概要
MARVELのコミック(アメコミ)に登場する、架空のヒーロー。彼が登場するコミック・アニメ・映画(MCUの一環)のタイトルにも使われている。
2008年にMCUの一環として公開され、その続編についての詳細は下の方に後述する。
また、2010年には日本でマッドハウス制作によるアニメ版が放送された。
プロフィール
本名:アンソニー・エドワード・スターク(Anthony Edward Stark)
通称:トニー・スターク
職業:世界的な軍需産業での大企業であったスターク・インダストリーの社長
能力・技能
- 天才レベルの知能:創意工夫をする能力。
- 白兵戦闘の技術
20歳で社長に就任した後、自身の天才的頭脳を使って数々の新技術を次々に開発し、一躍時の人となった。しかしながら、ベトナム戦争(映画(MCU)版ではアフガニスタンに変更されている)を視察に来た際、現地のゲリラに捕らえられてしまい、脱出の為にアーマーを製作。
この一連の出来事の中で、自身が開発した兵器がどのように使われているかについての現状を思い知り、兵器開発から退くことを決意。そして、自分自身はテロと闘うヒーローとして、「アイアンマン」となるに至る。
パワードアーマー(アイアンスーツ)
アイアンマンの外見と能力は、
主にパワードアーマーの変更とアップグレードにより頻繁に変遷されている。
柔軟かつ、かなりの復元力と防護力を実現する外殻を形成しており、
超人的な強さと飛行能力を与えている。ミサイル等の実弾武装も装備しているが、標準装備の武装の大半は光線兵器である。
- リパルサーレイ:アイアンマンの標準的攻撃用光線兵器。常にガントレットの掌から発射される。
- パルスボルト:周囲のキネティックエネルギーを集め、目標が遠くなるほどに強力になる兵器。
- エネルギーシールド:電磁力パルス発生装置。
- ユニ・ビーム:胸部から発射される破壊光線。格ゲーをやっている人たちの間ではプロトンキャノンがあるので得意技扱いされ易いが、原作ではこの兵器こそがアイアンマンの必殺技である。
- プロトンキャノン:極太ビームを放射する、アイアンマンの体躯より巨大な光線砲。原作コミックでは指で数えられる程度しか使われていないのだが、カプコンからの格ゲー『マーヴル・スーパーヒーローズ』でインフィニティ・スペシャル(超必殺技)として登場してから長いことアイアンマン唯一の超必殺だったことに加えて、ビジュアルがシンプルかつインパクト抜群なため格ゲーをやっている人たちの間では「アイアンマンと言えばプロトンキャノン」のイメージが定着してしまっている。
その他にも、小型ミサイル・肩部がせり上がって発射する連射性のエネルギー砲・ウルトラフロンの発生に加え、磁場の操作・ソニックブラスト・レーザーブレード・囮を作り出すホログラフ発生装置など。
なお、アーセナル、フェニックス・アーマー・キラーという二種類の巨大ロボットもいる。
アーマーの種類(映画/MCU版)
マーク1
『1』に登場。
ゲリラのアジトから脱出するために製作した最初のスーツ。
正面からであれば、通常の弾丸や機関銃程度なら弾き返すことができるほどの装甲を誇る(ただし、重機関銃の銃撃を露出した内部機構部分に受けたことで、パワーアシストが無くなり、体勢を崩すシーンがあった)が、急ごしらえで制作したものだったため動きは鈍重。
更には視界もほとんどない。一応、飛行機構を備えてはいるが、無理やり飛ばすといった感じで弾道飛行程度しか出来ない。
……の筈だが、海外のゲームではダッシュ移動限定で「お前鈍重だったよな?」と首を傾げるレベルで動ける。
アジトから脱出後に空中分解し、大破したためにトニーから廃棄されたが……
『1』の終盤、トニーは思わぬ形でこのスーツと再会することになる。
マーク2
『1』に登場。
帰国したトニーが製作した試作型パワードスーツ。
ちゃんとした設備と入念のテストを行った結果、以降のスーツの標準装備となる飛行能力やジャーヴィス(J.A.R.V.I.S.)とリンクしたディスプレイなどが装備されている。
素材はマーク1から変わらないため、超高高度では氷結して行動不能になるという欠点がある。カラーリングは銀色になっている。
飛行機のような扱いもあるのか、この時点でフラップ機能が付いている。
制作中、リパルサーをスラスター的な扱いにしていた時に、応用の形で撃ったのがリパルサー・レイの始まり。
マーク4同様にリアクター搭載型に改造されたマーク2は、『2』以降はローディが装着し、さらにジャスティン・ハマーが改良を加えたことでウォーマシン(上の画像右)となる。
右肩のM134ガトリングガン・両腕のFNH F2000・特製ミサイルである別れた妻等、様々な火器が装備されている。リパルサーレイも使用可能。
『3』に登場するアイアン・パトリオットはウォーマシン・マーク2をA.I.Mが改造したもの。
ちなみに『3』の時点では、元に戻されたマーク2が飾られている。
マーク3
『1』に登場。
マーク2での反省から、超高高度で氷結しないようボディを金とチタン合金に変更。
(そのため、厳密にはアイアン(鉄)マンではなく、本人もクライマックスでそのことに言及している)
