概要
日本プロ野球における初安打を起点として、メジャーリーグでの記録のみを通算成績として加算することができ、日米通算での2000本安打でも上記の条件を満たす。
このため、アレックス・ラミレスのようにメジャーリーグからの移籍後に日本において2000本安打を達成したことで入会が認められた選手がいる他、アルフォンソ・ソリアーノのように日本プロ野球の広島東洋カープで2安打した後、メジャーリーグを渡り歩いて1998安打を記録したことで入会条件を満たした選手もいる。
達成者
現役選手
※2020年時点で現役の人物のみ年齢順で記載。記録は2019年シーズン終了時点のもの。
名前 | 所属球団(2020年時点) | 年齢 | 通算記録 | 記録達成日 |
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福留孝介 | 阪神タイガース | 43歳 | 日米通算2395本(日本記録1897本、米国記録498本) | 2016年6月25日 |
鳥谷敬 | 千葉ロッテマリーンズ | 39歳 | 2085本 | 2017年9月8日 |
青木宣親 | 東京ヤクルトスワローズ | 38歳 | 日米通算2365本(日本記録1591本、米国記録774本) | 2017年6月11日 |
内川聖一 | 福岡ソフトバンクホークス | 37歳 | 2171本 | 2018年5月9日 |
現役引退した選手
※2019年シーズンまでに引退した元選手を安打本数順に記載。✝は物故者。
※枠が塗りつぶされている太字表示の選手は名球会加盟者。
選手名 | 所属球団 | 通算安打数(本) | 記録達成日 | 参考 |
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鈴木一朗(イチロー) | オリックス・ブルーウェーブ⇒シアトル・マリナーズ⇒ニューヨーク・ヤンキース⇒マイアミ・マーリンズ⇒シアトル・マリナーズ | 4367(日本記録:1278、米国記録:3089) | 2004年5月22日 | 日米通算最高記録 |
張本勲 | 東映フライヤーズ⇒日拓ホームフライヤーズ⇒日本ハムファイターズ⇒読売ジャイアンツ⇒ロッテオリオンズ | 3085 | 1972年8月19日 | 外野手の中で日本最高記録、日本最高記録 |
野村克也✝ | 南海ホークス⇒ロッテオリオンズ⇒西武ライオンズ | 2901 | 1970年10月18日 | 捕手として日本最高記録 |
王貞治 | 読売ジャイアンツ | 2786 | 1974年8月4日 | 内野手として日本最高記録 |
松井稼頭央 | 西武ライオンズ⇒東北楽天ゴールデンイーグルス⇒埼玉西武ライオンズ | 2705(日本記録:2090、米国記録:615) | 2009年8月15日 | |
松井秀喜 | 読売ジャイアンツ⇒ニューヨーク・ヤンキース⇒ロサンゼルス・エンゼルス⇒オークランド・アスレチックス⇒タンパベイ・レイズ | 2643(日本記録:1390、米国記録:1253) | 2007年5月6日 | |
門田博光 | 南海ホークス⇒オリックス・ブレーブス⇒福岡ダイエーホークス | 2566 | 1987年8月26日 | |
衣笠祥雄✝ | 広島東洋カープ | 2543 | 1983年8月9日 | |
福本豊 | 阪急ブレーブス | 2543 | 1983年9月1日 | |
金本知憲 | 広島東洋カープ⇒阪神タイガース | 2539 | 2008年4月12日 | |
立浪和義 | 中日ドラゴンズ | 2480 | 2003年7月5日 | |
長嶋茂雄 | 読売ジャイアンツ | 2471 | 1971年5月25日 | |
土井正博 | 近鉄バファローズ⇒太平洋クラブライオンズ⇒クラウンライターライオンズ⇒西武ライオンズ | 2452 | 1977年7月5日 | |
石井琢朗 | 横浜大洋ホエールズ⇒横浜ベイスターズ⇒広島東洋カープ | 2432 | 2006年5月11日 | |
落合博満 | ロッテオリオンズ⇒中日ドラゴンズ⇒読売ジャイアンツ⇒日本ハムファイターズ | 2371 | 1995年4月15日 | 唯一の名球会未加入者 |
川上哲治✝ | 読売ジャイアンツ | 2351 | 1956年5月31日 | |
山本浩二 | 広島東洋カープ | 2339 | 1984年5月5日 | |
榎本喜八✝ | 毎日オリオンズ⇒毎日大映オリオンズ⇒東京オリオンズ⇒ロッテオリオンズ⇒西鉄ライオンズ | 2314 | 1968年7月21日 | 名球会退会者 |
高木守道✝ | 中日ドラゴンズ | 2274 | 1978年4月5日 | |
