メガエルレイド

めがえるれいど

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモン。エルレイドがメガシンカした姿。

基礎データ

図鑑	No.0475
分類	やいばポケモン
タイプ	エスパー/かくとう
高さ	1.6m
重さ	56.4kg
特性	せいしんりょく

概要

やいばポケモン・エルレイドがメガシンカした姿。

ポケモンXYに於いて、対で有るサーナイトがメガシンカしておきながらエルレイドには何も無かったが、遅れる事1作…ORASにおいてメガシンカを得る事となった。

サーナイト同様、白を基調としたカラーリングとなり、見た目のベースも大きく崩れては居ない。但し彼処と違いメガシンカする事によって少々体重が重くなる。

胸に有った赤い器官（プレート）の大半が特徴的な両肘へと移り、赤く大きな刃を成形している。このプレートから強力なサイコパワーの刃を生成することが出来、状況に依っては両腕に同時展開した二刀流での戦いを披露するとされている。

また、頭部も兜の様な形状に変化し、背中には優れた防御性能を持ったマントの様な物が付く様になった。

公式サイトでは「騎士」と表現されて居るが、対のメガサーナイトのモチーフが公式で「花嫁」となっているだけに「花婿」のイメージも連想させる。並べたら完璧である。

ゲームでの性能

	HP	A	B	C	D	S	合計値
エルレイド	68	125	65	65	115	80	518
メガエルレイド	68	165	95	65	115	110	618
比較分	±0	+40	+30	±0	±0	+30	+100

能力は主に攻撃が大きく上昇し、素早さと防御も上昇する。

あまり使わない能力にも上昇値が割かれていたメガサーナイトと違い、使わない能力に関しては全く上昇値を割かないと言うなかなか理想的な能力上昇をして居る。

とは言え、防御が上昇して居るとは言え低いHPはそのままなのでそこまで硬くなった訳では無い。また、エスパー・かくとうと言うタイプ故に耐性もあまり良く無い点には気を付けたい。

攻撃力は165・素早さは110と、攻めの面では非常に優秀な能力を持つ。

特に素早さはラティオスと同速の為、大半のポケモンを抜き去る事が出来る。

エルレイドははたきおとすや3色パンチ等攻撃技のバリエーションも広い為、どんな相手でも対処し易いのは利点。

但し習得技の威力は全体的に低く、高火力技がほぼインファイト一本になってしまう為、技の通りが悪くなると途端に威力不足が目立つ様になってしまうのが難点である。サブウェポンが豊富なので効果抜群を取れればまだ戦えるが。

特性はせいしんりょくに変化する。特性に関しては該当記事を参照の事。

シングルでは通常特性も対ひるみ特性で有るふくつのこころで有る為、ひるみ技が飛んで来なくなる可能性が更に高くなった為特性のページに有るようにダブル以上向けだろう。

「せいしんりょく」と「ふくつのこころ」の兼ね合いに関しては、通常のルカリオと良く似ている。

エルレイドはスキルスワップも覚えるので、使い難いと感じるならば相手に押し付けてしまうのも良いだろう。

但し特性が「せいしんりょく」になった分初手から「ねこだまし」持ちの相手の強力な攻撃を誘う点には注意したい。

メガシンカ前の素早さは80とやや不安な上、前述の通り耐久は上がるとは言え不安が残る。

例として特に「ねこだまし」を採用する傾向にあるメガガルーラ相手の場合メガシンカ直後は素早さで負けており、しかもメガシンカしても耐久に努力値を振らないとすてみタックルで確実に落とされてしまう。

まもるで1ターン凌いだらメガガルーラよりも速くなり、ふいうち程度なら普通に耐えるので有利になるが、折角の特性を半分殺してしまう点は中々も難しい所である。

しかし、第七世代ではメガシンカしたターンの素早さがメガシンカ時の素早さに反映される様になり、上記の問題も改善された。今度は「すてみタックル」を使わせるまでも無く倒す事が出来る。

運用の際はメガルカリオが比較対象に挙げられる。

彼処と比べると耐久の数値こそ上回っている物の、彼処ははがねタイプの優秀な耐性で(弱点はメジャー寄りとは言え)ある程度補って居る。メガシンカ後の素早さも彼処が上である。

