ええ、皆殺しです。皆殺し。
かの数学者ピタゴラスも自著でこう述べています。
「18782+18782=37564(いやなやつ いやなやつ みなごろし)」
プロフィール
真名 | 謎のヒロインX(アルトリア・ペンドラゴン) |
---|---|
クラス | アサシン(本人はセイバーと主張) |
性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 42kg |
出典 | 2013年エイプリルフール |
地域 | サーヴァント界 |
属性 | 混沌・善・星 |
好きなもの | (本来の設定通りセイバー無双できる)聖杯戦争 |
嫌いなもの | 自分以外のセイバー |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | 武内崇(路地裏さつき)、BUNBUN(FGO) |
CV | 川澄綾子 |
なぞのまけん『ひみつかりばー』でてきをみなごろしにするぞ!
概要
2013年エイプリールフール企画『路地裏さつき ヒロイン十二宮編』に登場するキャラクター。
青いジャージを颯爽と着こなし、帽子とマフラーで顔を隠す謎の覆面ヒロイン。
セイバー系ヒロインが増え続ける現状を憂いており、セイバー系ヒロイン撲滅のためにブロンズヒロインとして路地裏同盟に協力する。聖剣を所持しており、戦闘能力は極めて高い。
後の『Fate/Grand Order』ではまさかのプレイアブルキャラ化を果たすが、こちらのヒロインXは『路地裏さつき』版から大きく設定が変更され、完全に別人になっている。
それもあって、この記事に記載されたプロフィール等の情報は基本的に『FGO』版のものである。
なお、現在でもヒロインXのイラストに『路地裏さつき』というタグが付いていることがあるが、真名(真名については下記参照)では無く、作品名のため注意。
人物
一人称は「私(わたし)」。
サーヴァントユニヴァースと呼ばれる謎の時空から来訪したストレンジャー。自らをセイバークラスの決定版と名乗り、騎士として正々堂々と闇討ちを行う。騎士とは一体何だったのやら。
対セイバー用決戦兵器。コードネームは「A-X」。
「アルトリア種は宇宙のガンのようなもの。誰かが刈り取らねばならないのです。誰かが」
苦渋に満ちた表情でそう残し、ヒロインXは故郷を後にした。
愛機ドゥ・スタリオンⅡ号は今日も星の海を駆ける。
その姿はおおよそサーヴァントらしからぬラフ&スポーティな服装。青いマフラーは勇気の印、帽子はその正体とアホ毛を隠すためのものである。突き出てる突き出てるめっちゃ突き出てる。
対セイバー決戦兵器として、並み居るセイバーをひたすら打倒する我はこの一聖剣に賭ける修羅モードであるが、唯一セイバー・リリィに対しては心を開いた。
合理性とセイバー撲滅の執念の化身だが、素顔は真面目で負けん気の強い優しい女の子。
根が善良なので、標的でも情が移ると手を下せなくなったり、多少だが仁義には理解があったりと、割と常識の範疇での思考ができる上に融通が利く面も多い。
こちらにやってくるまでは古代王朝の危機を救ったり、人類統合組合の内ゲバを解決したり、他ユニヴァースからの侵略者たちを蹴散らしたりしていたが、そんなものは彼女にとって朝食前のデザートのようなもの。どうでもいい事なので覚えていないらしい。真の悲願達成まで、彼女は今日もひみつかりばーを振るい続ける。あと黄金大帝コスモギルガメスは何があっても斬り捨てる。
能力
戦闘では、通常と黒化の二種類の『エクスカリバー』を操る。
モーション中では、通常のアルトリア達と比較してスピーディーな連続斬りを主体としており、2人に分身しての同時剣撃、刀身からX字型の斬撃波を飛ばすなどの技も披露している。
エクストラアタックでは、『セイバーホームラン』なるビームサーベルを見せる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | B | C | A+ | B | D | A++ |
保有スキル
騎乗(EX) | 本来はセイバーなどのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。ありとあらゆるものを乗りこなせないが、ポンコツ宇宙船の操作となると凄まじい効果を発揮出来る。ワープ機能がなくともワープしてしまうほどに。 |
---|---|
