ちょっと前まではのんびりした田舎町だったイーグルランドのオネット。
ぼくもそんな町にすむ普通の男の子だった。
だけど、裏山に隕石が落ちた日から、とんでもない事件に巻き込まれることに・・・。
※『MOTHER1+2』公式サイトから引用
曖昧さ回避
概要
『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する主人公で、赤の野球帽がトレードマークの12歳の少年。『イーグルランド』の田舎町『オネット』に住んでいる。
人物
一人称は"ぼく"。本編中ではRPGでよくある無口系な主人公で、基本的には『はい』か『いいえ』しか喋らない。
しかし、一部のエリアや後述のメディアミックスでは彼自身の台詞を見る事が出来る。
一見するとごく普通の野球少年だが、実は『PSI』という超能力を扱えるエスパー少年でもある。幼い頃から愛犬や動物と会話が出来たりサイコキネシスを発揮していたが、家族や友達に彼がエスパーである事は何故か知られていないようだ。
正面から見ると無表情だが、実は横を向くと微笑んでおり自転車に乗ると笑顔を見せる。度々行われる記念撮影の時も元気な笑顔でピースサインをばっちり決めてくれる。
友達も多く、彼らと一緒に『オネット』の雑木林に隠れ家を作っている。その友達からは、ネスが以前から欲しがっていた野球選手の帽子を貰えたり、ますますカッコよくなったと評されるなどモテモテな一面もある。
一方、子供だという事を差っ引いてもやけに"おチビちゃん"や"チビスケ"呼ばわりされる、自転車もサドルをかなり低くして乗っている事から同年代の子供と比べて背が低い可能性が高い。また、街の人達からは他にも"ベビーフェイス"や"丸顔"、"にこにこしてる"と表現されたり、幼い顔立ちが女性受けするのか美人のお姉さんから気にかけられる(プーに惚れこんでる女性によると「ネス様も爽やかでステキ」との事)、序盤は頼りないのではないかと心配される事も。
ただし、最終的にはいずれにせよ逞しくなったと評価されるようになる。
作中での活躍
ある日の夜、家の近くの山に落ちた隕石から出現した未来人のブンブーンから「銀河系最大の破壊者ギーグを倒し、地球の未来を救ってほしい」という願いを頼まれる。そして、地球上のパワースポットに存在する8つのメロディーを記録する『おとのいし』を託された彼は、メロディーと他の3人の仲間達に出会い世界を救う為に冒険へ出る事になった。
ステータス
主人公らしく早い段階から攻撃・回復・アシストの全てをこなせる万能型のキャラクター。戦闘では主にバットやヨーヨー、スリングショットなどのスポーツ用品や玩具を武器として使用する。
ただし、バット以外の武器は命中率が悪く攻撃を外しやすい上、GBA版以外はスマッシュヒットも出なくなるので注意が必要である。
パーティの中で最高の耐久力と物理攻撃力を併せ持つ高いステータスの持ち主だが、唯一スピードだけは4人中最も低い為行動順は最後の方になりがちである。だが、システム上HPの回復は後出しした方が有効な場面が多い事から、場合によってはこれも長所になりうる。
この欠点は終盤のとあるイベントで大分補強される上、それ以前でも『かがやくおまもり』か『うさぎのおまもり』を装備すると先制も楽にとれるようになる。物理攻撃の主力とパーティの回復役という重要な役割を1人で兼ねているので、彼が戦闘不能となってしまうと戦況は一気に厳しい状態になる。
最終的には、とあるイベントを経て地球の力そのものという壮大且つ強大な力が目覚める事になる。その為、終盤のステータスでは『MOTHERシリーズ』の中で最も強いキャラクターになる。
PSI
攻撃・回復・アシストの全てが高い水準で揃っているが、PPを回復する『サイマグネット』が使えない事や『PK???』はPPを大量に消費する技である為、戦闘では主に回復を中心にしつつ有効な相手には補助を使っていく形になる。
攻撃
PK???α/β/γ/Ω |
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デフォルトでは『PK キアイ』で、敵全体に無属性のダメージを与える。?の部分はネーミングの際に入力した"カッコイイもの"の名前がそのまま反映される。ただし、基本的に消費PPが高く、敵よりスピードが下回ると外れる確率も高くなるので注意。 |
PKフラッシュα/β/γ/Ω |
敵全体に眩しい光を放ち、様々な状態異常を引き起こさせる。αでは『なみだ』・『へん』・『しびれ』のどれかがランダムに発動し、βから追加される『きぜつ』はランクが上がるにつれて『なみだ』の代わりに高確率で発動するようになる。 |
