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厄災リンクの編集履歴

2023-06-05 12:47:14 バージョン

厄災リンク

やくさいりんく

ゲーム『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』において、各地で暴走するリンク(プレイヤー)の俗称。

それは暴力・悪知恵・蛮勇のトライフォースを有する、英傑という名の厄災にして主厄。


概要

あらゆる手段で『ブレスオブザワイルド』を遊び尽くすプレイヤーの俗称。

本作の物語におけるリンク(プレイヤー)に課せられたおおよその目標は、祠を攻略したり4体の神獣を解放したりして戦力を強化し、そしてハイラル城に巣食う厄災ガノンを倒してガノンを封印し続けているゼルダ姫を救い出すことである。

しかし今作は過去シリーズと比べても非常に自由度が高く、攻略にこれといった制約がないため、思いついたことはだいたい何でも出来る。

それこそダンジョンの仕掛けをガン無視して進むことも可能だし、物資の調達方法や敵の倒し方も自由自在。なんならラスダンに行けるようになった瞬間からゲームクリアしてしまうことも可能である(相当な難易度になるが)。

そんなフリーダムな環境に魅了され、倫理やストーリーそっちのけで好き放題に暴れ回り悪党または変態となり果てた危険人物——それが厄災リンクである。

あるいは“蛮族リンク”とも言われる。


生態

ハイラル各地でスタルキッドの如く自由奔放に活動しており、何をしても基本お咎めナシの高い自由度に順応しているが故、その行動パターンは第三者にはまず予測不能。

本作は過去の大厄災によって中枢であるハイラル王国が滅びているため、法制度はほぼ機能していない。そのため他のオープンワールドゲームと違い、衛兵などの治安部隊が追いかけてはこないし、蛮行の現場を誰かに見られても通報されたり賞金をかけられたりする事もない。


パンツ一丁仮面ライダーのアレにしか見えない夜光マスク等、何かと奇抜な恰好をすることが多く、目に付くモノ全てに喧嘩を吹っ掛け暴行器物損壊放火虐殺窃盗などを働く。

本作は自由度の高さが特長ゆえ、通常プレイにおいても上記のような悪行や遊びを多少はするだろう。

しかし、厄災リンクとなると特に意味もなくマモノを虐殺したり住民を攻撃したりと基本的に容赦がなくなる。ゲーム攻略を度外視しているので自傷行為も辞さない。

絵面がシュールになりやすいためバグを用いることもままある。時にはタイムアタックに貢献するバグを発見することも。

要するに当人が面白ければ何でもいいのである・・・。


主な悪行

  • 見た目は過激だが、攻略の上でやる者もいる所業
    • 神聖な泉の使いの龍を待ち伏せして角を剥ぎ取り金策する
    • 目についたマモノは全て殺す
    • 以下をブラッディムーンの度に何度も何度も繰り返す
      • ハイラル城に侵入し姫とガノンを無視し武器を奪って去る
      • 武器を集めるために試練の相手である小型ガーディアンを破壊する
      • 古代素材を集めるために古代武器片手にガーディアン狩りをする
      • 宝石を集めるために巨岩砕き片手にイワロックを絶滅させる

