「ついでにお前もくたばれやアバズレがぁぁぁぁぁ!!!」
「落ち着け、心を強く持て、俺は乗り越えた、乗り越えた……」
「負けても恨みっこ無しだ、未練を捨てる準備をしておけ……戦友!」
プロフィール
本名 | 陽務楽郎(ひづとめ らくろう) |
---|---|
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 11月21日(さそり座) |
プレイヤー名 | サンラク※1 |
英語名 | Sunraku |
特技 | ミュートで音ゲーをフルコンする |
所属クラン | 旅狼 |
好きなもの | ゲーム、刺身 |
嫌いなもの | ラグ、偏る乱数 |
得意ジャンル | ほぼ全般(特にクソゲーやアクション系) |
苦手ジャンル | ノベルゲー※2 |
家族構成 |
|
プレイスタイル | ロマン思考の回避系アタッカー |
ポケモンに例えると | ヒヒダルマ※3 |
CV | 内田雄馬※4 |
※1:苗字も設定する場合、最後に食べた夕飯の献立から名付けられる。(例:鮪漬丼→漬鮪、鯖の塩焼き→グリルドマックローなど。)
※2:クソゲーの場合マルチバッドエンド(マルチエンド面しているがバッドエンド強制のゲーム。例えば10あるバッドエンドを全て回収するのを強制させられ、選択肢はその順番を決めるだけで絶対にハッピーにもトゥルーにも行けない。その後特殊選択肢が出て初めてトゥルーに辿り着くという実質11週以上前提の仕様、サンラクの同類が集まる場所等では割とよく見かける型式)などひたすら地獄の時間が続くため。周回要素とか真顔案件。
※4:コミック版1周年で公開されたPVから担当。テレビアニメ版でも引き続き担当している。
概要
小説家になろうに連載されているウェブ小説『シャングリラ・フロンティア』の主人公のプレイヤーネーム。由来は本名の「陽」務「楽」郎から取って陽(サン)楽(ラク)。
自身がゲーム内で使用するプレイヤーキャラクターには必ずこの名前をつけている。
ただし『GH:C』で野良対戦していた際は、プレイスタイルから身バレする事を恐れ「リカースティール」の名を使っている(意味は酒盗=鰹の内蔵の塩辛。父親の酒のつまみを拝借した)。カッツォと偶然マッチングした際は裏声で誤魔化していた(それで気付かないカッツォもカッツォだが)。
「ティンキー☆☆☆(裏声)」
ゲームをこよなく愛するゲーマーだが、作品の副題『クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす』からもわかるように、主にプレイするのはクソゲーと呼ばれる類のゲーム。
数多くのクソゲーをプレイしてきた経験値、反応速度、そしてなにより数々の理不尽に燃える高いモチベーションに裏打ちされたそのプレイヤースキルは非常に高い。
人物像
本作のヒロイン、斎賀玲などと同じ学校に通う高校生。
昆虫マニアの母、釣りバカの父、ファッションガチ勢の妹という自分の趣味に没頭しやすい家系の者でそれが許容される環境で育っており、青春をクソゲーに捧げる重度の「クソゲー専門ゲーマー」。クソゲーと聞けばどんなジャンルでも挑戦し、中には『便秘』のようにちょっと楽しいゲームもあるものの、多くは理不尽な高難易度や不親切なUI、奇天烈なバグや目も当てられない超展開等々プレイするのも一苦労な迷作ばかりで、それらを前に時に怒り時にトラウマを刻まれているのだが、それでも新たなクソゲーを求め続ける変人である。(プロゲーマーには興味があるものの、母親から「最低でも大学を卒業する事」と言いつけられているため、当面はなれない。)
現在は、働きながら好きにクソゲーしまくる武田氏の後継者ルートを目指している(なお、大学受験の結果でルート分岐する)。
ほぼ毎日徹夜でゲーム攻略をしている割には学業の成績も維持しており(作者の裏設定によると、ちゃんと勉強するタイプであり、テストに出る範囲の補足が上手いとのこと)、運動神経もそこそこ。顔もまあ悪くはなく(そもそも妹が読モな時点で勝ち組)、同級生と良好なコミュニケーションを築ける社交性も持つ(玲と会話する機会が増えた後は、主に男子勢から尋問・極刑されそうになるが)。
更には実家も上記のような趣味人家庭を支えるだけの財力があり、そこまで作中で強調されることはないが割と完璧超人。
やたら英語に強い。ただし本場外国人の早口英語はあまり聞き取れない。上述のリカースティールやグリルドマックローのネーミング、そして下記のネフホロの機体名からも、英語の語彙力は強いことが察せられる。
教養もあってか、相手を煽る時の語彙力もかなりキレッキレである。ただし、乱数に嫌われているので当てずっぽうの選択肢問題では結構外す。
家族の趣味の関係上、虫や魚関連には少々詳しい。クラウンスパイダー戦で蜘蛛の巣の特性(縦の糸は蜘蛛の移動用なのでくっつかない、くっつくのは横の糸)を利用してノーダメ撃破している。
また、一般人家庭ゆえに味覚レベルにはあまり拘りがないが、魚類に関してだけは高レベルを発揮する。
一方で、「ゲームに人間性を捧げた」「人間性を削ってゲームしている」と言われるほどゲーム中心に物事を考えているゲーム人間。性根や人柄は至って良識的だが、趣味嗜好だけはとことんひねくれている。
また、気心の知れた人間(クソゲーフレンズ)相手にはかなり辛辣な外道トークも展開する。
反面、公の場で大勢の観客の前でインタビューを受けることには慣れてないため、そういう場面では萎縮してしまう。また、クソゲー以外に興味を抱くのは稀(例外が『ネフィリム・ホロウ』くらい)であるため、普通のゲームやそれ関連の情報には疎い。
本人は乱数の女神を邪神と吐き捨てるほど運が悪いことを自認しているが、実際には『シャングリラ・フロンティア』内で遭遇率の低い高難度のユニークシナリオに何度も遭遇する、全米二位の格ゲーマーであり重量級キャラの使い手としては最強のプレイヤーに土壇場の運で勝つなど、どちらかと言えば悪運寄りな強運の持ち主。
正体を隠して参加することになったゲームイベントでのエキジビジョンマッチにて、世界最強の格ゲーマーであるシルヴィア・ゴールドバーグと互角の戦いを繰り広げ、謎の強豪ゲーマー『顔隠し(ノーフェイス)』としてにわかに脚光を浴びることになるが、本人は素知らぬ顔で日常生活を過ごしている。
その時の味方チームから業務用VRマシン送られたり、エナドリの会社から顔隠しを元にしたとしか思えないデザインのエナドリ送られたり、海外から全米二位がやってきたり、エナドリの会社から顔隠しをモデルにしたMRマシンを手渡しで送られたり、海向こうからファーストクラスのチケットをタダで渡されそうになったりしたけど、…まぁ普通に日常生活を過ごしている。
クソゲーの買い過ぎで金欠になったことがあり、郵便配達のバイトの経験がある。
人間関係
家族の概要は前述の通り。それぞれが独自の趣味を追求しているので、別に不仲ではないがすれ違いが多い。そのため、別に問題はないのに児相を呼ばれたことがある。
その事もあって月初の土曜だけは揃って食卓について近況を報告するという習慣をつけている。(そうでもしなければ家庭内別居状態になってしまうため。)
一方でゲームを通じた友人関係は手広い。
特にプロゲーマーであるオイカッツォこと「魚臣慧」と、人気カリスマモデルであるアーサー・ペンシルゴンこと「天音永遠」は外道三人衆とも呼ばれるほど仲の良いゲーム友達で、良好な関係を築いている。譬えるならお互いに背中を撃ち、笑顔で中指を立てあうような関係。
ぼくたちはとってもなかよしなので、ともだちのくるしんでるすがたをみるとたのしくなるんだ。
なお、当初はプライベートのこともあり、2人には自分が高校生であることを知られているものの、素顔は晒しておらず、リアルで初対面を果たす時でも、ガスマスクやカボチャマスクで頑なに顔を隠していた。
なお理由は「タイミングを逃し続けたことで意地になった」ためなので顔バレ自体を嫌っているわけでは無く、「勿体振り過ぎて逆に出すに相応しい場面のハードルが青天井しているだけ(出てくる顔も、日本全一の魚臣や現役カリスマモデルの天音と比べて、別段何かあるわけでも無い完全パンピーなのもある)」である。
シャンフロ内での所属クラン『旅狼』の所属メンバーの秋津茜やモルド、ルストとも別ゲーで知り合った。
尚、サンラクの妹である瑠美は、天音永遠の熱狂的なファン(サンラク曰く邪教徒)であり、サンラクが天音永遠と密かにゲーム友達であったことを知った時には、ホラー映画の亡霊並みの執念でサンラクを追いつめた。
なおコミック版では、ペンシルゴンに本名を明かす(原作版だとこの時点で既に知っている(というのも、サンラクが実名を使ったガチメールアドレスを連絡手段に使ったのが原因))交換条件として連絡先を提供(本人証明のためにビデオレターとサイン本もセット)してもらい、これをお土産として渡す事でご機嫌(とマウント)取り及び勝手に飲みやがったエナドリの弁償の要求を行う展開に変わっている。
作品のヒロインである斎賀玲からは一方的に恋愛感情を持たれているものの、本人はその思いに一切気づくことはなく、彼女の思いの全てはシャンフロへの思い故にと受け取る鈍感さを持っている。
