「芸能活動で忙しくてプリキュアウィークリーは視聴してなかった」のか、「本当は知っていたけど、はるはるやみなみんだけに恥をかかせたくないので、知らないふりをしていたのか」は不明である。また、はるかが白雪ひめの長い本名がいえなかったことに「諦めるの早過ぎ!」と突っ込んでいたが、自分もいえなかった。
カーニバルで歌うこととなり、入場の際にはみなみと共ににこやかに手を振っていたが、はるかが緊張して「無理無理無理~!」といっていたことに「やる気満開はどうしたの?」と突っ込む、その後もなお緊張するはるかに突っ込んだり、励ましたりしていた。
しかし、舞台に上がると正体がばれ、先輩プリキュアに追われたオドレン・ウタエンによって彼ら自作の怪異のステージに先輩プリキュアや観客の妖精達と共に閉じ込められる。はるかやみなみと共に変身しようとするが突如数体のドロボーンが出現したことに驚いた隙にプリンセスパフュームを奪われ、巨大な宝箱に封じられ、さらに先輩プリキュア37人が地下に落とされる。
変身アイテムを奪われ、先輩プリキュアが地下に落とされるという絶望的な状況にみなみと共に床に座り込むが、最後まで立っていたはるかが歌う意思を固めたことで奮起しみなみと共に立ち上がって3人で「イマココカラ」を唄う。すると、3人の歌とダンスを信じる心からオールスターズドレスアップキーが生まれ、変身アイテムが解放。3人はプリキュアに変身し、先輩プリキュア37人も復活して40人での歌とダンスを披露した。
形勢が逆転されたオドレンが多数のドロボーンを繰出したことで戦闘となり、トゥインクルはキュアプリンセス・キュアハニー・キュアマーメイドと共にオドレン達によって幽閉された国王達がいる牢屋探索に当たる。牢屋が地下にあると推測したプリンセスの言葉で4人は手分けして地下通路への入口を探すこととなり、トゥインクルは衣装部屋内を探索。プリンセスが入口を発見した際には服をコッソリ一着持ち出していた。
地下牢で幽閉されていた国王達を発見・解放。カーニバルのことが気になっていた国王に状況を説明していると、ハルモニアの守護神・ドラゴンが覚醒、急いでキュアフローラと合流した。
カーニバルを中断されたことで怒り、暴走するドラゴンに説得しながら向かって行くトゥインクル達3人であったが、巨大な火球に飲み込まれる寸前でキュアハニーらハピネスチャージプリキュアに助けられる。
その時オールスターズドレスアップキーを落とし、キュアハニーに拾われてトゥインクルに渡される。そして3人で「モードエレガント・プリマヴェーラ」にフォームチェンジ、先輩プリキュア37人の助力を受けた「プリキュア・レインボートルネード」でドラゴンの怒りを鎮めた。
事件解決後ドラゴンたっての希望により、3人で「ドリーミング☆プリンセスプリキュア」で歌・ダンスを披露。翌日、人前で歌う自信が付いたはるかをみなみと共に優しげな笑顔で見詰めていた。