ゴリライズ
ごりらいず
※仮面ライダーゼロワンのネタバレを含むため、閲覧には注意
概要
『仮面ライダーゼロワン』に登場する不破諫の仮面ライダーバルカンへの変身方法を表す通称。
由来は、「オーソライズ」「プログライズ」等後ろに○○ライズとつくこと+ゴリラ。
『ゼロワン』の仮面ライダーが変身に使用するアイテム「プログライズキー」は、変身ベルトなどでオーソライズ(認証)することでキー状態への展開ができるようになる設定である。
一部にはキーの起動ボタン自体に指紋認証の例外も存在するが、原則的には「起動→認証→装填→変身」という手順で操作する。不破達が用いるエイムズショットライザーの場合、
- プログライズキーを起動し装填、同時にオーソライズされロック解除
- プログライズキーを展開
- トリガーを引いて変身
という手順が正規の手順である。実際に刃唯阿が仮面ライダーバルキリーへの変身でこの手順を用いている。
飛電ゼロワンドライバーの場合は装填前にキーを開くが、あちらは装填前にゼロワンドライバーのオーソライザーで認証を行っている。このため、変身者の飛電或人は簡単にキーを開いている。
これに対し、不破だけは認証を行わずに腕力でキーを開いてから装填するという間違った手順で変身するため、オーソライズの代わりと言えるこの操作についた通称がゴリライズである。
- 認証前のプログライズキーを筋力で強引にこじあける
- こじあけたキーを装填(実はこの時にオーソライズ自体は行われる)
- トリガーを引いて変身
……システム上で言えば閉じたまま装填しようが、先に開いて装填しようが、装填した瞬間に認証が行われ変身可能となるため、ただ時間が増える無駄な操作である。
バルカンの初変身に先駆けて発売された玩具版ショットライザーの説明書の時点で、バルキリーの変身は閉じたままキーを装填・認証してから開き、バルカンの変身はキーを先に開いて装填するよう、変身手順と画像が別で記載されている。これはその後発売されるバルカン・バルキリー関連のアイテムでも同様。
つまりその場のアドリブ等ではなく、放送開始前から不破のキャラ付けとして用意されていたものである。
発端
不破が所属するA.I.M.S.のプログライズキーは、技術顧問である唯阿の使用許可がなければ認証しても開くことが出来ない。
そして、許可が下りた上で正しい手順で操作し認証しなければ、エラーが出るはずであり変身できない。
すなわち、何の許可も得ていない上に使い方の説明も受けていない不破は変身できないはずだった。
不破「ヒューマギアは人を傷つける...!人類の敵だ!!ひとつ残らず、ぶっ潰す...!ぬぅぁああああああ!」
唯阿「何...!?」
しかし、不破はロックのかかったプログライズキーを無理やりこじ開け、認証も使用許可も筋力で突破して仮面ライダーに変身するという、視聴者の斜め上を行く変身を見せた。
あまりにも、脳筋。
当然ながら正規の変身方法ではなく、精密機械への取り扱い方としては殆ど破壊行為にも近い。
第2話での初変身以降も正規の変身許可は下りていないのか、プログライズキーを無理やり開いてから変身する間違ったプロセスでの変身で変身し続けている。
一方でこの変身を目の当たりにした唯阿はこれといった対策をした様子はなく、不破の変身を事実上黙認している。不破自身は戦闘力も高く仮面ライダーとしては優秀なため、勝手に使ってるがお咎めなしといったところか。
第4話では本当にゴリラの力を手に入れてしまった。
後半で放送された総集編「シューティング・スペシャル」にてこの際に唯阿から正しいプログライズキーの開き方を教わっていた事が明らかになった。
しかもわざわざ教えられたと言う事は、この時より以前に既に唯阿からの使用許可も下りていた事はほぼ確実と言える。つまり正しい知識も権限も持った上で無視し続けたと言う事になる。また、パンチングコング初変身シーンの振り返りでは唯阿に「ゴリラはお前によく似合ってる」と言われている。もう公式が病気である。