武装としては、両腕掌底部のリパルサー・レイの他、胸部の熱可塑性レンズから発射するユニ・ビーム、両肩のホーミング式マイクロミサイル、腕部に小型ミサイルが装備されている。
カラーリングは当初、金一色になりそうだったのを、自身が所持しているファイアパターンの車を参考にした為、赤と金色になっている。
以降のスーツでも、(ある程度の相違はあるが)基本的なデザインとカラーリングは踏襲されている。
欠点としては、装着と脱着に自宅の設備を使用しないといけない部分であろうか。
マーク4
『2』に登場。
マーク3にさらに改良を加えたもの。環境が整ってさえいれば、どこでも装着可能であることに加え、新たに背広の上からの装着が可能になっている、といった内部機構もアップグレードされており、ヘルメットのみを外して行動することも可能。
また、『1』での反省から心臓を保護するためのリアクターとは別に、アーマー自体に起動用リアクターが組み込まれているので、安定した出力を得られる様になっている。
尿を分解する機能まで搭載されているらしいが、酒に酔ったトニーの発言のため本当かどうかは不明。
『3』で遠隔装着試験中のマーク42のパーツに頭を吹き飛ばされてたのはこいつ。
マーク5
『2』に登場。
他のアーマーとは異なり、メインカラーは赤と銀。スーツケース状に格納されており、持ち運びが可能で、どこでも装着することができる。
その反面、装甲が蛇腹状で薄く、装備もリパルサーレイとユニ・ビームしか搭載されていない上に、飛行もできないので、戦闘面でやや不利という欠点もある。
ゲーム版では何故か飛行している。
マーク6
『2』に登場。
新型アーク・リアクター(リパルサー・トランスミッター)に合わせて造られたアーマーで、更にパワーが増強している。
腕のミサイルが複数の徹甲榴弾を発射するのものへと変更されており、新たに手首に強力なレーザー・カッター(しかも200ペタワットの高出力)を装備しているが、カートリッジ式なので、一度しか使用できない。(理論上は空間を切断出来るらしい)また、胸部の形状が逆三角形になっているのが特徴。
『アベンジャーズ』の時に大破した(厳密には戦闘不能になるほどに損傷していた)が修復され、『3』時にはホールに飾られている。
マーク7
『アベンジャーズ』に登場。
戦闘に特化したアーマーで、胸部は従来の丸形に戻っている(丸型に戻したのは『アベンジャーズ』の監督であるジョス・ウェドンの趣味らしい)。普段は飛行ユニットとなっており、トニーが両腕にはめたブレスレットを認識して装着される。
(実は遠隔装着機能は試験運用もされていないまさにぶっつけ本番だった)
マーク6と比べて肩部・胸部・背部がよりマッシブな形状になっている。
背部にはスラスターが装備され、飛行機能が更に上がった。
(このスラスターは終盤にエネルギーが切れた際、外れている)
膝部分にもマイクロミサイルが追加されている他、レーザー・カッターはカートリッジ式でなく本体から直接エネルギーを得ているため、一度しか使用できないという上記の欠点は解消された。
マーク8~マーク41
『3』に登場。
トニーが趣味の一環(というか、アベンジャーズ終盤での事があったせいで不安に駆られたというのも理由である)として作り上げていたスーツ群。
マーク14までは既存のスーツのアップグレード版といえるものだが、マーク15からは特定の機能に特化したものや実験機的な性質を持つスーツとなっている。
(スーツ毎に機能に因んだ名前が付いている)
A.I.M.との最終決戦時に際して、トニーが自宅の地下(ガレージ兼作業場の更に下)に保管されていたものを『ホーム・パーティー・プロトコル』によって呼び寄せた。ジャーヴィスによる自動操縦によって行動するが、トニー自らが装着して戦闘することも可能である。
そして、装着用装置を必要とせずにスーツ単体での装着が可能。ただし、トニー用に調整されているため他の人は着れない。
(後述のマーク42がたまに他人に装着していたり、ローズ大佐へのジョークの一環とも取れる為、真実の程は不明)。
マーク42
『3』に登場。
ネーミングは服のサイズ「XL」をローマ数字の「40」と解釈し、「XL2枚」という通販の条件から。
他のアーマーとは異なり、金色が主な色となり、関節可動がしやすいデザインとなっている。(偶然にも別作品のとあるキャラクターと酷似した配色になっている)
トニーの体に埋め込まれたセンサーを認識し、自動装着できる。遠隔操作も可能で、頭部・脚部・腕部など各パーツごとにロケットが搭載されているため、分解状態で長距離を飛行させてから、トニーが装着するといったことも可能。
なお、あくまで遠隔操作システムの試作品であるため、リパルサーレイとユニ・ビーム以外の武装と飛行能力なども含めて機能不全を起こしまともに使用することができない。
(武装に関してはスーツ自体が完成したばかりでシステムが構築される前だった)
しかも、胸部の内蔵リアクターだけではエネルギーが足りず、外部からの充電を必要とするなど燃費が悪い。
更には、ちょっとした衝撃ですぐアーマーがバラけるという欠点も持ち、戦闘面での活躍はお世辞にも多いとは言い難かった。(もっと言えば、装着方法が特殊過ぎる為気密性に難がある)
