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ポケモンシリーズの都市伝説一覧の編集履歴

2023-03-03 21:17:37 バージョン

ポケモンシリーズの都市伝説一覧

ぽけもんしりーずのとしでんせついちらん

この記事では、主にネット上や一部のユーザーの間で話題になったポケモンシリーズの都市伝説を記載する。

『ひとと けっこんした ポケモンがいた

 ポケモンと けっこんした ひとがいた

 むかしは ひとも ポケモンも

 おなじだったから ふつうのことだった』


ミオシティ図書館の「シンオウ昔話」より抜粋。


閲覧にあたっての注意点

この記事に記載されている都市伝説の大部分は、当然のことながら公式設定ではない。一部のユーザーが流したことで広まっていった噂話に過ぎず、それなりの根拠があるものはあっても確証のあるものは少ない。

また、ポケモンという作品のイメージ崩壊に繋がったり不快な気分になるものも多いので、閲覧する際には十分にご注意をお願いします。


概要

例えプレイしていなくとも誰もが知っているであろう大人気ゲームシリーズであるポケモンだが、そんなポケモンも任天堂の裏の顔とも言える通称『黒い任天堂』の例に漏れず、ときたまホラーゲームのように背筋に寒気を覚える部分が存在する。この影響によって他の数多くのアニメ漫画ゲーム作品に関する都市伝説以上にポケモンシリーズに関する様々な都市伝説が広まっていってしまった。


主にゲーム上での演出や描写などからユーザーが推察したことで誕生した非公式な裏話や裏設定が多いが、中には公式ではっきりと明言されていたり、アニポケからの出典の噂話もいくつか存在する。


ちなみに生みの親である田尻智は都市伝説好きであるらしく、いくつかの意味深な場所は物語自体には直接関わらないが意図的な意味で組み込まれたものであるらしい。実際田尻は若い頃に『格安でプレイできるアーケード筐体がある』の噂を確かめるべく調査した結果、突き止めた経験がある。


注意点にもあるように、あくまでネタとして見ることをお勧めする


主な都市伝説

ここに記載されているのは一部分に過ぎません。他にもポケモンに関する都市伝説を知っているという方は追記をお願いします。


ゲンガーの正体はピクシーにゴーストが取り憑いたもの

ゴーストに取り憑かれたピクシー

ピクシーゴーストの体重を合計するとゲンガーの体重と全く同じ数値になることや、よく見るとゲンガーのシルエットがピクシーとよく似ていることからこの噂が広まった。

さらに、第6世代でゲンガーはピクシーのタイプでもあるフェアリータイプの技「マジカルシャイン」を習得する。ゴーストタイプのゲンガーにとってはフェアリータイプの技は相性補完として優秀だからという配慮だと思われるが、幽霊(ゴーストタイプ)が正反対の存在とも言える妖精(フェアリータイプ)の技を使用できるというのはかなり違和感がある、という理由でXYの発売以降はゲンガーのマジカルシャイン習得がこの説の根拠として唱えられる場合が多い。


しかしマジカルシャインを覚えられるゴーストタイプは意外と多く、他にもムウマヤミラミカゲボウズプルリルとその進化形が覚えることができるうえに、ピクシーに憑依する以前の姿であるはずのゴースゴーストもマジカルシャインを覚えられる。以上の事からゲンガーがマジカルシャインを使用できる事はこの説の裏づけとするには少し弱いだろう。

因みにこれら全てのゴーストポケモンはわざマシンを使用することでマジカルシャインを習得する。

自力でマジカルシャインを習得するゴーストポケモンは現時点では存在しない。


バタフリーとモルフォンは進化前が逆

バタフリー!バタフリーじゃないか!

モルフォンの進化前であるコンパンは翅のないバタフリーによく似ている事から広まった噂。モルフォンは分類上はどくがポケモンであるが、名前の由来はモルフォチョウと呼ばれるれっきとしたチョウである。この事から本来はキャタピートランセル→モルフォン、コンパン→バタフリーのつもりだったが、開発者のプログラムミスで入れ替わってしまった、もしくコンパン→バタフリーの進化経路案が没になり、別途にキャタピーとトランセルがデザインされたという説が噂されている。

また、コンパンの重さは30kgなのに進化先のモルフォンの重さは僅か12kgと大幅に減少しているという何か不自然な変化が見られている(バタフリーは32kgとなっている)。


カラカラは幼体の時期に親を亡くしたガルーラ

うちの子になりなよ

カラカラガルーラの外見的特徴の共通点の多さから、時折、噂に上がる都市伝説。

独り立ちする前に母親を失ったガルーラの子どもが、亡き母を偲んで頭蓋骨を被っている姿がカラカラの正体なのではないか、というもの。

この説を裏付けするかのように、リークされた赤緑のベータ版のリソースに没ポケモンとして赤ん坊のようなものを抱いたガラガラの進化系ポケモンが存在していたことが発覚している。詳細はカラカラの記事を参照。

またゲーム内においては、第七世代のヴェラ火山に出現するカラカラが助けを求めると何故かガルーラが現れる。

ポケモン図鑑の説明は時折民間伝承などが混じることを踏まえると、母親の骸を身に着けたガルーラの子どもがカラカラの先祖にあたる個体なのかもしれない。


なお現在でも、カラカラとガルーラの関係に関する公式からの言及は一切ない。


ファイヤーの「にらみつける」は設定ミス説

ファイヤー

『赤緑』におけるファイヤーLv51の習得技「にらみつける」は設定ミスで、本来は別の技が割り当てられる予定だったとの説。サンダーLv51「かみなり」やフリーザーLv51「ふぶき」に比べ、あまりに貧相な技だったことから違和感を感じるプレイヤーは多く、後に設定ミスではないかとの指摘が上がった。


主に二つの仮説がある。

  1. 本来は「かえんほうしゃ」だった説。根拠としては技の内部コードがにらみつける(43)、かえんほうしゃ(53)であり、開発者が見間違いからミスした結果こうなったというもの。
  2. 本来は「ゴッドバード」だった説。しかし設定ミスでLv51(ゴッドバード)⇔Lv60(にらみつける)が逆になってしまった。根拠としてはもし設定ミスがなければ、三鳥のLv51は各タイプの最強技、Lv60は変化技で統一され違和感がなくなるというもの。

当初は1.が支持されていたが、後に2.の説が提唱された。しかし真実は当時の開発者にしか分からないため、結局のところは不明のままである。


なお実際の対戦では「ほのおのうず」や「だいもんじ」が使われるため、仮に設定ミスがなかったとしても当のファイヤーの立場は変わらなかったと思われる。


通信進化は特定のポケモン同士の予定だった

原点回帰を意識したポケモンBWで登場したカブルモチョボマキは、それぞれを通信交換した場合のみ進化し、図鑑説明ではチョボマキの殻を身に付けてカブルモシュバルゴに進化、チョボマキは殻を脱いだことで身軽なアギルダーに進化したことが書かれている。


初代において通信交換で進化するユンゲラーゴーリキーゴローンゴーストの4種類も、同様に特定のポケモンと通信交換することで進化する予定だったのでは、というもの。


例えばゴーリキーの進化形であるカイリキーゴローンにある4つの腕を得ており、ゴローンの進化形であるゴローニャは顔と手足がゴーリキーに似たものに変化している。

これは当初のゴーリキーゴローンを通信交換した場合のみ進化する予定だった頃の名残なのでは、という説が生まれた。


消去法だがユンゲラーゴーストも同様に通信交換することで進化する予定だったと考えられる。


メタモンミュウツーの失敗作

ミュウの図鑑説明文にある全てのポケモンの遺伝子という記載、メタモンミュウの両者が変身を覚えられることやアニメやコミックなどのメディアミックスでミュウツーがクローンという設定のアレンジから生まれた都市伝説である。

ミュウメタモンには共通点が多い。

  • へんしんという唯一無二のわざを使いこなす
  • 色違いがどちらも水色である
  • 体重がどちらも4キロである
  • ミュウは100、メタモンは48とそれぞれ全ての種族値が同じ数値である

