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埼京線の編集履歴

2019-12-05 22:43:56 バージョン

埼京線

さいきょうせん

JR東日本の電車運転系統名称。

「コレハ、山手線デスカ?」

「ソウデス、埼京線デス。」


路線データ

路線データは大崎駅~川越駅間のデータ。


路線長53.0km(大宮~川越駅間含む)
最高速度
  • 大崎駅~板橋駅,大宮駅~川越駅 95km/h
  • 板橋駅~赤羽駅 90km/h
  • 赤羽駅~大宮駅 100km/h
軌間1067mm
駅数24駅(起終点及び大宮駅~川越駅間含む)
電化区間全線直流電化(1500V)
複線区間大崎駅~日進駅
運転指令所東京総合指令室 E電方面指令
運転方式
  • 自動閉塞方式:大崎駅~池袋駅,大宮駅~川越駅
  • 移動閉塞方式:池袋駅~大宮駅

概要

データ

大崎駅(東京都品川区)から新宿駅池袋駅赤羽駅などを経由して大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)に至る。区間延長36.9km(営業キロ)。


大崎駅より東京臨海高速鉄道りんかい線新木場方面および相鉄海老名方面(品鶴線・東海道貨物線・相鉄新横浜線経由。系統名としては相鉄・JR直通線)への相互直通運転、大宮駅よりJR川越線・川越方面への直通運転を行っている。このうち相鉄との直通列車はラッシュ時を除き新宿以南のみの運転となる。


東京7大副都心のうち池袋新宿渋谷大崎の4つを通る。特に池袋、新宿、渋谷の元祖三大副都心に至っては、駅が隣り合っていて副都心から副都心への移動が最も速い。

さらに臨海副都心を走るりんかい線直通も含めれば、この線一本だけで東京の5大副都心を網羅出来る。このうち、池袋と渋谷では湘南新宿ラインと同一方向同士で階段を使わずに乗換ができる。


運転系統

「埼京線」はあくまでも運行系統上の名称であり、正式路線名ではない。

正式路線名は以下の通り。

区間正式路線名備考
大崎-池袋山手線貨物線を流用・湘南新宿ラインと線路を共用
池袋-赤羽赤羽線山手線の支線扱い
赤羽-大宮東北本線新規路線、支線扱い

1985年9月30日に池袋駅-大宮駅(-川越駅)間で運行開始。

並行する東北新幹線の建設に伴う沿線への見返りとして建設・開業した東北本線別線区間とそれまで独立して運行されていた赤羽線を統合した。

その後、池袋駅以南を順次延伸し2002年12月1日に大崎まで全通、同時に全通したりんかい線との相互直通運転を開始した。

更に2019年11月30日相鉄新横浜線開通と同時に相鉄・JR直通線の運転が開始され、現在の姿となった。

「埼京線」の名は国鉄部内での選考で「玉」と「東」を結ぶことから命名された。

といっても埼玉区間は市にするとたった2つの市しか通らない(川越線区間を加えても3つ)というのはここだけの話。一応開業当初は分裂していたが。


大宮駅-川越駅区間は案内上でも正式路線としても「川越線」となっているが、現在同区間のみを走る列車は存在しない。車庫(南古谷)から八高線に向かう列車2本を除いて全て埼京線との直通運転を行う。

そして駅のアナウンスでは川越線直通とわざわざ言わない。このためどこまでが埼京線でどこからが川越線なのかあまり分かっていない利用者も結構いる。

ただしあくまで別路線扱いであるため、埼京線・川越線どちらかの運行に支障が出た場合は直通運転を中止し大崎-大宮間・大宮-川越間で独立させて運行する。


電車特定区間は埼京線区間である大崎駅大宮駅に適用される。

何と、川越線区間である大宮駅~川越駅には適用されていない。


最強線

語呂合わせ最強線と書かれるように、東京の5大副都心をショートカットで走るためラッシュ時乗車率は首都圏JR線の中でも山手線に次ぐ混雑ぶりになっており、少なくとも最強クラスではある(じゃあ名前を変えればとなると今度は京玉線になってしまう。これは京王線があるのでややこしい)。

加えてこの混雑も一因となって痴漢被害の多発路線としても知られており、このことから2001年にはJR線で初の女性専用車両が導入されるに至った。

その響きから最強線と呼ばれてこそいるが、実際には全てのJR線の中でも屈指のヘタレっぷりを誇り、大宮川越間は良く運休になる(一応同区間は川越線だが車両基地の関係で必ず埼京線が巻き添えになる)。