しかし、この時のデータや反省点が後述のマーク43の開発に繋がったことを考えると、その果たした役割は大きいと言えるだろう。
- マーク1~7はトニーが着用しなくなった後も自宅の作業場に陳列されていたが、『3』でA.I.M.の攻撃を受けた際に全て破壊されてしまった。
- 残りのスーツの破壊は逃れたものの、マーク42もアルドリッチ・キリアンとの決戦時にキリアンを倒すために自爆し、マーク8~マーク41も敵との戦いで大破したり、決戦終了後にトニーの意思ですべて自爆させられたりして、全て処理された。
マーク43
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて、メインで装着するアーマー。
マーク42の金色部分の大半を赤に塗り替えた。
マーク42の改良版であり、パーツの分離飛行やAIの自動制御機能を受け継ぎつつ、使用性を向上。さらに後述のハルクバスターを使用する際はコアユニットとなり、
このスーツの上から着こむことになる。
赤外線スキャン機能も搭載されている。
マーク44
後述の「ハルク・バスター」を参照。
マーク45
『エイジ・オブ・ウルトロン』にて、ウルトロンとの最終決戦で装着したアーマー。
物語中盤でジャーヴィス(J.A.R.V.I.S.)がヴィジョンとなったため、
このスーツ以降はフライデー(F.R.I.D.A.Y.)という女性の声のAIがサポートにつくことになる。
マーク46
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場。
全身各部に小型リアクターを搭載。パーツがかなり細分化され、頭部アーマーを完全に収納できるようになった。劇中では自家用ヘリ内でボタンを押すと指先から装着されていくシーンがある。
対象の捕獲を主目的にしているのか、従来の火器に加え対人戦用の手錠を装備しているほか、スーツ内部に消火ガス噴射装置も搭載されている。
また敵の行動パターンを分析して対処できるようにするなど、武装以外の機能も備わっている。
キャプテン・アメリカに胸部リアクターを破壊されて機能を停止した。
マーク47
『スパイダーマン:ホームカミング』に登場。
外見はマーク46のカラーバリエーション。オプションとして小型のリアクター搭載しスラスターを大量に付随飛行させられる。
その他、レーザー溶接やグラップリングフックを射出する機能も追加されている。
遠隔操縦の方法はなんとWi-Fi。
余談だが、このスーツのカラーリングはMCUの原典となった「アルティメット・ユニバース」に登場するアーマーが元ネタ。
マーク50
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場。
通称「ブリーディングエッジアーマー」。
トニーの胸部に取り付けられた新型アーク・リアクターの起動に伴い「RT」というポッドから大量のナノマシンが流れ出て全身を覆うスーツを形成する。
マーク45から続いていた流線型のスタイルがさらに洗練され、有機的なフォルムを成している。
トニーの意志に応じて様々に変形するため、これまで以上に多彩な攻撃が可能になった。
耐久性も高く、更に一部が破損しても別の場所からナノマシンを回すことで補修が可能になり継戦能力も向上し、果てはナノマシンの噴射により宇宙船に空いた穴を塞ぐ・傷口を塞ぐといった応用的な使い方まで可能。
とんでもなく優秀なスーツなのだが、相手が悪すぎたためかすり傷を負わせるくらいしかできず殆どが破壊されてしまった。
(そもそもナノマシンが有限なので、欠点と言えばそこら辺だと思われる)
マーク85
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場するスーツ。
ウォーマシン・マーク2
ウォーマシンはアイアンマン・マーク2に改良を施し武装を追加したものだったが、
同性能でありながら軽量化されているマーク22「ホットロッド」を原型とした新規製造のスーツとなっている。(試作型のウォーマシン・マーク2)
アーク・リアクターの部分はマーク22同様に四角型の窓となっている。『アベンジャーズ』の時点では香港で戦闘を行った後に、アイアン・パトリオットに改造された。
ただし、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の際には、再びこのマーク2で戦闘に臨んでいる。
ウォーマシン・マーク3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で登場したウォーマシン。
アイアンマン・マーク46同様、アーク・リアクターの部分は六角型の窓となっている。近接専用の装備として手持ち式のバトンを持つ。
トニーが技術提供を渋ったのか、小型リアクターは設置されていない。
これが後の悲劇に…
ウォーマシン・マーク4
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で登場したウォーマシン。
見た目はマーク3とあまり変化がないが、背中と脇からミサイルポッドや爆撃ユニットを出すなどより重武装化されている。