あらゆる技を覚えるミュウに対し、メタモンはへんしんしか覚えることができず種族値が大幅低下。故にミュウの完全劣化となっているメタモンは、ミュウツーを生み出す実験においての失敗作ではないのか?と言われている。


ミュウの研究がされていたグレンタウンポケモン屋敷の最深部である地下一階は、映画ミュウツーの逆襲公開後に発売されたピカチュウバージョンとそれ以外のバージョンとで登場するポケモンが異なっている。

  • 赤緑青verで出現するポケモン

ロコンポニータベトベタードガースブーバーなど

  • ピカチュウverで出現するポケモン

メタモンベトベターベトベトンラッタ

またこの変更と同時に、他のマップに出現していたメタモンが、ミュウツーの住むハナダの洞窟を除きなぜか全て消えている。

なぜかメタモンが出現したポケモン屋敷地下一階にてラッタが出現しているが、これは実験用モルモットを意識しているのだと思われる。


同様に出現しているベトベターベトベトンは、

  • 見た目がメタモンと酷似している
  • リージョンフォームの多数の色がミュウのへんしん遺伝子によるものを連想させる
  • 専用特性かがくのちからの、仲間のポケモンが戦闘不能になったときにそのポケモンの特性に変化するという、へんしんに近い性能やその名前がミュウとの関連性を匂わせている

これらの点から、この2体も一連の研究に関係していることが窺える。

ベトベターの図鑑説明に「月からエックス線を浴びたヘドロが変化した」と記載されているが、ミュウツーの失敗作、ミュウの遺伝子が含まれたヘドロから発生したものだと考えられる。

また、色違いが水色のミュウメタモンに対し、ベトベターベトベトンの色違いは緑となっておりこちらはミュウツーと共通している。


インド象の存在

初代でのライチュウの図鑑説明は「でんげきは 10まんボルトに たっすることもあり ヘタにさわると インドぞうでも きぜつする」と記述されており、ゴースの図鑑説明には「うすい ガスじょうの せいめいたい。ガスに つつまれると インドぞうも 2びょうで たおれる」と記されいることから、ポケモンの世界にはインド象が存在していることが分かる。


続く第2世代でをモデルとしたポケモンドンファンが登場した。ご存じの通りドンファンのタイプはでんきタイプどくタイプに有利なじめんタイプである。これによって「ドンファンの正体はインド象がでんきタイプとどくタイプのポケモンに対抗するために自己進化したもの」という噂が広がった。


「設定が固まっていなかっただけ」とされることもあるが、意外にも第7世代の『サンムーン』までこのインド象のくだりは修正されていない。『LEGENDS アルセウス』においてようやくダイオウドウに差し替えられた。


ルージュラは人間とポケモンのハーフ

こおりタイプエスパータイプを兼ね備えたポケモンルージュラに関する都市伝説。


その昔、人間とポケモンの間に生まれたルージュラは人間の学校に通っていたが、人間とは姿が違うことから学校でいじめを受けていた。その結果ルージュラは人間を憎むようになり、超能力を習得した。そんなルージュラを人間は恐れ、雪山に追放したが、ルージュラは逆にそこで吹雪を操る能力を手に入れたという都市伝説。


この都市伝説自体は公式ではないが、上記からも分かるように人間とポケモンが結婚したことがあるというのは神話とはいえ、紛れもない公式設定である。


余談

初期のエスパータイプには何かと薄暗いエピソードが多く、アニメ版のナツメを始めとしたゴーストタイプにも引けをとらないエグいエピソードを携えている連中も少なくない。実は(真偽は不明だが)人間が変身してしまったとされているポケモンには、前例がいる。


ポケモン以外の動物

初期のポケモンでは、図鑑説明などで現実世界の地名が登場していたり、アニポケでポケモン以外の動物、いわゆる現実世界の動物が登場しているなど明らかに現在と比べて矛盾している点がある。「ポケモンの世界には人間とポケモン以外の動物は存在しない」と言われているが、「ピカチュウ ねずみポケモン」という事などから、ポケモンの世界では「ねずみ」という動物の存在が確認されていることが推察できる


時が経つにつれて設定に矛盾が生じてくるのは必然的なことであるため、現在では「設定が変更されたと考えて割り切る」という意見と「脳内で多少無理矢理になっても辻褄を合わせる」という意見の二つに分かれる。インドぞうの項目も参考にしていただきたい。

ちなみに植物はさすがに例外の模様で、キマワリが現存するにもかかわらず、ヒマワリがさも当たり前のように群生している。


ライバルのラッタは死んでいた

初代こと『ポケモン赤緑』の主人公ライバルの手持ちには序盤ではラッタ(コラッタ)が入っていたが、サントアンヌ号でのバトルを最後にラッタがライバルの手持ちから姿を消している。

そして、サントアンヌ号でのバトルの次にライバルとバトルすることになるのは死んだポケモンを供養する場所のポケモンタワーであり、その際ライバルがポケモンタワーを訪れた主人公に対して「おまえの ポケモン しんだのか?」と尋ねてくることからこの噂が流れた(=ライバルは死んだラッタを供養するためにポケモンタワーを訪れた?)。


もちろん、ラッタよりも強いポケモンをゲットしたのでラッタをパソコンに預けたという可能性も十分に考えられるが、公式サイトであるポケモンだいすきクラブの「オカルトマニアがガイドする実録ポケモンホラースポット」というコーナーでラッタ死亡説を裏付けるような発言がされている。


また、これがキッカケでライバルがポケモンへの信頼と愛情を忘れ、強さを求めるようになったという考察もある。


ミミッキュの正体

ミミッキュの正体はポリゴンという噂がある。

など、根拠は多い。


その能力によってサトシたちを電脳世界に導いたポリゴンだが、点滅の原因となる行動を直接行ったわけではない。

某事件の原因はピカチュウの10まんボルトとする向きもあるが、そもそも自分たちを異物と誤認したポケモンセンターが使用したワクチンソフトのミサイルを迎撃するために放ったのであり爆発の原因はポケモンセンター(のセキュリティ)である。

更にそのワクチンが作動した原因はロケット団が転送システムに障害を引き起こしていた事。

つまりすべての元凶はロケット団である


デンボクたちの故郷を滅ぼしたのはギャラドス

ゲーム終盤で野生ポケモンに対し強い警戒心を見せるデンボク、そして彼と共にギンガ団を立ち上げた忍びのムベ

その理由は彼らが遠い地方から移住してきた人間で、故郷がポケモンによって滅ぼされてしまったというもの。

そしてデンボクが動揺して素を見せた時に関西弁、すなわちコガネ訛りを見せるシーンがありこの事から彼らはジョウト地方出身ではないかと察せられる。

さらにムベがシノビであり、ジョウトでシノビと関連深い場所といえばチョウジタウン。

チョウジタウンにはギャラドスが暴れた跡地である「いかりのみずうみ」が存在し……というもの。

この説を裏付けるかのようにギンガ団本部に設置されるシャチホコのようなコイキングの像に関して、「本来はギャラドスにする予定だったがデンボクの声でコイキングに変更された」というエピソードが存在する。


ウォロとコギト

LEGENDSアルセウスに登場するシロナの祖先と目される二人。

シナリオ上でも重要な活躍をするが、彼らの繋がりについても様々な噂が浮かび上がっている。

コギトの家にはダブルベッドがありウォロ以外との繋がりが希薄であった事から深い関係だったという説、あるいはコギトが見た目通りの年齢ではなさそうな様子からそもそも親子説など。しかしウォロはゲーム終盤でシロナの祖先とは思えぬ暗躍をしている。子孫と似た人物が子孫とは真逆の活躍をしている点ではシマボシも該当するが。


このためウォロはシロナの直接の先祖ではなく遠縁で、コギトの直系ではないかという説がある。

もっと言えばコギトが人間離れの長命である可能性を鑑みて、カンナギタウンの長老をしているシロナのおばあちゃんと同一人物ではないかという説まで存在する。(奇妙な事に老人口調であることも一致する)


