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ホルードの編集履歴

2021-10-08 04:59:24 バージョン

ホルード

ほるーど

ホルードとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

図鑑No.660
分類あなほりポケモン
タイプノーマル / じめん
高さ1.0m
重さ42.4kg
特性ものひろい / ほおぶくろ
隠れ特性ちからもち

進化

ホルードショック

初期最終
ホルビーホルード(Lv.20)


概要

第六世代で初登場したホルビーの進化形。

進化した事により体付きは良くなったものの、目は糸目で腹部は腹巻状の毛皮に覆われ、口元は口ひげを思わせる茶色になり、まるで工事現場の親方を連想させる外見になった。

女性的な姿を持つうさぎ仲間とは正反対である。

また、この様な見た目だがちゃんとメスもいる。

建築系のノーマルタイプの先輩に第4世代のビーダル、おっさん仲間の後輩に第8世代のヨクバリスがいる。


その耳は肥大化してパワーショベルの様な形状とパワーになり、1トンもある岩を持ち上げる程の怪力で硬い岩盤をも容易く粉砕する。

前述の容姿通り(?)工事現場で活躍する一方、仕事が終わるとダラダラと過ごすという、生態も何処か工事の親方とよく似たポケモンである。

耳は割と重量があるのか、ボールから出て着地する際に前のめりになる。

アームハンマー」を使えるが、おそらくは腕ではなく耳で行っているのだろう。

……それではアームでは無くイヤーハンマーなのでは?


また、前述の腹回りの体毛はまさしく腹巻よろしく優れた保温性を誇り、昔のガラル地方では抜け落ちた体毛が防寒着の材料とされていたとのこと。



ゲームでのホルード

進化した事によりじめんタイプが追加された。

現時点でこの組み合わせはホルード固有のもので、第6世代で追加された唯一のじめんタイプの一般ポケモン。

初登場のXYでは、22番道路にある秘伝技を使わないと行けない草むらで出現する。

クリア後のフレンドサファリで捕獲が可能だが、フレンドコードによっては出現しない場合がある。


種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
855677507778423

性能

技のバリエーションこそ多彩とは言え、序盤出現のホルビーの進化形らしく種族値は低め。

いあいぎり」「かいりき」「なみのり」「いわくだき」を覚えるので、「ものひろい」要員兼秘伝要員としてオススメ。

技マシンで入れ替えれば「あなをほる」で洞窟の脱出にも役立つ。

同時期に手に入るヤヤコマと一緒に旅をすると空も移動でき、クリア後にも役立つ万能雑用隊として旅や育成を手伝ってくれるだろう。

図鑑では力持ちである事について書かれていてるものの、ステータス自体は防御向きの能力の持ち主……


と言いたいところだが、隠れ特性がまさかのちからもち

攻撃力は同特性のうさぎ仲間を僅かに上回る数値で、正に図鑑通りの物理アタッカーに化ける。

一致技は優秀な補完になっており、全単タイプに当倍以上を取る事が出来る。

耐性は少ないものの、ゴーストタイプでんきタイプが無効であり、メジャーポケモンであるギルガルドに強く、「でんじは」も無効。

これだけでも「ちからもち」の高火力と合わせ十分な採用理由になる。

覚える技は一致技の「おんがえし」に「でんこうせっか」、メガガブリアスに次ぐ威力を誇る「じしん」と高火力で安定したものが揃っており、サブウェポンも「ストーンエッジ」、「ワイルドボルト」「アームハンマー」を覚え、更にはスカーフと相性のいい「とんぼがえり」と、物理技のレパートリーがそこそこ多い。

そして積み技も「ビルドアップ」や「つるぎのまい」、「こうそくいどう」とスキが無い。


更にORASでは三色パンチ、「イカサマ」、「はたきおとす」、「ばかぢから」と「けたぐり」、「ダストシュート」「いかりのまえば」を教え技で習得可能になり、器用さに磨きがかかった。

