ゲームによっては独自の文字を表示するもの、独自の表し方をするものがある。
例
所さんのまもるもせめるも
欧陽菲菲の『Love is over』が流れ、替え唄の歌詞で
「GAMEOVER… かなしいけれど おわりにしよう きりがないから GAMEOVER… オーヤン カフェ」と表示される。
すごいへべれけ
「こんちにゅー」の画面で「いいえ」を選ぶと「おしまいっ」と表示される。
おねがいマイメロディ 夢の国の大冒険
専用曲なんてものはなく、マイメロディが敗北した一枚絵が無音で表示される。
バイオハザードシリーズ
「あなたは死亡しました」という意味の英文「YOU DIED」・「YOU ARE DEAD」の血文字が表示され、3以前は前者、4以降は後者の表記となる。
さらにはパートナーが死亡してもゲームオーバーとなり、「Mission Failed(任務失敗)」「YOUR PARTNER DIED(あなたの同行者が死亡しました)」などと表示される。
『バイオハザード4』『バイオハザード5』は大文字・小文字表記、それ以外は大文字のみだが、『バイオハザード7』以降からの作品は独特の血文字が廃止されて一般的な白いフォントになり、「YOU ARE DEAD」と大文字に統一された。
ルイージマンションシリーズ
ルイージの体力が0になると『おやすみなさい』という意味の「Good night!」もしくは「Good night…」と表示される。
NiGHTSシリーズ
ゲームオーバーになると「Night Over」もしくは「NIGHT OVER」と表示される(夢の世界を舞台とした設定のため)。また、ゲームオーバー時にナイトピア(良い夢の世界)にいたかナイトメア(悪夢の世界)にいたかで流れるBGMが変化する。
かまいたちの夜
悪い意味でのゲームオーバーの場合は「終」の文字を表示し、事件を解決しストーリーが終了した場合にはスタッフロールが流れるようになっている。
たけしの挑戦状
こちらは、通常のゲームオーバーは主人公の葬式が表示されるが、
ある一定の条件を満たした状態で、ある選択をすると「さようならーーーーーーー りせっとほ゛たんを おしてくた゛さい」と表示され、
以降はリセットするか電源を切らない限り、コントローラーの操作を受け付けなくなる。
魔法少女まどか☆マギカ ポータブル
対ワルプルギスの夜戦で暁美ほむらが敗れ、一定の条件を満たすと暁美ほむらが魔女化してしまい、「Homulilly」の魔女文字の下に「GAME OVER」の魔女文字が表示される。
にゃんたんシリーズ
誤った選択や誤答などをした場合、選択した次の項目(番号)で「ゲームしゅうりょう」と表示されゲームオーバーとなる。
再開する場合は、1つ前の選択肢や指定された番号に移動する。また、バッドエンドに相当するものとして、クリア時と同様「ゴール」と表示され、最初からやり直すよう要求されるものもある。
バトルガール ハイスクール/オルタナティブガールズ/天華百剣-斬-、など
出撃メンバー全員の体力が0になるのは無論のこと、ポーズメニューから戦闘を中断してもゲームオーバー扱いとなる作品も存在する。
この場合は「Defeated(撃破されました)」「LOSE(負け)」「任務失敗」などと表示される。
トイレキッズ
『ヘタクソ!!』と表示される。
特に『クソ』の部分は大便が描かれている。
元祖西遊記スーパーモンキー大冒険
同行メンバーの全員が死亡すると、『ああ しんじゃった!』と表示される。
光神話パルテナの鏡
ヤラレチャッタの文字が黒い画面に映る。
Sa・Gaシリーズ
初期の作品では多くのRPGに準じたものだったが、ミンストレルソングにて気合の入った達筆の筆文字で「全滅」と画面いっぱいに表示される演出が登場し、以後ほとんどの作品で筆文字による「全滅」あるいは「GameOver」の表記が採用され続けている。
Conker's_Bad_Fur_Day
字幕こそ「GAME OVER」だが、残機0の際の死に方によって演出が全て異なっている。
