概要
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに登場する戦闘ロボット。
本作における初見殺しの代表格であり、焦燥感を煽るBGMと合わせて多数のプレイヤーに強烈な第一印象を植え付けた。
元々シーカー族が対ガノン兼防衛用兵器として開発した自律行動ロボット兵器だったが、本作の100年前に復活した厄災ガノンの怨念によって制御系統を乗っ取られた結果、民間人を見境なく襲う脅威となった。
なお、本作に登場するハイラル王はガーディアンを快く思っておらず、あるガーディアンに対して「得体の知れない」と険しい顔を見せている。
動き回ってレーザーを放つ古代遺物系エネミーということでゼルダシリーズ常連のアモスやビーモスを彷彿とさせるが、敵キャラとしてのコンセプトの元となったのは初代ゼルダの伝説のオクタロックである。発端は本作のディレクター青沼英二の発言で、青沼氏にとって初代のオクタロックは大きく見えるうえ動きもトリッキーで嫌な敵という思い出があり、「そんな感じの敵を作らないか」とスタッフに言ったら最終的にこんな形に仕上がったとのこと(開発者インタビュー)。
デザインに関しては、本作の古代シーカー族系列デザインが縄文文化をモチーフにしていると明言されているため、見た目からしてモデルは縄文土器であろう。
図鑑などでは魔物の扱いだが、他のボコブリンなどの魔物との同族意識は皆無。レーザーに巻き込まれようがガーディアン側は全く意に介さず、リンクを発見していないときは魔物からの攻撃にもレーザーで反撃したり、中ボスクラスの魔物からダメージを受けた場合はリンクを発見していても攻撃対象が一時的にそちらへ切り替わる。
魔物側もガーディアンを危険な敵と認識しているらしく、ガーディアンが近づくと一様に逃げ出す(ライネルすら飛び退く)。
- 装甲
神獣や祠と同様に、遥か昔の失われた古代技術で造られた素材で構成されている。
この素材でできたパーツは水に浮くほどの軽量さで、かつ一万年以上使われていても磨り減らないほどの凄まじい強度を持つ。
後述の歩行型の機動力が高いのも、飛行型が空を飛べるのも、総じてやたら硬いのも、この素材の特性による恩恵が大きいのだろう。耐用年数も非常に長いようだ。
- ドロップ品
古代のネジ | |
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古代のバネ | |
古代のシャフト | |
古代の歯車 | |
古代のコア |
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古代の巨大なコア |
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- 性質
戦闘モード(警戒状態も含む)に入った際にはメイン画像のように機体が赤紫色に発光する。ちなみに本来のガーディアンの発光色はオレンジであり、この正常に稼働している大型ガーディアンの姿はウツシエのゼルダの回想シーン、DLC追加後の一部の地域で確認することが可能。
センサーは正面のみなので頭上や真後ろは死角だが、音も感知するので口笛やダッシュをすると振り向く。逆に言うとダッシュするか視界に捉えられない限り反応しないものの、歩行型の場合ダッシュしないと追いつけない。地上で死角から近づいて奇襲するには行動パターンを把握しないと難しいだろう。
そして正面の視認距離は通常の魔物の比ではなく、プレイヤーが気づく前に発見してくることもザラにある。
未発見状態であっても、弓矢で攻撃すると攻撃位置を正確に把握してレーザーで反撃してくるため遠距離から削るのも難しい。
また攻撃だけでなく「回避」もAIに含まれているようで、弓矢を弱点のモノアイに向けると歩行型の場合は急に横に移動する、飛行型と砲台型は頭部を伸縮させるなどによりモノアイへの攻撃を避けようとする挙動を行う。また戦闘中は常に一定距離をキープするように立ち位置を調整する。
- 兵装
ほぼ全種を通じて視覚センサーを兼ねた単眼(モノアイ)からのレーザーを主兵装とする。
特に大型タイプが主として扱うレーザーは強力無比で、殆どの盾はどの距離でも一発で破壊される。直撃に耐えうるのは後述の古代兵装・盾、ハイリアの盾、太陽の盾、耐久アップ効果付きの王家の盾のみで、後者2つについては2発目で壊されてしまう。
回避しようにもレーザーの弾速は圧倒的。発射直前までこちらに照準を合わせ続け、さらにレーザー着弾時に(空中ではリンクが居た場所で)巨大な爆風まで発生するため、ある程度離れてないと移動速度アップをかけたダッシュでも避けきれない。十分な距離を取るというのもガーディアンの足の速さ、そして一定距離を保つAIゆえに困難。
