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CV:置鮎龍太郎/ジョニー・ヨング・ボッシュ (英語)


概要

イレギュラーハンター第0特殊部隊隊長。エックスの先輩でもあり、無二の親友でもある。


性格

エックス以上に強烈に悪を憎み、彼と違ってイレギュラーを処分することに躊躇しない。普段は冷静沈着であり、感情をほとんど表に出さず任務を遂行するが、根は少々短気かつガサツでとても熱い性格(なお、『コマンドミッション』においてはその性格が顕著に現れており、従来作品より言葉遣い等が若干荒くなっている)。

作中何度もエックスのことを身を挺して守っているほか、『X7』においては、シグマの策略により仲間を弄ばれた末に古巣から脱走してきたアクセルに気を遣うなど、仲間思いな面もある。


恋愛には凄まじく疎い。ゼロに想いを寄せる女性型レプリロイドが多く存在するアイリスレイヤー、ロクゼロ時代で人間も含めるとシエルも)ようだが、いずれも実ってはいない。


戦闘能力

当初は自己搭載武装の「ゼロバスター」を主装備にしていたが、『X2』で復活した際に手持ち武器である「ゼットセイバー」を入手、これを駆使した近接戦闘スタイルが基本となっていった(それに伴いゼロバスターの存在はフェードアウトしていき、シリーズ後半は登場せず、ゼロシリーズでは代わりに手持ちの銃を使っている)。


また、X2でボスとして登場した際には、ゼロバスター二連射の後にゼットセイバーから飛ぶ斬撃を放つ三段技「ダブルチャージウェーブ」、地面を殴りつけて周囲に瓦礫を散乱させる技「アースクラッシュ」を使用しており、後のシリーズでもこれらに似た技を使用することが多い。


エックスのように特殊武器を使う機構は持たないが(『X3』、『X8』除く)、戦った相手の動きをインプットして様々な技を習得できる「ラーニングシステム」を搭載している。


使用武器

ゼロバスター(X1~X3)

ゼットバスター(X5~X6)

ゼットセイバービームサーベル)(X2~)

Vハンガー(二刀流ビームナイフ)(X7)

Dグレイブ(ビーム薙刀)(X7~X8)

Kナックル(X8)

Bファン(扇二丁)(X8)

Tブレイカー(ハンマー)(X8)

Σブレード(X8)


使用技

リンク先は、倒す事でその技を習得できるボスキャラ。

X4

雷神撃(突き)

氷烈斬(下突き)

疾風牙(ダッシュ切り)

空円舞(エアジャンプ)

空円斬(空中回転切り)

龍炎刃(ジャンプ切上げ)

天空覇(一部の敵の攻撃を切り払う)

飛燕脚(エアダッシュ)

落鳳破(ギガアタック)


X5

三日月斬(空中回転切り)

電刃(ジャンプ切上げ)

断地炎(下突き)

滅閃光(ギガアタック)

疾風(ダッシュ切り)

双幻夢(ソウルボディ)

飛水翔(エアダッシュバリア)

ダークホールド

電刃零

真・滅閃光

真月輪

幻夢零

ソウルボディ


X6

翔炎山(切上げ)

落鋼刃(下突き)

円水斬(回転切り)

旋墜斬(空中叩き切り)

氷狼牙(天井から攻撃)

烈光覇(ギガアタック)

ヤンマーオプション

ガードシェル


X7

波断撃(衝撃波)

斬光輪(光のホイール)

水烈閃(Dグレイブ技)

双燕舞(Vハンガー技)

雷神昇(雷風ジャンプ切上げ)

飛影刃(追撃鎌鼬)

獄門剣(カウンター)

爆炎陣(ギガアタック)


X8

氷龍昇(アッパー回転切り)

炎降刃(下突き)

重波斬(フルスイング)

葉断突(ダッシュ突き)

雷光閃(止まってからダッシュ突き)

螺刹旋(空中回転切り)

旋風脚(空中回転蹴り)

天照覇(ギガアタック)

烈鏡断(敵のエネルギー弾を跳ね返せる)

Dグレイブ

連葉断(連続突き)

Kナックル

岩斬波(衝撃波)

雷迅拳(ブロー)

炎降脚(斜め下キック)

