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異世界キュアの編集履歴

2022-07-18 19:46:42 バージョン

異世界キュア

いせかいきゅあ

『プリキュアシリーズ』に登場する異世界出身のプリキュア達。

こちらと同義→異世界チーム


概要

『プリキュア』作品の中には人間界以外出身のプリキュアがおり、彼女らを指すのがこの異世界キュアである。


メンバーはこちら。



太字はかつて敵役だった光堕ちキュア、名前に※があるのは妖精キュア斜体は異世界の住民の魂が実体化した人物。


彼女達はストーリーの根幹に関わる役目を持ったケースが多く、殆どの場合が追加戦士

人間界での生活拠点は様々だがせつなやエレン、アコや亜久里の様にメイン主人公及びプリキュア関係者の家に居候する人物や、トワのように主人公以外のプリキュアと同室で寄宿生活するプリキュアもいる。

なお、ひかり以外の全員が「親か保護者に自身がプリキュアと知られている」というプリキュアシリーズ全体から見ても希少な存在である。


他の記事でも語られているが、鷲尾天プロデューサー期ではプリキュアは人間界の少女が覚醒した者と定義されていた。そのため異世界出身であるシャイニールミナスとミルキィローズは(タイトル記載の人数の関係もあるが)イレギュラーな存在として「キュア~」を冠されていなかった。

梅澤淳稔プロデューサー以降の作品からはその枷が取り払われ、異世界出身プリキュアが大幅に増加するようになる。1つのチームに異世界人が2人所属する、というケースも増えてきた。前2名もプリキュアオールスターズという枠組みができた関係でプリキュアと同列に扱われている。


人間界とは違った世界で生まれ育ったせいか、人間界出身のプリキュアと比べて常識に疎く生活習慣の違いから天然ボケじみた行動をしてしまうことも多い。

特に最初の頃は突拍子もない行動をするケースが多く、トワは堂々と真面目に自分の素性を話してしまった(きららのフォローで事なきを得たが)。エレンに至っては両方のことをして主人公達をひやひやさせてしまっている。


ちなみに…

勘違いしやすいが、『ハピネスチャージプリキュア!』の白雪ひめヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ)/キュアプリンセスは異世界出身ではなく人間界にあるブルースカイ王国の王女なので注意。

もっともハピプリは地球発祥のプリキュアであり、彼女も日本人である愛乃めぐみ達の視点からすればどちらかといえば異世界キュア寄りの行動が目立っている。


同様に『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキラ星シエルキラリン)/キュアパルフェペコリン/キュアペコリン人間界の妖精である点に留意する必要がある。『トロピカル〜ジュ!プリキュア』のグランオーシャン地球の海底にある人魚の国であるため、人魚のローラ/キュアラメールも同様の扱いになる。


さらに『HUGっと!プリキュア』では敵組織主人公たちが住んでいる世界の未来からの襲撃者であるため、其処から離脱してプリキュア陣営に加わり覚醒したルールー・アムール/キュアアムールは異世界キュアに含まれないと思われる(→亜人プリキュア)。同様にはぐたんの正体であるキュアトゥモロー未来の時代のプリキュアであるため、該当しないことになる。


そして『スター☆トゥインクルプリキュア』では惑星サマーン出身の宇宙人羽衣ララキュアミルキーに変身、シリーズ初の宇宙人プリキュアになった。同様にユニマオ/ブルーキャット)/キュアコスモ惑星レインボー出身の異星人プリキュアとなる。

あくまで「異星」出身なので異世界キュアとは異なるが、挙動、立ち位置などは従来の異世界キュアに非常に近い。


嘗てのシリーズでは異世界の存在がスタンダードだったため異世界キュアも多かったが、2015年のGo!プリンセスプリキュアを最後に純粋な異世界出身のプリキュアが登場していない。


ややこしいのが『ヒーリングっど♥プリキュア』の風鈴アスミ/キュアアースで、彼女の場合はテアティーヌの願いを受けて地球が生み出した精霊なので、厳密に言えば異世界キュアに入らない上に、異世界であるヒーリングガーデン自体も生態系を維持する為に地球によって生み出された世界なので、これまでの異世界とは趣を異にしている。


極めつけは『デリシャスパーティ♡プリキュア』で、本作はクッキングダムと言う異世界由来のプリキュアでありながら、異世界人のメンバーは追加戦士を含めてゼロと言う初の試みも行われた。舞台となるおいしーなタウンがクッキングダム関係者と繋がりが深いから成しえた展開とも言える。


また、『魔法つかいプリキュア!』の魔法界(シリーズでは珍しく物語開始時点では敵勢力の大規模な侵攻を受けていないため、生態系や風土が劇中で詳しく描写されている。)自体もヒーリングガーデンやグランオーシャン同様に地球(この作品ではナシマホウ界)に由来する異世界であり、こちらは元々1つの世界だったものが分離して成立したことが物語の終盤で判明している。なので十六夜リコことリコ花海ことはことはーちゃんの2人は地球発祥の異世界プリキュアの元祖で後続のアスミやローラの先輩になる。

その観点から見れば魔法の勉強などで度々訪れてそれらを目の当たりにして興奮することの多い朝日奈みらい/キュアミラクル、魔法の力によって動けるようになり、さらに奇跡の力で一時的にプリキュアになったぬいぐるみのモフルン/キュアモフルンの2人も広義の意味で地球発祥の異世界プリキュアに含まれる。


素性一覧

人名出身素性備考
ひかり光の園クイーンの生命の転生体最終話でクイーンとは別の存在となる
くるみパルミエ王国妖精(王家のお世話役見習い→準お世話役)青い薔薇の力を得て人間に変身できるようになる
せつな管理国家ラビリンス元敵幹部プリキュアと和解の後縮められた寿命が尽きるもアカルンの力で転生する
エレンメイジャーランド元妖精・歌姫マイナーランドに唆される形で洗脳され敵側に付くが、ハミィの説得を元に良心を取り戻しハミィやプリキュアと和解する。同時に人間姿以外への変身能力が失われる
アコメイジャーランドお姫様マイナーランドによる侵攻を受け祖父がいる人間界に亡命、その後劇中最初に覚醒し単独行動を開始
真琴トランプ王国戦士・歌姫マリー・アンジュ王女に仕える歌姫であり、王国のプリキュアでもあった。王国侵略を受けて人間界に
亜久里(トランプ王国)アン王女のプシュケーの片割れ素性が終盤にて判明。最終話ではもう一つの片割れであるレジーナ、王女の転生体であるアイちゃんと分かれた状態で生活する
トワホープキングダムお姫様幼い頃ディスピアに誘拐され記憶操作と共に洗脳、数年後解放され人格を取り戻す

関連項目

プリキュア ブルーチーム イエローチーム 赤キュア 青キュア 黄キュア 紫キュア 姫キュア

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