『SURVIVE』
「俺は絶対に死ねない!一つでも命を奪ったら…お前はもう後戻り出来なくなる!」
概要
『仮面ライダー龍騎』の主役ライダーである仮面ライダー龍騎が、「SURVIVE 烈火」のアドベントカードによってパワーアップした最強フォーム。
触角等、より仮面ライダーらしい意匠が増えている。
元より戦闘力の高い龍騎がより強化された姿であるためにファイナルベントを使わずともシュートベントで敵を倒してしまう事も多かった。
しかし、それでも多彩なカードやテレポートなどの搦め手を持つだけでなく、APで勝っているオーディンには及ばず、劇中では苦戦していた。
契約モンスターのドラグレッダーもドラグランザーへと進化している。
その場に適したカードに変化するストレンジベントも使える。
ファイナルベントはバイクモードとなったドラグランザーに乗り、ドラグランザーから発射する火炎弾で相手を動けなくしてからそのまま激突する「ドラゴンファイヤーストーム」。
PS版ではバイク形態に変化したドラグランザーが炎を纏って突撃する技になっている。
ウィザード特別編では初のライダーキックを披露。因みにライダーキックのAPは500AP(25t)程。
劇場版『EPISODE FINAL』にてミラーワールドと現実世界の境界が無くなった為、直接変身する形で先行登場。ドラグランザーに騎乗してダークレイダーに騎乗したナイトサバイブと共にハイドラグーンの大群に向かっていく所で物語が幕を下ろす(変身に使用したのは通常のカードデッキであり、Vバックルに装填する動作がオミットされている)。
地上波放送ではTVSP『13RIDERS』で初登場した後、本編では第34話から登場した。つまり順序で言うと劇場版→TVSP→TV本編と、意外にもTV本編が最も遅い登場となっている。
ジャンクションではサバイブ用のカードデッキで直接変身している。
漫画版『13RIDERS』では戦いを止めるENDの方に登場し、メテオバレットでコアミラーを砕いた。
スペック
身長 | 193cm |
---|---|
体重 | 95kg |
パンチ力 | 300AP(15t) |
キック力 | 500AP(25t) |
ジャンプ力 | ひと跳び45m |
走力 | 100mを4.5秒 |
本作の仮面ライダー達のスペックは全てAPとして表示される。(1AP辺り0.05t)
所持カード
ただ武器を装備するだけの龍騎とは違い、龍騎サバイブ自身の能力を向上させる意味で使われる事が多い(ナイトサバイブも同様)。
サバイブ -烈火-
龍騎を龍騎サバイブに変化させる。ゴルトフェニックスの左の翼の力を宿している。
引き抜くと文字通り烈火が燃え上がる。
本来は仮面ライダーオーディンのカードなのだが、TVSPでは最初から所持しているかのような扱いを受けている。
アドベント
ドラグランザーを召喚。7000AP。
ソードベント
ドラグバイザーツバイを銃剣型の武器「ドラグブレード」に変形。3000AP。
厚さ60㎝の鋼鉄さえも切断出来る斬れ味を持つ。
劇中ではカードを使用せずに変形させたため未使用。
また、『テレビマガジン』2002年11月号付録のアドベントカードとして(〇〇ベントといった扱いではないものの)玩具オリジナル技である「バーニングセイバー」(7000AP)が登場している(EX-018)。
しかし、後年に逆輸入されたのかバーニングセイバーは仮面ライダーディケイドコンプリートフォームが龍騎サバイブを召喚して放つ技として使用された。火炎を纏ったX字の斬撃(或いはすれ違いざまに敵を斬り裂く技)として表現され、仮面ライダーリュウガ毎ドラグブラッカーを撃破する程の凄まじい威力を持っている。
更には『シティウォーズ』にて龍騎本人が初めて使用する事となった。
ガードベント
「ファイヤーウォール」を発動。4000GP。ドラグランザーが尻尾を振るい、直接龍騎サバイブを守る。
王蛇のヘビープレッシャーを防ぐほどの堅牢さを誇る。
何故か劇中での音声は「アドベント」になっている。
シュートベント
「メテオバレット」を発動。ドラグバイザーツバイから放つレーザーとドラグランザーの火炎を同時に浴びせる。4000AP。
ドラグクローファイヤー枠としてミラーモンスターへの決まり手として使用される事が多かった。
撃破率もかなり高いが、オーディンにはゴルトシールドであっさりと防がれてしまった。
