ウルトラ怪獣、育ててみませんか?
ソフト情報
機種 | ニンテンドースイッチ |
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ジャンル | 育成シミュレーションゲーム |
発売日 | 2022年10月20日(木) |
価格 | 通常版:6,100円+税(限定版:11,000円+税) |
開発 | コーエーテクモゲームス |
発売 | バンダイナムコゲームス |
CERO | A(全年齢対象) |
概要
モンスターファーム/モンスターファーム2(以下MF)のゲームシステムをベースに、「ウルトラ怪獣」を育成することができるウルトラ怪獣育成シミュレーションゲーム。公式の略称は「怪獣ファーム」。
2022年6月28日のニンテンドーダイレクトにて発表された。
発売はMFシリーズを製作してきたテクモ(現コーエーテクモゲームス)ではなく、バンダイナムコゲームスからとなる(開発元はコーエーテクモゲームスである)。
家庭用ゲーム機でのウルトラシリーズの作品の発売は『ウルトラマンR/Bなりキッズパーク』以来4年ぶりとなり、モンスターファームシリーズは移植作を除けば2008年発売の『モンスターファームDS2 甦る!マスターブリーダー伝説!』以来14年ぶりの家庭用新作となる。
価格は6,100円+税。
早期購入特典および予約購入特典があり、「セブンガー光の巨人ペイント」および「科特隊モッチー」、さらには育成に役立つアイテムのセットが獲得できる。
さらに、一部店舗でも予約特典があり、Amazon、ゲオ、アソビストアの予約で、それぞれエレキング・ダダエレキング、レッドキング・バルタンレッドキング、ダダ・レッドキングダダを早期に入手できるダウンロードコードが貰える。
限定版は一部ストアで購入可能であり、そちらは11,000円+税。
特製アクリルスタンドなどの特典が付属している。
移植版のMF同様、専用の楽曲データベースに接続して再生される仕様で、更にswitchの機能を活かして交通系ICカードなどのNFCにも対応可能。その為、理論上はウルトラメダルやamiibo等、NFCが使用されている玩具からも怪獣を再生可能ということになる。
また、『ウルトラマンフュージョンファイト!』との連動要素があり、ウルトラディメンション1弾から入手できる怪獣のカード裏面に書かれたUMF codeをゲーム内で使用することができる。
更にパッケージ版の早期購入特典として、ゴモラレッドキングとエレキングゴモラのウルトラディメンションカードが付属することも決定。
こちらは同時期に発売されていた『ウルトラマンデッカー』の玩具各種やデータカードデスでも使用することが可能である。
モンスターファームでもお馴染みの初代調教助手ホリィが本作でも怪獣の調教助手として登場するほか、ツナギを着たカネゴンことカネゾーも育成助手として参加するようである(名前はモンスターファームお馴染みのモンスター「スエゾー」からだと思われる)。
ちなみに、ブリーダー生活体験PVでは『円盤石の秘密』でホリィの声を担当した國府田マリ子が23年振りに同役を演じており、古参のシリーズファンの間で大きな話題になった。
MFシリーズの人気要素であるモンスター同士の合体も再現されており、PVではゴモラとゼットンが合体した「ゼットンゴモラ」が登場している。一方で、この合体システムを使ってフュージョン怪獣、ベリアル融合獣、ゴルバー等の実際に登場した合体怪獣を生み出すことは(現時点で明らかになっている情報を見る限りでは)恐らくできないと考えられる。これらを生み出すには素体となる怪獣の他にも何かしら特殊な条件が必要ということなのか、若しくはモンスターファームにおけるモンスターの合体と、ウルトラシリーズにおける怪獣の融合とはまた別物ということなのだろう。
ウルトラ戦士本人が登場するかは不明だが、初代ウルトラマンの雪像、前述のウルトラマンに因んだカラーリングのセブンガー、ウルトラマンの描かれた育成アイテム等の描写から、設定上はどこかに存在しているらしい。
2022年9月に開催された東京ゲームショウにも出展され、実機試遊の他、『ウルトラマンZ』にオオタ・ユカ役で出演した黒木ひかりやMFシリーズの名物スタッフである藤田課長らによる生配信が行われた。
参戦キャラクター