ポケモン世界の巨人族

ギリシャ神話がモチーフではないか?とされるポケモンが存在する。名前にギリシャ神話の巨人ギガスの名を冠するレジギガスである。このレジギガスがプレートを初めて拾った時にだけ見ることのできる神話に関係あるのではないか?という説がある。


うちゅう うまれるまえ そのものひとりこきゅうする

うちゅう うまれしとき そのかけら プレートとする

プレートに あたえた ちから たおした きょじんたちの ちから

そのもの じかん くうかん の2ひき ぶんしんとして よに はなつ

そのもの じかん くうかんを つなぐ 3ひきの ポケモンをも うみだす

2ひきに もの 3ひきに こころ いのり うませ せかい かたちづくる

うまれてくる ポケモン プレートの ちから わけあたえられる

プレート にぎりし もの さまざまに へんかし ちからふるう


簡単に解釈すると

1.宇宙が誕生する前に『無』からアルセウスが誕生する。

2.宇宙が生まれた時『かけら』(恐らく元素)

3.生まれてくるポケモンたちの中にかけらの力を司る巨人族(レジ系)がいて、彼らはアルセウスたちに敗北する。

4.かけらはプレートとなりアルセウスの力の一部となる。

5.アルセウスによってディアルガ、パルキア、ギラティナ、ユクシー、アグノム、エムリットが誕生し世界を創らせる。

6.レジ系一族は各場所に封印される。

7.アルセウスはプレートの力を使ってポケモンたちにタイプという概念を与えた。


つまりこの話の元になったのはギリシャ神話の『ティタノマキア』や『ギガントマキア』でレジギガスのモチーフはティターンと思われる。なお、原典の神話ではゼウスたちに敗北したティタンたちは地底に封じられた。北欧神話にも巨人の身体を使って世界を創るという説話がある。


ブラック・ホワイトの意味とは

ポケットモンスター ブラック・ホワイトのストーリーはキリスト教を元にしているという説。

証拠に挙げられるものとして、

  • 七賢人は十二使徒、ゲーチスはユダを表している。
  • ソウリュウシティジムリーダーアイリスの名前の由来である花の花言葉は聖母の悲しみを意味する。
  • Nは人間離れした逸話を多く持つ。

などの要素が挙げられる。


またイッシュ地方の元ネタが多民族国家であるアメリカのためか、その他にも噂されている都市伝説に以下のものがある。

  • 七賢人は中国神話の竹林の七賢がモデル。
  • ブラック・ホワイトは道教における陰陽を表す。または黒人や白人などの人種を表している。
  • ゼクロムとレシラムのモデルはローマの建国神話における英雄レムスロムルスで、Nがポケモンから生まれたと言われるのはレムスとロムルスがに育てられたから。
  • Nの本名ナチュラル・ハルモニア・グロピウスのハルモニアとはギリシャ神話における調和の女神で、軍神アレス(ローマ神話でいうところのマルス)の娘。(なお、上記のレムスとロムルスの父もマルスである)

BW』の主人公は『BW2』の時点では死んでいる

BW』で伝説のポケモンを従え、イッシュ地方を救ったはその2年後、つまり続編であるBW2では何故か出てこない。

色々なキャラの証言によるとあるトレーナーを探しに行ったきり帰ってきていないのだとか。

思い出リンクという機能を使い、BW2の世界観を繋げる事はできるが、それでもは登場しない。

プラズマ団はそのに野望を潰され、恨んでいないはずがない。

つまり、英雄=BWの主人公はプラズマ団に殺されたと考えられる…という説。

(しかし、BW2を原作とするポケモンジェネレーションズEpisode 15:The King Returns(帰還)では、Nのピンチにゼクロムと共に駆けつけている。)


ポケマスにて、チェレンベルBW2の成長した姿で登場したのに対し、BW主人公が(まるでBW時代から時が止まっているかのように) BWでの姿で登場したことから、この説がより一層強まった。

なお、ポケスペでは主人公のブラックは敵の幹部アクロマのポケモンであるオーベムにサイコパワーで自分を伝説の石ーライトストーンに封印しようとしたレシラムの側に飛ばされ、一緒に封印され空の彼方へと飛び去って行ったというとんでもない結末を迎えており、ゲーム版『BW2』でもその設定が採用されたのではないかと推測される。

その後のポケスペでは、数年の歳月を掛けてライトストーンは中央に位置する場で安置され、ブラックの生存が判明し、ホワイトと再会している。


クノエシティジムはいやらしい店

玄関の派手さ、部屋の多様性、露出の多いふりそでがジムにいるトレーナーの大半を占めることから現れた説。彼女達の着物はでかいきんのたま200個分。相当儲かっているようだが、このジムの専門はフェアリー。


フェアリーは実はある言葉の隠語らしいが、何を意味するかはお察しください

⇒ 風俗ジム


反論としてシルバニアファミリー等、ドールハウスが元ネタとする意見がある。煌びやかな衣装、ジムの間取り等、共通点がある。フェアリーは幻想的な雰囲気を表し、全員女性なのはドールハウスは女性層からの支持が厚いため。


メガシンカはデオキシス由来の能力

pixiv大百科のメガシンカの項で提唱され始めた都市伝説。

端的に言うと、デオキシスの持つフォルムチェンジ能力を他のポケモンに無理に転用したものがメガシンカの正体なのではないか、というもの。

メガシンカの際にはデオキシスを連想させる二重螺旋構造のエフェクトが入ること、メガシンカを獲得したポケモンの分布がデオキシスの飛来したホウエン地方に集中していること、などが主な根拠であるようだ。


シーキンセツ

黒い任天堂の最上たる施設、シーキンセツに関する黒い噂。詳しくはシーキンセツの記事を参照。


シンオウ神話

ポケットモンスター ダイヤモンド・パールのモデルとなったのは日本神話という説がある。

モデルは以下の通り。


しかし、これは類似性の多いギリシャ神話にも置き換えることが可能なようだ。

  • アルセウス=創造神という点ではガイア。名前の由来はゼウス。
  • ディアルガ=スサノオはギリシャ神話ではポセイドンに該当。『時』というワードからはクロノスを連想させる。また、ディアルガのモチーフはダイヤモンドであるが、クロノスの所持している鎌もダイヤモンドで出来ている。
  • パルキア=アマテラスはギリシャ神話ではゼウスに相当。『空間』→『空』という連想から天空の神ウラノス
  • ギラティナ=ツクヨミはギリシャ神話ではハデスに相当する。『暴れ者故に追い出された』という図鑑の説明と大蛇のようなオリジンフォルムの姿は原初の蛇オピーオンが連想される。なお、オピーオンが追い出された場所はハデスの棲む冥界と同じく地底。

この4体に共通するモチーフは支配者という点である。

更にギラティナのモチーフと思われるオピーオンの伝承では世界は一つの卵から生まれたとされており、シンオウ時空神話の創世神話と酷似している。


アルセウスの正体

宇宙を創造したのポケモンと言われるアルセウスだが、そのアルセウスにも不吉な都市伝説が存在する。それは、「アルセウスの正体はギンガ団ボスアカギというものである。


アルセウスの図鑑説明には「なにも ない ばしょに あった タマゴのなかから すがたを あらわし せかいを うみだしたと されている」と載っている。

よく考えてみてほしい。何故なにもないはずの場所にタマゴがあったのだろうか?アニメ「ダイヤモンド&パール」で、アカギは自ら時空間の中に入り込んで生死不明になっている。そしてこう推測するユーザーが現れた。「アカギは時空間を彷徨って最終的に『なにもないばしょ』に辿り着き、タマゴとなってアルセウスに転生した」。これをもし事実だとするならば、「新世界創造する」という野望を抱いていたアカギが「今の世界(宇宙)を創造した」というなんとも皮肉な話になる。