ダメージも驚異的。序盤の装備だと一撃でハート14個以上(+属性ダメージ)を持っていく。本作には体力満タンからだと一撃死はしないという救済措置があるが、ガーディアンのレーザーは当たるとまず炎上ダメージを受け、直後に直撃ダメージを食らうという二段構造になっているため、この仕様が適用されず即死してしまう。
射程も非常に長く、大抵の場合ガーディアンが描画される≒既に向こうの射程圏内である。個体によっては離れて消えるギリギリの距離(ゲームシステム上、描画限界距離は出現する時より消える時の方が若干長い)なら射程圏外になることもあるが、狙って行動しないとまずそうはならない特殊例。
攻撃対象との距離があまりに近いとレーザーを連発し、強引に距離を取ろうとする。
強力無比なレーザー攻撃だが、盾のガードジャストで跳ね返すことができる。威力が高いレーザーをそのまま跳ね返して大きく体力を削り、しかも爆発でガーディアンの体が傾き一時的に移動できなくなる。ガーディアン対策としては一番効果的。
タイミングはやや難しいが、成功すれば盾は壊れないので盾であれば何でも良い。
また発射前に赤色の照準用レーザーを照射してくるが、追尾性能は非常に高いものの地形を貫通しないため、障害物に身を隠すと視線を切ることができる。しかも見失った地点へ移動して確認しに来るため、奇襲のチャンスが生まれる。
- 新機能
2017年6月30日に実装された“マスターモード”においては、レーザー発射直前のチャージ時間に不定期にフェイントを混ぜるようになる。これのガードジャストに失敗すると直撃して倒れてる間に体力が自動回復してしまうため、今まで以上に厄介な敵と化している。
バリエーション
大型クラス
- 歩行型ガーディアン
HP1500
amiiboのモデルにもなっている最もメジャーなガーディアン。
非常に高い悪路走破性能と対環境性を持ち、乾燥地帯や草原はもちろん、雪原、火山地帯、海岸でもその姿を確認できる。
平時は停止しているか一定範囲を巡回している。巡回時はプレイヤーのダッシュより少し遅いくらいのスピードで移動し、決まった場所で一時停止して周囲を見回すという感じだが、偶にノンストップで動き回る個体もいる。
地上で活動する敵の中でも屈指の機動力を誇り、距離を取りながらレーザーを発射してくるため、真正面から斬りかかろうとしても大抵は当てる前に撃たれる。
障害物が殆どない平地で遭遇すると逃げ切るのが困難であるため、ハイラル城の周辺は特に注意して行動する必要がある。
一見風化していたり、最初から脚が数本もげていても稼働する個体が居るため、近寄る前にビタロック+やウツシエ機能で動くかどうか確認するのもよい。
脚部を切断すれば移動力を低下させ、怯ませることが出来る。同時に少量ではあるが古代素材もドロップする。ただし、脚部を破壊するとレーザー発射時に大きくのけぞるようになるため、反射レーザーが弱点に直撃しにくくなる点には注意。
ちなみに脚部破壊などでひっくり返した時に見られる底面の青い部分も弱点になっており、そちらの方でも古代矢の一撃で破壊可能。
他の移動型タイプも同様だが、機械ゆえに水には弱いのか、全身の殆どが水か溶岩に浸かり続けるとショートして爆発してしまう。ドロップ品は全て水に浮くので、水面に落ちても回収可能。
実は頭に乗ることができる。センサーの死角になるので認識されなくなるのだが、なぜかリンクの乗っている位置に応じた特定の方向に動き続ける(重量自体は感知していて振り落とそうとしている?)。
- 飛行型ガーディアン
HP1500
歩行型を改良してひっくり返し、取り付けた3基のローターでの飛行を可能とした空対地型ガーディアン。ドローンに似た外見。
個体ごとに決まった範囲を周回し、サーチライトでプレイヤーを索敵し、首を伸ばして空中からレーザーを放ってくる。
空中からの砲撃を行うべく、センサー部を真下にも向けられるように頭部中央が縦に可動するように設計されている。
また、前述の底面の弱点はシーカー族の紋章があしらわれたフタで防御されているのだが、古代矢を当てると一撃で倒せるのは変わらず。
レーザーを跳ね返そうにも上空で揺れているため反射のタイミングが合わせづらく、反射したレーザーが当たらないこともよくある。後述の古代矢でセンサーを狙撃して撃墜することも可能だが、慣れと技術が必要。
ローターを全て破壊して墜落させれば安定してレーザーを跳ね返せるが、1基壊すのにバクダン矢でも5本以上(古代矢なら1本~2本程度)打ち込まないと壊れない。
飛行能力はかなり高く、ダッシュで追いつけない。プロペラ1基だけでも滞空状態を維持することができ、あろうことか本体が傾いてぶら下がったままの体勢で撃ってくる。