もっとも、彼女自身も相当な恋愛音痴であるため、別にサンラクだけが悪いわけではない(原作者から「結構チョロいので玲が勇気出して告白したら即ゴールインする」と語られている)。
そもそも、シャンフロでの初対面が全身鎧の大男がいきなり大剣でPKプレイヤーを真っ二つにしたという状況なので、引いてしまうのも無理もない。
ゲームのプレイスタイル
上述の通りプレイヤーネームは「サンラク」で固定、そして多くのゲームで何かで顔を隠したアバターをPCにしてプレイしている。なお、顔を隠しているのは、プレイスタイルを効率化すると自然とそうなってしまう事が多いというだけで、そういう趣味や拘りがある訳では無い(そうはならんやろと思う人がいるであろうが、実際に性能による効率を重視すると珍妙な見た目になるゲームや、性能は二の次でネタ装備を好んで装備するプレイヤーは現実でも実在する。特にモンスターハンター辺りの「大剣を使うと肩からツノが生える」「頭が骸骨」現象は有名で、場合によっては「鳥の被り物に半裸」というサンラクのような格好になることもある)。
なお、コミック19巻のおまけ小説にて、フルフェイスの装備に拘るのは「世紀末円卓」での事件後に何作か外道三人衆でゲームを遊んでいた時に、ペンシルゴンに「人間、割と表情で身元が割れるよね」と言われ、ペンシルゴンの前で笑って身バレしたくないという理由でフルフェイスの頭装備に拘るようになったという理由が明かされた(理由を忘れた現在でも、本能的にフルフェイスを好んでいるが)。
そのため、「便秘」などのペンシルゴンに会う前にプレイしたゲームでは顔を晒しているアバターになっている。
テンションが上がるほどにパフォーマンスも向上していくタイプ。
プロではなくアマチュアゲーマーではあるが、モチベーションとテンション、そしてエナドリの加護があれば世界トップクラスのプロゲーマーと張り合えるほどのパフォーマンスを見せる。
基本的には初見殺しに特化しているプレイスタイルで、『機動力に全ブッパした紙装甲』・『高火力だが高燃費で短時間しか動けない』『ソイツにしか出来ない動きがあるなど光るもの自体は持っているが、それ以外が全て他の完全劣化』など、根底の思考がロマン主義で固まっている。
曰く「不遇、マイナーと言うことは対策が進んでいないと言うこと、そして初見殺しさせたら俺の独壇場」
そのためある程度のプレイヤースキルを持っていれば、慣れれば結構簡単に勝てる。
逆に言えば初見の状態で戦った場合は、ほぼ勝つことはできず、初見でなくてもある程度のプレイヤースキルを持っていなければカモである。なお「ある程度」とは「全日本一レベル」か「人の嫌がる事を相当の規模でやる奴」かである。
ただし、これはタイマンに限った事なので、ある程度格上の装備で袋たたきにすればジリ貧にはできる。付き合ってくれるかは別として。
その本質は「高機動による高速選択の押し付け+思考時間の制御」「トリッキー戦法、応用、初見殺し、不遇択の混入等による情報量での圧殺」を得意とする「人力Ddosマン」。そのため「自分に匹敵する高機動」かつ「情報量を捌ける処理能力」を併せ持つ相手には勝ち目がかなり薄い。(一応「慣れ」で対応できなくもないのはカッツォが証明しているが、初見で捌き切ったのは今のところシルヴィアただ一人である。)
必要とあらば鈍重型も使うが、その場合押し付けてくる情報量と裏をかかれた時の一撃の重さが跳ね上がるため、対抗策が変わる等とにかくびっくりドッキリ曲芸師である。
また、『つまらない勝利よりも楽しい敗北』と語るほど、ゲームの中でも『楽しさ』を重視するスタイルである為、負けず嫌いでとにかく勝つことを重視し、通常対戦相手には勝率八割をキープするカッツォは、サンラクのその部分の思考が読み切れず、サンラク相手には勝率七割を維持するにとどまっている。
国内最強のプロゲーマーであるカッツォは、誰相手でも基本的に勝率八割を崩したことが無く、彼に一割多く勝てるサンラクの強さがプロゲーマーレベルでも通じるほどの実力の証左となっている。
なお、「初見」のゲームで「初対戦」であることを限ればカッツォとの対戦の勝率はサンラクの方が多い(2戦目からは行動パターンなどを分析されるのでカッツォの勝率が高い)。
多種多様なクソゲーを攻略したことで得た技術を別ゲーに持ち込むことで、相手の意表をつく奇抜な立ち回りを見せる(例えば、ピザ留学もとい『ラブクロック』で鍛えられた反射神経と瞬間チャート構成など)。
なおその副産物でクソガキに対する抵抗力が高い、原因は「無自覚にフェアリアというカスを作った会社が、意図してプレイヤーを不快にするために作ったお邪魔キャラ「アーク(通称:害悪)」の悪行三昧」で耐性ができたため
UI(ユーザーインターフェース)に対する適応能力が高く、応用力と反応速度が高いレベルで共存しているため、基本的にはFPSでも格ゲーでも対戦アクションでもすぐに適応することができる、ゲームプレイヤーとしては万能型とも言える性質を持つ。
更に動体視力や反射神経も優れており、じゃんけんなら実質後出しし放題であり、レベル31時にレベル120の妄執の樹魔の完全初見のノーモーション攻撃を連戦続きで疲弊しかつ完全に油断して気を抜いていた状態から紙一重で回避することに成功している。
同じく、高レベルのアラミースの不意打ち(なお、これでも手を抜いていたとサンラクは見抜いている)も回避してみせたことで、『ヴァイスアッシュの舎弟』であることを認めさせている。
自分の理想のムーブを実現するために何度もトライアンドエラーを繰り返し、動きに改良を重ねていく。一度の体験から得る情報の反映速度と高いモチベーションこそがサンラクを支えていると言っても過言ではない。
ゲーム攻略の為には形振り構わないスタイルで、半裸に覆面、海パンに覆面、鈍重なパワーファイター、幼女などになる事も厭わない。
「ゲーム」を目一杯楽しむポリシーに加えあらゆるプレイスタイルを模索する都合、正規プレイの範疇ならば前述の通り割と外道な行動も辞さない。
というか『鯖癌』ギリシャ文字サーバーや『世紀末円卓』、『幕末』といった殺伐としたゲームを多々プレイしているだけあってPK等のリアルなら倫理にもとる行為も利ありと判断すれば一切自重しない。
ただし、『シャンフロ』においてはPKに対して重篤極まりないペナルティが課せられている事とゲームと割り切るには精巧過ぎるNPCの存在もあり、そちら方面は流石に自重している。
また、サンラクのプレイスタイルはなろう主人公由来のチート能力ではなく、「(クソゲーの)経験を元に培ったサンラク自身の努力の賜物」という点である。作中でも、強いスキルで一方的に蹂躙する訳ではなく、トライ&エラーの繰り返しや、戦いながら分析・考察して最善の戦略を編み出すという、謂わば努力型の主人公である。
そのためちょいちょい惨敗しているのだが、彼の反応が「出来るかァァァ!!」「なんだあれふざけんな!!!」等軽快である事や、復讐心を燃やして即リベンジすることもありサクサク勝っている印象を受ける(とはいえ、サクサク勝ってる時は相手の手の内を知っていたり、事前に情報を仕入れていたりして有利な状況である事が多いのも留意する)。また、サンラク式水晶群蠍討伐法を真似したカッツォが20回ミンチにされても最適解を編み出せないくらい、常人には真似できないプレイスタイルなのも事実。
ただこれは「カミゲニウム(面白いゲームをプレイして情動が活性化している状態、デメリットとして他者に攻撃的になる、責任転嫁しやすくなる)」が高まっている時の話で、彼本人も若干気にしているが、「クソゲニウム」が高まっている時はこのトライ&エラー癖が出て「簡単に試合を投げる」もっと言えば「非常に諦めが早くなる」「負けを前提に動く」「早期の全滅による次戦を狙う」様になって「つまらない行動」に出てしまう事がある。(その代わりクソゲニウムが高い=情動が死んでいる状態なので非常にストレス耐性が高くなる)
恐ろしいことに、現実においてもクソゲーのやり過ぎで体調を崩し、神ゲーをプレイしてメンタルを回復させるクソゲーハンターが実在するため、ある種の説得力となっている。
また、動きは奇抜で仕様の穴を突いた攻略法をするものの、あくまでシャンフロの仕様に添ったプレイを心掛けている。そして、サンラク自身は自分のプレイを「チート」呼ばわりされると怒る(ここで言うチートとは「規格外の力」ではなく、本来の意味の「不正」の方。更に言えばシャンフロ内でチート行為をすれば即BANされるため、サンラクの行動がチートでは無いことは証明されている)。
実際、『黒狼』の一員が難癖付けたが、反論も許さないとばかりに罵りながら足払いで転ばし、「俺に意見するならリュカオーン相手にソロでノーデス回避ゲーやってから言ってくれ、な?」と煽った(なお、これでも大分自重した方であり、本来なら口を開かずダイレクトにボコっていた)。
……実際、リュカオーンの呪いを受けてから変態染みたプレイスタイルを強いられたのは事実であり、サンラク本人も呪いがなければ好きに防具を着せ替えて楽しみたかったと溢している。
