ミズゴロウ
みずごろう
基礎データ
全国図鑑 | No.0258 |
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ローマ字表記 | Mizugorou |
分類 | ぬまうおポケモン |
タイプ | みず |
高さ | 0.4m |
重さ | 7.6kg |
性別比率 | 87.5%♂・12.5%♀ |
特性 | げきりゅう/しめりけ(隠れ特性) |
タマゴグループ | かいじゅう/すいちゅう1 |
地方図鑑
ホウエン図鑑 | No.007 |
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ブルーベリー図鑑 | No.188 |
各言語版の名称と由来
概要
ポケットモンスター 第3世代『ルビー・サファイア』より登場した、同作及びリメイク版『オメガルビー・アルファサファイア』でゲーム開始時に手に入るパートナーポケモン「ホウエン御三家」のうちの1匹。
名前の由来は恐らく「ミズ(水)+ゴロウ(ムツゴロウ)」と思われ、魚類ムツゴロウがモデルではあるが、しっかりとした四肢や目立つエラなど両生類の要素も多分に含まれている。
一見泳ぐのには役立たなそうな頭部のヒレは感度が高いレーダーの役割を持っている優れもの。この頭ヒレで水や空気の動きを敏感に感知、目を使わずに周りの様子を知ることが出来る。
このため相応に敏感なのか、ポケパルレではヒレを触られると嫌がる。
オレンジ色の頬の部分は水中で呼吸をするためのエラ。この部分に関しては形状からおたまじゃくしやウーパールーパーといった両生類の持っているエラがモチーフであろう。
大きな尾びれで水をかけばぐんぐんスピードが上がる。水辺や川底に溜まった泥に体を埋めて休む。
陸上では4本の足を踏ん張って自分よりも大きな岩を持ち上げたり、粉々に砕く程のパワーを持ち小さな体の割に力強いポケモン。実際に攻撃種族値は70あり、進化前としてはかなり高い。
ゲームでの特徴
概要通り、最初に選べるポケモンで登場。主人公がアチャモを選択するとライバル・ハルカ/ユウキの手持ちがミズゴロウとなる。
また、プレイヤー/主人公が最初にミズゴロウを選択した場合、ハルカ/ユウキの手持ちが以下のポケモンに変化する。
しかし、この場合110ばんどうろ戦で地獄を見ることとなる(通称「橋の下」)。
ルビサファで最初にミズゴロウを選択すると、捕まえた数が1の状態でクリアが可能。ミズゴロウは「いあいぎり」を覚えないが、同作ではそれがなくとも殿堂入り出来るためである。詳細は各自検索のこと。
また、『ポケモンコロシアム』で「ホウエン図鑑にいないポケモン」を送り込んでコンテストとバトルタワーを攻略すれば、捕まえた数が1のシルバーカードも実現可能。
他から連れて来る必要がある。
第3世代では「ポケモンもっと集めよう! キャンペーン」第1弾で『おや:トウキョー/ヨコハマ/ナゴヤ/オーサカ/フクオカ/サッポロ』の個体が配布。
他ソフトから連れてこよう。
レッド戦後にマサラタウンのオーキド研究所でカントー御三家を貰った後、シルフカンパニーにいるダイゴの問いに「あおいし」と答えるとミズゴロウを貰う事が出来る。
過去作から連れて来る必要がある。当時は他にも方法はあったが……(後述の「性能」参照)
他ソフトから連れて来る必要がある。
主人公がミズゴロウを選択した場合、120ばんどうろでダイゴから「ラグラージナイト」を貰うことが出来る(その他2匹を選んだ場合はグラードン/カイオーガとのバトル後に114ばんどうろの石屋で買う必要がある)。
『USUM』では土曜にアーカラ島で島スキャンするとヌマクローがせせらぎの丘に出現するこことがあり、タマゴを生ませれば入手可能。
8世代から
タイトル | 登場 |
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Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ | ✕ |
ソード・シールド | ◎(DLC) |
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール | ◎ |