攻撃したりサーチライトに当たらなければ敵対しないが、上空から見られているので、発見されると振り切るのは困難。
- 砲台型ガーディアン
HP1500
歩行型から脚部をオミットしてコストを削減し、拠点防衛用の固定砲台とした地対空・対地型。
砲撃時に胴体が伸びるほか、飛行型と同様の頭部構造によりセンサーがある頭部中央が縦に回転するため、ほぼ真上にも砲撃する事が可能なほどの広い射角範囲を有する。
チャージ時に回転する耳のようなパーツや伸縮する頭部など、どちらかと言えば飛行型に近い機体とも言える。
通常はハイラル城に防衛用で設置されているが、DLCを追加すれば一部の地域にも出現するようになる。
配備されている砲台型は相当な数で、周囲には飛行型等も彷徨いているため警戒が必要である。ガードジャストに自信がなければ古代矢を多めに持ち込むべきだろう。
- 朽ちたガーディアン
100年前に厄災で乗っ取られたが、ゼルダの力で怨念が除かれて強制停止し、長い年月を経て朽ちた歩行型の残骸。
ハイラル各地に当時の姿のまま存在しており、近寄って調べたりアイスメーカー等でひっくり返すと一回だけパーツをランダムで入手できる。
しかし中には完全に機能停止しておらず、100年を経ても内部機構がいまだに稼働している機体もいる。近づいたり攻撃を加えると再起動し、攻撃行動を開始する。脚部が動かないかなくなっているので移動こそできないが、レーザー自体は通常と同じ性能を持つ。
特に始まりの台地での初遭遇時には専用のムービーまで用意されており、プレイヤーに恐怖を叩きつけてくる。
外観は完全に残骸と同一であるため目視での判別はほぼ不可能。ビタロック+やウツシエを起動すると、稼働している個体は敵として表示されるので見分けがつく。稼動したまま周囲を索敵している個体も存在しており、こちらは遠目からでも頭部を動かしている他、センサーが青く光っている。
なお、停止状態の個体も、一旦戦闘モードに入った後やビタロック+をかけられた後は、センサーこそ光らないものの稼働個体と同じ状態になる。
索敵方法は稼働状態か停止状態かで異なり、稼働状態では他のガーディアンと同じように正面のセンサーで視認し、停止状態ではリンクが一定距離近づくと起動して振り向いてくる(これは停止状態の歩行型も同様)。前者は正面にいるとかなり距離でも発見されるが死角なら簡単に近づける、後者はどの方向にいても近づくと戦闘モードになるが逆に近づかなければ無害という違いがあるので、状況に合わせての対応が求められる。
レーザーの威力と射程は健在だが、長い年月を経て外装が風化しているために耐久力はHP500にまで低下している。
攻撃力が1桁~10程度の初期武器では破壊は難しいが、ガードジャストによるレーザー反射なら1回で破壊可能。落とすパーツは5個程度で、コアは落とさない。
小型クラス
- 小型ガーディアン
試練の祠や神獣内部での戦闘訓練用や警備用などに使われている歩行型の小型機。
歩行型の脚部とレーザー発射機構が流用されており、低威力のレーザー弾を単発で発射する攻撃を行ってくる。
基本的に通常の祠で遭遇する小型はHP100で、過半数の攻撃手段がレーザーのみとなっているが、個体によってはガーディアンナイフ/ランス/アクス/ガードで武装しており、対応した攻撃モーションで戦う。
マスターモードではこの通常の祠を徘徊している大半の小型ガーディアンが後述の序位・中位ガーディアンに置き換わり、体力も自動回復する。
- 力の試練
謎解きが主だった試練の祠とは異なる試練の名称。
プレイヤーの戦闘技術を磨く名目で、近接戦闘向けに改良された小型ガーディアンと1対1の戦闘訓練を行うという内容。
位には“序<中<極”の三段階があり、段階ごとにガーディアンの耐久力が上がって硬くなり、所持している武器の攻撃力も上がっていく。
前述の武器を個別に使い分け、時折回転攻撃やレーザー連射・回転発射を仕掛けてくるほか、体力の減り具合によっては大型タイプと同等クラスの高威力レーザーを連射するなど、戦闘はそれなりに多彩。氷の上に逃げてもレーザー照射で破壊してくる。
戦うステージは複数の石の柱が設置されたフィールド、地面に金属の塊が埋め込まれたフィールド、水辺の三種類があり、それらの要素を上手く応用すれば戦闘が苦手でもある程度有利に戦える。先述の通りガノンの支配下に置かれてこそいないものの、赤い月が昇ると他の魔物や大型ガーディアンと同じく復活する。
- 小型ガーディアン(序位)
