基礎データ
全国図鑑 | No.0182 |
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ジョウト図鑑 | No.086 |
ホウエン図鑑 | RSE:No.091 ORAS:No.095 |
セントラルカロス図鑑 | No.108 |
ガラル図鑑 | No.058 |
英語名 | Bellossom |
ぶんるい | フラワーポケモン |
タイプ | くさ |
たかさ | 0.4m |
おもさ | 5.8kg |
とくせい | ようりょくそ/いやしのこころ(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ |
進化
ナゾノクサ → クサイハナ(Lv.21) ┬→ ラフレシア(リーフのいし)
└→ キレイハナ(たいようのいし)
概要
第2世代から登場する、ラフレシアとは別の進化を遂げた花のポケモン。
頭の横にハイビスカスのような花飾りをつけ、他の一族とは雰囲気が変わって強い日差しの場所が似合うフラダンサーのような風貌になり、実際アニメでもゲームでも集団で陽気にフラダンスを踊っていることが多い。
彼女たちの踊りは太陽を呼ぶ儀式とも言われており、十分に光を浴びると下半身の葉が回り始める他、互いの花びらが触れ合うと心地よい音が鳴り響くという。主に晴れの日に行われるようだが、雨季の終わりや、曇り空が続く日にも行われる。
クサイハナ時代が臭ければ臭いほど、それが進化した個体が咲かせる花は美しいとされ、日差しを浴びると頭の花がくるくると回り出す。
太陽の出てない時間帯は大人しくしているようで、夜は花を窄めて寝ている事が多い。
イメージ通り南国に多く生息するポケモンであるようだが、何故かその最たるアローラ地方には進化前共々一切出現しない。ダンスが南国の名物だと解説されているのにどうした事であろうか。
逆に比較的寒冷なガラル地方には生息している。
元あったどくタイプが消え失せ、タイプはくさタイプのみとなる。進化するとタイプが単一から複合になったり、複合でも構成が変わる例は多いが、複合から単一になるのはこのポケモンとメガボスゴドラ位である。
クサイハナの身長が0.8mなのに進化したら0.4m。クサイハナどころかナゾノクサ(0.5m)よりも小さくなり、可愛らしい外見と少女的な雰囲気(ただし、ちゃんと雄の個体も存在する。というか、性別比は50:50)から、厳しい性能ながらも一定の人気を集めている。
ちなみにスカート状の下半身を下から覗いても足はない。アニメではぴょんぴょんと跳ねて移動している。もしかしたら腰ミノ状の葉が足なのかもしれないが、ゲームでは歩行時に空中浮遊しつつも二足歩行で歩くかのごとく上下に揺れる。足跡は無いので腰蓑は足扱いではない。つまり、どう観察しても結局は謎である。
昔の公式イラストでは体の色がナゾノクサ同様青い時代もあったが、現在は黄緑色で定着している。
ゲーム中では当時から緑色であり、ポケモンカードゲームでも金銀発売直後の「金、銀、新世界へ…」に収録されたカードのイラストは緑色となっていた(イラストを手掛けたのはデザインを手掛けたにしだあつこ氏)。
色違いでは体が初期の公式イラストに近い紫色となっている。
ゲーム上での特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
75 | 80 | 95 | 90 | 100 | 50 | 490 |
ステータスは素早さが低いものの、それ以外全体的に高めの平均型。
ラフレシアに比べるとやや耐久よりのステータスになっており、特攻と特防を入れ替えた種族値なっている。第六世代ではさらに防御力が10強化された。
金銀では進化すると毒タイプが外れるためか、技マシンで「ヘドロばくだん」を覚えなくなる。
進化すると小さくなる、単タイプになる事も併せて珍しい事例。
なお、ルビサファ以降は使用可能(でも「どくどく」は金銀でも覚える。何が違うというのか?)。
ORASではナゾノクサが「ムーンフォース」を習得できるようになったため、当然ながらその進化形であるキレイハナも使える。草を半減するドラゴンに刺さるので有用性は高い。
しかし、これにより太陽の石で進化する癖に月の力も使えるというとんでもない矛盾が生じている。…その優遇をムンフォ覚えないフェアリーにも分けてやってください。
第7世代では何と新たにレベルアップ技で「ちょうのまい」を習得。どこぞのドレディアのようになったが、攻撃技のレパートリーはこちらが上である。