そんな事もあってか、墓守のウェザエモンを始めとした強敵との死闘や、結果的に敗北したが一矢報いて観客を大いに盛り上がらせた全一との対戦など、見所あるベストバウトも多い。
余談だが、TRPGだとクソどうでもいいところでファンブル出して大ダメージ受ける癖に、ボス戦だと異様に強いタイプ。
コミックエキスパンションパス版特典のクトゥルフ神話TdRPGでは、ネットアイドルの「讃 楽羽(たたえ らくは)」としてプレイ。ジークンドーで殴って解決する系中学生。
ちなみに、作者曰くサンラクのイメージは「行儀の良いクレイトス」
『シャングリラ・フロンティア』のサンラク
外見
『シャンフロ』のサンラクは基本的に半裸に鋭い視線の鳥の覆面「凝視の鳥面」という変態スタイル。
半裸スタイルなのは初期装備を武器に全振りして防具なしの状態で始め(キャラメイク時に初期資金で装備をやりくり出来るタイプであるため)、その後ユニークモンスター『夜襲のリュカオーン』との戦闘で敗れた際に「リュカオーンの呪い」を胴体と脚に受けた事で、その二部位に装備を着用できなくなる(※)ペナルティを負い、システムから半裸を強制される羽目になったからである。(2つ目の町「セカンディル」に着いた時には見目を気にして服を購入し装備していたが、この戦闘で破壊された)
なお、後に「リュカオーンの刻傷」へと変化しており、該当箇所へ装備可能になったが、装備したまま累計三分経過すると残りの耐久値に関係なく破壊されてしまうため、一時的なものとなっている。
(※)ズボンも履けないが、一応コンプライアンスのためコミック版とアニメ版はインナーのパンツを履いている状態になっている。このインナーは装備とは別枠であり、装備破壊攻撃を受けても破損することはない。
実際、モンスターハンターなどの着せ替えシステムがあるゲームでも、全裸状態でも最低限下着となるインナーを身に着けている仕様である。下も脱げないかと訊いて怒られる作品も存在する。
インナーすらも脱いでスッポンポンになれるゲームは非常に稀(大概はイベント扱い)であるし、そもそも常識的に他の人の目が入るオンライン環境で真っ裸になれる方が問題である。
鳥の覆面をしているためNPCから鳥人族扱いされているが、文字通り覆面でしかないので、物を飲み食いする場合は嘴の奥深くにまで捩じ込まなければならないし、普通に外せる。(そのため、初見ではエムルに驚かれた)
あとこの覆面、本来表情固定なはずなのに、白目剥いたりドヤ顔したり煽ったりとやたら表情豊かである(まあ、フルフェイスなのに表情豊かなキャラクターには別作品とかで前例はあるが)。
凝視の鳥面以外にもいくつか頭装備を所持しており、状況によって使い分ける。いずれも肌の露出が少なく、素顔を隠せるデザインである。
ちなみに職業は傭兵だが、チュートリアルの役割を担う最初の町「ファスティア」を飛ばした事によりどこにも所属していないため実質無職である。
カッツォに指摘されるまでスキルの成長・合体、副業、傭兵の所属、掲示板機能などのことを一切知らなかった。
戦闘スタイル
ビルドは高機動の幸運戦士型。職業は傭兵(実質無職)→仇討人(+蹴武術士)
呪いの影響もあり、防具が使えないのでとにかく防御力がなく、一発食らうだけでも致命傷になる。(曰くテイッシュ装甲、濡れたダンボール装甲)一度でも操作を間違えると地面や壁のシミになるほどの機動力とクソゲーで培った持ち前のプレイスキルで相手の攻撃を躱しながら手数で押し切る。
そもそもステータス依存の武器を装備する以外で、防御力などのステータスを振っても、頭と腰、アクセサリー以外の防具が装備できず素肌で攻撃を受けるため焼け石に水であり、現在のビルドにせざるを得ないのだが。(実はそれを克服するアクセサリーが存在しているが、サンラクは知らない)
そのため基本的にステ振りは(俊敏性と幸運以外)武器を装備する条件を満たすために振るだけなのでステータスを見るとかなり歪である。
二刀流使いだが、ここで言う「二刀流」とはラノベの大先輩に代表される様な二振りの刀剣で戦うスタイルの事ではなく、「両手それぞれに攻撃手段を持たせる」事。攻撃できるなら素手でも毒液でも二刀流。状況に応じて双剣、片手剣、両手剣、拳武器、小盾、斧槍、刀、拳銃などをノールックUI操作による高速切り替えで使い分ける。その戦闘スタイルは他PCから「ツチノコ式剣聖」と呼ばれる。
なお、劇中でサンラクが行う「左の剣を前に、右の剣を下に向ける」構えは、色々な時代劇やハリウッド映画、ゲームなどの双剣使いのフォームをサンラクが適当に参考にしたものである。
シャンフロリリース当初の最終地点「フィフティシア」到達時に、初期のレベル限界99Extend(99にしてかつエネミーレベル100超えの敵を倒す、サンラクの場合水晶群蠍&金晶独蠍討伐がそれにあたる)になっていたことで神秘(アルカナム)という特殊なサブ職業の取得イベントが発生し、「愚者」(リキャストクールタイムが半分の代わり状態異常ダメージやデバフ時間が倍になり回復が確率で失敗する)を得た。
他にも様々な神秘があり、その人それぞれのプレイスタイルによって何を得るか決まるが、詳細は未だ確定できていないらしい。(「バフ被バフ効果が上がるが、一定時間バフをかけたり掛けられないとステータス激減」効果を持つサイガ-100の女帝(エンプレス)、「全ステータスにボーナスがあるが全デメリットの効果が倍加する」効果を持つサイガ-0の世界(ワールド)、「魔法威力が爆増し、消費も減るが、詠唱を中断できず動けなくなり小回りが効かなくなる」効果のキョージュの魔術師(マジシャン)、「格上との戦闘で火力が上がり、与えるデバフや異常の蓄積が上がるが、一定時間以内の与ダメージと蓄積が一定以下だとステータス激減、格下との戦闘ではステータス減」効果のペンシルゴンの力(ストレングス)、「昼は誰かにかける魔法(バフデバフ攻撃問わず)の効果増の代わり自分対象のスキル効果減、夜は逆」効果を持つAnimaliaの太陽(サン)など)
ちなみに習得条件は読者にのみ裏設定として全公開されている。
なお、唯一愚者は「99に到達する時間が早いほど得やすい(かも?)」という暫定条件が判明している神秘である。(要するに「持久戦が苦手になる代わりにスキルを畳み掛けて猛攻できる様になる」神秘であるため)
サンラクはゲームを始めておよそ3週間でレベル99Extend達成であり爆速中の爆速。
夜襲のリュカオーンによる影響
上記の「呪い」の影響は装備以外にも及び、自分より低レベルのモンスターは逃げ出し、自分より高レベルのモンスターは積極的に襲撃してくるという状態になるというハードモードを課せられる。
これらの枷によりマスクステータス「ヴォーパル魂」を高めやすい環境に(強制的に)置かれるため、一部ユニークシナリオを進めるにあたってはむしろ利点になっている。
NPCの反応も大きく変化し、加えてリュカオーン戦で「レベル20未満」「前衛で5分以上ノーダメージ」「クリティカルをこれでもかと200連発(シャンフロのクリティカルは首などの急所への直撃)」「(幸運値で)致命傷を1発耐える」と大奮闘したために致命の兎の親分に目をつけられ、それを機に常人とは隔絶された世界へ身を投じていく(この食いしばりは一戦闘中に一度のみという制約があれど100以上で100%発動するため高レベルプレイヤーは概ねその一定値まで振っている。劇中で「自傷による食いしばりはLUC50以上で確実に発動する」調整がされたが、これに関しては「HPが一定以下で効果を発揮するスキル」が少なからず存在しており、元からシャンフロユーザーの要望があってなされたものと思われる)。
後に、規格外エーテルリアクターを修理のために借りる交換条件としてカッツォや鉛筆にユニーククエストの条件を公開するように迫られたが、検証してないから疑惑混じりであることを前提に直前の行動である上記を躊躇なく公開したところ、「誰ができんだよ、曲芸お馬鹿!」「どうやったら空を飛べますかと聞いたら大胸筋を鍛えようって答えられた気分だよ!」と吐き捨てられてたあたり、日本一のプロゲーマーでもできないこともサンラクなら普通にやりかねないと確信を持たれているようだ。
(もっとも、マスクデータ「致命魂」の関係上、2人がラビッツ関連のユニーククエストを発生できるかは疑問であり、現に原作の方でも2人ともラビッツのユニークシナリオを解禁できていない)。
主な装備品一覧
※アニメ1期まで
頭装備
- 凝視の鳥面
サンラクの基本装備のひとつ。変態プレイヤーといえども、3000万人以上がプレイするゲームで素顔を晒して半裸プレイは流石に精神ダメージが大きいということで、顔を隠せる装備を選択した結果これに決定した(むしろ素顔の状態より変態じみた外見となっているような気もするが...)。
ネタ装備のため耐久値は特別高くはないはずだが、Lv100越えのモンスター・水晶群蠍に集団で袋叩きにされた時も、この装備は何故か破損していなかった。
装備自体がそもそもあまり役に立たない(刻傷のせいで素肌露出を強いられ防御力が死んでいるため。特に鎧等の防御力に比重が置かれやすい胴が封じられているのがでかい)からか耐久値の節約のためか他の頭装備を手に入れる機会が来ても新しく交換したり、下記の兜を常用したりはしていない。
