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ジャパンカップの編集履歴

2022-11-01 07:02:16 バージョン

ジャパンカップ

じゃぱんかっぷ

様々な競技の公式大会・レースの名称。日本の中央競馬(JRA)の国際GⅠレースや自転車競技、ミニ四駆の大会等。この項目では主にJRAのジャパンカップと、ミニ四駆のジャパンカップについて記載する。
  • メイン画像は2018年・2020年のJRA・ジャパンカップの優勝馬であるアーモンドアイクリストフ・ルメール騎乗)。特に2018年のジャパンカップではレース・コース双方のレコードを記録した。

曖昧さ回避

  • 日本の中央競馬(JRA)の国際GⅠレース
  • ロードレース(自転車競技)の「ジャパンカップサイクルロードレース」の略称
  • ミニ四駆の「ミニ四駆全日本選手権ジャパンカップ」の略称

その他多数あるが、本項は競馬とミニ四駆の試合・大会について取り上げる。


競馬

11月下旬に開催されるJRAの国際GⅠレース。東京競馬場の芝2400mで争われる。


日本競馬において1970年代後半から唱えられていた「世界に通用する強い馬づくり」のスローガンを実現する一環として、1981年、日本初の国際招待競走としてスタートした。

創設当初より八大競走と同格のレースとして扱われており、1984年のグレード制導入に伴いGⅠに格付けされた他、さらに1992年には日本競馬初の国際GⅠレースに指定された。

2000年からは秋古馬三冠競走の2戦目として位置づけられている。


創設時から国内の最高賞金レースであり、現在も有馬記念と並んでその地位を維持しているが、近年は日本馬の成績向上に加え、外国馬の受け入れ体制の煩雑さや帯同馬の出走可能レースの少なさ、同時期に開催される香港国際競走の存在もあって海外有力馬の参戦は減少傾向にある。

この対策として2021年からジャパンカップ前日と当日の東京競馬場で行われる2勝クラス戦・3勝クラス戦からそれぞれ2レース(施工条件はダート1400m戦と芝2000m戦)・計4レースを国際競走に指定した他、2022年の秋競馬より東京競馬場内に建設した国際厩舎の運用を開始。

更には賞金面も、2014年時点で1着賞金が2億5000万円だったのを2015年から3億円に、2021年には4億円に引き上げた他、2023年からは5億円へ増額される予定である。

なお賞金とは別に、出走馬のうち指定する外国競走24レースのいずれかを当年に優勝した馬には褒賞金が交付されることになっており、外国調教馬の場合は1着300万ドル・2着120万ドル・3着75万ドル・4着以下20万ドルが、日本調教馬の場合は1着200万ドル・2着40万ドル・3着25万ドル・4着以下10万ドルが交付される。


秋の天皇賞は1番人気が12連敗(88~99年 ※1)していた事で有名だが、実はジャパンカップもそれを上回る14連敗を記録(86年~99年)していた。秋の天皇賞同様テイエムオペラオーがそれを止めてから1番人気馬も勝つようになっていった。

  • ※1 グレード制導入後の記録。最長は17連敗(66~83年)。

ジャパンカップダート

2000年にダートレース版ジャパンカップ「ジャパンカップダート」が創設された。しかし、2014年に国際招待を廃止した「チャンピオンズカップ」に変更されている。


詳細はジャパンカップダートのページを参照。


歴代優勝馬

※外国調教馬のみ生産国を記載。特に記載がないのは日本調教馬。馬齢は現表記。

回次開催年優勝馬性齢
昭和時代
第1回1981年メアジードーツ牝5アメリカ
第2回1982年ハーフアイスト牡3アメリカ
第3回1983年スタネーラ牝5アイルランド
グレード制導入
第4回1984年カツラギエース牡4
第5回1985年シンボリルドルフ牡4
第6回1986年ジュピターアイランド牡7イギリス
第7回1987年ルグロリュー牡3フランス
第8回1988年ペイザバトラー牡4アメリカ
平成時代
第9回1989年ホーリックス牝6ニュージーランド
第10回1990年ベタールースンアップ5オーストラリア
第11回1991年ゴールデンフェザント牡5アメリカ
第12回1992年トウカイテイオー牡4
第13回1993年レガシーワールド騙4
第14回1994年マーベラスクラウン騙4
第15回1995年ランド牡5ドイツ)
第16回1996年シングスピール牡4イギリス
第17回1997年ピルサドスキー牡5アイルランド
第18回1998年エルコンドルパサー牡3
第19回1999年スペシャルウィーク牡4
第20回2000年テイエムオペラオー牡4
第21回2001年ジャングルポケット牡3
第22回2002年ファルブラブ牡4イタリア
第23回2003年タップダンスシチー牡6
第24回2004年ゼンノロブロイ牡4
第25回2005年アルカセット牡5イギリス
第26回2006年ディープインパクト牡4
第27回2007年アドマイヤムーン牡4
第28回2008年スクリーンヒーロー牡4
第29回2009年ウオッカ牝5
第30回2010年ローズキングダム牡3
第31回2011年ブエナビスタ牝5
第32回2012年ジェンティルドンナ牝3
第33回2013年ジェンティルドンナ牝4
第34回2014年エピファネイア牡4
第35回2015年ショウナンパンドラ牝4
第36回2016年キタサンブラック牡4
第37回2017年シュヴァルグラン牡5
第38回2018年アーモンドアイ牝3
令和時代
第39回2019年スワーヴリチャード牡5
第40回2020年アーモンドアイ牝5
第41回2021年コントレイル牡4

