あなたは、優しく殺してあげます
プロフィール
| 真名 | メドゥーサ |
|---|---|
| クラス | ライダー |
| 性別 | 女性 |
| 身長 | 172cm |
| 体重 | 57kg |
| スリーサイズ | B88 / W56 / H84 |
| 出典 | ギリシャ神話 |
| 地域 | ギリシャ・形のない島 |
| 属性 | 混沌・善・地 |
| イメージカラー | 黒 |
| 特技 | 乗馬、軽業、ストーカー |
| 好きなもの | お酒、蛇、馬（SN）、読書、泳ぎ（FGO） |
| 苦手なもの | 鏡、身長測定、馬刺（SN） |
| 嫌いなもの | エメラルド、ワカメ（FGO） |
| 天敵 | セイバー、アサシン、葛木宗一郎 |
| テーマ曲 | 「瞬時の渦」 |
| 設定担当 | 奈須きのこ |
| ILLUST | 武内崇（SN、FGO）、ワダアルコ（EXTELLA） |
| CV | 浅川悠 |
概要
『Fate/stay night』に登場するライダークラスのサーヴァント。
バイザーの仮面を掛け、黒いボディコンのような服を着た妖艶な女性。
本来のマスターである間桐桜が戦いを放棄しているため、彼女の義兄である慎二を代理マスターとして戦いに臨んでいる（漫画版にて慎二が桜を生贄に召喚したことが判明）。
『Fateルート』と『UBW』の両ルートではとにかく不遇な扱いを受けており、どちらでも最初の脱落者となる。が、専用ルートが存在しないにもかかわらず五次サーヴァントの中では3番目に人気を誇る等、実は結構魅力的なキャラクター。
彼女の真価は桜ルートこと『Heaven's Feel』で発揮され、特にあるサーヴァントとの宝具の撃ち合いは屈指の見せ場。実は『stay night』のサーヴァントの中で生存エンドが存在する数少ない人物である（他に生存エンドが存在するのはセイバーしかいない）。
続編『Fate/hollow ataraxia』では衛宮家に居候。
深山商店街の骨董品屋でアルバイトをするなど、衛宮家の家計を手助けしている。
真名
ギリシャ神話に登場するゴルゴン3姉妹の末妹、『メドゥーサ』。
本来ならば英雄に打倒されるべき反英雄。
生前、ポセイドンの一方的な求愛を断ったため神々に迫害され、怪物になる呪いをかけられて『形のない島』へと追いやられる。その後は付いてきてくれた姉たちと、慎ましくも幸せに暮らしていた。しかし、武勲と女神の寵愛を求め島にやってくる人間たちを撃退しているうち、彼女の姿と性質は徐々に『怪物』へと変じていく。ついには守るべき存在だった姉たちでさえ食い殺し、最期は勇者ペルセウスによって討滅された。
「周囲の悪意によって次第に怪物へと歪んでゆく被害者」という点で自分と近い境遇にある桜（これは偶然ではなく、触媒を用いずに召喚した場合は特に召喚者に近い英霊が選ばれる為）に性的に恋愛感情を抱いており、それ故に常に思いやり、彼女の行く末を案じている。
伝説では蛇の髪に鋭い爪と牙、青銅の翼を持つ巨大な異形として語られているが、サーヴァントとして現れた姿は怪物に変えられる前のもの。
髪にはヘビの因子が宿っているらしく、自由自在に操り、束ねて蛇の形にする事もできる。
人物
一人称は「私（わたし）」。
基本的に冷静で、口数が少なくクールな印象を受ける美女。
魔物としての自覚が強く、攻撃対象と認識した者に対してはとことん非情になれるタイプ。慎二の命令に愚直に従い、魔力供給のために街の人間を襲って血を吸ったり、穂群原学園に結界を張って中の人間を溶解させようとするなど、冷酷な作戦を展開する。
ただしこれらはあくまで代理マスターである慎二の采配によるものであり、本来のマスターである桜の元では、秘められたその本質を見せてくれる。また続編の『hollow ataraxia』では、本編で見られなかった様々な一面を披露する。
本当は生前も今も波乱やトラブルを好まず、家族とずっと静かに過ごしていたいと望む大人しく内向的な性格。