マーク3での反省を踏まえたのか、マーク46同様に小型リアクターが全身各部に搭載されている。
その他、支援システムも搭載されている。
アニメ(マッドハウス)版スーツ
トニー用スーツ
マーク5のようにスーツケース状に格納されているが、マーク4のように飛行機能を備えているなど、通常のアイアンマンスーツと同じ程度の戦闘能力を備えている。
装着はマーク5のようにスーツ単体では行えず、トニーの自家用車内蔵のものなど、装着用の設備を必要とする。
アイアンマン・ディオ
量産型アイアンマンスーツ。
色はトニーのものと違い青とシルバーとなっている。
胸部のアークリアクターの部分はマーク6に似た逆三角形型。
テロ組織「ゾディアック」に奪われ、後述のシグマや羅刹といったゾディアック製スーツ、自衛隊のスーツである羅門・零などの開発にデータが流用される。インセンが装着する。
アイアンマン・シグマ
ゾディアックによって開発された無人型アイアンマン。
デュオ同様、リアクターは逆三角形型。色はオリーブグリーンとシルバーになっている。
原作コミックのスーツ
原作において、打倒ハルクの用途で製作されたスーツ。
既存の他のどのスーツとも比較にならないほどのゴツい重量級であり、スピードや臨時の対応力等以外では最強のスペックを持っていると思われる。
しかし、劇中では未完成のままハルクと戦い、まともに戦う事も出来ず無残なほどにボコボコにされた。
MCUに登場したスーツの中では『3』で登場したマーク38「イゴール」が最も近いと言われていたが、ついに『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にてマーク44として登場。(後に人工衛星であるベロニカと連動する)
製作された経緯が原作とは微妙に異なり、万が一、ハルクが暴れ出した時に彼を止めるため、ハルク本人であるブルース・バナー博士と共同で開発したものということになっており、今回はちゃんと完成した状態で登場した。
普段は人工衛星に搭載されて宇宙空間で待機しており、アイアンマンの要請に応じて降下する。パーツごとに飛行する能力もマーク42から受け継がれており、身体各部を破損してもその場で新品に交換することができる。
装備は両掌の大型リパルサー・レイ(状況に応じて収束発射も可能)のほか、ミサイルや手甲部の催涙スプレー、ハルク捕縛用の手錠などをもつ。
また巨体でありながら敏捷性も高く、飛び掛かってくるハルクを背負い投げしたり、サマーソルトキックで迎撃してみせた。
劇中では暴走したハルクを鎮圧するために出撃。
ヨハネスブルクの市街地で一進一退の互角の戦いを繰り広げ、市街地に少なからぬ被害を出しつつも最終的に何とか彼を鎮圧することに成功し、原作コミックの面目躍如と相成った(ただし、ハルクが正気に帰り戦意喪失したことも大きい)
しかしながら、戦闘の余波でハルク・バスターポッドが破壊され、ハルク・バスタースーツも大きなダメージを負ったため、ハルクを鎮圧した後は登場しなかった。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、
アップデートされたハルク・バスター2.0が登場する。
スーツの型番は『マーク48』。
ハルクに変身できなくなったブルース・バナーがワカンダの決戦に際して装着。
どうやら生身でも扱えるようになっているらしい(おそらくマーク50起動状態での装着を前提として開発していた為)
ブルース曰く「変身しないでハルクになったような気分」らしい。
カル・オブシディアン(ブラックドワーフ)との一騎打ちで片腕をもがれるが、逆にその腕を無理やりカルの腕にはめてリパルサーを噴射させ、ワカンダ上空のバリアに激突させて勝利した。
ちなみにリパルサーの形状は逆三角形。
初代機と同じようにハルクバスター・ポッドが有るかは不明。
スペリオール・アイアンマン
水色の光が印象的な真っ白い最新型アーマー。モデル51に相当する。
最大の特徴は液体金属(ただし、その原理はこれだそうな)によって構成されていることであり、これまでのスーツと比べ一線を画す異質な存在である。
登場人物
交友関係にある人物
演:グウィネス・パルトロー
日本語吹替:岡寛恵(劇場版・ソフト版)/ 田中敦子(日曜洋画劇場)
トニーの秘書。赤毛と顔に残るそばかすがトレードマーク。そばかすを胡椒に見立て、トニーが「ペッパー・ポッツ(コショウ瓶)」と言うあだ名をつけた。
映画(MCU)版ではグウィネス・パルトロー扮するやり手の美人秘書として描かれている。(『2』でトニーの跡を継いで社長となる)
『アイアンマン』シリーズの他、『アベンジャーズ』や『スパイダーマン:ホームカミング』に登場しており、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にも登場。
キャラクターの詳細については、該当ページを参照されたい。
ハロルド・”ハッピー”・ホーガン
演:ジョン・ファブロー
日本語吹替:大西建晴(劇場版・ソフト版)/ 落合弘治(日曜洋画劇場版)