この二つを併せて考えると「防具としては役に立たない」代わりに「壊れにくい」ような効果があるのかもしれない
補正はVIT+2。
- 祭衣・打倒者の長頭巾(フェスタ・メジェ・カフィス)
ピーツから購入した変装用のネタ装備で、目の部分に穴の空いた布の様なデザイン。被った際の姿はどこぞの神格に似ている。
両手が使えなくなるが、一応頭装備のため呪いの影響を受けずに全身を覆い隠せる(サンラクである事が若干バレにくくなる)貴重な装備品。(いつもの格好では即バレだし、顔だけ変えても呪いのせいでやはりバレてしまう)
サードレマでこの装備を着けて奔走するサンラクが目撃されたことを機に人気が増し、少し値上がりもした。
- 戦角兜【四甲】
ビィラックがクアッドビートルの素材から作成して貰った頭装備。上部の角には攻撃判定があり、攻撃やパリィに利用できる。クアッドビートルの頑丈な外皮から作られたこともあり、補正はVIT+500とかなり強力(といっても本体が硬くなるわけではなく、当該部位のカス当たりによるダメージや鍔迫り合いくらいしか効果を実感できないが)。
問答無用で装備を破壊するウェザエモンの「天晴」を受けた際も、半壊こそしたものの破損せず耐え抜いて見せた。
ちなみにアップデート前、シャンフロ配信直後の最終地点であるフィフティシアで手に入る防具より硬い、ユニークシナリオ様々である。
衣服系
- 隔て刃の皮服
マッドフロッグの素材から作られた衣服。斬撃耐性持ち。
セカンディル到達後に見目を気にして購入したが、程なくしてリュカオーンに遭遇し、呪いを刻まれたことで失った。
- 命潮の腰帯
サードレマで購入した腰装備。補正はVIT+19。
「焼け石に水であろうと無いよりはマシ」という事でウェザエモン戦前に装備したが、「天晴」を受けて破損した。
武器
- 致命の包丁(ヴォーパルチョッパー)
レアエネミー「ヴォーパルバニー」から低確率(サンラク曰く「体感5%くらい」)でドロップする装備品「致命シリーズ」の一つ。
カテゴリは短剣でサンラクは2本入手した。
クリティカル攻撃のダメージに補正が入る効果を持つ他、ヴォーパルバニーに関連したユニークシナリオの解放条件にも深く関わる。
サンラクの序盤における主武装として活躍し、後に真化により強化される。
- 湖沼の短剣
セカンディルでNPCの鍛冶師に作成して貰った短剣で二本所持。
クリティカル成功時、一定時間耐久値の減少が半分になる効果を持つ。クリティカル攻撃を主体とするサンラクのスタイルと相性が良く、特に守戦や持久戦で使用される。
ウェザエモン戦前にビィラックによって強化され、さらに耐久力を増した湖沼の短剣【改二】となった。
何かとコレに持ち変えるためかなり酷使されている。
- 帝蜂双剣(エンパイア・ビーツイン)
ビィラックがエンパイアビー・クイーンの素材を用いて作成した双剣(短剣と異なり片手運用できない)。
紫色の刀身を持つ右の剣には、攻撃した部位を汚染して破壊する「壊毒」という特殊デバフを付与する追加効果がある。
下記の兎月がボス戦特化型なので、雑魚戦での主武装として使われる。
- 兎月【上弦】/ 兎月【下弦】
神匠・ヴァイスアッシュの手によって致命の包丁が「真化」した対刃剣。真化により二振りの短剣が一つになった。
どちらも自身よりレベルの高い相手と戦闘する場合のみ効果を発揮し、上弦はクリティカル攻撃に成功すると自身のHPを減少させる代わりに次の攻撃の威力に補正がかかり、下弦はクリティカル攻撃に成功すると自身のHPが回復する。
さらに一定回数クリティカル攻撃を当てることで合体ゲージが蓄積され、大剣「双弦月」への合体が可能。この形態になると、敵とのステータス差が大きいほどクリティカルの威力と成功率が上昇する専用攻撃スキル「致命の三日月(クレセント・ヴォーパル)」が使えるようになる。
- 喪失骸将(ジェネラルデュラハン)の斬首剣
レアエネミー「喪失骸将(ジェネラルデュラハン)」のドロップアイテム。その名の通り、対象の首に攻撃する際、ダメージに補正が入る。
朽ち果てて錆だらけだったが、エリアボス「歌う瘴骨魔(ハミングリッチ)」との戦闘に際してビィラックが聖水を用いて即席で研磨してから使っており、限界まで酷使した上に最後は「兎力パイルバンカー」という無茶苦茶な技で打ち出されたが、全損することなく耐えきり、その後ビィラックが改めて打ち直した。
以降は双剣では届きづらい相手へリーチを届かせるためだったり、双弦月の立ち回りの練習だったりでちょくちょく使用される。
- 殺戮者の魔剣(スローターブリンガー)
元々はオルスロットが使っていたユニーク武器であり、PKを繰り返す事で入手できる。ペンシルゴンがサイガ-0と戦う際に使用してキルされた後で、サンラクが拾ってインベントリア内に放置している。
実はこの剣、最低1日に1回はPKしなければならないという条件を課され、条件を達成できないまま1週間放置するととんでもないペナルティが課せられるという激ヤバなデメリットがある。それを知らないサンラクは、この剣をペンシルゴンに返しそびれて長い間放置し、3ヶ月後のあるイベントにて再会する事になったオルスロットに返却した結果…………。
しかも、このデメリットは格納中は変化が起きないインベントリア内であってもしっかり加算される。一応格納空間から出すまではペナルティは発動しない。
プレイヤー固有のインベントリに格納した場合は条件達成して即ペナルティが発動する。
その他
- 致命(ヴォーパル)魂の首輪
ヴァイスアッシュによって強制装着された首輪型のアクセサリー。装備中は取得経験値が半分になる代わりにレベルアップの際に獲得するステータスポイントが2.5倍になる。
サンラクは「デメリットを差し引いても壊れアイテム」と評していたが、ユニークシナリオ「兎の国からの招待」のクリアに伴い外されてしまった。
- 格納鍵(かくのうけん)インベントリア
墓守のウェザエモン戦のクエスト報酬アイテム。腕輪型アクセサリーで、MPを消費する事で格納空間と元の位置を行き来する事ができる。空間は共に討伐したオイカッツォやペンシルゴンと共有している。
格納空間にはウェザエモンの遺産とも言えるレアアイテムの数々が収められている上に、単純にほぼ無制限の貯蔵庫という点だけでも優秀なのだが、サンラクは「いつでも手軽に安全地帯へ退避できる」という点を存分に活用している。
ただ、こうした利用法は運営からグリッチ(バグの不正利用)スレスレのグレー行為として睨まれているようで、特に一時離脱を利用する事で水晶群蠍を同士討ちさせて素材を乱獲した件は、メンテナンス無しで敵AI全般に即時対策修正が行われた。
もっとも、何度対策されてもその度にサンラク達に新たな悪用法を見出されるくらいにはぶっ壊れ級のチートアイテムである。格納空間は共有であることを利用して、どこにいても顔を合わせる事ができ、誰にも邪魔されない秘密会議の場として利用されたこともある。
青色の聖杯
深淵のクターニッド戦のクリア報酬の一つで、使用者の性別を反転させるユニークアイテム。
「性転換は死ぬまで解除不可」というデメリットはあるが、高性能な女性専用防具の中に刻傷で破壊されないものがあったり、サンラ子(=女体化したサンラク)が一部のプレイヤーやNPCから好まれるなど使い道の多さから頻繁に性転換する事になる。
協力NPC
基本的にはソロプレイでゲームを攻略している一方、レイドモンスターやユニークモンスターなどの強力なモンスターを相手にする場合以外ではNPCとパーティを編成して行動する事が多い。
以下、サンラクとパーティを組んでいるNPC。三人ともメインヒロインよりヒロインしている。
喋るヴォーパルバニー。相棒ポジション。ログアウトなどで別行動を取っている時はサンラクのリスポーンポイントで待機している事が多い。
アイドル系バトルアンドロイド。世間ではBB&ID(ボンバーバニー&アイドルドール)としてサンラ子とセットで有名になっている。
ユニークモンスター『無尽のゴルドゥニーネ』の内の一体にしてカフェ『海蛇の林檎』の看板娘。海蛇の林檎には穴に引きこもっていた所をサンラクが連れてきた。
プレイスタイル『シャングリラ・フロンティア以外』
ベルセルク・オンライン・パッション
通称『便秘』。酷すぎるバグが一周回って「バーリトゥード(何でもあり)ならぬバーグトゥード(バグでもあり)がまかり通る異次元の格ゲー」として、極一部のマニアに愛されている。
ちなみに、珍しく顔を全く隠していないアバターを使っているゲームでもある。
武器や炎などの特殊能力はもちろん、気を飛ばす事も無い完全な徒手空拳スタイルの格ゲー。…もっとも、バグで手足が伸びる程度日常茶飯事なゲームなので、一般的なソレとは訳が違うし、バグを特殊能力に含むなら、周り回って普通のゲームかも知れない。
数あるバグ技の中でも、直前まで手をポケットに入れた状態から超速のパンチを繰り出す「居合フィスト」を特に好んでおり、「居合フィスト流は理論上最強の流派」と豪語している。
それが高じて、他のゲームでも「居合フィスト流」を名乗っている。(高速抜刀等フィストでないことも多い。)
サバイバル・ガンマン
通称『鯖癌』。
