トサキント
とさきんと
基礎データ
概要
尾びれをたなびかせながら優雅に泳ぐ姿から、「水中の女王」や「水の踊り子」の異名を持つ。
しかし角の一撃は強烈で、金魚鉢程度の厚さのガラスなら容易く割ってしまう威力を持つ。
川や池を泳ぐのが好きなので、水槽に入れるとすぐ角で割って逃げてしまうという金魚にあるまじき生態を持っている。トサキント同士はこのツノの鋭さと太さを基準にステータスを競っている様子。
背びれと胸ひれが発達しているので急な流れの川も5ノットのスピードで楽に泳ぐ事が出来、産卵の時期である春になると、滝をさかのぼっていく。
なお、金魚の品種改良元であるフナのポケモンが存在するかは未だに不明。リージョンフォームか何かで登場するのかもしれない。
実は初代から剣盾に至るまで、全てのバージョンでいつでも野生で出現する唯一のポケモンだったが、LEGENDSアルセウス、そしてSVでもリストラされてしまったため、連続記録は途絶えてしまった。
初代において、「たきのぼり」はトサキント系列の専用技だった、しかし水技が一律とくしゅ依存だった時代においては、「なみのり」を素直に使ったほうが良かった。
後述するアニメのインパクトを買われ、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは、原作では使えないにもかかわらず「はねる」を使うモンスターボールハズレ代表として参戦している。
アニメ版
カスミのトサキント
ヒトデマン同様にカスミが初登場時から所持していたポケモンで、カスミがレギュラーから外れるまで彼女の手持ちとして登場する。大谷育江による色っぽい声で地面の上を跳ね回り、視聴者に強烈なインパクトを残した。水のない所ではじたばた跳ねるだけであるが、水中戦では活躍する。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
こちらでもカスミのポケモンで登場。2章で四天王が差し向けたポケモン軍団にハナダシティが襲われた際には「たきのぼり」「ちょうおんぱ」でゲンガー軍団を撃破している。