山内一弘✝ | 毎日オリオンズ⇒阪神タイガース⇒広島東洋カープ | 2271 | 1967年10月14日 | |
井口資仁 | 福岡ダイエーホークス⇒シカゴ・ホワイトソックス⇒フィラデルフィア・フィリーズ⇒サンディエゴ・ パドレス⇒フィラデルフィア・フィリーズ⇒千葉ロッテマリーンズ | 2254(日本記録:1760、米国記録:494) | 2013年7月26日 | |
大杉勝男✝ | 東映フライヤーズ⇒日拓ホームフライヤーズ⇒日本ハムファイターズ⇒ヤクルトスワローズ | 2228 | 1981年7月21日 | |
大島康徳 | 中日ドラゴンズ⇒日本ハムファイターズ | 2204 | 1990年8月21日 | |
新井貴浩 | 広島東洋カープ⇒阪神タイガース⇒広島東洋カープ | 2203 | 2016年4月26日 | |
若松勉 | ヤクルトスワローズ | 2173 | 1985年10月9日 | |
稲葉篤紀 | ヤクルトスワローズ⇒北海道日本ハムファイターズ | 2167 | 2012年4月28日 | |
広瀬叔功 | 南海ホークス | 2157 | 1972年7月1日 | |
秋山幸二 | 西武ライオンズ⇒福岡ダイエーホークス | 2157 | 2000年8月18日 | |
宮本慎也 | ヤクルトスワローズ | 2133 | 2012年5月4日 | |
阿部慎之助 | 読売ジャイアンツ | 2132 | 2017年8月13日 | |
清原和博 | 西武ライオンズ⇒読売ジャイアンツ⇒オリックス・バファローズ | 2122 | 2004年6月4日 | |
小笠原道大 | 日本ハムファイターズ⇒読売ジャイアンツ⇒中日ドラゴンズ | 2120 | 2011年5月5日 | |
前田智徳 | 広島東洋カープ | 2119 | 2007年9月1日 | |
谷繁元信 | 横浜大洋ホエールズ⇒横浜ベイスターズ⇒中日ドラゴンズ | 2108 | 2013年5月6日 | |
中村紀洋 | 近鉄バファローズ⇒ロサンゼルス・ドジャース⇒オリックス・バファローズ⇒中日ドラゴンズ⇒東北楽天ゴールデンイーグルス⇒横浜DeNAベイスターズ | 2101 | 2013年5月1日 | |
古田敦也 | ヤクルトスワローズ | 2097 | 2005年4月24日 | |
アルフォンソ・ソリアーノ | 広島東洋カープ⇒ニューヨーク・ヤンキース⇒テキサス・レンジャーズ⇒ワシントン・ナショナルズ⇒シカゴ・カブス⇒ニューヨーク・ヤンキース | 2097(日本記録:2、米国記録:2095) | 2013年8月7日 | 記録は満たしたものの未加入 |
松原誠 | 大洋ホエールズ⇒読売ジャイアンツ | 2095 | 1980年4月23日 | |
アレックス・ラミレス | ヤクルトスワローズ⇒読売ジャイアンツ⇒横浜DeNAベイスターズ | 2093(日本記録:2017、米国記録:86) | 2013年4月6日 | 助っ人外国人初の達成者 |
山崎裕之 | ロッテオリオンズ⇒西武ライオンズ | 2081 | 1983年9月18日 | |
藤田平 | 阪神タイガース | 2064 | 1983年5月3日 | |
谷沢健一 | 中日ドラゴンズ | 2062 | 1985年10月23日 | 名球会退会者 |
江藤慎一✝ | 中日ドラゴンズ⇒ロッテオリオンズ⇒大洋ホエールズ⇒太平洋ライオンズ⇒ロッテオリオンズ | 2057 | 1975年9月6日 | |
有藤道世(有藤通世) | ロッテオリオンズ | 2057 | 1985年7月11日 | |
加藤英司(加藤秀司) | 阪急ブレーブス⇒広島東洋カープ⇒近鉄バファローズ⇒読売ジャイアンツ⇒南海ホークス | 2055 | 1987年5月7日 | |
和田一浩 | 西武ライオンズ⇒中日ドラゴンズ | 2050 | 2015年6月11日 | |
荒木雅博 | 中日ドラゴンズ | 2045 | 2017年6月3日 | |
小久保裕紀 | 福岡ダイエーホークス⇒読売ジャイアンツ⇒福岡ソフトバンクホークス | 2041 | 2012年6月24日 | |
新井宏昌 | 南海ホークス⇒近鉄バファローズ | 2038 | 1992年7月8日 | |
野村謙二郎 | 広島東洋カープ | 2020 | 2005年6月23日 | |
柴田勲 | 読売ジャイアンツ | 2018 | 1980年8月7日 | |
田中幸雄 | 日本ハムファイターズ | 2012 | 2007年5月17日 | |
駒田徳広 | 読売ジャイアンツ⇒横浜ベイスターズ | 2006 | 2000年9月6日 | |
福浦和也 | 千葉ロッテマリーンズ | 2000 | 2018年9月22日 | 初めて通算安打数がジャスト2000本となったケース |