回復
ライフアップα/β/γ/Ω |
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味方のHPを回復する。α〜γで1人、Ωで全体が対象。 |
ヒーリングα/β/γ |
味方1人の状態異常を治す。段階が上がるにつれて治せる物が増えていき、αで『かぜ』・『にっしゃびょう』・『ねむり』、β以降から『どく』・『きもちわるい』・『なみだ』・『へん』、γから『しびれ』・『ダイヤ』、そしてランダムで『きぜつ』もHPを4分の1回復した状態で治すようになっている。 |
アシスト
さいみんじゅつα/Ω |
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敵を眠らせる技で、IQが低い程効きやすい。αで1人、Ωで全体が対象。 |
パラライシスα/Ω |
敵を麻痺させる技。αで1人、Ωで全体が対象。 |
シールドα/β |
味方1人を物理攻撃から守る。αはダメージ半減、βはαの効果に加えて受けたダメージの半分を敵に反射する。 |
その他
テレポートα/β |
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他の場所へ瞬間移動する移動技で、どちらもイベントを経て覚える。αは直線で助走をする必要があるが、βは助走せずに円を描くようにして発動する。 |
ホームシック
ネス固有の状態異常で、戦闘に勝利する度に一定確率で発生する(ただしフィールド勝利は例外)。これが発動すると戦闘時に1/8の確率で行動不能になり、先述通り全体的に強いステータスを活かしづらくなる。
その為、実際になってしまった場合はママとの会話や電話、パワースポットなどでの完全回復で克服する必要がある。ただし、本編の進み具合でそれらが不可能か面倒な場合は1度『きぜつ』した後にカムバックしても治す事も一応可能となっている。
この特徴は、『スマブラSP』で彼の『勝ちあがり乱闘』のサブタイトルの一部にも使用された(後述)。
対人関係
家族
家に帰る度にネスの好物(プレイヤーの好きな食べ物を設定出来る。デフォルト設定はハンバーグ)を作ってくれる明るくて元気なママ、所持しきれないアイテムを預かってくれるしっかり者の妹・トレーシー、単身赴任中で電話口にしか出てこないが冒険を援助してくれる優しいパパ、そして彼が生まれる前から家で飼われていた愛犬・チビが家族である。
とても家族愛に溢れているせいか、前述の通りホームシックにかかる事がある。
ポーキー
家の隣には大金持ちで傲慢なミンチ一家が住んでいる。その家の長男・ポーキーとは長い付き合いだが、いつも我儘で自分勝手な彼に一方的に絡まれては強引に振り回されている為、必ずしも仲が良いとは言い難い。
また、作中ではポーキーの父親のアンブラミが「ネスの家に多額の金を貸している」という趣旨の発言をするが、パパは度々電話を通してかなり大量にお金を振り込んでくれる事やそもそも隣に住んでおり生活環境に目に見えるほどの大差は無い為、実際に借金があるかは不明である。
また、ネスの精神世界である『マジカント』ではポーキーがいつもとは様子が違う台詞を言うが、彼がポーキーの本音を感じ取った物なのか、それとも彼自身の個人的な願望なのか、あるいは過去のポーキーが実際に語った事なのかは謎のままである。
Smiles and Tears
本作の冒険を通してネスが集めた『エイトメロディーズ』のEDバージョン。原作者の糸井重里によって書かれた歌詞の一人称が"ぼく"で、リュックや野球帽、スニーカーなどとネスの身に着けている物が挙げられており、彼の心情を表現しているとも言える名曲。
ネスの視点で語られる誰かとの思い出と別れの歌なのだが、その相手が "ポーラもしくは仲間達"、あるいは"ポーキー"、それとも"プレイヤー"など一体誰なのかは聞く人によって解釈が異なる。
メディアミックス
当然の事ながら普通に喋っており、元気でやや天然な所がある優しい少年となっている。"ぼく"という一人称がゲーム内で解る事や、たまにホームシックになるメンタルの弱さ、頭一つ抜けた攻守を誇る重戦車タイプの性能のギャップから"良い子寄りの性格でとても頼れる"というイメージにあまりブレはないようだ。
書籍
- 『MOTHER2 ネスの冒険記』
1994年に『小学六年生』で1年間連載されていた伊藤紅丸によるコミカライズ版。
1994年に刊行された久美沙織の小説版。前作の主人公とは逆で、初心で真面目だけど頼れるという良い子寄りの性格である。