趣味は読書で、ジャンルには特にこだわらず小説から漫画まで何でも読む。
意外と茶目っ気もあり、漫画に出てきた技を真似したりなどしている。
普段は魔眼殺しの眼鏡で魔眼の力を封じている。この眼鏡には非常にこだわりがあるらしく、読書にも重宝している。
上記の通り、興味の無いものに対しては非常にドライで、私室や私服などの生活面も綺麗に整頓されているが女性らしいアレンジは皆無。無愛想なのも思慮がない訳ではなく、単にものぐさなだけだったり、むしろ考えすぎて内にこもってしまうだけだったりする。
その反動か、友愛や仲間意識を抱いた相手には割と弱く、彼女なりに出来る限りの誠実さを見せている。特に共演作品では姉二人（ステンノ＆エウリュアレ）の横暴さに脅える妹キャラでもある。
あまり感情や欲求を表に出さないが、早い乗り物をカッ飛ばすのが快感という想像以上にライダー適性の高い一面もあり、士郎のスポーツタイプの自転車を欲するも、とんでもない暴走族と化すため、ママチャリ以外の搭乗を禁じられていた。
ちなみに劇中の女性キャラではトップクラスの巨乳。服装や言動も相まってとにかく色気の塊と言っても過言ではない（バスト88とあるがホントはもっとありそう）。
しかしこちらも、長身と同様に彼女のコンプレックスの1つ。なお、長身と巨乳がコンプレックスになっているのは、自分の姉のような幼く可愛らしい少女の姿こそが、彼女の理想像であるため。
大人しい性格に反してかなりの肉食系でもあり、性的嗜好はいわゆるレズビアンに近いバイセクシャルと言える。
マスターである桜の他には、凛のクラスメイトである美綴綾子を非常に気に入っている。どうやらスタイルと器量の良い女の子（出来れば処女）が好みの様子。
また、士郎のことも（性的な意味で）気になっており、ルートや媒体によっては桜に好意を寄せつつその想い人である士郎のことも狙う、というある意味とても器用なことをやってのけている。
『hollow』での描写から、どうやら桜や士郎本人には内緒で士郎を「つまみ食い」しているようで、その事が桜にバレるのを危惧する場面もみられる。
上記の面子の他、別の世界では『EXTRA』主人公や『FGO』主人公の他、両儀式や喫茶アーネンエルベに開店前に訪れてしまった不愛想な男性客にもそれぞれに性的なアプローチを仕掛けたり好意を示している魔性の女で、原典以外での恋愛対象の多さと言う点では、間違いなくサーヴァントトップクラスのキャラクター（最後は自分からアプローチをかけて勝手に振ってしまったが）。
その性的指向のため、『FGO』での個別イベント「ゴルゴンの花嫁」では女主人公の方が嬉しそうな反応である（主人公の「というか私、女なんですけど？」という戸惑いに「ええ、私は気にしません。むしろ……」と返す。こいつほんま…）。
能力
主武装である鎖付きの短剣と、高い機動力を活かしたトリッキーな戦法を用いる。
反面、正面を切っての戦闘能力は不得手で、セイバーにたやすく切り伏せられてしまい、ルートによっては（キャスターの援護はあったものの）葛木宗一郎にも敗北することもある。
とはいえこれは慎二がマスターの時の話であり、真のマスターである桜にマスター権が戻れば真アサシンを怪力で圧倒し、魔眼で重圧をかけていたとはいえ最高峰の戦闘能力を持つセイバーオルタと打ち合う（最も自分の肉体が崩壊するほどに酷使し続けてやっとだが）等、戦闘能力は飛躍的に上がる。
石化の判定についてはコンテマでは対魔力と記述されてるが、原作での『stay night』や『FGO』のマテリアル、『HF』での須藤監督の発言では魔力とされているため、誤植の可能性が高い。
なお、メドゥーサが登場する作品にありがちな鏡を見ると返ってきた呪いで自分が石になるという設定はこのメドゥーサには存在しない（ペルセウスが鏡を使って無事でいれたのもこの為）。『Hollow』での士郎からの質問に対してもあり得ないと答えている。