気配遮断(−) | アサシンのクラススキル。自身の気配を消す能力……セイバーにそんなものが有るとでも?(実はEXだが本人の否定により封印されている) |
コスモリアクター(A) | 輝けるセイバーだけに許される、コスモなリアクター。様々なものをリアクトしている。設定とか。えっちゃんの『オルトリアクター』とは対か? |
支援砲撃(EX) | 謎の通信装置により、宇宙船ドゥ・スタリオンⅡより自動的に支援砲撃を行う。剣士同士の一騎打ちに、秘境もグンタマもない。まさに外道。 |
支援砲撃XEX(EX) | 「支援砲撃(EX)」が変化したスキル。詳細不明。 |
直感(C+) | 戦闘中の「自分にとっての最適の行動」を瞬時に悟る能力。視覚・聴覚への妨害もある程度無視出来る。通常のアルトリアと比べて著しく『直感』がダウンしているが、対セイバーに関する事のみ、Aランクを上回る。 |
セイバーの星(C++) | 「直感(C+)」が変化したスキル。当人の言う「自分こそセイバーの中のセイバーである」という自負と、その証明の為の執念が混在・顕在化したものと思われる。だから何度も言うようにアンタはアサシンだろうが。 |
銀河流星剣(C) | ぎんがりゅうせいけん。後述する通り本来は宝具。 |
銀河流星剣XEX(A) | 「銀河流星剣(C)」が変化したスキル。詳細は後述。 |
限定スキル
セイバーパワー(EX) | イベント『セイバーウォーズ』限定スキル。セイバークラスのサーヴァントが発揮でき、自身の攻撃力を底上げ出来る。所謂「アルトリア顔」のサーヴァント相手に対して、特攻が高まる傾向にある……というか、アサシンなのにこんなスキルをEXレベルで発揮出来る時点で正体隠す気あるのか。 |
---|---|
セイバー忍法(?) | 各イベントで敵として登場した時限定のスキルで、パーティメンバーに応じて色々と変化する謎の忍法の総称。宿敵であるヒロインZも使用する。現在はネームレス・レッドが作ったランチを食べて無敵になる『無敵ランチ』、尊敬するバベジンの前で見栄を張ってガッツを発揮する『デスガッツ』、目潰しで相手のスキルを封じる外道スキル『デスサミング』、相手に毒を付与する『フグペイン』、ダメージをカットする『タタミウォール』、手加減する『ハンドブレーキ』が確認されている。もうわけがわからないよ。 |
維新パワー(A) | イベント『ぐだぐだ明治維新』限定スキル。謎の長宗我部ヒロインXという名目で登場した為追加された。本人は「春のセイバー全殺し感謝祭」だから参加したとの事。憑依したのは大坂城五人衆の一人長宗我部盛親。 |
宝具
無銘勝利剣(ひみつかりばー)
- ランク:A++→EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~99
- 最大補足:1人
「私以外のセイバー、死ね……!」
「星光(せいこう)の剣よ……赤とか白とか黒とか消し去るべし!みんなにはないしょだよ?『無銘勝利剣(エックス・カリバァァァーーー)』ッ!!」
セイバーに対して絶大な威力を誇る聖剣。
聖剣と反転したもう一本の聖剣を二刀流で構え、剣から噴き出るエネルギーをジェットエンジン代わりにして突撃し、相手を滅多斬りにする。
詳細は該当記事を参照。
銀河流星剣(ぎんがりゅうせいけん)
- ランク:C
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
「行くぞ、第二宝具……『銀河流星剣(ぎんがりゅうせいけん)』!!」
星をも壊すセイバーに与えられる力。またの名をセイバー絶対殺す剣。
セイバーに対して特攻なのだから、これはもうセイバーの中のセイバーと言われても過言ではないのでは?……お前は何を言っているんだ。『FGO』ではスキルとして表現される。
銀河流星剣XEX(ぎんがりゅうせいけんゼクス)
- ランク:A
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大補足:不明
先述した『銀河流星剣』がセイバーウォーズ2にてえっちゃんとあの世で修業した事でパワーアップした宝具。「ゼクス」というルビはヒロインX的にはカッコよくないらしい。
Fate/Grand Order
期間限定イベント『セイバーウォーズ』にてまさかの参戦。
クラスはアサシンで、レアリティは☆5。そこまでにしておけよ武内。