  • 攻略を無視して行う、明らかに度を越してやる所業
    • 始まりの台地から老人を下界に落とす
    • シーカータワーを起動させる前にシーカータワーが生えてくる場所を視察する
    • 住民や旅人を脅迫、あるいは攻撃して逃げ惑わせる(反撃されることもある)
    • 住民や旅人を誘拐し、マモノの群れに突っ込ませたり崖から突き落としたりする
    • ストーカー盗撮などのセクハラ行為
    • マモノに旅人を襲わせてから始末してお礼を受け取る
    • ビタロック+をかけた敵に連続攻撃を加え、ビタロックが解けた瞬間ビクンビクンしながら倒されるのを眺める
    • 同様にマモノをゴルフやボウリングの球としてぶっ飛ばして遊ぶ
    • ライネルやガーディアンの写し絵を見たがっているNPCの元に本物を連れて行く
    • 寝ているマモノの武器をファイアロッドなどの敵同士でダメージを与えるものにすり替えておき、自分は防具で対策しておいて自滅する様を楽しむ
    • マモノにあえて強力な武器を渡して、性能の高さを身を以て味わう
    • ブラッディムーンを発生させようとあらゆる手段でゲームに負荷をかける
    • リモコンバクダンで自分を吹き飛ばし、デスマウンテンなどの山岳から高速で転がり落ちる(通称「転がリンク」)
    • マモノだけでなく動物すらも鏖殺、さらにバクダン等で環境破壊も行う
    • 遥か上空を飛ぶ神獣ヴァ・メドーや上昇していく竜を追いかける
    • それに飽きたら上空から火のついた焚火を大量に落とす
    • 魚がいる水中にリモコンバクダンや電気系装備をぶち込み、大量の魚が浮かび上がるのを眺めるだけで獲らない
    • スタル系のマモノの頭部だけ残して地面に並べる
    • 迷いの森のマップにスタンプを置きまくり迷えない森とする
    • スタルヒノックスの目玉を奪って逃走し、モルドラジークに食わせようとするなどして嬲る
    • 同様に他のマモノや爆弾樽を食わせる
    • ガーディアンの足を切って動けなくし、町や馬宿に連れ込んで住民が怯えるのを眺める
    • ガーディアンのビームで肉が焼けるので肉焼き機として連れて行く。
    • 雑魚敵を凍らせる等して運び、町や馬宿に放りこんで住民の反応を見る
    • 放火爆撃などして被害者の反応を見る
    • ゾーラの里やゲルドの街のNPCをデスマウンテンの火口に落とす
    • ヒロ・ヒラの祠周辺に巣食う花を踏むとキレるNPC(通称「花のカースガノン」)に花を踏ませたりどうにかして花を焼き払おうとする
    • 飼育されているコッコを勝手に持ち出し、敵と戦わせる
    • ライネルやヒノックス、ガーディアンなどの強敵を集めてバトルロイヤルを開催する
    • 果てしなく広がる平原を焼き尽くす
    • 男子禁制の街に男性のNPCを押し込む
    • 旅人が連れている馬を沼に沈めた上、奪い取って自分の持ち馬にしてしまう
    • 馬神マーロンの反応を見たいがために持ち馬を様々な方法で殺害する
    • 目的外の対象も馬やバイク轢殺するなど容赦しない

等々、挙げたらキリがない数々の奇行を繰り返す。その無意味にハイラルを荒らしまわる様が厄災ガノンに似ているため、いつしか「厄災リンク」という呼称が生まれ定着した。


ゲームシステムに抗おうとするのも特徴。前述の花のカースガノンに怒られずに花を刈り取る、NPCとの会話中に溶岩に入る、強引にマスターソードを引き抜くなど全力で任天堂の想定を超えようと様々な検証を行っている。

そのたゆまぬ努力の結果、「引き継ぎバグ」という技を利用して実機で没データを引き出すことに成功している。

(制作陣の名誉のため言っておくが、ブレスオブザワイルドはオープンワールドとしては非常にバグが少ないゲームである。バグ技が豊富なのは探すプレイヤーの多さに起因している)


……こうして遊んでいる間もハイラル城ではゼルダがたった一人でガノンを必死に抑え続けているのだが、前述のとおり攻略は度外視しているので基本的にスルーである。


厄災道具

  • コログのうちわ

木を切り倒すとたまに出てくる両手武器。コログの森に落ちているのでそちらでも回収できる。

武器といってもデカい葉っぱなので攻撃力は最低レベルだが、振ると正面に突風が発生する。

その突風は中々の勢いで、ボコブリンリザルフォス程度の魔物なら簡単に吹き飛ばせる。

これで敵をどこまでも運んでいって遊びに使うのが基本。あるいはその攻撃力の低さを逆手にとり、マモノをなるべく傷つけずに殴るためにも使われることも。

なお、通常プレイでも相手にしたくない敵を崖や水に落として倒したり、(スタルヒノックスを除く)スタル系のマモノを簡単にバラせるので有用。


  • ボヨーンハンマー

魔物グッズ販売店を営むキルトンからマモと引き換えに調達出来るネタ武器

バネの力を利用し、殴った魔物を通常の武器より手軽に大きく跳ね飛ばす。その反面、武器としての威力は木の枝にすら劣る「1」。

性質的にはコログのうちわと同じ。片手武器であるため隙が少ない反面、直接殴るので耐久値は消費する。耐久値は最高クラスだが、遊びに熱中しているとあっという間に壊れてしまったり。

