概要
仮面ライダーのカテゴリーの一つで、子供がいる戦士。
シリーズの特性上、子供が仮面ライダーになる事も少なくはなく、その場合、「越えるべき壁」として立ちはだかる事が多い。
なお、本編中では父親ではなかったが、本編完結後に子供が生まれたというパターンもある他、息子の存在は明かされていないが、孫の存在は判明している野上良太郎の例もある。
生粋の父親というわけではないが、子供を一時的に保護していた戦士も存在し、風間大介や筑波洋がそれに該当する。
歴代父親戦士
厳密には仮面ライダーではないが父親が変身した仮面ライダーに近い存在
余談
先述のようにまともな父親もいないわけではないが、平成2期の後半から倫理観が崩壊していたり、全ての元凶とされる父親ライダーが増加傾向にあり、ファンからは「父親」というワードを聞くだけで身構える原因となってしまった。
- 父親としてはまともだが、娘を蘇生させるために他人の人生を踏みにじった笛木奏
- 妻子を失った過去からダントンの人体改造を推し進めた深海大悟(人間世界に来てから正気に戻った)
- 息子を商売道具のようにしか考えていない檀正宗(ただし、妻の事になると真っ当な人物になる。)
- 全ての元凶にして娘を愛する父親の姿に擬態し続けた石動惣一(エボルト)
- アークから脱却してもラーニングの呪縛から逃れられない滅
- 全てのアマゾンを生み出した元凶であり、責任を負おうとすればするほど事態を悪化させる鷹山仁(息子は真っ当に愛してはいるものの、アマゾンである為、討伐対象にせざるをえない。)
一応、ライダーカウントではないものの蛮野天十郎/ゴルドドライブもセットで語られる。特にこれらの印象を決定付けた最大の要因となった人物はエボルトであるとされる。
死しても尚、娘を見守り続ける鳴海荘吉や汚れ役を買って出て或人の成長を促した飛電其雄などまともな父親がいないわけではない。人間としてはアレな所があるが、父親としてはマトモな紅音也のような変則型も存在している。
ママライダー
スーパー戦隊やウルトラ戦士にも母親戦士というものはいるのだが、仮面ライダーシリーズでは、同じ石ノ森作品である『イナズマン』の頃からの伝統故か、怪人が母親であるというパターンが多い。
無論、母親がかつて仮面ライダーだったというパターンも存在し、麻生ゆりが変身した仮面ライダーイクサ、(夢の中で)鳴海亜樹子変身したなにわの美少女仮面がそれである。しかし、母親にして現役の仮面ライダーというヒーローは例がない。これから登場するのだろうか…?