実は太古に巨人たちと争ったという伝承が存在する。(実際に第4世代でプレートを拾うと一回だけ、伝説が聞ける)実はこの巨人こそレジギガスティタン神族もしくはギガスなんだとか。


ポケモンの世界は現実世界の未来の姿

正しいアンノーン

ご存知の通りアンノーンのモチーフはA〜Zまでのアルファベットと「」、「」などの符号である。しかし、図鑑では「こだいの もじに にた すがたの ポケモン」と説明されている。アニメなどを見れば分かるが、ポケモンの世界では現実世界とは全く異なる文字が使用されていることが多かったり、ほぼ一瞬で起動するパソコンが例に挙げられる。


即ちこれは、ポケモンの世界がアルファベットなどの文字が既に古代の文字だと言われているほど遠い未来の世界だからなのではないだろうかと言われている…


ポケモントレーナーの道を挫折した者の末路

アニポケではポケモンは10歳にならなければ持てないことになっている。そして10歳になって晴れてポケモンを持てるようになった多くの少年少女が、最初のポケモンを貰ってポケモンリーグチャンピオンを目指す旅に出る…

が、リーグチャンピオンになるには長い月日と絶え間ない努力が必要である。しかも、実際にリーグチャンピオンになることができるポケモントレーナーなどほんの一握りしかいない。

もしもリーグチャンピオンになれず、ポケモントレーナーの道を諦めてしまえば、現実的に考えれば待っている道は就職である。しかし、10歳で旅に出たということは小学校中退したと考えるのが妥当だろう。常識で考えれば「小学校中退」なんていう履歴で就職できる職業など普通存在するはずがない。ポケモンリーグチャンピオンを目指すということは己の人生そのものをかけるということなのかもしれない。


なお、首藤剛志脚本のアニポケ小説版(未完)では10歳で小学校を卒業しそれ以降大人と同等に扱うと言う「小学校卒業みんなが大人法(略して小卒大人法)」という法律の存在が語られている。サトシの祖父と思われる人物が悲惨な人生を送っていた。


なおこの都市伝説は実はかなり初期の頃(97~98年頃)にフォローが入っており、(外伝作品ではあるものの)電撃ピカチュウでは設定の補完がなされていた。

ポケットモンスターの世界の学生には長期休暇を申請できる制度があり、ポケモンマスター目指す者達の多くは、この長期休暇を利用して冒険をしているようだ。

我々の世界でいうところの留学の一種だと考えると、ポケモントレーナーの年齢層が少年少女に偏っているのも納得だろう。


もりのようかん

黒い任天堂の代表格。

女の子の霊が出たり、お爺さんの霊が現れたりする不気味な洋館。

またこの事件は裏でプルートが糸を引いている可能性があると言われる。

なぜなら、ポケットモンスタープラチナではもりのようかんに置いてある日記に

「あんなえたいのしれ……にモ…をもっていかれるとは…。」と書かれており、これはロトムアカギのことではないかという説(ロトムは逆さ読みすると英文字でmotorとなる)。

ハクタイシティのギンガ団ビルには配信アイテムでロトムのフォルムチェンジができる特殊なモーターが入った家電のある研究室へ行ける。ナギサシティのおばあさんの話によるとアカギは機械いじりばかりしていた子供らしい。


上記の根拠からアカギは何らかの形でもりのようかんに関わっていた可能性が高く、奪われたモーターとはまさしくロトムのことでプルートの研究のためにアカギから奪った可能性が高い。これが原因でアカギはギンガ団を作った可能性も大いにある。(赤緑のポケモンやしきも研究施設であったことから、もりのようかんも研究施設だった可能性も否めない)

次にウラヤマとの関連である。

少年時代にもりのようかん事件を目の当たりにしたというのが定説だがここではこの説は扱わない。

ウラヤマの裏庭にはポリゴンが日替わりポケモンの一つであることは私たちトレーナーの話では周知の事実である。


しかし、初代ポケットモンスターFRLGをやった人ならお分かりであろう、ポリゴンは貴重なポケモンでタマムシシティのゲーセンの景品として手に入ることに。

しかもそのゲームセンターはロケット団が経営していてポリゴンは人工のポケモンであったことに。

ポリゴンはおそらくロケット団が作ったポケモンかシルフカンパニーに作らせたポケモン。ポリゴン2に進化するためのアップグレードもシルフカンパニー製である。

なんでそんな貴重なポケモンを持っているのか?ウラヤマがゲーセン廃人だなんて説は到底考えられないだろう。

さらに気になることに図鑑説明や公式書籍によれば改良版もとい進化形の2とZは惑星開発用に作られたものではないか。


ここであることに気が付かないだろうか?

表向きは宇宙開発事業団を名乗っていた組織がいたことを。そう、ギンガ団である。

ロケット団が壊滅後にギンガ団(のプルート)が研究を引き継いだ可能性は十分に高い。

それにウラヤマは大金持ちで、ロケット団はギンガ団同様企業としての顔を持っている。

おそらくウラヤマはロケット団の人物か、ロケット団のスポンサーだった可能性が高く、そこで何らかの形でポリゴンを入手し、宇宙開発事業団ギンガ団のプルートと結託した可能性も有り得る。

プラチナではポリゴンZの進化で必要なあやしいパッチはギンガ団基地で手に入り、製作者も不明とされており、プルートが作り上げたパッチと考えてもおかしくはない。

じゃああのようかんに出る幽霊はなんだよ?と突っ込みが入るところではあるが、ポケモンだいすきクラブの企画『本当は怖い!?ポケモン』によれば、女の子がもりのようかんに入っていったところ行方不明となり、孫を捜索するためにじいさんももりのようかんに入ったきり出てこないという噂が囁かれているというものが現在の公式見解。ゴーストポケモンに殺されたか、それとも証拠隠滅のために殺されたか…主人公は対象じゃないの?って気にしてはいけない。


最後にこちらを睨んでくる赤い目が光る紫色の絵の正体はゲンガーである可能性が高い。

なぜならば、ダブルスロットをした状態でこの絵の部屋に入った時のみゲンガーがランダムエンカウントするからである。実際にゲンガーが絵画に化けた例は外伝作品でも確認されており、ポケパークWiiなどが代表例である。

そもそも館内にゴーストポケモンが出たりするのは元ネタが心霊スポットだったことへのお遊びだった可能性もある(そもそもハクタイの森自体昼でも薄暗いため主を失って暗くなった館内はゴースにとっては格好の住処である)。


ロトムの鳴き声をスロー再生すると「タスケテ」と聞こえる

ウキ

ロトムはどことなく印象に残る特徴的な鳴き声をしているが、この鳴き声をスロー再生して耳を澄まして聞いてみると「タスケテ」と聞こえるという。

YouTubeなどの動画サイトではそれを実際に試してみた動画がいくつか存在するが、実際に「タスケテ」と聞こえるかどうかにはかなり個人差があるので少々無理矢理な都市伝説と言える。一方でジガルデもスロー再生すると地震に聞こえるとか。


シンオウ地方のミカルゲ

ミカルゲ

ミカルゲの正体は108の魂が集まってできたポケモンとされるが、実はこれは表向きの話。

実はミカルゲの元ネタは北海道開拓時代に重労働を強いられた囚人たちではないかという説。


北海道開拓時代は旭川網走(ハクタイシティからトバリに相当。ちなみに網走には日本最悪の刑務所と名高い網走刑務所がある)を開拓していた。その中でも犠牲が多かったのが北見市(ズイタウン)にある常紋トンネルで、近くには慰霊碑である御霊の塔が設置されている。(※DPtでミカルゲを入手するには地下通路(=地下トンネル)でプレイヤーと32人会わなければならない)

悪さばかりして要石封印されたというのは「囚人たちを人柱としてトンネルに埋め込んだ」という意味の裏返しではないだろうか。


ジュカインの名前に隠された本当の意味

ジュカインの名前の由来は言うまでもなく「樹海」である。しかし、ジュカインの名前にはそれ以外の意味が込められていると言われている。

実は樹海は自殺の名所としても有名。そして「イン」とは「in」、「入る」を意味する。これらを踏まえると、ジュカインの名前は「樹海に入る」、つまり自殺を意味しているのではないか?という噂が存在する。


ジラーチの呪い

ジラーチ七夕をモチーフにした伝説ポケモンで知られており、映画にも登場する程の人気を得ていたが、その声を担当した声優、鈴木富子さんは担当後に急性心不全で亡くなっている。

彼女が亡くなった日にちは、映画が放映される数週間前の2003年7月7日。つまり七夕の日。

七夜の願い星ジラーチ』と何か深い関係があるのだろうか…?