最近では「耐久移植バグ」でこの武器の高い耐久力を他の武器へ移植できるようになり、移植元としての需要が激増した。


マモノマスクはキルトンお手製の、魔物を模した変装マスク。特定の種類の魔物にのみ効果を発揮するものが複数種類揃っており、装備すれば攻撃しない限り対応する魔物に敵対されなくなる。(ライネルのみしばらくすると気づかれる)

ムジュラの仮面はDLC装備で、ライネルボコブリンモリブリンリザルフォスとそのスタル系全てに一括で効果を発揮する。

マモノの虐殺や運搬に使いやすいため、多くの厄災リンクに愛されている。


  • オクタ風船

オクタロック系の魔物(森オクタ、水オクタ、岩オクタなど)を倒して得られる浮袋。強力な浮力を生むことができ、様々なオブジェクトにくっ付けて浮かせる事ができる。

バクダン樽を浮かせてコログのうちわ等で飛ばし風船爆弾にするなどの活用法があるが、その気になれば風船を付けた箱に乗ったまま空中移動も可能。これでダンジョンの仕掛けや障害物をガン無視したり、マモノや馬を崖の上に運んだりできる。


  • シーカーストーン
  • 摩訶不思議な機能でリンクをサポートするアイテムである。もちろん厄災リンクの悪行もサポート。基本機能の解説はシーカーストーンの記事に任せ、ここでは厄災的使用法を簡単に解説する。
    • アイスメーカー:氷が生えている間に空中で弓を構えると、氷の上に乗っていたものが真上にカッ飛んでいくバグがある(真横に出した場合は真横に吹っ飛ぶ)。
      • ボコブリンなどの雑魚敵やガーディアンにも有効なので、この技で空高く打ち上げて楽しむことができる。または単純に障害物としてマモノの誘導に使うことも。
      • ガーディアンの真下に氷を生やすと傾くなど、アイスメーカー自体の挙動もバグったりする。
    • マグネキャッチ:トロッコなどの金属でできたオブジェクトを運ぶのに必須の存在。詳しくは後述。
    • ビタロック:鉄箱などを持ってきて敵や爆弾樽などに撃ち込む。
      • 木などある程度サイズのあるものをビタロックして衝撃力を加え、リンクがそれにしがみつくことで桃白白ごっこができる。主にフィールドの移動や祠の別解攻略などに利用。これでマモノの群れに突っ込んでカチコミをかけるといったネタプレイも可能だ。
      • 凍らせた敵に対し鉄箱などを至近距離で射出すると高速でカッ飛んでいくので、マモノゴルフを楽しむこともできる。
      • ビタロック+に強化されていれば敵を嬲り殺しにできるほか、リンクを見失わせることで遊びの下準備をしやすくすることも可能。
      • また、足を全て切った歩行型ガーディアンに「ウルボザの怒り」を当ててからビタロックをかけるとこちらから攻撃しない限り戦意喪失するというバグがある。
    • リモコンバクダン:2つのバクダンを組み合わせて高速飛行するバグ技「ウィンドボム」が代表的。移動スピードは他のバグに劣るが、よほどの閉所でない限りどんな状況でも使用できるのが強み。ライネルを運ぶのにも使える(バクダンを見ると飛び退く習性を利用して誘導できる)。遠隔起爆やビタロックの射出方向調整など、通常の使用法もよく用いられる。
    • ウツシエ:自撮りモード中に左スティックを倒すといろんなポーズが取れるため、これを利用してパイタッチなどを行う。
      • また、ガーディアンがリンクを発見していない状態でカメラだけガーディアンに見えるようにすると、なぜかガーディアンがカメラに向けてビームを放つバグがある。これを使ってマモノにビーム攻撃することも可能。
      • ボコブリンのケツドアップなどシュールで面白い画を撮ったり、シーカーセンサーで遊びに使う特定のものを探したりなど本来の使い方もする。
    • amiibo:厄災行為によく使用される鉄箱や宝箱を召喚できる便利な機能。
    • マスターバイク零式:DLC追加機能。
      • 主に当て逃げして弾き飛ばしたり追い抜き様に魔物をぶっ叩いたりといった世紀末行為を行う。壊れないうえ悪路走破性能が高く、かなり無茶なルートでもゴリ押しで進めるためGTAごっこも可能。
      • より速い移動手段が確立されている現在では、移動手段というよりはヒャッハーするための道具といった趣になってきている。