やべーやつの素質があると収容されるギリシャ文字サーバーのひとつ「μ鯖」のトッププレイヤー。
相手の攻撃に当たりにくく、かつ懐に入りやすいというコンセプトを突き詰めた結果、身体の小さな幼女PCを作成。(鯖癌は複数セーブデータが作れるのでこれはその一体)
相手の懐に潜り込んで急所に銃をぶっ放すスタイルから、「μ鯖」のサイレント(Silent)・キル(KILL)・幼女(YOUJO)
略してμ-skYと呼ばれていた。
時系列的に未熟だったプレイヤースキルをなりふり構わないプレイスタイルで補いながら各サーバーの実力者達と渡り合っており、この時のプレイスタイルがシャンフロでのサンラクにも活かされている。
辻斬・狂想曲:オンライン
通称『幕末』。
このゲームでは般若の仮面に二刀流というスタイルをしている。
普段はいないのにイベントになると決まって出てくる、ランカーに匹敵する実力の持ち主ということから、ゲームプレイヤー内では『祭囃子』の異名をとっている。
PKに特化したゲーム故か他のゲームと比べて外道プレイに拍車がかかっている。
ネフィリム・ホロウ
通称『ネフホロ』。
鯖癌に並ぶ、サンラクがプレイした中で数少ない非クソゲー。ロボと融合して操作する関係上、機動・行動・武装展開などを全部自分自身の脳内でやらなければならないという激ムズな操作性のせいで過疎ってはいるが、慣れれば問題なく操作できるし、ストーリーやゲームバランスはしっかりしているためファンも存在する。
このゲームではアイアンマンの後頭部にヤカンの注ぎ口をつけたような見た目のサイボーグ風アバターを使用している。
愛機は超加速型の「キングフィッシャー」。
「加速に全ブッパして武装を相手に大ダメージ与えられるやつで最低限すれば楽しいのでは?」という頭悪い理論でカスタマイズし、ワンゲーム5分の内で3分間しか動けないという燃費の悪さ、パーツの1つでも破壊されると機動力が下がるというデメリットだらけだが、わずか5秒で超高速に突入するという変態加速が自慢。
初期カラーの奇跡的なバランスによりカワセミを彷彿させる水色とオレンジのカラーリングが、キングフィッシャー(カワセミの英名)という機体名たる所以である(第2期オープニングでのカラーリングも、よりカワセミを彷彿させるものになっている)。
ハマった当時はランキングの頂点を目指して対人しまくり、ランキング1位のルストと引き分けた辺りで別のクソゲーにお熱になって離れたという経緯であった。
作者曰く、「はぐれメタル並に攻撃が当たらない超高速変形機体が辻斬り&スナイプをかましてくる」という超速初見殺しで当時の環境トップが入れ食いされまくりということをしでかした事もあり、ネフホロ内ではかなり有名になっていた。
規格外特殊強化装甲を装備できずに不貞腐れたサンラクが気分転換に久々にプレイ。使用率が低いパーツで組んだ新機体「フィドラークラブ」(シオマネキの英名。何気に「潮招」ではなく「望潮」という俳句の季語に使われている方を当て字に選ぶ辺り、学歴の高さを感じられる)で、ルストと再戦し勝利。
そこでルストとモルドもシャンフロのプレイヤーであることが判明しユニークモンスター・「深淵のクターニッド」の情報を得ることとなった。
ギャラクシア・ヒーローズ:カオス
作中世界では世界的な人気を誇るゲームシリーズ『ギャラクシア・ヒーローズ』の最新作。
このゲームで全米一位にして世界最強のゲーマーであるシルヴィア・ゴールドバーグと対戦することとなり、彼女の使用キャラである『ミーティアス』の宿敵『カースドプリズン』およびその超必使用での姿、脱獄形態『プリズンブレイカー』を使用する。
最初はプロデューサーの都合で別のゲーム大会に出場しなくてはならなくなったカッツォが戻って来るまでの時間稼ぎをするつもりだったが、既にそのことに気付いていたシルヴィアに「最初から勝つ気がない」と見做されて冷たい態度を取られて1R先取されたことにブチ切れ、エナジードリンクのカフェインがちょうど回ってきたこともあり、本気でシルヴィアを勝つつもりで立ち回るようになった。
その対戦の際に、サンラクの使用したカースドプリズンが最もリアルであったこと、そしてミーティアス使いで『リアルミーティアス』の称号を持つシルヴィアの求めていた「敵(ヴィラン)」であったこと(その求めっぷりは尋常ではなく、「(過去作では)カースドプリズンはミーティアスと相性が悪い」以前の話として「シルヴィアのミーティアスにカースドプリズンをぶつけることはそれ自体が挑発を意味するので本気で潰しにくる」と言われタブーにされる程)から、『リアルカースドプリズン』の称号を手に入れることになる。(キャラクター性、戦闘スタイル、実力、そのすべてを忠実に原作を再現しているという事。本来ならしないはずの人助けすらも、自然とこのカースドプリズンならしてもおかしくないと思わせるほど(ちなみに、NPCを助けたのはエムル=死ねば二度とリポップ出来ない存在の顔がチラついてNPCを見殺しにできなかったから))。
シャンフロで激戦を繰り広げた墓守のウェザエモンとの戦いの経験から、高速で突っ込んでくるシルヴィアのミーティアスにカウンターを当てて1勝(シルヴィアは避ける気で突っ込んでいたから避けられた(が、カスりでKO)が、攻撃するつもりだったら分からなかったと思考している)がしたり、取り込んだバイクやヘリのパーツを駆使してウェザエモンのスキル『大時化(超高速の片手掴み投げ)』や『太刀風(神速の居合斬り)』を再現するなどして善戦している。
最終的にはドローからのエクストララウンドにて脳のスタミナの差と精神疲労でサンラクが敗北したものの、最後まで勝ちに向かったその姿勢にシルヴィアが直々に握手と激励しに向かうくらいには気に入られ、会場も大興奮であった。
四ラウンド目に精彩を欠いた点については実況者が「そもそもシルヴィア相手に「疲労できる」時点で褒めるべき」と評していた(普通はその前に負けるため、どちらかが疲労するほどの長期戦になる方が稀である)
この事で「リアルカースドプリズンフォロワー」が発生したが、そもそもカースドプリズンが扱いづらいキャラであることや、鈍重型にも拘らず軽快に動くための発想力が足りないなどで扱いきれず「リアルカースドプリズンやリアルミーティアスと同じことができるならニートやってないわな」との結論が出されている。
それでも熱心なフォロワーは、覆面に使っていたカボチャにちなんでカースドプリズンをカボチャカラー(2Pデフォルトカラー、サンラクの使っていたカボチャマスクが元ネタらしい)に染め上げ、フォロワーアピールをしながら再現の精度を磨いているとか。
その後、知らぬ間にリアルカースドプリズンの名を得る前に横取りされた全米二位にしてカースドプリズン使い(シルヴィア曰く「私の敵(リアルカースドプリズン)に最も近かった女」、プレイスタイルからリアル認定には今一歩足りなかった模様)のアメリア・サリヴァンとの戦いでは、別種の格闘ゲームである『ジャスティス・バーサス』内にて考案されたが、実現不可能とされたロマン技である「星天(アステール・スカイ)」を炸裂させて、悪運もあったが最終的に勝利する。
余談だが、この時でもリアルカースドプリズンとして名言を連発したため、観戦していたシルヴィアや「ミーティアス」の原作者が「Foooo!!」と歓声を上げたとか。
こんな活躍をした挙げ句にペンシルゴンによってアマチュアだとバラされたため、いろんな企業に目をつけられている。何とかしてプロゲーマーとして爆薬分隊に組み込みたいと企んでいるカッツォはもちろん、米国チームにスカウトされる将来ルートもあるとか。
ちなみにサンラクのカースドプリズンに影響を受け、アメコミ「ミーティアス」のスピンオフ作品『カースドプリズン』が発表されており、その主人公のカースドプリズンが上記のサンラク版のものであることで古参から批判を浴びるも、シルヴィアとの試合においてサンラクがシルヴィアの「カースドプリズンは人助けする様なキャラじゃないと思うけど?」という発言に「お前こそ民間人(NPC)巻き添えにするとはお星様(ミーティアス)も堕ちたもんだな」「さっきから都合のいい理想像押し付けやがって…ここはコミックじゃなくゲームだ!世界線(ユニバース)が違うんだよ!」と言ったのを原作者が引用し「「ミーティアス」とは世界線(ユニバース)が違う」と開き直っている。実際、現実のアメコミでも同じことがある(特に某親愛なる隣人関係)。
また、度々助けられた栗きんとんアイスの少女は、後に原作者が感想欄にて「未来から来た、カースドプリズンを「おじさま」と慕う栗きんとん好きの美少女ヒーロー・ロックピッカー」なる「ミーティアス」の設定を投稿(他にも天音永遠の使用するクロックファイアに爆殺されていたことから「クロックファイア」や「爆弾であった熊のぬいぐるみ」を苦手としている等)し、読者の間で大いに盛り上がったとか。
アメリア戦に向けてカースドプリズン以外のキャラも使用し、マッチング対戦ではリカースティールの名でティンクルピクシーを使用、裏声で正体を隠しつつたまたまマッチングしたオイカッツォをTQCでボコボコにした。
活躍
- 序章