プルリルとブルンゲル

ブルンゲルプルリルの元ネタは『水子』ではないかという説。

水子とは人工妊娠中絶などにより死亡した胎児を指す。

供養されないと祟りを起こすと信じられており、プルリル、ブルンゲルのタイプが水・ゴーストであることにも納得がいき、分類が「ふゆうポケモン」であるのも浮遊霊であることからきているのだろう。


しかし何故クラゲをモチーフにする必要があったのだろう?

それにはいくつかの根拠がある。

一つ目はクラゲの体のほとんどが水分でできており、人間の赤子も体のほとんどが水分でできていること。二つ目はクラゲを漢字にすると『水母』や『海月』となり、この漢字表記に含まれる文字である『』は臨月、『』はそのまま『母』などの赤ちゃんや母親に関する単語に関連があるなど。

そしてもう一つは単にユウレイクラゲを意識したからというものである。どう考えてもこっちだろうとは言ってはいけない。ちなみにキタユウレイクラゲはエチゼンクラゲにも匹敵するほど巨大なクラゲである。他には設定に近いものとしてクラーケン海坊主もいる(クラーケンといえばイカやタコを連想しがちだが、クラゲやヒトデ、甲殻類としても描かれた事がある)。

なお、この2体は元々みずタイプのみの予定だったが、バランスの都合でゴーストタイプが付き、それに併せて図鑑説明も怖さを強調するようになったことが語られている。


ランクルスに隠された意味

ランクルスのモチーフはホムンクルスと卵細胞であるとされるが、よく見ると女性器のような形となっている。

更に進化前のユニランはライモンシティの隣の5番道路(ホワイト)で入手できるが、そこで一匹だけイレギュラーなポケモンがゲットできる。

それはヤブクロン。これは堕胎の多いアメリカへの皮肉とも取れる。

ライモンシティには遊園地があるが、遊園地=子供の喜ぶ場所…ということは…

ちなみにディズニーランドのエントランスの都市伝説には女性の産道をモチーフにしているという説が関暁夫の著書で語られている。


オーベムの正体

なぜかオーベムは技マシンで「はがねのつばさ」を覚える。

はがねのつばさの技マシンは、オーベムの登場した第5世代では51。51はアメリカ空軍基地エリア51を意味し、鋼の翼は空軍=戦闘機であり、オーベムがそれを覚えるのは、鋼の翼=金属で作られた空飛ぶ乗り物、つまり宇宙船を暗喩しているという説である。

第8世代の図鑑では麦畑を彷徨う姿が目撃されたり、出現するとバイウールーを連れ去って行くという事件が紹介されており、より宇宙人らしさが増した。

まあ、イッシュ地方モデルがアレだからね仕方ないね。


ヒトツキ

ヒトツキは古代の刀剣に魂が宿って生まれたポケモンだが、誕生経緯については付喪神説だとか、古代の戦争で死んだ人の魂から生まれたとか色んな説があるが、これをポケモンの魂が宿った存在と考えることもできる。

理由については「ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ』に登場する作中の民話『トバリの神話』(ミオ図書館蔵)からうかがい知ることができる。


(以下原文から要約)

を手に入れた若者食べ物となるポケモンを剣でやたらめったらと殺しまくった結果、ポケモンたちは姿を消してしまう。

あるポケモンが若者の前に警告に現れ、このままではポケモンたちは自分たちの身を守るために反撃するぞ、本心ではやりたくないのだと若者に諭す。

若者は深く反省し剣をたたき折った。

ポケモンは若者の心を認めてくれたのか、どこかへ消えていった。

と語られている。


上記のことから警告に現れたのは仲間を殺された親族のポケモンか、殺されたポケモンの亡霊だろう。

しかし剣をたたき折ったくらいでポケモンたちは許してくれるだろうか、しかし、仲間から引き離され、命を奪われたポケモンの恨みや未練などは相当なもののはずである。

剣に取りついてヒトツキに転生するのも無理もない話といえる。(ちなみにヒトツキは柄を握った者の魂を吸うといわれる。)

だが、あくまでもDP時代にはヒトツキはいなかったしシンオウ地方にヒトツキは生息していなので、この話はあくまでひとつの後付けである。

しかしもしDPのリメイクが今後発売されて、シンオウ地方にヒトツキが出現し始めるときが来たならば…


…とか言っていたら剣盾の図鑑説明に

大昔 この剣に よって 殺された 人間の 魂が ヒトツキの 魂に なっている。

と書かれてしまっていた。


ガラルバリヤードのモチーフ

ガラルバリヤードは登山家がモチーフという都市伝説。

黒い鼻は凍傷に見える、手の部分が包帯を巻いているように見える、特性が雪山登山者と符号しているように見えるというのが一応の根拠とされる。


ポケモンとオウム真理教

ユクシー/エムリット/アグノムは頭文字から「UMA」と呼ばれるが、並べ変えると「AUM」、つまりオウム真理教が元ネタである、というもの。


ゲーム中のミオ図書館で読める「おそろしい神話」の

  • 一瞬にして記憶が無くなり帰ることができなくなる
  • 3日にして感情がなくなる
  • 7日にして動けなくなり何もできなくなる

はオウムの洗脳の恐ろしさを表しているとされる。


また「カントーの地下通路では毒ガスが発生するイベントがある予定だったが、地下鉄サリン事件の影響で没になった」という都市伝説があることも書き記しておく。

ただし「AUM」は本来ヒンドゥー教の聖音であり(同じ名前の由来としてはこいつもいる)、ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァの三神を示すものとされていた点も忘れてはならない。


ポケモンには反戦メッセージが込められている説

増田順一氏が自身のブログにて広島の原爆投下を取り上げたこと、また『ダ・ヴィンチ 11月号』にて『BW』はニューヨーカーの反戦思想を取り入れたとコメントしていたことから、ポケモンには増田順一氏の反戦思想が込められているという説。


増田順一氏の反戦エピソードはレジ系太平洋戦争説、ビクティニ原爆説等の根拠として示されることが多い。前の二つ以外にも「〇〇は戦争or原爆の暗喩である」との主張は度々見られる。


ホウオウは原爆の暗喩説

公式書籍やアニメ版ではホウオウが争いを止めない人間に怒り大地を焼き払ったとあるが、これがいつまでたっても降伏しない日本アメリカ原爆を落としたことの隠喩であるかもしれないという説。


また、ホウオウが所持しているアイテムに瀕死状態のポケモンを生き返らせる『せいなるはい』があるが、これは見方を変えれば死者をよみがえらせる灰という説もある。


ほか旧約聖書インド神話では神の火で大地を焼き払ったという趣旨の記述があるがこれは古代核兵器ではないかという説もある。もしかしたら聖なる灰の『聖なる』という部分はここからきているのかもしれない。


最後にホウオウのモデルである『鳳凰』は平和の象徴と言われているが、上記の争いを止めない人間の記述は手塚治虫の『火の鳥』と共通する部分も多い。

  • 「せいなるはい」に関してはフェニックスの伝承に「自ら焼死し、その灰から復活する」という点があり、こちらが元ネタとの反論がある。
  • ほかホウオウが鎮座していたのは京都モチーフのキキョウシティで、京都に原爆は落とされていないとの指摘も(候補地ではあったとされる)

ネンドール/ヤジロンは原爆の暗喩説

ヤジロンネンドールの体の大きさ、だいばくはつを覚えるレベル、ネンドールのDPにおける図鑑説明『こだいのどろにんぎょうが かいこうせんをあびたことでいのちがやどりポケモンとなった』という記述から、原爆(ファットマンとリトルボーイ)がモデルではないかという噂。


見方によっては某怪獣王のことを言っているようにも見えるが…?