また、ポーキーの方がネスより2歳年上(14歳)という設定になっており、幼い頃は兄弟のように仲の良い2人だった。
だが、とある出来事によって確執が生まれ両者の心に深い傷を残した。この過去設定もあってか、小説版はメロディー集めはおまけ程度で『悪行に走るポーキーを止める』という事が、ネスの重要な目的となっている(その為、ラストの展開も原作と大きく異なっている)。
更に、小説版では隠れ家の友達にそれぞれ名前が付いており、名作洋画『スタンド・バイ・ミー』の4人の少年達と同名となっている。本シリーズはこの映画の影響を受けているので、知っている人にとってはニヤリとくる小ネタである。
また、この映画の少年達も12歳で、木の上に隠れ家を作っている共通点も見られる。
なお、『PSI』についてはゲームと同様強い力を持つようになり、もし彼が何の迷いもなく破壊の為に力を駆使すると世にも恐ろしい光景が繰り広げられる。その威力は最早チートである。
- 『ひみつのたからばこ』
1994年11月1日に発売された攻略本。彼の口調で本編の冒険が分かるようになっている。
- 『MOTHER2 ギーグの逆襲 4コママンガ劇場』
- 『MOTHER2 ギーグの逆襲 4コママンガ劇場 2』
1995年に発売された4コマ漫画。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
CV:大本眞基子
シリーズ全作に登場するレギュラーの1人。基本的には殆どが隠しファイター扱いだが、『スマブラX』以降ではちゃっかりOPに登場していたり真っ先に隠し条件が解放されるなど実質表ファイターとあまり変わらない。
なお、キャラボイスの使い回しが多いスマブラの中では珍しく、彼は初代から『スマブラ3DS/WiiU』まで毎回ボイスが新録されていた。
登場時には『テレポート』の失敗で黒コゲになるのはご愛敬。戦いに敗れても笑顔で勝者に拍手を送る姿が微笑ましい。
バッドの振り方は作品によって異なる事から、スイッチヒッターの一面が伺える。
また、全作でアピール時に「OK!」と言うが、これは原作で名前設定を確定する際に出てくる「OKすか?」というSEが元ネタである。後に、『スマブラSP』では新たに赤の帽子やOK繋がりで有名なファイターとの共演も実現した。
乱闘では、野球少年らしい運動神経の高さを活かした肉弾戦と超能力の両方を駆使して戦う。使用する技は殆どがポーラかプーの物で、原作中では自身が覚えない『PSI』が大半である(フィギュアでの説明によると「仲間から教わった」らしい)。
技の数々が見た目以上にパワフルで決め手に困らない半面、操作性のクセが強い。また、超能力で跳躍している為か2段ジャンプの軌道が独特で空中での挙動がフワフワしていたり操作型のPKサンダーを自らに当てて突進するなど、慣れるまでは扱いづらい上級者向けのファイターというポジションで全作共通している。
特に、先述の『PKサンダー』を用いた体当たりでの復帰は、安定して出来るようになるまでは練習が必要な上、フォックスの『リフレクター』やむらびとの『しまう』といった飛び道具を反射したり吸収する技に妨害されやすい(後者に至っては『スマブラ3DS/WiiU』でのリュカ参戦PVでもネタにされている)。
小さい体とフワフワした動きで軽量級と思われがちだが、見かけによらず体重設定は重めで中量級に位置している。また、シールドを超能力で補強しているので他のファイターよりシールドが少し大きいという特性もある。
その他にも、空中技やダッシュ攻撃が優秀で横スマッシュのバットスイングやふっとばし力が強い後ろ投げで決めると非常に爽快である。特に、後ろ投げバーストは初代から最新作まで続いている大きな持ち味でありネスの代名詞ともなっている。
初代
オネットの町に住む平凡な少年だった『ネス』は、裏山に隕石が落ちた日から、冒険への道へ踏み出す。
ふしぎなちから=「PSI」を使うことができる彼は、さまざまな出会いを通して成長していく。
性格については、ゲーム上で深く語られたこともなく、不明な点が多い。
※キャラクター紹介より引用
隠しファイターとして登場。4体の中で一番出現難易度が高いが、優先度は条件が重複するルイージ以外の3体の中で最も高い。
『PSI』は『PKファイアー』・『PKサンダー』・『サイマグネット』を使う。バッドの打ち方は全て右打ちで統一されている。
初代と『スマブラDX』のファンファーレは『MOTHER2』の『エイトメロディーズ』のアレンジ。『スマブラX』以降では別の曲(後述)に変更された為、未だに復活を望む声が多い。
スマブラDX