さすがに初使用にキーは力みながら両手でこじ開けていたが、2回目以降の変身ではロックが壊れてしまったのか胡桃を割る要領で片手で開けるように。これがホントのガバガバセキュリティか。44話では振るだけで開くほどガバガバにされていた。
その後手に入れていくキーについても同様にこじ開け続けており、いずれも初使用時には鬼気迫る絶叫をあげるが2回目以降はどんどんガバガバになる運命をなぞり続けている。
その後
さらに第14話では滅亡迅雷.netが製造したアサルトウルフプログライズキーを入手した不破が、使えないはずのキーをゴリライズで開いて変身し、窮地を救う場面もあった。
滅の「それは滅亡迅雷.netにしか使えない」という言葉が本当なら、正規の方法では変身できないためゴリライズが最適解だったわけである。
もっとも、変身できたのにはちゃんと理由があるのだが…(「謎」の項目参照)
やや余談だが、アサルトウルフキーには外付けユニットのアサルトグリップがあり、これがあることでゴリライズしやすそうになっていた。
また、アサルトウルフ変身の際に「ウルフといえば俺のもんだろ」と発言しているが、視聴者からはゴリライズやパンチングコングのイメージの方が既に強かったためか「あんたといえばゴリラだよ」という声が相次いだ。
そして、第21話ではダイナマイティングライオンレイダーと闘った現場に落ちていた“セキュリティ”ロックのかかったザイアスペックを「力ずくで外せばいいだろう」と発言、そのあまりの脳筋ぶりに対しイズから「あなたは、ゴリラですか?」と言われてしまい(しかも2回も)、ついに公式でもゴリラ呼ばわりされる事となった(当然不破は怒ったが、その怒り顔もゴリラっぽいと視聴者からは専らの評判)。しかもバックでパンチングコングの変身音声が流れる(1回目はやや高めで語尾が上がり気味に、2回目は徐々に低くなった)という妙に気合の入った演出付きである。
因みに、演者の岡田龍太郎氏がTwitterで「第21話ご視聴ありがとう」という趣旨のツイートをしたところ、ネット民はおろか、イズ役の鶴嶋乃愛氏にまで「あなたはゴリラですか?」と返されている。 その結果その日の動画では自身のゴリラ扱いに怒った結果ゴリラ化するという事態が起きてしまった。
そんな中、第22話ではメタルクラスタホッパーに強制変身させられて暴走するゼロワンからゼロワンドライバーを力ずくで外して変身解除させる活躍を見せ、見事に有言実行した。
…が、ゼロワンドライバーの仕様上プログライズキーだけ抜けば解除させることができる。実際続く第23話では唯阿がプログライズキーを抜き取って変身解除させており、改めて不破の脳筋ぶりを際立たせている。
ゼロワン世界ではゼロワンドライバーに限らず他ベルトでもキーさえ抜けば変身解除させることは可能(キーを使わないこいつは除く)であり、不破自身も第15話でアサルトウルフの負荷を見かねた唯阿によってショットライザーからキーを抜かれて変身解除させられている。このような経験があるのにどうしてこうなった…。
第27話では、本物の火災に見舞われたお仕事対決の現場に現れ、自ら水を被って唯阿と共に救助者たちの元へ駆けつけた。力ずくで解決しようとしたシーンでは無いが、彼らしい行動だったためか予告の時点ですでに話題になっていた。
第29話と同じ日に公開されたスピンオフ(外部リンク)では、腹筋崩壊太郎が作り出したヒューマギアプログライズキーをいつの間にか横取りし、お約束と言わんばかりにゴリライズしてしまった(なお開けた際、キーの塗装とおぼしき白い粉が飛び散っているという無駄にリアルなシーンがある)。
イズの説明にも聞く耳を持たず、キーを装填しショットライザーの引き金を引いたが、ある意味とんでもないことに……。
スムーズな他ライダーの変身シークエンスに対しゴリライズはどうしても時間がかかるという弱点があり、第32話ではその隙を突いた唯阿によってバックルにセットされたショットライザーが抜き取られ、強制変身に使われている。