『FGO』では、今まで通り短剣を使ったスピーディーな接近戦を主とする他、鎖を伸ばして拘束してから追撃したり、紫色のエネルギーを纏ったキック技（飛び蹴りや錐揉みキック、太腿締め）、全身に魔力をみなぎらせて放つ超高速の突進なども披露している。
ステータス
保有スキル
| 対魔力(B) | ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。三節以下の詠唱による魔術を無効化し、大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術を以ってしても傷付けるのは困難。 |
|---|---|
| 騎乗(A+) | ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。A+ランクなら、生前には存在しなかった現代の乗り物は勿論、竜種以外の幻獣・神獣すらも乗りこなせる。 |
| 単独行動(C) | 本来はアーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。マスターを失っても、一日程度現界し続ける事が可能となる。しかし吸血による魔力供給が可能なので、実際はもっと長く現界する事も可能。 |
| 神性(E−) | 神霊適性を持つかどうか。神霊そのものだが、魔物に堕ちたためほぼ消滅している。 |
| 魔眼(A+) | 魔眼の中でも最上位（一応更に上もあるが）と呼ばれる宝石級の石化の魔眼『キュベレイ』を持つ。『対魔力』がC以下の者を石化し、Bでもセーブ判定次第で石化する。例え石化しなくとも全ての能力を1ランク低下させる「重圧」の負荷を与える。この効果は距離を置くと薄れるが、メドゥーサが認識せずとも相手がライダーを認識しただけで石化が始まる。先述の通り、鏡を見ても自分自身は石化しない。 |
| 怪力(B) | 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。持続時間はランクによる。ただし、慎二がマスターの場合、魔力供給の不足で機能しない。 |
| 鮮血神殿(B) | 『FGO』で追加。宝具『他者封印・鮮血神殿』の簡易版と思しきスキル。 |
宝具
騎英の手綱（ベルレフォーン）
- ランク：A→A+
- 種別：対軍宝具
- レンジ：2～50
- 最大捕捉：300人
「ご命令とあらば。」
「優しく蹴散らしてあげましょう……『騎英の手綱（ベルレフォーン）』！！」
騎乗できるものなら幻想種をも御し、更にその能力を向上させる手綱の対軍宝具。
基本的に彼女の仔とも言える天馬を血の魔法陣から召喚して使用する。
詳細は該当記事を参照。
自己封印・暗黒神殿（ブレーカー・ゴルゴーン）
- ランク：C−
- 種別：対人宝具
- レンジ：0
- 最大捕捉：1人
石化の魔眼『キュベレイ』を封じる強力な幻術結界であると同時に、相手の能力発露も封じる事が出来る対人宝具。ライダーが普段つけているバイザーの仮面であり、他人に使い対象から吸精をすることも出来る。
他者封印・鮮血神殿（ブラッドフォート・アンドロメダ）
- ランク：B
- 種別：対軍宝具
- レンジ：10～40
- 最大捕捉：500人
内部の人間を溶解し、魔力として使用者に還元する赤い結界を張る対軍宝具。
発動するにはまず起点となる魔法陣を設置し、さらに「呪刻」と呼ばれる小さな魔法陣を周辺に展開して魔力を集めなければならないため、完全発動までには7～10日程掛かる。
さらにこの結界は土地の霊脈を傷つける事から、同じ場所で連用出来ないという欠点も存在するため、事実上1回限りの宝具である。
詳細は該当記事を参照。
他作品での活躍
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
本人ではなく、クラスカードから実体化した黒化英霊が登場。