一致技の火力もてきおうりょくや習得技の関係でどうしても劣りがち。そして対ひるみ特性に関しても上記の通りと中々考えさせられる。

一応ルカリオはメガシンカするとひるみを避けられ無いものの、どっちにせよメガシンカは任意なので…。

一致火力でのゴリ押しメインのメガルカリオに対して、安定火力のメガエルレイドと言った所で有ろう。

ORAS初期環境は同時期に追加されたメガボーマンダが非常に幅を利かせて居るのが難点。

一応れいとうパンチと言う対抗打がある物の、実はいかく無し＋耐久無振りでもメガマンダの体力が満タンだった場合は確定1発に出来ない。

また、ファイアローのブレイブバードでもメガシンカ前同様確定1発にされる。

定石と言えば定石で有るが、不利な相手は無理に相手をし無いようにする事も重要で有る。

第七世代での環境ではフェアリータイプ持ちのポケモンが増加して居るのが辛い所。

カプ・コケコやカプ・レヒレくらいならZ技で強化でもされ無い限り耐えて勝てるのだが、カプ・テテフやミミッキュは素早さで上回っていても勝つ事は厳しい。

一方、サイコフィールドやミストフィールドと言ったフィールド特性が流行したのはエスパータイプの物理アタッカーとして有利になったと言えよう。

攻撃力は種族値が高い分無補正・無振りでも十分確保出来る為耐久に努力値を回し易いのだが、前述の通り技の火力が不足して居る部分が有る為攻撃の努力値も欲しいジレンマも有る。

対のメガサーナイト同様、トレーナーの実力が大いに試されるポケモンと言えるだろう。

SVにて

他のメガシンカと同様に使用不可能なままで有るが、エルレイドが第二特性としてきれあじを獲得した。きれあじエルレイドのサイコカッターはメガエルレイドのしねんのずつきの威力を超え、メガエルレイドのインファイトでさえもちからのハチマキを持ったきれあじエルレイドのせいなるつるぎに届かない。メガエルレイドの性能が変更され無い場合、縦令メガシンカが解禁されたとしてもエルレイド自身がライバルとなるだろう。

使用トレーナー

ゲーム版

ミツル：ORAS ライバル

漫画版版

サファイア (ポケスペ)

アニメ版

『アニポケ・サトシの旅シリーズ』

特別編「最強メガシンカAct2」
- イメージのみ登場。

『ORASメガスペシャルアニメ』

メガディアンシーとバトルしてる。

番外作品

『ポケモンマスターズ』

ポケモンマスターズでもORASのミツルである為彼のバディで登場しており、バディーズ技を使用する事でメガシンカする。メガシンカ後は「ローキック」から「インファイト」に変化。

『ポケとる』

ステージ580に登場。盤面上の真ん中縦2列をブロックで埋められて居るので非常に戦いづらい。メガサーナイトを使って消していくかブロックくずし系統のスキルを用いて無理矢理消して往くしか恐らく方法はない。余程コイン不足に困っているか縛りプレイに拘っているかなどでも無い限りはアイテムを何かしら使う事を推奨する。

メガシンカ効果は縦2列にジグザグにポケモンやオジャマを消すという物。色違いのメガリザードンYと効果は同じで有る。かくとうタイプのメガシンカポケモンなので実用性は非常に高い。

メガシンカに必要な消去数は初期値では16と少々高め。

漫画版

『ポケットモンスターSPECIAL』

サファイアのきるる
- 性別：♂️・特性：せいしんりょく
- 性格：まじめ・個性：こうきしんがつよい
- 第13章に登場したサファイアの新しい手持ちである「きるる」が流星の民のおばば様から「エルレイドナイト」を貰った事でメガシンカが可能になる……が、初めて使用したのはルチアに嫉妬した事によるルビーとの喧嘩の時で有った。

〈サファイアの手持ち〉
どらら (ココドラ→コドラ→ボスゴドラ♂️)
ちゃも (ｱﾁｬﾓ→ﾜｶｼｬﾓ→バシャーモ↔️ﾒｶﾞﾊﾞｼｬｰﾓ♀️)
ふぁどど (ドンファン♂️)
えるる (ホエルオー♂️)
とろろ (トロピウス♂️)
じらら (ジーランス♂️)
きるる (キルリア→エルレイド↔️メガエルレイド♂️)

メガエルレイドの編集履歴