その理由と言うのが「」。ホントにちょっと強めの風が吹くと即運休、なんて言っても過言ではなかったりする。

実は類似した条件の路線(武蔵野線京葉線)も同じように風に弱いのだが、名前のせいでヘタレ感が倍増してしまうようだ。

ただし路線の稼ぎ方としては決してヘタレではない黒字路線である(特に赤羽線の収支は全JR路線中最高クラス)。


ちなみに最強繋がりでかつ主人公の名前がサイタマであることから、かつてワンパンマンとコラボした列車が走っていたことがある。


にもかかわらず新車投入が首都圏の中で最も後回しにされがち…という噂があるが事実誤認。205系はほとんどが新造車で90年代初頭には投入が終了している(103系が廃止されたのは、1990年とむしろ早い方)。E233系も南武線より早く、全車新車である。

205系には若干山手線からの転配車もいたがわずか数本でしかなかった(かつてNゲージでホビーセンターKATOが転用時、小窓車ベースに特製品を作ったこともある。)。

後に山手線205系の置換え時、サハ205の支線区転用における先頭車改造からみで、大部分の編成からサハ205を抜き、その後編成川越側に余剰となった6扉車のサハ204を2両組み込むという編成改変をやっているが、これは他に需要がなく引き取り手の無い6扉車の廃物利用に近い処置であった。

そもそも103系は、高速特性はかんばしくなく、騒音も激しいため、長期使用などできるものではなかった。


このような誤認が起こったのは路線続きの川越線に、首都圏でも最も状態が悪い72系改造車の103系3000番代が2005年まで残存していた事があり、その置換え用の川越・八高線ローカル用205系3000番代(全車山手線からの改造転用車)との年次混同もあってとの事と思われる。

又引きの誤引用には気をつけよう。

……実際後回しにされっぱなしなのはこの路線だったりする。


現在十条駅では相対式2面2線の高架化工事を行っている最中であり、板橋駅周辺の踏切も立体化させる計画がある。


駅一覧

※直通運転を行う川越線(大宮-川越間)も掲載。

駅番号駅名快速通勤快速乗り換え
JA08(OSK)大崎
  1. 湘南新宿ライン/山手線
  2. 東京臨海高速鉄道りんかい線(新木場まで直通運転)
  3. 相鉄・JR直通線(湘南新宿ライン経由、相模鉄道相鉄新横浜線本線方面、海老名まで直通運転)
JA09(EBS)恵比寿
  1. 湘南新宿ライン/山手線
  2. 東京メトロ日比谷線
JA10(SBY)渋谷
  1. 湘南新宿ライン/山手線
  2. 東京急行電鉄東横線/田園都市線
  3. 東京メトロ半蔵門線/銀座線/副都心線
  4. 京王電鉄井の頭線
JA11(SJK)新宿
  1. 湘南新宿ライン/山手線/中央線快速/中央・総武緩行線
  2. 小田急電鉄小田原線
  3. 京王電鉄京王線
  4. 東京メトロ丸ノ内線
  5. 東京都交通局新宿線/大江戸線
  6. 西武鉄道新宿線(西武新宿駅)
JA12(IKB)池袋
  1. 湘南新宿ライン/山手線
  2. 東武鉄道東上線
  3. 西武鉄道池袋線
  4. 東京メトロ丸ノ内線/有楽町線/副都心線
JA13板橋都営三田線(新板橋駅)
JA14十条
JA15(ABN)赤羽京浜東北線/宇都宮線(東北本線)/高崎線(上野東京ライン/湘南新宿ライン)
JA16北赤羽
JA17浮間船渡
JA18戸田公園
JA19戸田
JA20北戸田
JA21武蔵浦和武蔵野線
JA22中浦和
JA23南与野
JA24与野本町
JA25北与野
JA26(OMY)大宮
  1. 京浜東北線/宇都宮線(東北本線)/高崎線(上野東京ライン/湘南新宿ライン)
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)/上越新幹線(北陸新幹線)
  3. 東武鉄道東武アーバンパークライン(野田線)
  4. 埼玉新都心交通伊奈線
日進
西大宮
指扇
南古谷
川越
  1. 川越線(高麗川八高線八王子方面)
  2. 東武鉄道東上線

運用車両

現役


過去


騒音伝説

この埼京線は元々騒音が大きくなりがちな新幹線の見返りとして作られたが、いざ開業してみると110km/hで減速運転をする200系よりもうるさいという結果になった。これは高速走行に優れていない103系を時速100km/hで走行させたことが原因で、205系やE233系の導入時には様々な対策を行い、一応この問題は解決した。だが隣を走る東北新幹線も新車の導入は進んでおり、こちらも騒音対策が進んでいるため、今も相変わらず埼京線の方がうるさいといわれている。


関連タグ

JR東日本 東京臨海高速鉄道 相模鉄道 りんかい線 相鉄新横浜線

湘南新宿ライン 宇都宮線 高崎線 京浜東北線

E233系 205系 103系 70-000形 相鉄12000系


副都心

チルノ:「あたいったら最強ね」という台詞からパロディネタに使われることがある。そこからのヘタレっぷりも。

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