黒いチャイナドレスのような服装と単眼を模したバイザーが特徴で、元ネタ同様に短剣を装備しており、戦いに不慣れなイリヤを苦戦させるほどの健脚である。一応は騎英の手綱を使えるようだが、ランサーのカードを限定召喚した美遊に『刺し穿つ死棘の槍』で貫かれて敗退。クラスカードは美遊によって回収された。
なお、オリジナルが聖杯の泥で黒化した場合、この姿になるかどうかは不明である。
基本的に唸り声しか発しないが、オリジナルキャストという豪華仕様になっている。
コハエース
「作者の推し」という私情全開な理由でレギュラー抜擢。
そのため『カーニバル・ファンタズム』特別編及び2016年末特番、そして3本あるドラマCDにも皆勤賞。『FGO』のぐだぐだイベントでもノルマとばかりにチョイ役で登場し、必ず概念礼装化している。なお連載当初は「『TYPE-MOON』の歴史を振り返る」がコンセプトだったため、作中時間では『Fate/stay night』発売前なのに登場というぐだぐだっぷりである。
とにかく周りのメンツが超個性的なため専らツッコミ役（桜セイバーですらツッコミを放棄する無法地帯の為）。もっとも本人はやる気は微塵も無いため正直早く帰りたい。
2016年末特番では『HFルート』の映画化を喜んでいた。
帝都聖杯奇譚
「レイター少佐」という名前のそっくりさんが登場。
ナチスに潜入している時計塔のスパイで、アサシンのマスター。
『FGO』では岡田以蔵のマイルームの特殊会話では、メドゥーサを見てどこかで会ったような気がするというなど、僅かながら憶えている模様。また以蔵はメドゥーサを「デカ女」と呼んでおり、メドゥーサは怖い顔をしてキレている様子。
リメイク版の『Fate/type Redline』では、名前はそのままだが、デザインは変更されている。
路地裏さつき
ゴールドヒロインとして大抜擢されたのだが、姉二人の采配により与えられた二つ名は「アームド・ゴルゴーン」。まさかの黄金聖闘士の登場は、多くのファンに笑いと困惑を与えた。
氷室の天地
作者お気に入りの眼鏡キャラの一人であり（そのため、英霊時でも眼鏡を着用している）、本編中には登場しないものの単行本のおまけコーナーなどに登場していた。
『Fate/stay night』本編の時間軸へと突入した9巻にて、何者かに襲われた美綴綾子の首にヘビ亜目の噛み跡が残るなど、その存在を彷彿させる描写がある。そして14巻、連載から15年目にして『Fate/hollow ataraxia』の設定を引き継ぎ骨董屋のバイトとして登場。地元であるギリシア関係の骨董には詳しいものの、それ以外はポンコツというありさまである。
その後、間桐桜に弁当を届けに来た際に美綴と再会。本能的に逃げようとした美綴を捕まえ「おいしそう」と漏らしアプローチするも、桜から無言の圧力を受け退散する羽目になった。
その後も書店などでアルバイトしていたり、用があって学校に来たりなど、たびたび登場。
ロンドンに発った遠坂凛にかわりFate本編メインキャラからの準レギュラーのようになっている。
Fate/EXTELLA
所属陣営は玉藻の前陣営。クラスはライダー。宝具は『騎英の手綱』。
キャス狐に声をかけられた事で陣営に加わるが、実のところ寝首を掻く気マンマンである。
むしろキャス狐陣営はカルナ以外全員が裏切るつもりという地獄の集団だったりする。
なお、彼女が選ばれたのは「BBやサクラファイブの代役として『Fate/EXTRA CCC』枠としての参戦」だと思われる（キャラクター的にはヴァイオレットか）。
Fate/Grand Order
初期実装されたライダーとして参戦。レアリティは☆3。
元々あまり他人を信用しない性分のためマスターに対しては当初そっけないが、仲を深めれば改めて忠誠を誓ってくれる。
なお、姉二人を召喚しているとマイルームにて専用のセリフが追加される。二人には「駄妹(だメドゥーサ)」呼ばわりされており、遣いを頼まれたりと相変わらず振り回されているらしく、気苦労からため息をついている。期間限定イベントでもだいたい腰巾着にされてアゴで使われている。