ツルツルヘッドが特徴の一番初歩的な小型ガーディアン。姿こそ警備用と同じだが試練の内容が内容だけに例外なく武装を所持している。腕が数本もぎ取られており、武器は多くても盾を含めて1~2個程。体力的にはHP375と低めであるため、カカリコ村での訓練を受け、且つ武装もある程度揃えていればさほど苦戦することはない。
因みにカカリコ村のガーディアンはチュートリアル専用の白い小型ガーディアンとなっており、赤い月で復活しないためかなり貴重。
- 小型ガーディアン(中位)
頭に耳のような飾りが付き、武装を平均的に複数所持している小型ガーディアン。
体力はHP1500で、大型タイプと同等。
武器や盾は性能が一段階上がった『+』を装備。
中間に位置する仕様だが、耐久力は序位より4倍に上がっているため、倒すまでに兵士クラス以上で攻撃力が10~20以上くらいの武器を複数本消し飛ばすことになる。
マスターモードでは前述の通り謎解きの祠の中に配置されていることもあり、倒せば小型コアを落とすことがあるが、装備が乏しい序盤はハメでもしない限り一体倒すことすら困難である。
- 小型ガーディアン(極位)※上画像
頭頂部に更にトサカが付いたガーディアン。
序位や中位は中盤以降は楽に攻略出来るものの、この極位に至ってはいきなり体力がHP3000(初期のライネルがHP2000)と大幅に増加している。
武器や盾に関しては最大強化された『++』3個持ちしか存在しない。
序盤で何も知らずに祠に入って挑み、武器が全部枯渇しても半分(場合によっては3分の1以下)も体力が削れていない姿を見せ付けられて軽く絶望感を味わったプレイヤーは数知れず。
- 余談
戦闘用に改良されているとはいえ、あくまで訓練用なのか、攻撃モーションは遅めで隙が大きいので、武器を充実させてタイミングを見極めれば回避ラッシュなどで一方的に戦える。
どういうわけか属性攻撃が有効(通常のガーディアンは一切効かない)なので、電気の矢などで痺れさせてハメ倒すことができる。一部の祠では水没させて即破壊することも可能。
系列機
- プルペラ
飛行型の亜種。
神獣ヴァ・ルーダニアが放ってくる偵察特化型のドローン。
本体に攻撃機能は無いものの、飛行型ガーディアンと同じくサーチライトでリンクやユン坊を捜索する。
発見されるとヴァ・ルーダニアが火山弾による攻撃を行ってくるので発見されないようにしよう。
飛行型のプロペラを転用したような廉価版であるため、耐久力は飛行型と比べて低下しているが、それでもHP1000という数値なのでまともな攻撃では撃墜は難しいが、シーカーストーンのバクダンで一撃で撃墜できる。
周囲には鉄の扉やコンテナが設置されており、それをマグネキャッチで掴んでサーチライトを遮ったり、本体に叩き付けることでも対処可能。
あまりにコスパが悪いが、古代矢でも楽に叩き落とせる。
一部の場所では大砲で撃墜することも可能だが、タイミングの関係で時間が掛かる。
ここで写し絵を撮り損ねるとハテノ古代研究所でルピーを払わないとハイラル図鑑に登録できなくなる。
- ヴァ・メドーの砲台(正式名称不明)
神獣ヴァ・メドーが機体周囲に展開するオプション兵器。
バリア発生装置と迎撃用の砲台を兼ねており、ヴァ・メドーの機体をバリアで防護する他、接近する外敵をレーザーで迎撃する機能も有している。
レーザーの特徴や外装の装飾、そして何より射撃前に赤レーザーで照準を合わせてくる辺り、ガーディアンの系譜に当たるか、あるいはガーディアンの技術が転用されている武装である可能性が高い。
- ビーモス
シリーズで似たような立ち位置にいた敵キャラのビーモスは今作でも登場するが、今回は破壊不能なギミックオブジェクトとなっている。
一部の「試練の祠」に設置されておりレーザーを一方向に放ち続けている。
当たれば当然ダメージを受けるが単なる障害物という訳ではなく、遮蔽物やビタロック、動く土台などを利用しレーザーを目当てのスイッチに照射し起動させるのが主な使い方。
没案
- 巨大ガーディアン
公式資料集において言及された、没案となったモデル。
レーザー砲(恐らくはモノアイ)を多数装備した、要塞のような巨大なガーディアンだったらしい。
主な出現場所
中央ハイラルとアッカレ地方が主な行動エリアで、それ以外の地域ではちらほらと姿が見える。
逆にハテノ砦以東やゾーラ川周辺、ゲルド砂漠の砂漠地帯などには出現しない。ハテノ砦はリンクが命懸けで死守し、ゾーラ川付近は高い岩山に囲まれているためガーディアンの侵入が困難とゲーム内で明言されているが、それ以外の方面もよく見ると高い山や深い谷、巨大な湖などガーディアンの移動を阻害しそうな地形があり、実際火山の登山口や谷底の神殿などに残骸が多くあることから、ハイラルが大厄災で辛うじて全滅を免れた要因の一つとして窺える。
始まりの台地
- 東の神殿跡(朽)
