概要
性別という概念を持たないため、性別がないキャラクター。中性との相違点は諸説あるので注意が必要。
※性癖という理由で男性扱いされがちだが、男性ではないので扱いや描き方、考え方にも注意が必要。
男らしく、かつ女らしい外見だったり、男らしくも女らしくもない外見だったりなどキャラクターによって様々である。また、様々な姿に変えられるため、基本的な姿が男性の姿をしているキャラや、女性の姿をしているキャラもいる。いずれも性器は無いが、子を産む女性の能力を持つキャラは存在する。
フィクションでは特にロボットなどの機械系統に多いが、それらでも(設定上は)性別があるものも多い。
無性別のキャラ(人造人間や機械の類を除く)
- フロル(11人いる!)※一定年齢に達するまで性が未分化の種族。男性になる権利を得ようとしている。
- ヌー(11人いる!)※幼年期の間性が未分化な種族で、未分化のまま成人した変異体。
- 則巻ガジラ(Dr.スランプ)※性器がない。無性器。
- キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ)
- ヨッシー(マリオシリーズ)
- ピッコロを含むナメック星人全員(ドラゴンボール)※容姿や言動は男性寄りで作中では男性として描かれておりCVも男性声優。
- 界王、界王神(ドラゴンボールシリーズ)※芯人と呼ばれる種族。容姿は男性寄りの者が多いが女性寄りの容姿も存在する。
- イノベイド(機動戦士ガンダム00)※戦闘タイプが無性別。情報収集タイプは人間社会への潜入も行うため外見上は性別がある。
- ティエリア・アーデ(機動戦士ガンダム00)※放送時は性別不詳だったが、後に戦闘タイプのイノベイドなので無性と明言された。
- メロウ・ネージュ(プロジェクト・メロウ【ガンダム×AI】)※女性の容姿だがAIのため無性別。
- レハト(冠を持つ神の手)※成人するまで性別がない種族の未成年。
- ヴァイル(冠を持つ神の手)※成人するまで性別がない種族の未成年。
- 天元様(呪術廻戦)※もはや性別というものがなくなったらしいが、実は女性であるとのこと。
- 真人(呪術廻戦)(呪術廻戦]])※男性の風貌で作中でも男と呼称されているが、呪霊のため生殖器が無く真人は魂の形を変えられるため様々な姿になれる。また、他の特級呪霊も男性のような姿をしているが生殖器は無い。
- 鈴屋什造(東京喰種)※少女のような風貌をしている。幼少期に男性器を切除された過去を持ちCCGでは性別「無し」として登録されている。
- フー・ファイターズ(ジョジョの奇妙な冒険6部・ストーンオーシャン)※女囚人の遺体に宿った知性を持つ無数のプランクトン。
- ぷにる(ぷにるはかわいいスライム)※友達のコタローが好む姿になるために可愛くなりたいという理由で女の子の容姿を真似て(模して)人の姿になった何にでも変形可能なスライム。
- ジュレ(ぷにるはかわいいスライム]])※人工スライムで本人曰くパーフェクトな人工AIロボット。
- エルキドゥ(Fateシリーズ)※姿もなく性別すらない泥人形(無機物の泥)として生まれ落ち、後に聖娼の容姿を真似て(模して)人の姿になった。ちなみに泥人形ではなくヒトであるエルキドゥは人間の女性である(女性だけを回復させるスキルを持つとある紳士の判定対象)。
- ワンジナ(〃)※雨と大気の大精霊。性別概念はなく性別表記も無しとなっている。見た目は女性ベースで作中では不明というより女性として扱われている(とある紳士の判定対象)
- 鬼一法眼(〃)※見た目は女性だが、性別表記は無しになっている(とある紳士の判定対象)。
- 平景清(〃)※牛若丸に憑依した怨霊の集合体のため性別表記はなしになっている(牛若丸自体は女性)。(とある紳士の判定対象)。
- カイニス(〃)※本来は女性だが、海神ポセイドンに性的暴力を受けたことで男にしてもらったという逸話を持つ英霊。FGOでは性別表記はなしとなっており、肉体は女性のままで性格が本来とは違う男勝りになって実装された(とある紳士の判定対象)。
- 始皇帝(〃)※本来は男性だが、仙術サイバネティクスで全身機械化、その後真人躯体を造り自己存在を移したため性別を喪失、または真の人間は自分だけであるという考えのもと(プロフィール上は性別:朕)(とある紳士の判定対象外)。
