「我が美に酔いしれるがいい…!」
プロフィール
出身地 | スペイン |
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生年月日 | 1967年1月27日 |
身長 | 186cm |
体重 | 72kg(Ⅱ、ZERO、Ⅳ)84kg(Ⅴ) |
スリーサイズ | B121 W73 H83 |
星座 | 水瓶座 |
血液型 | O型 |
好きなもの | 美しいもの、自分自身、鮮血の色 |
嫌いなもの | 醜いもの、敗者の返り血、友情、愛情、熱血、獣、ピエロ |
特技 | 自己陶酔、壁張り付き |
所属 | シャドルー四天王 |
ファイティングスタイル | スペインニンジュツ |
キャッチコピー |
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担当声優 | |
実写映画での俳優 |
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テーマソング | 仮面のナルシスト |
概要
髪は女性のように長い茶髪、あるいは金髪で、それを後ろで一つにまとめて三つ編みにしてる場合が多い。戦う時は上半身裸で、腰の辺りに長い布を巻いている。片手に鉤爪を装着し、これを得物として相手を切り刻む戦闘スタイル。その際に浴びる返り血で自分の顔を汚さないため仮面をつけている。
美意識が異常に強く、美しいものを好み醜いものを嫌い、また、自分より美しいものが存在することも許せない。また、強さと美を結び付けた独自の美学を理念とし、「強い者は美しい」「美しい者こそ強い」というその価値観にかなうものを認めつつも、結局のところは「この世で最も美しい者はこの私であり、ゆえに私が世界で一番強い人間である」と信じて疑わない、自己陶酔はなはだしい偏執的な性格の持ち主。
おまけに人の価値観、獣、ピエロ等ありとあらゆる事に難癖を付けて嫌っており、彼が存在を許せるものは殆ど存在せず、それと同時に彼の歪んだ価値観に賛同するものも、全くと言っていい程に存在しない。
実際に遠回しにだったり、直だったりと言い方は違えど戦いに美醜の概念を持ち込む事自体が愚かで醜いと殆どの対戦相手から言われている。
参戦作品での彼の発言から、彼の美醜にまつわる価値観をまとめると、概ねこんな感じとなる。
・美しい=容姿が美しい、ストイックor誇り高いor落ち着いた性格、孤独or孤高な存在、圧倒的に強い、引き締まった体付きをしている(所謂細マッチョ)、過酷な境遇or運命を背負っている(苦悩しながらも諦めずに運命に抗い続けているなら尚高評価)
・醜い=容姿が醜い、だらしないor美学を感じない性格or道化のような性格(要はギャグキャラっぽい性格)、陽気な性格(恐らく道化と同じと見なしている)、弱い、筋肉隆々or肥満体or痩せこけた体付き、優しい性格or愛や友情を信じている(弱き者と見なしている)、決定的な敗北を喫した事がある(こちらも弱き者と見なしているが強くなろうと努力している者に対しては幾分かマシな評価をする事もある)
上記の例以外でも、バルログ本人も意図しない形で美を感じる事があり、その場合は素直に称賛こそしないが一定の評価をする。逆に美しいと認めはしても自分の求める美ではない場合は罵倒こそしないが、深い関心も持たない。
代表的な必殺技は「フライングバルセロナアタック」と「ローリングクリスタルフラッシュ」。コンセプトは「スペイン忍者」。
キャラデザインの元ネタは、素早い動きで「ヒョー!」「ヒャオ!」という気合の声と共に斬撃や空中殺法を繰り出すさまはレイ、美に執着するナルシストな性格はユダ、鉤爪に仮面という外見はウォーズマンからと思われるが、あきまん曰くモデルになったのは修羅の国編で最初にケンシロウと対峙する「名も無き修羅」だと語っている。
勝利メッセージの一つである「ヨ~ロラヨ~レヒ~♪」という謎の歌。恐らくはスイス地方などで歌われるヨーデルの一種と思われるが、スペイン出身の彼が何故、ヨーデルを歌うのかは謎である。
シャドルーに入る前