トニーの運転手係兼ボディガード。元々はボクサーであり、ある事故現場に遭遇した際にトニーを助けた縁から、彼との交友が始まった。
ニックネームの由来は、「全然ハッピーに見えないから」。
映画(MCU)版では(『1』・『2』の)監督が自ら演じていた。
『3』の序盤で重傷を負うも、最後には無事な様子を見せていた。
その後、『スパイダーマン:ホームカミング』でペッパー同様、久々に登場した。
『3』からしばらく経ったものの、その時の大怪我による後遺症が残っているらしく、トニーがピーターに「心臓が悪い」と話す場面があった。
『ホームカミング』ではトニーからピーターのお目付け役を任せられるが、早くヒーローとして一人前と認められたいがために、毎日大量に活動報告を送ってくるピーターには手を焼いており、少々無愛想な態度で全編通していた。(『ホームカミング』の中で、アベンジャーズ本部の移転を進めていることによるストレスも要因の一つ)
だが、アベンジャーズの新本部に運ぶ装備品の運輸を飛行機の自動操縦に任せていたことで、バルチャーにそれらの装備品を狙う格好の機会を与えてしまう。
幸い、その企みを必死に阻止するべく動いたピーターのおかげで、自らのミスは露見せずに済んだ(ただし、トニーにバレていた可能性はある)。その為、バルチャーが捕まった後にちゃんとピーターに礼を言う場面があった。(この場面があったトイレのシーンは、必見である。)
ジェームズ・ルパート・ローズ(ウォーマシン)
演:テレンス・ハワード → ドン・チードル
日本語吹替:高木渉 → 目黒光祐(劇場版・ソフト版)/ 山寺宏一(日曜洋画劇場)
アイアンマンことトニー・スタークとは軽口で言い合えるような親友であり、かつては海軍に所属していた。
映画(MCU)版では、所属組織及び階級が空軍中佐になっている。
(『3で昇進して大佐になっている)
原作コミックとは少し異なっており、名前がジェームズ・“ローディ”・ローズになっている。
また、役者が『1』と『2』以降で異なるため途中で交代している。
(『2』で彼が最初に登場する際、トニーが言うセリフはそれを踏まえたものとなっている。)
ウォーマシンとしては、『2』以降、『3』・『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場している。
(ローディ自身は、『アイアンマン』の時点で既に登場している。)
キャラクターの詳細については、該当ページを参照されたい。
日本語吹替:加瀬康之(劇場版・ソフト版)/ 東地宏樹(日曜洋画劇場)
原作コミックでは、アベンジャーズの世話係を務める、元スターク家の執事であるエドウィン・ジャービスが登場している。
映画(MCU)版では、トニーが開発したJ.A.R.V.I.S.という名の人工知能として登場。
『1』から『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に至るまで、トニーのアシストをこなしていたが、『エイジ・オブ・ウルトロン』では意外な変化を遂げることになる。
それ以降、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』や『スパイダーマン:ホームカミング』では、フライデー(F.R.I.D.A.Y.)と呼ばれる人工知能が代わりにトニーをアシストすることとなる。
キャラクターの詳細については、該当ページも参照。
ヴィラン
オバディア・ステイン/アイアンモンガー
演:ジェフ・ブリッジス
日本語吹替:土師孝也(劇場版・ソフト版)/ 壤晴彦(日曜洋画劇場)
スターク・エンタープライズ(映画(MCU)版ではスターク・インダストリーズ)の乗っ取りを企む事業家。
原作では既に死亡しているが、『1』のヴィランとして登場。
廃棄されたマーク1を基にアイアンモンガーを作り出し、アイアンマンと対決する。
ジャスティン・ハマー
演:サム・ロックウェル
日本語吹替:森川智之(劇場版・ソフト版)/ 飛田展男(日曜洋画劇場)
原作コミックでは、ヴィランに兵器を与えている会社の社長。
超音波を使って、アイアンマンのアーマーを誤作動させたこともある。
映画(MCU)版では『2』で登場。
スターク・インダストリーズのライバル企業である「ハマー・インダストリーズ」の社長であり、イワン・ヴァンコ/ウィップラッシュと結託してトニーを追い落とそうと目論む。
アイアンマンの模倣スーツの開発は上手く言っていなかったが、マーク2をベースにウォーマシンを開発した時にデータを盗用し、イワンにより無人機である「ドローン」に改修される。
(ちなみに、原作コミックでのハマーが老練な策略家であったのに対し、映画(MCU)版での彼は、自信満々に言ったギャグが受けなかったり、密かに引き取ったイワン(ウィップラッシュ)に舐められられたりするといった、少々情けない面が目立つようになってしまっている。)
演:ミッキー・ローク
日本語吹替:菅生隆之(劇場版・ソフト版)/ 磯部勉(日曜洋画劇場)
特殊な鞭の使い手。
原作では、本名がマーク・スカローティである。
原作コミックでのアントン・ヴァンコは、ソ連の科学者であり、自作のアーマー『クリムゾン・ダイナモ』を装着してアイアンマンに挑んだ。