- 「ゲーム序盤」:牛乳パックに主人公の写真がプリントされた行方不明エンド
- 「通常の死に方」:パンサー大王の依頼でテーブルの足がわりにされる捕獲エンド
- 「落下死(バラバラ一撃死)」:血まみれの状態で袋詰めにされるエンド
- 「焼死」:真っ黒こげの状態で袋詰めにされるエンド
- 「水死」:水浸しの状態で袋詰めにされるエンド
- 「最終局面」:もはや理性ある者が舞台にいないため字幕だけが出る虚無エンド
ポケットモンスターシリーズ
手持ちポケモンが全滅した場合に「めのまえがまっくらになった!」または「めのまえが まっしろに なった!」と表示された後、ポケモンセンターからゲーム再開となる(その際に所持金を失う)。
『Pokémon LEGENDS アルセウス』では世界観が違うため、失うのは持っていたアイテムの一部という違いがあるが、「めのまえが まっくらに なった!」は健在である。それどころか全滅しなくても起きる。
テイルズオブシリーズ
「その後、彼らの行方を知る者は誰もいなかった…」と表示される。
タイムクライシスシリーズ(『タイムクライシス レイジングストーム』含む)
通常であれば「GAME OVER」であるがエンディングまで到達した場合「THE END(終わり)」に差し替えられる。
『太鼓の達人』『チュウニズム』『オンゲキ』など、一部の音楽ゲーム
近年のごく一部のアーケードゲームではゲーム終了時、「THANKS FOR PLAYING!」「おしまい、またあそんでね」などの表現に置き換わっている。オンゲキの場合ナビにセットしているキャラがプレイヤーに感謝のメッセージを伝える。
また、「連コイン」といったマナー違反を行わないように、次にプレイする場合は待っている人がいないかどうかを確認するように促すメッセージが表示されたバージョンもある。
湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ、頭文字D_ARCADE_STAGEシリーズ
字幕こそ「GAME OVER」だが湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNEシリーズでは初期のシリーズから、頭文字D ARCADE STAGEシリーズでは近年のシリーズから追加で「このゲームはフィクションです。実際に運転するときは交通ルールを守りましょう」の注意書きが入る。
なお、湾岸ミッドナイトのほうは6Rからは2020年から猛威を振るっている新型コロナウイルスの予防のための注意書きも入った(6R公式サイト内のの未来研通信より)。また、3DX+から導入されたイベントモード時はゲームオーバー画面にレースの順位も入る(3DX+公式サイト内のの未来研通信より)。
しかし、頭文字D THE ARCADEではシーズン3からゲームオーバーの画面が「GAME OVER」ではなく「See You Next Race!」に差し替えられた(交通ルールに関する注意書きはそのまま)。
ドラゴンクエストシリーズ
初代『ドラゴンクエスト』は「あなたはしにました」、パーティ制が導入された『ドラゴンクエストⅡ』以降は「〇〇〇〇たちは ぜんめつした!」と表示され、直前に記録したセーブポイントから再開(所持金は半減)。
また、初代『ドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』では一定の条件で特殊なゲームオーバーが発生する。
『ドラゴンクエストⅪ』ではオートセーブ地点からのリスタートも選択でき、この場合は所持金が減らない。
『ドラゴンクエストⅪ S』の「主人公がやられたら全滅」モードでは、「主人公が やられてしまったので ゲームオーバー!」という字幕で強制タイトル画面ゆき。
Undertale
レトロ調のドットフォントを引き伸ばしたような「Game Over」と共に、「あきらめては ダメだ!◯◯! ケツイを ちからに かえるんだ!」といった激励の言葉が入る。
