概要
TVアニメ「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター版である「ドラゴンボール改」を経て、新作「ドラゴンボール超」がスタート。
アニメ版と漫画版の2種類が存在し、アニメ版は2018年春までTVアニメが放送、同年冬にはその劇場版「ブロリー(BROLY)」が公開。
漫画版(原作・鳥山明、漫画・とよたろう)はVジャンプにて「銀河パトロール囚人編」が絶賛連載中。
ドラゴンボールシリーズ一覧
- 第21回 天下一武道会編
ピッコロ大魔王編
- 第22回 天下一武道会編
- 第23回天下一武道会編
ドラゴンボールZ・ドラゴンボール改
番外編
ドラゴンボールGT
ドラゴンボール超
2015年7月~2018年3月
時期列は魔人ブウ編後から、原作最終回までの間にある空白の10年間にあたる。
本作のストーリーは原作漫画を補完するシナリオである「神と神」「復活の「F」」と一部設定が異なるが、一方で映画と原作とで矛盾している部分を解消している部分もある。
他にもアニメオリジナルの要素や話なども多数追加されており、劇場版を見た者もそうでないものでも楽しめるようになっている。
2018年3月のTVアニメ終了にあたり鳥山先生は「テレビアニメは一旦終わってしまいますが、大人気のとよたろう先生の描く「DB超」の漫画はこのままずっと続きます。テレビアニメや映画とはまた違った展開もあると思うので、楽しみにしていてください。」とコメントしている。
また制作・放送局であるフジテレビも「シリーズが終了するわけではない」と説明しており、制作元である東映アニメーションも「ドラゴンボール」シリーズを主とする部署「第三映像企画部」を新設している。
宇宙の神々編
魔人ブウとの壮絶な戦いから4年後。ドラゴンボールの力によってブウの記憶は人々から消え去り、地球は平和を取り戻していた。生き返った悟空とベジータは更なる強さを求め修行に明け暮れていたが、その地球に伝説の戦士「超サイヤ人ゴッド」を求め破壊神ビルスとその付き人ウイスが現れる。そして同時に地球周辺では次々に星が消える不思議な現象が起こっていた…。
ビルスとの戦いから半年以上経ったある日。フリーザ軍の残党であるソルベとタゴマという二人の宇宙人が軍の再起の為にドラゴンボールでフリーザを蘇らせようと地球に舞い降りた。そしてその願いは叶えられ蘇ったフリーザは自分を地球の地獄に追いやった悟空達に復讐するべく修行に励む。四か月後、パワーアップし新たな形態を手に入れたフリーザは1000人の兵士達と共に地球に襲来。地球を守るべく兵士達と戦う悟飯やピッコロ達、そしてウイスの元で修行した悟空とベジータは再びフリーザとの宿命の対決へと挑む。
再びウイスの元で修行を続けていた悟空とベジータの前にビルスの兄弟で第6宇宙の破壊神であるシャンパが現れた。グルメな星・地球を欲するシャンパはお互いの宇宙から5人の選手を選出し戦わせる破壊神選抜格闘大会の開催を宣言。そしてその報酬には地球と超ドラゴンボールが選ばれた。ビルス達はシャンパ率いる第6宇宙チームに対抗すべく第7宇宙チームを結成。第6宇宙・第7宇宙、2人の破壊神のプライドをかけた戦いが今始まる。
第6宇宙との格闘試合終了後、未来から青年姿のトランクスが再びタイムマシンに乗ってやって来た。なんと悟空そっくりの謎の戦士「ゴクウブラック」の手によって、未来の世界がまた窮地に陥ってるという。悟空とベジータは未来の世界を救うべくゴクウブラックの正体を追うが、次第に別宇宙の神々の思惑が交錯している事が発覚。後に破壊神や全王さえも巻き込む大事件に発展していく…。
未来の一件が解決した後、悟空の呼びかけにより全王が主催する宇宙規模の武道大会“力の大会”が開催される事になった。しかし、それは宇宙消滅をかけた戦いの幕開けだった。敗北した宇宙は全王の手によって消滅させられるというルールが設けられたのだ。悟空は自らの宇宙である第7宇宙を守るべく大会に出場する最強の10人チームを結成する。果たして悟空達は第7宇宙を守り切れるのか!?
- ブロリー(BROLY)(劇場版のみ)
力の大会後の平和な地球。宇宙にはまだまだ見た事のない強者がいると分かった悟空は、更なる高みを目指してベジータと共に修行に明け暮れていた。そんなある日、力の大会の功績で蘇ったフリーザが“ブロリー”と“パラガス”という名の2人のサイヤ人を連れて地球にやって来た。惑星ベジータの消滅とともに殆ど全滅したはずの“サイヤ人”がなぜ地球に?全く違う運命をたどってきたサイヤ人達の出会いは、壮絶な闘いへと発展していく…。
- 銀河パトロール囚人編(漫画のみ)
ブロリーとの死闘から少し経った後、睡眠中の魔人ブウが謎の宇宙人達に誘拐される事件が発生した。サタンからの連絡を受け、悟空とベジータが駆け付けるが、2人も強力な麻酔で眠らされ連れ去られてしまう。2人が目を覚ますとそこにいたのはジャコ達、銀河パトロールであった。彼らを連れ去ったのは銀河パトロールであり、誘拐に関わったエリート隊員・メルスはその訳を話す。銀河刑務所から凶悪犯「星喰いのモロ」が脱獄してしまい、彼を再び捕まえるにはブウに関わるある人物の力が必要であったのだという。そしてその人物とはブウの中で眠る大界王神であった…。脱獄した謎の囚人を追い、悟空達の新たな冒険が今始まる!
劇場版一覧
ドラゴンボール(無印)
ドラゴンボールZ
- オラの悟飯をかえせッ!!(1989年)
- この世で一番強いヤツ(1990年)
- 地球まるごと超決戦(1990年)
- 超サイヤ人だ孫悟空(1991年)
- とびっきりの最強対最強(1991年)
- 激突!!100億パワーの戦士たち(1992年)
- 極限バトル!!三大超サイヤ人(1992年)
- 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(1993年)
- 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴(1993年)
- 危険なふたり!超戦士はねむれない(1994年)
- 超戦士撃破!!勝つのはオレだ(1994年)
- 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(1995年)
- 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(1995年)
無印リメイク(※GTの要素含む)
- 最強への道(1996年)
ドラゴンボールZ
ドラゴンボール超
- ブロリー(BROLY)(2018年)
実写版
- DRAGONBALLEVOLUTION(2009年)
人物
宇宙
作品中の暦
ドラゴンボールシリーズでは“エイジ”と呼ばれる独自の暦が使われている。
作中の時間軸は、原作においてはエイジ749年9月1日からエイジ774年5月8日の約24年半の間の出来事となっている。
(原作最終話の舞台となる第28回天下一武闘会までの数話のみエイジ784年)
このエイジ暦は当初、ドラゴンボールの舞台が実際の現代の地球とは別世界であるという演出の為に設定された完全に創作内だけの暦であったが、後にドラゴンボールシリーズの設定を整理する際に前作『Dr.スランプ』と同一の世界であるとされたため(ドラゴンボール大全集より)、エイジ749年は西暦1983年となった。
実際の歴史より科学技術が発展しているように見えるが、ドラゴンレーダーとホイポイカプセル意外はエイジ749年までに則巻千兵衛によって開発されている技術である。
(例えば、ドラゴンボールによく出てくる反重力装置は、千兵衛が1982年に非ヒューマノイド型異星人から譲ってもらったものを元に開発している)