  • 実際には土偶のオーパーツ・オカルト的イメージが元ネタだと考えられる。爆発する土偶もいることだし。

ジーランス/ホエルオーは原爆の暗喩説

『ルビー・サファイア』において野生下でレジ系を捕まえるのに必要なポケモン。レジ系太平洋戦争モチーフ説が話題だった当時、当然ながら捕獲に必要なこの二匹にも注目が集まった。ネット上で散見される都市伝説によれば、この二体も原爆(ジーランスがリトルボーイ、ホエルオーがファットマン)をモチーフにしているらしい。


別パターンとしてジーランスが潜水艦、ホエルオーは戦艦とする説もある。

  1. ジーランスの体色は軍を髣髴とさせる迷彩柄に、日の丸を髣髴とさせる赤い点がある。
  2. またジーランスは深海魚の一種シーラカンスがモチーフだが、おふれのせきしつへ行くにはダイビングが必要など、潜水艦がモチーフとされてもおかしくない点が多く挙げられる。
  3. ホエルオーに関しては昔の船に付いていた、櫓を髣髴とさせる鰭の数、戦艦のようにでかい図体、戦艦の高い耐久力を思わせる高いHPなどが挙げられる。ただジーランスが潜水艦ならば、ホエルオーはむしろ潜水母艦大鯨ではないかとの指摘も。

現在ではレジ系の都市伝説は否定されているので、ホエルオーはともかく、ジーランスを戦争と結びつけるのは少々無理があると思われる。


解決済みの都市伝説

公式化

ミュウツーを生み出したのはフジ老人説

ポケモンの中で最も凶暴な心を持つという人工ポケモン・ミュウツーを生み出した「フジ博士」という人物と、シオンタウンに住んでいるフジ老人が同一人物ではないかというのはかねてより噂になっていた。

  • ポケットモンスターTHE_ORIGIN』ではフジ博士とフジ老人ははっきりと同一人物と描写されたため、出回っていた都市伝説の中では数少ない公式設定になった。詳細はフジ老人の記事を参照。

パラセクトは背中のキノコが本体を操っている説

進化前のパラスの時は背中のキノコがまだ小さく、にも黒目があったのに対して、パラセクトに進化すると背中のキノコが巨大化し、黒目が無くなることから「パラセクトの本体は既に背中のキノコによって命を吸われていて、キノコが本体を操っている」という噂が広まった。


しかし世代によっては図鑑説明にもこのような記述がある。

これは公式設定と言っても過言ではないかもしれない。

  • その後「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズで、パラセクト本人が自白するという形で当該説が認められた。
  • ほかウェブ番組『ゲームさんぽ』の『LEGENDS アルセウス』回ではこの都市伝説(というより裏設定)が取り上げられた。植物の専門家である稲垣栄洋教授がパラセクトの状態を(現実の共生や寄生に当て嵌めて)解説するシーンがある。

デマ

御三家のモチーフは古代生物/干支/武器説(オーダイル:メリケンサック説)

26周年おめでとう!!

主に海外で有名な(だと思われる)都市伝説。


ポケットモンスターシリーズにおける、旅の最初のパートナー(以下『御三家』)のモチーフとして、くさタイプは『古代生物』、ほのおタイプは『干支』、みずタイプは『武器』が採用されているとする説。


カメックスのモチーフがバズーカ砲であることは明らかである。『亀の甲羅』を意味する『Shell』は、『砲弾』という意味も持っているのでダブルミーニングである。


エースバーン(兎)やガオガエン(寅)、ゴウカザル(猿)やエンブオー(亥)を擁する炎タイプの御三家は、確かに干支の動物達と縁が深い。


だがラグラージアシレーヌを既存の武器と結びつけるのはいささか強引であるし、何よりオーダイルのモチーフがメリケンサックであるという主張が意味不明である。

  • 2022年2月27日『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』が発表されるとともに、新しい御三家としてニャオハホゲータクワッスが紹介された。
    • ホゲータは「ほのおワニポケモン」だが日本の干支にワニはいない。一応アラビア十二支(生肖)ではワニが当てられているが、キツネを当てている国はないので、やはり無理が生じる。
    • ニャオハはマスカーニャへと進化するが、猫は現代にも生息しているため古代生物説も否定された。一応ネコ科の古代生物としては『サーベルタイガー』『ディニクティス』等がいるもののそんなものはネコモチーフのポケモンには何でも当てはまる話である。もちろんマスカーニャはどちらとも似ても似つかない。
    • クワッスの最終進化:ウェーニバルにも武器モチーフと言える要素は皆無である。苦し紛れに開いた尾を「鉄扇」と見立てる意見もあるが、こじ付けに等しい。
  • 以上から御三家全てが該当しないとして、この説はただのデマだとされている。

余談

このことから転じて『レッド死亡説』『レジ系の都市伝説』『ゲンガーはなかはしこうよう』といった突飛にも思える説を唱える人たちのことを『メリケンサック界隈』と呼んだりもする。


レッド死亡/幽霊説

シロガネ山で出会った彼は

金銀水晶』及びそのリメイク作品『HGSS』では、カントーのジムを制覇した後、シロガネやまで前作『赤緑』の主人公レッドとバトルすることができる。しかし、このレッドは一切言葉を喋らない。セリフは常に「…」となっている。彼の母親曰く旅に出てから一度も連絡を取っていないらしく、主人公に敗北するとまるで幻だったかのようにいつの間にか姿を消していることから、一部で金銀主人公が戦ったのは死んだレッドの幻影、すなわち「レッド死亡説」が流れた。

  • しかしライバルのグリーンはレッドが金銀主人公に敗北したことを知っていたので、ゲームで描かれていないだけで二人の間では交流がある(=生きている)と否定意見も多かった。
  • その後『BW2』では他のポケモンリーグチャンピオン達と共に「ポケモンワールドトーナメント」に出場。死亡説は否定された。
    • しかし今度はセリフが「…」のみという点に注目が集まり、金銀においてグリーンに自身の敗北を伝えたのであれば喋れないのはおかしい、台詞がないのは彼が現世を彷徨う幽霊だからと幽霊説が囁かれるようになった。トンデモ説にも思えるが、赤緑にもガラガラの幽霊が現れ主人公を妨害する描写があったので...。
  • しかしそれから4年後、サン・ムーンにレッドがライバルであり親友でもあるグリーンと共に参戦した。体つきが青年のそれへと成長しており、改めて生きていることが明確に描写された(死者は成長しない)
  • 更に「…」と言う表現についても、グリーンによって無口なだけとフォローが入った。こうしてこの説は公式によって完全否定された

レジ系太平洋戦争or原爆モチーフ説

レジ軍団

都市伝説の中でもかなり知名度が高いもの。この4体は入手する場所、点字、覚える技等から戦争を意識しているという議論が絶えない。特に太平洋戦争や原爆との関連が指摘されている。


…のだが、

  • 封印されていた地と実際の空襲・原爆投下地点はズレが大きい
    • というか実際の封印地点を現実に当て嵌めると、そこには遺跡が存在している。ハニワや古墳の方が関連性が大きいとすら言える。ちなみにレジ(regis)はラテン語で「王」を意味し、古墳は権力者、すなわち王の墓と言うべきものである。
    • 封印された存在という点も「ゴーレム」らしさを意識しただけではないのか
  • だいばくはつは原爆の暗喩 ... 鉱物系ポケモンがだいばくはつを覚えるのは珍しくない
  • Lv89の習得技「はかいこうせん」は8/9長崎原爆投下の暗喩 ... 原爆は光線ではない
    • それを言うならLv89で覚えるべき技は「だいばくはつ」では?
  • 慰霊碑等との関連 ... 空襲等との関連性が薄い
  • 点字との関連 ... 別に盲目者のすべてが戦争と関連がある訳ではない。単なる道徳教育。
  • レジギガスは「ギガース」、すなわち巨人伝承が元ネタではないのか
  • 以上のように矛盾とツッコミ所が凄まじく多く、ほぼ言いがかり同然のデマと見做されていた。後にイギリスが舞台であるガラル地方でレジエレキレジドラゴが追加登場した。太平洋戦争との関連を匂わす描写は皆無で、またイギリスは原爆の犠牲者でもない。この二体の登場が決め手となり、この説は完全に否定された。