その後、トニーと和解して、アメリカに亡命。
スターク社のスタッフとなるも、KGBの刺客であるボリス・ツルゲネフがクリムゾン・ダイナモを奪って、トニーを襲撃したため、アントンはアイアンマンを守るべく、ボリスと相討ちになって死亡した。
その後、アントンが遺した技術によって『チタニウムマン』が開発され、クリムゾン・ダイナモともども、複数のバージョンアップ機が登場している。
映画(MCU)版では、『2』のヴィランとして登場。
ただし、本名がイワン・ヴァンコという名前に変更されている。かつてハワード・スターク(トニーの父)の共同研究者であった父のアントン・ヴァンコが米国在住時にスパイ容疑で逮捕・追放され、それ以降ずっと貧困生活を余儀なくされていた。
そのため、スターク家を逆恨みし、自らの手で小型のアークリアクターとそれを動力源に動く特殊な鞭を開発、モナコのレースに参加していたトニーに襲い掛かった。
その後、ハマーの研究所で無人型のドローンを開発し、自身専用の特殊な鞭を内蔵した「ウィップラッシュ・マーク2」を開発する。
マンダリン
演:ベン・キングズレー
日本語吹替:麦人(劇場版)
原作コミックでは中国などを支配する犯罪組織の首領で、アイアンマンの宿敵とも言える人物。
古代の宇宙船から発見した10個の指輪の力(レーザー光線・インパクトビーム・火炎放射・冷凍光線・暗黒光線・電撃・突風・物質崩壊・物質変換・精神支配など)を使って戦う。
映画(MCU)版では『3』でヴィランとして登場。
アフガニスタンに隠れ家を持つテロ組織である「テン・リングス」の首領。
「授業」と称してアメリカ軍基地に対して数々のテロ行為を行い、遂には、対決意識を鮮明にしたトニーの自宅をも直接攻撃するも、その目的は不明。
実は彼にはある秘密があり……。
ちなみに、彼の率いる組織「テン・リングス」の名は、原作で彼の持っていた10個の指輪から採られている。
また、「テン・リングス」は『1』でトニーを人質に取って兵器作りをさせようとしたり、『2』でイワン・ヴァンコにトニーに関する情報を提供したりするなど、マンダリンの登場前から劇中で暗躍していた。
アルドリッチ・キリアン
演:ガイ・ピアース
日本語吹替:小原雅人(劇場版)
フューチャーファーム・コーポレーションに所属する科学者で、自社の製作したエクストリミスという薬品をテロリストたちに横流しし、アイアンマンと戦わせることによって、薬の効力を示し、軍から資金を得ようと目論んでいた。
しかしながら、ある日、オフィス内で遺書を残して自殺しているところを発見される。
映画(MCU)版では『3』に登場。
ここではA.I.Mというシンクタンクの代表で、原作コミック同様、エクストリミスの研究を行っている。
表面上は爽やかな優男を装ってはいるが、実は異常なまでの執念深さと狡猾さを併せ持った危険人物であり、アメリカ本土を巻き込む大規模な陰謀を画策していた。
- 他にも、多数のヴィランが存在する。
映画(MCU)版
演者
トニー・スターク
日本語吹替:藤原啓治(劇場版・ソフト版)/ 池田秀一(日曜洋画劇場)
『アイアンマン』シリーズ
2008年にジョン・ファヴローが監督した、実写映画シリーズの第1作目(MCU全体の第1作目でもある)である『アイアンマン』が公開された。
この作品が批評・興行収入の両方で高い成功を収めたことが、現在までMCUが続くきっかけとなった。
2010年に『アイアンマン2』が、そして2013年にはシリーズの完結編となる『アイアンマン3』が公開された。
『1』および『2』は「フェーズ1」として、『インクレディブル・ハルク』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『マイティ・ソー』と共に、『アベンジャーズ』の前日譚という位置づけになっており、『3』は『アベンジャーズ』以降のアイアンマンを描いた作品となっている。
余談になるが、MCUの中でも、タイトルにナンバリングがついたシリーズは、『アイアンマン』シリーズだけである。また、概要にも書かれているように、日本では実写映画(MCU)によりアイアンマンの知名度が上がったこともあって、pixivでもMCU版仕様のアイアンマンが描かれていることが多い。
『アイアンマン』
監督:ジョン・ファヴロー
『アイアンマン』シリーズ、そしてMCUの第1作目。
上記のように、批評・興行収入の両方で成功を収めた。MCUで多くの作品が公開された現在でも、一番のお気に入りに挙げるファンは少なくない。ロバート・ダウニー・Jrにとって、アイアンマン/トニー・スタークが彼の代名詞になった作品でもある。
また、ラストにはニック・フューリーが登場。彼の口から「アベンジャーズ」についての計画が明かされたことで、ファンはこの映画がアイアンマンの物語だけでなく、より大きな物語を始めるためのものだったことを悟った。
【ストーリー】
スターク・インダストリーズの社長であるトニー・スタークは、自身が開発した兵器ののプレゼンテーションの為に、アフガニスタンにいるアメリカ空軍を訪問する。その帰路の途中で、テロリスト組織「テン・リングス」がトニーを襲撃。爆風の中、意識が薄れるトニーが見たのは、テロリストが撃ったミサイルに刻まれた自分の会社のロゴマークだった……
