「もふう!」
基礎データ
全国図鑑 | No.0722 |
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アローラ図鑑 | No.001 |
ヒスイ図鑑 | No.001 |
ブルーベリー図鑑 | No.218 |
ローマ字表記 | Mokuroh |
分類 | くさばねポケモン |
タイプ | くさ / ひこう |
高さ | 0.3m |
重さ | 1.5kg |
せいべつ | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | しんりょく/えんかく(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう |
ポケリフレ情報
好 | 蝶ネクタイ |
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嫌 | 頭(2度目以降) |
危険 | 無 |
他言語版の名称
英語・イタリア語・スペイン語 | Rowlet |
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ドイツ語 | Bauz |
フランス語 | Brindibou |
韓国語 | 나몰빼미 |
中国語(台湾国語) | 木木枭 |
中国語(広東語) | 木木梟 |
進化
モクロー → フクスロー(Lv.17) → ジュナイパー(Lv.34)
リージョンフォーム
モクロー → フクスロー(Lv.17) → ヒスイジュナイパー(ヒスイ地方でLv.36)
概要
初登場は『ポケットモンスター サン・ムーン』。ゲームの一番初めに手に入るパートナーポケモン「アローラ御三家」のうちの1匹である。
また2022年に発売された『LEGENDSアルセウス』では古のシンオウ地方であるヒスイ地方が舞台で、ヒノアラシ・ミジュマルと共に「ヒスイ御三家」に選ばれた。
ホーホー&ヨルノズク以来となるフクロウをモチーフとしたポケモンで、生態にも共通点がある。
顔はメンフクロウをモチーフとしたムックルやユニランにも似たもので、丸っこい体はアローラ地方モデルのハワイで神聖な鳥とされる「プエオ」という固有種なフクロウの意匠が見られる。
大抵の個体は夜行性であり、昼間は眠りながら光合成でエネルギーを蓄え、夜になると獲物を求め活動を開始する。
翼はあまり大きくなく、飛ぶスピードもそれほど速くは無いが、手のように物を持てる器用さがあり、一切の音を立てずに飛行する事が可能。
その性質を活かして相手に気づかれぬように近づき、刃物のように鋭い羽を飛ばしたり、高い脚力による強烈な足蹴りを繰り出す奇襲戦法が得意。
前後・上下を軸に180度近く回転させられる柔軟な首も特徴的で、バトルでもトレーナーの指示を首を回して待っている。
また知能や状況判断力も高く、トレーナーの指示にもその場に応じたアレンジを加えて戦ってくれる。本来は警戒心も強い種族らしいが、下記アニメの個体がのん気な性格だった為そうしたイメージは持たれ辛い。
身体がきれいに収まる狭くて暗い場所が落ち着くため、そういった木のウロなどを好んで巣とし、信頼したトレーナーのふところやバッグを寝床にしたがる個体もいる。実例は言うまでもないだろう。
名前の由来は「木(モク)+フクロウ」と思われる。色違いは体毛が翡翠色である。
ゲーム上での特徴
新しいくさタイプの基本技である「このは」を覚えられる。ポケリフレでは一番始めは頭を触られるのは何ともないが、ポケマメを与えた後や2度目以降は何故か嫌がるが、お腹を触れられると喜ぶ。指を回すと嘴で突っつく。
初めから複合タイプを持つ異色の御三家。
この事例は初代のフシギダネ以来、御三家では実に20年振りとなる。
勿論フクロウモチーフなので、複合されているタイプはひこうだが、最終形態では別のタイプへおき変わる。
それだけではなく、何と御三家初期形態最軽量(1.5kg)のポケモンでもある。今まで最軽量だったアチャモの2.5kgをさらに下回っている。
鳥をモチーフにした御三家は今までヒヨコ(軍鶏)やペンギンといった飛べない種族ばかりであったため、飛べる鳥が御三家になるのは史上初のこと。さらにこれで鳥類モチーフの御三家で草・炎・水の3タイプが出そろう事にもなった。→鳥御三家
公式でビジュアル公開された時から、モクローの可愛さにメロメロになったプレイヤーも多く、ネットを見る限り最初のポケモンはモクローを選んだプレイヤーが多い模様。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | 複合 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
モクロー | 68 | 55 | 55 | 50 | 50 | 42 | 320 | 飛行 |