LEGENDSアルセウス | ✕ |
スカーレット・バイオレット | ◎(DLC) |
DLC『冠の雪原』で解禁。ダイマックスアドベンチャーでヌマクローを入手することも可能。
スカーレット・バイオレット
DLC後編『藍の円盤』で内定。ブルーベリー学園リーグ部でコーストエリアの環境を整備(3000BP)」を支援するとテラリウムドームコーストエリアにある「ともしびの迷宮」に出現するようになる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
50 | 70 | 50 | 50 | 50 | 40 | 310 |
前述通りに「こうげき」種族値が頭1つ飛び抜けている。その反面第3世代まではみずは全て特殊扱いであったため、生かすことが出来なかった。
現在でも地味にみず物理技を自力で覚えられない。代わりにこいつ限定で「ハイドロポンプ」を覚えられる。使おうと思った場合注意。
隠れ特性について
5世代にて隠れ特性「しめりけ」が追加されたが、「だいばくはつ」の威力が実質半減しているため、ホウエン御三家の中では外れ扱いされている(通称「シメゴロウ」)。
そんなミズゴロウ含むホウエン御三家配布は攻略本を買った時におまけで付いて来るシリアルコード限定というあからさまなガチャガチャ式課金商法であった。このため、アチャモやキモリを期待して攻略本を買って「きみが あえるのは ミズゴロウ だよ!」という文が出てガッカリした人数知れず。
おまけに当攻略本、書店によって出るポケモンに偏りがある(要するに同じポケモンに出会えるコードで束になって売られている)らしく、複数購入して「かそく」アチャモを狙おうとしたら全部しめりけミズゴロウであったという報告もあった。このため、上記文面がトラウマとなった人もいたという。
当然と言うべきか批判が殺到し、これ以降ランダム封入の隠れ特性ばら撒きは(2回しかなかったが)行われなくなった。
使用トレーナー
ゲーム版
※アチャモ・キモリの3択
※ライバル時は主人公アチャモ選択時
※性別:♂️・特性:だくりゅう
※アチャモ・キモリの3択
※ライバル時は主人公アチャモ選択時
※ポケモンマスターズ
※特性:だくりゅう・性別:本編♂️/ポケマス♀️
アニメ版
漫画版
- ルビー(ポケットモンスターSPECIAL)
- オメガ(赤き情熱と藍き英知)
番外作品
ポケモンカードゲーム
たねポケモンであり、水タイプ。雷または草が弱点であり、抵抗力を持たない。
小学二年生・小学五年生9月号のオマケとして配布された「タケシのミズゴロウ」というカードがあるのだが、イラストがシュールであると話題である(知りたい人は「タケシのミズゴロウ」と検索してみよう)。
各カード詳細はこちら【外部リンク】
ポケモンGO
水辺を中心に出現するが如何せん出現率が低い。天候ブーストも雨なので雨が少ない季節や地域だと集めるのが中々大変。その上ゼニガメやワニノコと比べても難易度が異常に高く設定されているため、捕まえようとしても中々捕まらない。幸い巣はあるのでそこで集めよう。
最終進化・ラグラージは原作同様高スペックなのでじっくり集めるのが吉といえる。
ポケモンマスターズ
- ハルカ&ミズゴロウ
2021年1月14日に実装。性能は「あまごい」で天候を雨にして攻めるアt…テクニカルロール。雨に関するスキルとバディストーンボードを大量に保有しており、雨が降っている時の戦闘力は格段に上がる。
自身で攻めるのも良いが、他の水バディーズの火力補強も可能であり、水編成では必須バディーズといっても過言ではない。マスターバディーズであるアオギリ&カイオーガとは相性抜群であり、雨パの結論編成とまでいわれている。ヌマクロー・ラグラージに進化させることが可能で、優先的に進化させた方が吉。
🌟技 | |
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みずでっぽう | 追加効果なし |
あまごい | 天気をあめとする |
だいちのちから | 10%の確率で相手の「とくぼう」を1段階下げる |
準備は良いよね? | 自分のわざゲージを2増やす。自分の特攻と急所率を1段階上げる |