ココロのチカラ”PSI”を使う少年。
オネットの郊外でふつうの少年としてくらしていたネスは、裏山にいん石が落ちた事件をきっかけに旅立つ。
さまざまな出会いとさまざまな別れを経験し、終盤では、自分のカラダを捨ててまで戦いぬいた。
※『フィギュア名鑑』より引用
初期ファイターとして登場。また、原作から彼が唯一覚えている『PSI』で溜め時間が大きく射程が短いが威力が高い『PKフラッシュ』が追加された。
発動時に拳を握りしめながら屈んで力を溜め、光を放つモーションは『MOTHER』の実写CMでニンテンとアナが行っていた攻撃と似ている。なお、バットの打ち方は第4作目まで右打ち、勝利ポーズの素振りは左打ちという器用さを見せている。
また、本作から『オネット』と『フォーサイド』がホームステージとして登場した。しかし、前者は3DS版を除いて最新作まで登場した一方で後者は『スマブラX』と『スマブラ3DS/WiiU』では未登場となり、暫く影を潜めつつあったが......(後述)
オールスター戦3
カービィやピカチュウ、アイスクライマーと並んでファンシーげなキャラとして扱われている。
スマブラX
ごく普通に暮らしてた少年。
ある日、裏山に落ちたいん石を見に行った際に出会う宇宙人から未来の危機を告げられ、旅に出ることになる。
ココロのチカラ”PSI”を使うことができ、同時にバットやヨーヨーも使いこなす。
ホームシックを克服しながらギーグを倒すために頑張る少年である。
※『フィギュア名鑑』より引用
再び隠しファイターとして登場。しかし、OPに登場している上に対戦回数による出現順が1番目である為、扱いは表ファイターに近い。
本作から導入されたアシストフィギュアでは『ペンシルロケット』で敵を攻撃するジェフが、『最後の切りふだ』では原作でプーが覚えた『PKスターストーム』が初登場。どちらも最新作まで採用されている。
なお、リュカの参戦に伴いMOTHER組で統一させる必要が出た為、ファンファーレが『MOTHER』のタイトルBGM『MOTHER EARTH』に変更された。
アドベンチャーモード『亜空の使者』
廃墟の公園でポーキーによって操られたキングのぞうに追われていたリュカの元に駆け付け、一緒にポーキーを退ける。だが、その直後に現れたワリオが放ったダークキャノンからリュカを咄嗟に庇った事でフィギュア化し、彼に攫われてしまった。
その後、ワリオからフィギュアを強奪したデデデの計らいで時限スイッチが付けられる。これ以降は暫く出番が無かったが、終盤でタブーによって殆どのファイターがフィギュアにされてしまった際にスイッチの効果が発動し、ルイージと共に復活する事が出来た。
その後、助けてもらったデデデもスイッチで復活させ最終決戦へと赴く事になる。このような経緯から、自動的にラストメンバーになる数少ないキャラクターとなっている。
なお、原作や従来のシリーズでは見せなかった歯が見えて可愛いとファンの間では評判になっている。
スマブラ3DS/WiiU
イーグルランドの小さな町オネットに住む少年。
見た目はごく普通の少年だが超能力を使える。
『MOTHER2 ギーグの逆襲』の中でギーグを止めるため、旅に出る。
『スマブラ』では、PSIやバット、ヨーヨーを使って戦う。
PKサンダーは軌道を操作できる。
自分に当てて、その勢いで相手に体当たりすると大ダメージを与えられる。
※『フィギュア名鑑』より引用
3DS版では隠しファイター、WiiU版では最初から使用可能なファイターとして登場。前者では『スマブラX』と同様、対戦回数による出現順は1番目になっている。
『PKスターストーム』のSEが原作準拠になり、軌道が変えられるようになった。
スマブラSP
隠しファイターとして登場し、前2作と同様に時間経過による出現順では1番目。また、初めて全てのボイスが流用となった。
本作では幾何学的なエフェクトが追加された事で技の再現度が大幅に向上しており、『PKファイアーγ』や『PKフラッシュγ』、『サイマグネット』、『PKスターストーム』の4種類に原作のエフェクトが登場する(なお、『PKサンダー』のみ『MOTHER3』からとなっている)。
全体的な性能は前作と大きく変わっていないが、『PKフラッシュ』が地面まで達しても消え去らずに自動で発動したり、空中上攻撃がヘッドバッドから『PSI』を用いた技になるなど一部の技の仕様やモーションが変更されている。
また、『最後の切りふだ』の『PKスターストーム』は発動中の背景が原作で登場した重要アイテム『おとのいし』の背景に変更され、更にこの時にポーラとプーが応援に来てくれるようになった。それぞれのポジションは違えど、スマブラで遂に4人全員が登場した夢の構図は多くのファンの人々に感動を与えた。