また、『てれびくん』2002年11月号付録のアドベントカードとして(〇〇ベントといった扱いではないものの)玩具オリジナル技である「飛龍爆連弾」(7000AP)が登場している(EX-017)。
効果はドラグバイザーツバイから火炎弾を連射するというもの。
『MOVIE大戦2010』では、この技を逆輸入したのかは不明だが、ドラグバイザーツバイから火炎弾を連射する技をドラスに対して使用している。
ストレンジベント
召喚機に読み込ませると別のカードに変化するカード。
劇中では、分身を生み出すトリックベント(2000AP)、相手の装備を奪うスチールベントに変化した。
なお、スチールベントで仮面ライダーオーディンのゴルトシールドを奪取した際にはオーディンのスチールベントで奪い返されてしまった。
ファイナルベント
「ドラゴンファイヤーストーム」を発動。9000AP。
『仮面ライダースーパーライブ』ではドラゴンライダーキックを発動。また、キックだけならば『ウィザード特別編』や『Over quartzer』などの客演作品で使用している。
客演
『仮面ライダーディケイド』でディケイドの最強フォーム・コンプリートフォームが召喚(何気にリュウガと戦闘をしたのはこれが初である)。
また、『スーパーヒーロー戦記』でもグランドジオウが召喚する形で登場する。
駈斗戦士(カードウォリアー)仮面ライダーズ
この世界観における龍騎はドラグレッダーと合体した姿がすでに龍騎サバイブに近い姿をしているが、これとは別にツバイというアイテムを使って変身した姿に『仮面ライダーサバイブ龍騎』というものがあり(※誤記ではなくこれが正式名称だったりする)、ドラグランザーと合体する事でより原典の龍騎サバイブらしい姿に変化する。
ライドウォッチ
戦いを終わらせる!紅き竜の化身!龍騎サバイブ!
烈火をまといし!龍騎サバーイブ! SURVIVE.
プレバン限定「DXライドウォッチセット vol.1」の一つとして発売。
必殺技は「サバイブ」。
余談
日本未発売の任天堂Wii『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』でストレンジベントを使用すると以下の様になる。
因みに、ファイナルベント、アドベント、リターンベント、コンファインベント、コピーベント、スチールベント、フリーズベント、ユナイトベントは発動せず、バイザーに依存する武器の類も召喚不可能である。
ガードベントは一律で赤いバリアが発生し(ラスのみ例外でゴルトシールドが装備され、スチールベントで奪う事は不可能)、タイムベントは回復技として効果が発揮される。
発動技
以下、ソードベント(SV)、ストライクベント(STV)、スイングベント(SWV)、スピンベント(SPV)、トリックベント(TV)、ナスティベント(NV)、シュートベント(SHV)、ホールドベント(HV)、ブラストベント(BV)、ガードベント(GV)は略称で表記する。
対戦相手 | 発動武器/発動技 |
---|---|
ドラゴンナイト/オニキス | ドラグセイバー(SV)/ドラグクロー(STV)/ガードベント |
ウイングナイト | ウイングランサー/ソニックブレイカー(NV)/シャドーイリュージョン(TV)/ガードベント |
ウイングナイトサバイブ | ホイールブラスター(BV)/シャドーイリュージョン(TV) |
トルク | ギガランチャー(SHV)/ギガキャノン(SHV)/ギガホーン(STV)/ガードベント |
ストライク | ベノサーベル(SV) |
トラスト | メタルホーン(STV) |
スティング | エビルウィップ(SWV) |
インサイザー | シザーズピンチ(STV)/ガードベント |
キャモ | クリアーベント/バイオワインダー(HV) |
ドラゴンナイトサバイブ(コピーベント) | ガードベントのみ |
セイレーン | ウイングスラッシャー(SV)/ガードベント |
アックス | デストクロー(STV) |
ラス | ゴルトセイバー×1(SV)、ゴルトシールド(GV)、タイムベント |
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アルティメットリバイ&アルティメットバイス:次世代シリーズ3番目の主役ライダーの最強形態。
シャイニングフォーム←龍騎サバイブ→ブラスターフォーム