また、別側面として姉たち同様の小柄な自分、怪物の姿に近づいた自分、そして怪物の母としての自分が登場している。更にはマスターのそっくりさん達まで参戦してしまったばかりか、マスターご本人も疑似サーヴァントと言う形でカルデアに降臨してきた。もはやハーレム状態である。
第3再臨では元々色っぽい姿だったのが更に露出度が上がる。眼福である。
女子レスラーみたいな衣装と言われていたが、桜が幸せになったルートでは桜自身もそうなっているらしいのでこれはこれで良いのかもしれない。
ゲーム上での性能
現在6騎いる☆3ライダーの中では第2位のATKを持つ。
《Quick：2/Arts：2/Buster：1》のライダークラスの定型のカード配分で、Artsが3hitするのでNPのチャージにも困らない。
またライダークラス特有のスター集中率の高さと、クリティカル威力を底上げするクラススキル「単独行動(C)」の恩恵で、Quickのクリティカル時の爆発力に定評がある。
スキルは、相手を1ターン行動不能（スタン）にする「魔眼(A+)」に、自身の攻撃力を2ターン上げる「怪力(B)」と、単純ながらどちらも強力。
「魔眼(A+)」はスキルLv1でも50%の確率でスタン状態に出来、レベルを上げて行けば高い「対魔力」持ちでもない限りはサーヴァント相手でも確実に金縛りにできる。
「怪力(B)」は特に宝具と噛み合った瞬間に凄まじい爆発力を生んでくれる。
宝具『騎英の手綱』は該当記事を参照。
さらに2016年5月11日の「サーヴァント強化クエスト第2弾」にて、第3スキル「鮮血神殿(B)」が追加。効果は【自身にNP獲得(+20%)&3ターンNP獲得量UPを付与】で、宝具による瞬間火力が持ち味な彼女には非常に有り難いスキルとなっている。
2017年2月1日の『800万DL記念キャンペーン』に合わせ、戦闘アニメーションを更新。劇中で見せる俊敏かつ妖艶で力強いモーションが『FGO』でも拝めるようになった。宝具もペガサス召喚から夜空を翔て敵陣に突撃するという、セイバーとの対戦を彷彿とさせるものに替わっている。
ことこれと言った大きな弱点はないものの、逆にいえば若干器用貧乏なところもある。
また、自前の防御系スキルを持たない他、女性・神性・騎乗など特効が乗りやすい属性を持ち合わせているため、弱点クラスのアサシンに女性特攻を持つジャック・ザ・リッパーとカーミラをはじめとした面々には対策を講じる必要がある。
一方、天敵のジャックとは宝具の属性と効果の両面で相性が良い面もあるため、味方になれば2騎で凄まじい数のスターとクリティカル攻撃を乱発できる。
また、Quick性能UPの概念礼装「イマジナリ・アラウンド」と『Heaven's Feel』のカードイラストがどちらも桜なので、ライダーファンとしては組み合わせとしてWでオイシイ関係になっている。
なお、セイバーとアーチャーの強化がどちらもマスターの完成系礼装との相性を良くする物であった為か、「彼女もこのタイプの強化を貰えるのでは？」と言われていたりする。
人間関係
Fate/stay night
契約したマスター。
自分と同じ運命を辿る可能性から同情しており、彼女の救いを第一に戦う。
続編や外部作品では姉妹の様な仲睦まじい関係を見せてくれる。
代理マスター。粛々と従っているが、内心では気に入らなかった。ギャグ作品では、その鬱憤を晴らすかのごとく雑に扱っており、桜への虐待の有無に関わらず宝具やママチャリで攻撃している。『カーニバル・ファンタズム』の第9話のカーレース大会では慎二と参加し、ママチャリを使っている（一方で中の人はお気に入りキャラクターとして慎二を挙げている）。
お気に入りその2。ただし、彼女からは怖がられている。
『UBWルート』では襲撃した彼女から吸血を行っており、劇場版『HF第3章』のエピローグシーンでは共に花見の会場に待ち合わせた彼女にすかさずアプローチを行なっている。
ギリシャ神話出身の女性サーヴァント繋がり。
同じ根暗同士だが、妙に前向きなところが気に食わないらしい。