母親は没落貴族であったが大変美しい女性で、バルログの類い稀なる美貌は母親譲りのものである。しかし、父親は醜悪な外見を持つ大富豪だった。この為に父は常に「妻が自分を愛してはいないのでは無いか?」と言う、猜疑心に悩まされる事になる。やがてこの狂気に取り憑かれた父親は、妻を自らの手に掛けて殺害する。この現場を目撃してしまったバルログは、反射的に父親を殺害してしまう。この時の記憶が彼の一生のトラウマとなっており、徹頭徹尾美にこだわり、自分の思う美の価値観にそぐわぬとみなした者や敗者を殺めることも厭わぬサディスト的性格を形成するに至った。
但し、極初期の設定では、母親の生家が没落した際に、ある大富豪(=後のバルログの父親)が「彼女を自分の嫁にする」のを条件に、彼女自身と彼女の家を救った。
だが、父親は酒癖が悪く、酔う度に彼女に暴力を振るった。母親は暴力に逆らえないまま虐げられると同時に、プライドがその事実を受け入れられなかった為、彼女はバルログが産まれた際に「弱い自分のようにも、醜い父親のようにもなるな(要約)」と言う、強迫観念を植え付けたからとされている(出典:ゲーメストムックVol.41『野郎島 ゲームヒーローコレクション』より)。
『ZERO3』では、シャドルーの構成員ではなく、ベガの圧倒的強さに美しさを認め、理想的な対戦相手を用意させる事を条件に、シャドルーへの一時的な協力を承諾している。
「ZERO3」のエンディングでは、洗脳されて自我を失ったキャミィのあり様や、自分の目的のために彼女を作り出しながら都合が悪くなった途端に切り捨てようとするベガのやり口を目の当たりにしてベガを己の美学に反する者とみなし、キャミィの引き渡しを拒否して反旗を翻した。その後エンディングでキャミィがベガのクローン体であるという衝撃の事実を知って殺すか否かを迷った末、自分の美学に叶う美しく強き者と認めて保護をする。
ZEROの頃を描いた中平版の漫画ではベガに忠誠を誓うベガの信望者として登場。原作通り爪を使った戦闘を得意とするようだが戦闘シーンは大して描かれなかった。最終的にはシャドルーの移動拠点ごと爆破され死亡したと思われる。軍服の用な服を着ているのが特徴。
ストリートファイターⅡの頃
悪の組織「シャドルー」の幹部ではいるが、最高責任者であるベガの部下と言う立場ではなく、あくまでもその思想の共鳴者、自身の理想を体現する為のパートナーと言う立ち位置である(これは他の幹部であるM.バイソンやサガットも同じ)。
UDONによるアメコミ版では、シャドルーの実働的な役割を担っており、ベガが不在の間はシャドルーの指揮を代行していた。
アニメ版『ストリートファイターⅡⅤ』では「バルログ・ファビオ・ラ・セルダ」のフルネームで、18歳の闘牛士と言う設定になっている。仮面のデザインが一部異なる、褐色の肌色、肉体に刺青がない、パンツは紫色一色など、容姿に細かい変更点が見られる。また、途中から素顔のままで闘うようになっている。
ストリートファイターVの頃
シャドルーの下部組織の1つを持ち、その組織の部下がいる模様。その部下の1人が「『グーハウ』なる組織がシャドルー傘下に入った」事をバルログに報告しているシーンがある。
ストリートファイター6では
ベガのマスターミッションにて登場。
ベガからの指示でバルログを探す事になり、ファンの手引きで主人公と間接的にではあるがコンタクトを取る。
これまで殆ど描写が無かっリンク先記事名た私生活が僅かながら描かれており、上述のアニメ版での設定が反映されたのか、表向きにはラ・セルダ家の城主として従者を従えて優雅に生活している。
城主としての生活は本人曰く「十分満たされている」らしいが、ベガの復活を知って「シャドルーそのものには興味は無いが、ベガがかつて計画していた世界征服という狂気じみた野望には一種の美しさを感じていた」「再びベガが世界征服に動くならシャドルーに戻る事も吝かではない」といった旨の発言をしており、彼にとってシャドルーでの活動は『楽しみが増えた』程度の認識である事が窺える。
ベガ同様に名前ネタ(後述)を掘り下げられており、「バルログとでもベガとでも好きに呼べば良い(意訳)」と発言している。
大乱闘スマッシュブラザーズ