攻略に大苦戦した特大のクソゲー「フェアクソ(フェアリア・クロニクル・オンライン)」をクリアし、次のクソゲー探しに明け暮れていたところ、ゲームショップ店員の岩巻真奈から「たまには万人受けするゲーム(神ゲー)をプレイしてみたら?」と勧められ、シャンフロを購入してプレイヤーデビュー。
キャラメイクの結果、(上述の理由もあるが)半裸の鳥頭という珍妙なアバターでゲーム開始し、オープニングは即スキップした(攻略wikiサイトであらすじを飽きるまで読んだため)。
ちなみに出身を「彷徨うもの」にしたため最初の町ではなくランダムに抽選されたフィールドからのスタート(一応、地図で最初の街の位置をしっかり確認しており、気づいていなかった訳では無い)。開始早々にレアモンスターのヴォーパルバニーを狩りまくり、レア装備「致命の包丁(ヴォーパルチョッパー)」を最序盤で入手。
ただ、致命の包丁を2本揃えるために街によらずにヴォーパルバニー狩りしていたため、最初の町である「ファスティア」からかなり離れてしまったことに気付くが、ボス討伐ついでに2番目の町に向かう方が近いと判断し、エリアの境目となる吊り橋の前に鎮座するエリアボスを初見かつソロで討伐。しかし戦闘中に毒を受けた事から、大急ぎで2番目の町「セカンディル」へ向かった
ちなみに、攻略情報が少なかったサービス開始初期の頃は、彼と同じように毒を受けて街へダッシュするプレイヤーが多かったとの事で街の前にいた経験者が行動の意味を察して宿屋の位置を全チャするファインプレー見せており、その甲斐あって宿屋のベッドに飛び込んだ瞬間毒死しギリギリリスポン地点を設定できた。
なお本来最初に向かうべき町「ファスティア」に行かずにプレイしたためにチュートリアルを無視する形になってしまい、シャンフロでの基本要素を殆ど知らないままストーリーを進行しており、その弊害でセルフ縛りプレイをしていた事に気づくのは大分後の話となる。
- ユニークシナリオとの遭遇
セカンディル到達後は、事前に危険だと釘を刺されたにもかかわらず夜間に外出(もっとも、向上心の強いゲーマーなら「何らかのイベントがある」と考えてサンラクと同じ行動を取ると考えられる)。
その結果、昼のモンスターより明らかに強いレッドキャップの集団との戦いの最中、シャンフロ内で最も強力なモンスターである七つの最強種に名を連ねる存在「夜襲のリュカオーン」に遭遇する。
レベル20にも到達していない身ながらクリティカル連発、5分以上ノーダメージ、即死級の攻撃を(幸運値の仕様で)HP1で耐えきる等大健闘するも、当然だが力及ばず敗北。
サンラクはダウンする直前に「次出会うまで誰にも倒されるな」とリュカオーンにいつかの再戦を誓った。
リュカオーンはこれらの行動を気に入り、サンラクに呪いを付与して闇夜へ消えた。
意気込むサンラクだが、リスポーン後に呪いの効果を見て絶望。
盛大にメンタルを砕かれている中、エムルと名乗る1羽のヴォーパルバニーが現れ、サンラクを兎の国「ラビッツ」へ招待する。
そこで出会ったヴォーパルバニーの長ヴァイスアッシュからその心意気(ヴォーパル魂)を認められ、ユニークシナリオ「兎の国からの招待」を開始。相棒となったエムルと共に再び冒険に出る。
また、この際たまたまでくわした野良PCに「実装されてないはずなのに服を着て喋るヴォーパルバニーをテイムしている」と勘違いされ質問攻めに逢うも、サンラク自身わかっていない事もあって逃亡を選択、しかし一足遅く名前やレベルまで見える状態でスクショ(盗撮)されており掲示板に晒されてしまう(そのPCは初心者という事もありネットリテラシーが低く、この行為は「盗撮」と「晒し」であり、「何も悪い事をしてないPCにしていい行いではない」という事を掲示板の住民に咎められている)
この晒しの結果クソゲー仲間の一人がサンラクの存在に気が付いたり、エムルがケモナーガチ勢に目をつけられたり、リュカオーンに気に入られている証を低レベルで付けていることに着目したリュカオーン討伐ガチクランに目をつけられるなど一躍有名人となり次の目的地であろうサードレマ周辺に彼を狙うPCが続々と集結することとなる。
※補足だが、リュカオーンガチ勢こと『黒狼』はエムルを認識しているが、これはリュカオーン関連と見なしているからではなく、サンラクを探すためのわかりやすい目印の1つとして認識しているからである(後のサイガ-0宛のメールでも、やはり目印としてしか認識していない)。
現に、後述の会議では黒狼のリーダーであるサイガ-100はエムルのことを追求していない。
あの場でエムルについて追求しているのはヴォーパルバニーのテイム方法を知りたがっているガチケモナー組織『SF-zoo』とユニーク関連情報の独占を狙っているPK組織『阿修羅会』である。
妙にここら辺りで、「黒狼はエムルをリュカオーン関連があると睨んでいる」と曲解している人がいるため、この場を借りて訂正させていただきます。
- 外道三人衆の集結、ユニークモンスター討伐作戦
次に訪れた町「サードレマ」では入口で待ち構えていたエムルをひと目見るべくやってきたAnimalia、クソゲー仲間の1人・アーサー・ペンシルゴン率いるPK集団の「阿修羅会」と遭遇。
「「ユニークな情報を吐く」か「言いたくなるまでPKされる」か選べ」という脅迫を受けるも(この時はまだ言及されていないが、リスキル祭りが常態化している「幕末」を生きたサンラクにこんなわかりやすいリスキル宣言が脅しになるわけもなく)天を衝く中指で返した事で戦闘になりレベル差や数の暴力で苦戦を強いられるが、突然現れた謎の強豪プレイヤー「サイガ-0」の助太刀によってなんとか離脱に成功する。
ちなみにサイガ-0とはサードレマを出る直前にフレンド登録を果たした(この時、阿修羅会の追手を振り切るためにサンラクは別ルートに向かうと見せかけて大回りに本命の「千紫万紅の樹海窟」に向かったのだが、サイガ-0は途中で見失ったため自分のプレイ経験によるヤマカンでドンピシャにサンラクが向かおうとしていた樹海窟ルートを選びぬき、サンラクに追い付けたというミラクルを引き起こした。なお、サンラクからしたらフェイクに惑わされずに追い付けた相手として恐怖感を抱かれたが)。
その後はユニークシナリオを進めつつ、合間にプレイしたクソゲー『ユナイト・ラウンズ』にてペンシルゴン(このゲームでは鉛筆戦士)からユニークモンスター「墓守のウェザエモン」の討伐を持ちかけられ、もう1人のゲーム仲間のオイカッツォ(円卓ではカッツォタタキ)と共に作戦に参加する。
決戦までの期間はウェザエモンの情報収集やレベリング、装備作成に励み、大型アップデート当日の深夜にウェザエモンと対決。
ギリギリの激闘(詳細はウェザエモンのリンクを参照)の末にウェザエモンを討伐し、ペンシルゴンやカッツォと共にユニークモンスター初討伐を果たしたプレイヤーとして多くのシャンフロプレイヤーにその名前を知られていく。
- クラン「旅狼(ヴォルフガング)」結成
ウェザエモンの討伐報酬にてウェザエモン関連の設定開示書、及びウェザエモンの技の指南書を入手し、ひとしきり興奮したのち、参加PC共通で付与される「格納鍵インベントリア」を試しに使用する。
中のインベントリエリアと、そこに格納されていた数々のパワードスーツやドローンにまたしても大興奮し、オイカッツォとともにあれやこれやと妄想していたところ、ある程度の詳細を確認したペンシルゴンからどれも動かすには「規格外エーテルリアクター」が必要で、その心当たりがないので鑑賞する以外使い道がない。と告げられ、意気消沈。
しかし同時にオイカッツォが麒麟の討伐報酬で破損したものを手に入れていたことが発覚、サンラクに直す当て(ヴァイスアッシュが神匠かつ「古匠」である)があったことでユニーク情報の開示(無理難題すぎると突っ込まれた)と引き換えに預けられ、三人でユニークモンスター討伐クラン「旅狼」を結成、じゃんけんで負けたペンシルゴンにリーダーを押し付け、一時別行動を取ることとなる。
- ビィラック育成計画
エーテルリアクターの補修のためにラビッツに帰還するも、折り悪くヴァイスアッシュは不在、ダメ元でビィラックに尋ねるも即無理の一刀両断であった。
仕方なくスキルでも育ててヴァイスアッシュを待つか、と考えたところでビィラックを古匠にすればいいと思いつき、その育成のために「遺機装(レガシーウェポン)」と「マーリョークウンヨーンユーニット(魔力運用ユニット)」が必要と知らされる。
既に持っていた遺機装であるウェザエモンの刀は「クランの共有アイテムだからまだ渡せないが所持している」ことだけ伝えて後回し、魔力運用ユニットを得るために「第8の街 エイドルト」と「第11の街 イレベンタル」の中間あたりに位置する「虚栄の残骸遺道」へ向かう
途中水晶群蠍にちょっかいを出したり乱数の女神に中指を立てられてせっかくのレア素材を取り逃がしたり、その素材をビィラック経由で猫妖精(ケット・シー)のアラミースに預け宝石匠(ジュエラー)の手で装飾品に加工して貰ったりオイカッツォとペンシルゴンからの呼び出しを無視したりしつつ
街を移動するためエイドルトを通り抜けている最中考察クラン「ライブラリ」リーダー、キョージュに声を掛けられる事となる。
- シャンフロ内でのサンラクの評判