※2010年は1着入線のブエナビスタがローズキングダムの進路妨害で降着となり、2着入線のローズキングダムが繰り上げ優勝。


関連動画

2018年第38回ジャパンカップ

この年の三冠牝馬・アーモンドアイがアルカセットの記録を1秒5も更新する2分20秒6という衝撃のレコードタイムを叩き出した。


2020年第40回ジャパンカップ

引退レースとなったアーモンドアイと、史上三頭目の無敗のクラシック三冠馬コントレイル、日本競馬史上初となる無敗の三冠牝馬・デアリングタクトが直接対決し、「世紀の一戦」と呼ばれた。


関連イラスト

[pixivimage:41728206_p0]

進撃のジャパンカップ(2013年進撃の巨人コラボ)


JRA「ジャパンカップ」関連項目

競馬 JRA 重賞 日本総大将

天皇賞(秋)有馬記念

:ジャパンカップと合わせられる「秋古馬三冠競走」。

同一年に3戦全て勝つと特別褒賞金が支給される。2022年2月現在の達成馬は2000年のテイエムオペラオーと2004年のゼンノロブロイの2頭。

B'z

:12000年発売のオリジナルアルバム「ELEVEN」のジャケットに、マーベラスクラウンが優勝した1994年のジャパンカップの写真が使われている。

JAPAN_WORLD_CUP

:タイトルがよく似た、競馬をテーマにしたナンセンスギャグCGアニメ


ミニ四駆のジャパンカップ

1988年から開催された、夏のビッグレース。夏の間に全国を回り、最終的に日本一のミニ四レーサーを決める。まず地区大会が行われ、そして決勝戦が行われる。1999年に一度ピリオドが打たれたが、2012年に復活を果たした。期間については7月~8月だったが、現在は6月~10月までとなっている。

出場するためのエントリー方法はハガキで応募し、抽選で行われた(1回大会は当日受付)。2012年で復活してからしばらくは当日受付であったが、現在はオープンクラス、トライアルクラスはアプリで事前申し込み、抽選で決められる。

参加できる選手は小・中学生だったが、2012年に復活した際は年齢制限が無くなる(ただし、出場できるクラスは分けられる)。また、出場クラスも昔は2クラスだったが、現在は5クラスある(使用するコースは同じ)。

勝ち上がりについては一次予選→二次予選→準決勝戦→決勝戦。いずれも1位にならないと先に進めない。


クラス(2021年現在)

マシンは自分で作った物でないとルール違反となる。

  • ジュニアクラス

対象は小学4年生~中学生まで。昔からあるクラスだが、対象年齢が異なっている。

  • オープンクラス

高校生以上が対象のクラス。ここで優勝すると翌年12月まで後述のチャンピオンズに認定される。

  • トライアルクラス

対象はオープンと同じ。ビギナー向けのクラスであり、勝ち上がりはオープンなどと同じだが、チャンピオンズ認定はない

  • ファミリークラス

中学生までが対象。このクラスのみ、共同制作したマシンでも参加可能。勝ち上がりなどは無い。

  • チャンピオンズ

チャンピオンズに認定されるとこのクラスとなる。


歴代大会

開催年コース(全長)エンブレムマシン
1988年ウルトラグレートダッシュサーキット(150m)エンペラー最初のジャパンカップ
1989年ウルトラダッシュサーキット(164m)エンペラー
1990年ホライゾンサーキット(236m)ホライゾン
1991年スーパーウェーブダッシュサーキット(250m)グレートエンペラー
1992年ドラゴンスクロールサーキット(210m)エアロソリチュード
1993年コース名無し(200m)リバティーエンペラー
1994年グレートエアロサーキット(260m)マグナムセイバー
1995年ビクトリーエアロサーキット(200m)ビクトリーマグナム
1996年スーパーサイクロンサーキット(280m)サイクロンマグナム総動員数30万という記録を出している
1997年グレートアトミックサーキット(275m)ビートマグナム鈴鹿ホビーグランプリの会場では、実車スケールのガンブラスターXTOが登場した。また、優勝したのは女性レーサー(史上初)
1998年ナックルパワーサーキット(300m)ナックルブレイカー大会史上最長のストレートセクション(9.6m)が設けられた
1999年スーパーライトニングサーキット(308m)ライトニングマグナムジャパンカップ最長のコース。ここで一度ピリオドが打たれた
2012年ウルトラエアロサーキット(209m)エアロアバンテ13年ぶりに復活
2013年スーパークライムサーキット2013(213m)ブラストアロー
2014年スーパーグライドサーキット2014(232m)アビリスタ
2015年ハイパーダッシュサーキット2015(197m)シューティングプラウドスター
2016年ウルトラバーニングサーキット2016(205m)ライズエンペラーこの年からオープンクラスはアプリによる事前申し込みとなる
2017年グレートクロスサーキット2017(200m)デクロス01このコースはレイアウトが4種類あり、会場によって違うレイアウトとなる
2018年クラシックサーキット2018(169.8m)エンペラーメモリアルMSシャーシジャパンカップ開催30周年記念ジャパンカップ30周年。セクションに違いはあれど、第1回大会のレイアウトがベース
2019年ミラクルバロンサーキット2019(225m)バロンビエントジャパンカップ2019このコースはレイアウトが3種類あり、会場によって違うレイアウトとなる
2020年マックスサプライズサーキット2020(204.6m)ネオVQSジャパンカップ2020COVID-19の影響により、エントリー方法が変わった他、スタート台の形が変わる、時間による選手の振り分けといったソーシャルディスタンスがとられる。ちなみにレイアウトが5種類ある

ミニ四駆「ジャパンカップ」関連項目

ミニ四駆 タミヤ模型

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