基礎データ
全国図鑑 | No.0715 |
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マウンテンカロス図鑑 | No.114 |
アローラ図鑑(USUM) | No.084 |
メレメレ図鑑(USUM) | No.084 |
ポニ図鑑(USUM) | No.030 |
ガラル図鑑 | No.177 |
カンムリ雪原図鑑 | No.182 |
パルデア図鑑 | No.304 |
キタカミ図鑑 | No.089 |
ぶんるい | おんぱポケモン |
タイプ | ひこう / ドラゴン |
たかさ | 1.5m |
おもさ | 85.0kg |
とくせい | おみとおし / すりぬけ / テレパシー(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう/ドラゴン(第8世代から) |
他言語版の名称
英語 | Noivern |
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イタリア語 | Noivern |
スペイン語 | Noivern |
フランス語 | Bruyverne |
ドイツ語 | UHaFnir |
進化
オンバット→ オンバーン(Lv.48)
概要
『ポケットモンスターXY』から初登場となる、コウモリとワイバーンをかけ合わせた様な姿のポケモン。
首周りにはフサフサした毛が生えている他、頭のスピーカーのような耳が特徴的で、この耳から出す超音波のおかげで暗闇でも自在に飛び回る事が出来る。
暗闇での戦いならば右に出る者はおらず、月明かりすら映らない闇夜に紛れて獲物に襲いかかるという。
かのサザンドラでさえ、暗闇での戦いは避けるほど。
加えて近づく物全てに襲い掛かる血の気が多い性格で、耳から出すばくおんぱは巨大な岩をも粉砕するとされている。
だが好物は意外な事に果物で、与えると急に大人しくなる。餌付けしやすそうである。
多分音や振動に敏感で、縄張り意識が強いだけなんじゃないだろうか(実在する大型コウモリ類も、血や虫よりは果物が好きな傾向にある)。
名前の元ネタは恐らく「音+ワイバーン」から。また音にまつわる設定からピアノの「音盤」と掛けているのかもしれない(姿はピアノには程遠いが)。
また、ドイツ語名はUHF(極超短波)とファフニール(Fafnir)が由来となっており、進化前共々大文字が名前の間に混ざっている数少ないポケモンとなっている。
余談だがドラゴンタイプとひこうタイプの組み合わせのポケモンは複数いるが、ひこうタイプがタイプ1に来る形は初だったりする。
色違いは黒色部分が明るい緑色になり、耳が赤くなる。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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オンバーン | 85 | 70 | 80 | 97 | 80 | 123 | 535 |
クロバット | 85 | 90 | 80 | 70 | 80 | 130 | 535 |
その素早さ種族値は123と非常に高く、メガシンカを使うメガジュカインを除けば最速のドラゴンタイプだった。
メガシンカが廃止される第8世代では再び最速ドラゴンタイプの座に返り咲く…とはならず、なんと素早さ種族値が驚異の142である600族のドラパルトが登場。
ドラパルトとはタイプも違い、単純に比べることはできないが、素早いドラゴンタイプという点では劣ることとなった。
特性のおみとおし・すりぬけは共にX・Yで強化された特性で、シングルではすりぬけ、ダブルではおみとおしが非常に優秀な効果を発揮する。
攻撃面では覚えるポケモンの少ない新技「ばくおんぱ」にも注目したいところ。これはノーマルタイプの技で、不一致とはいえ威力140・命中100でみがわり貫通、おまけにデメリットなしという脅威の性能を持つ。
他にも「ぼうふう」「りゅうせいぐん」などのタイプ一致技を筆頭に「サイコキネシス」や「シャドーボール」「とんぼがえり」「かえんほうしゃ」「きあいだま」「あくのはどう」「ソーラービーム」、回復技「はねやすめ」「つきのひかり」、変化技「おいかぜ」「すりかえ」「ちょうはつ」など様々なタイプの技を習得できるため、活躍の機会は多い。
物理はイマイチだが、なぜか「ワイルドボルト」を覚える。
ORASで覚えられるようになった技も多く、「アイアンテール」「げきりん」「ゴッドバード」「いかりのまえば」「ねっぷう」「みずのはどう」などの技が追加された。
ただし野生のオンバットは棲息していないため、XYからの移動かトレードが必要になる。