多くの初見プレイヤーが最初にガーディアンに遭遇するであろう場所。稼働する機体が最大3機ほど紛れ込んでいる。そのため、ガーディアンを避けて祠にアクセスする場合は、裏から回り込むことになる。
中央ハイラル
- ハイラル平原(歩行・飛行・朽)
おそらく最もガーディアンを目にするであろう場所。
上記の通り、身を隠す場所が少ないため、一旦遭遇すると振り切るのは困難である。装備が整っていないうちは中央ハイラル(特にコモロ池北の街道よりさらに北側の範囲)はできるだけ歩かないようにすることが吉。
- 平原の塔(歩行・朽)
ハイラル平原にあるシーカータワー。
地形的な障害こそ少ないものの、塔周辺に朽ちたガーディアンが2機居座っており、また歩行型も2機ほど徘徊している。それに加え、南方の丘にある鉄柱付近にも朽ちたガーディアンが1機配置されている。
塔はどの面も2機の朽ちたガーディアンのどちらかあるいは両方の索敵範囲に必ず収まっており、柱の途中にある足場のわずかな安全地帯を除いて常に赤い照準レーザーを浴び続けることになる。序盤は難所となり、中盤からは稼ぎスポットとなる塔の一つ。
- ハイラル森林公園跡(歩行)
ボッチ橋とフェンサ橋付近に歩行型が1機ずつ配置。
また、一応この付近にある古代柱の周囲を飛行型が巡回しているが、比較的高い場所を巡回しているのでエンカウントはほぼ無いと思ってもいい。
但し夜間にはボッチ橋付近をスタルヒノックスも徘徊しているので乱入に注意。
- ハイラル城下町(歩行・飛行・朽)
ガーディアン密集地帯その1。
これまた不特定多数の歩行型と朽ちたガーディアンが稼働・待機状態で居座っている。その周辺の小島や城壁周辺では飛行型が彷徨いている。数が多いので緊急時用に古代矢の持ち込みは必須。
- ハイラル城(飛行・砲台・朽)
ガーディアン密集地帯その2にして、本編最難関となるラストダンジョン。敷地内には夥しい数のガーディアンが配置されている。裏を返せばパーツ稼ぎスポットにもなる。
- ハイラル軍演習場跡(朽)
森林の塔の南側、沼の縁に朽ちたガーディアンがいる。
- 忘れ去られた神殿(朽)
ガーディアン密集地帯その3。
ヘブラ地方との境界線にあたるククジャ谷の底にある神殿。神殿内には無数の朽ちたガーディアンが潜んでおり、リンクが神殿に侵入すると一斉に再起動する。倒せないこともないが、パラセールを使って進んでいくエリアのため、所々上昇気流に乗ったり軌道をずらしながら飛ぶとレーザーをかわせる。
アッカレ地方
- ローメイ島(歩行・飛行・朽)
ガーディアン密集地帯その4。
迷路内に待機型の歩行型が1機・朽ちたガーディアンが1機待ち受けており、島上空は4機の飛行型が徘徊している。地下には朽ちたガーディアン4機と、歩行型2機が潜んでいる。
地下にあるダイヤの頭飾りが入った宝箱を開けると4機の朽ちたガーディアンが一斉に再起動するので注意。
- ターリン湿地(歩行・朽)
アッカレ砦とイチカラ村の間にある湿地内を歩行型が2機徘徊。
何らかの神殿であろう建造物跡付近には、朽ちたガーディアンが1機居座っている。
- チクルン島周辺(飛行)
チクルン島周囲を飛行型が徘徊。撃墜しても海に落ちてしまうので、パーツの回収は面倒。
- オルドーラ盆地(飛行)
力の泉の入口があるオルドーラ盆地内を飛行型が3機徘徊している。泉に用がある際は、盆地を避けて裏から直接回り込むといい。但し起伏の多い地形なので、飛び降りながら古代矢で打ち抜くことにより比較的楽に倒せる。
- アッカレ古代研究所前(朽)
アッカレ研究所の手前に岩場に隠れる形で朽ちたガーディアンが1機稼働している。古代炉から火を持ってくる際は先に破壊しておくのも手。
- キタッカレ海岸(歩行)
砂浜を砂塗れの歩行型が2機徘徊している。リザルフォスも居るので横槍に注意。
- アッカレ砦(飛行・朽)
ハイラル軍が最後の抵抗をした砦。上部へ登る通路上を飛行型が合計4機徘徊しており、また砦の最上部には朽ちたガーディアンも1機居座っている。
飛行型のサーチライトが近づくとボコブリン達が大慌てで逃げる様も確認できる。彼らにとってもガーディアンは危険なものだと認識されている模様。
ハテール地方
- クロチェリー湿原(朽)
100年前にリンクが力尽きた場所である湿原。
無数の残骸が今もなお残っており、それに紛れて馬宿付近とハテノ砦付近に1機ずつ稼働する機体が残っている。
- サハスーラ平原~メープル高原(歩行)
双子山北側方面。歩行型がサハスーラ平原に2機、メープル高原に1機配置されている。ハイラル王の指示を無視して双子山の中を通過せず、双子山の塔から一直線にカカリコ村へ行こうすると、進路上にいたガーディアンの猛攻を食らうことになる。