第33話での「権限はなくてもキーはこじ開けられるし」という発言をみるに、権限無しでこじあけられ使用も可能なことは欠陥として認識している模様。なお、この発言に視聴者からは「それできるの不破さんだけ」とツッコまれていた。
謎
その一方、単なる脳筋の力技では説明できない点がある。滅亡迅雷.net製であるアサルトウルフプログライズキーをこじ開けて装填、オーソライズの音声を鳴らしたのである。(厳密には『オーバーライズ』だが)
唯阿の管理下にあるキーなら物理ロックのみに認証がかかっているとも考えられるが、その管理外にあるアサルトウルフプログライズキーでは説明が付かず、どこの基準でオーソライズの判定が下されたのか不明となっている。
また、そもそも滅亡迅雷.net側は正式に『オーソライズ』を行う技術を有しておらず、プログライズキーへ強引な物理的接続を行い、独自のプロトコルによりデータを不安定な形で出力する疑似的な利用法『フォースライズ』しか取れない。そのことを司令塔として熟知していた滅は不破のゴリライズを信じられない顔で見ていた。
だが、第28話にて天津垓から不破と刃には人工知能搭載のチップが埋め込まれていること、ならびにエイムズショットライザーで変身できるのは、チップを脳内に埋め込んだ人間のみが可能であることが、続く第29話において天津から不破に埋め込まれたものには滅亡迅雷.netの亡の人工知能データが組み込まれていることがそれぞれ語られ、アサルトウルフプログライズキーが起動できた理由が明かされた。
この事実と滅の「滅亡迅雷.netにしか使えない」という言葉を照らし合わせると、上記のオーソライズの判定が下されたタイミングとしてはショットライザーにアサルトウルフプログライズキーが装填された瞬間であり、同時にショットライザー越しに亡の人工知能を認識したため使用ができたと考えるのが妥当だろう。
まさかの正式実装
第28話で登場したランペイジガトリングプログライズキーでは、「装着者の戦闘能力を選別するため」という名目で一定以上に負荷をかけることでロックが解除される「エグザムシリンダー」という認証装置が採用されている。
とうとうゴリライズが正規の変身プロセスになってしまった上に、公式サイトの記述から推察するにゼロワンドライバーへのスキャンなど既存の認証システムに対応していない可能性がある。
最早キーの側が(と言うより製造元が)ゴリライズに対応し出したとも言えるかもしれない。
このことについて演者の岡田龍太郎氏は、自身のYouTubeチャンネルの動画にて「おもちゃ買って真似する際はゴリライズしなきゃだめですよ」と半ば冗談まじりに話している。
ちなみにこの仕様だが、ライダーに変身していれば簡単に開く。欠陥とはいえガバガバセキュリティーも仕様になってしまっている。総じて不破の誤った変身方法がとことん仕様にされた不破にとっては夢のようなキーである。
オルトロスバルカン
「この俺に...こじ開けられないものは......何一つねぇ!!うぉおおおっ!!!」
第44話の仮面ライダーオルトロスバルカンへの変身においては、亡のサポートありきとはいえ、とうとう認証や権限以前にそもそも変身資格に必要な能力そのものを喪失した状態で変身を強行した。
この際もやはり与えられたジャパニーズウルフゼツメライズキーはゴリライズしている。
結果、そもそも滅亡迅雷.net以外での仮面ライダーへの変身が本来は仕様ではないゼツメライズキーをAIMSで使用したシステム不具合の面も大きいとはいえ、キーが遂に火花を出し始めた。システムにそもそも無理のある変身であるため、決してゴリライズにより機械が壊れたせいではない、はず。
そして遂にゼツメライズキーでの無理矢理の変身の負荷に耐え切れずショットライザーが爆発した。ファンからは「ゴリライズのツケが回ってきた」などと言われるように。