『Grand Order』でのアルトリア派生サーヴァントの実装は、彼女で6人目。セイバー顔の一掃を掲げながらセイバー顔の量産に拍車をかけている現状に、彼女の宿業を感じざるを得ない。
セイバー・リリィの修行に付き合い、穏やかに過ごす主人公とマシュの前に突如として登場。
自身の乗ってきた宇宙船が大破したため、そのエネルギーとなる“アルトリウム”なるアホ毛……万能エネルギーと三つの謎のパーツの回収を条件に、セイバー・リリィの師匠を買って出る。
……がちょくちょくボロが出るため、リリィ以外の全員から疑いの眼差しで見られることになる。
修行中も変な連中がわらわら寄ってくる上、しまいにはスーパーヒロインZという自身の分身体(というかパチモン)まで登場する始末。今日も型月時空はカオスです……
「アルトリア顔潰し」はあくまで仕事だと主張するが、話を聞いていると仕事じゃなくて私怨でしかない(尤も、それが小さい事だという自覚はある模様)。
その割に地の性格なのか、“無償の善意”には弱く、リリィの純朴さには形無しになる。主人公とも、霊基再臨していくと、自分に目を懸けてくれることに良心の呵責を覚え始め、最後には“セイバー撲滅”ではなく“セイバーの頂点”を目指しはじめるようになる。ちなみに喧嘩を売った上に何度も突っかかったにもかかわらず終始好意的な態度を崩さなかった赤セイバーにも最終的にちょっとデレた。ポイント確認画面では、安定と信頼の腹ペコな一面も覗かせる。
戦闘では「セイバー!!」という謎の気合を飛ばし、エクストラアタック時には「私以外のセイバーぶっとばぁす!!」と私利私怨がダダ漏れになっている。宝具カード選択時に至っては、「私以外のセイバー死ね……(小声)」と毒吐く始末。そして勝利ボイスでは「神に遭えば神を斬る……主にセイバーばっかり増やす神を!」と宣う。とうとう社長への宣戦布告である。
続く『空の境界/the Garden of Order』でも登場したのだが、「両儀式」の直死の魔眼の特性に勘付き、ギャグ補正さえ無視して問答無用で殺されると恐怖全開であった。おまけに、撤収した後でダメ押しとばかりに「そのアホ毛をちょん切ってやろうと思っていた」と言われる。クラス相性とは関係なくとことん相性が悪いようだ。
終局特異点では、援軍の1人として登場。これ以降2017年中は「『セイバーウォーズ』の新エピソードがある」と度々仄めかしていた。
宮本武蔵の体験クエストによれば『新円卓』という謎の組織に所属しているらしく、最近『ライオンヘッド博士』が加入したらしい。また、彼女の登場する章に限り、事前の会話で「強い方」を選ぶと強いXが、「弱い方」を選ぶと弱いXがボスとして登場するという特殊仕様が搭載されている(どちらでもバトル報酬は変わらない)。
そして、2017年バレンタインイベントにて異常事態が起こった。
さらに2018年水着イベントではまさかの水着verまで登場することに。
……本当にどこに行くつもりなんだ……?ていうかいつまでこのネタをやる気だ武内。
なお、奈須きのこのホームページ『竹箒日記』では、『セイバーウォーズ』以前の足取り(きのこ本人が言うには「与太話」だそうだが)が少しだけ明かされている。
もとはエーテル宇宙(サーヴァントユニヴァースの存在する宇宙?)の辺境にある惑星グンタマのトウモロコシ農家だった少女・X(仮名)。彼女の実の父親は一代で帝国を築くほどの偉大な王(Xいわく「ダメ父」)だったはずだが、国の統治に飽きた彼は唐突に姿を消し、指導者を失った銀河中枢はヴィラン(悪党)が跳梁跋扈する無秩序状態に陥ってしまった。父の立ち上げた騎士団すらヴィランに成り果てた現状を見過ごせなかったXは、いけすかない近所のお兄さんから押し付けられた中古の宇宙船ドゥ・スタリオンⅡとともにグンタマを旅立った………
また、あるサーヴァントの体験クエストでも、☆5サーヴァントを目指して『コスモカルデア学園』なる教育機関に通っていたことが描かれている。
しかし、新しい『セイバーウォーズ』は一向に始まらないまま月日は流れ、いつしか話題にもならなくなったが、多くのマスターが忘れかけた2019年秋『セイバーウォーズ2〜始まりの宇宙へ〜』としてついに開催された。
外見
なにげにジャージのデザインが『路地裏さつき』版から変更されている。
セイントグラフ(カードイラスト)およびバトルキャラは、召喚直後の第一段階がジャージ・短パン・マフラー・膝下ブーツ。
