概要
霊能力者(シャーマン)の少年・麻倉葉が、シャーマンの頂点を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、全知全能の力を持つシャーマンキングとなるための戦いを描く物語。
ジャンプ漫画の王道を行く『努力・友情・勝利』を押さえてながらも、“やったらやり返される”に代表される因果応報に纏わるエピソードや、“大切なことは心で決める”人生の選択を主軸にした物語など、対象年齢層が高めのエッセンスを随所に散りばめた作風が人気を呼んだ。
本シリーズは、仏ゾーン、ITAKOのANNA、ヤハべえ、デスゼロなど他の武井作品のクロスオーバーが有名である。
単行本は全32巻を刊行。キャラクターズブックである『万辞苑』と公式ファンブックの『マンキンブック』も発売された。テレビアニメ化もなされているほか、アニメで放送されなかった「恐山ル・ヴォワール」にあたるストーリーは、アニメ版キャストでドラマCD化されている。
打ち切りと完全版における補完
武井には3連続で作品が打ちきりになってしまったという経歴がある(これは違います)。諸事情に振り回された部分もあるが。
シャーマンキングは連載末期には『週刊少年ジャンプ』のアンケート順位が最下位近くで低迷を続けた末に打ち切りという形で終わりを迎えた。ジャンプコミックス最終巻のラストシーンにはみかんが描かれているが、これはストーリーの未完を意味する武井のシャレである。連載終了直後にラジオ番組『林原めぐみのTokyo Boogie Night』において、武井からの手書きの手紙が読まれ、連載終了が不本意であったことが伝えられた。
2007年12月に開催されたジャンプフェスタ2008及び『週刊少年ジャンプ』2008年13号にて、作品の完全版が発売されることが発表され、2008年3月より月2冊ずつ刊行された。ジャンプコミックス版でも執筆できなかったストーリーの続きの描き下ろし約380ページが追加され完結を迎えた(マンタリテによると最初はリミックスで発売という話だったのが、この描き下ろしなど追加のため完全版で出すこととなった)。
完全版は全27巻。
何度打ち切られても掲載紙そのものがなくなっても出版移籍しても立ち上がる様は初代OPの歌詞の「よみがえれ」にどこか通じている。
講談社へ移籍
2018年に20周年プロジェクトが始動したのと同時に講談社へ移籍し、新章や外伝などの作品が発表され、『少年マガジンエッジ』にて連載されている。5月には『SHAMAN KING KC完結版』として電子書籍版の発売が開始され、後にマガジンエッジKCレーベルで単行本も発刊された。全35巻。
講談社ということで下記にあるように「なかよし」で外伝の連載や、「テレビマガジン」での掲載にもなった。
関連作品
続編
シャーマンキングFLOWERS:主人公は葉とアンナの息子・麻倉花。
SHAMANKING_THE_SUPER_STAR:シャーマンキングFLOWERSの続編で、三代目アンナのアルミが主人公。
外伝
シャーマンキング-0-:本編前などの前日譚を集めた話。
SHAMAN KING レッドクリムゾン:道潤が主役の外伝。(漫画:ジェット草村)
SHAMAN KING マルコス:X-LAWSのメンバーが主役の外伝。(漫画:ジェット草村)
SHAMAN KING & a garden:花組のメンバーが主役の外伝。少女漫画雑誌「なかよし」での連載となる。(構成:ジェット草村、漫画:鵺澤京)
SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ:ファウストを主人公にした外伝。
あらすじ
森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加するために上京してきていた。「シャーマンファイト」、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦い。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。
登場人物
