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編集者:ophion
編集内容:個人的には対策用ポケモンのレイドのラインナップの中にドオーが混ざっているのが気になるんだよなぁ…
センシティブな作品

概要

ポケモンSV』の伝説テラレイドバトル

SV発売2周年記念のイベント「黒いレックウザ光臨」の最大の目玉でもある。

対象ポケモンはドラゴンテラスタル色違いレックウザ

(低確率だったコレクレーの例を除けば)何気に初となる、色違い個体を対象としたテラレイドバトルである(一応、レイドバトルでも色違い個体が出ることはあるが、野生の個体と同様その確率は非常に低い)。

禁止級のイベントレイドとしては(途中復刻のあったウネルミナモテツノイサハのレイドを除けば)ディアルガパルキア以来およそ1年振りとなる。

開催期間は2024年12月20日2025年1月6日

禁止伝説が相手とはいえ難易度自体は★5であるため、流石に最強のミュウツーの様にソロプレイではほぼクリア不可能な鬼畜難易度とはなっていないと思われるが、本イベントの開催前に対策用ポケモンのレイドや大量発生イベントが幾つか行われることも併せて告知されているため、それなりの難易度であることは予想できる。

ある程度ポケモンを育成できる体制が整ったプレイヤーであれば、さほど突破・入手には苦労しないとは思われるが、だからといって決して慢心せずにしっかり準備しておきたいところ。

特殊行動

対策

種族値

HABCDST
105150901509095680

特性は元々専用特性エアロック」しかない。そのため、それを消す手段がないと天候を利用した戦法が使えない。裏を返せば、天候を利用した戦法を取らないのであればこちらにとって何もデメリットはないため、実質特性は無きに等しいとも言える。

メインウェポンについては、ドラゴン技は物理技が「げきりん」「ドラゴンクロー」、特殊技が「りゅうのはどう」「りゅうせいぐん」等が挙げられる。一方のひこう技は物理技が専用技ガリョウテンセイ、特殊技が「エアスラッシュ」「ぼうふう」がある。

それ以外では元タイプ一致技を両方半減するはがね対策「じしん」「だいちのちから」「きあいだま」「だいもんじ」「かえんほうしゃ」、いわこおりフェアリー対策「アイアンヘッド」等、非常に豊富。

変化技も「つるぎのまい」「りゅうのまい」「ビルドアップ」「おいかぜ」等が挙げられる。

「こうげき」・「とくこう」双方が150と非常に高いため、物理・特殊のどちらが(あるいは双方共)採用されてもおかしくはなく、どの様な技が採用されるのか悪い意味でお楽しみである。

なお、★6~7に慣れていると忘れがちであるが、★5なので相手の技選択は無効技以外ランダムである。

相手の技の引きが悪くて勝てない場合はやり直すのも手。

攻略お勧めポケモン

弱点を突けるのはドラゴン・こおり・フェアリー。

ドラゴンはドラゴン技で互いに弱点を突かれるため原則候補外(ただし、はがね複合ヒスイヌメルゴンブリジュラスディアルガはドラゴン技を等倍で受けられるので例外)。こおり・フェアリーに加えてひこう技を半減するいわも「アイアンヘッド」の存在が気掛かりとなる。

ただし、威力的には等倍元タイプ&テラスタイプ一致「げきりん」(威力240)>等倍元タイプ一致「ガリョウテンセイ」(威力180)>等倍元タイプ&テラスタイプ一致「ドラゴンクロー」(威力160)=抜群「アイアンヘッド」(威力160)である。

このため、レックウザの技構成次第ではあるが一部(例:ひこう半減ドラゴン無効であるがはがね4倍弱点メレシーディアンシー等)を除くいわ・こおり・フェアリー勢にとっては「アイアンヘッド」の存在は気にしなくても良い、という意見もある。

また、レックウザの技構成によっては複合タイプ次第でドラゴン技を半減出来るはがねも候補となり得る。

上記の通り本イベントの開催前に対策用ポケモンのレイドや大量発生イベントが幾つか行われることも併せて告知されている事や、対策用ポケモンのレイドのラインナップの中にてんねん持ちのポケモンが混ざっている事から、★6レイドでのカイリュー最強のジュカイン最強のカイリュー最強のガオガエンよろしくりゅうのまい」or「ビルドアップ」ガン積みからの猛攻で攻めてくる可能性も十分に考えられる。

場合によっては、てんねん持ちを用意して対策する必要も考えられるだろう。

最強のジュカインで使用したピクシーやこおりorフェアリーテラスラウドボーンがいるならそれを持ちだすのも手である。

…とはいえ、上記の通り今回の難易度は★5であり、過去に開催された同じく禁止伝説が相手であるディアルガレイドでは元タイプ一致はがね技で弱点を突かれるフェアリーは勿論、元タイプ&テラスタイプ一致ドラゴン技で弱点を突かれるはずの原種ヌメルゴンサザンドラですらクリア報告が挙がっていたため、難しく考える必要はないかもしれない。

※攻略可能ポケモン扱いに関しては最強のゴウカザルコメント欄で議論が交わされており、向き不向きを問わず「最有力候補」「レイドの嫌われ者」といった極端な記述は控えるよう願います。また、明らかに不向きなポケモンを自身で検証もせずカタログスペックだけで判断したり、「SNSで見たから」等の理由で推奨するいい加減なユーザーも存在しますので、実際に使用した上での記述をお願いします

アタッカー枠

(※レイド開始までは記載しないで下さい)