第一再臨で開放される第二段階だと、ブルマニーソな体操服の上にジャージを羽織ってマフラーを巻いた姿に。
第三再臨以降の第三段階はマフラーを首から外して腕に巻きつけ、SFチックなボディスーツの上にジャージと短パンを重ね着したスタイル、という具合に変化する。さらに帽子の模様も変わっており、さらにコスモリアクターの影響なのか、目や服の装飾が青く輝き出す。
ボディスーツはへそ出し&際どいハイレグという露出度の高いデザインだが、後にランサー2種の衣装に加え、アーチャーでもかなり際どい競泳水着を着用するなど、ハイレグだらけになるアルトリアなのだが、記念すべき最初のハイレグ衣装がコレという事になる。
際どいスーツが大変魅力的であるうえ、彼女自身の造詣、重宝する能力など「セイバーよりこっちの方がいいね、いい」と半ば本末転倒の事態になっているのは元が路地裏キャラであるがゆえか。
ゲーム上での性能
最大HP | 12696(LV90) |
---|---|
最大ATK | 11761(LV90) |
コマンドカード | Quick:2/Arts:2/Buster:1 |
宝具カード | Quick |
スキル1 | 支援砲撃(EX) / 相手ターン終了時に敵全体に中確率でスタン(1T)を付与する状態を付与 |
スキル1(強化後) | 支援砲撃XEX(EX) / 同上+敵全体の防御力をダウン(3T) |
スキル2 | 直感(C+) / クリティカルスター発生(4~14個) |
スキル2(強化後) | セイバーの星(C++) / 同上(10~20個)+自身に無敵状態付与(1T) |
スキル3 | 銀河流星剣(C) / 自身にセイバークラス特攻&セイバークラス攻撃時のみスター発生率UP(3T) |
スキル3(強化後) | 銀河流星剣XEX(A) / 同上&攻撃力UP(3T) |
宝具 | 無銘勝利剣 / 敵単体に超強力な[アルトリア顔]特攻攻撃〈オーバーチャージで特攻威力アップ〉 |
Quickの性能を強化する「騎乗(EX)」およびスター発生率を引き上げる「コスモリアクター(A)」という高ランクのクラススキルの恩恵により、Quickによるスター生産能力とNP効率がとても高く、Artsを先頭において使えばNP溜めとスター供給を高水準で両立できる。Arts自体の性能は並み程度なものの、2枚持っているおかげでArtsパーティーのスター供給役としても運用可能。
ところで、そのBuster攻撃の回転斬りはやっぱり既視感を覚えざるを得ない。
「支援砲撃(EX)」は成功時の恩恵こそ高いものの、発動が遅く使用したターンで場に出ている敵を全滅させると空振りしてしまううえスキルを鍛えてもスタンが確定しないという欠点がある。
一応、三大騎士クラス・ライダー・ルーラーのサーヴァントを除いたエネミーは対魔力スキル等の弱体状態耐性を持っていないことが多いので、連戦の途中に現れる雑魚やボスの取り巻きの足止めを狙うくらいのことはできる。ちなみにシステム上は“ステータス強化”として扱われるため、強化解除効果を受けてしまうと無効化される点にも注意。
「支援砲撃XEX(EX)」に強化されるとCTが1ターン短くなり、新たに防御力ダウンが追加される。
「銀河流星剣(C)」は相手がセイバークラスならばサーヴァントであろうとなかろうと効果が適用されるため、セイバーとライダーを含む複数クラスの混成パーティーを相手取るときに役立つほか、セイバーに対して有利なアーチャーと組んだ際はスター供給役としての性能を底上げしてくれる。
また『セイバーウォーズ2』開催に伴い実装された幕間のクエストをクリアする事で「銀河流星剣EXE(A)」に強化され、3ターンの間攻撃力アップされる効果が追加された。これでセイバーが居ない戦場でこのスキルを腐らせる事も無くなり汎用性が高まった。
宝具の詳細は該当項目を参照してもらうとして、この宝具の最大の特徴はやはり「〔アルトリア顔〕特攻」だろう。〔アルトリア顔〕属性の持ち主は本人のほか、赤セイバー、赤のセイバー、桜セイバー、オルレアンの聖女、褐色のセイバーおよび彼女達の派生キャラ全般が該当(あくまで見た目の問題らしく彼は対象外)。
その中でもセイバークラスの者には「銀河流星剣(C)」、ライダーやバーサーカーにはクラス間相性によるダメージの更なる増大が見込める(さすがにオルレアンの乙女が相手の場合はクラス間相性で特攻が相殺されてしまうので効率は悪い)ほか、OCすれば特攻の倍率も増すので、味方の攻撃力を強化する効果のある宝具と宝具チェインを組むのも良い。