スマブラSPにてスピリッツで登場。ランクは他の四天王と同じくACE。サガットとほぼ同じパワーでスロットも同じ2だが、属性の関係で直接対決は不利?憑依ファイターはメタナイト。
性格
スペイン人には少ない美しい金髪と白い肌、そして何よりその美しい美貌はスペインの没落貴族であった母親譲りのものであり、彼自身もその事を非常に誇りに思っている。その反面、その母を殺害した醜悪な父親の血も半分受け継いでいるという事実に苛まされている。そしていつしか自分も、父親の様に醜くなるのではないかという恐怖に捕らわれており、その反動で偏執的なまでに美を追究し、己の価値観にそぐわぬ者や敗者を平然と甚振る残忍なサディストになっていった。
醜いと言う理由だけで理不尽にいたぶる性格である上に、美しいものを好む割にはそれらを痛めつける事も好む性格でもある為、悪の組織のシャドルー内でさえもバイソン以上に彼を嫌う者も少なくない。
キャラクター設定の変遷
初出時の設定はスペイン出身の独身貴族で、闘いと美をこよなく愛する男となっていた。しかし当初から「スペイン人の様なラテン系の男は自己主張が強いので、自分の顔を仮面で隠すのはおかしい」と指摘されていた。
また同様にスペイン系の出身なら、通常は黒髪に浅黒い肌が一般的なので、ゲーム中の「金髪碧眼で色白痩身の優男風の外見も違和感がある」と海外のゲーマーから指摘されていた。
これを受けて、『ストリートファイターZERO3』では、前述のとおりスペインの没落貴族である母と、貴族階級ではないが大富豪の父の間に生まれる、と設定を見直され、髪色も4以降は若干金髪寄りの栗色となった。キャラクターの背景が構築されたことで5では再びまっさらな金髪に戻したが、どちらのファンにも配慮して4,5ともに茶髪と金髪の両方のカラバリが用意されている。
仮面については、"顔を傷をつけられることを嫌う"という性格設定は残しつつも、決闘時に返り血を防ぐための装具であることが強調され、改めて防具であるという紹介がなされた。
海外に於ける名称の変更
海外では「ベガ(Vega)」という名称に変更されている(映画、ゲーム共に)。これは同じくシャドルー四天王のバイソンの名前と外見が明らかに実在のボクサー(マイク・タイソン)を連想させるもので、その肖像権の問題を避けるために急遽キャラクターの名前を変更しなければならなくなったため。
しかし時間や当時のゲーム基板の容量上の問題などから、シャドルー四天王の名前を入れ替えるとことで対処した。
ただし、サガットは既に『ストI』でラスボスとして登場済みだったため、この名前変更には巻き込まれなかった。
特徴 | 日本語版 | 海外版 |
---|---|---|
シャドルー総帥(ムッハー) | ベガ(Vega) | マスター・バイソン(M.Bison) |
ムエタイの帝王(デヨ・変更無し) | サガット(Sagat) | サガット(Sagat) |
スペインの闘士(ヒョー) | バルログ(Balrog) | ベガ(Vega) |
黒人ボクサー(オアー) | バイソン(M.Bison) | バルログ(Balrog) |
ちなみに海外(特に英語圏)ではベガは“Vega”、即ち琴座の中に輝く主星ベガを意味する言葉なので、非常に女性的な印象を与える(ベガはアジア圏でも"織女星(織姫)"として知られ、世界的にも女性的な印象が強い星である。例えば日本のアニメ『GEAR戦士電童』にもヒロインの一人にこの名を冠するキャラがいる)。また乙女座の“Virgo”やギリシア神話の女神“ヴィーナス(Venus)”を連想させる言葉であるため、少なくとも犯罪組織のボスの様な悪漢の名前には相応しくない。このため女性っぽい印象のバルログの海外版の名称として使われる様になった。
また逆に「バルログ」という名前は、海外では先に存在した『指輪物語』の魔神バルログ(作中言語で「力強き悪鬼」を意味する)のイメージから極めて男性的、野性的なイメージがある。そのためシャドルー四天王の中で最も粗野なイメージのあるマイク・バイソンの海外版の名前がバルログとなっている。
その煽りを受けてシャドルー総帥の名前が「バイソン将軍」となってしまったが、こちらも闘牛で猛牛が突進するイメージがたまたまサイコクラッシャーアタックに合致したからとのこと。