ゲンガー=なかはしこうよう説

ゲンガー は なかはしこうよう

ゴーストタイプのポケモン、ゲンガーは「なかはしこうよう」という人物の化身という説。


初期デザインや原画などに携わっていた人物であり、ポケモン赤緑の完成を待たずに死亡したため、なかはし氏に敬意を表して追加されたポケモンがゲンガーという説。


この都市伝説の起源は、2008年。カオスチャンネルというまとめサイトの「ポケモンの怖い話教えて」という記事のコメント欄にてYUIという人物のしたコメが初出とされている。


以下、そのコメの内容を意訳

クチバの豪華客船にバグで出現するトラックを調べたところ、謎の文字が出現した。それに画像特殊効果反転をかけ更に21色彩度に設定すると、ローマ字でゲンガー わ なかはしこうよう」と表示された。任天堂に問い合わせたらゲンガーは後から作られた規定外のポケモンであり、151匹となった本当の理由とのこと。

…が、知っての通りこの情報はデマである

  • 根拠としては、そもそもゲームボーイは8色までしか再現できず、21色をどうあがいても達成できない。
  • さらに根本的な問題として、最初に表示される文字列「GENGA HA NAKAHASHIKOUYOU(げんが は なかはしこうよう)」に関して、そのアルファベット自体を表示できない。なぜなら初代ポケモンにはアルファベット26文字(A~Z)全ての文字コードが実装されていないからである。
  • 当然当時のスレ民たちはこれを鵜呑みにするはずもなく、YUI氏のこの説は完膚なきまでに否定されているのだが…それにもかかわらずこの説がが都市伝説として広まったのは謎である。

怒りの湖の色違いギャラドスは人間の返り血で赤くなった説

BW2発売と聞いたので

色違いポケモンの中でも知名度と人気の高い赤いギャラドスだが、その赤いギャラドスにはこんな都市伝説があった。

その昔、コイキングは食用として重宝され、食料不足だった人々はコイキングに感謝の意を表していた。しかし、食料不足の時代が終わると人々は次第にコイキングへと感謝の心を忘れていき、それどころか余ったコイキングを次々と処分していった


そしてこれに激怒した一匹のコイキングはギャラドスに進化し、人間への復讐を実行。人間を次々と襲ったギャラドスの体にはその人間達の返り血が付着し、次第に青色だった体は返り血で赤色に染まっていったという…

  • 実際は怒りの湖の個体はロケット団の怪電波による変色である。いくらなんでも返り血だけで全身赤くなるのは無理がある。そもそもこの都市伝説では具体的に何で襲って返り血を浴びたのか謎である。
  • ただし世界観は全く異なる別世界別次元のアニメ版だが、カスミの発言に「コイキングは皮と骨だけのポケモン」「味はあまりおいしくない」といったものがある。
  • ゲームの世界観でもバスラオは食用向けであることがBWポケモン図鑑の説明で明かされている。更に『SV』ではポケモン由来の食材が登場し、人間の主人公がそれをサンドイッチの具材として食べる描写がある等、ポケモンが食用にされること自体は事実である。

コピペロス霊獣フォルムに玄武モチーフがいないのは何かの暗喩説

ポケモン界の四聖獣

ご存知対戦で状態異常を操ったり物理で殴ることで有名なコピペロスこと、トルネロスボルトロスランドロス。彼らの霊獣フォルムとしてのモチーフは中国神話の四神で、ボルトロスが青龍、トルネロスが朱雀、ランドロスが白虎であるとされる。


しかし何故玄武がいないのか、これについて様々な考察が出回った。


一例として、日本とアメリカの関係に対する皮肉説がある。この説についてはぶっちゃけこじ付け以外の何物でもなく、中国神話の四神を日本に絡めている時点でツッコミどころも多いが、似たような説はネット上で散見された。

  1. まずボルトロスとトルネロスにの共通点として空を飛び回り悪さをするとされる。これはおそらく空襲のこと(この二体は不自然なことにやきつくすを覚える。)
  2. そしてもう一体のランドロスも不自然なことに大爆発を覚える。おそらく地震雷火事親父の意味合いもあるのだろう。これも直接推測するなら爆弾のことだと思われる。上の空襲を踏まえられば、空爆と解釈できる。
  3. 最後に、本題である『なぜモチーフに玄武がいないかについて』。これはモチーフである四神の守護する方角からわかる。玄武は北、白虎は西、青龍は東、朱雀は南。上記の根拠から日本の北以外の要所はアメリカが抑えているという意味への裏返しというものである。

  • ところがLEGENDSアルセウスで満を持して玄武担当のラブトロスが登場する。東西南北の4体揃ったことで、1体欠けているのは何か意味があるのでは、というこの謎はあっさり解決された。もしラブトロスだけが登場するなら上記皮肉説の裏付けにも解釈できたが、他の3匹も揃って登場するので無関係である。
  • 技についても、そもそもこの作品には「やきつくす」が存在しない等、技構成に特別な意味合いがないことが示された。ラブトロスはマジカルフレイムを覚える、ヘドロばくだんを覚えるといった反論もあるが、マジカルフレイムはフェアリータイプの多くが覚える技でラブトロスもその例に倣っただけに過ぎず、ヘドロばくだんは最早こじ付けである。
  • ついでにこの作品でそれぞれが四神ではなく四季に擬えられていることも判明している(ラブトロスが春、ボルトロスが夏、ランドロスが秋、トルネロスが冬)
  • 類似した都市伝説に「コピペロスはアメリカであるあるな死因説」がある。それぞれの姿は同国における代表的な死因を暗示しておりトルネロスは竜巻/台風、ボルトロスは落雷、ランドロスは肥満とされる(ラブトロスは……?

ダークライは死んだ少年への弔いとして実装された説

ダークライ

ダークライと言えばその強力な性能とビジュアルの良さが人気の幻のポケモンだが、このダークライは実はゲームフリークが考えたポケモンではなく、ある少年少女という説もあり)、死去する前に考えたポケモンなのだという内容の都市伝説。


その少年は自分が考えたオリジナルポケモンとしてダークライを描いたが、その晩に悪夢にうなされて亡くなってしまう。その後母親はその絵をゲームフリークに持って行き、その経緯に同情したゲームフリークがその絵に描かれたポケモンを公式のポケモン・ダークライとしてゲーム上に登場させたのだという。


ミオシティには「ダークライの悪夢にうなされている少年」がいるが、その少年はこのダークライを考えた少年がモデルになっているのではないかと言われている…


シオンタウンは存在しないor異世界説

カントー地方は現実世界の関東地方をモデルにしているが、シオンタウンを実際の関東地方に見立てるとシオンタウンに位置する場所は存在しない


シオンタウンと言えばその不気味なBGMや演出、ポケモンタワーの存在からポケモンにおけるみんなのトラウマの代表格になっている街。これは果たして偶然なのか?それとも…

  • この都市伝説は古い情報で、現在では茨城県牛久市がモデルというのが定説である。同市には大きな霊園があることからほぼ確定だろう。
  • しかしシオンタウンそのものが、他の町とは明らかに違う、異様な雰囲気を放っていることは確かである。ゴーストタイプの巣窟になってしまっているダンジョンは、この後のシリーズにも定期的に登場するが、いずれもシオンタウンほど露骨に死を連想させる場所ではない。そういった事情もこの説が拡散するのを後押ししたのだろう。
    • メタな話をすると、開発陣が”やりすぎ”な演出をしてしまったのである。

