概要
植物をモデルとした怪獣の事。
本来、さほど動き回るものではない植物を題材としているが、大抵は溶解液や花粉をばらまき、根をベリベリ言わせながら歩き回って咆哮を上げるというアグレッシブすぎる習性を有する。光合成をおこなうからか、子供にもわかりやすくするためか緑色をしていることが多い。
多くは食人植物であることが多いが、これは本来動物に一方的に喰われる立場である植物が襲いかかって来るというホラー性を強調するためのものである(多分)。
基本的には再生力や物量戦、毒などによる搦め手で攻めてくることがポピュラー。酷い時には「本体を倒したと思いきや種子や地下茎が残っていた!」なんて事も。
余談だが、書籍等での紹介時はきのこやカビをモチーフとした怪獣達も「植物怪獣」として纏めて扱われる事がある。本来は植物ではなく菌類なのだが気にしてはいけない。
著名な植物怪獣
以下、植物の特性を持った怪獣・宇宙人も含む。
ウルトラシリーズ
- ジュラン(ウルトラQ)
- グリーンモンス、スフラン、ケロニア(ウルトラマン)
- ワイアール星人(ウルトラセブン)
- ヴァリエル星人、ボラジョ(平成ウルトラセブン)
- レオゴン(ウツボカズラとトカゲのキメラ) (帰ってきたウルトラマン)
- サボテンダー、ガマス(一説には蘭の花と宇宙怪獣の合成体)(ウルトラマンA)
- アストロモンス、バサラ、マンダリン草(ウルトラマンタロウ)
- ケンドロス(ウルトラマンレオ)
- デスバラン(ザ☆ウルトラマン)
- ゾラ※(厳密には植物もどき)、宇宙植物(ウルトラマン80)
- バゼリア(アンドロメロス)
- グリンショックス(ウルトラマンUSA)
- バイオス(ウルトラマンG)
- ラフレシオン※(厳密には植物を蘇らせる怪獣)(ウルトラマンネオス)
- ギジェラ(ウルトラマンティガ)
- ゴッドジャギラ、メージヲグ(ウルトラマンダイナ)
- モネラ星人、クイーンモネラ、ゲランダ(遺伝子構造がモネラ星人と同じである)(映画ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち)
- シンリョク(ウルトラマンガイア)※正確には植物怪獣ではなく植物を増やす怪獣
- グリーンベルト星人プラテア、アブトシア(ウルトラマンコスモス)
- ラフレイア(ウルトラマンネクサス)
- ソリチュラ、ソリチュラン(ウルトラマンメビウス)
- プラーナ(ネオ・ウルトラQ)
- ホオリンガ(ウルトラマンX)
- ルフル(劇場版ウルトラマンジードつなぐぜ!願い!!)
- ネーロ(ウルトラマンR/B蒼い瞳の少女は灰色と名乗った)
その他
- 人間モドキ、スペクター、ネスギラス、バルザス(マグマ大使)
- パキセハロザウルス(怪獣王子)
- ばびらん(仮面の忍者赤影)
- サタンローズ(ジャイアントロボ)
- キダマー(巨獣特捜ジャスピオン)
- 草人間、スピンコブラー(スペクトルマン)
- キリー星人、ギラスモン(シルバー仮面)
- ビオランテ(ゴジラVSビオランテ)※メイン画像参照
- プラント(マイティジャック)
- ビッグアイ(ミラーマン)
- マッドフラワー、マッドサタン(ジャンボーグA)
- ゴドメス星人、シグマ1、バリバァ、コスモプラム(恐竜戦隊コセイドン)
- プランドン(電光超人グリッドマン)
- ダーリング・ウツボ(緊急指令10-4・10-10)
- スイカイドム(鉄甲機ミカヅキ)
- トリフィド(トリフィドの日)
- ギャットラー(行け!ゴッドマン)
- ドロラ(流星人間ゾーン)
- メガドレイク(MM9)
- ゴロリン(ゴジラアイランド)
- 草体レギオン(ガメラ2レギオン襲来)
- ゴジラ(GODZILLA)※アニメ映画版
- マンモスフラワー(ゲゲゲの鬼太郎)
- ガイヤロス(SSSS.GRIDMAN_NOVELIZATIONS)