また、MはマスターのMとされている。
これらの名前変更に関しては突貫工事的な入れ替えではあったものの、上記の通り一応は理に適った変更となっている。
ゲーム上のバルログ
登場した当初はCPU専用のボスキャラと言う事もあって、その高速戦闘でプレイヤーを翻弄し、専用ステージにある金網フェンスに貼り付いてよじ登り、そこから高くジャンプして相手を襲う必殺技「フライングバルセロナアタック」と「イズナドロップ」をかましてくることで、一時は嫌いなキャラの上位にランクされるほどであった。プレイヤーキャラとなって親しみが出て来たのか、最近では「ヒョー!」の掛け声と共にギャグ要員となる事も多い。
スマブラSPにてACEランクのスピリッツで登場した際にも重さ減少と言う実にらしい効果が付いている。なお憑依ファイターは仮面繋がりかこの人。
タメキャラで飛び道具は持たないものの、移動速度の速さ、通常技のリーチの長さと通常投げの投げ間合いの広さ、さらに華麗な空中殺法が売りで、スピードを生かしたジャンプ攻撃や、相手の間合い外からの攻撃、相手の技の隙をつくような攻撃が得意。その代わり防御力は低く、連続技が少ない。相手の攻撃をガードし続けると後述の仮面と爪を落として弱体化してしまうのがネック。
基本的に火力に乏しく立ち回りで圧倒しなければならないが、個々の技には明白な返し技があることが多く、相打ちではダメージ負けが酷い。持ち前のスピードに任せて手数で押すだけではまず勝てない。
2種類の三角跳びが実装されており、ひとつは通常のもの、もうひとつはイズナドロップなどの必殺技を出す時のもの(ただし『EX』シリーズでは後者のみ)。
地上戦では隙の少ない「ローリングクリスタルフラッシュ」が強い。
なお『ストリートファイターII'TURBO』までは、通常技に立ちキック攻撃と空中パンチ攻撃が実装されていない。
独特の癖やそのスピードに慣れないと使いこなすのが難しいため、総じて中級者以上向けのキャラクターである。
基本的に強キャラだったためか、ストリートファイターⅣでは意図的に弱体化させられたことで弾やガイルらと並ぶ最弱クラスのキャラクターとなっている。
スパIVでは全体的な能力の底上げがされた。
強化点として
- 脆すぎた仮面と爪の耐久度がアップ(投げやセービングアタックでの耐久減少が無くなった)
- EXバルセロナ及び小ローリングアタック絡みのコンボが安定して繋がるようになった
- スカーレットテラーの無敵属性がいくつか追加された
- ウルコン「ブラッディーハイクロー」が壁張り付き時にも攻撃判定がついて実用可能な技に
- 無敵突進で確定反撃にもコンボにも使える新ウルコン2「スプレンディッドクロー」
- 屈ガード時の喰らい判定の減少
また、爪がはがれた状態はリーチと攻撃力が減るものの、攻撃判定が強化されるようになった。
総じて、ストIV時代よりは遥かに扱いやすい良キャラとなったと言えるだろう。
続編のストVではいくつかの技が削除された他、全ての技がタメ技からコマンド技に変更された。
ただ、このゲームでは重要なVスキルとVトリガーが他キャラと比較してあまり優れているとは言えない性能で、バージョンアップを重ねても弱キャラとして評価されている。
- Vスキル: マタドールターン
その場でクルッと回って決めポーズ。ボタン長押しで回転後に攻撃できる。
技の途中から無敵が付く部分があり、相手の攻撃を避けつつこちらの攻撃を当てることができる。
- Vトリガー1: ブラッディベーゼ
「見惚れるがいい!」
相手に一輪の薔薇を投げつけ、ヒット時には真っ直ぐ飛びかかり切り裂く。
地上では正面と斜め上、空中からは斜め下と様々な角度に投げることができる。
- Vトリガー2: アレグリアス
「遊んでやろう!」
上半身を大きく逸らし、相手の攻撃を受けると自動で蹴り返す当て身の一種。
蹴り上げ部分は攻撃を受けなくても、コンボの一部をして繰り出すことができる。
爪と仮面
ラウンド開始時は仮面と鉤爪を装備しているが、攻撃を喰らい過ぎると外れ、攻撃力とリーチが下がる。