トニーが目を覚ますと、現地のゲリラの本拠地である洞窟に拉致されており、胸には車載用バッテリーに繋がった電磁石が取り付けられていた。爆発の際、飛び散ったミサイルの破片がトニーの心臓周辺に突き刺さり、電磁石で破片を引き留めておかなければ、1週間で命を落とすという状態にトニーは陥っていた。
トニーは解放の条件である、ミサイルの開発に仕方なく取り組む傍ら、同じく捕虜となったインセン博士と共に、エネルギーを生み出す熱プラズマ反応炉であり、自身の生命維持を可能にする「アーク・リアクター」の小型版、そしてそれに接続するパワードスーツであるマーク1を、ゲリラの目を欺きながら開発する。
自らの命を賭したインセン博士のおかげもあって、マーク1でトニーは脱出に成功する。その後、マーク1が壊れてアフガニスタン辺境の砂漠に墜落したトニーは、米軍の捜索隊に保護されてアメリカに帰還した。
自社製品がゲリラの手に渡り、それが人の命を目の前で奪った場面を目の当たりにしたトニーは、記者会見で軍需産業からの撤退を宣言する一方、犯罪者やテロリストと戦うために私費を投じて新たなアーマーの開発に着手。試作品であるマーク2を経て、マーク3を完成させたトニーは、正体を明かさず1人で犯罪者やテロリストとの戦いを始める。
一方で、会社の重役であるオバディア・ステインは暗躍を始め……
『アイアンマン2』
監督:ジョン・ファヴロー
『アイアンマン』シリーズの第2作目であり、MCUの第3作目。
残念ながら、前作ほどの評価は得られなかったものの、ウォーマシンや『アベンジャーズ』などにも登場するブラック・ウィドウが初登場を果たすなど、重要な要素・人物が多く登場する。更に、あるヒーローが一介の少年として登場していたことが明らかになった。
【ストーリー】
『1』のラストで、自身がアイアンマンだと公表してから半年後。
トニーはマーク4を纏い、世界各地の紛争を鎮圧していた。
しかしアメリカ政府からは、彼らが兵器として見なしたアーマーの引き渡しを求められてしまう。
更に、自らの胸にあり、アーマーの動力源かつ自身の生命維持装置であるアーク・リアクターから放出される毒素に悩まされることとなる。
トニーは、命があるうちに使命を果たすべく、スターク・インダストリーズの社長の座を秘書のペッパーに譲った。
一方で、新たな秘書として、会社の保安部にいたナタリー・ラッシュマンをヘッドハンティングする。
一方で、かつてハワード・スタークの共同研究者であったものの、スパイ容疑によって貧しい生活を余儀なくされたアントン・ヴァンコが亡くなる。その息子のイワン・ヴァンコは、その事でスターク親子を逆恨みし、父が残していた設計図から、独学で小型のアーク・リアクターを作り上げ、それを動力源として動く特別な鞭を開発した。(実はこの時、テロリスト組織「テン・リングス」が一枚噛んでいた)
モナコでカーレースに参加していたトニーは、彼から襲撃されるが……
『アイアンマン3』
監督:シェーン・ブラック
『アイアンマン』シリーズの最終作。
また、MCUの第7作目でもある。かつては傲慢な性格だったトニーが残した因縁による危機・『1』や『2』の黒幕である「テン・リングス」との対決・トニー自身に残っている問題、といったように、シリーズの様々な問題に対して決着をつける内容となっている。
『1』の冒頭と比べれば、トニーがいかに精神的成長を果たしたのか実感するだろう。
【ストーリー】
1999年の大晦日、スイスのパーティーに訪れていたトニーは、パーティーで知り合った植物学者のマヤ・ハンセンに興味を持つ。
彼女の部屋に向かう途中、「アドバンスド・アイデア・メカニックス(A.I.M.)」の創設者である若き科学者、アルドリッチ・キリアンの熱烈な交渉を受けるが、屋上で商談する約束をしてあしらい、キリアンに屈辱を与えてしまう。
彼女の部屋で研究について話し合った後、トニーはマヤと一夜を過ごした。
『アベンジャーズ』の戦いから1年後、アベンジャーズの一員としてチタウリの大群を追い払ったトニーだったが、NYの戦いを経験したことで不眠症やパニック障害を患ってしまう。
悪夢や発作に悩まされ、どこに行くにもアーマーを持ち歩く「アーマー依存症」とも言うべき状態に陥っていた。
(『アベンジャーズ』から『3』の間、マーク42まで開発している。)
その頃、アメリカ国内では、爆破テロを行っては電波ジャックによる犯行声明を出すマンダリン率いるテロリスト組織「テン・リングス」の活動が問題視されていた。
トニーの親友であるジェームズ・ローズ大佐ことローディは、大統領の命を受け、ウォーマシンを改良したアイアン・パトリオットを着て捜査を行っていたが、周囲に全く爆弾の痕跡を残さないことから捜査は難航していた。
そんなある日、スターク・インダストリーズの社長を務めているペッパーの元にA.I.Mの社長キリアンが現れる。昔は小さな研究所だったA.I.Mだったのが、今では政府に認可されるほどの大きなシンクタンクとなっていた。
キリアンはペッパーに「エクストリミス」(人間の脳の未使用領域を利用して人の能力を向上させるウィルス)の共同研究を持ちかけるが、研究結果が軍事利用されるかもしれないと考えたペッパーは断る。