ちなみにこれに先立って、心を閉ざした或人について「社長の心を力ずくでこじ開けるしかねえな」と発言し、唯阿から「プログライズキーとは訳が違うんだぞ」と突っ込まれるという一幕もあった。
最終話
遂に迎えた最終話。
今回はバルカンは登場しなかったが、エンディングにて、車が事故を起こし動かなくなった女性を…
「どいてろ。」
そういって、窓を割り、ドアを引っ剥がして投げ飛ばした。
しかも片手だけで。
ついにゴリライズが車をぶっ壊す程のパワーを持ってしまった瞬間である。
ちなみに自動車の窓ガラスはかなりの強度があり、並の人間が拳で叩き割るようなものではないため、一般的にはハンマーなどの工具を用いて割るものである。
劇場版
最終話の後日談を描く『REAL×TIME』では襲撃してきた戦闘機を相手にパンチングコングで挑むも虚しく、飛行中の戦闘機から落とされてしまう。
迅「ゴリラァァァァーーー!!」
迅からまさかのゴリラ呼ばわり。確かにゴリラがモチーフのパンチングコングになってはいたが。
イズといい、なぜヒューマギアからゴリラ扱いされるのだろうか……。
ちなみに飛行中の戦闘機に張り付いていたが握力がもたず振り落とされた···シーンのはずなのだが一部視聴者からは直前の音から「不破さんの握力に耐えきれず掴んでたところが壊れたのでは?(要約)」とも言われている。
スペシャル座談会でも演者である岡田氏からその事について言及している。
ちなみにこれは監督の意向で入ってるようだが、監督にまでゴリラ扱いされている不破さん……。
迅「……仕方ないか」
この戦いの際、迅はバーニングファルコン形態で飛行して対応していたのだが、実はランペイジバルカンになればバルカンも飛行ができる(ランペイジガトリングキーにはフライングファルコンのデータも入っている)。その手法を取らずパンチングコングで挑んだことについては演者直々に脳筋扱いされている。
『仮面ライダーバルカン&バルキリー』では、不破が仮面ライダー滅亡迅雷との戦いでショットライザーを破壊されたため、飛電インテリジェンスの子会社として「株式会社 仮面ライダーバルカン」を設立、或人から借りたゼロワンドライバーとソルド9から託されたダイアウルフゼツメライズキー、亡が調整し唯阿に渡していたアサルトグリップで仮面ライダーバルカン・ローンウルフに変身するのだが…
『ダイアバレット!』
不破「うぉぉぉぉぉぉおーそらぁぁぁーいず!」
ゼロワンドライバーは本来起動したプログライズキーを予めベルト本体にオーソライズしてから展開するのだが、当然の如く変身者は不破なので例によってキーをこじ開けて変身する。&まさかの自己申告。
装填口により必ずオーソライズが行われるショットライザーと異なり、ゼロワンドライバーは装填前にオーソライズ処理を行わなければ変身エラーとなる。そしてこの点もオーソライズ手順を無視して装填しているのだが、キーを振り下ろした際に偶然オーソライザーの前を通過していた為、オーバーライズの音声自体はちゃんと鳴って処理されている(玩具基準で考えるとこの方法では正常にオーソライズするのは難しい、ただし完全に出来ないわけではなく、プログライズキーをキーのスピーカー側の手前に傾けながら2秒ほどスキャンさせてやると成功しやすい)。
他作品への波及
この外せない、開かないものに対し脳筋でなんでも開けようとする姿はインパクトが凄まじく、上述のとおり公式や中の人本人にすらネタにされているほか後年でもニチアサキッズタイムで不適合だったりロックがかかって外せなかったり開かないものが出る度に「不破さん呼ぼう」「不破さんなら外せる」と必ず視聴者からゴリライズネタが出ることがお約束と化している。
仮面ライダーセイバー
『ゼロワン』終了後翌週にスタートした『仮面ライダーセイバー』で、第1章での新堂倫太郎の「無理だ、普通のホモサピエンスに聖剣は抜けない!」というセリフが絶大なインパクトを与えたが、これに対して「不破さんなら力ずくで引き抜いただろう」と反応した視聴者が少なからずいた。