  • 金属塊

世界中に点在しているオブジェクトで、マグネキャッチで振り回して魔物にぶつけることで凶悪な質量兵器と化す。

ドアや棒、ジャガイモ型の他、金属の宝箱、破壊するとアイテムが出てくるひしゃげた箱型、真四角で大型のブロック型(、ハイラル城の本棚)など種類は意外に豊富。最も重量があるブロック型は、当たり方次第では強敵の白銀モリブリンでも一撃で沈むほどの威力を発揮する。

この攻撃性能を生かして敵を蹂躙したり、イーガ団が変装を解いた瞬間に鉄箱で轢殺されるなどのネタができる。

自在に動かせる障害物という点を活かし、鉄箱を大量に用意してマモノ達をその中に閉じ込めたり、鉄箱でアートを作ったりもできる。

マグネキャッチした金属塊を他のオブジェクトにくっつけるとそのオブジェクトが大幅に軽くなる仕様があり、これを利用すると重いガーディアンを簡単に運搬できる。

箱型をビタロックして自分にぶつけると壁抜けするので、これで通常は行けないスペースに潜り込むことが可能。


  • トロッコ

鉄製の小さいトロッコ。本来は溶岩上に敷かれたレールを移動するためのもの。

しかしこのトロッコ、なにかを載せてその上に乗っていればトロッコにマグネキャッチができてしまうというバグがある。(本来は間接的であっても上に乗っているとマグネキャッチできない)

これにより自由自在に空中を浮遊できる「フライシップ」という技が誕生。スピードの高さ、そして姿勢が安定すれば無操作で前進し続ける(=放置できる)という利便性から移動手段として幅広く利用されている。

(バグとして見つかった技だが、実は開発が意図的に残した仕様である。詳しくはフライシップの項へ)


実は宝箱にいたっては端に乗っていればマグネキャッチ可能だったりする(「宝箱シップ」、ただし安定性はすこぶる悪い)。

複数のバグ技を組み合わせた「ライネルシップ」も開発されている。


最近はよりお手軽に空中を高速移動できるバグ「BLSS」に立場を奪われている。

だがあちらにはできない垂直上昇が出来るので、いまだに使われていたり。


  • イカダ

ハイラル各地に点在しているマスト付きイカダ。(誰が管理してるんだろう・・・)

本来はコログのうちわで煽いで動かすものであるが、鉄製のものをマグネキャッチしてマストの棒に押し付けると地上でも進めるほどの高い推進力を発揮する。頑張れば登山も可能。

(ちなみにこの技も開発段階で見つかっていたが、面白いので残したらしい。)


今作では数多の騎士の中から選び抜かれた者にのみ与えられる『退魔の剣』もとい『回生のマスターソード』の異名を持つ神聖な一品。

ガノンの魔力を帯びた場所や敵と相対すると覚醒して性能がハネ上がるが、平時は攻撃30耐久40という、通常ドロップの剣より低い性能。(覚醒しても攻撃60という数値は正直微妙だったりする)


・・・が、壊れても10分間待ってやれば何度でも蘇るという自己修復機能を備えており、他の強力な武器を温存するために伐採ビタロックのエネルギー蓄積採掘のための斧やハンマー代わりとして本来の用途以外でこき使われる。通称「マスターピッケル」。

(ちなみに公式の生放送でも採掘に使われている。青沼氏曰く「そうなるんじゃないかと思ってた」)