合体によって誕生する亜種怪獣を含め、本作では200種類以上の怪獣が登場するとのこと。
原種
- 宇宙大怪獣ベムスター
- 異次元超人エースキラー
- 宇宙海獣レイキュバス
- 巨大顎海獣スキューラ ※2
※1 ソース元不明
※2 育成怪獣としての参戦は不明だが実機プレイその1にて存在を確認
亜種(合体怪獣)
合体怪獣の名称は、材料となった怪獣名+ベースとなった怪獣名というシンプルなものとなっている。
- ダダバルタン
- メトロンバルタン
- レイキュバスバルタン
- バルタンレッドキング
- ゴモラレッドキング
- ゴルザレッドキング
- ゼットンゴモラ
- エレキングゴモラ
- メルバゴモラ
- レッドキングダダ
- ゴモラダダ
- ベムスターダダ
- セブンガーダダ
- ダダゼットン
- セブンガーゼットン
- ダダウインダム
- ウインダム光の巨人ペイント
- カネゴンエレキング
- ゴモラエレキング
- ダダエレキング
- ウインダムエレキング
- レイキュバスエレキング
- バードンミクラス
- ノーバミクラス
- バルタンメトロン
- エースキラーメトロン
- ゼットンキングジョー
- エースキラーキングジョー
- エレキングベムスター
- ガンQベムスター
- ダダエースキラー
- ガンQノーバ
- レッドキングゴルザ
- ガンQゴルザ
- レイキュバスゴルザ
- 超コッヴメルバ
- ベムスターガンQ
- セブンガーガンQ
- メトロンセブンガー
- ベムスターセブンガー
- セブンガー光の巨人ペイント
モンスターファームシリーズ
他多数
余談
- メインビジュアルは『モンスターファーム2』のそれをウルトラ怪獣に置き換えたものになっている。ちなみに同作にはウルトラマンのパロディモンスターである「ウルトラール」というバジャール族のレアモンが登場していた他、モンスターファームアドバンスには「アルティマ」というピクシー種のレアモンが、モンスターファームアドバンス2には「ウルトライデン」というライデン種のレアモンが、モンスターファーム5には「スエセイジン」というスエゾー種のレアモンがそれぞれ登場している。
- 本作の登場怪獣の多くはウルトラ怪獣バトルブリーダーズ(いわゆるウルバト)や、過去のバンダイ製ウルトラマンのゲームで制作されたCGモデリングを元に参戦している。
- 概要で説明した通りMFシリーズでお馴染みのホリィが育成助手として登場するが、似た名前のキャラクターがウルトラシリーズにも登場する為一部でネタにされた。
- 作中で登場するアイテムには、「カララギマンゴー」や「ホッカイマムシ」といったMFシリーズ伝統のもののほか、「雑穀6兄弟」「ゼスティウムペッパー」、「グルジオライ塩」等といったウルトラシリーズ由来のものも存在する模様。
- また、作中で登場する地名の中にも「ガノー農園」、「ユキンコ山」といったウルトラシリーズ由来のネタが含まれる。
関連動画
PV第1弾
PV第2弾
ブリーダー生活体験PV
実機プレイその1(電撃ゲームライブ#081 夏休みわくわくSPより)
実機プレイその2(東京ゲームショウ スペシャル生配信)
関連タグ
- ウルトラマンフュージョンファイト!…本作と連動予定のアーケードゲーム。
- LINE:モンスターファーム…本作と同時期に展開されている本家モンスターファームの最新作。
- ウルトラマンダイナ:同作で侵略宇宙人が侵略用の怪獣を作る為に「怪獣コロシアム」と言うこれに似たような怪獣育成ゲームを発売した事がある(→スーパー必殺怪獣デマゴーグの記事を参照)。ちなみにモンスターファームのリマスター版では本作の主題歌を再生すると、ピクシー種のモンスター「ダイナ」が誕生する。
- PDウルトラマンバトルコレクション64:以前発売されたウルトラ怪獣育成ゲーム。怪獣同士を合成させることができる点も同様。
- 大怪獣バトル:純粋に怪獣にスポットを当てた作品の元祖。実際に怪獣を育てた使い手同士の戦いがメイン。
- レイ、キール星人グランデ、大空大地:元祖怪獣使いキャラ。
- バット星人:ゼットンのブリーダーと公式で設定されている宇宙人。
- 藤堂武史、新条アカネ:「電光超人グリッドマン」「SSSS.GRIDMAN」の登場人物。怪獣を作り戦わせるブリーダーのようなキャラクター。後者は自作した怪獣の人形を媒介に再生して誕生させている。