『セイバー』第6章で、敵に封印されて火炎剣烈火が抜けなくなってしまった状況でも、やはり不破さんなら力ずくで……という反応が数多く寄せられていた。
なお、本作の舞台となる「ファンタジック本屋かみやま」は歴代ライダーのオマージュが満載だが、そのなかに『やさしいゴリラ』なる絵本も置かれている。
魔進戦隊キラメイジャー
キンコ邪面との戦闘中、中に金貨に変えられた人々が人質として入れられているキンコ邪面の顔面の金庫を開けようとキラメイグリーンが適当にパスワードを入れまくった結果セキュリティの自爆までのカウントダウンが発動してしまい、焦ったキラメイジャー一同が顔面のハンドルに取りついて無理矢理開けようとするシーンがあり、「不破さん呼んで」などの声が上がった。
トロピカル〜ジュ!プリキュア
さらに2021年2月28日にスタートした『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第1話で夏海まなつがトロピカルパクトをこじ開けようとした際にも思い出した人は多く、『ゼロワン』終了後ほぼ半年が過ぎているにもかかわらず、あろうことか「不破さん」がトレンド入りした。やはり「不破さんならそのままこじ開けてプリキュアになったのか」という反応も。
この際、スマイルプリキュアでゲスト出演したFUJIWARAの原西孝幸が変身しようとしたキュアゴリラとの混同を避けるため、『キュアトロピカルゴリラ』というワードがTwitter上で話題になった。
仮面ライダーリバイス
2021年9月にスタートした『仮面ライダーリバイス』の第1話では、門田ヒロミが不破同様に無許可で変身を試みたものの見事に失敗したが、ここでも「不破さんなら無理矢理スタンプを押し込んで変身したのでは」という声も挙がっている。
また第38話にてギファードレックスバイスタンプが諸事情で未完成のまま作成を中断したことにより、力の根源の元へひとりでに飛び去ってしまうという事態に発展。
暴走するバイスタンプを何とか捕獲(?)した一輝とバイスはバイスタンプを起動させるにあたり2つに分割しようとする、というシーンが放映された。
この2人が荒ぶるバイスタンプを両端から引っ張って分割しようとする様子を見てゴリライズを連想した視聴者も多かった模様。さらには、「不破さんなら1人で分割できたかもしれない」という声もちらほら挙がっている。
仮面ライダーギーツ
2022年9月5日に放送が始まった『仮面ライダーギーツ』。奇しくも脚本家が同じ作品である。
第13話にて、コマンドツインバックルが登場。そのうち、コマンドキャノンバックルはレイジングソードに装填された状態であり、レイジングフォームの状態でソードに一定量のエネルギーを充填しない限り取り外せず、コマンドフォームへの変身ができない方式となっていた。そのため、ファンの間では「不破さんなら(エネルギーを溜めずとも)いけるんじゃね?」といった声が相次いでいる。
また、第18話ではデザイアグランプリで脱落しつつもジャマーガーデンで生き延びていた吾妻道長がひび割れたライダーコアIDとデザイアドライバーで変身しようとして不具合を起こした際、ドライバーをぶっ叩く事で強引に変身した様子はゴリライズとは違うが非正規の方法で変身した不破さんと似通っており、思いだすファンが続出した(実際この形態でエラーが起こったら不破さんも同じような事をしていた可能性がある)。
まさかの玩具化
2020年2月28日、プレミアムバンダイで「A.I.M.S.なりきりセット」が予約開始。A.I.M.S.仕様のライズフォンや劇中の唯阿のように回せるラッシングチーターキーと共に、不破どころか誰がやっても絶対に開かないシューティングウルフキー(の様な物)がラインナップされている。
プログライズキーとしての変身遊びには使えないが、不破のセリフはもちろんこじ開けようとする効果音まで収録されているこだわりっぷり。ファンからは早速「絶対壊す人いるだろ」というツッコミが来たが。