演者の芸名は最新のものを記載。キャスト順は(第1作)/(第2作)の順で、同一の声優が並ぶ場合は両作で担当していることを示す。一名のみ記載は、第1作でのキャストを示す。
主要人物
本作の主人公。S.F.参加のため出雲から上京してきたシャーマンの少年。初めは霊が視えることを周囲に伏せていたが、まん太と知り合ったことで彼に素性を明かし、日常の霊的な事件を共に解決していく。許嫁のアンナがやってきた頃からS.F.が本格的に始まり、幼い頃から夢見たシャーマンキングへの第一歩を踏み出すが、同時に彼が生まれる前から課せられていた宿命も胎動し始める。
600年前にふんばりが丘周辺で鬼人と呼ばれ恐れられていた侍の霊。彼が激しい戦いを繰り広げた末に力尽きた場所には今も怨念を鎮めるための首塚が建立されている。しかし当人は少年時代に親友と交わした約束のため、成仏を拒み彼を待ち続けていた。葉の助力で再会を遂げた後、葉の霊的パートナー、即ち持霊となる。
本作のヒロイン。葉の許嫁で作中屈指の実力を誇るイタコの少女。ミステリアスな雰囲気が魅力のクールビューティーだが、歯に衣着せぬ毒舌と逆らう者には容赦なく手を上げる気性の激しさ故、周りには強く畏怖されている。自称“シャーマン界のファーストレディー”にして“ふんばり温泉の美人女将”であり、普段は尻に敷いてばかりの葉のことも心から愛し、彼が必ずシャーマンキングになると信じている。
葉の初めての“人間”の友人。葉と出会ったことがきっかけで霊が視えるようになるが、シャーマン能力にはからっきしの一般人。幾多の災難に見舞われながらも、勉強漬けの日々から新しい世界に連れ出してくれた葉に強い友情を抱き、彼の戦いを最後まで見届けると誓っている。実は国内有数の電子機器メーカー『オヤマダ』の跡取り息子でかなりの金持ち。
本作のキーパーソン。葉に瓜二つの姿をした謎の少年。星の意匠をあしらったアクセサリーに、赤い泥除けを履いたジーンズや裸マントが特徴。最強のシャーマンとの呼び声高く、葉達の最大の敵として立ちはだかる。表向きの物腰は柔らかく相手にも気さくに接するが、その本質は冷酷にして凶悪。己に従わぬ他者を平然と殺傷し、過去にも人々から多くの怨みを買ってきた。彼もまたシャーマンキングを目指し、人類を滅ぼして優れたシャーマンが支配する世界を築こうと目論んでいる。
地球に君臨する五大精霊の一角を成す、世界最大の火の精霊。過去にハオが入手した持霊で、魂を喰らうことで霊力を増幅させる特性を持つ。ハオは殺した相手の魂を喰わせることで、作中の霊の中でも高い霊力を持たせることに成功している。
ふんばり温泉チーム
※麻倉葉と阿弥陀丸、そして以下2名のシャーマンと2体の持霊のチーム。
『木刀の竜』の通り名を持つ、葉の仲間の一人で、自称“ふんばり温泉の板長”。元舎弟たちと共にふんばりが丘一帯を根城にする不良だったが、蜥蜴郎の一件で葉に命を助けられ、以後葉を“旦那”、アンナを“女将”と呼び慕うようになる。美形に目が無い超面食いだが、恋愛についてはモテた試しが無い。長大なリーゼントが特徴で、口癖は“メラ”。
阿弥陀丸と同時期にふんばりが丘周辺を荒らし回っていた盗賊の霊。悪行が災いして阿弥陀丸に成敗された過去を持ち、彼に復讐するため長きに亘って現世に留まっていた。竜の体を乗っ取って悲願を果たそうとするが、葉の体を張った説得により怨念は晴れ、竜の持霊となる。
ドイツからやってきた若きシャーマン医師で、ゲーテの著作で有名な魔術師ファウストの末裔。特徴的な隈と青白い肌を持つ不気味な印象の青年で、骸骨を操るネクロマンシー(死者蘇生術)の使い手。嘗て難病から救った妻を殺害され精神を病んでいたが、葉と戦いを通して心を通わせ、後に仲間になる。
ファウストの最愛の妻。過去には彼の病院の看護師を務めていた。他の医師が匙を投げる程の難病を患っていたが、愛する人を救いたいファウストの執念によって病を克服し、晴れて夫婦となったが、結婚して間も無く家に押し入った強盗に殺され若くして世を去る。しかしアンナの助力によって霊として蘇り、夫の持霊となった。
チームTHE蓮
1800年もの歴史を誇る中国のシャーマン一族・道家の御曹司。嘗てシャーマンの力を恐れて道家を迫害した世間への復讐に生き、他者を殺めることにも躊躇が無い残忍な性格だったが、葉との出会いを通して人間性を取り戻していく。のちに葉の掛け替えの無い友の一人として、共に戦うようになるが、過去の因果は彼を見逃しはしなかった。頭のトンガリがトレードマーク。