昇竜拳(アッパー)

Bファン

絶鏡断(敵に向かってエネルギー弾を撃ち返せる)

Tブレイカー

大烈鎚(フルスイング+衝撃波と振動)


ブラックゼロ

X4・X5・X6・X8に登場するゼロの隠し形態。


ゼロの出生

テスト起動

生みの親は、初代ロックマンシリーズに登場したアルバート・W・ワイリーである。

型式番号は「Dr.w LAST No」もしくは「DR.W.NO∞」。

ワイリーがどの時期からゼロの開発を始めたかは不明だが、エックス同様に厳密にはレプリロイドではない(エックスのデータを元に開発されたのがレプリロイドであるため)。

製造の目的も定かではないが、各作品での描写から、恐らくはロックマンを越えるロボットを目指していたと思われる。

しかし、ライト博士がエックスの潜在的危険性(「悩む」事ができ、自分の意思で考える事ができるため、必要な状況になったなら、ロボット三原則を無視し人間を手にかける事すら可能である、必要な事態になっても彼がやるかは別として)を憂慮し、封印した事に対応して、自身もまたゼロを封印する事に決める。

それがライト博士の考えに呼応した物だったのか、あくまでもエックスを超えるためのロボットであり、エックスが居ないならば存在意義がないと感じたからなのかは不明である。


内部構造さえよくわからない部分が多く、ライト博士をして「体の仕組みがわからない」と言わしめた。一応、ライト博士でも潜在能力を引き出し、性能を向上させることはできるのだが、強化アーマーまでは作れないレベルで解析が困難。『ロックマンゼロ』の時代においても完全な解析は成されていない、オーパーツレベルの超技術が使われている。その一方でエックスとの腕部の互換性があったりと、謎の残る部分が多い(「χ-Kai」の設定を適用すると元々エックスのコピーも作っていたからかもしれない)。


なおエックスがロックマンから受け継いだ武器可変システム(いわゆる特殊武器)は実質的な先代機に当たるフォルテには装備されていたにもかかわらずオミットされ、代わりにワイリーが独力で開発したと思われる、敵の動きを学習して自らの技とする「ラーニングシステム」が搭載されている。ただしこのシステムがあることが設定されたのは『X4』からなので、それ以前は技を使うことができない。


余談だが、ある作品でゼロの設計図を見たフォルテ「髪の長い女みたいなロボット」と嘲られる描写がある。


無題

ワイリーの思惑とは裏腹に、未来ではライト博士の忘れ形見であるエックスと固い絆で結ばれた戦友となる。

彼の呪われた宿命が、結果的に世界規模の災厄をもたらした事は確かである。しかし、その宿命に最後まで屈する事無く、最後まで、友と自分を信じてくれる者達、そして人類とレプリロイドの未来と平和のために戦い抜いたその生き様は、まさに「英雄」たる「ロックマン」そのものであり、皮肉にもかつての若かりし頃のワイリーが目指した「ロボットのヒーロー」だった。


全ての始まり

とある廃墟で発見された当初、ゼロは周囲を見境なく攻撃する暴走状態となっており、処理のために出撃したであろうイレギュラーハンターのガルマの部隊を全滅に追いやっている(Dr.ワイリーの象徴ともいえるドクロマークが描かれたカプセルから目覚めたことから、この廃墟はワイリーの研究所跡地と思われる)。


そこに新たな対処役として、Dr.ケインによって最初に生み出されたレプリロイドであり、当時としては最強の戦闘能力を持っていたイレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長、シグマが派遣される。

戦闘を開始してしばらくはシグマが優勢であったが、攻撃を受けてもダメージを負わないどころか、不気味な笑みを浮かべながらなおも向かってくるゼロに対し、シグマは次第に焦りを見せ始める。そして戦闘後半、「ラーニングシステム」によりシグマの動きを学習したゼロによりとうとう形勢逆転され、シグマは片腕を引き千切られる。高笑いしながらシグマをなぶり続けるゼロだったが、突如額の水晶体部分に「W」のマーク(恐らくはワイリーのシンボル)が浮かび上がり、ゼロは頭を抱え苦しみ出す。その隙を突いたシグマの渾身の一撃によって額の水晶体を叩き割られ、機能停止に陥る。