なおこのメッセージに関してだが、何も知らなければそこで終わるものの、物語を深く読み解ける段階に理解が進むと、ある伏線が仕込まれていたことに気づく。
なお、ある特殊な相手(リンク先ネタバレ注意)との戦闘でゲームオーバーになった際は独自のメッセージが流れる。
Sega Rally Championship
残りタイムが0になると白い画面に「GAME OVER」と言う文字が現れ、アップテンポな音楽とともに「Game over yeah!」という歌声が流れる。
桃太郎伝説
「桃太郎は力尽き果てた!」と言うメッセージと共に最後に立ち寄った神社へと戻される。
ただ、『新桃太郎伝説』だと「力つき はてた」、PlayStation版『桃太郎伝説』だと「力 尽き果てた」と表記も意味も微妙に違ってくる。というか『新桃太郎伝説』の場合神社ではなくセーブ画面まで戻される。
星のカービィシリーズ
作品によって演出は変わるが、カービィが眠っていることが多い。大半の作品では「CONTINUE」を選ぶとカーソルの手がカービィを起こし、「GAME END」を選ぶと手がカービィに食べられる(以下、この演出を「基本パターン」と表記)。
作品ごとの詳細は以下の通り。
- 星のカービィ(初代):「CONTINUE」→手がカービィを起こし、カービィに画面右側へ行くように促す。「END」→手がカービィをデコピンして弾き飛ばす。
- 夢の泉の物語 / 夢の泉デラックス:基本パターンだが、カービィがスリープをコピーして寝ている(以降スリープがある作品は原則この演出となる)。
- カービィボウル:ベストスコアも表示。「CONTINUE」→カービィが地面から飛び出たワープスターに乗って飛んでいく。「GAME END」→手がカービィを起こそうとするもカービィは起きず、怒った手が上から垂れている紐を引っ張ると巨大な星が落ちてきてカービィに直撃する。手はそれでもなお眠り続けるカービィに呆れて去っていく。
- 星のカービィ2:カービィだけでなくリック、カイン、クーも寝ている。「CONTINUE」→カービィが飛んできたワープスターに乗り、他の3匹も付いていく。「GAME END」→そのまま寝続ける。
- スーパーデラックス / ウルトラスーパーデラックス:「CONTINUE」→手はカービィをつついて起こすのではなく、カービィの帽子をクラッカーにして鳴らす。「GAME END」→手がカービィを掬い、三日月に乗せて寝かしつける。
- メタナイトでゴーDX(USDXのみ):「ゲームをつづける」→手がメタナイトをつつき、マントを脱ぎ捨てたメタナイトが飛び去る。「きょうはやめとく」→手がメタナイトを掬い、ポップスターに乗せる。
- カービィのきらきらきっず:GB版とSFC版で別演出。
- GB版:「つづける」→デデデ大王の手が地面を揺らしてカービィを起こす。「やめる」→デデデ大王に叩き潰される。
- SFC版:チャレンジゲームにてゲームオーバー画面が表示。カービィ、リック、カイン、クーが泥酔している(ゲームの進行具合に応じてキャラが増えていく)。
- 星のカービィ3:『2』の面子の他にグーイ、ナゴ、チュチュ、ピッチも追加。本作では選択肢が存在せず、直接ファイルセレクト画面へ戻される。
- 星のカービィ64:カービィ、ワドルディ、アドレーヌ、デデデ大王が倒れている。『3』同様ファイルセレクト画面へ戻される。
- コロコロカービィ:スコアも表示。「つづける」→雲の上で眠っていたカービィが起きる。「やめる」→そのままフェードアウト。
- 鏡の大迷宮:残機2の状態でセントラルサークルからの再スタート。特に演出は無い。
- タッチ!カービィ:上画面から落ちてきたカービィが選択肢の方向へ弾んでいく。
- 参上!ドロッチェ団:「コンティニュー」→カービィが起きて走り去る。「ゲームをやめる」→カービィが二度寝する。