蓮の持霊にして道家に数百年仕える武将。初めは蓮の言いなりに動くだけの存在だったが、心を入れ替えた蓮によって関係が見直され、共に肩を並べて戦う真の主従へ生まれ変わる。普段の表情は兜に隠されて見えないが、意外と感情豊かで涙脆いところもある。
北海道の先住民族・アイヌの少年シャーマン。愛称はホロホロ。氷結系の巫術を得意とし、一族の呪具や愛用のスノボを駆使して敵と戦う。技に反して性格は直情径行の熱血漢だが、普段仲間たちと居る時の騒がしさとは裏腹に、単独時は恐ろしく肝の据わった冷徹な一面を覗かせる。葉とはS.F.予選の初戦で知り合い、互いに全力を尽くした良い試合を繰り広げ友人となる。
アイヌに伝わる小人・コロポックルの精霊。コロポックルとはアイヌ語で『蕗の下の小人』を意味し、その名の通り蕗の葉を傘のように差している。大きくつぶらな瞳が愛らしく、作中キャラにも『可愛い』と人気だった。
- チョコラブ・マクダネル(CV:くまいもとこ/くまいもとこ)
世界を“笑いの風”で救う事を目指すアメリカのシャーマンの少年。巫術と笑いの師である南米の老シャーマン・オロナの薫陶を受け、一流のコメディアンを目指して日々奮闘している。が、オロナの寒過ぎるギャグにこだわる余り、渾身の芸はいつもスベりまくり。幼少期に両親を強盗に殺され、自らもギャングに堕ちた荒んだ過去の持ち主だが、オロナとの出会いで精神的に救われた。
南米で神性を持つ生き物として崇められるジャガーの精霊で、チョコラブの持霊。かつてはオロナの持霊だった。一添えのリアクションを以てチョコラブの芸を盛り上げる健気な相棒にして、その俊足を以て彼を“黒いジャガー”の化身たらしめる優秀な精霊。
1000年前のS.F.に参加した少年シャーマンの神霊。ミニマムなマスコット然としているが、豊富な経験と絶大な霊力でチョコラブに更なる力を与える。チョコラブの第二の師匠とも言うべき存在であり、“アバさん”の愛称を以てチョコラブのみならず、蓮、ホロホロといったチームメイトたちにもアドバイスを授ける。
X-LAWS
ハオの打倒を目的に設立されたキリスト教系シャーマンの武装集団。今期S.F.の三大勢力の一角。軍人上がりのメンバーが多い。
X-Ⅰ
- アイアンメイデン・ジャンヌ(CV:堀江由衣/堀江由衣)
X-LAWSの首領にして象徴たる存在で、部下たちには『メイデン様』と呼ばれ敬われている。シャーマンの中でも数少ない神を持霊とする人物で、普段は名の由来でもある拷問器具・鉄の処女に籠っている。誰にも慈悲深く接する優しさを持つ一方、敵対する相手には苛烈で容赦が無い。O.S.で数々の刑具・拷問器具を召喚して敵を殲滅する。作中でも指折りの可憐な美少女で、アブない連中に熱視線を送られることも…。
メイデンの持霊。メソポタミア神話の太陽神にして律法の神。“目には目を、歯には歯を”の文言で知られるハムラビ法典をメソポタミアの民に授けたとされる。元は現地の神殿に祀られていたが、X-LAWSの創始者によって封印が解かれ、彼女の持霊になった。
X-LAWSの実務的リーダーで、X-LAWS主力部隊『天使隊』の隊長。普段は理知的且つ紳士的だが、メイデンを愚弄する相手には激しく憤る忠臣。融通の利かない堅物メガネで、規則にかなりうるさい。リゼルグを組織へ導いた張本人で、リゼルグを通して葉達とも深く関わっていくことになる。
イギリス出身のシャーマン探偵の少年。幼少期に両親をハオに惨殺された過去を持ち、ハオと彼に与する者達に強い憎悪を抱く。ハオに復讐するためにS.F.に参加したが、確実に討ち果たすべく志を同じくする仲間を探していた。ダウジングとそれを応用した戦闘技術を持ち、水晶製のペンデュラムと鉄製ワイヤーを駆使して敵と戦う。少女と見紛う美少年で、竜が熱を上げる存在。
リゼルグの持霊で、彼の実家で受け継がれてきたケシの花の精霊。美しく可憐な妖精の姿をしており、リゼルグの身を案じる優しい心を持つ。
X-Ⅱ
元は一般人だったが、シャマシュの特別プログラムで霊能力に目覚めた後天性シャーマンのチーム。
- ジョン・デンバット(CV:小西克幸/小西克幸)
元SAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)所属のイギリス人。過去に仲間をハオに焼き殺され、X-LAWSに加わる。フランクな物言いが目立つがハオ討伐に賭ける熱意は強く、後に彼の起こした行動が大問題へ発展する。ミイネとは“好い仲”らしい。
元デルタフォース(アメリカ陸軍対テロ特殊部隊)所属のアメリカ人。ポーフとはその頃からの付き合いで、仲間をハオに殺害された事からX-LAWSに加わった。
ラーキと同じデルタフォース出身のアメリカ人。仲間をハオに殺害され、ラーキ共々X-LAWSに加わる。
X-Ⅲ
ハオの緒戦で当たり、X-LAWS最初の犠牲となったチーム。全員死を覚悟しての参戦ながら、その霊魂はS.O.F.の糧となってしまった。
湾岸戦争に従軍した経験を持つ元軍属のアメリカ人。ハオに両足を燃やされ義足となっている。胴体をS.O.F.の指で串刺しにされながらもまだ息を残し、特殊改造を施した手榴弾を使い、ハオに捨て身の攻撃を見舞う。しかし陰陽道を究めたハオには通用せず、彼だけが命を落とす結果となった。
- ケビン・メンデル(CV:高木渉/高木渉)
元コブラユニット(オーストリア連邦内務省の対テロ特殊部隊)所属のオーストリア人。道化師を思わせる不気味な仮面を被っているが、それはハオに火傷を負わされ素顔がケロイド状となってしまった事による。ハオに対する恨みは深いが力は及ばず、ハオに天使ごと押さえ付けられ焼き殺されてしまう。
元ERT(バンクーバー警察緊急対応チーム)所属のカナダ人。軍人だった父親をハオに殺され、仇を討つべくX-LAWSに加わる。天使隊の紅一点だが芯の強い女性で、X-IIIを案じるリゼルグにも理解を示す優しさを持つ。ハオに瞬殺され、X-LAWSの犠牲者第一号となる。
元X-LAWS
X-LAWSの武器庫番。オーストリアの警官だったがダーティーな職務遂行と粗暴な性格で煙たがられていた。過去に自分が検挙しようとした犯人をハオに横取りされ殺された事が許せず、メイデンの美しさに惚れたこともあってX-LAWSに加入。しかし人格面に難があったせいで後方支援に回された。
ハオ一派
星組
領袖のハオを中心にした主力チーム。ハオが最も信頼を置く部下が配置されている。
ハオの腹心で特徴的な顎髭を持つ。スーツに身を包んだ冷静な人物でハオへの忠義が最も厚い。ハオの秘密を知る数少ない一人で、それを知りながら付いていく辺りかなり頑丈な精神を有すると見られる。実力も相当に高く、X-LAWSを思わせる黒い天使を召喚するが…。
- オパチョ(CV:林原めぐみ/林原めぐみ)
ハオの腹心でアフリカ出身。アフロにオレンジの民族衣装を纏った幼い男児で、純真無垢な心の持ち主故か、ハオが唯一心を許す存在。彼もまたハオを強く慕い、何処へ行くにも常に傍らに控えている。
ハオ一派の女性陣で結成されたチーム。いずれもヨーロッパ人で魔女と呼ばれ迫害された過去を持つ。
ドイツ出身のエクトプラズマーの女性。クールで気怠げな態度が目立つ花組のリーダー的存在。エクトプラズムを利用したO.S.を形成するのが特徴。パンクな装いとは裏腹に元々は名門貴族の家柄に生まれた令嬢だった。
イタリア出身のドールマスター(人形遣い)の少女。美人だが無口無表情で性格は暗め。愛用の人形に霊を憑依させ、遠隔操作して戦う。父親は地元を仕切るマフィアのドンで、占い師の母親はその愛人という微妙な立場で育つ。
イギリス出身のウゥドゥ・マエル(女ドルイド)の少女。明朗活発な性格で三人に中では一番喜怒哀楽が激しい。カボチャの人形を媒介にO.S.して敵と戦う。霊能力を恐れた親に捨てられ、民間で医療行為をしていたシャーマンの老女に育てられた。
土組
月組
所属なし
- ブロッケン・マイヤー(CV:未登場/吉野裕行)
- ボリス・ツェペシュ=ドラキュラ(CV:石井康嗣/置鮎龍太郎)
- 山田光司(CV:坂口候一/高口公介)
- アナホル・ポッキ(CV:未登場/遊佐浩二)
ガンダーラ
如来
明王
天
菩薩
麻倉家・ふんばり温泉関係者
- 麻倉葉明(CV:青野武/中博史)
- 麻倉木乃(CV:京田尚子/京田尚子)
- 麻倉幹久(CV:堀内賢雄/堀内賢雄)
