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魔法戦隊パステル*レンジャー

まほうせんたいぱすてるれんじゃー

『魔法戦隊パステル*レンジャー』とは、スーパー戦隊シリーズ29作目...ではなく『Pastel*Palettes』が変身するヒーロー。同時に『BanG Dream! ガルパ☆ピコ 大盛り』第17話のサブタイトルでもある。
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※この先『ガルパ☆ピコ 大盛り』第17話のネタバレがあるので要注意!


概要編集

BanG_Dream!』に登場するバンド『Pastel*Palettes』が変身する正義のヒーロー。『ガルパ☆ピコ 大盛り』第17話で登場した。サブタイトルも記事タイトルと同じ。

元ネタは当然スーパー戦隊シリーズから。

公式サイトの第17話のあらすじによると、人々の心に巣食う悪しき心(憎悪や嫉妬など)を糧として、町内征服を企む怪人「ワルイーゾ」に対抗するために、正義の秘密組織「サ~クル」がその科学力を5人の少女達『Pastel*Palettes』に託したということ。魔法と音楽の力で戦う少女戦士らしい。

但し、『ガルパ☆ピコ』が2分半のアニメであることもあり、戦闘シーンがカットされている(一応麻弥の発言によると、日菜が新必殺技を使用していたことから、一応怪人との戦闘をしていたということ)。次の話である第18話『発進!ミッシェルロボ』では戦闘シーンがあるのだが。

なお、『Pastel*Palettes』自体がアイドルであることもあって、仕事の都合で抜けてしまうことがあり、雑誌の撮影で抜けることになった白鷺千聖から始まり、残りのメンバーも仕事の都合で抜けて、最終的には丸山彩一人で戦う羽目になってしまった。これが『ガルパ☆ピコ 大盛り』第17話のオチである。

ちなみに、合体武器は『パステルブラスター』。なんとおもちゃとして販売している(公式Twitterのおまけイラストより)。他にも『パステルブローチ』というアイテムもおもちゃとして販売しているらしい。

なお、パスパレの大ファンである鳰原令王那(パレオ)は、この戦隊の大ファンでもある。


スーパー戦隊のパロディについて編集

前述したように、この話は『スーパー戦隊シリーズ』のパロディである話だが、スーパー戦隊とは全く異なる点が存在している。その例を紹介する。


  • まず、ヒーロー不在、つまり、全員女性の戦隊である。そのため、変身シークエンスも、魔法少女プリキュアに近い印象を与える。但し、全員女性という戦隊は、超電子バイオマンでダブルヒロインが好評になったその翌年に「5人全員を女性にしてもいいのでは」という意見があった。この戦隊は、バイオマンの時の意見がまさかの実現を果たしたということになる……と考えてもよいかもしれない。一応、悪の戦隊も含めた場合、忍者戦隊カクレンジャー花のくノ一組が存在しているが……。ちなみに太陽戦隊サンバルカンは逆に男性戦士のみで構成されている。
  • 上記に関係することとして、リーダーが女性であり、さらにその色も赤ではなく、ピンク。また、赤色の戦士がいない戦隊でもある。ピンク色の戦士がリーダーである点は『未来戦隊タイムレンジャー』、赤色の戦士がリーダーではないという点は前述のタイムレンジャーや『機界戦隊ゼンカイジャー』が存在しているが、どちらも赤色の戦士が存在している(前者はタイムレッド、後者はゼンカイジュランが該当)。レッド不在のスーパー戦隊は現時点では存在しないが、Vシネマも含めれば2114年のキョウリュウジャーが該当する。
  • また、音楽をモチーフとしたスーパー戦隊も現時点では存在していない。仮面ライダーシリーズプリキュアシリーズであればはある。
  • 初期メンバーに紫色の戦士がいる。スーパー戦隊では、紫色の戦士は追加戦士として加入することが多いため、これはこれでかなり珍しい。ちなみに、2023年現在も、ピンク(赤)・水色(青)・黄色・緑・紫のスーパー戦隊は流石に登場していない。
    • ちなみに、ギニューやグッドネススマイル(朝比奈まふゆ)のように、一応初期メンバーに紫の戦士がいる戦隊シリーズのパロディがいる。但し、前者は敵役の出番が多い。。後者の場合、最初はダークネススマイルとして、敵のスパイとして登場して、最終的に仲間になるという設定を持っているため、ある意味追加戦士みたいな感じが強い。そのため、正義の戦隊の中に紫の戦士が初期メンバーとして加わっているのは、何気に若宮イヴが最初である。
    • なお、パロディ先であるスーパー戦隊シリーズでも、2023年放送開始の王様戦隊キングオージャーで、ようやく初期メンバーに戦隊バイオレットであるパピヨンオージャーが登場。しかも、変身者は戦隊ヒロインであるリタ・カニスカであり、これにより、スーパー戦隊シリーズとその作品のパロディの両方に初期メンバー且つ戦隊ヒロインが変身する紫色の戦士が揃うことになった。
  • 実は何気に戦隊名が被っている。対象戦隊は『魔法戦隊マジレンジャー』。但し、パロディ先になったスーパー戦隊シリーズに至っても、以前には(Vシネマ限定だが)『動物戦隊ゴーバスターズ』と『動物戦隊ジュウオウジャー』のように、戦隊名が被ってしまう事例が発生していた。
  • あらすじにある『ワルイーゾ』の目的が町内征服。スーパー戦隊の悪役の組織は、殆どが地球を制服する目的などを企んでいることが多いため、町内征服はかなり異質である(同じくスーパー戦隊のパロディ作品として有名な『フランスファイブ』の悪役ですら、目的が地球制覇による全宇宙制覇であるので、スケールが全く違う)。明らかに『激走戦隊カーレンジャー』の敵でありながら、作品が進むにつれて新聞記者によって笑い者扱いにされるなど、憎めない悪役要素が多くなった『宇宙暴走族ボーゾック』よりも凶悪性が遥かに少ない。しかも、第17話では一切姿を現さなかった。

但し、現在スーパー戦隊としてはかなりレアになった事例も存在している。



余談編集


関連イラスト編集

丸山彩「私だって……!」


関連タグ編集

ガルパ☆ピコ(BanG_Dream!) Pastel*Palettes

スーパー戦隊シリーズ パロディ

バンドリ戦隊


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