- ロムルス=クィリヌス(〃)※人として元々は男性だが、この霊基では最高存在として概念化したことで生物としての特徴に当てはまらなくなった。性別:ローマ。だが、見た目は男性の姿のままである(とある紳士の判定対象外)。
- フォスフォフィライトをはじめとした宝石たち(宝石の国)
- 時坂九郎丸(UQ_HOLDER!)※亜人の一族で、成人するまで性別が無い
- ポポイ(聖剣伝説2)※性格や口調は少年寄り
- クーン(サガフロンティア)※彼に限らずモンスターは原則性別がない(一部例外あり)。ただしジェンダーはあるらしい。
- 器たち(HollowKnight)※ある目的のために卵の段階で加工されたため性別を持たない。
- Napstablook、Monsterkid・他(Undertale)※原作(英語版)で男でも女でもない人を示すための三人称「they」と始終呼ばれているが、無性別であることは三人称のみで描写されているため日本ではよく伝わらず、公式日本語版が発売された今も性別不詳と認識される方が多い。
- オウブレイ・スピカ(Uncommon_Time)
- リムル=テンペスト(転生したらスライムだった件)※スライムのため肉体は自由自在に変えられ、人化した際の性別は男でも女でもない(見た目のモデルは少女)。前世は男性。
- ディアブロ(転生したらスライムだった件)※外見は男性寄りだが可変式。
- ギィ・クリムゾン(転生したらスライムだった件)※外見は男性寄りだが可変式。
- 【A-H】ハーモニー(ツインシグナル)
- 宵風(隠の王)
- 銀朱(あまつき)※元は男だったが、呪いを受けてから性別がどちらでもなくなった。
- ニコラス・ベーコン(境界線上のホライゾン)※「英国認印」に宿る人工精霊で、それ故に性別が無い。
- ナイツ、リアラ(NiGHTS)※男にも女にもなれる性別の無いキャラクターである。
- キャッスル(ポップン)※性別は持たない、もしくは砂で出来ているという設定。
- エルフナイン(戦姫絶唱シンフォギア)※ホムンクルス。一人称は「僕」だが周囲からは普通の女性同様に扱われている(後にキャロル・マールス・ディーンハイムと同化したことにより肉体も女性のものとなった可能性が高い)。
- 有馬ひなせ(性別「モナリザ」の君へ。)※作中世界の人間は全員無性別で生まれ、現実の第二次性徴に当たる12歳~14歳頃に性分化が発生するという設定だが、ひなせは18歳時点でも性分化が発生せず無性別のままだった。
- セツ(グノーシア)※後天的に性別を無くした汎性。
- ラキオ(グノーシア)※後天的に性別を無くした汎性。
- モフルン (魔法つかいプリキュア!)※ぬいぐるみであるため。一時的に擬人化した姿も中性的な容姿である。
- 一部のポケモン(特に伝説のポケモンが多い)
- フィーニス/アナザー1号(アナザー新1号)(仮面ライダージオウ)演者は女性。
- デネブ、ウサフィーヌ、アイリーン・アドラー、はにすけ、カナロアン、フランクリン、ティップ・チャーパス、クラウ・ソラス、ビデルザ、クラフト(モンスターストライク)
- やころ(ファンターネ!)※植物(ひょうたん)であるため。
- フェクト・エフィリス(星のカービィディスカバリー)※日本語版の説明文では「彼」と呼称されているものの、英語版での三人称は「They」が使われている。善の片割れも性別不明だが、こちらは「He」が使用されている。(ただし、日本語には無性別専用の三人称がないため、一様「彼」と記載されてる可能性がある)。
- シュプリーム(プリキュアオールスターズF)※外見は女性的だが、その存在が全にして個の為、性別の概念は必要がないもの。
- 近年のオリンピックとパラリンピックのマスコットキャラクター(ミライトワなど)
- アレックス(Minecraft)※女性プレイヤーキャラと一般的に解釈されているが、制作者は性別を定めておらず「彼女/she」と呼称もしていない。
- ファイ(ゼルダの伝説 スカイウォードソード)※少女のような姿をしているが、剣に宿る精霊なので性別の概念は無い。
- グルメ細胞の悪魔(トリコ)※(大半が男性口調で話す)。
- 敷上マニィ(パワプロアプリ)※天界を追放された神で性別が存在しない。
特殊な例
- 亡/仮面ライダー亡(仮面ライダーゼロワン)ヒューマギア=機械の類であるため上記の項目には入れてないが、ヒューマギアは人間と同じように性別が決められており、性別が設定されていないのは亡のみ。演者もジェンダーレスである。