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概要編集

前作の高い評価を受けて販売されたポケモンスクランブルシリーズ第2弾。開発元はアンブレラ。

2011年7月28日発売予定だったのが、8月11日に延期となった(DL版は2013年1月30日から)。

前作は1500Wiiポイントで販売されていたWiiウェアであった一方、本作ではフルプライス(4,571円)パッケージ版として販売されたが、それに見合ったボリュームに進化している。

ニンテンドー3DS初のポケモンソフトであり、(ケルディオ以降を除いた)第1世代から第5世代のポケモンが総登場。


なお、メタモンは本作からへんしんを使用できるようになり、わるあがきはサビたポケモンの専用技になった。


ストーリー編集

とあるおもちゃ屋にあるジオラマにはネジ巻きで動くポケモン達が暮らしており、オーソドックスな「バトルロイヤル」、2体の仲間と共闘する「チームバトル」、戦力を総動員してボタン連打で敵軍を吹っ飛ばす「とつげきバトル」の3つで最強のポケモンの座を競っていた。

しかし、その傷を癒すために必要な「ひかりのしずく」がある時を境に枯渇し、コバルオン率いる軍勢に残された「ひかりのしずく」を強奪される。

主人公はポケモンを操り、「ひかりのしずく」を取り戻す旅に出る…。


世界観編集

主人公が最初に訪れす「トイタウン」の他にも水辺にある「イーストタウン」、荒野にある西部劇風の「ウェストタウン」、雪原にある「ノースタウン」、この世界の根幹を成す世界の柱にある「タワータウン」の5つの街があり、ここでひかりのふんすいによるパーティ回復、AボタンとBボタンの習得技の入れ替え、わざはんばいきによる技の習得、仲間にしたポケモンの売却などが行える。

フィールドには各エリアへの入り口の他にも、タウンとエリアを繋ぐショートカット「ぬけあな」が存在する。また、エリア以外ではフィールド上にポケモンがシンボルエンカウントするため、それを倒すことでも仲間を増やせる。


ストーリークリア後はタワータウンで「ワールドランク」を操作することで出現ポケモンの戦闘力を上げることができ、必然的に仲間にした時の戦闘力も上がる。


登場人物編集

最初の操作キャラ。ミジュマルポカブツタージャビクティニがチュートリアルで仲間になるが、戦闘力は上がらない上に進化もしないのでストックが足りなくなって来た場合は必然的に別れることになるだろう。


「ひかりのしずく」を各地で強奪している軍勢のリーダーであり、度々主人公と激突する。

一人称は意外にも「ボク」である。


エリア編集

ステージ数が少なかった前作とは異なり、本作では原作設定に合わせ、エリアによって登場するポケモンが細かく設定されている。

一方でイッシュ御三家など複数のエリアに出現するポケモンもいる他、伝説のポケモンの出現地は原作や劇場版を意識したものも確認できる。


  • グリーンエリア

草原地帯。タイプの傾向としてはノーマルタイプ、モチーフの傾向としては哺乳類型や序盤鳥が生息。

クリア後にライコウが、隠しボスとしてラティ兄妹が登場。

マップは前作の「かぜのだいそうげん」を流用。


  • フォレストエリア

 くさタイプむしタイプが中心。他にも猿や鹿、狐といった森林に住む生物をモチーフとしたポケモンも出現。

低確率エンカウントでセレビィシェイミ(スカイフォルム)、隠しボスとしてビリジオンが出現。

マップは前作の「しずかのもり」を流用。


  • ビーチエリア

海辺に生息するポケモンが生息。タイプの傾向もわかりやすく、くさタイプでんきタイプで挑むのがオススメ。

なぜかワニノコはここで出現する他、カブト系やアノプス系など海に生息する一部の化石ポケモンは他のエリアに出現する。

隠しボスとしてルギアカイオーガが、低確率エンカウントでマナフィフィオネが登場。

マップは前作の「ひかりのなぎさ」を流用。


  • ケイブエリア

洞窟のエリア。

いわタイプほのおタイプの他にもヤミラミズバット系など暗所を好むポケモン、化石ポケモンが生息。

クリア後にエンテイが出現する他、隠しボスとしてディアルガレシラムゼクロムコバルオンが登場。

前作の「いわけずりのどうくつ」を流用。


  • ファクトリーエリア

工場をモデルとしたエリアででんきタイプはがねタイプの他、人工物モチーフが出現。

中にはマンキー系やリオル系のような環境にそぐわないポケモンも出現する。

低確率エンカウントでミュウ、クリア後にサンダーレジスチル、隠しボスとしてミュウツーデオキシスが登場。


  • タワーエリア

天高く聳える塔のエリア。

エスパータイプの他、ゴビットなど遺跡に生息するポケモンが登場。

低確率エンカウントでジラーチ、隠しボスとしてレックウザアルセウスが登場。


  • ツリーエリア

巨木で構成されたエリア。

むしタイプくさタイプの他、樹上生のポケモンが生息。

隠しボスとしてクレセリアが出現。


  • レイクエリア

湖沼のエリア。

湿地や淡水に生息するポケモンが出現する一方でマッギョクラブプロトーガ系など本来は海に生息する一部のポケモンも生息している。

また、トゲピー系や三湖スイクンもここで仲間に出来る他、隠しボスとしてパルキアが登場。


  • ホラーエリア

墓場をモチーフとしており、ゴーストタイプが中心(ただし、デスマス系はケイブエリアに出現)。

隠しボスとしてギラティナダークライが登場。


  • デザートエリア

オアシスが点在する砂漠のエリア。

じめんタイプいわタイプの他、スコルピ系やサボネア系など砂漠地帯や乾燥帯を好むポケモンの巣窟。

なぜか水の少ない環境に弱いであろうナエトル系やヘイガニ系はここで出現する。


  • ロックエリア

切り立った山脈のエリア。

いわタイプかくとうタイプの他にもワシボン系など高山帯に住むポケモンが出現。

クリア後にレジロック、隠しボスとしてテラキオンが登場。


  • マグマエリア

火山地帯のエリア。

ほのおタイプなど火山帯に生息するポケモンが出現。

クリア後にファイヤー、隠しボスとしてグラードンが登場。


  • レッドエリア

紅葉に彩られた山道のエリア。

チコリータ系などのジョウト地方のポケモン、タネボー系などの和風系、タマゲタケのような秋をイメージしたポケモンが生息しており、BGMも和風。

隠しボスとしてコピペロスホウオウが出現。


  • アイスエリア

氷山のエリア。こおりタイプなど寒冷地帯に住むポケモンの巣窟。

低確率エンカウントとしてシェイミ、クリア後にフリーザーレジアイス、隠しボスとしてキュレムが登場。


関連タグ編集

ポケモンスクランブル

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