『ZERO3』以降は鉤爪が外れている状態でさらに攻撃を受けると仮面も外れるようになり、防御力が落ちる。『CAPCOM VS. SNK』からは仮面が外れると攻撃力は上がるようになった。どちらも『スパIIX』以降は画面内に残るため、再装着することはできる。しかし装備は立ち状態でないと拾えないため、拾おうとしたところに相手の下段技で攻められる恐れがある。
『IV』では特に外れやすくなっている。鉤爪は体力が半分相当減ると必ず外れる。また仮面も体力が6、7割相当減ると外れるなど非常に外れやすい。仮面が外れた後は防御力が豪鬼より低くなる。なお、『スパIV AE』のでは装備が落ちている間は自分の装備は "YOU"、相手の装備は "RIVAL"、CPUの装備は "CPU" と表示される。『ウルトラ』では仮面を拾う際に↙or↓or↘+PPのコマンドが必要になった。
『ストV』では爪がダメージによる強制解除のほかに、自分で任意に切り替えることが可能になった。これにより爪を装備しているかどうかを自由に決められ、戦闘スタイルを自分で変えることができる。またダメージが蓄積して爪が剥がれた場合は再装着不可になった。
仮面も攻撃を受け続け剥がれた場合は再装着不可。
一部作品では一種の魅せ技として、自分で装備を外すこともできる。
J.C.ヴァン・ダム実写版を原作とした『ザ・ムービー』(前述の通りベガ名義)では、爪を飛ばす「スピアクロー」、仮面を飛ばす「マスクスロー」という飛び道具も持っている。これはシリーズ唯一。
人関関係
見た目の美醜だけでなく、自分の性格を棚に上げておきながら相手の内面も評価するので、殆どのキャラクターを嫌っている。
特に男のキャラクターは諦めた方がよい。女でも酷評する場合も多いが。
こんな有り様なので、当然ながら他キャラからのバルログへの評価も基本的に最悪。
バルログに好意的な台詞(バルログ本人に対してではなく彼の技はプロレスで映えそうだからという理由)を言うのはレインボー・ミカくらいである。
ちなみにシャドルー四天王の中で唯一弟子どころか彼自身を掘り下げる人間がいないキャラである。人物像的にそもそも弟子を取るような人間ではないが。(サガットはアドン、バイソンはエド、F.A.N.GはA.K.I.)
『6』では2名の従者の存在が確認されており、その内の一人の少年・イグナシオを主人公と戦わせている。
美とは別にひたむきな性格と強さを認めており、バルログにとっての男性キャラとしてはトップクラスの高評価である。
一部の漫画作品やアニメ映画で戦うことが多い。そしてバルログが「美しい人」と認める(嫉妬する)数少ない人物。
アニメ版『ストリートファイターⅡⅤ』では、彼女の美しさに惚れ込み、寝込みを襲った上に唇を奪って催眠状態にして自分のものにしようとした。
ZERO3のストーリーにてキャミィの抹殺指令を受けるが、最終的にそれを拒否。ベガに反旗を翻す。EDにてキャミィを連れ帰って保護した。ストリートファイターVのストーリーでも、なんらかの思い入れがある様な言動や振る舞いをしている様子が見られる。
お互いに同じシャドルーの幹部という関係だが、がさつな性格や容姿などから嫌悪しており、バイソンも彼の事を快く思ってない(本人曰く「プラザ・デ・トロスの牛の方が遥かに美しい」)。
『ストリートファイター×鉄拳』では「美醜の双撃タッグ」として、ベガの命を受けてM.バイソンと共にパンドラを手に入れるため南極に向かうが、エンディングでは互いに不満が爆発して争うなど、徹底的に仲の悪さが強調されている。
CvSシリーズでは彼(それ以外にもダルシム・ザンギエフ・エドモンド本田・ブランカも該当する)との戦闘での掛け合いでは後ろを向けて首を振る動作をする。
醜い者としては扱ってないが、敗北者という理由で好いてはいないようだ。なお彼の元弟子であるアドンは「サガットにはない醜悪さを持っている」ということでサガット以上に嫌っている。
ベガの持つサイコパワーに一種の美しさを認め、組織の活動にはそこそこ協力的(ただし、裏を返せば「ベガが醜くなったら即座に裏切る」ということでもある)。
醜い者として嫌っており、「潔く死ねばいい」や「お前の神もさぞ醜い姿なのであろうな」などと暴言を吐いている。ダルシムも彼のことを快く思っておらず、「素顔が醜鬼の如く歪んでいる」と指摘している。