尤も、本作は武器が壊れるためむやみやたらに使えないことも事実で普通のプレイヤーにもこの傾向はある。そのため厳密には厄災道具と言えるかは怪しい


  • 巨岩砕き

かつて英傑ダルケルが振るっていた巨大な大剣兼採掘装備。

その高い攻撃力と耐久性、いつでも作り直せるという三拍子揃った汎用性の高さから金策に有効な宝石をドロップするイワロックを狩るのに使われる。

圧倒的な攻撃力と採掘補正により並みのイワロックは数秒で消し飛び、希少イワロックさえもタメ攻撃でゴリゴリ削りすぐに粉砕する文字通りの巨岩砕き。

換金された宝石は爆弾矢等となって彼らの厄災行為に使われる。

なお、普通のプレイヤーもイワロック狩りに利用しているので厳密には厄災道具と言えるかは怪しい


盾パリィの動作はNPCやマモノを押す力がかなり強く、大半の相手は密着して盾パリィすることで少しずつ移動させることができる。物見櫓にいる監視役を櫓から落とすことも可能。

また、盾サーフィンは開始動作で大きく前に飛び込むため、これを使ってダンジョンの通常ルートを無視してショートカットすることもできる。

バグ技が豊富なのも特徴。高速飛行手段の「BTB」や壁抜けに使える「skew」などが代表的だが、これら以外にも高速移動/空中ジャンプ/ハイジャンプ/地面抜けしたり、小型ガーディアンのビームが体に貼りついたりなどかなりフリーダムな挙動を見せる。


  • 爆弾樽

ドクロマークがあしらわれている、爆薬が詰まった赤い。フィールドのオブジェクトとして各地に配置されている。

派手な爆発で画面を彩るのに使えるが、いかんせん爆発の攻撃範囲が広すぎるので扱いは少々難しいところがある。


  • バクダン矢

厄災リンク御用達の爆殺用の矢。矢尻先端に爆薬が詰まった袋をくくりつけて導火線を差し込んだ木の矢であり、元々はハイラル民達が対魔物装備として造った武器である。

手持ち式の爆弾樽とも言える代物。爆発の範囲はあちらよりやや狭いが、むしろこちらの方が必要十分のサイズといえる。

リモコンバクダンでは物足りない厄災等はコレとオオワシの弓などの連射弓を携え、魔物集落や動物、村落、森や草原にこれでもかとブチ込んで楽しむ。

弓集中モードでバクダン矢を連射すると目の前の光景が処理落ちするほど凄まじいことになる。

値段が高いのが欠点だが、敵のドロップで賄うことはできる。


  • 炎属性武器・たいまつ

放火・着火用道具。

通常プレイでも着火や防寒に使うことがほとんどで、炎属性武器の中では火炎の槍が草を刈り取らずに着火できるので優秀。

しかし厄災リンクとなると、焚火を周りに敷いて移動を妨害したり、草を燃やすことでNPCを特定の方向へ走らせて移動させるのにも使われる。

たいまつは青い炎を持ち運ぶのに有用。

巷では「チャッカマン」の愛称で火付けの必需品として愛用されている。


  • 氷属性装備

攻撃を当てた対象を凍らせる武器。炎を消すこともできる。

凍らせた生き物は(一部除いて)長時間動けなくなり、また触れるだけでツルツル滑っていくので運搬がかなり容易になる。

モリブリンに投げられたボコブリンを凍らせることで、魂と肉体が分離するバグがある。魂の抜けた肉体は水に入っても溺れないほか、魂が画面に映らない場所にいると地形化して動かなくなるなど様々な現象が起きる。

また先述したバグ技「BTB」では集中モード中にマモノを盾で踏みつけるのだが、踏みつける相手を凍結させておくと発動が安定するため氷の矢は常に所持しておきたい。


  • 雷属性装備

電気に関係する謎解きの別解にも使える装備群。

雷属性の攻撃をくらうと短時間動けなくなり、また持っている武器を強制的に落とす。

落とした武器だけ奪って逃走したり、連続で雷属性攻撃を当ててずっと俺のターンにすることも可能。

また、炎属性と雷属性の武器のみ「武器を振ってエフェクトが出た瞬間に武器を捨てると、捨てた武器に属性判定が残る」というバグ技がある。敵をその場で動けなくする雷属性は特に恩恵が大きく、他の金属武器と一緒に捨てることで無限に痺れ続ける即死トラップを作ることもできてしまう。金属製の足輪をしている黒ヒノックスにも有効なため、ヒノックスを使ってなにかしたいときに重宝する。