- アージェ台地とその周辺(歩行・朽)
双子山南側方面。
アージェ台地に停止状態の歩行型、そこからビトゥオ谷を挟んだ西側に朽ちたガーディアンが1機ずついる。歩行型は停止こそしているものの、他の地域の個体と違って表面が奇麗なので、見分けは容易につく。
その他の地域
- タバンタ大橋西側(飛行)
タバンタ大橋西側にある、ギシの丘と古代石柱群のある山の間にある谷を飛行型が2機徘徊している。
道幅が狭いのでサーチライトを避けるのは容易ではないが、タバンタ大橋からガーディアンが出現する前にスピード2または3の馬を自動かつノンストップで襲歩させていればタイミングよくサーチライトを潜り抜けてくれる。
ただし正面を向いておかないとガーディアンの出現タイミングがずれるので発見される。
また、ここのガーディアンは珍しくNPC(平原外れの馬宿のウドー)が存在に触れてくれる。
- デスマウンテン登山道(歩行)
歩行型が温泉湖付近と、オルディンの塔付近の高熱地帯に1機ずつ配置されている。中央ハイラル以外では唯一街道(山道)上に陣取っている歩行型である。特に高熱地帯の個体は狭い範囲をノンストップで往復しているので、隙を突いて通り抜けるというのが難しい。
- ゲルド高地周辺(歩行・朽)
東ゲルド高地のスタルリ大地とペリド関所跡に一時停止しないタイプの歩行型が1機ずつ徘徊しており、東ゲルド高地にも停止状態の歩行型が1機潜伏している。
さらに南ローメイ城の南部にある高地にも歩行型や朽ちたタイプが居る他、モルダバ山にも朽ちたガーディアンが潜伏している。
また北方面の高地のツァボ雪原のドクロの上側に朽ちたタイプが1機だけ稼働している。
- ラネール湿原(歩行)・コモレビーチ(歩行)・ビロン雪原(歩行)・ウォルナー山(朽)
湿原のボヌン島に稼働状態の歩行型、フィローネ地方南部の海岸とヘブラ山脈の雪原に機能停止状態の歩行型、北ローメイ城跡南西のウォルナー山中腹に朽ちたガーディアンが1機ずつ残存している。
砂埃や苔に覆われたガーディアンは数多くあれど、雪を被った歩行型はビロン雪原の1機のみというレア物だったりする。
DLC限定
- 剣の試練
DLC第1弾の追加ダンジョン。
一部のフロアにガーディアンが存在。勇者の試練として古代のシーカー族が用意したものなのだが、なぜかガノンの怨念に支配された状態である。
- ゾラ台地(飛行・砲台)
DLC第2弾で出現。
飛行型が3機、中心に砲台型が一機。
英傑の試練の一つだったという。かつてミファーもソラ台地のガーディアンと戦い倒したのだろう。ちなみにここでのガーディアンは禍々しい赤紫ではなく本来のオレンジとなっている。
- 試練の迷宮
DLC第2弾にて追加。
とある地下施設にゾラ台地と同じオレンジ発光の小型、飛行型、砲台型が点在している。こちらも発光色は正常な色であるオレンジ。
対策
序盤に遭遇出来る敵としては体力が不釣り合いに破格で、それでいて攻撃力が非常に高いという典型的な「強敵」の一種。
ダメージ軽減能力などを持っているわけではなく、武器の攻撃力はそのままダメージに反映されるため、極端に言えば木の枝でも倒そうと思えば倒せるのだが、その圧倒的な耐久力の前に武器の在庫が尽きるか、反撃でこちらが先にやられるのが大体のオチである。しかし弱点もあり、レーザーを発射するモノアイセンサーに矢を直撃させれば長時間怯んで攻撃行動がキャンセルされるため、こちらを狙い出したら矢で目を撃ち、怯んだら殴るを繰り返すという戦法が有効。
ビタロック+で動きを止めるのも、 特に歩行型相手には重要な戦術の一つ。
視認範囲はセンサーが向いている方向だけであり、音もダッシュや口笛などさえしなければ全く感知されないので、体力も少なく強力な武器もロクに無い序盤は戦おうとせず逃げるか隠れるのが得策。仮に発見されても、物陰に隠れたり適当なもので視線を遮ったりして視界から外れれば簡単にこちらを見失い、暫く経過すれば元居た場所へ帰って行く。
ガーディアンは大型モンスターと同様、攻略進行度による強化が無い。なので、序盤は突出した強さを持つものの、終盤はむしろ他の雑魚モンスターのインフレに追いつかれる格好になる。
プレイヤーにとってもそれは同じであり、装備を充実させプレイスキルを磨いた後なら、初遭遇時のトラウマを払拭するほどの格好の獲物と化し、最初は歯が立たなかった主人公が実力をつけてリベンジを達成するという、さながら少年漫画の敵役のような姿を見せてくれる。とはいえ、複数体を同時に相手取るとなると相変わらず強敵なので、ハイラル城下町周辺では最後まで要注意となる。
ちなみに歩行型の足や飛行型のローターを全て破壊すると、実は金属をキャッチした状態でなら、ガーディアンを押して動かす事が出来る。