- あつめて!カービィ:勇者の心が消滅し、カービィ達も昇天する。なお本作には残機の概念が存在しないため、カービィ達が全滅した際に見られる演出となっている。
- 星のカービィWii / Wiiデラックス:基本パターン。
- マホロアエピローグ(WiiDXのみ):残機やゲームオーバーの概念が無い(ペナルティも特に存在しない)ため、やられてもその場で再挑戦できる。
- トリプルデラックス:基本パターン。コンティニューした場合、カービィが走っていく向きが手前側になっている。
- デデデでゴー!:コンティニューの演出は本編と同じだが、「ゲームをやめる」を選んだ場合デデデ大王は倒れたまま。
- スーパーレインボー:本作ではカービィの他にエリーヌも寝ている。「ゲームをつづける」→エリーヌが筆に変身してカービィを起こし、虹のラインでカービィを転がす。「ゲームをやめる」→モードセレクトに戻るかという質問が表示される。ここで「はい」を選ぶと2人は眠り続ける。
- ロボボプラネット:基本パターン。『トリプルデラックス』と同じ。
- メタナイトでゴーリターンズ:「デデデでゴー!」の演出をメタナイトに変えたもの。
- スターアライズ:基本パターン。
- 星の○○○○:本編と同じだが、操作キャラは眠っておらずしょんぼりした表情。
- ディスカバリー:残機制度が廃止されたため、ゲームオーバーが存在しない。ペナルティとしてコインスターが100減ったうえで復帰できる。
塊魂シリーズ
塊を転がしている王子が大コスモの王様の厳しい課題をクリアできないと、王様ブラックホールに吸い込まれてオシオキの説教をされてしまう。
作品ごとのバリエーション↓
- 初代:大雨と落雷の中で説教をされて、王子は四つん這いで泣いている。雷の光で王様のポーズが一瞬変わるのが見られる。ちなみに大きくする課題で失敗した時に、塊の大きさがクリアラインまで近かったら星クズにされる。
- みんな大好き:塊魂ファンがブーイングをしてしまい、暗闇の中から王様が現れて目からビームを放つ。王子(またはイトコハトコ)は左右を動かして操作できるが、ビームを当たると小さくなってしまう。
- 僕の私の:王子(またはイトコハトコルーキー)が縄に吊るされて、王様からのグーパンで殴られる。愛のムチでめっちゃ痛い。
- ビューティフル:王子(またはイトコハトコルーキーメイツ)が暗闇のビリヤード台に立って、王様がボールを投げてくる。転がっているボールに触れると巻き込まれる。避ければ避けるほど得点が加算していく。
- TRIBUTE:王子(またはイトコハトコルーキーメイツ)が火山に入って、王様と王様ロボに説教される上に頭から噴火する岩が飛んできて地面に当たると分裂する。岩は3回当たると消滅してしまう。避ければ避けるほど得点がどんどん加算していく。尚、PSNトロフィーの獲得があり、「STARTボタンを一切押さずに50回連続オシオキを受ける」と「得点が50000点に到達する」という項目がある。
- ビ〜タ:避けるミニゲームではなくなり、落雷の中で王様のきつい説教を受けるだけになった。
- 王様プチメモリー(みんな大好きのアンコール版より):幼少期の王様が課題を失敗してしまうと、暗闇から大王様のパパンが現れて目からレーザーを放つ。
それぞれの敗北条件に気をつけるのだ。↓
- 基本:ノルマを達成できずに時間切れになってしまう。
- ぴったり:塊を大きくしすぎてしまう。
- 相撲:時間切れ、もしくは転がしている相撲がまだ太れていない状態で校庭にいる相手の力士に攻撃した時点で弾かれる。
- キャンプファイヤー:時間切れ、もしくは塊に付いている火が消えてしまうか、水に触れてしまう。
- あの太陽を:スターが少ない状態で太陽に巻き込もうとすると、燃やされてしまう。1回目は巻き込める星が少ない上にオシオキは受けずそのまま次のストーリーに進むが、2回目以降で失敗をしてしまうともちろんオシオキを受ける。
- 地球を救え:落ちてくる隕石が地球にぶつかってしまう。
- 温度:塊の温度が0℃に冷めてしまう。