あるいはマモノ達を鉄箱で取り囲んでおき、そこに電気を流して拷問にかけたり、炎属性も追加して火攻めにかけたりできる。


ゲルドの街へ入るのに必要な服。

これでゲルドガール達にセクハラ行為をしたり、あえて脱いで門番に見つかってみるなどの遊び方がある。

やろうと思えばライネルにまたがった状態で追い出されることも可能。


  • ネタ装備

上記のマスクや淑女装備の他、ダークリンク装備や蛮族装備、DLCで手に入るチンクル装備やファントム装備などの見た目がアレな服装。

これで劇中のイベント(主にメインチャレンジ関係)をこなしていくと何とも言えない実にシュールな光景が繰り広げられる。


  • 英傑の加護

・死ぬとハート全回復+おまけが貰えるミファーの祈り

・自動でガードジャストを起こすダルケルの護り

・上昇気流を巻き起こして垂直移動できるリーバルの猛り

・雷を落として周囲の敵を一掃するウルボザの怒り

の4つ。

ミファーの祈りは上述のネタ装備は多くの場合防御力が貧弱なのでその際の死亡保険や強行軍に扱われる他、厄災行為中のうっかり死亡をリカバリーしてくれる。

ダルケルの護りは武器を奪ったりビームを弾いたりと汎用性が高く、また魅せプ・バグ技の「強制ダルケルラッシュ」にも使用される。

リーバルの猛りは通常使用法通りに移動などに使われる他、焚火4つで飛んだりポカポカシリーズを焼いて飛ぶ通称「ポカポカトルネード」の2倍近い上昇ができることを利用し、がんばり・ガッツ薬を組み合わされて敵に連続でヘッドショットを撃ち込む、連射弓を携え大量の爆弾矢を放つ等単純な高度稼ぎとしても利用される。

また、飛ぶ前の上昇気流にも判定はあるため、周囲のアイテムを浮き上がらせられる。

ウルボザの怒りは厄災行為に及ぶ前に邪魔な敵を一掃する、黄チュチュゼリーや電気装備、雷雨と組み合わせて中ボス魔物を叩きのめすなど本来の使われ方に近い使用方法をされる。

いずれの英傑もゼルダを助けガノンを倒すために自身の力を与えたはずなのだが・・・どう思っているのだろうか。厄災リンクはそんな事気にしていなさそうだが。


  • ウルトラハンド

ティアーズオブザキングダムで新しく追加された能力であり、ある意味では同作におけるリンクを象徴する能力。

詳細は後述するが、これを用いて多種多様な兵器を創り出したりコログをおもちゃにしたりと、やりたい放題の限りを尽くす。


100年前では

「ブレスオブザワイルド」の100年前の大厄災を描いた「ゼルダ無双 厄災の黙示録」においては、ゼルダもプレイヤーキャラとして使えるようになっている。

…が、100年前のゼルダ姫は、強攻撃の一部でトロッコで爆走したり、大量のリモコンバクダンを連投したり、スマッシュ攻撃ではリモコンバクダン→マグネキャッチで鉄箱をぶつけるというコンボを披露したり、ビタロックで止めたトロッコをリモコンバクダンで加速して相手にぶつけると、下手すればリンク以上の厄災めいた戦い方を実践している。

挙句の果てにはエキスパンションパス第一弾で追加されたバイクで爆走し、厄災リンクばりのフリーダムさを見せている。


そして数年後でも

「ブレスオブザワイルド」の直接的な続編となる「ティアーズオブザキングダム」においては力の源たるシーカーストーンが使えなくなり厄災力も減衰したかと思いきや、そこには「右腕」と「ゾナウギア」という新たなる力を得て水を得た魚の如く暴れ回るリンクの姿があった。


ゾナウギアや右腕を使った悪行

  • ストーリーもミッションもゼルダ姫も無視してゾナウギア研究。
    • 研究地は主にイチカラ村周辺。周辺のオブジェクトは全て俺の物
    • 敵の拠点は全てゾナウギアの実験場所。ある日突然砲撃や光線が降り注ぐ。
    • ゾナニウムが必要なのでゾナニウムを使って地底を暴れつくす。
    • 檻に敵と一緒にNPCを閉じ込めて傍観。檻に火炎放射を取り付けても傍観。
    • 巨大な自作檻に複数の敵を閉じ込めてあらゆる攻撃兵器で処刑。
    • 航空機を作ってNPCを空に誘拐。そして空から落とす。
    • 航空機から砲撃の雨を人間の町に落とす。

