概要
数多くの英霊達が集う人理保障機関カルデア。
マスターの旅を切り開くべく召喚に応じた彼らだが、その中には生前悪名を馳せた反英霊、および味方になっても(主にマスターに対して)よからぬ事を企む輩も多い。
そんな一癖も二癖もある面々とも絆を結ぶほどの度量を持つのが我らがマスターなのだが、それでも御しきれない危険人物は少なからずいる。
通常の聖杯戦争でも気が合う同士なら基本的にマスターを害する事はないが、彼らのような悪人と衝突する事も支配される事もない人選や環境が整うのは滅多にある事ではない。
さらに万が一誰かが何かやらかしても、カルデアでは大抵良識的なお目付け役の皆さんによる牽制と物理制裁が待っている。
そのため、最後のマスターは忙しないカルデアライフの中でも、悪人共との距離感をうまく保ちながら過ごす事ができるのだ。
該当者
聖処女厨おじさん。
出演作において悍ましい凶行を何度もやらかしている危険サーヴァントのモデルケース。
悪い事したらジャンヌ三姉妹に目ん玉をブシッとつついてもらおう。
ご存知オペラ座の怪人。
コミュニケーションが並のバーサーカー以上に困難な上、その狂気がどの方向にどんな形で爆発するかが全く読めない危険人物。ただしクリスティーヌ認定しているマスターがいる限りは割と大人しい。
みんな大好きキモオタ大海賊。
奪えるものは根こそぎ奪い、敵はノータイムで殺しにかかる残虐非道な海賊の中の海賊だが、召喚されてからはそんな血生臭い本性は鳴りを潜め、現代のオタク文化を味わい尽くすのに余念がない。
マスターに隠れて悪事を働くことは基本的に無いが、イベントなどでハメを外すと余計な茶々を入れては誰かしらの地雷を踏み抜き、手痛いお仕置きを食らって退場していくのが鉄板になっている。
カオスの匂いを嗅ぎつけては状況を面白おかしく引っ掻き回そうと走り出す。
しかし他人が起こす騒ぎに便乗するタイプなので、基本的に自分から何かやらかすことは少ない。マスターの目覚まし時計をチクタク爆弾とすり替えたりはするかもしれない。エリドゥにでも放り込んどけ。
唯我独尊を地で行くスーパーケルトビッチ。
神をも畏れぬワガママ&強欲っぷりで率先して悪事の先頭に立つ。生前の弱点を努力で克服したりカルデアの通信を逆探知したりと、悪役としての向上心と抜け目のなさも天元突破している。
悪い事を始める前にクーフーリンズかスカディを与えておこう。というかスカディが(´・ω・`)顔をすればだいたい何とかなる。
筋金入りのお祭り好きで、自分から進んで動くより騒ぎに乗っかって好き勝手に振る舞うタイプ。行動するともれなくニコイチ鬼もついてくる。
メインストッパーは頼光ママと四天王。高確率で血みどろになる。
みんな大好きアラフィフ。
表立って悪事を働くことはなく、誰かの企てにちゃっかり便乗して黒幕ムーブを決めるのがお約束。一方、その巧みな邪知でマスターの建策を助けることも少なくないため、ここ一番で頼りにもなる。
少なくともマスターとホームズの目の黒いうちはわるわる成分は抑えててくれるだろう。あと若造の自分が相手だともれなくお互いが足を引っ張り合う。
みんな大好きドリカムおじさん。
一攫千金と冒険の匂いを嗅ぎつけては、ワクワクと欲望の赴くままアコギなシノギに繰り出す狸オヤジ。
好んで関わる者がいないためストッパーもいないが、早々にボロを出して自滅するタイプなのであんまり問題なかったりする。
型月きっての歩く18禁。
本人の性質上、他者がその本心(主に悪意)を察するのはどのメンツより難しい。セラフ事件以降は特に悪巧みとかはしていないが、改心したわけでもないので要注意。
ただし相棒のアンデル先生は色んな意味で天敵。デミヤとこの方もいつか尻尾を出すのを警戒している。
みんな大好き愛玩系ビースト。
ヒマを持て余してはマスターを試すというお題目でイタズラを仕掛けるが、だいたい卑屈で小心者な性格と向こうの曇りなきお人好しぶりのダブルパンチでチョロイン堕ちエンドを迎える。
パールさんに怒られたら渋々退散するが、一番の抑止力はマスター本人。あとキッチンお兄さんのスイーツにも弱い。
みんな大好きリンボマン。
アラフィフよろしく黒幕ムーブ大好きな一方、途中から趣味に走って脱線事故をやらかすため、自爆率もドリカムおじさん並みに高い。結果として周囲まで被害を被る例も未だにある程。
武蔵ちゃんやなぎこさん等が表立ってとっちめてくれるが、因縁まで考慮するとおそらくカルデアのサーヴァントほぼ全員が彼を警戒している。
風評が生んだドスケベ魔女。
出自からして"悪巧みの資質"というものが絶望的に欠けており、デビューイベントでは別ベクトルで自滅した。