ナタネは「もりのようかん」殺人事件の犯人説

まよなか もりのようかん いきどまり

もりのようかんでの描写から広まったハクタイジムのジムリーダーナタネに関する噂。もりのようかんの住民は殺人の犠牲者であり、その犯人はずばりナタネであるというもの。


殿堂入り後にもりのようかんに行くとナタネと再会できる。曰く住民の間でウワサになっているのが気になって来たとのこと。だがウワサの真相を調査をしに来たのであれば中に入るべきところ、彼女は帰ってしまう。この点について帰ったのは不都合があったからではと考察が始まり、このような説が提唱された。


無茶苦茶にも思えるがNPCの台詞に「ジムリーダーのナタネさん ときどき ハクタイのもりに いくけど なにしてるのかなー?」との文言があったため、何か秘密があると解釈される事態となった。ほかもりのようかんの入口は木で塞がれており、当のいあいぎりはナタネ撃破後でないと秘伝技として使えなかったため、そこに関連性を見出すプレイヤーもいた。

  • 結論から言うと想像を膨らませ過ぎたが故のデマである。公式コーナーの『本当は怖い?ポケモン』から回答が出ており、帰ってしまったのは幽霊が大の苦手で、建物の前までは行けるが怖くて中には入れないためとのこと。NPCの台詞に出てくる「時々森を訪れている」は、ジムリーダーとしての責任感からとしている。
    • 実際にはゲームにおいても、もりのようかん前の場面で「おばけが こわい とかじゃなくてね!」と本人の口から事情が説明されていたのだが、焦っているような口調から誤魔化すためのウソであると決めつけるプレイヤーも多かった。なおこの描写についても焦っていたのではなく本気でオバケを怖がっていたと解釈できる。
    • その後『ポケモンマスターズ EX』において本人の口から改めてオバケが苦手だと公言された。ここまで念押しされる以上は真実と解釈して良いだろう。そもそも公式の発言を出まかせと決めつけたらどんな暴論も通ってしまう訳で...。
  • 余談であるがお化けが怖いという趣旨の発言をしているのはナタネだけではなく、ハクタイのもりを始めたころに同行するモミも同じ理由で、一緒に森を抜けさせてほしいと言ってくる。

ホウエン伝説は太平洋戦争がモデル説

ゲンシ

グラードンカイオーガは死闘を繰り広げたというホウエン伝説があるが、これは日本軍とアメリカ軍の戦い(太平洋戦争)がモデルではないかという説。曰くカイオーガは島国の日本で、グラードンは大陸から渡って来た侵略者を示しているという。

  • だがこの説には欠陥があり、実際のホウエン伝説は「グラードンとカイオーガの戦いをレックウザが鎮めた」という話である。太平洋戦争がモデルならレックウザはどこから来たのだろうか。
  • 加えて増田順一氏はホウエン伝説について、実際には二体は争っておらず人々によって語り継がれているだけと回答している。また公式コーナー『ポケモンだいすきクラブ』でもホウエン伝説について「古代の人の創作説」を挙げている。
  • 以上から公式の回答と矛盾しており、こじ付けの域を出ないデマとされる。

出典が判明しているもの

中古のピカチュウ版に書かれていた謎のメッセージ

ある子供が中古品のピカチュウバージョンを購入したら、パッケージの裏に赤い文字でこんな文章が書かれていた。


ぴかちゅう ぼくは がっこうに いかなくては いけなくなったんだ

ぴかちゅう ぼくらの たびは なんだったのか わかるか

ぴかちゅう きみは たくさんの ひとたちを やっつけてきた

ぴかちゅう おまえは ぼくのみえないところで にやにやわらってたんだね

ぴかちゅう もうたびは おわりだ ほんとうに おわりだ

ぴかちゅう がっこうに いってくるからさ

ぴかちゅう おまえは すきなひとを やっつければいい


この話は「ある子供が見つけた・・・」という出だしから始まる点が各所で共通しており、その点がいかにも都市伝説らしいものではあるが、文章の独特の不気味さ、書いた子供の境遇が想像できる内容からしてインパクトが強く、ピカチュウ関連の都市伝説という事もあり、この話が紹介されているサイトは多い。


が、よくよく考えてみたら何故パッケージ裏に書いてあるのを気づかずに買ったのかという事やそもそもなんでそんな物が売ってあったのか等色々おかしい点もかなり多い。

  • 後にこの文章が2chに投稿されていたのが発見され、中古パッケージ云々の尾ヒレがついて都市伝説化していたものである事が判明した。

モンジャラの正体は溺死した少女説

21ばんすいどう

かつて、マサラタウンの南側にある草むらで遊んでいた小さな女の子が誤ってに転落し、女の子は川の中のツルに足が絡まってそのまま溺死してしまった。しかし、女の子はその川のツルと一体化し、モンジャラとして蘇ったという都市伝説。


少女は一人では寂しかったため川に遊びに来た子供達を川の中へと引きずり込もうとしたが、その子供達が大人を呼んだために失敗してしまった。それ以来、モンジャラを恐れた人々はその川の周りに柵を立てたと言われている。

  • 話の初出は某大手サイトの二次創作漫画(pixivにも掲載)であり、そこからネットで都市伝説として広まった経緯がある。

ビクティニは原爆の暗喩説

努力値稼いでたら復讐されました

ビクティニのモチーフは原爆であるとする説。元々レジ系太平洋戦争or原爆モチーフ説等の都市伝説が有名だったことも有り、それに関連した反戦アピールor現代への皮肉だとして持ち上げられ、ネット上で話題となった。根拠として以下が挙げられる。

  1. イッシュ地方のモデルとなったアメリカは戦勝国で核を保有している。
  2. 「むげんのパワーを与える」「ビクティニを 連れた トレーナーは どんな 勝負にも 勝てるという。」との図鑑説明。核は凄まじいパワーを持ち、また核を使えばどんな戦争にも勝てる。
  3. ビクティニの名前の由来は表向きにはvictory(勝利)を表しているが、実はもう一つの名前の由来としてVictim(犠牲者)を表しているというものがあり、ビクティニ捕獲関連のイベントで聞けるプラズマ団員のセリフも聞き方によっては原爆や核を思わせる意味深なものになっている
  4. ビクティニの裏モチーフはリンゴであるが、リンゴと兎は戦争の関連ワード。リンゴはギリシャ神話において、争いの女神エリスが神々の宴に黄金のリンゴを投げつけて争いを起こしたとされる。一方の兎は戦争文学の一つ『ガラスのうさぎ』を指す。
  5. 更に深堀りして黄金のリンゴは黄金=お金と推測でき、実際に大富豪によってビクティニは監禁されていた。『ガラスのうさぎ』についてもは原爆の熱で融解してガラスになる等、共通点が多い。

  • 出典はネットミームのビクティニ道場である。「固定シンボル」「何度も復活する」「低レベル」という点で努力値稼ぎの「犠牲」になっていた事から、その現状を「これじゃVictory(勝利)ではなくVictim(犠牲者)だ」と皮肉ったことに由来する。
  • このミームが伝言ゲーム的に広まった結果、ビクティニの名前の由来はVictim(犠牲者)という点だけが取り上げられ、このような説に行き付いたと思われる。
    • ビクティニでグーグル検索すると「かわいそう」とのワードが出てくる。これはポケモン廃人に狩られてかわいそうとの意味合いなのだが、ビクティニ道場を体験したことがない人からすれば(原爆を体現した)かわいそうなポケモンにも解釈できるため、当時流行していた原爆説の後押しもあって「ビクティニは不穏なポケモン」というイメージが根付いたのだろう。
    • また例えば上で示したリンゴと兎のくだりだが、ギリシャ神話とガラスのうさぎには何の関連性も無いためどう見てもこじ付けである。

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