上記の通りセカンディルで特殊なNPCであるエムルと一緒に行動している所を他のプレイヤーに撮影されて掲示板に晒されたこと、その際低レベルにも拘らずリュカオーンの呪いが付いていたことなどから「エムル=通常テイムできないモンスターを引き連れる=何らかのユニーク」「刻印=リュカオーンに関係がある」と推定され、トッププレイヤー達に目をつけられ、その後実際にユニークモンスターの一体を討伐した事で注目を浴びている。
そして現在はゲーム内に存在する七体のユニークモンスター全てに遭遇している唯一のプレイヤーにして、シャンフロ内における全プレイヤーの中でも最高の速度(俊敏性、攻略速度のダブルミーニング)を持つ最大速度(スピードホルダー)の称号持ち。
ユニークモンスター絡みの情報のみならず、ユニークスキルや世界観設定に繋がるイベントやエリアなどの数多くの貴重な情報を一人で抱え込んでおり、接触して問い詰めたり親交を深めたりするとレア情報をドロップ(お漏らし)するため、捜索掲示板が作られている。
一種のレアモンスター的な扱いを受けており、通り名としてツチノコ呼びが定着している。
外道三人衆で立ち上げたクラン『旅狼(ヴォルフガング)』に所属しまた、別ゲームで知り合ったプレイヤーとシャンフロ内で知り合うという形で数多くの知り合いを持つが、彼らが良くも悪くも濃いキャラクターばかりであったため、良くも悪くも濃い人間関係を築いている。
NPC達の間でも奇抜すぎる見た目はもとよりプレイヤーでよく話題に挙がるおかげで有名になっており、NPCからすら存在を語られるレベルになっているほど。
ちなみに、あまりの奇抜なプレイスタイルから、少なくともサンラクアンチの類いが出てもおかしくないが、その理由はある人物がサンラクがモチベーションを失ってシャンフロを止めてしまうのを阻止するために、そのテの火種を揉み消し続けているからである。
活躍(アニメ第2期以降のネタバレにつき、閲覧注意)
- 虚栄の残骸遺道
特殊で難解なシャンフロのシナリオフラグを全部を自力で見つける事は現実的ではないことと、リュカオーンとのリベンジを確実のものにしたいと考えたサンラクは、キョージュとのフレンド申請を承諾する。
ただ、前述の通りビィラックの育成を優先したいために、そういう情報はリーダーのペンシルゴンに訊いてほしいと彼女を売る(もっとも、元々ウェザエモンの情報はペンシルゴンから聞いたことなので彼女の方が詳しいはずであり、サンラクは一応ペンシルゴンの部下的な立ち位置なのでリーダーの許可なくベラベラ情報を流すわけにはいかないため、ペンシルゴンに押し付けるのは道理である)。
キョージュと別れた後、「虚栄の残骸遺道」で多数のゴーレムを相手しつつ魔力運用ユニットが置かれている工房を探し、警備用のゴーレムが多く配置された場所を目星に、外敵から身を守るために地下に設けられていると睨み、ついにその入り口を発見する。
だがそこへ、インベントリア内に収納した水晶群蠍の素材からサンラクのおおよその位置を割り出したペンシルゴンとカッツォが追いついてきて、メールを無視したことを責められる。白状してリアクター修理のために魔力運用ユニットが必要だと教え、工房内の攻略の協力を請う。
門番ゴーレムのタイム・アーナーを撃破し、工房から魔力運用ユニットを見つけ出した後は勢いでその場から逃げ出そうとするが、それを察したペンシルゴンとカッツォに阻まれ、渋々ビィラックとアラミースを先にラビッツに帰らせる(なお、エムルはのけ者にされるのを嫌がって同行するが、ゾンビの如く群がるAnimalia達SF-Zooの餌にされた。南無)。
ウェザエモンの件でサンラクと関わりがあることが公になったことで多くのユーザーからサンラクに会わせろと2人に迫ったらしく、その中から黒狼とSF-Zoo、そしてライブラリの3つのクランと情報共有することになる。
黒狼からはサンラクの呪いを解呪する方法を対価にリュカオーンの情報を求められ、ラビッツ関連を伏せつつ自分の知りうる限りのリュカオーンの挙動を語る。自分達の想像以上の情報を持っていた事からサイガ-100から驚かれ、その特異性を注目される。
そしてキョージュから、まだ見ぬ3体のユニークモンスターの情報を聞く。
ラビッツ関連の情報を漏らさずに済んで一旦安堵したのもつかの間、Animaliaがラビッツへ自由に出入りする方法を訊いてきた。ラビッツでのユニークシナリオを開示したくないサンラクはエムルにラビッツにプレイヤーを招待する方法を訊ね、エムルがラビッツの王・エードワードからその答えを訊いてくるまで保留することになった。
そして、ペンシルゴンの提案でこの場にいる4つのクランで連盟を組む事が決まり、その場を乗り切った。
会談後はカッツォやペンシルゴンにあまりユニークの情報を漏らさないように釘を刺され、今後の旅狼の方向性を話し合ってから解散。ラビッツに帰るために死に戻りしなくてはならないため、せっかくだからと再び水晶群蠍の素材狩りに向かう。
- サイレント修正、VS金晶独蠍
ところが、いつの間にかシャンフロのリアルタイムアップデートが行われ、モンスターの行動パターンが変化。同士討ちしなくなったどころか、インベントリアに隠れたプレイヤーを待ちぶせするようになった。
だが、すぐさま物理エンジンを利用した新たな戦法を思いつき、ムーンジャンパーから進化したスキル・スカイウォーカーを習得するため、レベル上げのためにエムルと共に奥古来魂の渓谷のアンデッドモンスターを狩りに向かう(サポートが必要なのでエムルに新しい魔導書を買ってあげている)。ついでにビィラックから、新たな遺機装を作るために水晶群蠍の素材を譲ってくれと頼まれ、これを承諾する。
レベルが上がり、目当てのスキルを入手した後はエムルをラビッツに帰らせ、水晶群蠍のリベンジに挑む。慣性の法則と物理エンジンを利用した落下死を誘発し、見事成功する。だが、経験値が入ってこない事からまだ戦闘が終わっていない事を察し、次の瞬間、レアエネミーの金晶独蠍が現れる。
毒液の散弾や再生能力に苦戦しつつも、尾の毒針を切断して入手に成功。さらに、金晶独蠍が水晶群蠍と敵対している事に目をつけ、わざと水晶群蠍の大群を起こして金晶独蠍の両目を塞ぎ、自分はインベントリア内に避難して同士討ちさせる。
満身創痍ながらも水晶群蠍の大群を全滅させた金晶独蠍は、インベントリアから出てきたサンラクを強襲。スキルや、キャノンボールゴーレム戦で入手した爆土の偶像を駆使して金晶独蠍を撃破。ついに蠍モンスターへのリベンジに成功したのであった。
- ネフィリム・ホロウ
ビィラックに金蠍の素材を自慢していたところ、ビィラックは既に古匠となり、規格外エーテルリアクターが修理された事を知る。
早速、規格外特殊強化装甲を装備するために格納空間に向かうが、リュカオーンの呪いのせいで装備できないことを失念。このままだと苦労した自分より先にペンシルゴンとカッツォが強化装甲を楽しむことが我慢ならず、リアクターが修繕された事を黙って雲隠れする事に決めた。
その後、妹の瑠美の発言からロボゲーで発散する事を思いつき、自分がプレイした中で数少ないクソゲーではないゲーム・『ネフィリム・ホロウ』を3か月ぶりにプレイする。
サンラクがネフィリム・ホロウに戻ってきたと知り、ランキング2位のスーパー玉男、そしてランキング1位のルストが勝負を挑んでくる。
愛機・キングフィッシャーと共にスーパー玉男には勝利するが、やはり数ヶ月プレイしていないブランクがあったため、ルストの緋翼連理に敗北する。
サンラクの無様な負けっぷりに納得がいかないルストをなだめ、今日中にカスタマイズし直して翌日に再戦することを約束する。
翌日、新たな愛機・フィドラークラブを持ち出し、偽装双脚を利用した光学迷彩戦法と、隠し武器のピザカットウィングで緋翼連理に勝利したサンラクは、偶然にもルストとモルドもシャンフロのプレイヤーだと知り、戦術機械の情報を対価に、ユニークモンスター『深淵のクターニッド』の情報を得て、ユニークシナリオ攻略を手伝う事を約束する。
そして久々にラビッツに戻ってくると、エムルから自分以外にラビッツに招かれたプレイヤー・秋津茜の話を聞いて驚愕する。
独占状態であったラビッツのユニークシナリオが拡散される危険性に焦るが、現在ログアウト中であることを知り、エムルに秋津茜の見張りを頼み、しかたなくルスト達が待つフィフティシアに向かうことを決める。
金晶独蠍を倒してレベル99にはなったが、その後ろのExtendの文字が気になり、ソロ攻略が厳しくなりつつあることもあって誰かに協力を得ようとする。
根掘り葉掘り問い詰めてきそうなオイカッツォとペンシルゴンは除外し、ダメ元でサイガ-0にメールを送る。その後ログアウトされて驚くものの(実際はサンラクからのお呼ばれに舞い上がっていただけ)、ややあって承諾のメールがやってきてイレベンタルにて待ち合わせすることとなった。
ビィラックに作ってもらった新装備・煌蠍の籠手を手に、虚栄の残骸遺道のエリアボス・「オーバドレス・ゴーレム」を新記録の一分切り討伐を成す(頭頂部の巨大ホイールの支柱を壊す事で、即死させられる事がプレイヤー間の検証で判明し、後半のボスでありながら討伐タイムアタックを競われる対象となっていた)。