歩行型は大型の金属箱でないと狙われ続けるリスクが高いが、飛行型の場合は後ろから回り込めば武器や盾などの小さい金属でも問題ない。
- 有効兵器
本作のマスターソードはガノンの魔力を帯びた場所や敵と対峙すると刃が光り、攻撃力が60に跳ね上がるが、これはガーディアンを相手取ったときも有効となり、高いダメージを与えることが出来る。それでも大型クラスなら最低25回は本体を切る必要がある。
剣を抜いた状態(抜き身)でガーディアンに近づくと白色に発光する。試練の祠のガーディアンはガノンに乗っ取られていないためマスターソードは反応しない。また剣の試練極位を完走すると常時覚醒状態になるため、この演出は決戦以外では発生しなくなる。
他にもカースガノンやガーディアン系に対してダメージ特効補正が発動するガーディアン系装備(小型ガーディアンを倒して奪い取る武器)と古代兵装シリーズも有効打となる。特に古代兵装には弱点に打ち込むと一撃で倒せたり、構えるだけでレーザーを完璧に跳ね返してなお何度も耐えられるというとんでもないものが存在する。
朽ちたガーディアンの場合、古代鎧での補正も合わせて古代剣で5回斬れば倒せるので、下手すればレーザーを反射するよりも早く倒せることがある。
手順を踏んで北東の辺境へ行けば、試練の祠の小型ガーディアンを除いた全てのガーディアンのモノアイに直撃させれば、どんな弓でも一撃で撃破可能な威力を誇る対ガーディアン用兵器「古代兵装・矢(通称:古代矢)」が製造出来るようになる。
ただし製造にはガーディアンを倒すか残骸を調べて入手するシャフト・バネ・ネジに加え、通常の木の矢とルピーが必要であり、バクダン矢以上にコストがかかる代物。安定して入手するには必然的に大量のガーディアンを狩らなくてはならない。
防具に関してだと、最もガーディアンから受けるダメージを少なくできるのは意外にも耐火装備一式。何故かというと、ガーディアンのレーザーは直撃だとどんなに強化した防具(古代兵器耐性アップの補正も含む)でも最低ハート2個+爆発系属性ダメージ(ハート1個半)を受けてしまうのだが、強化した耐火装備はセット効果で爆発のダメージを無効化できるからである。といっても実質ハート1個半分ダメージが減るだけなので、古代兵装の攻撃特効などと天秤にかけるほどのメリットではないが…。
- 補足
古代矢はガーディアン以外の敵にも当然ながら使用可能であり、画面上に名前とゲージが出てくるフィールドの中ボス(ヒノックス・イワロック・モルドラジーク系)以外の敵や動物ならば、命中させるだけで防御を無視して跡形もなく消滅させる。
これはフィールド上最強の敵であるライネルも例外ではないのだが、所持している武器やドロップアイテムも諸々消滅するため、文字通り影も形も残らない。
リンクとガーディアン
100年前の大厄災において、各地のガーディアンが暴走し、ハイラルを滅亡に追い込むまでの甚大な被害を及ぼしたのだが、いくつかの場所には大量のガーディアンの残骸が存在する。
そのうちの一か所のハテノ砦周辺のクロチェリー平原はリンクが最後に戦った場所であることが後に判明する。
そこでのウツシエの記憶で見られるのは、多数の撃破された歩行型ガーディアンと、ボロボロになったマスターソードを持ったリンクが力尽きる瞬間であり、どうやらゼルダを庇いながらガーディアンと戦っていて、ついに封印の力に覚醒したゼルダがその力で数体のガーディアンを停止させたということくらい。
ところがアッカレ地方に住むガーディアン研究者のロベリーの回顧録の記述によると、リンクは数十体の(歩行型)ガーディアンを相手に戦い、それを撃破しながらもついに力尽きたと記されている。
ここでガーディアンの倒し方を考えてみる。
古代矢が開発されていない当時を踏まえて、ガーディアンに一番手っ取り早く有効な打撃を与える方法はレーザーを盾で弾き返すこと。
しかしそれでも満足に動ける歩行型を倒すには最低3回以上は跳ね返す必要があり、しかも当時のリンクは回想で見る限り常に盾を所持していないのである(最初は持っていたが途中で壊れてしまった可能性もある)。
つまりこの時のリンクはマスターソード一本でゼルダを庇いながら戦って数十体のガーディアンを撃破しているのだ。
回顧録の著者であるロベリー自身がこの光景を見たわけではないが、とある人物の師匠がゼルダを庇いながら戦うリンクをしっかり目撃している。
別の記憶で多数の魔物と、本作屈指の強敵であるライネルの死体を数体背景にしていて、それでかすり傷程度の負傷で済んでいるなど、当時のリンクがどれほどの実力者だったのかは想像に難くない。