バッドの振り方は画面の右側を向いている時は右打ち・左側を向いている時と勝利ポーズでは左打ちで使い分けている。また、ホームステージでは『オネット』だけでなく『フォーサイド』も久々にカムバックした。
更に、MOTHER組のファンファーレが『MOTHER』の『EIGHT MELODIES』のアレンジに変更された。
勝ち上がり乱闘『ホームシック!オネットに帰ろう』
ホームシックになった彼が、原作で訪れるステージの順番と逆のエリアから家に帰るシチュエーションになっている。途中では原作に関係無いステージも出て来るが、殆どの場所は再現出来る物が選ばれている。
ROUND1 『マジカント』(5Pカラーのネス) |
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原作の同エリアで登場する幼少期のネスが元になっている。 |
ROUND2 『ニューポークシティ』(リュカ) |
原作で唯一元になっているエリアが該当していないが、恐らくMOTHER組繋がりというサプライズとして登場。 |
ROUND3 『フォーサイド』(ロボット×3) |
原作の同エリアで、『モノトリービル』を徘徊するみはりロボットが元になっている。 |
ROUND4 『ゲルドの谷』(シーク) |
原作の『サターンバレー』で"谷繋がり"という点から。また、アシストフィギュアではどせいさんだけが出るようになっている。 |
ROUND5 『ルイージマンション』(6Pカラーのトゥーンリンク) |
原作の『スリーク』で"ゾンビ繋がり"という点から。また、アシストフィギュアではこの街から仲間に加わったジェフが出やすくなっている。 |
ROUND6 『オネット』(むらびと&しずえ) |
原作冒頭の同エリアで、スターマンのむすこと戦うイベントが元になっている。また、アシストフィギュアではスターマンが出やすくなっている。 |
BOSS 『終点』(マスターハンド&クレイジーハンド) |
初代から続くお馴染みのステージとボス。なお、クレイジーハンドはホンキ度7.0以上で出現するようになっている。 |
そして、クリア後に見られる一枚絵は......これもファンにとって思わず感動するサプライズとなっているので必見である。
余談
名前の由来
- RPGの主人公である為プレイヤーが自由に名前を付けられるが、現在では公式でデフォルトネームの1つである"ネス"が彼の便宜上の名称となっている。
- 名前の由来は、海外版ファミリーコンピュータ『Nintendo Entertainment System』の略称『NES』から取ったとされている。
- ただし、ネスの綴りはSがひとつ多い"NESS"なので、『SNES』(海外版SFCの略称)のアナグラムという説もある。
作のCMに出演した事が由来となっている。
- 他のキャラクターの名前や好物・カッコイイと思うものにもSMAP由来のネーミングが出てくるのでネタとして一見の価値あり。一通り『おまかせ』でどんな物があるのかを見てみよう。
ニンテンとの関連性
- なお、本作のサブタイトルは『ギーグの逆襲』だが裏を返せば赤の他人の所に逆襲してしまった事になる。
EarthBound
- 海外版『MOTHER2』である『EarthBound』では、13歳という設定になっている。
- 恐らく、12歳以下の子供が遠くまで出歩く事をアメリカでは問題視されるという事情に配慮した結果とされている。
- この事から、海外版では新たに専用のネスのビジュアル(立体フィギュア)が存在している。
- こちらでは頭身がやや高くなっており、ハーフパンツのズボンや首元から赤い服を重ね着した衣装、後ろ向きに被った野球帽、少し長めの前髪、眉毛が確認出来る。
MOTHER3
- ネス本人は登場しないが、キングPが作り上げた街『ニューポークシティ』の映画館で『キングPがセレクトしたステキな冒険映画』の本編に、彼の冒険の様子が上映されている。
- また、その売店では彼の帽子と酷似した『あかいぼうし』が販売されており、店で購入出来る防具の中では最上級の性能となっている。
- ラストダンジョンの『エンパイアポーキービル』では、前作に登場した乗り物や機械などが展示されている大部屋をボートで進んでいくエリアがあるが、このボートの後方にはネスの家を再現したオブジェが置かれている。
- 更に、『イカヅチタワー』のとあるエリアではキングPが宝物として大事に保管している『ともだちのヨーヨー』があるが......?