イレベンタルにてサイガ-0と合流し、「無果落耀の古城骸」を通ってフィフティシアに向かうサンラクは、サイガ-0から「レイ」と呼んで欲しいと請われ、以降はサイガ-0を「レイ氏」と呼ぶようになる。
ついでにサイガ-100から得たリュカオーンの呪いの解呪方法についても話し合うが、呪いにも利点があることと、今は切羽詰まっていないため後回しにする事にした(強いて言うなら、脚の呪いだけでも解きたいなーとは思っている)。
……この判断が、後にサンラクの首をさらに締め付ける事になるとは、夢にも思わずに。
- 大志の灯火を抱いて
レイの案内で古城骸を進むサンラクであったが、レイが道を間違えてしまい、エリア端まで迷ってしまう。
そこへAnimalia率いるSF-Zooと遭遇し、借金の肩代わりと引き換えにペンシルゴンからサンラクが隠しているラビッツのユニークシナリオの事を聞き出していた事を知る。
そして、動物ガチ勢故に目標モンスターの行動パターンのリサーチを徹底的に行なっていたSF-Zooは、今この場に夜襲のリュカオーンが出現する事までも知っていた。
バフを付与したタンク役の集団でヘイトを集め、デバフによりリュカオーンを捕縛し、ラビッツのユニークシナリオ発生条件である「リュカオーンへ100回クリティカルを当てる」事を狙う。
……だが、サンラクはSF-Zooのやり方ではラビッツのユニークシナリオは発生しないだろうと予感する。
何せ、ペンシルゴンが語った発生条件も数あるフラグのほんの一部に過ぎないことと、大人数で袋叩きする事がヴォーパル魂に反していることもあり、つまりは嘘はついてないが穴だらけの情報でペンシルゴンにボッタクられただけであった。
そして、サンラク達が苦戦の果てに漸く討伐できたウェザエモンと肩を並べる最強種がその程度で完全拘束できるはずもなく、影や闇の中から現れる分身体がAnimaliaを瞬殺、SF-Zooを一方的に蹂躙して7つのユニークモンスターの一角の格の違いを見せつけた。
意図せずにリュカオーンの再戦の機会を得たサンラクだが、ここである懸念がよぎる…………。今ここでリュカオーンと戦うと、パーティを組んでいるレイにもユニークシナリオのフラグを踏む可能性があることを。
そうなれば、リュカオーン討伐を目標にする黒狼が、レイから得た情報を元に攻略編成し、クラン連盟のパワーバランスが崩れて先にリュカオーンを討伐される危険性がある。
そのため、この場でサンラクが取れる手はわざとレイの足枷になってレイ共々リュカオーンに敗北する事である。だが、この方法はマナー違反以前にゲーマーの品性を疑う最悪な行為であるため、いくら外道であってもゲーマーの端くれであるサンラクにとってはとてもやりたくない行為であり、だがしてルスト達との待ち合わせがあるため決断しなければならない苦悩に陥る。
※マルチプレイができるゲームにおいて、故意にパーティの足を引っ張って意図的に妨害する行為をするプレイヤーは現実でも大いに嫌われ、問題視されて荒れるケースが非っっっっっっっ常に多い(それが醍醐味のゲームだったり、身内同士でふざけ合うならまだしも)。
だが、サンラクの様子がおかしい事に気付いたレイは、自分は黒狼内でリュカオーンにあまり執着がないことを明かし、サンラク……陽務楽郎に好意を持った経験から、「やるからには全力で楽しむ」ことを信条としていることを告げ、それを聞いたサンラクは吹っ切り、数ある懸念を後回しに全力でリュカオーンとのリベンジマッチを楽しむことを決意する。
外部出演
『モンスターストライク』
2024年9月後半に開催されたコラボイベントで登場。水属性・反射&ゲージタイプ・亜人族のスピード型。
アビリティは4つのアンチアビ(超アンチ重力バリア・アンチワープ・超マインスイーパーM・アンチブロック)+ファーストキラーMとかなりシンプルで、2024年のコラボキャラとしては全体的に控えめな性能。友情コンボも超強ハイクロススティンガーに爆絶斬撃と特別強いものではない…が、水属性反射タイプのワープ・地雷・ブロック対応ということで、黎絶「溢ナル逮捕」(と、ついでに天魔の孤城~試練の間~「1の間」)の適性を獲得している。性能的な特徴としては、超スピード型+超アンチ重力バリアでかなり動き回ることができる。
ストライクショット「致命の三日月」は自強化と弱点露出をした後に自身の体力を減らし割合と直殴りを含んだ致命の三日月で攻撃するというもの。自強化に加え弱露と割合があるためか直殴り倍率が低く(6倍)、自傷ダメージがついてくる仕様上かなり使いづらい。ただファーストキラーM(2倍)とマインスイーパーM(2倍)があるので、上手く使えば大ダメージを出すことも可能。
SSボイスはまさかの当時モンスト未実装のキャラの名前を叫ぶという何とも言えないもの。もっとあったろ…。
他のモンスターと違い、ラックスキルのクリティカルの表示が作中作の『シャンフロ』のものになっている。
水属性の反射タイプでアンチ重力バリア・アンチワープ持ちのキャラは他にヤタガラス、ペット・ショップ、冥冥がおり、なんともまあ鳥キャラばかりである。これは恐らくサンラク含む後続のキャラはヤタガラスを意識しているからだと思われる(ちなみに冥冥のみ地雷に対応していない)。
余談
主人公らしくない外道な言動が多いサンラクだが、アニメでは中の人である内田雄馬氏の怪演もあり、外道ぶりに拍車をかけている。
特に17話でウェザエモンに積極的に攻撃を仕掛ける際の馬鹿笑いは、あまりにの外道ぶりに原作者がドン引きしたほど。ニコニコでも、該当シーンで「※主人公です」などというコメントが出ている。
「背中の傷が恥だったらごめんな 存分に恥じてくれ(狂気的な高笑い)」
仮にサンラクが誰かにプロポーズする場合、何かのゲーム大会に優勝し、表彰式の最中にその相手に電話し、「この賞金で結婚指輪を作るから結婚してくれ」と素顔を晒しながら宣言すると、原作者のXにて語られている。
アニメ版2期エンディングでは各人がスーツ(一人リアル姿でドレスを着ているが)を着ておしゃれに決めている中で一人だけ呪いのせいで普段の姿にシルクハットを被った変態になっていた。アニメの進行度を考えるともう1期だけ待ってくれればなんとかなったかもしれないのだが…。これには作者も不純物扱いである。
関連タグ
デュエル・マスターズ:DM23-RP3「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」に収録されるカード『フェアリー・Re:ライフ』(金トレジャー)のイラストに登場している。ちなみに彼は、「爆熱天守、魔導管理室、メメント守神宮にジョー星……どれも攻略し甲斐があるな!」と発言している(参考)。因みにどのカードもプレミアム殿堂や殿堂入りしたことのある、環境で大活躍したと言えば聞こえは良いが、言い方を変えれば環境を一色に染め上げクソゲー化した曰く付きの物ばかりである。クソゲーハンターの彼からしたら攻略し甲斐があるものばかりであると言える。
嘴平伊之助:(シャンフロ内限定だが)『上半身裸』『二刀流戦法』『頭部は動物の被り物』繋がり。なお原作者は「そういやパクリと言われても言い訳できないレベルで共通点多いな……」と零している。つまりは偶然。
ヒヒダルマ:シャンフロ登場人物をポケモンに譬えたらで作者が解答した例。ちなみにちからずく+こだわりハチマキ型らしい。(火力アップアイテムとして双璧を成すいのちのたまはちからずくにより対象技に限り(何故か)反動ダメージを踏み倒した上で火力を1.3倍に上げられるためちからずく型ならシナジーがあるが、敢えて「こだわり」なのは利便性やシナジーより1.5倍というたまより大きい火力を取ったロマン偏重主義故)
ヌケニン:シャンフロ登場人物がポケモンをプレイした際の手持ちでの、作者の解答の1つ。ツチニンをテッカニンに進化させたらいつの間にか手持ちにいて「誰お前ェ!?」ってビビる姿が似合うらしい。さらに言えば、HP1の紙装甲繋がりでもある。あと、蠍とマブダチのためかドラピオン、エムルポジションなのかミミロルも手持ちにいる。
クソゲーオブザイヤー:彼と非常に話が合いそうな変態の集まる場所、違う点は彼等は「それがどうクソなのかを表現し、最高(低)のクソを決めようとしている」のに対しサンラクはクリアの方に比重を置いている点、またその性質上最新のゲームしか取り扱わないため、眺めはしても参加はしないと思われる
からすまAチャンネル:クソゲーレビューを生業とするYoutuber。古今東西あらゆるクソゲーをプレイし、理不尽やクソ仕様に怒号しつつクリアを目指している点や、クソゲーを基準に物事を比較するなど共通点が非常に多い。メンタル回復のために神ゲーもプレイするが、定期的にクソゲーをやらないと物足りなさを感じる変人でもある。サンラクにとってのカースドプリズンと同様に、あるゲームのキャラクターがトレードマークになっている。また、からすま氏は本作の大ファンであり、漫画全巻を購入している。
龍書文:別作品の居合フィストの使い手。こちらはバグではなく正式な武術であり、「ポケットという鞘」から「拳という刀」を抜くことで構えるより早い、という文字通りの「居合フィスト」である。