続けてUSUMでは「ちからをすいとる」を獲得。これにより、物理アタッカー相手には「ちからをすいとる」で耐久し、特殊アタッカー相手には「ちょうのまい」を積むという、高い耐久力と回復力を兼ね備えた積みアタッカーの性能を得ることに成功した。
一方のラフレシアもちからをすいとるを取得。こちらはちょうのまいを覚えなかったが、どくタイプであることを生かした物理受け兼特殊アタッカーとして研究され、元々役割が被りがちだった二匹は明確な差別化と強力な技構成を得ることに成功したのである。
第8世代では「やどりぎのタネ」を取得し、更に要塞型として強化されている他、バトンタッチ要員としても覚醒。その一方で何故か「じゃれつく」、「タネマシンガン」等の物理技も習得している。
キレイハナはどちらかといえば特攻型だが、攻撃種族値も80と低くはなく、「つるぎのまい」も覚える為、特性「ようりょくそ」と合わせた物理アタッカーというのもなくはないかもしれない。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ヒカル(無印122話)
- ミノルの両親(無印178話)
- ハルノ(無印200話)
- ナビ(無印249話)
- ナタネ
- ノア(DP138話)
- エリー(BW113話)
漫画版
- エリカ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンGO』
クサイハナにたいようのいしを使って進化させることでのみ入手が可能。
現状野生の個体は一切確認されていない(いたとしても超低確率でしか出現しないと思われる)。
同作では進化アイテムが非常に入手しづらいこともあり、入手難易度は高い。
たいようのいし自体も、他にヒマナッツ → キマワリの進化に必要となるため、どちらに使うか悩みどころである。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』
DX以降に登場。モンスターボールから登場すると、「あまいかおり」で近くの相手を眠らせる。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ヒカルのレイとハナ
- 無印122話「キレイハナのバトルダンシング」で登場したラフォールタウンで出会ったパフォーマー・ヒカルの手持ちである2匹が登場。ポケモンパフォーマンス大会に向けて練習をしているが、ハナが怖がって最後の決め技・ムーンサルトが出来ずにいた。ヒカルは止むを得ずムーンサルト抜きで出場することにしたが、ポケモンを奪いに来たロケット団との戦闘でムーンサルトが成功してロケット団を撃退。大会でも見事に決める事が出来た。
- 無印239話
- 野生のポケモンとして登場。研究員のサイガによればラフレシアとキレイハナが縄張り争いを毎日繰り広げているという。サトシ達が止めようとしても治まらなかった為、最終的に争いの無意味さを双方に分かってもらうために逆にとことん喧嘩させた結果、両者はようやく争いの無意味さを理解し、ロケット団を撃退した事をきっかけに打ち解ける。
その他
- 無印178話:ポポッコのトレーナー・ミノルの両親が連れていた。
- 無印200話:ハーブを自宅でポケモン達と栽培し、サトシのベイリーフを助けた老婦人・ハルノのポケモンで登場。
- 無印249話:チアリーダーのナビのポケモンで登場。
- DP編:ジムリーダー・ナタネや、138話ではノアのポケモンで登場。
- XY57話:シトロンのハリマロンがナンパしていた相手だが、ジト目で返してフッていた。なおトレーナーはユリーカにシルブプレされていた。
無印 | 225話 |
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AG | 11話・14話・15話・35話・63話・74話 |
DP | 28話・86話・171話 |
BW | 127話 |
XY | 136話 |
SM | 42話 |
新無印 | 32話・40話・79話 |
劇場版 | 時を超えた遭遇・超克の時空へ・幻影の覇者・神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章でエリカの手持ちで登場。前章ではクサイハナであった。よくボールの外に出して連れ歩いていたことから、お気に入りの1匹である模様。
関連イラスト
pixivに投稿された最古のキレイハナ
関連タグ
0181.デンリュウ/メガデンリュウ→0182.キレイハナ→0183.マリル
たいようのいし繋がり
同くさ単タイプ
その他
ハイビスカス:恐らくモデルと思われる