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メカシンカ(ダイナマン)

めかしんか

『科学戦隊ダイナマン』に登場する後半戦の敵怪人の総称(画像は第35話に登場したギロチントカゲ)。
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概要編集

最後の進化獣マンモスシンカの敗北後、有尾人一族ジャシンカ帝国の最高幹部・カー将軍が新たに作り出した怪人の総称。


今まで生命体のみを進化させてきたプログレッサーをメカプログレッサーに改造し、生命のスープに金属原子を加え、(カー将軍曰く)「メカで強化された進化獣」を誕生させる。


ダイナマンの必殺技「スーパーダイナマイト」を跳ね返す程に防御力が強化され、攻撃力も進化獣を遥かに上回るようになった。


しかし、明石博士が発見した金属デンライトや、ダイナマンが苦心の末に生み出した新必殺技「ニュースーパーダイナマイト」にはその防御力も通用せず、更に進化獣とは異なり、自力で巨大化できない欠点もあった。


本編での呼称は「メカシンカ」だが、資料によって「メカ進化」や「メカ進化獣」とも表記されている。


ストーリーの進行に伴い、「敵側の怪人の強化によりこれまでの武器・必殺技が通用しない」「対抗する為に新装備・新必殺技が必要」というイベントに説得力を持たせた戦隊怪人の開祖といえる。


巨大化編集

自力で巨大化できないため、バラバラになった身体は(グランギズモが起こした)地割れの中に落ち、グランギズモの両目から照射される光線ビッグバンビーム」を浴び、再生巨大化する(進化獣と同様、両足が肥大化する)。


この光線を扱えるのはカー将軍しかおらず、第49話で彼が戦死し、その後に誕生したファイヤースフィンクスは巨大化できないまま倒された。


ちなみにファイヤースフィンクスはカー将軍が遺した遺言ビデオの声に反応し、メカプログレッサーが自動的に起動して生み出された。


これはカー将軍が女将軍ゼノビアの復活とダイナマンの強化などから自分自身にもしもの事があった時に備え、密かに調整を施していたためである(メカプログレッサーの起動にはカー将軍の声と操作が必要)。


一覧編集


※1 当初は1話限りの怪人ではなく、レギュラーキャラになる予定もあった。

※2 話の途中で「ドリルペガサス」にパワーアップする。

※3 当初の名前は「バルカンタイガー」だった。

※4 当初の名前は「ボーガンムササビ」だったが、シナリオの都合で変更された。

※5 カー将軍によれば、「ジャシンカ帝国の伝説獣と(グランギズモののスーパーコンピューターが合体した」らしい。


関連タグ編集

科学戦隊ダイナマン 有尾人一族ジャシンカ帝国


サイボーグ


進化獣


メガシンカ一字違い。更に後世に登場したダイマックスはメカシンカの巨大化システムと非常に似ている上、ダイナマンと一字違いも出て、ある意味で奇跡。


同じく生物+器物の怪人

デストロン怪人仮面ライダーV3

デザイナー出渕裕によれば、「メカシンカのモデルは自ら考えたデストロン怪人らしい。


バイオ次元獣鳥人戦隊ジェットマン

※ デストロン怪人やメカシンカとは真逆であり、器物がベースで生物的要素を加えた怪人。


妖怪手裏剣戦隊ニンニンジャー

※ メカシンカと同様、生物(妖怪)をベースに日用品を加えた怪人。


スーパー戦隊一般怪人の系譜

合成怪獣進化獣/メカシンカ宇宙獣士

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