正式な英字表記よりもカタカナ表記の「ナムコクロスカプコン」や略称の「ナムカプ」の方がヒット数は多い。
ちなみにメーカー公式サイト内では『ナムコ クロス カプコン』(カタカナ・半角スペース入り)の表記が主に用いられている。
なお、ロゴデザイン上の正式な英字表記は「namco×CAPCOM」で「ナムコ」の英字が小文字表記であるが、全て大文字で統一した「NAMCO×CAPCOM」表記も用いられているため英字表記のタグに若干のゆれがあるものの、どちらも同一タグとして統一されている模様(pixiv百科事典では大文字・小文字が同一として扱われるため)。
ナムコとカプコンのキャラクターが競演するSRPGであり、登場キャラの出典元である原作ゲーム単品のイラストにも付加されることが多い。
概要
ナムコ、カプコン双方の新旧キャラクターが計200人以上も登場するクロスオーバー作品。ディレクターの森住惣一郎とプロデューサーの石谷浩二は、両者ともかつてバンプレストで「スーパーロボット大戦」シリーズに関わっていたこともあり、原作作品からのゲストキャラクターとゲームオリジナルの主人公の競演といった点や、ゲーム自体の世界観、シナリオやシステム面、オリジナル主人公のデザインやキャラクター性などに色濃く影響が表れている。
余談ではあるが、クロスオーバーのお祭りゲーらしく、色々な小ネタがシナリオやキャラのセリフなどあちこちに仕込まれているのだが、だれが得をするのかというぐらいマニアックだったりする。
具体的には、平気で登場ゲームが原作のゲームブックネタが使われてたり、全然関係のないアニメやゲーム作品などのサブカル的なネタが頻出したり、といった具合。
また、会話の脱線ぶりや、それに対する霊児のツッコミと敵役のリアクションなども、一種の名物となっており、その要素は後の関連作「無限のフロンティア」などにも多かれ少なかれ反映されている。
ストーリー
かつて「ゆらぎ」をもたらし世界に混沌を招こうと企んだ組織「逢魔」とそれを阻止しようとした政府直属の特務機関「森羅」との戦いは、森羅の側の勝利に終わった。
10年後。20XX年渋谷にて、防がれたはずの「ゆらぎ」が発生し、様々な異世界が繋がり、それぞれの世界で倒されたはずの悪役たちが次々と復活し、世界を混迷の影が覆っていくことになる。「森羅」に所属するエージェント、有栖零児(ありすれいじ)と小牟(シャオムウ)は、「ゆらぎ」の真相を追う中で様々な異世界へ迷い込み、その地で活躍した英雄たちや戦士たちと出会い、協力しながら事件の背後にいる黒幕を追ってゆくことになる。
登場人物
オリジナル
参戦作品一覧
ナムコ
クロノア ガンツ ジョーカー ジャンガ ムゥ グリッヅ ロロ 大巫女
シオン・ウヅキ KOS-MOS M.O.M.O. アレン・リッジリー グノーシス
ベラボーマン わや姫 ブラックベラボー 爆田博士 ピストル大名 ベンジャミン大久保彦左衛門
ディグダグ(※)
スタン・エルロン ルーティ・カトレット リオン・マグナス ディムロス アトワイト
風間仁 三島平八 三島一八 キング アーマーキング オーガ ジャック 木人
ギルガメス カイ ドルアーガ イシター スライム ローパー クォックス
バラデューク(※)
ワルキューレ サンドラ サビーヌ ブラックワルキューレ ズール
(※)ただし、設定はミスタードリラー用の後付設定
カプコン
デミトリ モリガン フェリシア レイレイ リリス ザベル フォボス キュービィ
ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE
キャプテンコマンドー 翔 フーバー ジェネティー キャロル ブレンダ
リュウ ケン・マスターズ 春麗 キャミィ 春日野さくら 神月かりん ローズ 豪鬼 ベガ ユーリ ユーニ
ロック・ヴォルナット ロール・キャスケット トロン・ボーン コブン ロックマン・ジュノ リーバード
関連イラスト
関連タグ
すばらしき新世界:同ゲームの主題歌
スプラッターハウス・・・「リックのマスク」がアイテムだけ参戦。大丈夫なのかそれ。
MARVELvsCAPCOM・・・キャプテン、飛竜の技構成・演出が同シリーズ準拠。
マッスルボマー・・・ハガーが同作に登場する同名の必殺技を使用する。