基礎データ
全国図鑑 | No.0229 |
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コーストカロス図鑑 | No.076 |
アローラ図鑑(USUM) | No.290 (ウラウラ図鑑:No.111) |
ぶんるい | ダークポケモン |
タイプ | あく / ほのお |
たかさ | 1.9m |
おもさ | 49.5kg |
とくせい | サンパワー |
概要
「ポケットモンスターXY」で登場したダークポケモン・ヘルガーがメガシンカした姿。
二本の角は大きく上に伸び、骨を模した装飾は大きく、尖った形になり、より悪タイプらしく禍々しくなった。肩からマンモスの牙のように迫り出した二本の角はさながらケルベロスの首のようである。
ツメが赤くなっているのは、メガシンカにより更に高い温度を操れるようになったためである。
性能
種族値
HP | A | B | C | D | S | 合計 | |
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ヘルガー | 75 | 90 | 50 | 110 | 80 | 95 | 500 |
メガヘルガー | 75 | 90 | 90 | 140 | 90 | 115 | 600 |
上昇値 | 0 | 0 | +40 | +30 | +10 | +20 | +100 |
メガシンカすることによって防御と特攻が大幅に上昇している。
また素早さも115まで上昇し、激戦区である100族は勿論相性で有利なゴースト・エスパーがひしめく110族をも抜き去ることが可能となった。
特防も心持ち程度に上昇するが、見た目と違い攻撃は一切上昇しない。
一番上がったのが防御なので一見「もっと火力に数値をくれ」と感じるかもしれないが、実はメガヘルガーはあくタイプでは珍しい耐久も兼ね備えたアタッカーなのである。
さすがに一致弱点は辛いが、不一致弱点や先制技程度ならば余裕で耐え抜ける。
あくタイプのアタッカーは軒並み不一致弱点ですら落ちる紙耐久である為、この点では実はかなり貴重。
特性はサンパワーに変化する。
その強力さはキマワリや隠れ特性のリザードンで証明されたとおり。出来る限り晴れの状況下で戦わせたいところ。
…なのだが、耐久が上がったとは言え「サンパワー」は毎ターン体力が削られる諸刃の刃であり、折角高めの耐久を得たにもかかわらずHPがごりごり削れてしまう。
特性を発動するにも「にほんばれ」は1ターン消費してしまい、特性・ひでりに頼ろうにも、メガシンカの仕様上メガリザードンYとの両用は不可能なのでキュウコンやコータスに頼るしかなく、弱点が被り放題の上やはり5ターンしか持たないと色々難しい状況になっている。
要するに耐久が安定したアタッカーとしての性能を備えながら、特性はその耐久を削ると言うチグハグな性能になっているのである。(USUMの図鑑によると赤いツメやシッポの先端はヘルガー自身が苦しむほどの高温ですでに溶けかけているとの事)
さすがあくタイプ、癖の強さはお墨付きである。
と言っても特攻の種族値は140。決して低くは無い為特性を捨ててもある程度立ち回る事は出来る。特に晴れオーバーヒートは半減でもカプ・テテフのサイコキネシスより強いという火力を誇る。
高い素早さと安定した耐久を備えたアタッカーとして活用するか、「サンパワー」を活かして敵を地獄の業火で焼き尽くすかはしっかり吟味していきたいところである。
サンパワーに頼らず、自身と大変相性がよい「わるだくみ」を絡めていくことも可能。
メガシンカ直後の素早さは95のままなのでそのまま倒される可能性もあるが、ヘルガーは先制技である「ふいうち」も習得できるのでフォローは難しくない方である。
第7世代ではメガシンカしたターンから素早さが反映される仕様に変更されている。
伝説戦ではゲンシグラードン(ORAS以降)との相性がすこぶる良い。
事実上永続でサンパワーが機能する為、生半可な耐久のポケモンは焼き尽くされるのを待つしかないだろう。メガシンカ枠を阻害せず、かたや物理・かたや特殊と傾向が違う為受けづらいのも利点。
但しHPの低下は止められなくなる上、じめん技(特に「じしん」や「だんがいのつるぎ」)の一貫性が高まる点には注意。
ちなみに晴れパ運用をする場合、「ソーラービーム」と非常に相性が良い。1.5倍の威力を溜めなしで撃てるので、本来ほのおタイプが苦手とするみず、いわ、じめんタイプに対してもある程度有利に立ち回れる。特にみずタイプは、天候の影響でみず技の威力が半減するためかなり有利になる。
上手く使いこなして他のメガシンカポケモンに負けない活躍をさせよう。
因みにヘルガナイトはXYではYでのみ入手可能なので注意。
ORASではどちらのバージョンでも入手できる。
使用トレーナー
ゲーム版
※ポケモンマスターズ
アニメ版
- パキラ(XY)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- 2020年9月に実装。メガシンカポケモンでは初のあくタイプである。攻撃力が289まで上昇し、あく/ほのお技をより強力に撃てるようになった。自身より攻撃種族値が高いメガアブソルはあまりにも紙装甲なので、メガヘルガーの方が使いやすいケースが多い。覚える技が優秀なのでメガギャラドスよりもDPSが高い。
- ほのおタイプとしてはさすがに御三家専用技のブラストバーンを覚え、耐久面でも上回るメガリザードンX、メガリザードンYには見劣りするため、タイプの違いで差別化したいところ。
- 更に2022年5月に初回のメガシンカに必要なエナジーが100に減少し、より使いやすくなった。
『ポケモンマスターズ』
- カリンのバディであるヘルガーが「バディーズ技」を使用する事によってメガシンカする。
- 非プレイアブルのアポロもヘルガーをバディーズにしてるが、こちらはメガシンカしない。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- パキラのメガヘルガー
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 12章の通巻版エピソードでは、コンコンブルの弟子のポケモンでメガヘルガーが登場する。
関連イラスト
関連タグ
0228.デルビル→0229.ヘルガー/メガヘルガー→0230.キングドラ
同複合タイプ
ポケモン関連
- 犬ポケモン
- 1.ガーディ/ウインディ ヒスイガーディ/ヒスイウインディ
- 2.ブルー/グランブル デルビル/ヘルガー/メガヘルガー ドーブル (エンテイ・ライコウ・スイクン:三犬だが、モデルは猫科)
- 3.ポチエナ/グラエナ ラクライ/ライボルト/メガライボルト
- 4.リオル/ルカリオ/メガルカリオ
- 5.ヨーテリー/ハーデリア/ムーランド
- 6.トリミアン ジガルデ10%フォルム
- 7.イワンコ/ルガルガン(まひる・まよなか・たそがれ)
- 8.ワンパチ/パルスワン ザシアン(れきせんのゆうしゃ/けんのおう) ザマゼンタ(れきせんのゆうしゃ/たてのおう)
- 9.パピモッチ/バウッツェル ボチ/ハカドッグ オラチフ/マフィティフ イイネイヌ
- サンパワー仲間
- その他