草御三家比較
草御三家 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | 複合 |
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フシギダネ | 45 | 49 | 49 | 65 | 65 | 45 | 318 | どく |
チコリータ | 45 | 49 | 65 | 49 | 65 | 45 | 318 | - |
キモリ | 40 | 45 | 35 | 65 | 55 | 70 | 310 | - |
ナエトル | 55 | 68 | 64 | 45 | 55 | 31 | 318 | - |
ツタージャ | 45 | 45 | 55 | 45 | 55 | 63 | 308 | - |
ハリマロン | 56 | 61 | 65 | 48 | 45 | 38 | 313 | - |
サルノリ | 50 | 65 | 50 | 40 | 40 | 65 | 310 | - |
ニャオハ | 40 | 61 | 54 | 45 | 45 | 65 | 310 | - |
使用トレーナー
ゲーム版
- ヨウ:SM・USUM男主人公※1
- ミヅキ:SM・USUM女主人公※1※2
- ハウ:SM・USUMライバル※3
- エリコ:トレーナーズスクールの先生※4
- テル:LEGENDSアルセウス男主人公※5
- ショウ:LEGENDSアルセウス女主人公※5
※1 ニャビー・アシマリの三択
※2 ポケモンマスターズのバディー
※3 主人公がニャビーを選んだ場合
※4 USUMで主人公がアシマリを選んだ場合
※5 ヒノアラシ・ミジュマルの三択
アニメ版
漫画版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
〈レギュラーの手持ち〉
〈ゲストなど〉
- 新無印46話
- 冒頭のみ登場
- 『神とよばれしアルセウス』
- サトシが体験会限定とはいえ、モクローをゲット。サトシが同じポケモンを複数体ゲットしたのはケンタロス以来である。
『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ』
- 1話
- リコの面談時と新入生の手持ちで登場。
- 18話
- リコの母・ルッカのスマホスタンドで登場。
『Pokémon Evolutions』
- 第2話「ジ・エクリプス」のEDに登場。飛び回ったり、最後には女の子の頭に止まっていた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- ムーンのモクロー
- 元はサンのエン(ニャビー♂)と同様、ククイ研究所にいたポケモン。アシマリのバルーンで体が冷え弱っていたところを治療してもらった事がきっかけでムーンに懐き、メレメレ島を出発する際に自ら同行したためククイ博士から譲られた。
- 夜行性のため、夜が好きなムーンは親近感を持っている。
- ムーンが手に持った布を掴んで空を飛ぶ事が可能。
- ウルトラディープシーで半年間過ごしている間にフクスローに進化していた。
余談
その見た目が、どんな戦いにも負けたことのない宇宙人をモチーフにした怪獣少女が大騒ぎする漫画に登場したとある鳥や、某スクールアイドルに似ていると、Twitterで騒がれている。
登場当初も、その名前の類似性から某パイナップル頭の人の鳥を連想した人も少くないとか。
また、「無音の暗殺者」ことフクロウがモチーフであることと、その何とも言えない無表情(実際はとても表情豊か)やボールのような体型からネタにされることも多い。
発表当初からクソコラなどで話題を集め、ぬいぐるみがamazonで品薄を連発し、サンムーン発売後にはモクローをはじめ鳥ポケモンをあしらった雑貨「MOKUROH’S GARDEN」が展開されモクローグッズが売り切れ続出するなど人気を集めている。
関連イラスト
関連タグ
0721.ボルケニオン→0722.モクロー→0723.フクスロー
アローラ御三家・初期形態
ヒスイ御三家・初期形態
鳥御三家
草御三家・初期形態
ポケモン | 該当地方 |
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フシギダネ | カントー御三家 |
チコリータ | ジョウト御三家 |
キモリ | ホウエン御三家 |
ナエトル | シンオウ御三家 |
ツタージャ | イッシュ御三家 |
ハリマロン | カロス御三家 |
モクロー | アローラ御三家(ヒスイ御三家) |
サルノリ | ガラル御三家 |
ニャオハ | パルデア御三家 |
※フシギダネとは初期形態で複合タイプを持つ仲間
同複合タイプ
関連ポケモン等
- ポケモン図鑑No.1組