プロフィール
※…養成所時代の初出演作は1992年に放送されたNHK教育テレビ『こどもにんぎょう劇場』の「たからげた」。
経歴
中学2年生の頃、当時好きだったテレビアニメ『銀河漂流バイファム』がきっかけで声優に興味を持つ。
高校卒業後は専門学校東京アナウンス学院放送声優科に進学したが、専門学校に行っても事務所に入れるとは限らないことや養成所に入所してその事務所の所属になるのが声優への近道と知り、1年で同学院を退学。青二塾に入塾するも、同塾卒業の青二プロダクションの所属オーディションで落選。それまでずっと順調に夢に近づいてきたことに対して、初めてNOと言われ呆然として目の前が真っ白になり、あてもなく家を出てただ呆然と歩き回ったという。「声優になりたいんだ、これしかないんだ」という気持ちを再確認し「どうしようか」と考えていたところ、その年の夏に81プロデュースの養成所が募集していたことを知り、第4期生として81演技研究所に入所。81演技研究所在籍中の1992年にNHK教育テレビで放送された『こどもにんぎょう劇場』の「たからげた」のはなちゃん役として出演。
1994年春、養成所卒業間際に受けた『超くせになりそう』のオーディションで主人公・白鳥なぎさ役を射止め、同作で本格的に声優デビューする。
以降も『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』(ねこ娘役)、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(佐上ジュン役)、『ポケットモンスター』(ジュンサー役)、『おじゃる丸』(坂ノ上おじゃる丸(2代目)役、小町ちゃん(小野小町)役)、『スマイルプリキュア!』(青木れいか/キュアビューティ役)など、人気作や有名作でレギュラー・準レギュラーを担当し、順調にキャリアを積んでいく。
2002年10月に結婚。2005年7月3日には第1子となる男児、2009年10月6日には第2子となる女児を出産した。
特色
少年・少女から老婆、動物キャラまで幅広い声を演じ分けられる声優の人として有名。とりわけアニメ『ポケットモンスター』シリーズにおいてはジュンサーを初めとした人間キャラから、ワニノコ、アチャモ、パチリス、マメパトなどといったあらゆるポケモンの声まで幅広く演じている。
代表作としては前述の『ポケモン』の他、『おじゃる丸』の坂ノ上おじゃる丸(2代目)、『ゲゲゲの鬼太郎(第4作)』のねこ娘、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の佐上ジュン、『超くせになりそう』の白鳥なぎさなど。
片方が劇場版の敵側とはいえ、プリキュアを2役演じた最初の声優(青木れいかことキュアビューティとダークドリーム。更にバッドエンドビューティも担当し、3役演じたことになった)。後にダークレモネードを演じた釘宮理恵が『ドキドキ!プリキュア』にてキュアエース役で出演している。
人物
趣味は映画鑑賞、散歩、旅行、読書、ギター。野菜ソムリエの資格を取得している。
名前の由来は母親が姓名判断で見てもらい、いくつかあった候補の中から珍しい名前という理由で気に入って命名したことから。
元から高校野球が好きで高校生の時に読売ジャイアンツのファンになる。現在は福岡ソフトバンクホークスのファン。息子は阪神タイガースファンであり、その影響で阪神の選手の名前は覚えていたりお気に入りの選手もいるという。
『水曜どうでしょう』のファンであり、『ARIA』のインターネットラジオで、葉月絵理乃と『どうでしょう』の「ジャングル・リベンジ」にちなむ「チーム30」を名乗ったところ、加入者が相次いだとの逸話がある。そのせいなのか、結婚直後の家族旅行に松来未祐が付いて行き、しかも西村のダンナをベッドから追い出したという、『どうでしょう』の「リヤカーで喜界島一周」における「羽田東急ホテルベッド争奪戦」のごとき伝説的な出来事が起こる。松来の死去後、彼女の言動をたびたびネタにしていたことを本人は詫びており、彼女の病気についてたくさんの人に知ってもらいたいといという思いを述べている。
主な出演作
ポケットモンスター関連
ジュンサー@ポケットモンスターシリーズ | サトシのワニノコ@ポケットモンスター | ムサシのベロリンガ@ポケットモンスター |
ムサシのドクケイル@ポケットモンスター アドバンスジェネレーション | ハルカのアチャモ→ワカシャモ@ポケットモンスター アドバンスジェネレーション | ヒカリのパチリス@ポケットモンスター ダイヤモンド&パール |
サトシのニャビー→ニャヒート@ポケットモンスター サン&ムーン | ||
関連イラスト
関連タグ
声優 主役でデビューした声優(テレビアニメ出演に限定した場合) 81プロデュース プリキュア声優 CV:西村ちなみ