スマブラシリーズ
- また、『ロボボプラネット』で初登場したコピー能力『エスパー』は彼の赤い帽子とよく似た青い帽子を被っている。
- 説明文には"エスパー少年の姿のような能力"とあるが、この特徴が当てはまるキャラクターといえばニンテンかネスのどちらかである事、更にその能力をコピー出来る敵の1体の名前がネスパーである事から、実質的に彼のオマージュである事が伺える。
- 更に、『星のカービィ スターアライズ』ではポーズ画面の説明文に"いくぜOK、エスパー少年!"という一文があり、これはスマブラの彼のアピール時の台詞から由来しているのではないかと考えられている。
- ネスが参戦した事がきっかけで、当時売れ行きが著しくなかったのか"時代遅れのグラフィックのRPG"と見なされワゴンセールになっていた『EarthBound』(海外版の『MOTHER2』)が再評価された。
- 以前は任天堂のキャラクターで知名度が低い部類にあったものの、彼の参戦によって「彼は一体誰だ?」と囁かれ「これがあの『EarthBound』の主人公である」と判明してから状況が一変したと言われている。
その他
- WiiU版の『スーパーマリオメーカー』では、彼のキャラマリオが登場している。
- 実際に変更すると、様々なSEが『MOTHER2』の物に変わるという仕様まで見られる。
関連イラスト
関連タグ
メインタグ
ポーラ(MOTHER) ジェフ(MOTHER) プー(MOTHER)
スマブラファイター
9.ルイージ→10.ネス→11.キャプテン・ファルコン
中の人繋がり
いずれも何かしらの形で『スマブラ』に登場しており、更にどれも同じ声優がが担当している。
こちらも中の人繋がりのキャラクターの1人。厳密には本物の超能力者ではないが、作中で登場する「エスパーですから」という台詞でよく話題になりやすい。
モデルになったと思われる他作品キャラ
- レッド (『ポケットモンスターシリーズ』)
『初代ポケモン』は本作をオマージュした作品である。その為か、主人公もキャップ帽やリュックを身に着ける、自転車に乗る、隣の家の子が旅先でちょっかいを出してくるなど共通点がある。
『スマブラX』と『スマブラSP』ではレッドではなくポケモントレーナーという名義で参戦しており、間接的ではあるものの共闘や勝負が可能となっている。
こちらも本作をオマージュした作品。作者が本作の二次創作として作った改造ソフト『EarthBound Halloween Hack』におけるネスの成れの果てがサンズだという説がある。
なお、後に『スマブラSP』でMiiファイターのコスチュームが有料DLCとしてリリースされた為、擬似的ではあるもののサンズとの共闘や勝負という夢の共演が遂に実現出来るようになった。
- ネスパー (『星のカービィシリーズ』)
『エスパー』のコピー能力を持つキャラクターの1体で、先述通りオマージュとなっている。
他の記事言語
外部リンク
公式
- MOTHER2 (『MOTHER1+2』でのキャラクター紹介)
- 12人の挑戦者たち (初代『大乱闘スマッシュブラザーズ』での紹介ページ)
- 速報スマブラ拳!!:ネス
- スマブラ拳!! (ネスの紹介ページ)
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ネス
- ファイター | 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL | 任天堂 (ネスの紹介ページ)