一方、警備主任となっていたハッピーはキリアンとその同行者を怪しみ、彼らを尾行した末に、同行者が謎のスーツケースを浮浪者に渡す現場を押さえる。だが、そのスーツケースに入っていた薬品を浮浪者が摂取した直後、その人物は高熱を発しながら爆発を起こしてしまい、周囲の民間人数名が犠牲になり、ハッピーも重傷を負って昏睡状態となってしまった。
事件を知ったトニーは、マスコミを通じて自宅の住所を公表し、マンダリンに宣戦布告。
「テン・リングス」に対処することを決意するが……
アベンジャーズ
四次元キューブの捜索・ハッキング・戦闘など、様々な場面で活躍する主役級として描かれる。終盤でも重要な役割を果たすことになる。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
序盤の戦いで奪取したロキの杖(セプター)についての実験から、
ある意味で、今回の騒動の元凶となってしまう。
また、上記にもあるようにハルク・バスターが活躍する。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
今までの戦いで経て、多くの犠牲者を出したという自責の念もあり、今回の映画のキーであるソコヴィア協定に賛成。
結果的に、協定の是非を巡ってスティーブと対立することになってしまう。
空港での戦いでは、チーム・アイアンマンを率い、キャップ達を阻止するために行動することになる。
スパイダーマン:ホームカミング
ピーター・パーカーことスパイダーマンのメンター(指導者)的な存在として登場する。
しかしながら、ヒーローとして早く認められて、正式にアベンジャーズに加入したいピーターと、そのピーターに期待をかけながらも、まだ15歳の少年であることから、あまり危険な行為をせず、地に足をつけた生活を送ってほしいトニーとの間で、すれ違いが生まれてしまう。
(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の時点で自作のスーツを渡している)
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
主要登場人物として活躍。
彼の『アベンジャーズ』以降6年に渡る苦悩の原因であったサノスと直接対決を果たす。
サノス「トニー・スターク……貴様もまた知識に呪われた男」
トニー「呪いはお前だ」
アベンジャーズ/エンドゲーム
トニー「私がアイアンマンだ」
アニメ
1966年版
マーベルのヒーローたちが日替わりで登場する「The Marvel Super Heroes」が放送され、アイアンマンは水曜日の担当だった。
1994年版
1994年にアメリカで初のアニメシリーズが放送され、日本でも、1996年にNHK衛星放送で放送された。全26話。
2010年版(マッドハウス版)
2010年10月から12月まで全12話がアニマックスにて放送された。
トニーとペッパーの声は、実写映画でも両名を担当した藤原啓治、岡寛恵が引き続き行った。
また、MARVEL作品のX-MENのキャラクターであるローガン(ウルヴァリン)がゲストとして登場した回もあった。
逆に、アニマックスでのMARVEL作品アニメ化の3作目であるX-MENの最終回にはアイアンマンがゲスト出演している。
詳細は「日本アニメ版アイアンマン」も参照のこと。
主題歌
オープニングテーマ
「Activation」
作曲 - 高橋哲也
エンディングテーマ
「The Fight Never Ends」
作曲 - 高橋哲也
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第1話 | アイアンマン、来日 |
第2話 | 消えた核を追え |
第3話 | 蘇るプロジェクト |
第4話 | 再会 |
第5話 | アークステーション、感染 |
第6話 | 電脳戦線 |
第7話 | 脱出 |
第8話 | 少女 |
第9話 | VSアイアンマン |
第10話 | 鋼鉄の意志 |
第11話 | 黒幕 |
第12話 | 永遠の光 |
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ
CV:花輪英司
主要人物の1人でヒーロー側の主人公。性格は原作と同様だが、トレードマークの口ひげは顎のみと少なくなっている。
発表会の場では最後にディスクに封印された。しかし、スパイダーマンによって取り返され、アカツキ・アキラによってDスマッシュされることで、解放された。
関連イラスト
関連タグ
MARVEL アベンジャーズ MCU ビッグ3(アベンジャーズ)
日本アニメ版アイアンマン superhero スーパーヒーロー
仮面ライダードライブ:ベルトさんを始め、本作から流用したと思われる共通点がある。
仮面ライダーエデン:マーク50とは逆にナノマシンの塊となった人間がスーツを身に纏うヴィラン。
ガイバー:アイアンマンとは正反対な特徴を持つアーマー。
メタルマン:『アイアンマン』に似て非なる何かである。