ちなみに今作でのハイラルが”完全に滅びた”地は、ハイラル城でもハテノ砦でもなく、北東にあるアッカレ砦とされている。
そこでは生き残ったハイラル兵達が最後の抵抗を続けたが、ガーディアンの圧倒的な性能と物量により全滅したとされる。
厄災の黙示録では
未来から来たという小さなガーディアンが物語のキーパーソンとして登場する。
厄災復活前からストーリーが始まるため、序盤はまだシーカー族による修復作業中の状態。ただし、第一章で終焉の谷にてどこからともなく降ってきた怨念に取り付かれた1機が襲い掛かってくる展開がある。
また、未来から来たガーディアンによって残骸を一時的に起動させて利用することもある。
厄災復活後は歴史通り怨念に取り付かれ敵となり、ハイラル城を囲む柱から出現した無数のガーディアンがハイラル各地を襲い始める。
ちなみに柱からどうやって出てくるのか本作でようやく明らかにされた。その部分はトレーラーでも公開されている。
歩行型だけでなく、飛行型・砲台型・小型も一通り登場するが、時代が時代なので朽ちたガーディアンは出てこない。
また、本作オリジナルとして炎・氷・雷の属性を持った個体やストーリー終盤から出てくる怨念のガーディアンという強化版も存在する。
そして追加コンテンツ第一弾「古代の鼓動」にて、敵を薙ぎ払う本来のオレンジ色のガーディアンが登場し……。
戦闘能力
原作と同じくレーザーが主兵装だが、歩行型には足での薙ぎ払いやボディプレスによる衝撃波などの範囲攻撃、飛行型にはスピンしながらの突進攻撃などが追加されている。
火力はゲーム自体の仕様が違うため原作のような即死級ではないのものの、同作内では高い部類であり、特にレーザーはハートを強化していないと数発でやられてしまう。
耐久力は通常の歩行型の場合、同時期から出始める白髪のライネルや黒ヒノックス程は高くないため、ある程度レベルと武器の攻撃力があればスマッシュ回数は1回で事足りる。
移動速度は原作より遅めで、歩行型の脚は厄災復活後の個体なら一応破壊可能。
一部のキャラなら原作と同様、ガードジャストでレーザーを反射できる。こちらの武器の攻撃力等に依存するものの大体3~5回で倒せるうえ、原作よりもローリスク(失敗しても盾が壊れない)だが、レーザー以外の攻撃も行ってくるため効率はやや悪い。順当に武器を強化しているなら、レーザー反射自体で倒すよりも、それで出現させたウィークポイントゲージを削ってとどめを刺す方が大体早い。しかも複数個体から同時にレーザーで撃たれる状況も多いため、そもそもガードジャスト自体の難易度が高くなりがち。
なお、第一章に登場する個体はシナリオの関係から防御力が極端に高く、正攻法では終盤クラスの武器を以てもなかなかウィークポイントゲージを削れない。そのため倒すにはイベントをこなして弱体化させる必要がある。
ガードジャストならゲージ関係なくそれなりにダメージが入るが、それでも弱体化させず最初からそれのみで倒そうとしたら10回以上(初期クラスの装備なら20回以上)成功させる必要がある。
関連イラスト
関連項目
ゴーレム(Totk):続編で登場する、ゾナウ族が製作したロボット。
大半が厄災ガノンに乗っ取られたガーディアンに対し、こちらはリンクに攻撃はするものの一部を除いて大半が正常に動いていると言う点が異なる。
E.M.M.I.:メトロイドドレッドに登場する銀河連邦の探査ロボット。まともな攻撃が一切通用しない装甲、モノアイが弱点、銀河連邦に所属するロボットでありながら本作の黒幕に乗っ取られて主人公を襲ってくるなど、ガーディアンに似た面も多い。
ロボット兵:宮崎駿が監督した天空の城ラピュタあるいはさらば愛しきルパンよに登場する最悪の自立型兵器。無尽蔵とも言える大群が数となってビームを撒き散らし、ハイラル王国を滅亡させるシチュエーションは、天空の城ラピュタにて国防軍の要塞や軍隊を圧倒したロボット兵にも似ており、これに加えて量産型であるという恐怖と後暴走するという「現代的なロボットへの悪夢」の流れは「さらば愛しきルパン」に登場する「シグマ」に似ている。
巨神兵:風の谷のナウシカに登場する人が作り出した最悪の兵器。正確にはロボット型ではなく、人造人間のように思考して自立するタイプ(漫画版に登場)にガーディアンは似ている。太古の昔に巨神兵が火の七日間で地上を焼き尽くした後、そのことごとくが機能を停止するという流れは、一万年前に作られたものがハイラル王国を焼き尽くしたのち、ゼルダ姫によって機能を停止されるシーンを彷彿とさせる。
HAL9000:2001年宇宙の旅に登場する人工知能コンピューター「HALシリーズ」の一つ。モノアイであることや自立して思考すること、そして創造した人間を殺害する容姿はガーディアンと似ている。