サポート枠

マルチ専用枠

非お勧めポケモン

まず前提としてタイプ相性を全く考慮しない選出は言語道断

レックウザの元タイプはテラス含めひこう・ドラゴンのため、どちらかに弱点を突かれるタイプ選出は避けた方が良い。

いずれもひこう・ドラゴン技で弱点を突かれるので論外。特にパッケージ伝説のコライドンミライドン、ひこう4倍弱点のキノガッサヘラクロスハハコモリ

ただし、レックウザの技構成次第であるが複合タイプでひこう・ドラゴン技を等倍以下に抑えられるポケモンは例外である。

「じしん」や「10まんボルト」等が採用されていなければいずれも弱点は突かれないかもしれないが、ドラゴンにこれら3タイプの技は半減されるため論外。特にドレイン技戦法前提のソウブレイズハラバリー

どうしても使いたい場合は、最低でもテラスタイプの変更と「テラバースト」の習得だけは済ませておくこと。

フェアリー複合のマリルリアシレーヌはまだ戦えるだろうが、デデンネは(一致技を両方半減以下にできるとはいえ)レックウザにぶつけるには種族値が心許ないか。

  • 耐久が低いポケモン

今回のレックウザはHP以外Lv.75時点でのステータスしかないとはいえ、上記の通り「こうげき」・「とくこう」共に150と非常に高いため、耐久に穴があると思わぬ大ダメージを喰らってしまう。

よって、耐久に自身がないポケモンは非推奨。

  • 「ドレインキッス」以外のドレイン技戦法

普段のテラレイドでよく使われる戦法であるが、テラスタイプがドラゴンのため、「ドレインキッス」、「きゅうけつ」、「ドレインパンチ」、「ゆめくい」以外は半減してしまう。

残る「きゅうけつ」と「ドレインパンチ」は使用者の多くが弱点を突かれ、「ゆめくい」は眠りとの併用が必要な上にデバフを消してしまうため、非推奨。

そもそもレイドの仕様上、自分以外のプレイヤーやNPCとの手番もあって実質1ターンに4回行動しているようなもので、ねむり解除の乱数を引き当てやすいため、ゆめくいを使う前に起きる可能性がかなり高いのでかなり使い辛い(というか、今までレイドバトルにおいて催眠戦法がオススメに挙げられない時点で実用性はお察しである)。

「ドレインキッス」だけはレックウザの弱点を突けるため一考の余地はある。

チオンジェンは「こうげき」を下げられるがひこう技で弱点を突かれ、パオジアンはタイプ相性で有利であるが、特性で味方の「ぼうぎょ」を下げてしまうため論外。

イーユイも特殊技が採用されていた場合は利敵となってしまうため避けるべきだろう。

残るディンルーはレックウザの技構成次第では活躍出来る可能性はあるが、ニンフィアハバタクカミ等の特殊アタッカーを選出しようとしているプレイヤーに迷惑をかけてしまうのが懸念点か。

報酬

ディアルガやパルキアのレイドと同じ仕様と仮定すると、報酬は★5にもかかわらず★7とほとんど同じというかなり破格な仕様になると思われる。

個体値は従来通り4V保証かつ配置がランダムで変わるものと思われるが、性格に関してはディアルガ・パルキアの時のように固定なのか、ウネルミナモ・テツノイサハの時のようにこちらもランダムで変わるのかは現状不明。

余談

色違いのレックウザが何らかの方法で配布されるという情報自体は以前からネットなどで出回っていたが、いずれも信憑性に欠ける内容であったため、信じていたプレイヤーは少なかった。

しかし、今回の情報公開により、正式に色違いレックウザのレイドの開催が告知された事で、本当の情報として受入れられることとなった。

ちなみに以前からネットなどで出回っていた情報では最強レイドとして扱われていた事が多く、もしも本当に最強レイドであった場合は最強のミュウツーよろしくソロプレイではほぼクリア不可能な理不尽な仕様となっていた可能性が高い

蓋を開ければ★5のイベントレイドであったため、この心配は杞憂であったが、およそ1ヶ月に渡り準備のためのイベントが行われるなど、最強のミュウツーの時と同じような流れになっているのも事実であり、通常の禁止級★5レイドと最強レイドの中間的な位置づけになっていたと見ることもできる。

レックウザ自体はパルデアとはあまり縁の深くないポケモンであるが、敢えてこのタイミングで選ばれたのは

といった理由があったからではないかと考えられる。

関連動画

告知動画

今回のイベントは、わざわざ専用の告知動画も制作されるなど、かなり気合の入ったものになっている。

制作を手掛けたのは、クリエイティブ企業の異次元TOKYO。ポケモンシリーズでは、ポケモンマスターズの周年記念動画を手掛けていることでもお馴染みである。

動画の内容は、黒いレックウザが優雅に飛び回りながらパルデアの各地を巡るというもの。

主人を含むゲーム中の登場キャラクターもあちらこちらに登場しており、ゲーム本編では拝むことができなかった彼らの日常生活の一端を垣間見ることができる。

残念ながらDLCの登場キャラは出てこないものの、とある3人が映り込むシーンはDLC後編やり込んだプレイヤーであれば思わずニヤリとするものになっている

その一方で、「レックウザの大きさがゲーム内と比べて明らかにデカい」「あれだけ堂々と空を飛んでいるのに誰もレックウザに目もくれずにスルーしている」「本来はホウエン地方伝説のポケモンだったのに、さもパルデアの伝説のポケモンのようにふるまっている」等と一部ではネタにされているとか。

編集者:ophion
編集内容:個人的には対策用ポケモンのレイドのラインナップの中にドオーが混ざっているのが気になるんだよなぁ…