🌟バディーズ技 | |
バディーズウォーターレイ | 追加効果なし |
🌟パッシブスキル | |
雨時威力上昇3 | 天気があめの時は技威力を上げる |
雨時技ゲージ加速2 | 天気があめの時は技ゲージが早く溜まる様になる |
相手命中率↓分威力↑ | 相手の命中率が下がっている程自分の技威力を上げる |
その他
- ポケモンピンボール ルビー&サファイア
サファイア台に登場し、池エリアにおいて、GETモード(ライト3個)で出現する。
対戦相手として登場する。
- ポケモントローゼ
- 出現場所
- きょだいそうこ:その3
- ミスター・フーのすみか:パターン16、48
- エンドレス・トローゼ:Lv17、33、64、72、90
- トローゼ・フォーエバー:Lv17、33、64、72、90
- トローゼ・バトル
サポートポケモンとして登場。
第2シリーズ・アドバンスジェネレーション
〈レギュラーの手持ち〉
- タケシのミズゴロウ
25話『秘密の池! ミズゴロウがいっぱい!?』から登場。元々は新人トレーナーに渡すためのムロ島のミズゴロウを育てている沼にやって来た野生のミズゴロウで、タケシに助けられたことがきっかけでゲットされる。
タケシの手持ちでは唯一の御三家ポケモン。
詳細はこちら
〈ゲストなど〉
- 第1話『新たなる大地! 新たなる冒険!!』
野生のポチエナに追いかけられたオダマキ博士がハルカにポケモンを使って追い払ってくれと頼まれた事でハルカが選んだボールの中から登場。しかしポケモンの扱いが良く分からないハルカの言う事を聞かずハルカに「みずでっぽう」を食らわした。
- キヨのミズゴロウ
第5話『ジグザグマと短パン小僧! ハルカはじめてのバトル!!』で短パン小僧キヨのポケモンとして登場。ポケモンバトルを一度もした事がないハルカとアチャモには相性もあって勝利している。ロケット団トリオに奪われそうになるが、サトシの活躍で助けられた。第48話『ザングースVSハブネーク! ライバル対決!!』で再登場した時はヌマクローに進化していた。
- 第34話『はじめてのポケモンで大パニック!!』
カイナシティのジョーイが初心者トレーナーに渡すため用意した3匹の中の1匹で、気が弱く非常に泣き虫で直ぐに泣いてしまう。初心者の女の子はこのミズゴロウを選んだ。
- その他:33・71話
Webアニメ
- 『ORAS』発売記念のメガスペシャルアニメ
ハルカの手持ちとしても登場、ツツジのノズパスとバトルしていた。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- ルビーのZUZU
草の衣を纏っていた野生児サファイアをポケモンと勘違いしてNANA(ポチエナ)に攻撃させた事でバトルになってしまい、電話越しで状況が飲み込めていなかったオダマキ博士から応戦のために譲り受けた。
鼻水を垂らしていたこともあり、ビジュアル的に見たルビーからの第1印象は「微妙」。「緑のよりはマシ」という経緯でメンバー入り(しかし、その言葉が6章で……)。当初は担当に迷っていたが、コンテストではたくましさ担当となる。
頭のヒレをレーダーとして使い、人や敵の位置を正確に捕捉することが得意。
カイナシティでヌマクローに進化する。
ポケモン不思議のダンジョン ギンジの救助隊
アチャモとなってしまった元人間ギンジのパートナーとして登場。
赤き情熱と藍き英知
双子の主人公の兄・オメガのポケモンとして登場。
余談
- ヤエガシ
某動画サイトのとある実況動画ではヤエガシ(八重樫)のニックネームで登場。その動画でのアイドル的存在となっていた。
- ネタ・名前
英語圏では4chanから始まり、進化型・キモクナーイよりも名高いネタポケモンとなってもいる。「So I herd you liek Mudkips.(そして私はあなたがミズゴロウ好きと聞いた)」
3ヶ所の誤り(heard・like・ポケモン複数形はsが要らない)があるといえど、基本型である。
『Nintendo DREAM』読者イラストコーナーでは小さい子供が書いたと思しき、名前が「ミズタロウ」と誤記されたイラストが掲載されたことがあり、当時は話題となった。