心の闇
こころのやみ
それは心に潜む毒。人類から切り離せない根源的な歪み
概要
「怒り」「嫉妬」「怨恨」「憎悪」など内面に抱えたネガティヴな感情全般を端的に言い表す言葉である。
要は、ダークサイドの心理であり、その内容は社会的には認められにくいようなものである事が多い。当然ではあるが、ほぼ全ての人が大なり小なり抱えているものであり、むしろ、そういうものを持たない者の方が不自然である。
ただし「深層心理」などと共に、事件などの原因を分析する際などに、とりあえずこの言葉を出しておけば知ったような事を言える便利なフレーズとして用いられることも多い。
「心の闇」という言葉に対して「ルサンチマン」という言葉がよく引き合いに出されるが、こちらは「自分では到底敵わない強者に対して抱く怒りや嫉妬、怨恨等の負の感情」という意味であり、そこから転じて「強い者は悪とみなし弱い者こそ善であるとみなす(ことにより自己の弱さを正当化する)」という、価値観の転倒を意味する言葉である。
心の闇の集合体
古今東西の創作物で、ラスボスが人々の「負の感情の集合体」であったといったケースはそれなりに多く、自分たちの悪と向き合うアンチテーゼ的な展開として描かれることもしばしば。その場合、当人も自らを生んだ苦しみに苛まれている事がある。
また、人々の邪心が消えない限り何度でも蘇りうるという点から、世界そのものを成り立たせまいとする反作用的な存在として描かれることもある。こちらの場合まともな人格を有していない事もしばしば。
- ノイズ（スイートプリキュア♪）
- 皇帝ピエーロ（スマイルプリキュア!）
- プロトジコチュー（ドキドキ!プリキュア）
- ディスピア（Go!プリンセスプリキュア）
- ニャルラトホテプ（ペルソナ2）
- 統制神ヤルダバオト（ペルソナ5）
- アポカリモン（デジモンアドベンチャー）
- 白面の者（うしおととら）
- 哀しみの王（風のクロノア2）
- ナイトメア（星のカービィ(アニメ)）
- 氷触体（マグナゲートと∞迷宮）
- ダークマター（ポケモン超不思議のダンジョン）
- 呪霊（呪術廻戦）
- 悪魔（チェンソーマン）
- アンゴルモア（のび太の宇宙漂流記）※ドラえもんの憶測
- 虚（BLEACH）
- 仮面ライダーコア（MOVIE大戦CORE）
- 悪魔（仮面ライダーリバイス）
- 妖怪軍団（忍者戦隊カクレンジャー）
- ドン・アルマゲ（宇宙戦隊キュウレンジャー）
- ヤプール（ウルトラマンA）
- ジュダ（ウルトラマン物語のみ）
- 黒い影法師（大決戦!超ウルトラ8兄弟）
- 名無し（6期鬼太郎）
- ネビュラグレイ（ロックマンエグゼ5）
- ゲーデ（レディアントマイソロジー2）
- ズール皇帝（六神合体ゴッドマーズ）
- ペルフェクティオ（スーパーロボット大戦D）
- ケイサル・エフェス（第3次スーパーロボット大戦α）
- サタン（キン肉マン）
- 旧ビースト（Fate/Prototype）
- ガァルル（プリパラ）
- イリス（バトルガールハイスクール）
- 邪神ヴィッチ（盾の勇者の成り上がり）
- ハートレス（キングダムハーツ）
- ホールくん（ドロヘドロ）
- トットムジカ（ONEPIECE）
- デボネア（アニメ版魔法騎士レイアース）
- ダアク（アニメ版ミルモでポン!）
- 皇帝バグラー（スーパーボンバーマンRのみ）
- ケガレ（双星の陰陽師）
- ル=コボル（スーパーロボット大戦K）
- 闇のアルカナ・ギーァ（アルカナハート）
- ユリス（テイルズオブリバース）
- ラモエ（FFクリスタルクロニクル）
- 時を喰らうもの（クロノクロス）
- エグゼナ（サモンナイトエクステーゼ）
- 黒竜カオス（EverOasis）
- 虓魔王（ウルトラ忍法帖）
- ネガティビトロン（リトルビッグプラネット2）
- 悪神・大龍（天穂のサクナヒメ）
- セドナ（うみものがたり）
- オレイカルコス（遊戯王DM）
- キングモンスター（正義のシンボルコンドールマン）
- メビウス（ゼノブレイド3）
- 試練使い・シレン（すしペット）
特殊なケース
- ヘルダルフ（テイルズオブゼスティリア）
- ベルク・カッツェ（ガッチャマンクラウズ）
- 闇皇帝/黒魔神闇皇帝（SD戦国伝）
- 先人類の王（魔法少女サイト）
- ナラク・ニンジャ（ニンジャスレイヤー）
- ジャック・ザ・リッパー（Fate/Apocrypha）
- 岸浪ハクノ（Fate/EXTRA_Last_Encore）
- ノアの一族（D.Gray-man）
- ヨルダ・バォト（UQ_HOLDER!）
- 覇王十代（遊戯王GX）
- ペルソナ・ヴァベル（千年の黄昏）
- アークライダー※（仮面ライダーゼロワン）
- 四災（ポケモンSV）
※視聴者による通称及びカテゴライズであり、正式な単語としては存在しない。
