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東京ドームの編集履歴

2019/09/24 10:57:38 版

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記事概要

1988年にオープンした日本初のドーム球場である。後楽園球場の閉場とともに開かれて、プロ野球球団の読売ジャイアンツが開催時から現在まで本拠地としている他、日本ハムファイターズ北海道へ移転する前の2003年まで本拠地としていた。

日本ハム移転翌年の2004年は2球団だけでなく東京本社の顧客優待としてオリックス・ブルーウェーブ王貞治監督の出身地という縁から福岡ダイエーホークスが主催試合を開催。その後もロッテ楽天西武も主催試合を開催している。

交通アクセスが比較的いいためか、巨人戦や日ハム戦だけでなくパ球団の主催開催では本拠地以上に人が来ることも多い。

開場当初は日本の球場では数少ない国際規格を満たし、有数の広さではあったが、その後、新規球場や既存球場の改修が進み、日本のプロ野球の本拠地球場では狭い球場になっている。

特に外野フェンスはほとんど膨らみがなく一直線、両中間は同じような両翼中堅の他球場より狭い、といわれている。いわゆるドームランはこの両中間のフェンスギリギリ〜外野席前列に飛び込むようなホームランを指すことが多い。

東京ドーム及び、その周辺の娯楽施設、ホテル等を運営するのは同名の会社である。

野球だけでなく、スノーボードやB反市などもできる。隣には東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園ゆうえんち)やラクーア後楽園ホールなどがある。

地下には東京メトロ南北線が走っている。地下闘技場はなく、実際のドームの地下には自転車競技用のトラックがある。これはかつて廃止になった競輪場跡地に建てられており、将来的な競輪開催の復活に備えているため。

2019年9月4日に同年7月9日に死去したジャニー喜多川氏のお別れ会が行われた。

単位として

よく「ドーム何個分」と例えられるが、ドーム全体の面積は46,755平方メートル(4.7ヘクタール)、ドーム部分の単純体積は124万立方メートルを基準としている。

コンサート会場としての東京ドーム

東京ドームは日本最大級のコンサート会場としての側面もある。もともと野球場として設計された為、音響設備に関しては不十分な点があるものの、最大収用人数が50000~60000人と、屋内施設としては最大級。基本的に少なくても40000人キャパで開かれる。

日本武道館が一流ミュージシャンとしての通過点なら、東京ドーム公演を成功させることは日本のミュージシャンの最高到達点と言っても過言ではない。故に大物ミュージシャンのラストライブの地に使われることも多い(後述)。…が、例外として、グラウンドにござを敷いて200人限定のライブを行ったグループも存在する(SPIRAL_SPIDER)。

ただし、ここまで大型級の施設をライブ会場として借りるというのは普段球場としての役割を持つここのスケジュールの綿密な調整が必要となり、ライブの開催日はだいたい平日になる。ライブ日時を土日に設定するとなるとB'zやジャニーズのように何度でも東京ドームを満員に出来るほどの影響力の高さを要求される事となる。

1993年〜1997年までは大晦日公演はXJAPANが独占していたが、1998年以降は年末年始公演はジャニーズの特等席となっている。公演を行うのはほぼKinKiKidsであるが、例外に2008年大晦日〜2009年元旦をNEWSが、2017年大晦日〜2018年元旦Hey!Say!JUMPが公演を行った。

東京ドームにおけるアーティストの記録

東京ドーム単独公演を行った日本人アーティスト

()内は初めて公演を行った年

ジャニーズ

光GENJI(1989) 男闘呼組(1989)

SMAP(1996) KinKiKids(1998) J-FRIENDS(1999)

タッキー&翼(2002) KAT-TUN(2006) (2007) 関ジャニ∞(2007) Hey!Say!JUMP(2007) NEWS(2008)

Kis-My-Ft2(2011)

グループ(ジャニーズ以外)

HOUND_DOG(1988) BOØWY(1988) バービーボーイズ(1988) TM_NETWORK(1988) チェッカーズ(1988) オフコース(1989) THE ALFEE(1989) レベッカ(1989) とんねるず(1989) BUCK-TICK(1989)

COMPLEX(1990) XJAPAN(1991) YMO(1993) trf(1995) LUNASEA(1995) 米米CLUB(1997) globe(1997) B'z(1997) Mr.Children(1997) L'Arc〜en〜Ciel(1997) SPEED(1998) JUDYANDMARY(1998) GLAY(1999) T.M.Revolution(1999) サザンオールスターズ(1999) DREAMSCOMETRUE(1999)

THEYELLOWMONKEY(2001) ゆず(2001) 氣志團(2004) SPIRAL_SPIDER(2006) 狩人(2006) EXILE(2008) ポルノグラフィティ(2009)|

UVERworld(2010) シド(2010) ガゼット(2010) AKB48(2012) プリンセスプリンセス(2012) FUNKEYMONKEYBABYS(2013) ザ・タイガース(2013) BUMPOFCHICKEN(2014) EXILETRIBE(2014) 三代目JSOULBROTHERS(2015) μ’s(2016 ※個別記事) BABYMETAL(2016) AAA(2016) 乃木坂46(2017) ONEOKROCK(2018) Aqours(2018 ※個別記事)

ソロ

美空ひばり(1988) 長渕剛(1988) 尾崎豊(1988) 矢沢永吉(1988) 氷室京介(1989) 吉田拓郎(1989) 渡辺美里(1989)

安室奈美恵(1997)

福山雅治(2001) 浜崎あゆみ(2001) 桑田佳祐(2002) 矢井田瞳(2002) MISIA(2004) 松平健(2005) 平井堅(2005) GACKT(2005) 倖田來未(2007) 小田和正(2008) 沢田研二(2008)

水樹奈々(2011) YUKI(2012) 西野カナ(2017)

東京ドームでラストライブ(再結成除く)を行ったアーティスト

格闘場としての東京ドーム

格闘技に於ける会場として、都心では日本武道館両国国技館後楽園ホールなどがあるがキャパシティが少なく(武道館が約11,000人・国技館が約14,000人、後楽園ホールが約2,000人)、ドームは大人数を動員可能なホールとして活用されている。

最初に使用されたのはプロボクシング興業で、1988年マイク・タイソンの統一世界ヘビー級タイトルマッチが行われている(1990年にも開催)。

その翌年、新日本プロレスプロレスでの興業を行って以降、1月4日の興業を含めて変則的にドーム大会を開催するようになったが、現在は1月4日の「レッスルキングダム」興業のみとなっている。

他のプロレス団体としては、過去には全日本プロレスプロレスリング・ノアUWF全日本女子プロレスなども1回から数回ではあるが興業を行っている。

1997年からはK-1、およびPRIDEもドーム興業を行っている。

ちなみに、東京ドームの観客最大動員記録2002年12月のK-1 WORLD GPによる74,500人である。また、それに抜かれる前の記録も1998年4月に新日本プロレスが開催したアントニオ猪木引退試合の70,000人(主催者発表)であった。

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