X4のシグマの回想

その後ゼロはイレギュラーハンター本部に回収され、Dr.ケインによって綿密な検査が行われる事になる。意識を取り戻した本人は暴れていた時の記憶を失っており、それまでとは別人の様に大人しくなっていた。


ゼロの高い潜在能力を見込んだシグマは、監視も兼ねて彼を自らの指揮するイレギュラーハンター第17精鋭部隊に配属させる。配属先で数々の功績を上げたゼロは、特A級ハンタークラスにまで上り詰める。その後新米ハンターとして同じく第17精鋭部隊にエックスが入隊し、彼の良き先輩であり無二の友となる。エックスの甘過ぎる行動には度々呆れていたものの、内心では彼を認めており、自らと同等かそれ以上である高い潜在能力の存在にもいち早く気付いていた。


本編の活躍

ファーストゼロゼロ

X1』まではエックス(もしくはロックマン)に近いボディの形状をしていたが、同作にて大破し、次回作である『X2』で復活した(復活後、第0特殊部隊隊長へと栄転した)際、武器の追加、装甲の形状変化など、アーマーによるモデルチェンジのない彼にとってほぼ唯一の大幅なデザイン変更がなされる。この追加装備は、ゼロを修復したサーゲスによるものである。ゼロには「ゼットブレイン(額の逆三角形のレンズ)」と「ゼットハート(胸の半球形のレンズ)」という機構が設けられているが、それらがどのような機能を有しているかは明かされていない。また普段は外郭で隠れていて見えないが、胸部装甲の内側にワイリーマークが刻まれている。


しかし、戦友のカーネルや自身に好意を寄せるアイリスを自身の手で葬らざるを得なかった『X4』の事件により、彼にとってのイレギュラーという存在の定義そのものが激しく揺らいでいく事になる。その為『X4』の直後である『X5』では迷う描写が見られ、ルートによっては自分が消える道を選ぶことも。生存ルートから繋がるその後のシリーズにおいても、自分の引き際を考えている節がある。自らがかつてイレギュラーであり、場合によってはその中心となる存在であるということを本人は激しく嫌悪しているようで、イレギュラーという存在に対する嫌悪はエックスやアクセルよりも強く、言葉のところどころにそれが現れている。


イレギュラーハンターXのVAVAモードでは、エックスと共にラスボスとして登場する。弱点はカッター系兵装


エグゼにおけるゼロ

ロックマンエグゼ トランスミッション』で初登場。他のシリーズのゼロとは無関係であるが、電子機器やネットナビに感染し機能を著しく低下させ、そして進化を続けるウイルス、「ゼロウィルス」から偶発的に生まれた“心あるウイルス”として登場する。

詳細はゼロ(ロックマンエグゼ)を参照。


また、6のラスボスであるグレイガのモチーフでもある。


ロックマンゼロにおけるゼロ

本シリーズの主人公。

世界観に合わせてデザインが変わった。

記憶を失っており、Xシリーズの頃より寡黙な性格。


ナイトメア事件(ロックマンX6)解決から数百年後の世界が舞台。

何故か封印されていて、エックス率いる組織ネオ・アルカディアに対抗するレジスタンスの少女シエルの手により目覚める。


詳しくはゼロ(Z)を参照。



ロックマンXDiVEにおけるゼロ

行くぜ!

サービス開始時からAランクキャラとして実装。


スキルは、『X4』時代のラーニング技だった「龍炎刃」、「落鳳破」で構成されており、上から湧いてくる敵に強い性能となっている。

また、本作の装備にはミリタルバスターというゼロバスターに酷似したものがあるため、装備させてみるのもいいかもしれない。


ロクゼロの方の彼も『ゼロ(Z)』として、Aランクの別キャラ枠で登場しており、使用技がシールドブーメランやゼロナックル等、性能もロクゼロの作中にちなんだものである。そのためXの方の彼と比べると若干癖があるが、ゼロナックルには相手に武器使用禁止状態にさせたり回復効果が備わってたりと貴重な恩恵もある。


別キャラとしてSランクにブラックゼロ覚醒ゼロの他にイベントに合わせたゼロWコーデ(スキン)、夜祭のゼロが登場しており、2021年ではなんとあの「アブソリュートゼロ」や「ゼロナイトメア」が参戦。ゼロだけでもバリエーションがかなり多いのである。