『HFルート』では桜を救うため同盟関係となり、再契約こそしないものの実質的なパートナーになる。密かに想いを寄せてもいるためか彼と組んだ後は他ルートでは見せてくれなかった一面を見せるようになる。ただし同盟を組んだ後もある重要な場面で選択肢をミスると彼を殺害することがある。『hollow』では居候先の家主であり、たまに自転車をかっぱらう。
『UBWルート』では彼のトリッキーな暗殺拳に為す術なく返り討ちにされてしまう。『UBWルート』でのライダーは慎二がマスターのため十分に力を発揮できないために戦闘力が殆ど宝具に依存している。そのため葛木にとっては初見に限れば獲物も同然だった。
敵対するサーヴァントの1人。
2つのルートにおいてそれぞれ異なる立場で宝具を撃ちあう。
続編『hollow』ではソリの合わない同居人。
生前
生前の姉たち。
仲は険悪ではないがかなり歪んだ愛情を向けられていたため、若干トラウマになっているが、姉様達に（本気で）危害を加える者は即石にすると言い放つ等、本心では慕っている。
ちなみに、CVは同じく浅川悠が担当している。関連記事も参照。
なお、ステンノは『FGO』ではライダーに相性有利なアサシンのクラスである為、そう言った意味でも天敵となっている。また、後に登場したセイバーの方の方は逆に下姉様の方と相性不利な関係となっている。どうあがいても姉様達には勝てない運命なのか……
自身を殺した張本人。曰く「成功した慎二」。『Fate/Prototype』のあの人とは別人らしい……とされてきたが、『ちびちゅき！』にてお互いに顔を合わせる機会があり、旧ライダーはビビり、メドゥーサ側は険悪な空気を放ったことからどうやら同一人物という扱いになりつつあるようだ。また、彼の子孫がヘラクレスである。また、神話で著名な武器としてメドゥーサの首が挙げられる一方で、意外にも宝具としては提げて来ない。
妻であるアンドロメダはメドゥーサの宝具の名前にも冠されているが、アンドロメダ本人が英霊の座にいるかは不明。ちなみに『Fate/EXTELLA LINK』ではアンドロメダの装束なるコスチュームが登場。敵対者の嫁のコスチュームを着たライダーの心境や如何に。
自身に無理やり求婚を迫り、怪物になる原因を作った悪神。
しかしそれとは正反対に、ペガサスを彼から贈られた。付き合っている所をアテナから呪いを受けたと解説する媒体もあり、関係がハッキリしていない。
自身を迫害した神の一柱。迫害の原因も彼女の領域でポセイドンと交わったのが原因とされる。
ペルセウスにより斃されたメドゥーサの首は後に献上され彼女の持つ最強の盾の飾りとなっている。またアスクレピオスは彼女からメドゥーサの血を賜り、それをベースに死者蘇生の薬を作り上げたという。ちなみに彼女の持つ黄金の轡でベルレフォーンがペガサスを制御した逸話があり、これが騎英の手綱のモチーフになっているものと思われる。
後述するが、親戚関係にあるペガサスとキマイラを戦わせる辺り、中々の鬼畜である。
『騎英の手綱』で召喚される翼ある馬。メドゥーサの息子にあたる。
メドゥーサによれば、優しい性格のため戦いに向いていないという。2006年アニメ版の描写から相当愛おしく思っている様子。ポセイドンが父親である為、大地を蹴って泉を湧かせた逸話が存在する。メドゥーサの死後はペルセウスやベルレフォーンなど英雄達の戦いを支え続け、ゼウスの雷光を運搬する係に就いたという。ちなみに何の因果か、ゼウスはペルセウスの父親である。
その功績からペガサスでファンタジーな星座になった。ちなみに母親はそのペガサスで流星拳なパロディで牡牛座のコスプレをやっていた。それってどちらかといえばイオやエウロペのポジションじゃあ……
クリューサーオール
メドゥーサの息子で、ペガサスとは双子にあたる怪物。