- イマリ
- シガラキ
- 麻倉茎子(CV:土井美加/土井美加)
- 天手力雄神
- 玉村たまお(CV:水樹奈々/水樹奈々)
- ポンチ(CV:堀内賢雄/宮園拓夢)
- コンチ(CV:柏倉つとむ/観世智顕)
- 麻倉葉賢(CV:未登場/三木眞一郎)
- 大天狗
- 剣鎧童子
- 大鬼(CV:江川央生/間宮康弘)
- マタムネ(CV:田中秀幸/田中秀幸)
- 麻倉花
チームTHE蓮関係者
- 道潤(CV:根谷美智子/根谷美智子)
- 李白竜(CV:神奈延年/櫻井トオル)
- 道円(CV:江原正士/手塚秀彰)
- 道蘭(CV:さとうあい/木下紗華)
- 道珍(CV:柴田秀勝/柴田秀勝)
- 道黽
- 碓氷ピリカ(CV:川上とも子/日高里菜)
- 碓氷リカン
- ホロホロの祖父
- オロナ(CV:土師孝也/土師孝也)
- シャフト(バッファロー・リン、ベン・ザ・ACE、ルル、イヴ)
パッチ族
該当項目を参照。
KABBALAHERS(カバラーズ)
- ルドセブ・ミュンツァー(CV:川上とも子/富樫美鈴)
- セイラーム・ミュンツァー(CV:堀江由衣/下地紫野)
- カメル・ミュンツァー(CV:未登場/小西克幸)
ICEMEN(アイスメン)
- ピノ・グレアム(CV:千葉進歩/阪口周平)
- ゾリャー・ガガーリク(CV:勝生真沙子/寺崎裕香)
- トナ・パピク・カジマヒデ(CV:江川央生/石井康嗣)
NILES(ナイルズ)
その他の人物
- 喪助(CV:江川央生/森田成一)
- 小山田萬純
- 小山田圭子(CV:未登場/櫻井智)
- 小山田まんの子(CV:未登場/広橋凉)
- 田村崎緑(CV:高木渉/坂田将吾)
- リアム・ダイゼル(CV:佐藤政道)
- ジェーン・ダイゼル(CV:進藤尚美/富樫美鈴)
- ブルーベル・ブロック(CV:未登場/潘めぐみ)
- 乙破千代(CV:未登場/関智一)
- 麻ノ葉
- 田浅法師
- リリララ(CV:小山茉美/小山茉美)
- 天野輝子(CV:未登場/戸松遥)
テレビアニメ
第1作
2001年7月から2002年9月まで全64話が、テレビ東京系列局で放送された。アニメーション制作はXEBEC。
後半からオリジナルストーリーが展開されている。
主題歌
オープニングテーマ
「Over Soul」(第1話 - 第34話)
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - たかはしごう / 歌 - 林原めぐみ
「Northern lights」(第35話 - 第64話)
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - たかはしごう / 歌 - 林原めぐみ
エンディングテーマ
「trust you」(第1話 - 第34話)
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - たかはしごう / 歌 - 林原めぐみ
「おもかげ」(第35話 - 第63話)
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - たかはしごう / 歌 - 林原めぐみ
「魂魄重ねて」(第64話)
歌 - 佐藤ゆうこ
挿入歌
「brave heart」
作詞 - MEGUMI / 作曲 - 太田美知彦 / 編曲 - 十川知司 / 歌 - 林原めぐみ
「SILENT WEAPON」
作詞 - 李醒獅 / 作曲・編曲 - 大森俊之 / 歌 - 佐藤ゆうこ
第2作
2020年6月に完全新作でテレビアニメ化されることが発表された。
2021年4月からから2022年4月までテレビ東京系列局とBSテレ東にて放送された。
「アニメを物語の最初から作り直したうえで放送始めるつもりです」との告知があり、物語の結末まで映像化されるとされ、実際に完全版の最終回まで放送された。
放送開始日にBlu-rayBOXの情報が解禁され、それにより第52廻まで放送が確定していた。
東京オリンピック(2020)による休止などの影響で2022年3月末までに第49廻までしか放送できなかったため、改編期を過ぎた2022年4月21日に完結した。