ダルシムやバイソン同様、醜い者として嫌っている。同じような理由でヒューゴーやハカン、クレイグ・マードックのことも嫌っている。
ちなみにザンギエフも筋肉こそ美と考えているのでお互いに感性が偏っているのは内緒。
『ZERO3』ではステージ5の相手がザンギエフになっている。ちなみに、『ZERO3』のザンギエフがバルログに勝った時の勝利台詞によると、バルログが仮面をつけているのは恥ずかしがり屋なのかと思っているらしい。
熱血な性格を品がないとして嫌っている。『ストV』の勝利メッセージでは「品の無い断末魔」、「虫唾が走る」と侮蔑しており、女性キャラクターでは珍しく醜いものとして扱っている。
レインボー・ミカの方はバルログに挑発的な台詞は言わず(彼女は目上の人物であれば誰に対しても基本的に礼儀正しい)、バルログの空中殺法はプロレスで見映えが良いと好意的な台詞を言うのだが、バルログが重要視している容姿と性格については一切言及しない。
獣ということで嫌っており、クマも同じ理由で嫌っている。ちなみに、『ZERO3』とカプエスシリーズでは担当声優が同じうえだゆうじである。
肉の塊としか思っておらず、醜い者として嫌っている。ただし、ストⅡの設定ではエドモンド本田のふくらはぎが気になっている描写があった。ちなみに、ルーファスやボブなども同じ理由で嫌っている。
醜い者として扱ってないが、ピエロみたいな印象があって嫌いらしく、「哀れなゴミ」や「止めなど刺すのもおぞましい」などと酷評している。同じ理由でジョー・ヒガシやポール・フェニックスなども嫌っている。
鉤爪使いということでライバル視されている。
彼にとって美形と評価されており、ベガを含めて掛け合いでは薔薇を投げる。
CvSシリーズでは、SNKサイドにおける醜い者として嫌っている。
SvCで、自分のコスプレをしていると勘違いされている。バルログ本人は彼の事を醜い者としか思っていない。ちなみに、キムもバルログのことをチョイと勘違いしている。
共に『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』では、上司の命令でプレイヤーを暗殺しようとするが、ライバルキャラにふっとばれるポジション。ただビリー・カーンはカプエスでプレイアブルキャラとして参戦していない。
強さは認めているが、美しさの無い勝利には意味が無いとしている。
忍者キャラ繋がりだが、美しさを別にしても大した強さでは無いと語っている。…中平正彦氏のストゼロ漫画ではガイになすすべなく叩きのめされていたのだが。
互いに絶対の美が何であるか知っている為か、評価そっちのけで激しい対抗心を燃やしている。彼にとっては最も大事な部分を侮蔑されたに等しいに違いない。
心が持たない操り人形に美など存在しないとしている。
悪辣を極めた姿を美しいと認める一方で、自身が求める美とは違うと語っている。
逆境、苦境に会いながらも咲く彼女に美が見いだせる事を珍しく思っている。
見た目こそ美しいと評価しているが、性格がダメだとバッサリ切り捨てている。
愛や友情を信じる姿を弱者の遠吠えにすぎないと軽蔑している。あきらとしてもバルログを快く思っておらず、「愛や友情を理解しない貴方に本当の美しさは分からない」と批判されている。
粗暴な性格や闘いぶりを乱雑として酷評している。
「何もかも歪みきっている・・・。存在すら許せぬ!」と露骨に嫌悪するほど、非常に嫌っている。山崎は彼の事をただの変態としか思っていない。
バルログ「賛辞は拒まない。この美しさに喝采を!」
山崎「・・・おい、コイツどうにかしろ!」
バルログ(同キャラ戦)
どれだけ姿形は似ていても、自分以外に美が宿ることは無いとしている。究極の自己肯定主義者。
ニーナ・ウィリアムズ、風間飛鳥、リリ、ジュリア・チャン、クリスティ・モンテイロ
「ストリートファイター X 鉄拳」において、鉄拳サイドの「美しい者」として好意的に見ているキャラクター。
人造人間であるため、生きた獲物を切り刻むことを好むバルログの性分から「魂なき者を刻んでもこの爪は満足しない」としてあまり好意的に見ていない。
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