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ウルトラスーパーデラックス

うるとらすーぱーでらっくす

2008年に発売されたDS版星のカービィシリーズ。 正式名称は「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(略してUSDX)」。
目次 [非表示]

概要編集

1996年にSFCで発売されたスーパーデラックスのリメイク版だが、ただ単にリメイクされただけでなく、新たに追加要素があるなど、まさにウルトラといえる内容となっている。

なお、スーパーデラックスのモードはミニゲームも含めてすべて収録されているが、2人対戦は出来なくなっている。

一部敵キャラのデザインの変更、「洞窟大作戦」の宝物など、細かい変更点が見られる。

ゲームハード的にはボタン配置が完全に一致してはいるが、一部の操作がSFCの頃とは異なっているので注意が必要である。

余程の事が無い限りコレが発生するリスクは無くなった。


新モード編集

大王の逆襲編集

いつもカービィにやられてばかりのデデデ大王が、ついにリベンジを果たす物語。

初代カービィのEXステージ+メタナイトの逆襲のパロディ、といった感じで全体としては「はるかぜとともに」の上位版。

最終ボスはマスクドデデデ。その他のボス・中ボスも飛行砲台カブーラーファンファンなどSDXには居なかった者のみになっている。


ヘルパーマスターへの道編集

格闘王への道」ににたようなモードだが、ヘルパー操作である以上、コピーが固定される。一方、ボスの登場順番も固定される。

最終ボスは魔王ワムバムジュエル。20人全てのヘルパーで倒すと……。


メタナイトでゴーDX編集

おのれの力を試すために、メタナイトが冒険に出る物語。

ヘルパー(ブレイドナイトソードナイト)とともに、操作は「ソード」とほぼ同じであるが、それに加えてヘルパー召喚・回復・高速移動・マッハトルネードをポイント消費で使用できる。

順番は「はるかぜとともに」、「白き翼ダイナブレイド」、「洞窟大作戦」、「メタナイトの逆襲」、「銀河に願いを」となっている。

最終ボスはギャラクティックナイト夢の泉デラックスのメタナイトでゴー!同様、タイムアタックであり、こちらはチャプター毎にセーブできる。


真・格闘王への道編集

その名のとおり「格闘王への道」の上位種だが、ボスが新モードに出てくるものだらけで、かつ回復アイテムが少ない以上、非常に難易度が高い。

最終ボスはマルクソウル。このゲームの真のラスボスでもある。


サブゲーム編集

「タッチ!刹那のカルタ取り」「爆裂コンベアタッチ!」「タッチ!早撃ちカービィ」の3種類のサブゲームが最初からプレイできる。一方、SDXから引き継がれたサブゲームは、特定のモードをクリアしないとプレイできない。


  • タッチ!刹那のカルタ取り

上画面に表示されるカルタと同じ絵柄のものをタッチして取るゲーム。3枚取った人が勝ち。

カルタが表示される前にタッチするとお手つき(1回休み)になってしまう。

カービィは刹那の見斬りのようにちょんまげ姿になっている(韓国語版のみかちわりメガトンパンチファイター同様鉢巻を巻いている)。

なおカルタのうち、ペイントローラーナイトメアウィザード(以上夢の泉の物語)・リックカインクーアイスドラゴン剣士ダークマター(以上星のカービィ2)・バルーンボンバーカービィのエアライド)・ダークメタナイト鏡の大迷宮)・ドロシアソーサレス・デデデボール(以上タッチ!カービィ)は本作未登場のキャラ(ストーンの変身パターンや「はるかぜとともに」の背景での出演を除く)。


  • 爆裂コンベアタッチ!

ベルトコンベアに乗って流れてくる食べ物を食べるゲーム。

時折毛虫・爆弾・岩といった障害物も流れてくる(食べると減点・カービィが怯んで短時間操作不能になる)ため、タッチ操作で除去する必要がある(毛虫は1回、岩は2回タッチで消せる。爆弾は消せないが、タッチすると相手のベルトコンベアに弾き飛ばせる)。

食べ物を連続で食べていくとコンボが発生し、獲得できるポイントが上がる。特にマキシムトマトはポイントが高い。

30秒経過すると「席替え」になり、操作する位置が変わる。

BGMは「こうじょうけんがく」のアレンジ。


  • タッチ!早撃ちカービィ

画面に次々と出現する的をタッチして銃で撃つゲーム。

弾は8発までしか撃てず、弾切れしたら下画面をタッチしてリロードする必要がある。ボンバーを打つと減点されてしまう。

後に『Wiiデラックス』のわいわいマホロアランドにて再録された。


登場するコピー能力とヘルパー編集


スーパーデラックスなコピー能力?


あれこれ編集

機種ニンテンドーDS
ジャンル アクション
発売日 2008年11月6日(木)
販売元 任天堂
開発HAL研究所
CEROA(全年齢対象)

その他編集

制作秘話編集

当初は「スーパーデラックスPlus」という名称で開発が進められていた。企画書ではどこがPlusになっているのか詳細に書かれている。

その頃は要素を少しだけ追加する程度だったが、プロデューサーの谷村正仁氏(現・HAL研究所社長)から「もっとデラックスなものにしてほしい」というリクエストがあったため「スーパーデラックス・デラックス」というタイトルになり、さらに略して「デラデラックス」になった。


原作よりもテンポよく進めるように調整されているが、追加モードによって難易度の幅が広げられている。

また、新規コピー能力を追加する案もあったのだが、「ゲームバランスが崩壊する可能性がある」という理由で結局追加されなかった。


BGM・ムービー編集

「はるかぜとともに」で初代星のカービィのタイトル曲が追加されたほかに、SDXから変更されたものがある。新曲は全44曲。

極力スーパーファミコンの音源をDS向けに再現したものが使われているが、「銀河にねがいを:スタッフロール」が原曲よりも半音低くなっているなど相違点もある。


ストーリーデモはSDXを元に3DCGのムービーになった。ただし一部のアングルが変更されているほか、オープニングは低確率でレアパターンが見られる。

条件を満たすとSDXでのストーリーデモが見れるモードが開放される。

真・格闘王への道をクリアするとNGシーン集(毛虫が顔に堕ちてきて卒倒するカービィ、ボールから落ちるマルク、マスクドデデデ戦でやられて吹っ飛ばされるカービィなど)、クリア率を100%にするとカービィが劇場でカービィダンスをするムービー「カービィマスター!」が見られるようになる。


関連タグ編集

星のカービィ スーパーデラックス

マスクドデデデ ワムバムジュエル ギャラクティックナイト マルクソウル

シミラ祭り

熊崎信也 ディレクターとしてのデビュー作。


表記揺れタグ編集

星のカービィウルトラスーパーデラックス

USDX

ウルデラ


類似品に注意編集

ウルトラスーパーデラックスマン藤子・F・不二雄のSF短編漫画で、こちらが先に世に出ている)


外部リンク編集

公式サイト

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