特に「イカサマ」の威力は「ちからもち」の効果が乗る事によりイベルタルにも劣らず全ポケモンでも最高レベルである。


マリルリと違い、(太ってそうな見た目に反して)素早さはそこそこ高く、素であのヒードランに1勝る他、催促であれば「こだわりスカーフ」や「がんせきふうじ」で最速ドラパルトまで抜かしたりも出来る。

また、他の「ちからもち」ポケモンが火傷で弱体化するのに対し、こちらにはタイプ一致の「からげんき」が使えるという強みがある。

迂闊に「おにび」等を放とうものなら、逆に超威力の「からげんき」で壊滅させられかねない。


勿論、種族値通り「リサイクル」と「ほおぶくろ」を絡めた耐久型で戦っても強い。

「イカサマ」「いかりのまえば」で安定して削りを入れる事ができ、「どくどく」を無効化するはがねタイプ、どくタイプには一致じめん技が通る。


ファイアローと同様、低い種族値に収まりがちの序盤ポケモンのポジションながら、実用に耐えうるレベル所かガチ級に食い込んでいるカロスの序盤ポケモン達…。

何かがおかしい。

最も、実戦で真価を発揮出来るのはいずれも隠れ特性を手に入れてからになるが。


USUMでのポケモンリーグ周回においては、マーレインのクレッフィのいたずらごころでんじはを無効、ライチのギガイアスのすなおこしでダメージを受けない、にどげりによるがんじょう1ターン突破をこなせる等といった点で非常に噛み合っており、最適解と評価する声もある。

但し、過去作品から連れて来て増やすしかないので、隠れ特性持ちの入手は大変。

多くのポケモンが手こずるがんじょうや先制でんじはを無視出来るというのは非常に大きい利点なので、出来れば入手しておきたい所。


第8世代ではメインウェポンのおんがえしを没取されてしまった。

しかし同時にのしかかりメガトンキックを習得したので一応代用にはなる。

ダイマックスともなかなか相性が良く、とびはねるをダイジェットとして撃ち素早さを上昇させたり、ギガインパクトのデメリットを打ち消したりできる。


当時の入手手段はXYのフレンドサファリのみで、GTSも駆使しない限り難易度は高かったが、第8世代ではマックスレイドバトルでも隠れ特性持ちの個体を入手可能になった。

通常特性の個体でもDLC『冠の雪原』で追加された「とくせいパッチ」を使えば隠れ特性にできる。



余談

2016年2月16日にポケモンセンターオンラインがオープン。

かつて同名のサービスはあったものの当時は通販サイトがそこまで充実していなかったのもあって2006年に閉店しており、実に10年ぶりのオリジナル通販サービス再開となる。


これを記念して各地で即完売となった初代ポケモンの各色バーチャルコンソールがダウンロード済みのニンテンドー2DSや、ねんどろいどNといった人気商品が数量限定で再販されるのもあってオープン時間の10:00には当然アクセスが殺到。

あまりに重すぎて商品を買えない人も続出し、「ただいま メンテナンス中です。」のメッセージと共にエラー画面で出てきたのがこいつである。

実際にはこいつだけでなくディグダホルビーも一緒なのだが、何分この二匹が視界から消える程の圧倒的体格と強烈な見た目をしている為に、良くも悪くも記憶に残りやすい。因みにメンテ画面にホルード他二匹が出るのはPCスマホ版共通。

買えないユーザーは何度もこいつの顔を見る羽目になり、開店早々ポケモンセンターオンラインのエラー娘(おっさん)の地位を獲得しつつある。

今後もポケセンで新商品が出る度にこいつにトラウマを植え付けられる事だろう……


そしてその翌年、親会社任天堂でも似た現象が発生した。



関連イラスト

ホルード厳選なう親父ウサギ



関連タグ

ポケモン ポケモン一覧 ポケモンXY

ノーマルタイプ じめんタイプ

うさぎ 兎ポケモン

エラー娘(おっさん) ニンゴジラ


序盤ノーマル一覧

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