また、今作では「動けないコログを運ぶ」というミッションがある。前作におけるコログの実イベントだが、全くコログが見つけられない人への救済措置なのか、特定の場所にコログを運べば報酬がもらえるという親切設計であり、比較的簡単に装備欄を追加できる・・・・・・のだが、コログを自由に動かせるという点でコログをおもちゃにして遊ぶ勇者が各地で目撃される。コログへの被害を一切考えず非人道的手段を駆使して目的地にご案内する「コロ虐」はリリース後数日でネットニュースの記事になるほど。行われた事を抜粋すると、

  • 馬に括り付けて引き摺り回す
  • 空から叩き落して地上に激突させる。
  • モドレコで空と地上を行ったり来たりを繰り返す。
  • タイヤに括り付けて地面を転がす。
  • 川に流し、流れる様を眺める。もちろん助けない。
  • 探しているコログとは全く違うコログを運び放置
  • 自作ミサイルに搭載して敵基地へ発射。
  • 火炙り
  • コログ焼きに飽きたらバーベキューの肉扱いで回転を加える。
  • 下り坂に蹴落とす。
  • トロッコの前面に貼り付けて突撃。
  • 翼やロケットと共に上空へとご招待。

……などが代表的な犯行。ちなみにこれらの犯行はゲーム発売から一か月以内に行われている


また、ゾナウギアは組み合わせ次第でハイラルに近代兵器を顕現させる事も可能になる。

高速移動の代名詞である口笛ダッシュ・BtB・WB・BLSSなどが纏めて没収となったために開発されたエアロバイク/エアロセグウェイやオフロードバギーでは留まらず、大砲やレーザー装置に敵追尾装置を組み合わせる事で自動照準・砲撃システムを作ることもでき、これを適当な足場に乗せて魔物の集落に吶喊することで(無論相応のバッテリーを食うが)何もしなくても敵が蹴散らされていく。


この自動砲撃装置の他にも素材を組み合わせたアイデア次第でカタパルトファンネルのような光学兵器、戦車ミサイル自律兵器、果ては要塞神獣などを作ることも可能。

蛮族が文明開化の波に乗った途端にこれである。(ライネル5連戦などで本当に必要になる場合もあるが、彼らは無駄に創り、無意義に使い、無意味に棄てるのである)


その他、今作の新要素には無限の可能性が秘められている。恐らくこれから、新たなハイラルでの"暴虐"無人の所業がここに追加されていくことになるだろう。


総括

なんでもできてしまう自由さは、裏を返せばそれを成し得てしまうということでもある。その原動力は探求欲か嗜虐欲かはたまたさては他の何かなのか...。自らの欲求のために凶悪な行為に及ぶ彼らの明日は彼ら自身にもわかっていないのかもしれない...。


関連タグ

ゼルダの伝説 リンク(ブレスオブザワイルド)

厄災の黙示録ブレスオブザワイルドティアーズオブザキングダム


ロックマンDASH:悪党ロールプレイの先駆けである作品。ブラックバージョンとも。


儀式の人:似たようなプレイをする。スマブラSPでは共演(ファイターは本人ではなくその息子)。システム上儀式の人を厄災リンクに憑依する事が可能


元凶


ドリルカラマリ:ブレスオブザワイルドの動画投稿者。通称「大厄災のドリルカラマリ」。自身の思いつきだけでなく視聴者の発案を取り込むスタイルにより1000を超える厄災行為を実行、現在も様々な検証やネタプレイを行なっている。「全裸+ムジュラの仮面」が通常装備。

回転バグ「リザルフォスの呪い」発見者。なおこのバグは(珍しく)アップデートにより修正されているが、実はバグ修正のためのアップデートではなく修正されたのは偶然らしい。

上記の悪行をほぼ全て遂行した張本人。というより上の悪行のリストは彼の行った厄災行為の抜粋のようなものである。

1000を超える厄災行為、すなわち1000を超える発想に乾杯。

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