「ロックマンちゃん」におけるゼロ・・・ではない

???「幸せですか博士?(ボソッ)」

ワイリー「なんでコイツは人が傷つく事ばかり言うんだっ!!?」


第16話(後編)において、ロックマンの設計思想を継ぐ次世代型ロボットの開発をライト博士が行っていると知ったワイリーが開発したゼロに酷似した名称不明のロボットが登場している。

ワイリー曰く「ロックマンをベースに、小生意気な小娘のヘアスタイルを取り込み、マヌケなグルグル目玉ロボの胸部を踏襲、駄犬のカラーリングに染め上げた最強のロボット」を開発したつもりなのだが前述のような問題作へとなった。


第27話(中編)でエックスそっくりのプロト8と共に再登場し、名前が「プロトレッド」である事が判明している。ラトールに苦戦するロックマンたちにE缶を渡しに来たが、それが不本意であると語ったり、人類は愚かだとさらっと言ってのける空気の読めないキャラクターとして描かれている。


名言


その他

プロジェクトクロスゾーンおよびその続編に、ロックマンX枠で登場エックスとペアユニットで登場

<XからなのでCVは置鮎龍太郎氏>


また、ULTIMATE_MARVEL_VS._CAPCOM_3ではロクゼロ時代のゼロフルアーマーエックスVAVA、アクセル、フォルテに因んだカラーリングに変更できる。何気にロクゼロ時代の姿のモチーフになったゼロの兄弟機とも言うべきフォルテがカラーリングの候補に入っている辺りスタッフの愛が感じられる。

パッと見ると、ゼロ2のフォームチェンジのように見えなくもない。


Nintendo Switchで発売された『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』には、X2以降の容姿でアシストフィギュアとして参戦。ダッシュ移動で敵を探し、敵を見つけるとゼットセイバーで攻撃を行う。なお、Dr.ワイリーも同じくアシストフィギュアとして参戦するため、ゼロは製作者と初めて共演することになる。

同作には、担当声優を同じくする悪魔城ドラキュラシリーズのキャラクター、アルカードもアシストフィギュアとして参戦するため、既に二役が決定している。ちなみに、何故かロックマンとワイリーにはボイスがつかないため、ロックマンシリーズからの参戦者としては唯一喋るキャラということになる。

撃墜されると断末魔の叫びと共にロックマンに似た爆発で消滅する。ロックマンX3以前のものが近いが、X3のゼロはライフが0になっても(SEは流れるが)爆発しなかったりする。


前作である『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の時点で追加コンテンツの一つとして、Miiファイター用のコスチュームが配信されており、『SPECIAL』でも同じく追加コンテンツとして再販。

同じくMiiファイターのコスチュームに抜擢されていたエックスも後に再販されることになった。


立体物

食玩「マッスルパワーロックマン」、「ロックマンベース」、「スーパーマックスロックマン」にラインナップ。※現在、入手困難


フルタ「ロックマンフィギュア」にラインナップ。※現在、入手困難


コトブキヤから立体物が発売されており、本人とオモチャの立体物が同時発売された。

塗装でブラックゼロ仕様にすることも可能である。


関連イラスト

ワイナンズ・ゼロ落書き詰めRED BLUEゼロ■ゼロタツカプ参戦!■


関連タグ

ロックマンシリーズ関連

ロックマンX ロックマンゼロ ロックマンゼクス ゼロ(Z)


ダブルギアシステム:ワイリーが若い頃に作ったロボット強化装置。当時のワイリーはロボットを世間に認められるヒーローにすると言う真っ当な理想を持っていた。まさにゼロは皮肉にもかつてのワイリーのそんな理想を体現したと言える。


二次創作やCPなど

ゼERO ゼロアイ ZIZゼロ スパゼロ おべんとう


他作品

???・・・とある同じカプコン作品の登場人物。似た状況で奪われているようだが?


シャア・アズナブルガルマの部隊を(意図的に)全滅させた紅いイレギュラー(と書いてニュータイプ


アルカード:中の人&アシストフィギュアつながり。


その他

ダークヒーロー

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