また、Quick属性かつ見た目通りに多段ヒットするので、宝具を先頭に置いたQuickチェインで凄まじい数のクリティカルスターを稼いでくれる。「銀河流星剣(C)」の効果が乗っていれば50個以上のスター供給も不可能ではない。
なおその出自ゆえか、英雄王の宝具『天地乖離す開闢の星』の特攻を受けない希少な“特別な星の力を持つサーヴァント”の1体でもある。
欠点として敵が特攻の対象外だと攻撃力が伸び悩む点が挙げられるが、これは『銀河流星剣』の強化に伴い解消されつつある。しかも、セイバークラスのエネミーはメインシナリオ・イベント共にわりと出番が多く、他のクラスとの混成パーティーを組んでいることもしばしば。さらに某社長の趣味のおかげで宝具の特攻対象となるサーヴァントもどんどん増えているので、アサシンでありながらセイバーにも有効打を打てる特性を持つXの汎用性は必ずしも低いわけではない。むしろ度重なる強化の末高い方になりつつある。
Fate/EXTELLA
有料DLC衣装「謎のヒロイン服」として登場。
デザインは『FGO』版の第一段階のもの。
誰のための衣装なのかはお察し下さい。
関連人物
路地裏さつき
共にゴールドヒロインズと戦う仲間、なのはいいのだが……
ゴールドヒロインズおよびその関係者一同
人数が多すぎてここには書ききれないので、『路地裏さつき』の記事を参照されたし。
あるゴールドヒロインとの会話で触れられた。どこかで聞いたような暴れっぷりでヒロインXを手こずらせたらしく、かなり根に持っていた。さらにモードレッドがルーマニアにいると聞き……
Fate/Grand Order
契約したマスター。「X師匠」と呼ばれる。
Xいわく「話のわかるマスター」。たまにくん付けで呼んだり宇宙のおみやげを贈ったりと、かなり気安い間柄になる。ゲーム中にXとの絆レベルを上げていくと彼女の心境にも変化が……
弟子。はじめは自らの目的に利用する気だったが……
なお、サーヴァント・ユニヴァースに帰ってからも気にかけている模様。
コスモカルデア学園時代の級友かつルームメイト。
身寄りのなかったえっちゃんの初めての友達となったXだったが、彼女の正体は……
人間性に関しては食欲優先なため、チョロいと思っている。
新円卓の一員にして、コスモカルデア学園時代の恩師たち。
名前から察するとネームレス・レッドはこちらの要素が強いのかもしれないが詳細は不明。
サーヴァントユニヴァースにおける大敵。
「ヴィラン連合」を率いている悪の親玉だそう。
セイバーの方々
Xの殲滅対象であり、何かにつけて襲撃するものの、息の根を止めるに至った事例は未だ無い。
相手がこの人だとむしろXのほうが危なく、本人も危機を感じていた。
2017水着イベントにて、「恐怖の第六天魔王X」としてチームを結成。共にコースを翔る……ではなく、駆けることに。互いにノリで生きている者同士なためか、普段よりひどい無茶苦茶っぷりでレースをかき回した。なし崩し的に結成したが、翌年の水着イベントでも再び接点を持つなど交流の機会は多く、元々のコンビである新選組女からは言いようのない嫉妬を買っている。
ちなみに、ぐだぐだ時空とはコハエース時代からの付き合いであり、『ぐだぐだ明治維新』『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』と、立て続けにお呼びがかかっており、準レギュラーとなっている。
ちなみにヒロインXはバーサーカー並みに他人との意思疎通が出来ないことはご存じの通りだろうが信長には部下に精神汚染所持のバーサーカーというとてつもない地雷案件がおり、こういうタイプの扱いには非常に手馴れているタイプである。
しかし、まるで意志疎通が取れてないことからヒロインXは事実上「『狂化D+精神汚染B』を超える効果のスキル」を保持していると思われる。
『あのノッブが匙を投げるレベル』と言われているが実際にイベントを見れば分かる通り信長は
『自分も同じ様に好き勝手にする事でヒロインXの行動をマトモな物に修正させている』為、ある程度は手綱を握れている。
問題なのは言葉ではなく行動で手綱を握っているので分かりにくい事なのだが…。