同時に宣伝動画も公開され、ロックが強化されてこじ開けられない不破とそれを陰から見て笑う唯阿を見ることができる。
※東映特撮YouTubeのチャンネルにもほぼ同内容の動画がアップロードされている。
↑まるで予言したかのような漫画。
なお中身はしっかりと作り込まれており、案の定というかこじ開けた人が現れた。キーパーツがひしゃげたという。
その後無事直せた模様。
pixivでは
不破が色んなものを開けようとしたり、
失敗したりするイラストが多数上げられている。
関連動画
演者本人である岡田龍太郎氏がまさかの悪乗り。
公式よりも先に変身講座を披露した。
因みにゴリラのマスクを被っているのは(ハロウィン動画ということもあるが)恐らく子供の夢を壊さないようにする為だとも思われる。
また、「ゴリライズ」というワードは、すでに岡田氏も認知している。
ランペイジバルカンのゴリライズについて
ついにアキネイターからもゴリラ呼ばわりされるようになった岡田氏
天津「更新予定だったアプリに不破のゴリライズ、第21話のやりとりをラーニングさせ、岡田氏にゴリラの印象をもつ人工知能を生み出した。それがアキネイターだ」
ゼロワン総集編第3弾は「シューティング・スペシャル」として不破がこれまでの物語を振り返るが、はや予告の段階で「ゴリラスペシャル」という反応が相次ぎ、トレンド入りするまでに。
岡田氏は他のゲーム実況動画等でも何かを壊したりすることを「ゴリライズ」扱いしている場面もある。
岡田氏は毎回、不破=ゴリラだとしても岡田龍太郎=ゴリラでは無いと突っ込んでいるが、その度にゴリラ化するのもお約束と化している。
仮面ライダー図鑑
2021年3月24日で仮面ライダーシリーズの情報を纏める公式サイト「仮面ライダー図鑑」にゼロワンの項目が追加されたが、不破が変身するランペイジバルカンやオルトロスバルカンでは「ぶっ潰す」「こじ開ける」と、彼らしいフレーズが盛り込まれている。
ちなみに前者のほうは各種アビリティを同時に発動させる説明なのだが、どういう訳かアビリティも威力を動物になぞらえる時もゴリラの方をチョイスしていた。
例えば「ファイヤー」と「パワー」のアビリティを組み合わせれば、燃え盛るゴリラのようなパンチを繰り出せる。
関連タグ
- 滅亡迅雷フォースライザー サイクロンライザー:とりあえずキーをこじ開ける点では共通している。その中に滅亡迅雷フォースライザーに不破の写真を貼り付けて(誰が呼んだかゴリライザー)擬似的にゴリライズをさせるという猛者(?)が現れた。岡田氏も上記の動画を見て「ほんまの歩くフォースライザーやんけ」とツッコミを入れたそうな。
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- 野乃はな:『HUGっと!プリキュア』第20話にて、残り一つしかない変身アイテム・プリハートを力ずくで二つにしようとした(そして怒られた)。
- タイジュ王:はな同様に一つしかないアイテムを力ずくで二つにした人。こちらの行動は世界を救うことになった。
- シリアスな笑い:ネット上の扱いから、こう捉えることも出来るかもしれない。実際にイベントで変身ポーズを披露した際に観客からは笑いが起こっており、岡田氏も若干不思議に思っていた。
- 仮面ライダーメテオ:認証がないと変身出来ないライダー繋がり。こちらは強行突破不可。
- 仮面ライダーチェイサーマッハ:本来であればロックがかかっていて変身出来なかった筈のライダー繋がり。こちらは怪力ではなく奇跡の力である。
- サゴーゾコンボ ゴリラモンドフォーム 先輩の「ゴリラ」と付く変身フォーム。
- コングゲノム:「コング」の名を継いだ後輩のフォーム
- 進清十郎:『アイシールド21』の登場人物。重度の機械音痴で、機械の扱い方が理解できず持ち前の怪力で壊してしまうパターンがお約束になっているキャラ繋がり。