一方でオンバーン自身の特攻種族値は97とやや低く心もとなく、アイテムやサポートによる強化は必須だろう。物理攻撃が防御より低いのも特徴的だが、種族値的には無駄ではない。
技の威力で見るとドラゴンタイプよりかは、ひこうタイプのアタッカーとして見た方が優秀かもしれない。オンバーンより速いいわタイプやこおりタイプは少なく、技のレパートリーもそこそこ豊富なため、相手にしたときに読みづらくなるだろう。
先手に出して相手の道具を読んだり、特殊技を放ってからの「とんぼがえり」など、妨害工作をメインにしても役に立つ。
余談だがオンバーンはペラップの救世主になっていたりする。
前述の「ばくおんぱ」は遺伝でペラップに伝授でき、ペラップはタイプ一致で扱えるバ火力技を得たため、ペラップを不遇脱出に導いてくれたポケモンだと言える。
第9世代ではテラスタルを獲得。テラスタルノーマル状態でC特化「こだわりメガネ」オンバーンが「ばくおんぱ」を放てば、H4振りのガブリアスが丁度確定1発となるので、機会があれば狙ってみるのが1つの手である。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- シガナ➡️ヒガナ(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
- 進化前のオンバットの出現率が極端に低い上、進化に必要なアメが400個と全ポケモンの中でもぶっちぎりの育成難易度を誇る。
- 育成にここまでの苦行を要するにもかかわらず、最大CPは3125とそこまで高くない。本作に素早さの概念が存在しないのが大きな要因であろう。習得できる技は通常技が「エアスラッシュ」と「かみつく」の2つ、ゲージ技が「りゅうせいぐん」「ぼうふう」「ねっぷう」「サイコキネシス」「ばくおんぱ」(限定技)の5つ。通常技の「エアスラッシュ」はタイプ一致でそこそこ強いものの、ゲージ技は「サイコキネシス」を除いてフルゲージのものばかりで小回りが効かず、その「サイコキネシス」はタイプ不一致である。これらの点からお世辞にも育成難易度に見合った強さであるとは言い難く、コレクション用としての側面が強い。
- 2023年2月5日のコミュニティ・デイの対象にオンバットが選ばれ、ようやくまともに育成できるようになった。限定技として「ばくおんぱ」も習得したが、これまたフルゲージ技でタイプ不一致であるため、強化されたとは言い難い。特に、PvPではエネルギーを100も消費するため、他のゲージ技を採用した方が使いやすい(後に必要エネルギー量が70に引き下げられたがそれでも重いことに変わりはなく、弱点も突けないのにわざわざ採用するかと言われたら微妙である)。
- 同じく進化にアメが400個必要な同タイプのポケモンにチルタリスがいるが、あちらはオンバーンより最大CPこそ低いもののステータスが耐久寄りであり、習得できる技も優秀なものが揃っているため、スーパーリーグでは環境の一角としての活躍を見せている。おまけに、あちらは進化前の出現率も低くないため、育成難易度にも水をあけられてしまっている。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- パンジーのオンバーン
サトシのオンバーン
CV: 三宅健太
XY&Z編17話でサトシのオンバットが、サンダーに倒されたルチャブルを助けたい一心で進化。泣き虫だったオンバットの頃から一変し、伝説のポケモンのサンダーに雄々しく吠え立ち向かうという勇敢で凛々しい性格に成長する。詳細はこちら。
- グラジオのライドポケモン
- SM87話でウルトラガーディアンズの追加メンバーとなったグラジオの専用ライドポケモンで登場した。
- ドラセナのオンバーン
- 新無印103・104話で登場。かなりのパワーとスピードを持っており、サトシのネギガナイトを圧倒。チルタリスが敗れた後にウオノラゴンと対峙し、互いに引けを取らないバトルを繰り広げ、最後は「りゅうのはどう」と「ドラゴンダイブ」のぶつかり合いによって敗れた。
その他
XY | 19話・76話(端末データ) |
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新無印 | 25話 |
劇場版 | 破壊の繭とディアンシー |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
第13章に登場した、元はシガナのポケモン。
うずもれのとうでデポンが行った「レックウザ捕獲作戦」にメガレックウザと共に抗った結果命を落としてしまったシガナと死別してからも絆は残っているようで、サファイアはシガナの姿を幻視しているほかレックウザもかつて絆を結んだ者の存在を感じ取っている。
関連イラスト
関連タグ
0714.オンバット→0715.オンバーン→0716.ゼルネアス