『FGO』にて概念礼装で登場しているが、イラストを見る限りその姿は人型が収められた宝玉から無数の触手が生えた奇怪な姿をしている（伝承のクリューサーオールは馬だったり、黄金の剣を携えた巨人だったりと姿は一定しない）。生まれたとき黄金の剣を持っていたという逸話を持ち、メドゥーサはそれと深く結びついた場合セイバークラスで召喚される。
上記のクリューサーオールの娘（メデューサからみれば孫娘）にあたるエキドナに、ある冒険の最中に戦車を引いていた馬を隠されてしまった。返してもらう条件として一時結婚し三人の子を作ったため、実は義理の孫。一方、クリューサーオールの子ゲーリュオーンを殺したという遺恨も。
ベルレフォーン
『騎英の手綱』の語源になった英雄で、息子に騎乗してキマイラを退治した武勲を持つ。
しかし、図に乗って天に昇ろうとした結果、ペガサスに振り落とされて足が不自由になった（または死んだ）とされる。ちなみに彼が倒したキマイラは『FGO』のキメラの原典であり、クリュサオルの孫……つまりペガサスの親戚である（メドゥーサから見てひ孫に当たる）。
幻想種とは言え、親戚同士を戦わせるアテナは邪神と言える。
Fate/EXTELLA
所属する陣営の主。
内心同族嫌悪的に嫌っており、サブシナリオでは下克上までやってのけるほど忠誠心は無い。
所属する陣営のマスター。
最初は玉藻のマスターと言う事もあってロクな人物じゃないと思っていたが、予想以上に好みだったようで姉のように世話を焼く。
サブシナリオでは理性のタガが外れ、普段の彼女らしからぬほどに積極的に迫る。
「スタイル抜群の処女」と彼女の好みに合致するため、対峙する度に意味深な発言をして向こうに貞操の危機を抱かせている。
Fate/Grand Order
この世界で契約したマスター。
優しい好人物ということもあり、例によって性的にウェルカムである。
元々神話体系が別な事から本来は繋がりは無い筈なのだが、パールヴァティーが桜を依り代としてカルデアに出現した事に怒り、彼女を桜から引きはがすべく勝負を挑む。
同じくポセイドンと交わった人。ただし、こちらは不本意だったようで、ポセイドンに要求を突き付けた事により、男性へと生まれ変わった。
主人公と共闘した他作品のライダークラスのサーヴァント。
こちらは正式に再契約した上でのパートナーである。
その他
『Fate/strange Fake』に登場するサーヴァント。
作者が「第五次聖杯戦争のサーヴァントに1騎、相性の関係上で圧倒できる可能性がある者がいる」と公言しており、前述のアスクレピオスの逸話から彼女なのではないかと目されている。
サクラファイブの一人。コンセプトはメドゥーサの要素が加えられている。
余談
最大の見せ場である『HFルート』は長らくメディアミックス化されていなかったが、2016年には劇場アニメ化・コミカライズ化が決定し、全編に渡る彼女の活躍を拝むことができるようになった。
『complite material』では彼女を召喚した触媒はエトルリアの神殿から発掘された鏡ということになっているが、劇場版HFでは触媒なしで召喚されたという設定に変更されている。
PC版『Fate/stay night』製作段階ではイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと同様に当初は攻略対象ヒロインになる予定だった。しかし容量の関係から個別ルートはやむなくカットされたらしい。
DEEN版『Fate/stay night』放送後には浅川悠女史が歌うキャラソン『瞬時の渦』が発表された。
嫌いな物としてエメラルドを挙げているが、これは『蛇がエメラルドを凝視すると目が見えなくなる』と言う言い伝えが元になっていると思われる。
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Fate/staynight Fate/hollowataraxia Heaven's_Feel
コハエース Fate/GrandOrder Fate/EXTELLA 間桐桜
ライダー(Fate) サーヴァント 魔眼(TYPE-MOON)