『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』の裏ステージ『もっとぐだぐだ帝都聖杯奇譚』にて対面。
龍馬だけカルデアに呼ばれて荒れていた彼と遭遇し、セイバーっぽいのにアサシンなのが気に入らないという理由から主人公側に味方する。それをあんたが言うか。
元々はヒロインXを粛正する為に生まれたのだがそれも知らずに自分からケンカを売りに行った。
普段やりたい放題のヒロインXが本気で恐れている最大の天敵。彼女の魔眼で「ギャグ補正の上から殺される」と直感しており、セイバーであるにもかかわらず恐怖心から裸足で逃げる程。当の「両儀式」は珍しく式の意識を超越して顕在化する程気に入っており、ヒロインXのアホ毛を胴体ごとぶった斬る気満々である。
同じくユニヴァース出身で名前がすごく似ている。
刀を持っていたので抹殺対象とみなしかけたが、アヴェンジャーだったため見逃した。
同じく1つの思考に固定されているサーヴァント。
ただしこちらはある程度の柔軟性も保持しており、大人しくする手段も存在する。
同じく意思疎通が不可能なサーヴァント。
余談
実は、2018年3月時点では全サーヴァント中でも随一の希少性であった。なぜかと言えば、彼女が初登場した『セイバーウォーズ』のピックアップ後の2年間、一度でもピックアップされていなかったからである。
彼女を入手できる方法はピックアップ以降ではたった2回の福袋ガチャだけであったので、最初のピックアップで引き当てるか余程の運がなければ彼女と会うことは叶わなかった。そしてピックアップされないがために、彼女のチョコも貰えないマスターも非常に多かったと言われている。
そして、ついに時は来た!
2018年3月15日『セイバーウォーズ 復刻ライト版』及び、ピックアップ召喚の開催。
最初のピックアップからその期間、なんと2年2ヶ月ぶり!モーションもリニューアルして帰ってきたぞ!特に第2スキル(強化後)は専用アニメーションになって台詞だけで3つも用意されてるぞ!第3スキルも専用の台詞になったぞ!
関連イラスト
関連タグ
TYPE-MOON エイプリールフール 路地裏さつき Fate/GrandOrder
セイバー(Fate/staynight) アサシン(Fate) サーヴァント
エルトナム:月姫シリーズの楽屋ネタとメタ発言と悪ノリ担当キャラ
ロックマンZX:(おそらく)『銀河流星剣XEX』の元ネタ。奇しくもこのスキルが解放されたイベントでは謎のヒロインZが霊衣解放という形で実装された。
キリト:同じイラストレーターが描く別の二刀流の剣士。恐らく偶然だが彼の代表的な必殺技と、彼女の宝具の印象がモロ被りである。
以下彼女の正体についてのネタバレ注意
正体
誰にも打ち明けられないが、(どっからどうみても)その正体はアルトリア・ペンドラゴン。
完璧な変装に誰もが騙されたと思うが、ネタバレになるのでどうか黙していてほしい。
本人の名誉のためにも……!
シエル同様にゴールドクラスの実力を持ちながら、ゴールドヒロインズを倒すためにサラッとブロンズに入り込んだ。本人は完璧な変装のつもりだったが、当然のごとく全員にバレバレだった。
もちろん『Grand Order』でも主人公とマシュに速攻で正体がばれていた。ただし、『FGO』版のヒロインXはあくまで英霊の座とは異なる、原典という重力から解き放たれた宇宙的未来観の別世界「サーヴァント・ユニヴァース」で生まれ育った存在であって、この弓兵に対するあの弓兵のように、『路地裏さつき』版とは同一存在であっても同一人物ではないという点は注意されたし。
例を挙げるなら『stay night』のアルトリアから見た、『Prototype』のアーサーの様な存在、といったところか(もっともこの二人、因果関係を辿ればむしろアルトリアがアーサーにとっての『FGO』版ヒロインXなのだが)。
分かりやすいのは『FGO』でのモーションリニューアルでの第2スキルで、カップ麺を啜って舌鼓を打つという、本来の雑な食事を好まない本家アルトリアでは疑問符が湧く言動を起こしている。
あと「コスモバーガー」という謎のファーストフードも好きなようで、味覚がジャンクというよりは美味しければあまり頓着していない模様。実際、第1回のセイバーウォーズでは「野菜中心のメニュー」と栄養面を気にした発言があるため、別にジャンク嗜好というわけでもないらしい。
セイバーに遭えばセイバーを斬る……
神に遭えば神を斬る……