アニメーション制作はブリッジ。
KC完結版35巻分の内容を1年間で放送するため、ストーリー展開はスピーディーとなっており、原作からカットされているシーンもある。
蛇足ではあるが、連載開始20周年に当たる2018年に向け、作者の武井に対しアニメのリメイク企画のオファーがあったものの、武井が当時の声優と曲を再起用したいと要求したが実現できずおじゃんになってしまったことがあったことを、武井が自らの公式ツイッターアカウントにおいて明らかにしている。
特報PVの曲が第1作のOP「Over Soul」を起用したことでも話題を呼んでいる。
キャストは大半が第1作から続投。主題歌も前半は前作に引き続き林原めぐみ(恐山アンナ役)が担当した。後半は水樹奈々(玉村たまお役)が担当する。
最終話放送後、麻倉花を主人公にした続編の制作が発表された。
これについての詳細はこちら。
主題歌
オープニングテーマ
「Soul salvation」(第1話 - 第27話 )
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - たかはしごう / 歌 - 林原めぐみ
「Get up! Shout!」(第28話 -第52話、52話ではEDとして使用。)
作詞・歌 - 水樹奈々 / 作曲 - 山本玲史 / 編曲 - 加藤裕介
エンディングテーマ
「#ボクノユビサキ」(第1話 - 第12話)
作詞 - MEGUMI / 作曲・編曲 - 要田健 / 歌 - 林原めぐみ
「Adieu」(第13話 - 第27話 )
作詞・作曲・編曲 - 清竜人 / 歌 - 堀江由衣
「ハヅキ」(第28話 - 第39話)
作詞・作曲 - ヨシダタクミ / 編曲 - saji、菊谷知樹 / 歌 - saji
「Courage Soul」(第40話 - )
作詞 - 五阿弥ルナ / 作曲・編曲 - 林ゆうき / 歌 - 麻倉葉(日笠陽子)
挿入歌
「Over Soul」
林原めぐみによる2001年版のオープニングテーマであり、第5話EDとして使用。作詞はMEGUMI、作曲・編曲はたかはしごう。
「JOH!仏〜SANKIEMON〜 -二経-」
「ちみ・ちみMORYO -二経-」
「ちみ・ちみMORYO -二経- Remix」
BoZによる第12話挿入歌。3曲すべて作詞は武井宏之、作曲・編曲はKyrie(NoGoD) 。
「ファウスト・ラブ」
ファウストVIII世による第19話挿入歌。作詞は武井宏之、作曲・編曲は林ゆうき。
「BOB LOVE」
BOBによる第32話挿入歌。作詞は武井宏之、作曲・編曲は山田正人。
「りんごウラミウタ」
あわやりんごによる第32話挿入歌。作詞は武井宏之、作曲・編曲は五島翔。
林原めぐみによる第33話ED。作詞は武井宏之、作曲・編曲はかぴたろう。
「ふんばりの詩」
第49話挿入歌。作詞は武井宏之、作曲・編曲はかぴたろう。
余談・関連リンク
作中のエピソード「恐山ル・ヴォワール」に登場した手紙の内容を歌詞にして、かぴたろう氏が2010年03月13日に初音ミクに歌わせたものがある。
2011年10月20日になんと、恐山アンナ役の林原めぐみが歌い、投稿したものがある。
【ニコニコ動画版】
関連動画
関連イラスト
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武井宏之 週刊少年ジャンプ 少年マガジンエッジ マンキン(略称)
SHAMANKING…英語表記揺れ及び講談社でのアニメタイトル。
ダイの大冒険…こちらも完全新作でテレビアニメ化された。但しこちらは出演者全員一新された。
美少女戦士セーラームーン…こちらは完全新作に至って、主役以外の声優陣を一新した逆パターン。
ガメラ…版権元が2回倒産したために3回も版権元が変わっても続いているシリーズ物の例。3回というのはシャーマンキングの経歴と類似している。
ブラザーベア…本作と同じく、アメリカ大陸の先住民における「グレート・スピリット」信仰とシャーマニズム、その理の中で生きる者達の「輪廻転生」と「復讐と因果」を描く作品。
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