ACコラボで霊基にくっついてきたセイバーの自分が一番のお目付け役で、叱られる様子はまるで兄妹。
みんな大好き妖精王。
事情が事情なので悪事や事件を起こすようなやる気はなく、骨の髄まで面倒臭がっているので問題はない。せいぜい借りる必要も返す気もない借金を作りまくって踏み倒すくらいである。器ちっさ…
NFFサービスCEO。
話のわかるビジネスウーマンなので召喚されてからはカルデア側に協力的だが、曲がりなりにもビーストなので、隙あらばマスター含む人間達を悪意たっぷりに可愛がって破滅させようとする。
一番の抑止力はニキチの笑顔と(´・ω・`)顔。
ご存知麻婆おじさん。
依代の性格も然る事ながら、当人も色々やらかしているのでリンボマンと並ぶ心底信用ならないツートップ。
決着もつかぬまま頻繁にカルデアへ出入りしており、依代関連で因縁がある人物含めた全鯖に警戒されるほどの胡散臭さも健在だが、基本的にマスターには協力的。
頼光が持つ魔性の性質だけが独立したサーヴァントだが、その結果、ひたすらに破壊だけを求めて彷徨うドン詰まりの存在と化してしまった。
マスターが持つ秘宝を狙いメンタルセコムに阻まれた他、SR組や源氏組の面々がローテーションで監視している。
生粋のプリテンダー(詐欺師)であるエセ伯爵。
生前から良かれと思って破壊と混乱を撒き散らす危険人物だが、本質はがらんどうの受動体質でもあり、英霊となった現在はマスターの意向を最優先に考えている。
数少ない宿敵はニアミスとなったが、逆に張り合いを無くし鎮静気味。
番数外
悪人ではないが、厄介ごとに積極的に首を突っ込んで事態をややこしくするトラブルメーカー達。
ご存知ローマの大英雄。
こちらもメッフィーと性質は似ているが、潔いまでの開き直りと無敵の弁論力ゆえに黙らせるには実力行使しかないレベルでものすごく厄介な相手。
現在は奥さんが来ているためか割と大人しくしてくれている。
とにかく「よかれ」と思って行動を起こした結果、事態をややこしくするカエサルとは別ベクトルで厄介な御仁。
本人はあくまで善意なのだが、ナチュラルボーンあまのじゃくな性格からひねくれムーブを発動して状況をカオス化させてしまう。
バッドエンド大好きおじさん。
本人は既存の状況を味付けするくらいしかできないので、だいたいウザさを感じた周りの誰かにシバかれるのがお約束。
聖杯下さいマン。
基本的にはマスターに従順でカルデアライフをエンジョイしている側の人だが、常に聖杯を掠め取る機会を窺っている。
主なストッパーはジャンヌとジークくん。あともれなく「やらかしている」所を嫁にチクっとけば問題ない。
みんな大好きハピエン厨グランドクソ野郎。
これでもマスターガチ勢なので、面白半分で周りをしっちゃかめっちゃかにする事はあっても誰かを傷付けるような真似はしない。
おいたが過ぎたら王と円卓に叱ってもらおう。フォウくんをけしかけるもよし。
終わらない良作大好きなグランドろくでなしおねえさん。
男の方に輪をかけて人でなしだが、FGOではお互いの存在が枷になるため、結構自粛している。
悪い事したらアーサーにチクろう。
みんなのラスボス系後輩。
根っからのいたずら好き兼ひねくれ者で、タチの悪い善意で周囲を混乱のるつぼに引きずり込む。そんな難儀な性格ゆえにカオスの権化たる領域外の邪神に取りつかれてしまったことも。
天敵はサクラファイブ。二次創作等では殴ルーラーマルタさん以下愉快な仲間たちが代打に入る。
ご存知傾国の美女。
邪神の影響で腹黒成分強めだが、だいたい目先の欲に走って自爆する。
暴走する前にふーやー奶奶を与えておこう。
病弱の消失やら愛の神との融合やらで、ドS&トラブルメーカーぶりが暴走しており、初登場以降毎回バレンタインでやらかしている。
時折近くに真っ黒なアクマが現れているとか。なお、弟子志願の死神娘はブレーキにならない。だれか止めろ。
煮ても焼いても食えない黄色ジジイ。
自分が全てを管理するのを善い事と信じて疑わず、悪気なく黄色い布製アイテムを配っては支配下に置こうとするため油断ならない。
その意味で全鯖に警戒されており、やらかしそうになったら周りの誰かが対処に動く。
みんな大好きクソ社長。
わかりやすい悪役ムーブを好んでぶちかます上、自分が考えてる以上の「面白い事」に遭遇すると全力で乗っかり出す。
公式では
コロンブスの幕間で「カルデア悪人会」なるグループが言及され、発案者のアラフィフと黒髭、メフィストが挙げられたが、面子が面子なだけにその後も続いてるのかは不明。
また2017年夏イベでは「カルデア悪巧み四天王」なる枠組みがあることが判明。アラフィフがその筆頭として挙げられている(残る3人はおそらく、番外の上3人)。